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長い海外出張経験の中でも(もっとも米国出張が圧倒的多数を占めるが)、今回の米国出張は少々特別なものとなった・・・。当初、現地2泊という超短期で いつものシリコンバレー・エリアに出かける予定を組んだものの、資料の最終準備を日本でするか米国でするかの利便性を考慮した結果、最終的に もう1泊前泊を付けて現地3泊 太平洋標準時(PST)で4/17(日)~4/19(水)の出張予定に決定した。【写真】いずれも、今回宿泊したカリフォルニアのシリコンバレーエリアはSanta ClaraにあるHilton系ホテルの『Embassy Suites Santa Clara』。Suiteという名の定義通り、大きな2部屋で構成されており、相変わらず広いに尽きる。にも関わらず、日本に比べると価格は非常にリーズナブル。今回の部屋のタイプは『Diplomat suite』という部屋で、直訳すれば『外交官用のスィートルーム』ということになってしまうが、実際には部屋にしっかりとした書斎スペースがあるのが特徴と見え、滞在中とにかく ここでよく仕事をした。この旅程を実現するには、日本時間(JST)で4/17(日)未明0:05(!!)発の 例の新生JAL便羽田発(HND発)サンフランシスコ便(JL002便)で渡航し、4/20(水)の22:30HND着(!!)のサンフランシスコ→羽田便(JL001)便で帰ってくる必要があった。この便で4/20(水)の夜中に帰宅すると、今度は翌4/21(木)~4/22(金)の間、都内で今度は宿泊付の経営研修に出席する必要があったため、非常にタイトではあるものの、以下のようなスケジュールを組んでいた・・・。-------------------------------------------------------JST 4/17(日) 0:05 羽田国際空港(HND)発(JL002便)PST 4/16(土)17:10 サンフランシスコ国際空港(SFO)着~ 3泊4日PST 4/19(火)18:55 サンフランシスコ国際空港(SFO)発JST 4/20(水)22:35 羽田国際空港(HND)着(JL001便)JST 4/21(木) 経営研修~ 1泊2日JST 4/22(金) 経営研修-------------------------------------------------------【写真】本格的に国際空港の役割を取り戻した羽田空港の国際線ターミナルの展望デッキからの眺め。右上の写真には、新生JALの『鶴丸』が尾翼に復活しているのが分かる。右下は館内にあるメガスターで満点の星空を見ることができるCafe『PLANETARIUM Starry Cafe』。・・・ところが、である・・・! いざ帰国となってSFO(サンフランシスコ国際空港)で帰国便のJL001便に搭乗してみると、飛行機が一向に飛び立つ気配がなく、『機材の点検が続いております。申し訳ございませんが、今しばらくお待ち下さい。』というCAのアナウンスが続くばかりだった・・・。いつからか座席で寝込んでしまい、搭乗から1時間くらしてから周囲の様子で目が覚めると、どうもエンジントラブルが解消せず、降機しなければならない模様・・・。やむなく降機し、JALのグランド・スタッフから20$のミールチケットを受け取って同僚とSFO内で食事をとった後、日本オフィスと様々な連絡を取り終えてから、JALのSFOラウンジで待つこととした。結局、ラウンジで出張報告を纏めたり、仮眠をとっていたところ、AM1:30に搭乗可能という連絡が入った。それによれば、日本の羽田(HND)着は、4/21(木)の早朝5時頃とのこと。自宅に帰って出直したのではとても次の宿泊研修には間に合わなくなるため、急遽、自社の担当者と国際携帯で連絡を取り合ったところ、『サザンビーチさん、そういう事情でしたら、是非 前泊扱いで、ホテルにチェックインしてシャワーを浴びたり、仮眠をとってから出かけて下さい。』という機転と融通の利いた回答を得ることができ、到着の時刻に若干の不安を覚えながら再搭乗となった・・・。勿論、エンジントラブルを抱えた機材に乗って日本まで冒険する気はないが、いずれにせよ、JAL側の問題で乗客の予定は大きく狂ってしまったのである。・・・にも関わらず、とある事情について問い合わせ・依頼をした際の、SFOのJALラウンジ・スタッフの態度にはさすがに腹が立った・・・。(通常、私はこの手のことでは まず滅多に腹を立てない。)これでは、長らくJALを使ってグローバルクラブ会員になった甲斐も薄れるというものである。JALさん、もう少し考えた方がいいよ。さてはともあれ、搭乗してからは超短期の強行スケジュールの疲れもあってか5~6時間眠りこんでしまったようで、最初の機内食はスキップしてしまっていた・・・。その後、今や飛ぶ鳥を落とす勢いfacebookの創始者であるマーク・ザッカーバーグらの活躍・葛藤・成長を描いた映画『ソーシャル・ネットワーク(The Social Network)』等を遅ればせながら見つつ、羽田に着いた。(この映画、物語は米国東海岸のハーバード大でスタートするが、Biz拡張の目的で、途中からはスタンフォード大のある米国西海岸シリコンバレーへと舞台は移るので、スタンフォードを始め馴染みの場所やエピソードが多数登場して楽しめる。)【写真】新生・羽田国際空港の国際線ターミナルの内部の様子。右上の写真からは、フランスのシャルル・ド・ゴール国際空港や韓国の仁川空港に似た新しいすっきりとした空港のイメージを受けるものの、対照的に右上・左下の写真のように江戸の街並みを模した一角に各種店舗が並ぶ日本らしさもあり、なかなか面白い。右下はいつものように 今回購入したお土産シリーズ。今回は滞在期間も短く非常に少なめ。結局、日本到着は予定とされた早朝5時よりも少々早い4時半すぎとなった。研修の前泊として用意されていたホテルは 京急沿線であったが、羽田に乗り付けている京急とは言え、始発は5:26。当然、始発を待ってホテルへ向かうが、京急に乗ってわずか11分でホテルの最寄り駅に到着。到着してすぐにシャワーを浴びて1.5時間ほど仮眠をとって、徒歩ですぐそばの研修先へと到着した。その研修とは『グローバルビジネス・リーダ研修』という内容。講師の方がメディア等でも活躍される大変著名な方で、面白いことこの上ない講義が、まるでF2F(Face-to-Face)のセッションのごとく進む・・・。その講師の方に、この強行軍の海外出張をネタにさんざん いじられながら2日間はあっという間に終わった。まさにグローバルBizの渦中で活躍する若手から中堅の参加者が多く、いろいろと刺激を受けた研修が幕を閉じた・・・。 次回は1ヶ月後に後半の研修が控えている。4/23(土)は文字通り泥のように眠ったが、この超多忙な海外業務をやりくりする少々スリリングなTime managementと、On/Offの切り替えの落差がたまらなく痛快だったり刺激的だったりするのも事実・・・。困ったものである。後日談として、この研修は ほぼ1ヵ月後の5/23(月)~5/24(火)に後半が開催されて終了した。上記の通り、まさに今、グローバルBizの渦中で活躍する優秀な若手から中堅の参加者が多い中、講師の方と共に、非常に自分自身をインスパイアしてくれる参加者に出会うことができた。今後とも、お互いに高めあっていけるといいな、と素直に思える思いがけない素晴らしい出会いとなった。
2011/04/24
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こういう状況でも、大好きな桜は 今年も例年と同じように咲いた・・・。ただ、その桜を見に行く私たちの側が、例年と同じように・・・ という気分になれなかったというのが正直なところだろう。通勤の道すがら、あちこちに美しい桜が目に入ることはあるものの、週末に桜を見に行こうという気持ちになかなかなれなかった中、この日は週末の買い物のついでに、比較的近所の 広大で静寂きわまりない桜の名所にふらっと寄ってみたのだった・・・。写真の桜は いずれもソメイヨシノ(染井吉野)。桜が開花した頃に流れ込んだ寒気のおかげで、例年よりも1週程度遅い推移のように見え、開花の最中も花の硬い時期が長かったように思う・・・。(ちなみに、昨年2010年の桜のブログは4/4にアップしていて、こちらとなる。)この健気な桜が北上し、震災に遭った皆さんの心を癒してくれることを願ってやまない・・・。
2011/04/23
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