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今晩は。独酌です。今日で11月も終わりですね。早いもので今年もあと一ヶ月となりました。皆さんも年末は何かと忙しいとは思いますが、風邪などひかぬよう頑張って下さい。昨日はストーカーの原作の「ネズミ男」みたいなキャラが、何故にオールバックにタキシードの紳士に化けたか迄をお話しました。伝説や民話に登場する吸血鬼は、一度死んだ人が何らかの理由により蘇ったものと考えられています。吸血鬼を「Vampire = 噛み付く者」とするイメージは東ヨーロッパの伝承に起源をもつものが多いのですが、吸血鬼の伝承は世界各地で見られヨーロッパの【Vampire:ヴァンパイア】、アラビアの【ghoul:グール】、中国の【僵屍:キョンシー】、インドの【羅刹】、ブルガリアの【Lamia:ラミア】等があります。一様に「吸血鬼」という名称が用いられていますが、どいつもこいつも人間を襲って「血」を吸うわけではありません。但しこの中で【ghoul:グール】は別のカテゴリーだと独酌は考えています。【ghoul:グール】とはアラブの民話に出てくる人を喰う怪物の事で、主に沙漠や山の中で旅人を襲う。また墓をあさって人間の死体を食べたりするので、日本では「屍食鬼」と訳されることが多い。英語の「ghoul 」はアラビア語の「al ghul 」から来ているのですが、やはり英語でのニュアンスも「人食鬼」となります。しかし本場アラブの言い伝えでは、単に人を襲うだけではなく、親切にしたり敬意を持って接すると頼みごとを聞いてくれたりします。また出くわした際に「サラーム:貴方が平穏でありますように」と先に挨拶した者は襲えない事になっている。これはグールが神(アッラー)に造られたジンだからです。【ジン】というのはアッラーが造ったといわれる怪物?でグールの他には【Ifrit:イフリート】【Gula:グーラ】【Mareed:マーリド】などがいます。コーランの中にも「ジン」という表題のスーラ(章)があり、その中で、「神は人間を土から造り、ジンを煙の出ない火から造ったと」書かれています。【イフリート】は欧米では「ランプの精」、日本では「炎の魔神」みたいなイメージがありますが(F・Fのせいか?)火との関連性はあまりなく、女性をさらってきて自分の世話をさせる悪党らしいです。【グーラ】はグールの女性形ですが、英語圏では「美しい外見をしており、その性的魅力によって魅了した男を食べる魔物」とされています。でもアラブでは「長い(垂れた)乳房があり、それが邪魔にならないよう肩に引っかけてある」と言われています。こんな奴に騙されるか、普通?挨拶したり親切にした者を襲わないのは男のグールと一緒ですが、乳房に吸い付いて乳を飲んだ者は自分の子供として大事にするとあります。【マーリド】こそは火の化け物で、目から火の粉がこぼれ、巨体が動く時には大地が地震のように揺れると言われます。ただ何故かコイツも、さらってきた女性に地の底で身の回りの世話をさせるのだそうです。またアフリカ大陸のイスラム文化圏でも同じ形態の伝承があります。北アフリカ、トゥアレグ民族やモロッコの伝承における悪霊、悪魔はイスラムの伝承におけるジンの一種で【Jnun:ジュヌーン】と呼ばれています。この辺ではジュヌーンがいそうな場所(危険な場所)を通る時には「ビスミッラー、ラフマニ、ラヒーム」(慈悲深く慈愛あまねきアッラーの御名に於いて)という祈りの文句を唱えながら通るそうです。モロッコではジュヌーンは多くの場合【ヒキガエル】の姿で現れると考えられ、家に入って来た時は誰にも悪さをせずに出て行ってもらえるよう丁重にお願いするのだと言います。サハラでは柱状の砂嵐を「ワルツを踊るジン」と呼びます。このようにグールは死んだ人間が蘇ったものではありませんから一般的な吸血鬼の概念から外れると考えます。なんせ神様(アッラー)がお創りになったんですからね。まあ、それを言ったら【羅刹】にいたっては元々「神様」だったんですけど。ヒンドゥー教の鬼神が仏教に取り入れられて羅刹天になりました。別名【涅哩底王】とも呼ばれ、破壊と滅亡を司る神です。こちらにも男女があり、男を【羅刹娑:ラクシャーサ】、女を【羅刹斯:ラークシャシー】と呼びました。やはり男は醜く、女は美しいとされています。ただ、仏教まで話を広げると一生、終わらなくなってしまいますのでこの点は簡単に。グールや羅刹に対して【僵屍】は立派?に吸血鬼と言えます。もとは吸血鬼というより「長い年月を経ても腐乱することのない死体」を指した言葉のようですが、特徴が吸血鬼伝説と合致します。出典として一番有名なのは【閲微草堂筆記】という清時代の小説があります。基本的に死体であるため腐敗臭がする。 日光にあたると崩れてしまう(その他に、溶ける・燃える)。 夜行性であり、満月の夜は特に狂暴となる。 生き血を求め、人間や動物の頸動脈を狙い咬み付くキョンシーに咬まれた者もキョンシーになる。腐敗しない死体の原因については、埋葬地の気候や地質的要因の可能性が高いと考えられます。いわゆる「死蝋現象」ではないかと思いますが、科学的な調査がされた事がないので解りません。一説には湖南省よりの出稼ぎ人の遺体を道士が故郷へ搬送する手段が始まりとという伝承があります。【ラミア】は切っても切っても生えてくる複数の頭を持ち、人間の血を栄養源としている謎の怪物です。洞窟や地下で発見されるというストーリーが多く、いくつかの物語では、羽を持って空を飛び、炎の息を吐くとされています。これだと丸で【ドラゴン】ですね。ギリシア神話にも【ラミアー】の名前で子供の血を吸う女の怪物が登場しますが、もっと有名なのは海神ポセイドンの孫娘の話です。『ポセイドンの息子ベロスとその母リビュエとの間の娘』として生まれ、元々は女王としてリビアを治めていましたが、その美貌をゼウス(好色で有名な神様)に見初められ子供を産みます。ゼウスの妻ヘラ(嫉妬深い事で有名)の怒りを買い、ゼウスとの間に産まれた子供を全て殺され、自身も怪物に変えられてしまった。しかしヘラの呪いはそれだけでは終わらず、子供を失った悲しみから常に逃れられないように眠りさえも奪われてしまった。ゼウスは彼女が休めるよう、目を取り外して眠れるようにしてやったが、子供がいる他の母親を羨むあまり、ラミアは他人の子供を食べるようになってしまったという可哀想な話です。どう考えてもゼウスが悪い。ギリシア神話には複数の【ラミア】という名詞が登場しますが、いずれも性別は女性で「蛇」のような形状とされているようです。これが東洋に伝来し中国の【白蛇伝】になったとの説もあります。ラテン語に入ってから「女吸血鬼」の意味も持ったようです。それでは一般的?な吸血鬼のお話に。古くから血液は生命の根源であると考えられ、死者が血を渇望するという考えも古くからあります。死者だけではなく神も血を好むと考えられていましたので「生け贄」という行為が生まれます。これ等の「負」の部分が【吸血鬼】を生み出したと独酌は考えます。キリスト教においてはキリストの血が「生命の水」とされていますね。これが転化して「血=永遠の生命」となり、キリスト教の布教に伴ない、甦った死体が生者の生き血を求めて彷徨い歩くとの「吸血鬼伝説」が広まっていったと考えています。吸血鬼伝説の形態は、全ての伝承がそうであるように時代、地域によって様々ですが概ね一致しているものがあります。吸血鬼の定義を「甦った屍体であり、夜になると墓を出て彷徨い、眠っている人の血を吸うという怪物」とすると、(1)【幽霊】とは違い肉体を持っている。(2)夜間に行動して人間の血(生気)を吸い取る。この2点が最大の特徴になると思います。ところが、【カトリック教会】地域における吸血鬼伝説は12世紀ごろから急激に消滅し、それ以降「夜間活動する死者」の伝承は、肉体性をまったく持たない日本で言う幽霊のようなものへと変化していきます。これは「キリストの復活」を重視するローマ教会としては、キリスト以外の死者が復活しちゃマズかったんでしょうね。それに対して【東方正教会】地域はつい最近(今でも?)まで吸血鬼伝説が信じられていました。スラヴ人の多くが信じる東方正教はもともとギリシアが本場である。スラブ民族は4世紀頃には既に吸血鬼の存在を信じていたようです。スラヴの民話によると、吸血鬼は血を飲み、銀を恐れる(ただし銀によって殺すことはできない)とされた。また首を切断したり、心臓に木の杭を打ち付けることで吸血鬼を殺すことができると考えていました。昨日、このブログに「ルーマニアに吸血鬼伝説はない・・・」と間違って書いてしまったのですが(正確にはドラキュラ伝説が無いです^^;)、現代まで続く吸血鬼伝説の源がルーマニアにも見られます。現在の【Romania:ルーマニア】は中世にあった【ワラキア】【モルダヴィア】【トランシルヴァニア】の3公国が併合されたものですが、古代には【ダキイ人】が住む国でローマ帝国の属州だった事があります。現在の国名もそのときの状態である「ローマ人の土地」を意味しています。この国ほど波乱万丈な運命を辿った国も珍しいと思います。島国である日本では想像もつかない程アッチコッチから侵略されたり征服されています。ローマ帝国の次にはゴート人に占領され、その後にフン族の帝国に併呑されました。その後はモンゴルの大草原から、かの騎馬軍団が突っ込んできます。そうこうしてる内にトランシルヴァニアをゲピド人、アヴァール人にブン盗られ、国自体をブルガール人に占領されてしまいました。中世にはワラキア、モルダヴィア、トランシルヴァニアの3公国がありましたが完全な独立ではなく、オスマン帝国やハプスブルク家の支配下にあった。ワラキアとモルダヴィアは15世紀から16世紀にかけてオスマン帝国の属国でした。モルダヴィアは1812年東部のベッサラビアをロシア帝国にブン盗られました。北東部は1775年、オーストリア帝国領土となり、南東部のブジャクはオスマン帝国領でした。トランシルヴァニアは11世紀にハンガリー王国の一部となり、王位継承により1310年以降アンジュー家、ついでハプスブルク家、したがって神聖ローマ帝国領となった。後に1526年、オスマン帝国の属国に。18世紀には再びハプスブルク家(オーストリア=ハンガリー)の領地となり、第一次世界大戦の終わる1918年までその状態が続きました。ワラキアとモルダヴィアは合同し、1877年に独立宣言を行っい【ルーマニア王国】が成立。第一次世界大戦でトランシルヴァニアを併合した。同じ1918年ベッサラビアも取り戻ましたが、1940年再びソ連に占領され、とうとう戻ってきませんでした。現在は【モルドバ共和国】と呼ばれています。渡る世間は鬼ばかり・・・自分が渡らなくても向こうが勝手にやって来る。古来からの宗教や文化が、キリスト教やスラヴなど他民族と混ざり合う過程を経験し、異なる宗教と文化における矛盾、外からの人々の流入により新たな疫病が持ち込まれ不可思議な死が増加したことに対する答えとして吸血鬼伝承が生まれたと考えられています。疫病は吸血鬼によってもたらされると考えられてました。この民話では吸血鬼によって殺された者は吸血鬼として復活することになっており、何らかの手段で殺されるまで新たな吸血鬼を増殖させることになる。この時点では吸血鬼は知性のない動物のように扱われています。不老不死や知性的で多くの不思議な力を持つ者として描かれるようになったのはヴィクトリア朝時代に入ってからです。明日からはこの辺の続きをちょっと。
2007年11月30日
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おはようございます。独酌です。皆さんは【Vampire:吸血鬼】と言うと、どのようなイメージをお持ちでしょう?独酌の頭の中に反射的に浮ぶのと同じ「黒マント」「タキシード」「オールバック」の貴族的な風貌の人物でしょうか。「はげ頭・とがった耳・猫背・くぼんだ目」これはブラム・ストーカーの【ドラキュラ】における、ドラキュラ伯爵の容姿を記述した部分です。階段をゆっくり、ゆっくり上がってくる・・・影だけを映して恐怖心を煽る、有名なワンシーンです。階段を登り切ったところで初めてカメラが恐怖の正体を捉えます。「キャーッ!」 ・・・こんな感じか?いや、こんな感じでした・・・あんまり変わんないかぁ・・・こちらがブラム・ストーカーの原作に近い姿です。キャラクター名は【ドラキュラ伯爵】ではなく、【オルロック伯爵】でした。『Nosferatu, eine Symphonie des Grauens:吸血鬼ノスフェラトゥ』【F・W・ムルナウ】によって1922年に作成されたドイツ表映画。ドラキュラを扱ったホラー映画の元祖として知られています。キャラクターデザインはその後の作品に比べて原作に忠実なのですが、何故に登場人物の名前などが違うのかと言うと、彼は版権元(ブラムの嫁さん。嫁さんの死後は子供が引き継ぎました。こいつらが気難しかったのかあっちこっちで製作サイドと揉めてます。著作権がどうのと、もともとが『カミーラ』のパクリのくせし・・・ゴホッゴホッ!)から映像化の権利を得られなかったのです。その為にムルナウは独自の解釈?と話の筋をわずかに変えて映画を作りました。ブラムの遺族と弁護士はムルナウと映画製作会社を訴えようとしていたと言います。独酌に言わせれば「目くそ、鼻くそ」ですけどね。ムルナウがタイトルに使用した【Nosferatu】という言葉は【吸血鬼】という意味ではありません。何をどう間違ったのか日本では【Vampire:吸血鬼】や【Undead:不死者】と訳される事が多いようですが、元来「nosfur-atu / 病気を運ぶ者」という古代スロヴァキアの言葉です。またこの言葉の語源ももギリシャ語の「νοσοφορο; / 病気の」です。ヨーロッパで病気を運ぶと言えば・・・ネズミでしょうね、多分。だからヨーロッパの人は今でも酷くネズミを怖がります。ペストでエライ目にあってますから。「怖いでチュウか?」 このような小型を【mouse】と呼び、「へっへっへぇ、大きくなったら厚生労働大臣になってやる!」このような大型を【rat】と呼びます。上の【ハツカネズミ】などは日本人なら大抵は平気ですが、ヨーロッパ系の人はどっちも怖がります。女の人だけじゃなく、2m以上の大男もです。何故に「はげ頭・とがった耳・猫背・くぼんだ目」が「タキシード姿の紳士」になったのかと言えば、【Tod Browning:トッド・ブラウニング】というサーカス芸人上がりの監督が1931年に撮った『Dracula:魔人ドラキュラ』の主演を務めた【ベラ・ルゴシ】の意向によるものでした。もともとは某舞台俳優が芝居で黒尽くめの格好でドラキュラを演じたところ好評を博し、ベラ・ルゴシはそれを更に洗練された形にしたと言われ、映画の公開直後から若い女性のファンレターが殺到したと言います。「男は見かけじゃない・・・」はずなんですが、以降の役者は、ほぼ全員このスタイルを踏襲していきます。おっと、もうこんな時間ですか・・・昨日、古本屋を覗いたらブラム・ストーカーの【ドラキュラ】が売っていたので買って読んでいたら遅くなってしまいました。明日も、このお話は続きますのでもう暫くお付き合い下さい。独酌には「ルー語」は難しい? ので止めました。変に脳ミソが疲れます。(^^;
2007年11月29日
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おはよおうございます。独酌です。昨日の晩飯の時にムスコが妙な事を言い出しました。「ねえねえ、ドラキュラってドイツ人?」「はぁ?」「学校でネット見てたらドイツで死んだって書いてあったよ」「・・・」また何処かのテキトーなインチキサイトでも覗いたのかと思ったら、通信社のニュースだとか。ムスコの学校には、休み時間中に使えるPCが数台あるそうで新聞社や通信社のサイトには常時接続されてるそうです。「・・・ドイツ?」不思議に思い家のPCで検索したら【時事通信】が21日付けで配信してました。アイルランドの作家ブラム・ストーカーが描いた吸血鬼ドラキュラのモデルとされるブラド公の「子孫」、オトマル・ロドルフェ・ブラド・ドラキュラ・プリンツ・クレツレスコ氏が17日、ドイツ東部の町で死去した。67歳だった。脳腫瘍(しゅよう)を患っていたという。同氏はブラド公と血のつながりはなく、子供がいないため家系の断絶を懸念した同公の女性子孫と1990年に養子縁組した。その後、独東部シェンケンドルフに広大な敷地の邸宅を購入し、献血パーティーや野外コンサートなどドラキュラにちなんだ企画を打ち出して観光客を誘致。2002年には「ドラキュラ公国」の独立を宣言するなど、たびたび話題を提供した。地元紙によれば、同氏には幼い息子がおり、ドラキュラの家系は続くという。【ベルリン21日時事通信】それは、良かったですね・・・という話ではないっ!、何時の間に【ドラキュラ】が名前に付いたんだ? この人で何代目になるのか知らないけど。【ご先祖様】【Vlad 3rd:ヴラド3世・1431年11月10日~1476年】15世紀ルーマニアのワラキア公。今はルーマニアの一部ですが1324年には【ワラキア公国】という独立国家として成立しました。この国を治める人が「ワラキア公」になるわけですが、1456年にヴラドは即位して【3世】となりました。よく【Vlad Tepes】】などと呼ばれますが、これは名前ではなくニックネームです。当時、苗字はなかったので【Wladislaus 3rd】が正式名です。この『ヴラディスラウス3世』の子孫が何時の間にやら『オトマル・ロドルフェ・ブラド・ドラキュラ・プリンツ・クレツレスコ』という長ぁ~い名前になったんですねぇ。「Tepes:ツェペシュ = 串刺し」はニックネームと書きましたが、もう一つの渾名があり本人はそちらの方が気に入っていたようです。彼の父である【ヴラド2世】は1431年に神聖ローマ帝国から【竜騎士団】の騎士に叙任されたことから【ドラクル公】と呼ばれました。通称のドラクルはこの竜騎士団の竜(ドラコ)に由来します。 彼等の出身地である【Transylvania:トランシルヴァニア】の当時の言葉で○○aと表すと「○○の息子」という意味がありました。父【ドラクル公】の息子だから【ドラクル+ア=ドラクルァ公】と呼ばれたわけです。本人も書類などにサインする際には『Wladislaus Drakulya』と署名してます。「Drakulya:ドラクリヤ=竜の息子」の意味ですが、【串刺し公】という渾名は後世に付けられたものですが、最初はオスマン帝国の兵士たちが言い出したようです。【串刺し刑】はこの時代のキリスト教国では珍しいものではなかったようですが、普通は重罪を犯した農民などの下級層に限られていました。しかし、ヴラドは反逆者はたとえ貴族であっても串刺しに処したと記録にあります。1460年頃にヴラドの串刺しを目の当たりにしたオスマン帝国の兵士はぶっ魂消て「カズィクル・ベイ」と呼んだと言います。トルコ語で「カズィクル=串刺し」「ベイ=君主」くらいの意味なので、【串刺し公】と現地でも呼ぶようになったみたいです。それが後年は【ドラキュラ】になっちゃいました。冒頭にも出てきた【Bram Stoker:ブラム・ストーカー】の大ヒット小説『Dracula:ドラキュラ』のおかげですね。【Abraham Stoker:エイブラハム・ストーカー・1847年11月8日~1912年4月20日】アイルランド人小説家。ダブリン生まれ。病弱で7歳まで歩けなかったが16歳でダブリン大学のトリニティ・カレッジに入学。オスカー・ワイルドと知り合いになる。これが縁で後にフローレンス・アン・レモン・バルコム(女優)と結婚する事になるのですが、演劇に興味を持った事からヘンリー・アーヴィングに知り合い30歳の時に彼の秘書となります。大学の先輩シェリダン・レ・ファニュの女吸血鬼小説『カーミラ』と図書館で読んだ『ワラキア公国とモルダヴィア公国の物語』に触発され『吸血鬼ドラキュラ』を執筆。1897年に初版を出版。出版後すぐにアーヴィングが演劇化したので話題を呼び、紙の生産量も増えて、印刷技術の向上により印刷物が安価に提供できる時代になった事も重なって、この小説はバカ売れしました。後に『魔人ドラキュラ』(Dracula、1931年)をはじめとして、多くのドラキュラを扱った映画が製作されており、その中で【ヴラド・ツェペシュ】をイメージした設定が付け加えられていったため、「ヴラド・ツェペシュ=ドラキュラ」が定着したのだと思います。撫で付けたオールバックの髪、黒いマントといった今日的なドラキュラの外見的イメージもこの映画の影響による所が大きいでしょう。本家本元はロン毛のカーリーヘアーなんですけどね。それでも、独酌の頭の中で【ドラキュラ】言ったらこの人です。独酌チチは若い頃から新しモン好き(特にメカ関係)だったので、かなり早くから家に映写機やビデオデッキがありました。それでよく近所の人も呼んで上映会をやるのですが、何故かハマー社のホラーとかばかりで漫画とかはありませんでした。もっとも当時8ミリとか16ミリのマンガ映画は市販されてなかったのかも知れませんけど。おかげでこの【クリストファー・リー】を何回も見せられました。もう、怖ぅぇーえ!怖ぅぇーえ!!後年、【007】や【スターウォーズ】などの作品にも出てましたが、やっぱりこの顔を見ると子供の頃の記憶が一瞬蘇ります。そういうわけで怪奇小説の古典、「吸血鬼もの」の定番と言われるようになったこの小説ですけど、独酌個人としてはジョゼフ・シェリダン・レ・ファニュが1872年に著した『Carmilla:カーミラ』に軍配を挙げます。実際、『ドラキュラ』の初稿では舞台はトランシルヴァニアではなく『カーミラ』と同じオーストリアでした。以降の吸血鬼作品のモデルになった【貴族的な容貌】【棺桶がベッド】【噛み付いて血を吸う】などのプロットも全て『カーミラ』が先です。それでも余程、映像のイメージが強かったのか「吸血鬼=ドラキュラ」の図式が世界中に定着したようです。まあ、独酌も子供の時にはそれくらいに思ってました。ところが大学生の時にヨーロッパをホッツキ歩いてる時に知り合いになったルーマニアの女の子は誰も「吸血鬼=ドラキュラ=ヴラド3世」という概念は持っていませんでした。「トランシルバニア出身のワラキア公ヴラド・ツェペシュ」がモデルという事になってますが、実際のところは【ドラキュラ】という【ヴラド】の渾名と、出身地が現在のルーマニアという点だけしかルーマニアとは接点が無いようです。だいいち、ルーマニアは「吸血鬼伝説」自体が無いのだと言ってました。【ヴラド】はワラキア人の【prince:公爵】ですが【ドラキュラ】はトランシルヴァニアのセーケイ人で【count:伯爵】です。ドラキュラ伯爵は「ヴラド」とは名乗ってはいませんし、自分の過去を語る時も「ヴラド公」を連想させるような話はしていません。ひょっとしたらストーカーは【ヴラド3世】の逸話と渾名ぐらいしか知らなかったのでは? ルーマニアの女の子が当時に【ドラキュラ】を知らないのは当然で、この小説がルーマニア語に初めて翻訳されたのは共産主義政権が瓦解した後の1990年であり、それ迄ルーマニアでは【ドラキュラ伯爵】は無名の存在だったようです。・・・と、まあ、そんなような事をムスコにざっと説明してやりました。「ドイツ人じゃないのか・・・でも、何でドイツで死んだの?」「そんなの知らないよ。誰だって引越しぐらいするだろ」「正体バレて逃げたのかなぁ?」「阿呆かオマエ」「長生きしたきゃ、血じゃなくて大人しくヨーグルト吸ってりゃ良かったのに」「・・・?」「だって本場でしょ?」「・・・」頭の中で【ルーマニア】と【ブルガリア】がトゥゲザーしてしまってるようだ。トゥモローはこの辺の事をア・リトル日記にライトしようと考えてます。あの人、こんな喋り方でよくくたびれないもんだな・・・。
2007年11月29日
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今晩は。独酌です。昨日、お話した通りにキノコの見分け方について少し。A:「縦にキレイに裂けるキノコは食べられる」B:「色が派手なのが毒キノコで、地味な色で匂いの良いキノコは食べられる」C:「銀のスプーンで触れてスプーンが変色しなければ食べられる」D:「虫が食べているキノコは人間も食べられる」一般的に言われる、キノコの見分け方です。A~Dのどれが正解でしょうか?答えはE:全部ダメ!Aの場合:【Galerina fasciculata:コレラタケ】縦にキレイに裂けます。おまけに色も地味目。フウセンタケ科ケコガサタケ属。旧名【ドクアジロガサ:毒網代傘】。コレラに似た症状を呈し、致命的な毒性を持つことから、社会に対して毒キノコとしての注意を喚起するためこのように改名された。中毒症状は、その名のように食後6~24時間後にまずコレラの様な激しい下痢が起こり、一日ほどで一度回復する。その後4~7日後に肝臓、腎臓などの臓器が破壊され最悪の場合死に至る。この症状はタマゴテングタケ、ドクツルタケなどの症状と同じくアマトキシン類によって引き起こされる。仲間に【Galerina marginata:ヒメアジロガサ 】 などがあり、その多くが猛毒であることが解っている。【ナラタケ】や【エノキタケ】などと間違えた誤食例がある。Bの場合:【Entoloma rhodopolium :クサウラベニタケ】和名は「臭裏紅茸」と書くので、いかにも臭そうですがそうでもありません。強いて言えば「キノコ臭い」とでも言った匂いです。見た目が派手でも食用になる【ベニナギナタダケ】や【タマゴタケ】は以前に紹介しましたね。「見た目」はアテになりません。ハラタケ目イッポンシメジ科イッポンシメジ属イッポンシメジ亜属。食用の【ウラベニホテイシメジ】とよく似ており、中毒例が多い。死亡例もある。毒成分は、溶血性タンパク、コリン、ムスカリン、ムスカリジン。消化器系の食中毒を起こす。多くの変異種が認められている為に目視による同定は危険。【クサウラベニタケ】は【ウラベニホテイシメジ】と比べて、柄は中空で柔らかい感じがする。また、【ウラベニホテイシメジ】は傘に指で押したようなくぼみが見られるものが多いが、【クサウラベニタケ】はこれがない。 有毒の【クサウラベニタケ】には「苦み」はないが、食用の【ウラベニホテイシメジ】は「苦味」がある。有毒の方に「苦み」がないので注意が必要です。匂いも、どっちかと言えば食用の【ウラベニホテイシメジ】の方が臭い。【ホンシメジ】【ハタケシメジ】との誤食例もある。【クサウラベニタケ】のヒダはピンクに対し【ホンシメジ】【ハタケシメジ】は白である。「香りマツタケ、味シメジ」のシメジは本種です。スーパーなどで「ホンシメジ」として売られているモノの袋をよく見ると大抵「ブナシメジ」と小さく書かれています。これはキシメジ科シロタモギタケ属の【ブナシメジ】です。本物のシメジ属の【ホンシメジ】は栽培が困難。何故ならシメジ属のキノコは生きた木に寄生するからです。お店で普通に「シメジ」として売られているのは、、ヒラタケ科ヒラタケ属の【ヒラタケ】というキノコです。Cの場合:・・・アガサ・クリスティーとかの読み過ぎです。Dの場合:一概に間違えとは言いませんが、人間には有毒な物質を摂取している生物もいますので、お薦めはできません。せめて哺乳類が食べている種類であれば人間も食べられる可能性が大です。似ているキノコの見分け方。ワンポイント・アドバイス?【Omphalotus guepiniformis:ツキヨタケ】ハラタケ目キシメジ科ツキヨタケ属。色が地味で肉厚でおいしそうなので、誤食し中毒に至ることが多い。日本での毒キノコによる中毒例の半数以上がツキヨタケによるものと言われるほどである。毒成分はイルジンSなど(まだ研究があまり進んでいない)で、食後約30分~3時間程度で嘔吐や下痢などの食中毒の症状が現れ、見るものが青く見える幻覚症状を伴うことがある。最悪の場合、脱水症状などで死に至ることもある。日本では古くから毒キノコとして知られており、『今昔物語』では【ワタリ】という名で登場している。【Panellus serotinus :ムキタケ】【ナメコ】のように粘性があるので調理したものを慌てて食べると火傷をする可能性がある。「ノドヤキタケ」と呼ばれる由縁です。ツキヨタケの石づきを縦に裂くと、黒紫色のシミがある。ムキタケはない。ただしシミの無いツキヨタケも発見されてますので注意が必要です。 ツキヨタケは傘の表面の皮はむきにくいが、ムキタケはむきやすい。 ツキヨタケの柄は短いがきちんとあって、傘との境目がツバ状に隆起しているが、ムキタケは柄が短く見にくく、傘との境目は隆起していない。ツキヨタケを【ヒラタケ】や【シイタケ】と誤食した例もあるが、新鮮なものは暗闇でヒダが含有成分である「ランプテロフラビン」の効果によって青白く光る。この事から欧米では【Jack O'Lantern】の名前で知られている。【Tricholoma ustale:カキシメジ】色は地味で、縦に裂けて虫も食べる。【ウスタリン酸】という毒を持つので食べると腹痛や下痢を起こす。【Pholiota lubrica:チャナメツムタケ】カキシメジのヒダは、若いうちは白色であるが、成熟すると茶褐色のシミが点々と見られるのに対し、チャナメツムタケのヒダは、全体的に灰褐色か黄土色である。カキシメジも茄でこぼして塩蔵すれば無毒化するとも言われるが、塩蔵品の中毒も起きているので注意が必要である。 【Suillus grevillei :ハナイグチ】これと間違って誤食する例も多い。長野県で【ジコボウ】北海道で【ラクヨウ】などと呼ばれて珍重される。非常に美味しい(ナメコが好きな人なら堪らない)のでつい食べたくなる気持ちは判る。【Hypholoma fasciculare:ニガクリタケ】ハラタケ目モエギタケ科モエギタケ亜科クリタケ属。毒成分はトリテルペンのファシクロールEで、カルモジュリン阻害作用を持つ。誤食すると、嘔吐・下痢から、手足の麻痺などを経て神経麻痺、肝障害などを引き起こし、最悪の場合死に至る。【Hypholoma sublateritium:クリタケ】似ていて当り前。ハラタケ目モエギタケ科モエギタケ亜科クリタケ属でまるっきりの同属である。天麩羅にすると美味しい。見分け方は齧ってみる。ニガクリタケはその名の通りに苦いがクリタケは苦くない。噛んで苦かったら吐き出すのを忘れずに。飲み込んじゃダメですよ。しかし近年、有毒成分が見つかり外国では有毒とされているのでバカみたいに食べない方が良いようです。毒成分はネマトリン、ネマトロン、ハイフォロミンA,B。まあ、食べない方が良いということです。メーカーには悪いけど。【Psilocybe argentipes:ヒカゲシビレタケ】ハラタケ目・モエギタケ科・シビレタケ属。催幻覚性成分の【シロシビン】を含むため、マジックマッシュルームの一種としても知られており、麻薬及び向精神薬取締法で麻薬原料植物及び麻薬として規制されている。1977年に毒キノコ研究の第一人者、横山和正により新種記載された。本種はシビレタケ属の中でもシロシビンの含有率が非常に高い。【Armillaria mellea :ナラタケ】ハラタケ目キシメジ科ナラタケ属。北海道などでは「ボリボリ」という名称で呼ばれ珍重される。優れた食菌(食用キノコ)として知られ、特に東日本では重要な存在であるが、生で食べると中毒するので注意が必要。毒成分は不明。まれに火を通しても中毒することがある。これも喰わない方が良いのか?シロシビンを含む種類は傷をつけると青く変色するが、無いものは変色しないので目安になります。シロシビンの毒性で死亡するなどの重篤な症状はまず起きないとされていますが、精神錯乱による無謀行動や自傷行為が危険視されています。また【ナラタケ】だと思って食べたら【コレラタケ】だったという悲惨な誤食例もあります。ナラタケと比べてコレラタケは小型でヒダが鉄さび色で傘に黒褐色のササクレや条線、粘性がありません。【Gyromitra esculenta:シャグマアミガサタケ】見てくれはゆがんだ脳ミソのようにグロテスク、独酌は喰おうと思わないがヨーロッパの一部地域などでは茹でて揮発性の高い毒物質を除いて食用にする習慣があり、高級珍味とされてます。しかし、毒性が極めて高いこと、毒抜き中に水蒸気とともに揮発した毒成分によっても中毒が起きることを考えると手を出さない方が無難です。食後7~10時間して吐き気、嘔吐、下痢、痙攣、腹痛、ひどい場合は肝障害、黄疸、高熱、めまい、最もひどい場合は2~4日で死に至る。毒成分はギロミトリン(C4H8N2O)及び、その加水分解物である【モノメチルヒドラジン】です。単にメチルヒドラジンとも呼ばれるこの物質は人工衛星やスペースシャトルの姿勢制御用エンジン(スラスター)に用いられています。どう考えても喰うモンじゃないと思うけどなぁ・・・。外国では有毒とされている【クリタケ】を日本では食べてるし、ヨーロッパではロケットエンジンの推進剤に使われる物質を含むもの凄いのを食べている。「郷に入れば郷に従え・・・」とは言うけれど、食べても大丈夫と判っている安全なキノコが沢山あるのに・・・人が食に求めるのは、美味しさと栄養だけではないのかも知れませんね。
2007年11月27日
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今晩は。独酌です。皆さんはこの3連休をいかがお過ごしでしょう?お天気も良かったので(一部の地域は凄い雪だったようですが)お出掛けになった方も多いでしょう。独酌は「半分休みで半分仕事」みたいな中途半端な3日間でした。独酌の会社は財務・経理・債権などの締め日が毎月20日で、25日の午前10時が確定(締め切り)となります。これは暦の日繰りに関係なく不動のものになってます。で、今回の曜日の並びはと言えば最悪です。基本的には「土日祭」は休みの人間が多いので仕事が進みません。最長で5日の時間をかけてこなしてる仕事が2日で終わるわけもなく、いきおい休日に会社に顔を出す羽目になる人間が出てきます。サービス残業どころかサービス出勤ですね。一応、ウチの会社には「コンプライアンス部」という部署があるんですけど・・・この上「ホワイトカラー・エグゼンプション」だか「家族団欒法」だかが通った日には・・・死人が出そう。死人が出そう・・・死ぬ危険があるのに食べたいと思う程の美味。まず最初に思い浮かぶのは【河豚】ですか。「中れば死ぬ」事から関西では【鉄砲】とも呼ばれますが、何故そこまでして人は河豚を食べたがるのでしょうか?縄文時代の貝塚から河豚の骨が大量に発見されてます。死んだでしょうね、かなり。中国の秦(紀元前778年 - 紀元前206年)時代の【山海経】という書物に、「フグを食べると命を落とす」という記述があるくらいですから、世界中でバタバタ死んだんだと思いますよ。日本では平安時代の書物に【布久】の名で登場していますが、江戸・明治時代には【河豚食禁止令】があり、1892年に東京で「内臓」を全て取り除いた物に限り、販売が許可されました・・・と言っても日本中で食べてはいたようです。河豚はご存知の通り白身魚ですが、淡白と言われる「白身」の中でもずば抜けて脂質が少ないのが特徴です。大体の人が、この「脂質」を【旨味】として感じるのですが・・・だから独酌は【フグ刺し】と【フグちり】は「ポン酢」の味の良し悪しだと思ってます。だから「命をかけて」まで喰いたいとは思いません。殆どの種類のフグは内臓を取り除けば美味い不味いは別にして食べられます。テトロドトキシンなどのフグ毒の多くは内臓に蓄えられるケースが多いからです。中でも有名なのが「卵巣」と「肝臓」です。人はこの猛毒の部位さえ食おうと努力を重ねてきました。「肝」と呼ばれる部位はどんな動物のモノにしろ旨いと相場が決まっているので「食べたい気持ち」が判らぬでもないですが、「卵巣」はと言えば、やはり「命をかけて」まで喰う程のモノか? と思います。石川県には、フグの卵巣を糠に漬けた【卵巣の糠漬け】が郷土料理としてあります。フグの肝や卵巣はフグ毒を多量に含んでますが、糠の中に2年から3年漬けると分解され殆ど人体に影響を与えないレベルまで低下します。この過程を経て【卵巣の糠漬け】は珍味として重宝されるようになります。【ふぐの子糠漬け】【ふぐの子粕漬け】は、猛毒の【ゴマフグ】の卵巣を調理したもので、これは石川県でしか製造・販売が許可されていません。新潟県では卵巣の塩漬けを作っています。どちらも話の種に一度食べれば十分です。美味いの不味いのといった話ではなく、ひたすら「しょっぱい」です。「お茶漬け」以外の食べ方を思いつきません。世界中の美食家が命の危険を顧みず、「食べたい」と願うモノのに【フラミンゴの舌】があります。身(肉)は「世界一不味い鳥」と評されるフラミンゴですが、今では世界的に保護されているので簡単には食べられません(多分)ので独酌は食べた事がないですが、何か舌は「救心」みたいに苦そうですね。「食べたら死んじゃう(かも知れない)」のに美味しい事で有名なのが【ホッキョクグマの肝臓】と【イシナギの腸】です。これは一見「フグ食」と同じに見えますが、大分違います。何が違うかというと「旨味」という言葉で表されるモノの含有量です。ここで、やっと「キノコ」の話に戻ります。皆さんは【ベニテングタケ】をご存知でしょうか?名前は知らなくても、姿形は図鑑などでご覧になった事があると思います。【Amanita muscaria:ベニテングタケ】このいかにも「悪そう」な姿に見覚えがありませんか?ハラタケ目テングタケ科テングタケ属のキノコ。主に高原のシラカバやマツ林に生育し、針葉樹と広葉樹の双方に外菌根を形成する菌根菌。主な毒成分は【イボテン酸】【ムッシモール】【ムスカリン】などで食べると下痢や嘔吐、幻覚などの症状を起こす。色が鮮やかなので「猛毒キノコ」というイメージがあるが【Amanita virosa:ドクツルタケ】致死量は約8g(1本)の猛毒キノコ。欧米では【Destroying Angel:死の天使】という異名を持つ。日本では【テッポウタケ】と呼ぶ地域もある。【Amanita phalloides:タマゴテングタケ】などの地味な色彩のキノコより毒ははるかに弱く、同じ成分を含む【Amanita pantherina(DC.:Fr.)Krombh:テングタケ】の方が毒は強い。色が鮮やかだが食用になる【Amanita hemibapha(Berk.&Br.)Sacc:タマゴタケ】のような例もある。普通は食べようと思わないですよね。↑でも長野県などでは毒性があるのが知られているのに塩漬け・味噌漬けにして食べてます・・・それは何故かと言えば【ベニテングタケ】の毒の主成分に【イボテン酸】がありますが、これを人間が経口摂取(簡単に言えば喰う事)すると強烈な「旨味」として感じられます。科学調味料の【味の素】の主成分である【グルタミン酸ソーダ】の約20倍の味の濃さを持つそうです。旨さ20倍かぁ・・・食べちゃうかな? 少量の摂取なら目立った中毒症状を起こさないらしいですが、微量ながら【アマトキシン類】を含み永年食べ続けると肝臓などが侵されるので真似はしない方が良いようです。「旨い」からではなく食べていた人もいます。【シャーマン】と呼ばれた人々で、幻覚性を利用してトランス状態になっていたようです。何年か前までは【マジックマッシュルーム】という商品名で流通していましたが、最近では禁止となりました。英語では【Fly Agaric】と呼ばれますが、これはイボテン酸が【ハエ】を誘引して殺す作用があるからです。彼らは「生」で齧っていたようですが、加熱しても消えない毒も多いので注意が必要です。また、何故か日本にはヘンテコな迷信が広まっています。その代表格が「茄子と一緒に料理すると食べられる」というものです。まったく根拠はありませんのでダメですよ。キノコは習慣的に食べられているものでも、生食は毒、多量に食べれば中毒、条件によっては死に至るなどの場合があり、これらのことを理解するには、かなりの知識が必要になります。【Pleurocybella porrigens:スギヒラタケ】キシメジ科スギヒラタケ属のキノコの一種で、日本では昔から食べられていたために、スギワカイ、スギカヌカ、スギカノカ、スギモタシ、スギミミ、スギナバ、シラフサ、ミミゴケ、オワケなど地方により様々な俗称で知られています。北国では一般的な食用キノコとして知られており、肉質は薄いわりには歯ざわりが良く、味は淡白でくせがないため、和え物や味噌汁の具として、また塩漬けにして保存食として重宝されていました。独酌のハハの実家でもよく食べます。ところが、2004年秋、腎機能障害を持つ人が摂食し、急性脳症を発症する事例が相次いだ。同年中に東北・北陸9県で59人の発症が確認され内17人が死亡した。発症者の中には腎臓病の病歴がない人も含まれているため、政府では原因の究明が進むまで、腎臓病の既往歴がない場合も摂食を控えるように呼びかけている。その際同所で採取されたスギヒラタケを分析した結果、毒と思われる成分が複数検出されたが、まだ確実に有毒成分か否か、そして毒であった場合どういう作用があるかはわかっていない。今のところ有毒成分は、水溶性で熱に強く高分子であるというところまでは確認されている。なお、毒性については地域差もあるらしく、日本海側のものが特に毒性が強いとも言われている。最近までたまたま運良く死ぬ人が出なかったんでしょうか?「毒キノコ」と言われるものでも塩蔵など前処理をすれば食べられるものもありますが、無理して食用にすることは避けるべきですね。「だから叔母さん、それ食べちゃダメなんだってば!」独酌ハハの姉が「キノコいっぱい採れたから送ってあげる」と電話をしてきた事は前回に書いたと思うが、よく話を聞くと【スギヒラタケ】も採ってきてるようだ。「最近はダレも採らなくなったから近所の林でた~くさん採れるのよぉ!」喜んでる場合ではない。キノコは食用でも、消化の悪いものが多いので多量に食べれば下痢などの症状の出る可能性が高いし、食用のキノコと毒キノコの見分け方が難しい。特に生長段階で形態が大きく変化するものもあるので、見分けるには知識と経験が必要である・・・解ってて喰うな!!「大丈夫だって! この辺じゃ昔から食べてるもん。中ったなんて人、聞いた事ないよ」「あのねぇ、3年前にいっぱい人、死んだよ・・・」「ああ、体の弱い年寄りね」とても、もうすぐ80歳になろうとしている人の発言とは思えない。だいいち【河豚】ほど美味しい訳でもあるまい。独酌が子供の頃は図鑑や百科事典には「日本にいる毒ヘビはマムシとハブの2種類」と書かれていました。という訳で、子供の独酌は【マムシ】以外のヘビは素手でとっ捕まえてました。【ハブ】は触りたくても近所や田舎にはいませんでしたから。中でも【ヤマカガシ】は色が綺麗だったので家で飼おうとした程で、口の中に指を突っ込んでエサを食べさせてました。ところが近年になってこのヘビは【コブラ】の数倍の強い毒を持ってる事が判明しました。ヘビの性格が比較的に温和というより臆病である事と、毒牙がマムシやハブと違い口の奥にある為に、噛まれる人がいなかったので判らなかったそうです。その上に頭(顔?)も丸みを帯びた大人しいものです。当時ヘビの有毒・無毒の見分け方で一番、言われていたのが「頭が三角なら毒ヘビ、丸ければ毒なし」というものでした。明日はこの「見分け方」について少しお話をしようと思います。
2007年11月26日
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おはようございます。独酌です。朝晩はすっかり寒くなり、冬本番といった感じになりました。「さみぃ~い、さみぃ~よぉ!」家に帰るとムスコが居間の床に座ってテレビ観てました・・・竹刀を振りながら。「何、やってんだ?」「いや、さみぃーから、体動かそうかなって・・・」ムスコはTシャツに短パンで木の床に直接座っています。「阿呆かぁ?」・・・と思いましたが、これはこれで「エコ」だなと放っておく事に。独酌がシャワーを浴びて居間へ戻ると、まだ竹刀を振り回しています。晩酌の支度をしに台所へ行くと、アホウが竹刀を持ったまま付いて来ました。「何だよ?」「何か食べるんじゃないの?」人が台所に行くと食い物目当てに付いてくる・・・ワン・ニャン並だなぁ。冷蔵庫に入ってる物で簡単に酒のツマミを作ります。雪平で酒を煮切り、同量の醤油を加えたところへ霜降りにしたマグロの柵を漬け込みます。木綿豆腐1丁をお皿で挟み、重石を載せて水切りします。エリンギ、シイタケ、マイタケ、シメジ、エノキを下拵えして一口大にします。【ミルサー】に納豆スプーン1杯と麺ツユ(そのまま食べられる濃さ)スプーン1杯を入れてスイッチ・オン。約30秒で【納豆ダレ】の完成。準備が出来たので調理に取り掛かります。刺身用の生のホタテをオリーブ油でじっくりと焼きます。ホタテに下味は付けません。フライパンも動かしません。これが重要です。「ねえ、ねえ、ホタテ刺身で食べないの?」 竹刀を振り振りアホウが尋ねます。「【づけ】があるから、こっちは焼いて喰う」 と答えた時に「ガリッ!」という音が。台所の天井に一筋の線が入っていました。 あ~あ、ヨメが怒るわ・・・耳の下のツボを人差し指で突いてやります。床に引っくり返ってのた打ち回るアホウから竹刀を取り上げて料理再開。普通の【揚出豆腐】ならたっぷりの油で揚げるので必用ありませんが、独酌家ではカロリー・オフの為に少量の油で揚げ焼きにするので、火に掛ける前にレンジで1分加熱します。豆腐の中の水分を飛ばすのと、アツアツで頂くためです。水切りした豆腐に片栗粉を塗して揚げ焼きにします。金餡に生姜の絞り汁を加えて添えます。焼いているホタテに焼き色が付いたら、ここで初めて塩・胡椒で味を付けます。そして香り付けのバターを投入。今日は普通のバターと一緒にカルピスの【ガーリックバター】も加えます。ムスコの中のブームが去ったらしく、最近はパン食の際に殆ど食べません。今のブームは「とろけるチーズ+メープルシロップ」のようです。朝食に、おやつにと喰いまくってるようで【とろけるチーズ】【メープルシロップ】の買い置きは「あっ!」という間になくなります。ホタテに8分目ほど火が通ったら一度、皿に取り出しておき、このフライパンでキノコを炒めます。炒める途中でキノコには塩・胡椒で味付けをします。キノコに油が回ったらホタテを戻して仕上げに入ります。仕上げといっても【レモン汁】を掛けるだけですけど。パセリの微塵切りを散らして完成です。15分ほど漬け込んで【づけ】にしたマグロの柵を「下駄造り」と「ブツ」の2種類の切り方で切ります。「下駄造り」はワサビや柚子胡椒で楽しみ、「ブツ」は先に作っておいた【納豆ダレ】で頂きます。総調理時間20分弱の「男の手(抜き)料理」の完成。ビールをグラスに注いで晩酌の始まり。床の上で死んでいたムスコも匂いに釣られて、テーブルに這い上がって来ました。 ゾンビかよぉ・・・「死んだ」と言えば、キノコも危ないんですよ。致死性の高い猛毒キノコ「カエンタケ」が今秋、新潟県で頻繁に見つかっている。年1件程度だった県への報告例が、既に9件にのぼっている。原因は不明で、専門家は「夏の猛暑の影響だろうか」と首をひねる。今年は今のところ誤って食べて死亡した人はいないが、専門家は、キノコ狩りの最中に見つけても手を出さないよう注意を呼びかけている。【毎日新聞】独酌の従兄弟が住む市でも見つかっている。つい、この間も「山に行ってキノコ沢山採ってきたから送ってあげようか?」と叔母から電話が来た。大丈夫か心配。新潟県では、1999年にこの【カエンタケ】を「きのこ酒」にして飲んだ5人の内3人が入院 、1人が死亡するという中毒事故があった。翌年、群馬県でも1名が死亡。昨年も十日町市で3人が誤って食べて食中毒を起こして入院している。最近では山形県でも中毒事故があったとの事。【P.cornu-damae:カエンタケ】しかし、普通こんな気色の悪いキノコ食べようと思うかね? 食用の【ベニナギナタタケ】と似ているため、誤食して死亡するケースが殆ど。【C.miyabeana:ベニナギナタタケ】こっちだって、あんまり食欲をそそるとは思えない見てくれだが、かなり美味いのだそうです。和食では【炊込御飯】【酢の物】【佃煮】に使われ、洋食では【ピクルス】【ピザ】に珍重されるそうです。まあ、確かに似ていると言えば似てる・・・皆さんは見分けがつきますか? 上の2枚が【ベニナギナタタケ】、下の1枚が【カエンタケ】です。このように育成環境や時期で同じキノコも随分と違って見えるようです。見かけで判断するのは危険みたいですね。では、どうするか?ベニナギナタタケは細い棒状で、肉質が柔らかく無味なのに対し、カエンタケは硬い肉質で内部は白く味は苦い。『ウィキペディア(Wikipedia)』結局、喰わなきゃ判らんのかい・・・【Podostroma cornu-damae:カエンタケ】ニクザキン目ニクザキン科ツノタケ属に属するキノコの一種で、子嚢菌である。和名の【火炎茸】または【火焔茸】は見た目の形状からつけられたものだが、京都薬科大の橋本貴美子准教授(天然物化学)は「摂取すれば全身が真っ赤に炎症し、汁に触れたら皮膚がただれる。キノコの毒の中で最も強い」と指摘しているように、採取した際や摂取後の症状から命名されたとの説も。日本および中国でみられ、通常は梅雨から初夏にかけて広葉樹林に自生する。それが何故に冬の新潟で? 野生のキノコは、温度や湿度、土壌の栄養分などの自然条件によって生育が左右される。カエンタケが今年増えている理由について、専門家らは、「長梅雨の後に酷暑が続いて育ちやすい環境になった」「害虫や大気汚染の影響で森の生態系が変化し、成長しやすくなった」の可能性があると語っている。県森林研究所によると、今年、報告された9件は県北部の新潟県胎内市や阿賀町、朝日村などの山中や森林公園で見つかった。柄の長さが17センチもある大きなものもあり、松本則行同研究所専門研究員は「今まで見たことがない、異様な大きさだった」と話している。長いこと食毒不明であったが(そりゃそうだ。よっぽどでなきゃこんなモン喰おうと思わない)、1990年代になって中毒・死亡事故が発生したことから猛毒菌であることが判明した。致死量はわずか10gと極めて強力である。症状としては嘔吐・下痢・めまい・手足のしびれ・呼吸困難・言語障害が摂取後数分~十数分で現れ、全身の皮膚のびらんなどが起こり、最終的には肝不全・腎不全・呼吸器不全などを引き起こして非常に高い確率で死に至る。回復後も、小脳の萎縮、脱毛、言語・運動障害など、後遺症が残ることが多い。毒成分としては、カビ毒の一種マイコトキシンとして知られているトリコテセン類(ロリジンE、ベルカリンJ、サトラトキシンH類の計6種類)が検出されている。これらの毒は、たんぱく合成などの体内の働きを止める猛毒で、呼吸不全、造血機能障害、脳障害などを引き起こす他に、皮膚刺激性が強いため、カエンタケの汁を皮膚に付けるべきではない。あ~ぁ、素手でがっちり掴んじゃってる・・・アウト! このようにかくもおっかないキノコなのである。江戸時代後期、文政年間の植物図鑑【本草図譜】にも「大毒在りと云えり」と記述されています。何故に昔から知られる「毒キノコ」まで食べようとするのでしょう?日本ではいろいろな種類のキノコが店頭に並び、季節を問わず食卓を彩っていますね。日本人ほどキノコ好きな民族はいないかも知れません。明日からは、この辺をすこし探ってみようと思います。
2007年11月23日
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今晩は。独酌です。やはり科学薬品にばかり頼るのは何につけ良くないようです。思い出したのは、以前ベトナムを訪れた時の事です。夜、ホテルから街に飲みに出かけると独酌は「これでもかっ!」という程、蚊に刺されました。屋外のカフェなんかで【チッチボクボク】を飲んで「はぁ~」とか言って涼んでるとエライ事になります。元仏領だったので生活様式や文化にその名残がありますが、【チッチボクボク】もその一つと言えます。フランス語が現地で省略された上に訛ったもので、正確には「Cognac Un petit Soda Beaucoup Beaucoup:ブランデーちょっぴり、炭酸水いっぱいいっぱい」となります。要は「ブランデーのソーダ割り」なのですが現地の人は「petit Beaucoup Beaucoup」と略して使い、それが独酌の耳には【チッチボクボク】と聞えましたし、注文もそれで通じました。とにかくベトナムの人は戸外にいても、独酌のようには蚊に刺されないようでした。別段「虫除け」の薬を塗ったりしている様子もないので不思議に思い尋ねると、「毎日の食事で香草(ハーブ)をたくさん食べるから」との答えでした。確かにベトナムではよく香草を食べます。最近では日本でもポピュラーになった【pho:フォー】などにもたっぷり入れて食べます。中でも【バジル】【香草:チャイニーズパセリ】【ミント】【シソ】などの香りが強い物を好んで食べるようです。この「香草エキス」に蚊が嫌う成分があるらしいのですが、特に紫蘇の仲間は効果が強いそうです。このエキスを毎日の食事で摂取している内に、蚊が寄らない体質になるのだそうです。「ホントかよ? 野菜喰ってるだけで蚊に刺されなくなるなら、キンチョウもアースも潰れちゃうぞ・・・」最初はそう思ったのですが、ここで更に叔父と釣りに行った時の事を思い出しました。夏から秋にかけてのアラスカは何処に行っても蚊の大群に悩まされます。ある湖の傍の草地で食事をしようとしたら煩い蚊だけではなく、食べ物を広げると何処からとも無く寄ってくるハエもいません。「これは良い場所を見つけた」と皆で喜んでゆっくりとランチを楽しみました。食後にリンゴを齧ってる時に気づいたのですが、辺り一面に良い匂いが漂っています。詳しい種類までは解りませんでしたが、【ミント】や【薄荷】のように「スース-」した感じの匂いのする草がたくさん生えていました。【木の芽:山椒の若葉】の香りを立たせる時みたいに掌で「ポンッ!」と挟んだら手にも香りが付きました。この時はこの匂いが虫除けになってるとは思っていなかったのですが、独酌は良い匂いがするからとシャツやズボンにこの草を擦り付けていたのですが、その日は蚊やブヨにあまり刺されなかった気がします。大人になってからは、【ローズゼラニウム】が蚊除けになるって聞いたので、たまに行く花屋さんで買おうと思ったら売り切れでした。そこの美しい店員さんが「こちらも蚊除けになります」と勧めてくれたのが【カレンソウ】でした。【モスキートファイター】という流通名で売られている事もあるそうです。これを庭やリビングに置いておくと、蚊があんまり近寄らないとの事でした。葉を少しこすって香りを出すようにすると更に効果的。割と良い匂いです。陽のあたる場所においておくとケッコウ増えます。見かけによらず綺麗な花をつけます。でも【カレンソウ】という木は聞いた事ないので店員さんに尋ねたら【ローズゼラニウム:アフリカンゼラニウム】と【シトロネラグラス】という植物のハイブリットだそうです。 【シトロネラグラス】は知ってました。昔から「虫除け効果」があることで有名です。昔は蚊取線香のように、シトロネラを虫よけ用の香りローソクの成分のひとつとして使用していました。また、ペット(イヌ、ネコ)のノミの駆除や衣類を害虫から守るのにも有効です。日本では【コウスイガヤ:香水茅】と呼ばれています。ただ、和名の【香水茅】と呼ばれる草はもう1種類あって、こちらは「タイ料理」で御馴染みの【レモングラス】です。どちらも【イネ科】の柑橘系の香りの精油の採れる植物です。レモングラスは、その精油の多くをレモン油の主成分である「シトラール」が占めており、シトロネラは「シトロネラール」が成分の8割程度を占めています。【シトロネラグラス】はスリランカ原産『原種は【グリケリア】という植物』ですが、マラリア多発地域ですので昆虫忌避作用のあるシトロネラがこの地域に生育しているのは、正に「天の配材」といえるでしょう。中国ではリウマチの痛みを抑えるために使われたり、食品のフレーバーとしても使われているそうです。ただ、シトロネラは生葉には異臭があるので生で使われることは無いようです。精油を採取する場合にも生葉を使用すると異臭が残るので、水蒸気蒸溜にも必ず乾燥した葉を使います。この辺がタイ料理の【トムヤンクン】のスパイスとして使われる【レモングラス】とは違うところです。どちらも昆虫忌避剤や消臭芳香剤として使われることが多いようですが、とくにシトロネラにはトイレの悪臭源である「トリメチルアミン」や「アンモニア」の吸収が良いとされており、トイレの芳香剤などによく使われて来ました。このように類似点のある2種類の草ですが、【レモングラス】が神経を休める働きがあるのに対して【シトロネラグラス】は精神を高める働きがあり、心を高揚させ気分を明るくスッキリとさせてくれます。頭痛、神経痛、筋肉痛の緩和にも用いられ、消毒作用もあることから、感染症に対する抵抗力を高めてくれます。病気の回復期に身体に活力と、精神力のバランスを回復させるのに役立つそうです。またデオドラント効果を利用して、スポーツ後などの汗をかいて疲れた足やをリフレッシュさせるフットバスなどにもお薦めとの事です。このシトロネラの主成分「シトロネラール」をベースに「虫除けスプレー」が作れます。アロマグッズのお店で手に入るものばかりで簡単に出来ます。【無水エタノール】5cc +【精製水】5ccに、【シトロネラオイル】8滴、【ゼラニウムオイル】6滴、【ペパーミントオイル】8滴を混ぜるだけです。【ジェル基剤】60gに同様のレシピでもOKだそうです。ジェルとして使用する場合はパッチテストを行ってから使用されるか、濃度を下げてお使い下さいとの事。肌が敏感な方とお子さんには注意して下さい。肌が丈夫な人には別の使い方もあります。上記のジェル基剤を20gにして【ユーカリオイル】2滴を加えると肩こり・筋肉痛用の湿布薬になります。 花より綺麗な店員さんの説明を聞きながら、何となく勝手に【可憐草】だと思っていたら【蚊蓮草】または【蚊連草】と書くのだそうです。でも【蚊連草】・・・蚊が連なる草?・・・何か蚊がウジャウジャ寄ってきそうな感じ。商品名として【蚊香龍:カコロン】、【愛犬草:アイケンソウ】で売ってる所もあるとの事です。【蚊よらず】という商品名で売ってました。キク科アルテミシア属で学名を【Artemisia abrotanum L. 】という植物だそうですから【蚊連草】とは違うようです。オーストラリアでは蚊が嫌う植物として有名で、蚊以外にも効果があると言われているそうです。植物以外で蚊をどうにかしよう・・・残る手段は【生物兵器】となります。【生物兵器】と言っても、そんなに物騒なものではありません。穏やかな言い方をすれば【天敵】です。蚊は幼虫と成虫では生活環境が違います。幼虫(ボウフラ)の時は水中で生活していて、クネクネと動く様から「棒振り虫 → ぼうふり → ぼうふら」と呼ばれてます。羽化して成虫になると地上で生活するようになります。「やっぱ血は人肌のお燗に限るねぇ~!」彼らを水陸両用で迎撃してくれる頼もしい味方が人間にはいます。【蜻蛉:とんぼ】です。蜻蛉も幼虫(ヤゴ)の時期には水中で生活しています。成虫は高度な飛翔能力を持ち、蚊の恐るべき天敵となる。だったらトンボをたくさん増やせばOKかと言うと、そうでもないんですね。第一にトンボは昼行性の為に、夜行性の蚊を殆ど捕食しない。第二にトンボは比較的に寒冷な気候を好む傾向があるが、蚊は逆。ヒートアイランドと呼ばれる都市部で活発に増殖している。ですから相手がたとえば【ヒトスジシマカ】などの昼行性の蚊であればトンボは有力な捕食者となりうるのですが、万能とはいきません。水中のボウフラには魚も有効な手段ですが、成虫となった夜行性の蚊に対して有効な生物はこれといって見当たりません。環境面で考えると【コウモリ】が候補にあがりますが、見てくれというかイメージの問題から、あまり一般の支持は得られないと思います。西洋人のように吸血鬼の遣い魔みたいなイメージで毛嫌いする人は日本にはあまりいませんが、コウモリを「飛ぶネズミ」くらいに思ってる人はいるようです。(まあ、生物学的には近いんですけど)皆さんならどう思います? 「蚊は少ないけどコウモリがワサワサ飛び回る街」残る手段として【BT】と呼ばれる天敵微生物を利用した【生物農薬】があります。細菌の【バチルス・チューリンゲンシス:Bacillus thuringiensis;:BT】を用いており、菌の産生する結晶タンパク、胞子、両方の混合されたものがあります。これは【チョウ目】【ハエ目】【コウチュウ目】の幼虫に有効です。結晶性タンパクが昆虫腸内のアルカリ性消化液で分解されると毒素となり上皮細胞に作用して幼虫は卒倒病を起こして死にます。胃液が酸性である人間などには無害(の筈)。特に【islaelensis株】は蚊に対して殺虫効果を示すが現在では価格が高く利用できる場面も限られている。でも、やっぱり人や環境に優しくしようとすると【天然】になりますね。蚊は飛翔能力が低い為にエアコン、扇風機どころか団扇といったわずかな風によって飛行障害を起こしてしまう。自分の行きたいところにも中々、思うようには辿り着けないようだ。それでもケッコウしぶとい奴で最も古い化石は1億7千万年前の中生代ジュラ紀の地層から発見されている。でも【蚊】みたいな虫がいる事も【自然】なんだよなぁ。何ったって地球に暮らす生き物としては、人間より「先輩」だし。環境問題は難しいです。
2007年11月22日
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今晩は。独酌です。またまた季節外れと言われそうですが、気になったニュースがひとつ。虫よけ効果がない商品の包装に「超音波で蚊を寄せ付けない」などと表示したとして、公正取引委員会は20日、電気機器製造販売会社「オーム電機」(東京都豊島区)に対し、景品表示法違反(優良誤認)に当たるとして、再発防止などの排除命令を出した。公取委によると、問題の商品は「超音波蚊よけ器」(98年発売)「ミニライト付き蚊よけ器」(01年発売)。同社は商品の包装に「蚊が逃げる!」「音波で蚊をシャットアウト」と表示。裏面には「血を吸うメスの蚊が嫌う周波数の音波を発生し、蚊を寄せ付けません」と記していた。公取委が委託した検査機関の実験では、効果は全くなかった。両商品は同社が中国のメーカーに委託して生産させ、今年10月までに計約124万個を出荷している。ホームセンターなどで500円前後で販売されていたが、公取委が調査を開始した今年10月頃に、同社は2商品の販売を中止した。公取委は、この商品を入れたゲージに蚊と検体として鳥を入れ、比較実験を行ったが「効果がない」と判断。また、オーム電機でこうした実証実験をしたといったことも認められなかったという。公取委景品表示監視室は「超音波自体がなかった。ただのピーっていう音だった」と語る。実は、過去にも類似する事例があった。公正取引委員会は02月7月、電磁波と超音波でゴキブリやネズミを撃退する性能・効果をうたった「ペストX」という商品の表示について調査したところ、「効果がない」として販売や輸入代理店などの事業者3社に対して排除命令を行っている。「ねずみ・ゴキブリ駆除の超音波が出るヤツって本当に効くんですか?」「バイト先のお店も買いましたが、ネズミもゴキブリもたくさんでましたよ・・」 ネット上のQ&Aサイト「Yahoo!知恵袋」超音波工学専門のある大学教授は、夫人が買ってきた「超音波蚊よけ器」を試しに使ってみたところ「全くダメで、蚊には蚊取線香が一番いいということが実証された」と語る。「ネズミは高い音が嫌いとかはあるが、動物が嫌がる音は人間にも嫌な音である可能性が高い。それに、最初は効いたとしても、慣れてしまえばどうってことないんじゃないですか。大体、猫が物を盗むとかいった時に、嫌な音なんて我慢するでしょう。ほんとに効くならもっと売れますよ。まあ全く『無』ではないにしても、信用できないです。酒蔵でベートーベンを流したら、酒が美味くなったという話みたいなもの。それでうまくなったなんて私は信じません」同教授によれば、簡単な装置で超音波を出すことは可能だが、人間が嫌でないのに猫などの動物の撃退に役立つ音波を出すのは「難しい」という。専門家でも「難しい」装置がホームセンターに売っているとしたら、不思議な話だ。人間が聞こえるのは20~2万ヘルツの音波とされており、「超音波」は、20Kヘルツ以上の波動(音波の一種)で、人間には聞こえない。これまで「効果がない」と認定された「超音波商品」は、「聞こえない」ことをいいことに「効能」を謳っていたという事になる。蚊、ゴキブリ、ネズミ、猫を「超音波で寄せ付けない」とうたう商品は現在でも多数販売されているが、本当に効果はあるのか?>蚊には蚊取線香が一番いい・・「日本の夏・・」に限らず【蚊取線香】が一番。KINCHOの創業者【上山英一郎】が明治19年(1886)にアメリカから除虫菊の種子を入手、瀬戸内地方や北海道などで栽培を奨励しました。そして、除虫菊を用い、明治23年(1890)に世界で初めてKINCHOが蚊取線香の発明に成功。更に、渦巻型への改良等を続け、100年以上もKINCHOは蚊取線香を作り続けてます。除虫菊[和名シロバナムシヨケギク・英名Pyrethrum(ピレスラム)]は地中海・中央アジアでセルビア共和国(旧ユーゴスラビア)を原産地とする、マーガレットに似た可憐な白い花をつけるキク科の多年草です。14~15世紀ころ、枯れて捨てられた花の周りで虫が死んでいるのが発見され、殺虫効果が知られるようになり、主にノミとり粉などとして使われ始めました。 【蚊】用だけではなく、【ハエ】も駆除できるタイプもある。人と自然に優しい天然原料【ピレトリン:ジョチュウギク末】のみで作った純植物性の蚊取線香。「人と・・」はともかく、自然に優しいもので【虫】は死ぬのか?着色料や香料は配合していませんので見た目はこんな感じ。除虫菊の自然な香りが漂います。 それでも安定した殺虫効果を約7時間発揮します。(メーカー談)小さな【蚊】も時に人を殺します。【ハマダラカ】熱帯熱マラリア原虫、三日熱マラリア原虫、卵形マラリア原虫、四日熱マラリア原虫 のキャリアーとなり《マラリア》を媒介する蚊です。全世界で3~5億人。死亡は年間150~270万人。日本での輸入例(外国で感染し日本で発症する例)は年間100人前後で、死亡例は3人前後です。日本国内での発病はありません。しかし、お隣の韓国では患者が発生しており、2000年には4142人に達しました。対策強化により2004年には患者数が826人まで減少しましたが、2005年には1324人と再び増加しています。致死的な経過をたどりやすい熱帯熱マラリアでは死亡することがあります。予防薬が幾つかあるので流行地へ行く前に専門医に相談するのが重要です。 【アカイエカ】【ヒトスジシマカ】【ヤマトヤブカ】『ウエストナイルウイルス』のキャリアーとなり《西ナイル熱》を媒介する蚊です。アフリカ、ヨーロッパ、中東で発生していましたが、1999年にニューヨークで発見され、大きな社会問題となりました。2003年にはほぼアメリカ全土に広がり、発症者数が9800人を超え264人が亡くなっています。2006年は、約4000人が発症し、149人が亡くなりました。今の所ウイルスの日本国内の進入は認められていませんが、人や物資の高速移動によって侵入機会は増える一方です。 一般的には短期間に回復しますが、脳炎型になると重篤な症状となり、死亡率は3~15%といわれています。脳炎型は高齢者が多いのが特徴です。ワクチン・予防薬は在りません。【ネッタイシマカ】【ヒトスジシマカ】『デングウイルス』のキャリアーとなり《デング熱》を媒介する蚊です。全世界で年間約1億人がデング熱を発症し、約25万人がデング出血熱を発症していると推定されています。東南アジアから台湾まで北上していますが、日本国内への進入は認められてません。海外で感染し帰国後発症する例が2005年には74人に達しています。 発熱、発疹を主とするデング熱と、重症で致死的な出血性のデング出血熱との二つの病型があります。前者の場合突然、発熱、頭痛、筋肉痛、関節痛を伴い、食欲不振、腹痛、便秘を伴うこともある。発症後3~4日後より全身に発疹ができ、症状は通常3~7日程度で消失し回復します。後者の場合は発熱2~7日後、血漿漏出と出血傾向となり重篤な症状になるといわれています。《西ナイル熱》同様、ワクチン・予防薬のいずれも在りません。【コガタアカイエカ】『日本脳炎ウイルス』のキャリアーとなり《日本脳炎》を媒介する蚊です。 感染状況:全世界で年間約3~4万人が発症し、1万人が死亡、9000人は回復しても重篤な後遺症を残していると報告されています。日本国内では1967年まで毎年1000人を越していましたが、2005年には7人と激減しています。主な理由は、『日本脳炎ウイルス』の宿主のブタの飼育が蚊の発生源の水田などから離れた所に移動した為です。5~15日の潜伏期間を経て、頭痛、発熱により発症し、時に食欲不振、嘔気・嘔吐、腹痛、下痢を伴います。さらに高熱(39~40℃)となった場合は意識障害、痙攣、昏睡となり、死に至ることがあります。一般的に患者の約1/3が死亡し、死を免れても約半数近くが知能障害などの後遺症を残すと言われています。別名「眠り病」と言われ恐れられましたが、現在は ワクチンがあります。いずれの病気も蚊に吸血される際に感染しますので、予防の観点では「血を吸われない事」が重要になります。蚊を皆殺しにするのが手っ取り早いのですが、生態系への影響などを考えるとそういうわけにもいきませんので、【忌避】という事になります。吸血性の虫の多くは人間や家畜などが発散している炭酸ガスに反応して寄ってきます。この虫の触覚に作用して、炭酸ガスを感じなくさせてしまう薬剤(ディート)は虫よけ成分の中心的な化学成分で、日本で市販される多くの虫よけスプレーに使用されています。以前は危険性はないとされていましたが、最近の再評価によりWHO(世界保健機関)をはじめオーストラリア、アメリカ、カナダ、イギリス、EUなどで毒性・危険性が指摘されています。日本の厚生労働省もディート(正式名:ジエチルトルアミド)の危険性を指摘し、業界に指導を始めました。ディートに感覚を破壊された虫は、人や動物を吸血対象と判断できなくなるので血を吸いに来ません。これが【忌避効果】と言われるのですが、「感覚を破壊」・・どう考えても体に悪そう。厚生労働省による具体的な指導についてですが、カナダでのガイドラインを基に注意表示を指導するというものです。<カナダにおけるディートを含む虫よけ剤の使用に関するガイドライン>・6ヶ月未満の子供には使用しない事。 ・6ヶ月~2歳まではディートの濃度が10%以下のものを1日1回使い、手や顔には使用しない事。 ・長期間の使用は控える事。 ・2歳から12歳の使用は1日3回までとする事。同じく、厚生労働省の『検討結果の概要』には過去に薬事法に基づく副作用報告がない事などが挙げられ、「現時点では販売停止等の措置を講ずるだけの科学的根拠はない」とされていますが、同時に商品へ用法・用量に関連する注意について下記の記載を求めています。○ 漫然な使用を避け、蚊、ブユ(ブヨ)等が多い戸外での使用等、必要な場合にのみ使用すること。 ○ 小児(12歳未満)に使用させる場合には、保護者等の指導監督の下で、以下の回数を目安に使用すること。なお、顔には使用しないこと。 ・ 6か月未満の乳児には使用しないこと。 ・ 6か月以上2歳未満は、1日1回 ・ 2歳以上12歳未満は、1日1~3回○ 目に入ったり、飲んだり、なめたり、吸い込んだりすることがないようにし、塗布した手で目をこすらないこと。万一目に入った場合には、すぐに大量の水又はぬるま湯でよく洗い流すこと。また、具合が悪くなる等の症状が現れた場合には、直ちに、本剤にエタノールとディートが含まれていることを医師に告げて診療を受けること。またメーカ・販売業者に対して製品についての定期的な報告も求めています。やはり心配になりますね。日本で売ってる「虫よけ」は海外の物に比べて弱いので独酌は釣りやキャンプなどの時は顔にも塗ってましたよ。たっぷりと。そこで明日は体に無害な「100%ナチュラル」な防虫対策を探してみようと思います。
2007年11月21日
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今晩は。独酌です。幸いにも熱は出なかったのですが鼻がグズグズしたままで、今ひとつ「ピッ!」としません。昨日のブログのタイトルも【Deja vu:デジャヴュ】と仏語で入力したつもりだったんですが、何だかよく解らないモノに化けてました。風邪は実際に罹ってしまうまでコレといった対策を講じる事は少ないと思います。普段の食事のバランスに気を使うなどして「病気に罹り難い健康な体質」を心掛けている方は沢山いらっしゃると思いますが、「○○予防」「××予防」と限定して行うのは、「歯磨き」による「虫歯」の予防くらいのものではないでしょうか?幼稚園や小学校の時に、あれ程「うがいと手洗い」と言われたのに、実際に喉が痛くならないと「うがい」はしません。この時点で既に「泥縄」です。病院へ行くのも、薬局で売薬を買うのも同じ事ですね。「風邪の予防に○×△」みたいな薬は売ってないですもの。そこで風邪薬のCMのコピーは、「早目のパブロン」=「罹ったもんはしょーがないから早目に飲んどけ」「ジキニンでじきに治って」=「これでも飲んどけ、その内に治る」的なものになるんでしょうね。大正製薬の「早めの・・・」は竹下景子さんがCMをしてますが、それ以前は三田佳子さんがキャラを務めてました。先日に報じられた子供の不祥事が原因で降板したような記憶がありますが、今回で3回目ですか。初犯の18歳の時は一応は未成年という事で親の責任が云々というのもあるのでしょうが、成人した子供が「覚せい剤」を買おうが、「核爆弾」を作ろうが親とは関係ないと独酌は思う。ましてや28歳の人間がしでかした事に関して「親の責任」云々というマスコミの質問はズレてるとしか思えない。肉親であっても「親」と「子」は別々の人間である。それを連帯責任みたいに言うのは、江戸時代の「火付け」の罪を親族まで問うのと同じではないかと思うのだが。「28歳の息子さんが捕まった事、どう思われますか?」 このようにマスコミに問われたら、「恥ずかしいです」 これだけで良いのでは?それをわざわざ記者会見まで開いて「グレた息子を更生させる方法が判りません」と泣いてみせるから茶番に思えてしまう。更生させる方法? 判んなくて結構である。裁判の結果に従い罪を償えば良いだけである。親がどうのという話ではない。そのための司法制度である。大体が日本の社会は俗に言う「芸能人」に寛大すぎるのではないかと思う。一般人で【前科】を持つ人は社会生活を営む上で色々な意味でハンデを背負う事になる。本来は罪を償ったのだから、このような目に遇うこと自体が良くないのだが、日本に限らず世界中でこの傾向はある。三田さんの子供は【前科3犯】になるのか? 実刑判決が出た場合のみをカウントするのか忘れたが、とにかく3回目の逮捕である。一般人ならこの時点で社会的に葬られている。罪を償おうが終わりである。終わらなくても限られた極、細い道しか選択の余地が残されない。だから「極道」になるというもんでもないだろうが、普通の生活は難しいと思う。ところが【芸能人】だと「早く罪を償って復帰して欲しい」とか「才能のある人だから再起を期待する」みたいな妙な発言が飛び交う。この傾向は「拳銃」や「日本刀」などの不法所持や「覚醒剤」や「大麻」などの使用の罪で捕まった芸能人に顕著だ。これが一般人が「薬物と拳銃の所持」で捕まったら「シャブ中でハジキ持ってる」=「極悪人」である。どっちか一方でも「それなり」だと思うのだが。暫く前にも元「光GENJI」の一人が逮捕されたが、他のメンバーや芸能人から同じようなコメントが寄せられていた。ジャニーズ事務所で2人目の逮捕者と報道されていた気がする。相撲部屋は問題を起こせば親方が引責辞任をする時代であるが、芸能事務所はどうなんだ?「親」云々の責任と言うなら、当然こちらにも責任はあると思うのだが。芸能には疎いので断言は出来ないが、以前にもジャニーズ事務所はこの手の問題を起こしたような気がする。【フォーリーブス】もジャニーズではなかった? メンバーの一人が2~3回は「覚醒剤」で捕まったような気がしたが。これが記憶違いでなければ、マスコミだけでなく一般社会も「芸能人(界)だからしょうがない」みたいな風潮があるという事になる。♪ミッチーも♪サッチーも、どっちも・・・♪ブルドッグ! Woo!!こんな唄を歌ってたグループです。気になってちょっと調べたら、やはりジャニーズ事務所に所属していたグループでした。【フォーリーブス】という名前は「4葉のクローバー」を連想させる【Four Leaves:4枚の葉】と思っていたが、、「4つに“別れる、去る、出発する”」という意味の自動詞の【leave】からとの事です。今いち「シャン!」としない頭で考えてるので、纏まりのない文になってしまいました。冬本番を迎えるこの時期に、「あと何回、親しい人たちと桜の花を見る事が出来るのだろう?」・・・鬼が笑いそうですが・・・鼻を啜りながら考える独酌でした。
2007年11月20日
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今晩は。独酌です。先週ここに書いた通りに行って来ました、福島。舐めてました、東北の寒さ。お陰ですっかり風邪がぶり返してしまいました。土曜日の午前中に【ホーホー団】長老と東京駅で待ち合わせて出発です。この日の東京は、スーツ1枚で丁度良い気候でした。東北とはいえ新幹線で一時間ちょっと・・・まあ、コートは必要あるまい・・・これが大誤算。福島に到着して、何はともあれまずはお見舞いです。駅から病院までタクシーで20分の距離でした。この時点では陽が注しているので寒さは感じません。面会を終えて病院から本日の宿へ向かいます。病院の玄関を出てタクシーを待つ間、独酌も長老も口をきかずに立ってました。自分から顔を見せに来いと言っておいて、顔を見せに行ったら行ったで泣かれたのではこちらも凹みます。人が逝くのに遅すぎるというのは無いのだなと思いました。しかし、薄ら寒い気がしたのは、気持ちのせいだけではなかったようです。宿に着いて支配人に挨拶を済ませると早速、温泉へ。寒さで強張っていた肩と一緒に気持ちも幾らかほぐれたようで、思わず・・・「はぁ~っ!」長老と見事にハモったので2人で笑いました。お風呂で温まり、夕食は部屋に運んで貰います。独酌は基本的に固形燃料で一人前ずつチマチマとやる鍋の真似事は嫌いなのですが、火が点いてるのが単純に嬉しいのはやはり寒いからでしょうか。ビールもコップ1杯で、お燗したお酒に切換えます。若い仲居さんが付きっきりで給仕してくれるのですが、放っといてくれると嬉しいのになぁ。経営者の弟の知人という事での配慮なのは判りますが、これでは却って気を使います。明日もう一度、帰る前に病院へ顔を出すので深酒はせずに早目に寝ました。膳を片して床をとって貰い、エアコンを消して布団に入りました。翌朝、肩口がスースーして目が覚めました。久し振りに味わう「冬の朝」といった感じです。ガラス窓と部屋には障子が一枚あるので、直接外気に触れている訳ではないのに障子の向こうの空気が「キッチリ」と冷えてるのが解ります。見なくても判りますが、障子を開けるとやはりガラスに大量の結露が。「寒みぃ~!」と言いながら長老がエアコンのスイッチを入れます。朝食の後に旅館を出ると、山間の空気が「キンッ!」と冷えてるのが実感されます。襟や袖口から進入してくる寒さが東京とは大違い。少し大袈裟かも知れませんが【冬将軍】の実力の片鱗を感じました。日曜日の病院はガランとしていて余計に寒々しい感じがしました。面会時間外だからでしょうか、【ナースステイション】にも誰も居ず、呼び出しの音がずっと鳴っていました。コール音がずっと鳴ってるのも気掛かりだけど、鳴り止むのもなぁ・・・「早く良くなって下さい」「また、顔を見に来ます」独酌も長老も型通りの文句しか言えません。本当であればこの知人とは毎年、時期には出かけるので、「来年も花見に行きましょう」と言いたかったのですが、無理そうな事が独酌にも長老にも判りました。多分、ご本人が一番よく解っているのでしょう。何も言われずに頷いていらっしゃいました。東京駅に4時半に着きました。1時間少しの乗車時間は、弁当を広げて一杯やるには短いので車内では飲まなかった独酌と長老です。何となくこのまま分かれるのもと思い、「何処かで軽く・・・」となりました。長老は幸か不幸か独り者なので家に帰っても晩飯の支度がしてありません。時間が時間ですので、「何処にするか?」と暫し考えて深川へ。長老の馴染みの居酒屋へ向かいます。長老は現在は相模原市に住んでいますが、実家は深川で3代続く正真正銘の【江戸っ子】です。「久し振りに大坂屋の煮込みと卵スープでも・・・ありゃ、そう言えば日曜でしたね」深川・門前仲町の昔ながらの飲み屋は日祭日は殆ど休みなので、結局は長老も初めてという新しいお店に。若い人が来そうな店だけど時間が早いのでまだ空いていました。初見なので無難そうなものを何品か注文して、「まずは、お疲れ~!」と中生で乾杯。冬場に【生】がある時点で「らしくない」ですね。やっぱり居酒屋のビールは瓶でしょう。それと【お通し】がトマトソース味なのもらしくない。不味くは無いけど気分じゃない。それに店の箱がやたらとでかくて落ち着かない。若い兄ちゃん達はニコニコしていて客あしらいも良いが、「ここファミレスか?」と思うような喋り方が×。まあ、これは彼等のせいではなく、接客マニュアルを作った奴の問題なのだろうが。独酌も長老もオジサンなので、この新しい店に何かと批判的です。「そもそも、居酒屋とは・・・」と長老が話し出しますが途中で止めました。「これはこれは・・・釈迦に説法・・・失礼しました」そんなに大層なものではないが、酒に纏わる話は人様に聞かされなくても知ってる事も色々あります。【居酒屋】の起源は江戸期に遡ります。酒の量り売りをしていた酒屋で、その場で酒を飲ませるようになり、次第に簡単な肴も提供するようになったものが始まり。酒屋で飲む行為を「居続けて飲む」ことから【居酒:いざけ】と称し、その【居酒】を行う酒屋は売るだけの酒販店と区別する為に「居酒致し候」の貼紙を店頭に出していました。他にも煮売屋が酒を置くようになったことに始るもの、また蕎麦の屋台から発展したものなどの別系統もありますが、江戸の町(当時は世界一の都市)は男女比率が極端に男性に偏っており、一人住まいの独身男性が多かったことから酒が飲めて食事も取れる居酒屋は大いに広まりました。正に今の長老みたいな連中の為の店だったわけです。それが今や若いオネーチャンまで居酒屋に通うようになるとは・・・独り者に男も女もないのかな。「次は大坂屋に行こうね・・・」 長老は実家に泊まるとの事なので、独酌は一人タクシー乗り場へ向かいます。車を待って夕暮れの街の中に突っ立ってると一抹の寂寥感が。涙の代わりに鼻水が「つ~っ」と一筋。暖かい車内に入っても止まりません。家に帰って風呂に入っても何となく寒気が。恐る恐る体温計で熱を測ると「37度」。「頼むからこれ以上は上がらないでくれ!」と祈るような気持ちで「卵酒」を呑んで寝ました。翌朝、自分の咳で目が覚めました。鼻水もちょっと油断すると垂れてきます。熱は「37度3分」と微妙なところです。ただ、鼻をかみ過ぎて小鼻の脂が取れカサカサになってしまい痛いです。「振り出しに戻る・・・」みたいな感じで冴えない週明けになってしまいました。現在も鼻にアロエクリームをスリスリしながらブログを更新しております。皆さんも風邪にご注意の程を。ん、この一文にもDéjà vuを感じるっ・・・つうか、やってる事に進歩がないだけだな。
2007年11月19日
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今晩は。独酌です。昨日ここに登場した【ホーホー団】の長老と、明日から一泊の予定で福島へ行ってきます。今回は物見遊山の旅ではなく、共通の知人のお見舞いです。糖尿を患って入退院を繰り返されていたのですが、今回の検査で癌が見つかり「来年までは保つまい・・」との医者の見立てが出たとの事で、「生きてる内に顔見せにおいで」とご本人からお呼びが掛かりました。本来であれば、見舞いを済ませたら早々に辞するべきところを何故に「一泊」かと言えば、この方の兄上が【土湯温泉】で旅館を経営されていて以前に何度かお世話になっているのですが、今回もこちらに宿泊の手配が・・。楽しい旅ではありませんが、慰めはもうすぐ80の声を聞く歳だという事です。長老も「早すぎるって歳でもないなぁ、一昔前は人生50年って言ったんだもんな」と・・待てぃー! オマエ何歳だっ!?「10年一昔」と云いますが、日本人の平均寿命が50~60年だったのは何時の事だよっ!! そう突っ込んだら長老はいつもの調子で、「そんなに前の話ではありませんよ」と話し始めました。【縄文時代】の日本人の寿命は14.6才である。【弥生時代】【古墳時代】に入っても【縄文時代】と殆ど変わらず。【室町時代】の日本人の平均寿命は15.2歳位と推定され17~19世紀【江戸時代】の日本人の平均寿命は 20歳代後半~30歳と推定される。「え~っ!、伝記とかに出てくる奴はもっと長生きしてんだろぅ?」伝記に出るような歴史上の人物の平均寿命を見てみると、「戦国時代60.4歳」「江戸時代前期67. 7歳」「江戸時代中期67.6歳」「江戸時代後期65.2歳」「明治・ 大正時代60.6歳」「昭和時代72.0歳」となる。食事や住環境が、長寿の大きな要素と推測されるんだとか。18世紀の日本人の平均寿命はは30歳代半ば、19世紀の日本人平均寿命は30歳代後半と推定され、1880(明治13)年の平均寿命は男36歳、女38歳 、1921~24(大正10~14)年の平均寿命は男 42.06歳 女 43.2歳である 。1947(昭和22)年日本人の平均寿命は 男 50.06歳 女 53.96歳 まで伸びたのである。戦後になって漸く「人生50年」になったという事だ。今から僅か60年ほど前の事です。1950(昭和25)年日本人の平均寿命は男 58.0歳 女 61.5歳、この時点での平均寿命は【先進国中最下位】だった。それが今では世界一である。特に女性の平均寿命は、1985(昭和60)年から、21年連続世界No.1である。この60年間に、男性の平均寿命は、28.58歳、女性に至っては、31.63歳 も伸びている。「生活環境の改善による乳幼児の死亡率の減少と医療の発達による高齢化が、日本人の平均寿命が伸びた要因でしょうねぇ」う~む、流石は長老、正に【walking dictionary:生き字引】独酌は【江戸時代】には「人生50年」位になってたのかと思ってました。故・池波正太郎の小説とか読むとそんな雰囲気ですけどねぇ・・それやこれやと話していると、このブログの話題に・・「あなたのブログは【子供電話相談室】みたいで面白い話もあるのですが、艶がないと言うか、色気がありませんねぇ・・」「オマエには言われたくねぇーよ」四角四面、常識と良識が服を着て歩いてるような男である。「今のマイ・ブームは【おしりいな】ですね」「おしりいな?・・ふ~ん・・」解らないと思われるのは悔しいので、テキトーに相槌を打っておいた。後で調べたら【秋山莉奈】という人の事でニックネームが【オシリーナ】だった。知らんかった・・100%(ToT;)欧州の下着会社【トリンプ】のスポークスマンは1日、世界で最も美しいお尻をした女性に、19歳のブルガリア人の【Kristina Dimitrova:クリスティナ・ディミトロワ】さんが選ばれたと発表した。このコンテストはトリンプ社が主催し、29カ国から約1万5000人が応募。まず自身のお尻を写した写真を送り、インターネットを通じて1次選考が行われた。500万人以上が同サイトを訪れ、内13万人が投票。 これは実際に【トリンプ】のサイトに送られてきた写真である。日本大会「日本一の美尻」に選ばれたのが【渡辺花穂】さん。45人の男女が最終選考に残り、ミュンヘンで選考委員の前で自慢のお尻を披露し、優勝者のクリスティナさんは1万ユーロ(約165万円)、キャンペーンモデルの権利&おしりの保険をゲット! 同社の次の国際宣伝キャンペーンのモデルを務める契約を結んだ。野郎もいたんですねぇ・・ちなみに24歳のルーマニア人のアンドレイさんが最もお尻が美しい男性に選ばれたそうで・・見たくねぇ。この人が「世界一の美尻」だそうです。見たか長老! 独酌のブログだって【尻】ぐらい載るのであるっ!!美しいお尻は【桃】に例えられる・・・逆か?「桃尻」と言うから「桃のようなお尻」で合ってるよなぁ・・?【清水白桃】昭和7年、白桃と岡山3号の混植園で発見された偶発品種です。【白桃】明治32年岡山で生まれた品種。日本を代表する品種として有名です。まあ、【お尻】に見えないことも・・これなんかローライズからはみ出したお尻みたいだ。【白鳳】大正13年に神奈川県農業試験場において白桃と橘早生を交配してできた品種です。最近の異常気象のせいか、この品種が2年続けて豊作で味がよく好評を博しています。【紅清水】昭和52年、岡山の森上白桃と清水白桃の混植園から誕生した品種です。【川中島白桃】白桃の改良品種で、平均果重が360gと大玉で果皮の色は濃く赤みが有り、果肉も少し赤い。糖度が高く特に熟れたものは中に蜜の層のようなものができ、独特の食味が楽しめます。【黄金桃】長野県で誕生した品種です。果肉は白ですが、果皮が黄金色をしているのでこの名前がつきました。【白桃】と言うと日本の桃の代表みたいだが、元々は中国の天津産の桃と中近東原産の桃を交配して作り出されたものだと言います。【上海水蜜】皆さんは【初平】の果物を召し上がった事がおありだろうか?その中でも、【桃】である・・食品の域を越えている・・変な言い方かも知れないが、他の農産物のように「自然の恵」という気はしない。ここを訪れた人は、まず名声にそぐわない質素な建物に驚く。独酌も初めて行った時は「何屋だ?」と思いましたよ。「ウルカ」の壺や「カラスミ」の入った麻袋が棚に積んであったりで、全然「果樹園」らしくない。何と、ここでは独酌が涎を垂らして喜ぶ酒のツマミを桃やブドウの肥料として畑に撒いているのである。「青菜に塩」と普通は植物に塩分はダメな気がするが、ここの方が言うには日本(少なくともここの畑)の植物は「塩辛い物」が大好きだとの事。肥料に撒く撒かないでは実の出来具合が雲泥の差なのだと言う。神々しい迄の存在感を持つ【桃】は果実には思えない。皆さんは、不二家の【ネクター】という飲み物をご存知だろうか?本来【ネクター】とは古代の神々に愛されたという伝説の飲み物の事である。これは硬そう・・こっちの方が良さそうだな・・何を言ってるのかだって?いや、【女神】さまのお尻を齧ったら【初平】の桃の味がするのではと・・・でも【桃】で画像を検索したら、これが出てきました。「今は胸は桃ではなくスイカの時代ですよ」 by 長老そうですかい・・どちらも季節外れもいいところ。やっぱり食べ物から離れられない独酌でした。
2007年11月16日
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今晩は。独酌です。冬の味覚の王様と言われる【ズワイガニ】、名前が王様の【タラバガニ】、陸上で最大の【ヤシガニ】と王様候補を挙げてきましたが、ホーホー団の長老から「大きさで言えば【タカアシガニ】ですよ」とのご意見が。 甲殻類十脚目短尾下目クモガニ科タカアシガニ属 【タカアシガニ】岩手県から九州まで太平洋側の水深200~300メートルの深海に棲むカニです。駿河湾の戸田村では大正時代から底引き網で水揚げされていましたが、誰にも相手にされなかったようです。それが戦後に旅館などで、「世界最大」のキャッチフレーズと共に出されるようになって名物に。今では資源の減少が著しく、稚ガニの生産や、養殖、畜養などの研究が盛んになってます。また最近は千葉県や神奈川県、和歌山県などでも漁が行われていて、観光資源(水族館に展示)として利用されてます。ここでもやはり「世界最大」が売りです。巨大なカニですので特別な機材がなければ調理が出来ません。戸田などでは茹でるのではなく蒸すようだが、身に水分の多いカニであるので理に叶ってると思います。この蒸しガニは適度に水分が抜けてケッコウ美味しかったです。融かしバターとレモンで食べましたが白ワインにピッタリでした。一度、鍋にしてポン酢で食べてみましたが水ぽいだけで美味くなかったです。・・やはり来ましたか、この意見。書籍などに「世界最大のカニ」と出ています。確かに【十脚目短尾下目】の中では脚と脚の長さを測ると最大。・・でも細い。丸で【アンガールズ】のよう。脚を目一杯広げるとデカイというより長い。「大きい」って感じはしないでしょ・・・あれ?こっちでした。ハサミもちっちぇー! 食うとこねぇー!馴染みがあるのはコチラですね。 甲殻類十脚目短尾下目クリガニ科ケガニ属 【ケガニ】日本海側では鳥取、大平洋側では茨城から北に棲息。最盛時は1万トンを超える水揚げがあったが国内での漁獲量は急速に減っていて、ロシアなどからの輸入物が増えています。ケガニとタラバはよく比較されるが、味わいがまったく違います。もちろん身の味も違いますが、ケガニは身質よりもミソが重要視されます。身は甘みもあって美味しいですが、ややクドイ面も。また1匹のカニからは、一人一杯食べても、物足りない量しかない。・・食い意地の張ってる独酌だけか? 値段の割に食べでが少ないのを補って余りあるのが蟹ミソなのである・・と言いますが独酌はこの蟹ミソ嫌いです。カニは普通、茹でるより焼くか蒸す方が美味しいのですが、ケガニは「茹で」が良いと思います。ケガニの茹で方は、やや濃いめの塩加減の沸騰した湯の中に甲羅を下にして入れ、大きな物で20分前後茹でます。これを今度は甲羅を上にしてザルなどに上げて冷まします。身の方は茹でたても美味しいのですが、粗熱がとれる前に甲羅を開けると蟹ミソが流れ出てしまう事があります。また小売店で買う場合は見てくれの大小より、実際に手にとって持ち重りがする物を選ぶのが一番大事だそうです。「旨さ」で選ぶなら、コレだっ! ってのは・・甲殻類短尾下目ガザミ科ノコギリガザミ属 【トゲノコギリガザミ】ノコギリガザミというのは日本では【アミメノコギリガザミ】【アカテノコギリガザミ】【トゲノコギリガザミ】の3種が捕れますが画像は【トゲ】です。熱帯の東南アジアから浜名湖までに棲息してます。漁獲量が少なく、流通することは希。国産は非常に高価です。特に浜名湖名産として名高い「どうまん」、高知県の「えがに」「本がに」はメチャクチャ高いです。築地などで見ると木の板に堂々と『どうまんがに』と大書して売られている。「頭が高い!控えおろぅー!!」の勢いです。関東でノコギリガザミと言えば浜名湖が名高いのですが、漁獲量は決して多い訳ではなく紀州、四国、九州、そして一番多いのが沖縄です。(ちあき!さん、沖縄だって凄いのいるじゃないですか。)オーストラリア、東南アジアなどからの輸入されるノコギリガザミ属のカニは、マングローブの泥の中に棲息している為に「マングローブガニ」などと市場で呼ばれ安く出回っていますが、食べると泥臭いです。 鋏の力が非常に強い(約1トンと言う説も)のでしっかり縛られてきます。独酌が築地で見た奴は、ボールペンを軽々と断ち切ったので指は出さない方が良いでしょう。高知市では本種のことを【まがに】=【真がに】と呼びます。地元の人が言うには「カニの中で一番旨いカニ」ということで「真」の字が付いたとの事。「Lord of the crabs」・・「カニの中のカニ」正に王者の味わい。中でも「蒸すのが一番!」と地元の方は声を揃えます。更に地元の人が声を大にするのが、【真ガニ】は他のカニと違い「蒸してる香りに味がある」・・これは機械で測定しないと断定は出来ませんが、独酌の私見としても「非常に良い香り」。身の味は同族の他のガザミとはまったく違って濃厚です。甘味、旨味とも強く濃厚芳醇であるのにも関わらず、後味は軽い。いくらでも食べられる。独酌が特に感嘆したのが「内子」と「日本酒」の相性の好さ。オレンジ色の「内子」を口に含むと軽い塩味があり、旨味や控えめな甘味は後から湧き上がってくる。この味が口に残っている間に辛口の日本酒を含むと・・「!?」日本酒が異常に美味いっ! ・・また内子を啜る・・酒で軽く洗い流しては・・また内子を啜る・・酒で・・この輪から抜け出せなくなりますよ。独酌みたいな「呑んべい」ではない方には、甲羅の中に身を入れて、これに内子を絡ませるという食べ方を是非ともお薦めします。これはこれで「魔味」とも言うべき美味さです。この味を知ってる人なら「蒸してる香りに味・・」と言い出すのも頷けます。ついでだから王様の親戚も・・甲殻類十脚目短尾下目ガザミ科ガザミ属 【ガザミ】北海道から九州まで棲息してます。東京でカニといえば【ガザミ】のことを指しました。一昔前には、品川から大森にいたる東京湾沿いにガザミを食べさせる料理屋が沢山ありました。今のようにタラバやズワイが食卓を賑わすようになったのは最近の事で、それ迄はもっとも普通の食用ガニでした。東京湾、三河湾、瀬戸内海、有明海と本種を名物とする地域はあったが、今でも健在なのは有明海くらいのものです。ただし市場に流通する多くが輸入ものにとって変わられています。あまり捕れない為に影が薄くなってしまった感じですが、まことに美味いカニです。他にはない絹のように滑らかな身質で上品な甘みがあります。出来れば「活け」をお勧めします。冷凍や死んでしまったものを調理するより遥かに美味いのですが、非常に高い。それというのも「活きてる」事が重要なので、取扱も面倒なようです。ナイロン製の刺し網で漁をしますが、網に絡まったカニの脚をもがないように外すのが非常に大変です。甲殻類十脚目短尾下目オウギガニ科マンジュウガニ属 【スベスベマンジュウガニ】房総総半島以南に棲息してます。コイツは【saxitoxin:サキシトキシン】という毒を持っていることで有名。鹿児島県、沖縄などでコイツ等を食べて中毒、死亡の例があります。「まんじゅう怖い・・」 千葉ではイセエビ漁の厄介者のひとつであると言います。沢山かかって網から外すのに手間がかかる。手足がもげようがちぎれようが気にしなくても非常に面倒との事。【ガザミ】漁に手が掛かるわけだ。 甲殻類短尾下目ガザミ科ガザミ属 【タイワンガザミ】千葉県、山形県以南に棲息。ガザミが近年減少しているのに対して、こちらは漁獲量が増えています。もっとも輸入も多い。まあ、あっちで沢山捕れるからこそ「タイワン」なんですが。山陰では【青手】と呼ばれ珍重され、とても味も良いカニです。美味しい上に見た目が派手なので呼び方も全国に方言が多い。色合いから「青○○」、派手な外見から「花魁:おいらん」などと呼ばれたりしています。デカイ割に殻が柔らかくて食べやすい。内子とミソの味がまったりと甘く、甲羅に身を入れて絡める様にするとこちらもノコギリに負けない最高の酒肴になる。大きければ大きいほど美味いのも解り易くて◎だと思います。デカイのいれば小さいのも・・・ 甲殻類十脚目短尾下目サワガニ科サワガニ属 【サワガニ】本州四国、九州屋久島までの淡水に棲息。淡水で一生を過ごすカニは日本ではサワガニ科のカニだけです。水さえ綺麗なら人家の傍だろうが、道路の溝だろうが何処にでもいるカニでした。初夏には大きな卵をフンドシ一杯に抱え、やがて孵化して子ガニになります。ある程度大きくなるまで母ガニが子ガニの面倒を見ます。徳島県ではこのカニを「いでんこがに」と言います。これは「いでんこ=排水溝」にもいるカニという意味だそうです。そのカニが今では殆ど見られなくなりました。。居酒屋などで定番メニューとなっているのは養殖物で、この20年市場で天然物は出た事がないそうです。それほど美味いモンでもないし、可哀想な気もするけどあると食べちゃう。【ウェステルマン肺吸虫】の中間宿主になるので調理の際は、よく加熱することが必要です。皆さんなら、誰を王様に選びますか?「king of kings」・・ちょっと気になったのでアメリカにいる友人に「king crab の画像を送って」と頼んでおいたら届きました。 アンタ、誰っ!?
2007年11月15日
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今晩は。独酌です。醜い金の奪い合いと、風邪(かな?)で中断していた「カニ」のお話を再開します。「また、カニかに?」 と仰らずにお付き合いの程を。前回の「王様・・・」の話で、【タラバガニ】が「king crab = 蟹の王様」と呼ばれている事、それなのに「カニ」ではなく「ヤドカリ」の仲間である事を書きました。この「カニモドキ」の王様は寿命が長い(20~30年)ので図体も大きくなります。成長しきったものは両足を広げると2m、体重も約10Kgになります。この種属には【ケガニ】や【ズワイガニ】のような蟹味噌(肝膵臓)が殆どありません。【肝膵臓】とは文字通りカニの肝臓と膵臓ですが、カニの場合、臓器が別々ではなく【中腸腺】と呼ばれるひとつの臓器で成り立ってます。消化吸収を助けたり栄養分の貯蔵をする器官です。だからこそカニの食べていた物や、捕れた領域によって蟹味噌の色や味に違いが出るのです。 黒っぽいミソは「海藻類」を多く食べ、オレンジ色のミソは「貝類」を多く食べていると言われています。アラスカなどで捕られる【イバラガニ】などは甲羅を開けてもスッカラカンで日本人はちょっとビックリします。「ミソが無い・・・脳なしか?」漁師は【かに籠】から【イバラガニ】を取り出すと脚だけもいで甲羅は海に捨ててしまいます。中身が無い事を知らない人が見たら勿体ないと思うでしょう。【タラバガニ】の甲羅を開けた時に腸のようなものが入っていますが、あれがタラバの【肝膵臓】です。こいつ等の【肝膵臓】は本物のカニに比べて加熱しても固まりにくく、通常では食用にはされません。新鮮ならば食べても害はないですが、それほど美味しいものではないので内臓と一緒に捨てられる事が多いようです。タラバの仲間を「丸ごと」調理する時は茹でないで、蒸すか焼く方が良いと言います。茹でると【肝膵臓】が身の中に入り込み味が損なわれるので、茹でる場合は甲羅を外すか、内臓は捨ててから調理するのが良いとの事。蟹ミソが無いのは悪い事ばかりでもなく、ケガニやズワイガニよりもさっぱりしているので大量に食べても飽きがこないという利点もあります・・・値段を考えたら「利点」じゃないか。 十脚目異尾下目タラバガニ科タラバガニ属 【ハナサキガニ】根室市花咲半島の周辺で沢山とれ、花咲港で水揚げされた事でこの名前が付きました。タラバガニよりやや浅い海に生息してます。流通しているタラバの仲間では一番殻が硬く、その上に棘が鋭いので、とても素手で持っていられません。以上の事からケガニ以上に食べるのが面倒臭いので独酌はこのカニがあまり好きではありません。誰かが身を取ってくれるなら話は別で、殻から身を取り出すと身が赤い皮膜に覆われていて、この食感は独特のもので「クセがある」と言って敬遠する人もいますが独酌は噛み応えがあって好きです。花咲に【鉄砲汁】というのがありますが、【ハナサキガニ】をブツ切りにして、みそ汁にするだけの素朴極まりない料理。でもこれが一番美味い食べ方かも知れません。1972年に出版されたサンケイ新聞社の『郷土料理の旅』に載っている記事を見ると、茹でた【ハナサキガニ】何と1匹150円で売られている。安かったんだなぁ~! これだったら独酌でも【ギャル曽根】にご馳走できます。日曜の夜にムスコとテレビを観ていたら、この人【寿司屋】で握りだけで60万円分食べてました。これで「腹八分目」どころか「半分」にもなっていないんだとか・・・恐ろしい。ムスコが「来年の誕生日でいいから、ここの寿司屋へ行きたい」と言うので、テレビ消して寝ました。 甲殻類十脚目異尾下目タラバガニ科エゾイバラガニ属 【エゾイバラガニ】このカニは駿河湾(静岡県焼津)、相模湾(神奈川県横須賀市長井)の水深760m~830mに生息。水深が深くなると型も小型になりメスが殆どとなり、1200mにまでカニ籠を入れても本種が捕れると言います。静岡県焼津市では【ミルクガニ】と呼んで珍重されています。茹でたり、蒸したりすると乳製品のような香りが立つ。これが焼津で【ミルクガニ】と呼ばれる所以です。最上の料理法は焼きガニで、非常に濃厚な旨味があり殻の焼いた香りとバターのような身の香りがあいまって絶品との事。悲しいかな流通量が少ないので独酌はまだ食べた事ないです。 十脚目異尾下目タラバガニ科イバラガニ属 【イバラガニモドキ:♂】 十脚目異尾下目タラバガニ科イバラガニ属 【イバラガニモドキ:♀】ただでさえ「カニモドキ」なのに更に【モドキ】である。「バッタ物の偽物」みたいな感じがするが、駿河湾でとれるタラバガニ科のなかではもっとも高価なもの。本種は量的に少ない為にあまり知られていないが、新鮮なものは「本タラバ」「アブラ」の赤・青の王様に引けを取らない。特筆すべきは「内子」の美味さで、他のカニの内子より濃厚で「ウニ」のような味がするのに嫌なクドサが無い。独酌もこのカニの内子は好き。酒の肴として天下一品。また普通は捨てちゃう「外子」も未成熟なものは「塩漬け」や「醤油漬け」でこれも酒の肴の佳品となる。何でこのカニだけ「オス・メス」の画像を載せているかと言うと、このカニは殆どオスとメスが同時に捕れる。その為に静岡県沼津市では【夫婦ガニ】と呼ばれる。同じ静岡でも焼津市では深海から捕れる事から【たらばがに】と呼びます。ベーリング海、オホーツク海、宮城県沖、福島県、千葉県、東京湾口、相模湾、駿河湾、遠州灘、三重県沖の深海に棲息するが日本国内で捕れるものとオホーツク海で捕れるものは別種の可能性があるのでは?・・・と独酌は思う。(私だけぇ?)皆さんは【ヤシガニ】をご存知だろうか? 【Birgus latro :椰子蟹】は、十脚目ヤドカリ下目オカヤドカリ科に分類される甲殻類の一種で陸上生活をする甲殻類では最大種である。陸で暮らしているがタラバガニの近縁なのである。陸上最大という事でコイツも王様候補。強力な鋏脚でヤシの実を割って中身を食べる事が出来ます。ここから「ヤシガニ」という名前が付いたようです。また、銀食器や鍋などきキラキラした物を持ち去るカラスみたいな習性から、英語では 【Robber Crab:泥棒蟹】あるいは【Palm Thief:椰子泥棒】と呼ばれる事もあります・・・何か王様らしくないなぁ。生息域がインド洋の最西端からミクロネシアまで広がっている為に様々な名前で知られており、グアムでは【アユユ】、その他の地域では【ウンガ】【カヴュ】等と呼ばれています。また地域により様々な体色をしていて明るい紫色から茶色までバラエティー豊富です。 姿形や住んでる場所のせいか、サイパンでは「蜘蛛」の仲間だと思われてる。このカッコ見るとねぇ・・・。ヤシガニの身に毒はないが、ヤシガニが食べたエサによっては毒を体内に蓄えることがあり、宮古島以南でヤシガニによる中毒が報告されています。中毒症状は嘔吐・吐き気・手足の痺れなどで、死亡した事例も。この毒は沖縄にも自生する樹木【Hernandia nymphaefolia:ハスノハギリ】の果実に由来すると考えられてます。「毒を持ったヤシガニは茹でても赤くならない」と言い、赤くならないヤシガニは料理店でも廃棄しているそうです。しかし、「赤く」なったヤシガニが全てOKであるというわけでもないので、素人がとっ捕まえて食わない方が良いそうです。毒だけではなくハサミも危険で、人間の手指なら間違いなくチョキン!茹でても赤くならない毒を持った奴は、元の色が「青い」のに多いそうなのだが、これも茹でてみないと分からない。お腹が空いてる時に、捕まえたヤシガニを「さあ、食べようっ!」・・・それなのに、せっかく茹でても赤くならない・・・もう一度、捕まえるとこからやり直し・・・というのは子供にとってはかなり酷な話だ。我慢できずに食べちゃう子供も大分いたらしい。また茹でると、毒があろうがなかろうが良い匂いがするのである。中毒が起きるわけである。そんな事を知らなかったから独酌は子供の時アチコチで気にせずに食べてましたよ・・・赤いのも青いのも。ただ、マングローブ林で捕ったヤシガニは喰わないほうが良いと言います。 「カニ」にしろ「エビ」しろ「モドキ」にしろ赤くなると美味そうに見える。でも見てくれに惑わされずに素性を確かめる事が肝心なようです。「キミは毒があるかに?、無いのかに?」「そもそもキミはカニなのかに?」なんちゃって・・・
2007年11月14日
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今晩は。独酌です。まだ平熱より3~5分高いのですが、36度台で落ち着いていますのでほぼ復調しました。それがなにより証拠には・・・腹減って、腹減って・・・これはこれで困るのですが体調悪いよりはマシかと。ヨメとムスコは「ついでだから4~5日食べないでダイエットすれば?」と言ってますが。昨日イソップ寓話の【アリとキリギリス】の話をした際、最後に「相手がキリギリスではなくウマオイだったら・・・」と書きました。「アリさん、何か食べ物を分けて下さい・・・」「あなたが夏の間に遊んでばかりいるから悪いんでしょ」「そこを何とか・・・」「働かざる者、食うべからずです」「・・・そうかよ・・・」「何です、逆ギレですか?」「だったらオメエを喰ってやるっ!」相手が悪かったですね。姿形は似ていても丸で別ものです。人間で言えば一般市民とヤクザくらいの違いがあります。キリギリス:草食で大人しい。コロギス:夜行性で肉食。姿形はウマオイ以上にキリギリスに似ている。このように野生の世界は危険が一杯です。ここに美味しそうなパイがあります。パイの名前は【平成19年度事業計画】といいます。色々と事情があって去年のパイより少し小さくなりました。このパイを皆で仲良く分けて食べましょう。皆がガツガツと貪り喰うのでパイはあっという間に無くなってしまいました。皆で集まって相談します。 「まだ余ってるとこから貰えばいいんじゃないの?」「そうだ、そうだ!」 ムリが通って道理が引っ込むと、「え~っ!あんたもかい!?」という状況も。「残りは全部ワシによこせーっ!」 こんな無茶な奴や・・・ 「いや、オメェーは違うだろっ!」 こんな事まで・・・まあ、ウチの会社はこんな具合です。独酌は頑張りましたよ。「守れぇ! 何としても守り抜くんだぁー!!」「怯むなぁー! この一戦に未来がかかってるぞぉー!!」 敵方最終兵器を投入! 「これが噂のネコ型・・・」国敗れて山河あり・・・苦しい敗戦の時代。 「返してくれよぉ~!」「ぐぅへっへっ!、盗ったどぉーっ!」「泣く子と動物には勝てない」・・・TV業界で言われる事ですが、どこも同じようなモンです。独酌のところは年頭の計画より2.5%も予算を削られてしまいました。残りの4ヶ月半が苦しくなりそうだけど頑張るしかありません。やはりインフルエンザは猛威を揮いそうだとの予想です。関東地方は来週中に「木枯らし」が吹くと予想されています。いよいよ冬本番ですね。皆様も【風邪】と【火事】には充分ご注意を。「がんばっていきまっしょい!」
2007年11月13日
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今晩は。独酌です。今年は例年になく早い時期からインフルエンザが猛威を揮っているとの事。閉鎖された学級も大分あるそうです・・・「転ばぬ先の杖」と思い、先週の金曜日に「予防接種」を打ったのですが・・・熱が出ちゃいました。赤ちゃんじゃあるまいしと思ったのですが、頭がボーッ!としてダルイので熱を測ってみたところ「38度ジャスト」普通の人ならどうという事もないのですが、平熱の低い独酌はアウトです。(体温計で熱を確認しなければ平気だという説もある)食欲が無いのはともかく、あまり酒も飲みたくない・・・「酒が飲みたい= 普通 = 健康」「何とか飲める= やや問題あり = でも何とかなる」をバロメーターにしてるので重症であると本人は考えます。先週は予算のブンドリ合戦があったりで2日ほど寝れなかったので、大人しく寝ていようと決めました。「風邪ひいちゃったみたいだから、鍋食って〆に雑炊食べて汗かいて寝るわ・・・」とヨメに言ったのですが、既に作ってあったクリームシチューとグラタン、サラダが出てきました。まあ、言ってみただけです。ものは試しに・・・クリームシチューは数日前からムスコが「食いたい、食いたい!」と騒いでいたので判るのですが、「何で(おかずもベシャメルの)グラタンよ?」と尋ねたら、ホワイトソースを作った際に最初は緩すぎたので粉を足したら硬くなってしまったので牛乳を足した・・・というベタなパターン・・・これを数回繰り返したら予定の倍くらいの量のホワイトソースが出来上がったとの事。目分量じゃなくて測れよっ!ムスコはご飯(白米)にカレーのようにクリームシチューをかけて食っている。「オマエよぉ、・・・それ美味いかぁ?」「美味いよぉー!、ご飯が進むねぇー!!」「おかずがグラタンっつうのはどうよぉ?」「良いんじゃない? どっちも美味いし」「・・・あっそ」基本的に食えれば良いのだなぁ・・・。ムスコのグラタンは「海老マカロニグラタン」です。正確には海老と【ペンネ】のグラタンである。流石にヨメもシチューとグラタンは予定していなかったのかマカロニは買ってなかったようで、キッチンの棚から【ペンネ】を出していた。独酌は「ショートパスタ」は普段【コンキリエ】【ファルファレ】【ペンネ】の3種類しか買わないので、【マカロニ】の在庫は無い。「マカロニグラタンも美味いねぇー!」馬鹿は喜んで食っている。何度か教えてはいるのだが、「ショートパスタ」はムスコの頭の中では【マカロニ】に統一されてしまうらしい。まあ、イタリア人じゃないし、主食って訳でもないから良いかぁ・・・そう思っていたら、最近ではアメリカ人の中には「ショートパスタ」全般を【マカロニ】と呼ぶ人もいるらしい。しかも何故かイタリ-系が多いとの事だ。祖国ではあんなに細かく区別してるのにな。英語では【macaroni:マカロニ】と記すと「穴の開いた棒状の短いパスタ」のみを意味している。本家イタリアでは【Maccherone:マッケローネ】と記せば「穴のあいた棒状のパスタ」を指すそうで、長さは関係ないそうだ。流石は【饂飩:うどん】のご先祖様。わけが解らん。【饂飩】の謂れは奈良時代に唐から伝わった【食偏に混と書く+飩:こんとん】を温かくして食べた「うんとん」に由来する・・・だったような気がする。かくも曖昧模糊で胡乱なものが元なのでよく解らなくて当然か。関西では「けつねうろん」と言うしね。独酌とヨメのグラタンは「牡蠣とホウレンソウ」だったので これをアテに白ワインをチビチビと飲む。しかし、2~3口食べたら胃がムカムカしてきたので中止。雪平で赤ワインを煮立てて、黒コショウ、シナモン、レモン果汁、ハチミツを混ぜてマグカップで啜る。久し振りに酒を殆ど飲まないで寝ました。何時に眠りについたかは判らないのですが、朝の4時に目が覚めました。パジャマの上に厚手のスエットを着て、首にタオルを巻いて布団を被っていたので汗ダクです。シャワーを浴びて汗を流してサッパリとします。新しいパジャマに着替えて体温計で熱を測ると「37度」。微熱と言えば微熱がありますが、ほぼ復調。それが証拠に腹が減ってました。小さい【マイ土鍋】で湯豆腐を作ります。鍋に水を張ってダシ昆布を一枚。豆腐を一丁と春菊少々でお終い。【つけダレ】は生醤油にネギの微塵切りとカツオ節だけです。湯豆腐と言うより「温奴」です。お酒を少しだけ熱めに燗します。食道を通って胃に落ちていく酒がはっきりと判ります。「もう、冬だなぁ・・・」 最近では虫の声も聞えません。皆さんはイソップ寓話【アリとキリギリス】をご存知・・・ですよね?夏の日、キリギリスは野原を跳び回って 鳴いたり唄ったりしていました。そのそばをアリが大層苦労して とうもろこしの実を巣に運んでいたので、「ご苦労なこったね、こっちに来て一緒に唄ってはどうだい」「冬のために食べ物を蓄えているところだよ。君も働いた方がいいと思うがね」「どうして冬のことを心配するんだ。こんなにたくさんの食べ物があるのに」しかし、アリはそのまま仕事を続けました。冬がやって来ました。食べ物が見つからず、キリギリスが飢死する間際に垣間見たのは、アリが夏の間に蓄えたとうもろこしや穀物を 毎日分け合って食べている姿でした。まあ、これが一般的な粗筋ですね。日本独自のバージョンとして、食べ物が見つからず、困っていたキリギリスに親切なアリは食べ物を分けてあげました。・・・というのがありますが、このようなお人好しのアリが出てくるのは日本だけだそうです。他の国はもっとシビアで死んでいくキリギリスをアリ達は巣に運んでいきますが、寒さから守る為でも食べ物を与えるためでもありません。食っちゃうんですね、当然。ある学者が調べたところ146カ国で、奢者必衰の例えどおりアリは餓死したキリギリスを食べた事になってるようです。このほうがリアリテイがあって、当代の子供達には受け入れられ易いかも知れません。日本の最近の小学生の間には、「アリは夏の間一所懸命に働きすぎて過労死しました」「キリギリスはアリに音楽会の切符を売りつけて、その収入で冬を過ごした」というバージョンが広まってるそうです。この有名な【アリとキリギリス】の話は原典のイソップ寓話集では【アリとセミ】だったそうです。日本に入ってきた時の「伊曾保物語」ではセミのままだったが、明治の国語教科書には【アリとセミ】【アリとキリギリス】の2種があったそうですが、今の日本では100%キリギリスになってます。【セミ】バージョンは・・・冬のある日のことです。アリたちは、溜めてあった穀物が湿ったので、家の外で乾かしていました。そこへ、おなかをすかしたセミがやってきて、「なにか、食べ物を下さい」と、頼みました。アリたちは、「あなたは、どうして夏の間に、食べ物を蓄えておかなかったのですか?」「ひまがなかったのです。歌を歌うのに、忙しくて忙しくて」アリたちは、せせら笑って言いました。「なるほどね。夏に歌を歌っていたのなら、冬は踊りでも踊ったらどうです」【セミ】バージョンでも「怠惰」「浅慮」への警告が主旨である事は変わらないようです。何処でどうかわったんでしょうか?一般的には西欧に広がるイソップ寓話の集大成版として知られるドイツ語訳【シュタインへーベル】の改作が元ではないかと言われています。【セミ】の実物に馴染みの薄いドイツ語圏の人の為に風土に合わせて【キリギリス】に改作したのが始まりという説ですが、独酌はイマイチ「?」だと思います。現存する寓話集の中で【セミ】が、別の昆虫に置き換えられている例で、一番古いのは12世紀の後半(1170~1180年頃)に、マリー・ド・フランスが翻訳した【Del hulchet e de la furmie:コオロギとアリ】ではと言われています。しかし彼女は、英語で書かれた寓話集をフランス語に翻訳したと言われていますので、彼女が参考にした英語版自体が既に【コオロギ】となっていたものと思われます。中世の西ヨーロッパではイソップ寓話は、ラテン語で書かれた写本が一般的で、原語のままのギリシア語の写本は殆ど出回っていませんでした。という事はラテン語の【cicada:セミ】から他の昆虫に変化した時点が改作の始まりだと思われます。セミのいる地域(ギリシアやイタリア)からセミのいない地域(ドイツ・イギリス)へイソップ寓話が伝わる過程での変容を調べれば解明できると独酌は大学の時に思いました。メディチ家のイソップ寓話集(15世紀)セミの生息するイタリアでは、セミはやはりセミであるようだ。しかし、英訳者はこれを【THE CRICKET AND THE ANTS】と訳している。どっちかと言えばコオロギよりゴキブリのように見える。昔の人は虫の見分けがあまりつかなかったのか?ギリシャ語がさっぱり解らない独酌にはセミとキリギリスをギリシャで、どのように識別していたかが解らない・・・これは致命傷。おまけに【セミ】は【キリギリス】や【コオロギ】だけに化けたのではなく、【コガネムシ】(文章の内容からして【フンコロガシ】だと思う)や【トンボ】にも姿を変えている。それどころか【アリ】までいなくなって【トンボとキリギリス】という話になっている地域もある。 ロシアでは「トンボ」を表す言葉が19世紀の初頭までは「キリギリス」や「コオロギ」をも表していた可能性が高いそうで・・・ロシア語もダメなので完全にお手上げである。こうして大学時代にフランス語の古典を調べる為にラテン語を齧った独酌は咀嚼して飲み込む事が出来ずに途中で吐き出しました。切手にまでなっているのでやはり【アリとキリギリス】が一番メジャーなんだろう。 【キリギリス】じゃなくてコイツが相手だったら違った話が出来てたのかも知れませんね。こんな酷い話は【寓話】にも【童話】にもならないか・・・
2007年11月12日
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今晩は。独酌です。一昨日ここで【ズワイガニ】を「冬の味覚の王様」と書きましたが、思いもよらぬ処から反論が。「カニの王様と言ったらタラバでしょう!」 by 築地C水産 K課長「king crab がいるよ、これが王様でしょ!」 by ムスコ・・・阿呆、「king crab = タラバガニ」である。ただ西洋人は生物の名前を割とテキト-に付けるので、別種の生物の可能性もある。ボストン名物の【クラムチャウダー】で御馴染みの「clam」だが、通常であれば【ハマグリ】の事を指す。しかし、アメリカでその辺の子供やオバサンに【アサリ】のことを英語で何というかと尋ねると、普通に「clam」と答える。正確には「short-necked clam」だが「clam」でも全然OKのようだ。スーパーなどでも「clam」と表記されて売っている。【二枚貝】全般を指す言葉としては「bivalve」があるから総称でもないようだ。同じような事が【サバ】と【アジ】にも言える。【Mackerel:サバ】であるが【アジ】も「Mackerel」の字が当てられることが多い。正式には【horse mackerel:アジ】である。別に「馬面のサバ」という意味ではなく、「群れるサバ」の意との事。両方とも似たようなピカピカ光る魚だから同じ名前を付けたらしい。だったら他の「光モン」はどうかと言うと【Sardine:イワシ】や【bonito:カツオ】はちゃんと固有の名前がある。判断基準はよく判らんが、やはりテキト-な気がする。「devil fish」は普通【octopus:タコ】を指す俗語だが、【manta:イトマキエイ】を指す事もあり・・まあ、魚や貝はこの際、置いておいて蟹の話である。【タラバガニ】を和英辞書で引くと「king crab」とある。【king crab】を英語辞書で引くと、「king crabs」「horse's shoe crab」「Florida stone crab = Menippe 」・・ますます判らん。この【タラバガニ】であるが身分・名前・学歴(これは冗談)に色々と疑わしい点がある。「姉歯の耐震強度」や「赤福の賞味期限」並に怪しい。【Red King Crab:(本)タラバガニ】 日本で「タラバ」と言えば普通はこれである。このタラバガニの仲間はサワガニやズワイガニなどのような短尾下目(要するに蟹)ではなく、ヤドカリなどと同じ異尾下目である。外見的にはハサミを含めると脚の数は8本であり、最後尾の脚は細く小さく甲羅の中に隠れている。「蟹の王様」と称しつつ、蟹ですらないのである。次に名前だが、カタカナで【タラバガニ】と書くと標準和名だが【たらばがに】【鱈場蟹】と書くと一般名称なのである。「鱈場」=「マダラのとれる場所」=「深い海底」という意味合いがある。その「鱈場」にいるカニ(もしくは蟹みたいなモノ)の事を指しているのだ。例えば【ズワイ】を「たらばがに」という事もあれば【ベニズワイ】を指す事もあった。深海で捕れるカニ&モドキの総称なのである。身分・名前はともかくとして、缶詰になった場合の値段は正に「王様」。独酌の子供の頃はまだ冷凍のタラバガニは流通していなかったので缶詰でしか食べた事がなかった。余程高かったのか「缶詰丸ごと」は誕生日か正月くらいしか食べられなかった記憶がある。肉の嫌いな子供には最高のご馳走だった。それが今や日本中生きてるタラバを見る事ができる。本種は日本海から北海道、オホーツク海に棲息しているから比較的、生きたまま運び易いようだ。それでも暮れが来ると様々なタラバの加工品が市場を賑わせる。その多くがロシア、アラスカなどからの輸入物であり、国産のものは少ない。お歳暮のカタログを見たら、今でも高いんだなぁ。【Blue King Crab:アブラガニ】 タラバよりも生息域が狭く、やや北に漁場があり日本の経済水域では捕れない。最大の産地が極寒のベーリング海で通称「低気圧の墓場」と呼ばれる魔の海域。カニ漁の時期、気温マイナス10度、誤って海に落ちたら3分で絶命するという危険な海。ここで行われるカニ漁は、アメリカの保険会社から【地雷除去作業】を抜いて最も危険な仕事に認定された程で、去年だけで15人の漁師が行方不明になっている。正に死と隣り合わせの仕事。だけど日本ではアブラといえばタラバより1ランク低く位置付けられている。味がタラバより水っぽいと言われるが、それ程の違いがあるわけでもなく注意して両方を食べ比べてみなければ味の差は判らないと思う。「かに家・かに将軍」という専門店があるのだが、そこのカタログには、キングクラブとも呼ばれている様に、かにの王様といえばタラバかにですが、これと非常によく似ているかにがいます。アブラかに、またはアブラタラバ、ブルークラブなどと呼ばれているかにで、本タラバかにと比べるとかなり安価なのですが、味や身の締まりという点では劣ります。タラバかにと称してこのアブラかにを取り扱っているお店も多いようです。かに家・かに将軍では、西経161度、北緯56度のベーリング海ポートモラー沖にて、1年に1週間だけ漁獲される、身が引き締まった最上級の本タラバかにのみを使用しております。 ・・と誇らしげに書かれている。でも米国では、【レッド】よりも、この【ブルー】の方が高い。【ズワイ】と【オオズワイ】よりこの2種類は見分方が簡単。 タラバは棘が6本 アブラは棘が4本。一目瞭然である。問題なのはカタログにある「ブルークラブなどと呼ばれているかにで・・」この一文。普通、【ブルークラブ】と言うと、この【Soft shell crab:ソフトシェルクラブ】を指すのだが、ややっこしい事に「ソフトシェルクラブ」という名前のカニは存在しないのである。大抵の場合アメリカ東海岸に生息するワタリガニ科の【blue crab:アオガニ】の脱皮したての個体を指すが、他の蟹の脱皮直後の個体をソフトシェルクラブとして扱う事もある。日本では【水がに】と言って敬遠されるんですけどねぇ・・手先の器用なアジア人と違って不器用なヤンキーはカニの殻が剥けない。殻は剥けないけど「カニは食いたい」・・となると殻ごと食うのが一番簡単。「月夜の晩、カニは水底に映る己の姿に恐れおののき、身が痩せる」という言い伝えがある。カニは脱皮を繰り返して成長するが脱皮の際に身が痩せます。脱皮した直後の蟹はブヨブヨと柔らかく身も美味しくないので捨値で売られる。これが【水がに】。ヤンキーに鋭敏な味覚は無いな。【Brown King Crab:イバラガニ】別名【Golden King Crab】どちらも【イバラガニ】である。棲息地で体色に差があるのか「茶色」だの「金」と呼ばれるようだ。タラバより1ランク低く位置付けられているアブラより更に1ランク低く見られていて一番安い王様。茹でたり焼いたりして火を通すと「赤」や「青」より身が硬くなる。食感が蟹よりもデカイ海老に近い。独酌は結構、美味しいと思うが・・まあ好き好きです。以上の3種が「king crab = タラバガニ」と呼ばれてる奴等なのだが、体色だけで分けるともっと色々なのがいる。 これもアブラなので英名は【Blue King Crab】なのだが、一般的なアブラより色素が薄く(アルビノではない)市場では「白」と呼ばれる。 雅さんへ。金目のお礼です。「阪神ファン御用達?」虎模様のタラバである。【Tiger king crab】とでも言おうか。タイガースが優勝した時には【鯛】の代りに出てきそう。しかし、どう見ても別種のカニも「king crab」として扱われている。 形からすると【stone crab:石蟹】みたいに見えるけど、料理されているのでよく判らない。「ハサミ」が小さい気もするが。カナダ産。【Florida stone crab = Menippe 】 普通は「ハサミ」しか食べない。何でかと言うと、捕まえたカニの「ハサミ」だけをもぎ取ってカニは海に戻します。甲殻類の手足は欠損しても再生するので数ヶ月後には美味しい「ハサミ」がまた生えてくる・・カニにしてみりゃいい迷惑・・だけど何で英語ではカニの「ハサミ」を【claws:爪】と呼ぶんだろう? 【石蟹】という位でメチャメチャ殻が硬い。流石に殻ごとはヤンキーでも食えないが、殻は剥けないからハンマーでバンバン叩く。レストランでも隣の席に飛び散るのも気にせずに叩きまくってる。殻を剥く練習をすれば良いのにと思う。 アメリカでも高級な店は最初から殻に割れ目を入れて出してくれる。何処で注文しても胴体は出て来ないみたいだけどなぁ・・カナダは食べちゃうのだろうか?【horse's shoe crab:カブトガニ】こいつも王様かい? まあ、何億年も前からいるから永生き・・というかしぶとさではかなりのモンだろう。昔から東南アジアの一部や中国の福建省では食べられていたが最近では「馬蹄蟹」という名前で香港のレストランで料理として出されるようになって数が激減しているらしい。王様も人間様の食欲には敵わないようだ。「horse's shoe (hoof)=馬の蹄」であるから、まんまだな。【Menippe:メニッペ】というのは「ストーンクラブ」の流通名なのだが、本来はギリシャ神話の【ネレイス】の一人の事。【ネレイス】とは父:ネレウスと母:ドリスの間に生まれた50人の海の女神たちの事である。その内の一人、【メニッペ】の名前の意味は「勇気ある雌馬」の意だとか・・・やっぱり馬かい。
2007年11月09日
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今晩は。独酌です。只今、独酌は戦場におります。別段、ホントに戦争やってる訳ではありませんが、年末の繁忙期へ向けて他の部署の人間と金(予算)の奪い合いを繰り広げております。この時期にきて予算を修正すること自体かなりのムリなのですが、「丼勘定」これが独酌の会社の体質を「一言」で言い表す言葉なので、毎度、四半期に一度バタバタします。営業部門の成績が思わしくないからこのようなハメになるのですが、目先の金が足りなくなると、何とか遣り繰りしているとこから引っぺがして不足してるところに充てがおうとします。独酌の部門は主に「設計・開発」するところなので直接の利益を生みません。狙われるんですよぉ~、毎回!そんな訳でこの時間になっても醜い金のブンドリ合戦をやってます。日記の更新どころか、皆様の処へお邪魔できるかも判りません。現在はラウンドとラウンドの間のインターバルと言ったとこです。コーヒー飲んだら試合再開!負けないように頑張るぞーっ!
2007年11月08日
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今晩は。独酌です。今宵も蟹の話にお付き合い願います。「私はカニよりエビが好きっ!」という方は暫くお待ち下さい。独酌家、家族全員が【甲殻類】好きなのでその内にエビも出てきます。カニと一口に言っても多種多様なので、「どれが一番美味しいか?」と言いますと完全に好みの問題になると思います。独酌が一番好きなカニは↓ 甲殻類十脚目短尾下目クモガニ科ズワイガニ属 ズワイガニ(♂)冬の味覚の王様、【ズワイガニ】です。茨城県、山口県以北に棲息する深海性のカニです。ただしやはり日本海側、鳥取から山形までが本場とされています。鳥取県、兵庫県などで「松葉がに」、福井県では「越前がに」、山形などでは「よしがに」とも呼ばれます。ただしこの名前はいずれも【オス】に対する名前で【メス】は山陰では「せいこがに」「せこがに」「こがに」、北陸で「こうばこがに」などと呼ばれています。値段も扱いの格もオスが格段に高く完全に別物扱いです。晩秋から冬に日本海側を旅するのであれば、何がなんでも食べる事をお薦めします。ただ注意して欲しいのは、兵庫県の香住や福井などの名産地で名の通った店や旅館を選び、しっかりと地元で捕れたものを味わう事です。何でこんな事をワザワザ書くかといえば、非常に偽物が多く出回っているからです。また、この「偽物」も【別の種類のカニをズワイガニと偽る】ケースと【ズワイガニだけど産地を偽る】場合がありますのでご注意を。国内での漁獲量は6000トン前後、これに対してロシア、アラスカ、北朝鮮などからの輸入が60000トンと国産の10倍にも上ります。国産の漁獲量の中にはメスも含まれているので、オスだけの量となるともっと差が出るかも知れません。この沢山輸入される中に【オオズワイガニ】という種類のカニがいますが、国内の市場ではどちらも「ズワイガニ」として流通しています。【オオズワイガニ】甲殻類十脚目短尾下目クモガニ科ズワイガニ属 オオズワイガニ北海道以北。ベーリング海北アメリカ側、カムチャッカ半島東側などが産地。ロシア、アメリカから輸入されるものは「バルダイ」の商品名で呼ばれる事もあります。そっくりですよね? プロでも間違う場合があると言います。 こちらは本物の【ズワイガニ】です。見比べて違いが判りますか? プロの判別の基準は「甲羅」だそうです。ズワイガニとの区別は甲羅の前後の長さが左右の長さよりも短いことだそうで・・・そう言われても独酌にはちっとも判りません。「全然、判んないよぉ~!」判別法を教えてくれた築地の知り合いに文句をつけますと、暫く思案の末に「あとは顔で選ぶしかないかなぁ・・・」 本家ズワイのお顔です。 オオズワイの顔・・・鼻が高いというか尖がった感じ。やっぱ外人!?脚もズワイガニよりも長くてやや太いんですって。ただ「足だけ」になったものや「剥き身」などで輸入される事も多いので、こうなるとプロでもお手上げだそうです。「あのさぁ、もっと判り易い方法ないの?」「丸のまんま買うときなら星を見れば良いんだけど・・・」「星?」「見た事ない?、甲羅についてる黒い星」 皆さんも見た事あると思います。「ああ、あるある。で、これがどうなの?」「これが付いてるのは本場モン」「ふ~ん、これならすぐ判るや・・・で、これ何?」「聞かない方が良いと思うよ・・・」「そんな言い方すると余計に気になるじゃんかよ」「ホントの名前かどうかは知らんけど、漁師は【カニビル】とか呼んでるよ」「カニビル?」 仮称【カニビル】)環形動物門ヒル綱 (仮)カニビルこれの卵だそうだ。家に帰って調べたらちょっと退いた・・・市場ではズワイガニの国産の目印にされる。本種の卵がついていると日本海産のズワイガニという事になるのだそうだ。すなわち高価で取り引きされる目安とも言える。これは「貝の卵」だと言われていたが、近年の研究で環形動物ヒル虫類の【カニビル】の卵であると判明。このカニビル、ズワイガニが生息する深海に生息する魚類などに寄生して体液を吸っている。このカニビルは魚に寄生する生物で決してズワイガニに寄生しているわけではないそうだ。だから市場でも成虫が来ることは希との事で、独酌の知人も見た事ないと言っていた。では何故、この卵がカニに付いているかというと、カニビルが棲息する深い海底は柔らかな泥質であり、カニビルが産卵する安定した場所がない。それで硬く安定した面であるズワイガニの甲羅に産卵するのではないかという・・・ホントなの学者さん? やだよぉ、カニの中からこんなの出てきたら・・・。ムスコに「ほ~れ、こんなのがくっいてんだぞぉー!」と画像を見せたら、「ウゲッー!、オレもうこのカニ食わないっ!」・・・それはメデタイ。オマエは気色の悪い虫が付いてない外国産を食え。独酌は別に外国産が悪いと言ってる訳ではない。前出の築地の知人が教えてくれたが、2003年にこんな事があったそうだ。この年の暮れに「北海道産」と書かれたズワイガニが大量に出回った。中でも「紋別産」が特に多い。この紋別が実はロシアの輸入ガニの最大の受け入れ港であって、「出荷した場所」として「北海道・紋別」と記されたのだという。これは別に違法ではないそうだ(2003年当時)が、北海道産と書けば、いかにも【国産】であるように錯覚しそうだと思う。別に売られたカニの種類や品質に問題があったわけではないので、紛らわしい表示さえなければ廉価な良質のズワイガニでお買い得な商品だったとの事。これはまだ良い方の例で、日本海側の観光地でも大量の輸入物が出回っているのだそうだ。わざわざ、現地まで足を運んで輸入物を掴まされては目も当てられない。山陰、北陸で【松葉蟹】【越前蟹】として流通する本物は非常に値段が高い。2005年の統計でキロ/7500円(仲卸値段)、これは近年の最安値の方だろうとの事。輸入はキロ/1500円前後だったそうだ。個人的には日本海で厳選されたズワイガニの方が断然に美味しいと思います。現地に足を運ぶなら【焼きガニ】が最高の食べ方であると思う。自分の家で炭火で焼くというのは難しいので本場では是非試して頂きたい。【茹でガニ】だって不味くはないが、旨味が湯に逃げてしまう分だけ【焼き】に劣るというのが独酌の持論です。炭火で焼く事により余分な水分が飛ぶので旨味が更に凝縮されます。【散財】するに値する天下の美味です。美味しい・・・でも高いのも確か。名の通った老舗で食べたら幾らになるやら・・・ 甲殻類十脚目短尾下目クモガニ科ズワイガニ属 ズワイガニ(♀)こちらだって立派な【ズワイガニ】です。「松葉蟹」「越前蟹」と称されるオスが【稀代の名物】として高値で取引されるのに比べ、「せいこがに」「めがに」「香箱(こうばこ)がに」と呼ばれるメスは数百円で手に入ります。流石に「オスより美味い!」とは言いませんが、カニとしての旨味は充分だと思いますし、独酌と違ってミソや内子の好きな人にはこちらがお薦めです。 売られているメスはヒックリ返して腹を確認します。俗に【フンドシ】と言われる部分を捲ってみます。 【外子】これが少ないものを選びます。外子はじゃきじゃきとして少しも美味いものではありません。無理に食べる必用もないです。 【内子】は鮮やかなオレンジ色。濃厚な旨味と後を引く甘み。好きな人には堪りません。これは日本海の町の庶民の味。これが【おやつ】であったなんていう場所もあったらしい。それが、このメスガニすら産地としては日本海の町の名が書かれているものの隅のほうに『朝鮮民主主義共和国』の文字が見えるものが。これまた要注意です。独酌は味噌汁(具はネギだけです)にして食べるのがベストだと思います。汁物ついでに、もう一丁! 「蟹すき」のあとに忘れてならないのが【雑炊】です。こういう手もあります! 甲殻類十脚目短尾下目クモガニ科ズワイガニ属 ベニズワイガニ茨城県以北、日本海などの深海に生息。ズワイガニが200~600メートルにいるのに対して本種は1000メートルもの深海にいるらしいです。形はズワイガニにそっくりですが、体色が茹でる前から紅色。日本海の「境港」が輸入・水揚げの大半を占めていますが太平洋側の茨城、福島でもかなりの水揚量があります。もっぱら「ズワイガニの代用品」として語られ、安いカニと見られがちですが、味わいとしても決して大きな差があるわけでもないと独酌は思います。甘くて舌の上で適度にほぐれる食感は他のカニには無いもので、身の味は本家にも負けない美味しさだと思いますよ。ただしこれは「採れたて・茹でたて」の両方が揃った場合に限ります。この【ベニズワイガニ】も国内で漁獲する物は年々減少の一途をたどっている。これに対して増加しているのが北朝鮮からの輸入物。本種は加工品材料として重要なものであるが、この多くが実は陰の水産王国と言われる北朝鮮(市場では「北鮮もの」と呼ぶ)なのだそうで、築地など流通の場には活け、茹でガニなどの姿形のままでより、フレーク、カニ棒、また加工品のコロッケなどになって売られているのが普通だそうです。高級旅館で「越前蟹」を堪能するもよし、気軽な民宿で茹でたてのベニズワイを楽しむもよし・・・ん~! どっちも堪らん!!♪ カニ食ぁ~べ行こう!
2007年11月07日
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今晩は。独酌です。朝晩はめっきり涼しく・・・と言うかもう寒いです。寝る時には厚手の布団を掛けたいのにヨメが相変わらず「アチーィ!アチーィよぉ!!」と喚くので薄掛け一枚で耐え忍んでおります。寒いの苦手な独酌ですが、寒くなるとひとつだけ良い事が。「寒仕込み」「寒造り」「寒鰤」「寒平目」・・・「寒」の字と一緒に美味さを増すアレヤコレヤ・・・字を見るだけでも美味しそう。もっとも我が家では【地球温暖化】より【独酌肥大化】が緊急の課題となっているので、手放しでは喜べませんが。日曜日にムスコが観たいというので映画館へ。怖がりのヘタレが自分から「バイオハザード」を観たがるのは変だと思いましたが、観て納得。「ホラー」じゃなくて「アクション」映画でした。【マッドマックス】と【ターミネーター】と【北斗の拳】を足して3で割ったようなノリでした。 だから【3】なのか?ムスコは怖くなくて面白い映像に満足したようです。【ミラ・ジョボビッチ】はデビュー作でチキンに齧り付いて時の方が可愛いかった気がします。【イライザ・ドゥーリトル】に話し方を教えるヒギンズ教授みたいなモンでしょうか・・・「無垢」なる者を自分の色に染める・・・哀しい男のロマンです。家に帰ると全然【独酌の色】に染まらないヨメが晩飯を作ってました。「ご飯食べたら、今日は上海蟹あるよ~!」【上海蟹:チュウゴクモクズガニ 】甲殻上綱軟甲綱エビ上目十脚目短尾下目イワガニ科モクズガニ属 本場、中国では「秋の使者」と呼ばれ珍重されます。中でも【陽澄湖】がメッカで訪れると湖周辺の蟹販売店・料理店の多さにびっくりします。10月から11月にかけてはメスが喜ばれ、11月以降は【蟹黄:かにみそ】の詰まったオスが喜ばれます。ムスコは奇声を上げて喜びますが、独酌はイマイチ嬉しくありません。何故ならヨメの持論に「(上海)蟹のミソは食品の中で一番旨味が濃厚だから食事の最後に食べるべきである」というのがあり、上海ガニが出る日はゆっくり飲めないから嫌なんですよねぇ・・・確かに成りは小さいカニですが、その蟹ミソは本場の中国を始めとする世界中の食通や美食家を唸らせるパワーを持つと言われています。食通でも美食家でもなく、映画のゾンビより腹を空かしたムスコは風呂にも入らずにメシを食い始めます。独酌はシャワーを浴びてから、まずはビールです。初夏から「緑」のエビスを飲んでいたんですが、寒くなってくるとツマミに味が合わなくなってきたので普通の「金」に戻しました。料理をつまみながらゆっくりと酒を味わいたいのに、ムスコはカニ食いたさに飲み込むような勢いで料理を平らげていきます。ヨメが蒸篭を火に掛け始めたので、諦めて皿に自分が後で食べる料理を小分けにしました。ヨメはカニを掌に載せて重さを量っています。別段どっかの職人さんみたいに正確な重さが判るわけでもないのですが、「この重さなら17分!」とキッパリと言い切ります。蒸す時間の事ですが、加熱し過ぎると内子やミソが硬くなって美味しくないそうです。まあ、蒸した上海ガニのこの辺が嫌いな独酌にはどうでもいい事なんですけどね。「それほど美味いモンか?」といつも思う。この日は「つけタレ」にも拘ったとかで【鎮江黒酢】に【山査子:さんざし】などを加えた特製だそうです。普段は黒酢にネギ・ショウガの微塵切りと砂糖だけですが、知り合いの中華料理店から分けてもらったとか・・・自分で作ったんじゃないのに偉そ~に。 それに比べたらこっちは美味しいよぉー! まさに世界中の食通を虜にする珍味。生きたままの蟹を上等な紹興酒(古越龍山とかなら最高!)に漬け込んだ料理。通称【酔っ払い蟹】。こちらには独酌も目が無い。カニ全体のエキスが溶け込んだ紹興酒と一緒にしゃぶりつくと、濃厚なカニの旨味がゼリーを啜り込むように口の中に溢れます。この調理法だと蟹ミソや内子もクドサを感じない。よ、涎が・・・どうせならこっちを作れっ!いつも行く鮨屋に聞くと、今では秋になると築地市場にも上海ガニを入れた竹カゴが沢山並びます。まるで風物詩のようだと言ってました。年々値段が安くなってきているのは過剰に養殖が行われているからではと言われてるそうです。逆に言えばほとんどが養殖されたカニなのです。 上海蟹はしっかりヒモで結ばれてきます。また近年、偽物が出回っているということで【黄色いタグ】が付けられるようになりました。日本の【モクズガニ】よりも小型であること以外、外見は丸っきりそっくり。昔は【シナモクズガニ】と呼ばれました。見分け方は甲羅の縁の刺の数と形、脚が国産のモクズガニよりも細いことくらいです。でも国産の【モクズガニ】の方が遥かに高価です。どうせ偽物を作るならこっちの方が儲かるのになぁ・・・【モクズガニ】甲殻上綱軟甲綱エビ上目十脚目短尾下目イワガニ科モクズガニ属見た目では《日本VS中国》の違い判りませんよね。 でも味は大違い! 水から茹でるか、ハサミ(脇)下から金ぐしを刺して締めたものを熱湯で茹で上げる。茹で上げたアツアツのを大雑把に2つ折にしてかぶりつくと、得も言われぬ香りと旨味が押し寄せて眩暈がします。きっと人生観が変わりますよ。旬は産卵のために海に下る秋ですが、これは内子を珍重する為。身も抜群に美味いので夏に食べても美味いです。独酌のハハの実家のある地方では【けがに】と呼んで来客の際のご馳走として振舞ったようです。徳島県阿南市でも【けがに】と呼びます。高知県高知市では【つがに】、岡山や鳥取など中国地方では【ひげがに】と呼ぶそうです。近年は水質汚染や環境破壊から激減してあまり市場に流通しなくなりました。ハハはたまに思い出したように「けがに食べたいなぁ~」と言います。「特定外来生物による生態系に係る被害の防止に関する法律」これができたおかげで日本の生態系に影響を及ぼす恐れのある生物は生きた状態では原則として輸入できなくなった・・・と思ったけどなぁ?【上海ガニ】バンバン輸入されてるな。幾らか規制のランクが緩やかな筈の【ウチダザリガニ】の方が手に入り難くなった。美味しいのに・・・。 そうそう、【上海ガニ】のもう一つの美味しい食べ方を忘れてました。フカヒレと内子、蟹ミソのスープです。これは赤坂にある【R飯店】の画像ですが鶏卵を混ぜてあるので良く言えば、サッパリ系。まぁ、悪く言えば・・・。独酌は銀座コアにある【R】のスープが一番好きです。腹減ってきたぁ・・・「蟹を食べると人は無口になる」と云いますが、「蟹を語ると独酌は雄弁になる」ので明日もまた蟹のお話です。かにはくいたしかにはなしかにはくいかたしかにはなしかには・・・
2007年11月06日
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今晩は。独酌です。一昨日11月3日は【文化の日】でしたね。ムスコの中学校も「文化祭」をやってましたのでヨメと一緒に覗いて来ました。この2週間ばかりムスコの帰りが遅く、しかも毎日シャツやズボンに絵具を付けて帰って来るのでオカンムリだったヨメも、「へぇー、ケッコウ本格的じゃん」とクラスの出し物である模擬店の出来を見て感心してました。祭日の土曜日ということもあり、結構な人出です。ムスコに「こんなジュース100円で売ってんだからボロ儲けだろ?」と尋ねたら、「知らないよ、そんなの」ですと。売上金は文化祭の終了後に全て学校へ提出するとの事でした。大体がジュースのサーバーや紙コップなどの器材も学校側が用意してくれるので、子供たちは当日に販売するだけとの事。独酌が子供の頃の文化祭は事前の準備から経費と収入の管理まで全て生徒の手でやったもんです。大人が段取りして、当日に売り子の真似するだけでは【キッザニア】と変わりません。独酌の学校は経費を引いた残りの余剰金は慈善団体にPTAを通じて寄付する事になっていましたが、独酌のクラスはしっかり表と裏の帳簿を作り、「打ち上げ」の費用を捻出しました。企画立案と仕入先や器材を借りる業者の選定は、ほぼ独酌一人で段取りをしたのですが、中でも多大な利益を生み出したのが「金魚掬い」と「ヨーヨー釣り」です。子供心にも「水商売は儲かる」と思いましたよ。普通、文化祭や町内会のお祭りなどで「金魚掬い」をやる場合には、イベント業者に生体(金魚)を含めた道具一式を発注しますが、当然マージンを取られるので自分で手配した方が安くつきます。独酌は神社や寺の縁日で商売してるプロである【的屋:テキヤ】に直接教えを乞い【網】(紙を貼った針金の輪)を卸問屋で仕入れ、掬った金魚を入れる【ボール】はクラスメートの家にある物をかき集め、足りない分は家庭科室にある物を拝借。あとでしっかり洗って【ハイター】で消毒して返しました。一番金がかかりそうな【水槽】(金魚を泳がす畳大の入れ物)は的屋の【頭】の家に何日も通う内に只で貸してもらえる事になりました。商品となる「金魚」は通常ですと1匹10円弱で仕入れるらしいのですが、独酌は養殖業者から1Kg1500円で仕入れました。1000匹近くは入っているので1匹1.5円くらいの計算になります。何故こんなに安いかといえば、「鑑賞用」ではなく「餌用」の金魚を仕入れたからです。大抵の素人が失敗するのが水の管理ですが、独酌は熱帯魚を飼うのが趣味でしたから慣れたものです。事前に塩素を中和した水を大量に用意してスタンバイです。エアーポンプも準備して、定期的に水変えもしたので金魚は殆ど死にませんでした。死んじゃったら売れませんからね。お持ち帰り用のビニール袋も問屋から分けてもらったので只同然。「ヨーヨー」も同じ要領で極力経費を抑えたので、この「水商売」は笑いが止まらない程、儲かりました。【風船】は正規の販売商品ではなく、工場で製作段階で弾かれたりする余り物や生産ロットの端数などの半端物をミックスしたものを只みたいな値段で仕入れました。大きさや色がバラバラですが、かえってこちらには好都合です。図工室から【竹ひご】と【針金】、書道部から【半紙】を借用。ヨーヨー釣りに使う【釣竿】を自作します。これも問屋で安くは売っているのですが、金魚掬いの【網】みたいに手間がかからない(というより不器用な奴でも作れる)のでクラスメートに自作させます。ヨーヨーを浮かべる器は「子供用のビニールプール」でこれも当然クラスメートの家から徴用です。30年も前なのに、このふたつのイベントだけで1日60000円以上の利益があったと思います。今やっても儲かるんじゃないかな? 更に他のクラスと違ったのが、普通はクラス単位・クラブ単位で催し物をしますが独酌は自分のクラスと自分のクラブ、それに仲の良い友達が部長をしているクラブの3つの催し物をリンクさせました。「飲食・休憩」「娯楽」「物品販売」の3拠点を作り、訪れたお客をそれぞれから互いに誘導させて、どの拠点を最初に覗いたお客も全ての拠点を見てもらえる動線を構築しました。「物品販売」というのは、今で言う「フリーマーケット」みたいなものをやったわけです。各家庭から「チャリティーバザー」や年末の「救世軍」、「赤十字」への寄付の要領で不要品を供出してもらいます。それとは別に家が商売してるクラスメートからは出来る範囲で【商品】を寄付してもらいました。別に新品に限らず【展示品】とかでも良いと言ったので結構な量が揃いました。これに「新品の場合は定価の1/10」を基準にして適当な値を付けて売るわけです。独酌は親の知り合いの服飾メーカーから婦人用のベルトとバックル、ボタンやサンプルの端布を大量に貰ってきて並べたのですが、ビックリするくらい良く売れました。「ゴミとして捨てる・・・」と言うので貰って来たんですけどね。最終的に3箇所の売上を合計すると「やばいかなぁ・・・?」と思う金額になってました。さて「学校へ申告する額を幾らにするか?」が問題となるわけですが、他の模擬店の売上と利益を見てみると概ね4000円~6000円といったところでした。「うち等も6000円くらい出しとく?」と実行委員の中の能天気な奴が言いましたが、校長・教頭までが驚いて観に来る程の盛況でしたから「ここは15000円くらい出しておこう」という独酌の意見で、いかにもそれらしい【15320円】を学校へ申告して後日、【交通遺児育英募金】へ寄付しました。今にして思えば、5%じゃなく10%くらいは寄付しておけば良かったなぁ・・・あ、いや100%寄付すべきでした。反省。【文化の日】は、国民の祝日の一つで、【国民の祝日に関する法律】では「自由と平和を愛し、文化をすすめる」ことを趣旨としているそうです。この日皇居では【文化勲章】の授与式が行われますね。また、この日を中心に、文化庁主催による【芸術祭】が開催されます。で、もって学校では【文化祭】ですか・・・正直、どの辺が文化なんだかと思います。ムスコの学校でも「ヨーヨー釣り」やってました。 業者から丸ごとレンタルです。道具一式全部揃ってますが、ヨーヨーは別売り。 驚くのがヨーヨー本体で、この状態の完成品(水と空気入り)が送られてくるのだそうです。 200個入りで3500円ほどだそうです。自分たちで創意工夫するのが「文化」なんじゃないのかなぁ?それぞれの役割、作業が「分化」されてるだけですね。今年5月に、【体育の日】と【勤労感謝の日】をそれぞれ11月1日と11月5日に移すことによって11月3日の【文化の日】と併せて秋に大型連休を作る構想が与党内で出ました。現在はまだ構想の段階ですが、これが実現した場合は祝日に挟まれる11月2日、4日が【国民の休日】となります。その結果、最低でも5連休、曜日配列によっては最大で9連休となるとの事。休み増やさなくて良いよぉ・・・唯でさえ土曜日に学校がないせいで学力が下がってきてるのに、この上でまだ休みを増やす気か?【文化の日】絡みで「学力低下」を招かないでくれ。日曜日の夜もムスコがいつ迄たっても寝ないので「オマエ、明日起きられなくても知らないぞ」と言ったら、「明日は文化際の代りに休みだから大丈夫」学校行事といっても【お祭り】でしょ?遊んだ日の「代休」は要らないんじゃないでしょうか・・・先生方の為の代休ですか?「夏休み」とか「冬休み」とか普通の人に比べればはるかにた~くさん休みあるんだから「1日」くらい働いてくれても良いのでは?「えーっ! 学校ないのぉ? それじゃ昼ゴハンもいるのぉー!?」ウチのヨメもこう申しております。
2007年11月05日
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今晩は。独酌です。安倍前首相が在任中に「空気が読めない・・・」と評され、そこから「K・Y」という略語?が出来ました。以前から女子中学生・高校性を中心にこのような言葉遊びはあったのですが、今では丸で理解できないようになってしまいました。「I・D・D」・・・皆さんは、これ読めます? と言うか意味解ります?正解は「イケメンだったら誰でも良い!」だそうです。独酌は新しい【電話会社】の名前か何かだと思いましたよ。独酌みたいなオジサンだけが解らないのではなく、ムスコも解りませんでした。今やすっかり文化人と化した北野武さんがコンビで漫才をやっていた頃に、同じくらい人気のあった漫才コンビがいました。名前は思い出せないのですが「田園調布に家が建つ!」と「V・S・O・P」というギャグが売りでした。この「V・S・O・P」が↑のような言葉遊びのハシリでしょうか?「V・S・O・P」とは一般的にブランデーの等級「Very Superior(Special)Old Pale 」の略語だというのはご存知でしょうが・・・えっ!知らない?・・・失礼しました。独酌のような呑んべい以外の方の為に簡単に説明しますと、【ブランデー】は造られた時点では無色透明です。これを木樽に詰めて熟成させる事により、あの琥珀のような色が生まれます。中でも長期に渡り熟成させたものは青味がかって見えるようになる事から「Pale :青白い」の文字が当てられました。この「V・S・O・P」を漫才コンビは「Very Special One Pattern」と訳して笑いを取っていました。今から30年前の事です。本来、「ベリー・スペシャル・ワン・パターン」とは元競馬騎手の【吉永正人】が三冠馬【ミスターシービー】に騎乗する際の戦法「最後方強襲戦法=直線一気!」の別称だったんですけどね。今の子供たちに「V・S・O・P」? と尋ねたら「VLBI Space Observatory Programme」と答えるかも知れません。「VLBI」?でまた振り出しに戻る感じもありますが、ついでに説明を。「Very Long Baseline Interferometry:超長基線干渉計」を略して「VLBI」で、簡単に言えば遠い場所にある複数の電波望遠鏡が、協力して天体観測を行うことです。1km離れた望遠鏡同士が協力すると、直径(口径)1kmの望遠鏡を使って観測した場合と同じ位の精度の観測結果が得られます。望遠鏡の間の距離の事を【基線】と言いますが【基線】が離れている程(直径が大きい程)、観測結果の精度が高くなります。地上でこれを行った場合の【基線】の最長距離は地球の直径になる訳ですが、【VLBI Space Observatory Programme → VSOP:VLBI計画】では電波望遠鏡を搭載した人工衛星【はるか】を利用して地球の直径の3倍も大きな基線を実現しています。 「言葉の乱れは国の乱れ」と云います。この国はどうなっちゃうんでしょう?少なくとも「美しい国」になってるようには思えません。【VLBI計画】並にとは言いませんがもう少しブレを減らして欲しいものです。皆さんは当然【kangaroo:カンガルー】をご存知ですよね?カンガルーはフクロネズミ目(有袋類)カンガルー科に属する動物の総称です。 オーストラリア大陸、タスマニア島、ニューギニア島に生息していて大型のカンガルーと、中型のワラルー、小型のワラビーとに分類されてます。最大の特徴は後肢が前肢に比べて著しく発達している事で、ぴょんぴょんと飛び跳ねる姿が有名ですね。最大種の【アカカンガルー】は跳躍により時速45kmほどのスピードを出すことができるそうです。また発情期のオスはメスを追いかけて1日100km程度の移動も行うと言います。こいつ等は見た目よりタフと言うか凶暴で、独酌もオーストラリアでトレッキングをしている時に野生のカンガルーが近寄って来たので、ニンジンをやろうとしたらいきなり腹を蹴られました。エラク痛かった・・・蹴り返して「晩飯のオカズ」にしてやろうかと思いましたが、お腹の袋から赤ちゃんが顔を出したので止めておきました。カンガルー属の学名【Macropus】はラテン語で「大きな足」を意味します。 他の有袋類と同様に育児嚢で子どもを育てる事でも有名ですね。ヨーロッパ人が初めてオーストラリアに行ったとき、大きな飛び跳ねる動物を見た。びっくりしてアボリジニ(先住民)に「あの動物は何というんだい」と聞くと、ある男が「カンガルー」と答えた。それは現地の言葉で「I don't know」という意味だったが、その動物の名前として広まってしまった。もう一つのバージョンが、西洋人がカンガルーを指して「What is this?:あれは何だい?」と訊いたところ、現地人は英語で何を言ってるのか「解らない」ので現地の言葉で「あれは何?」と鸚鵡返しに言った言葉が「カンガルー」。昔(失礼かな?)中学校の英語の教科書で読んだ記憶ありませんか?教科書以外でも、あちこちの本で見かけた話ですから有名なんだと思います。アメリカの子供向けの雑学本を読んだことがあるが、その本にもこの話は載っていました。1770年に【James Cook:ジェームズ・クック】の一行が、オーストラリア北東部に《今日のクィーンズランド州北部のクックタウン》に上陸して、そこの原住民語である【Guugu Yimidhirr:グーグ・イミディル語】の単語を幾つか記録してます。その際に例のぴょんぴょん跳ねる奴を「kangooroo」と記載しました。【グーグ・イミディル語 】では、この動物を【kangurru/[kaNoro]:灰色の大きなカンガルー】と呼びます。従ってクック船長の一行は、この単語をかなり正確に記録した事になると思います。でもこちらにももう一つの説があります。アボリジニの言葉で「gangurru」という単語がありますが意味は「跳ぶもの」で、これが変化して「kangaroo」になったというものです。オーストラリア周辺には多くの種族が住む為に非常に沢山の言語があります。全ての種族がカンガルーのことをこう呼ぶわけではないので、どちらが正しいのか独酌には判りません。書類に初めて【カンガルー】という語が記されたのはクック船長の最初の航海について記述した【Joseph Banks:ジョセフ・バンクス】の文章で、この時は「Kangaru」と綴られていましたが、「kangaroo」という綴り(と発音)に姿を変えて、世界各地の言語へと広まって行ったようです。「わかりません」英語:I don't know仏語:Je ne sais pas独語:Ich weiß nicht中国語:我不知道ロシア語:Не знаюスペイン語:No séポルトガル語:Não seiイタリア語:Non soラテン語:NON SCIO「これは何ですか?」英語:What is this?仏語:Quel est ceci?独語:Was ist dieses?中国語:是做什麼的?ロシア語:Что это?スペイン語:¿Qué es esto?ポルトガル語:O que é isto?イタリア語:Cosa è questo?ラテン語:QUID EST NOMEN HOC?何処にもカンガルーの「カ」の字も見当たらない・・・お手上げ。昭和の初めに出版された「斎藤和英大辞典」(昭和3年、日英社刊)で「kangaroo」を引くと【ふくろねずみ】と訳してある。「ふくろねずみ」?「ふくろねずみ」を他の辞書で調べると、研究社の「新和英大辞典」では、動】 a pouched mouse; 《米》 an opossum; 《口語》 a possumオポッサム? 違うんじゃないの? 「新辞林」でもオポッサムの別名となっていた。ところが「広辞苑」では、(1)カンガルーの異称。(2)コモリネズミの異称。でもって、その「広辞苑」で【コモリネズミ】を調べたら、「オポッサム科の一種マウスオポッサムの別称」と出ていた。・・・何だこれ? 正にWhat is this?「な、な、・・・」「なんじゃこりゃー!」
2007年11月02日
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今晩は。独酌です。今日から11月、早いもので今年もあと2ヶ月となりました。年賀状の発売も始まったし、仕事の段取りはそろそろ「年末進行」になるのですが、今一つ「年の瀬」が実感として湧いてきません。寒くないからかなぁ・・・寒いの苦手な独酌でも、今年はまだゼーンゼン大丈夫!「年の瀬」の実感は湧きませんが、代りに「温暖化」を実感してます。ホントは×だけど一寸ウレシイ・・・いや、ホントに一寸だけです。(^^;昨日のお約束の通り【ハロウィーン】の楽しい面をピックアップしてみましょ。 昨日「日本でハロウィーンやってるのはディズニーランドだけでしょ・・」と書いたら、保育園や幼稚園では結構やってるみたいです。知りませんでした、日本の文化がそこ迄「欧米か!?」・・ではなく「欧米化」していたとは。【ディズニー】以外でも子供が絡むとなれば頑張る連中がいますね。【オジイチャン&オバアチャン】の最強サポーター軍団です。まあ【トウチャン&カアチャン】も、そこそこ頑張るとは思いますが【ジジ&ババ】は孫の事となると「金に糸目はつけません」からね。サイトをちょっと覗いただけで、「エーッ!?」と思うくらい色々な関連商品が売られていました。 トラディショナルな【魔女】の扮装。イギリスとかは一部のぶっ飛んだ「パンク」御用達のショップ以外は比較的まとも・・・と言うか大人し目でした。流石にまだちゃんと【蕪】でランタンを作るだけの事はあります。それに比べて【かぼちゃ】のアメリカ&日本は・・・ 女の子には相変わらず【魔女】が人気なのですが、男の子には最近【海賊】が人気だとか・・・【ジャック】繋がり?一昔前は黒のマントが定番でした。でも最近は【海賊】だけじゃなくて何でもありです。 こんなのもありぃ~のぉ・・・ こ~ゆ~のもありぃ~のぉ、で、仮装すれば何でも良いみたいですねぇ。 え~とぉ・・キミ等はちょっと違いますよぉ・・彼らにしたら「仮装」になるのかな? まあ、この子たちのせいではありません。大人が勘違いしてます。その大人たちはどうかと言うと・・・ 変だなぁ・・・どんどんハロウィーンから遠ざかる・・検索条件は「ハロウィーン」に絞ってるんだけどなぁ・・。 う~ん、遂にコスプレしたオカマみたいのまで出てきた・・・まあ、子供達の姿を見てると洋の東西を問わず【ジジ&ババ】の「可愛い!」の声が想像できますが、「可愛い!」となればコイツ等も被害?は免れないようです。 何でマック? ハンバーガーでしょ? 【ホットドッグ】じゃなくて。お爺さん&お婆さん、そして勿論、親御さんにお薦めしたいのがコチラの本です。 やっと日本語訳も出たようです。【ハロウィーン】絡みで子供に与えるなら現状ではベストの選択だと思います。さて、今度は日本を見てみましょう。 普通の【魔女】もいます。 【アラビアンナイト】と勘違いしてるのかな? それとも【モー娘】ですか? 【ディズニー】以外でも努力してる企業がありました。この人がイメージキャラだそうです。【こりん星】にもハロウィーンあるんでしょうか? 念の為に言って(書いて)おきますが検索条件は【ハロウィーン】です。 こいつ等に比べたらアメリカの【牛男】の方がマシに見えるのが哀しい・・・。 誰の真似をしてるかは書きませんが、やはり普通の人からすれば真似するだけで【仮装】になるんでしょうね。 こういう文化?は日本の独壇場・・・良いのやら、悪いのやら判らん。それでも【ハロウィーン】は少しづつ日本に広まってきているんだな。そういえばムスコも朝起きて(正確には起こされて)きた時に、「昨日、玄関にお菓子置いてなかったよ」と文句を垂れやがった。「オマエはお祈りも手伝いもしないんだから当然だ」と言ったら、「けっ! イギリスでも何もしないよ。お菓子もらうのに何処の誰が手伝いすんのさ?」「そこのオマエがやれ!」と言ったら台所へ逃げて行った。 くそっ、銃で撃ったろか? (-_-)『==バキューン==D 安全だろうけど風情はないですねぇ、電気で光るんじゃ・・・。 日本らしさと言うなら、手先の器用さを活かしてこんなのはどうでしょう? 【ハロウィーン】過ぎてからも暫くは楽しめます。
2007年11月01日
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