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雪風ジョルノ

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2010/06/07
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さて、「スターリン―青春と革命の時代」じわじわ進んでるよ
かなりの大著ゆえ書評と言いつつも小まめな報告になってしまい、
「つまり読みドコロどこやねん?」てな感想を抱くかもしれませぬが、ご容赦下され。


スターリン―青春と革命の時代


まずは、前回の記事で復習を
スターリン―青春と革命の時代 【疑心暗鬼王の誕生】

さて、22章まで読了。
最初の結婚相手カトを病気で亡くし一旦は失意に沈むものの、彼には社会主義革命に身を捧げる使命がある。1907年の時点で、スターリンの最重要任務はレーニンを支援するための資金調達であった。銀行強盗をはじめ、誘拐・強請り・集り何でもやった。また一方で、幾人かのスーパーリッチな支援者もいた。

その中に、脅迫されたのか自ら支援していたのか結局定かではないが、ダヴィッド・ランダウという人物がいる。

著者は支援者としてランダウの名を挙げているのであるが(実際スターリンに会った可能性があるとも書いている)、この点に関して、章末に訳者・松本幸重氏の補注がある。

曰く、ランダウの孫娘が本書を読み、著者に「祖父は革命運動に共感する人ではなかった」と抗議したのだ。


何を隠そう、天才物理学者レフ・ランダウその人である。
ちなみに、彼女も物理学者だそうだ。

以前、 独裁者スターリンVS天才物理学者ランダウ でも述べたことだが、
天才物理学者ランダウは、スターリン独裁政権下で嫌々ながらも原爆開発に携わったアンチ共産主義者である。

私は学生時代に物理を専攻し、今でもランダウはハイゼンベルクと並んで尊敬する物理学者なので、スターリンとの関わりを興味を持って調べた。(詳細は↑のリンク参照)

スターリンとランダウが、彼の父親時代から繋がっていた(但し親密さはない)ことに不思議な縁を感じる。 そして、そのことを訳者の注釈で知ったというコトは望外の喜びである。

文字通り、本書を補う補注。

訳者・松本幸重氏に敬意を表したい。白水社にも本書企画に感謝したい。



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最終更新日  2010/06/07 07:59:20 PM
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