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今日は。独酌です。皆さんはもう年越しの準備は終わりましたか?独酌は運び込まれたダンボール箱の山を見て途方に暮れてます。この年の瀬に大騒ぎしてる人もあまりいないですよね、普通。独酌も今日、明日中に何とか片を付けてせめて大晦日はノンビリと過ごしたいと思っています。その為に、この土日はせっせと家の片付けをしなければなりません。皆さんの処へお邪魔するのも年内最後になるかも知れませんので、挨拶だけでもしておこうと早朝の更新となりました。それぞれのお家にそれぞれの味。初夢 BEST 3子供たちの一番のお楽しみ。羽根突きや凧揚げをして遊ぶ子供はあまり見かけなくなりましたが、この【ぽち袋】が嬉しい事には変わりはないですね。取られる方としては堪ったものではありませんが。 「中身が肝心なんや、袋なんか無くてもええでぇ!」独酌の家では【門松】を飾りませんので、せめて松の絵皿でも。今年一年、お付き合い下さりありがとうございました。そして来年が(も)皆さんにとって良い年になりますように。時間が許せば、年内にもう一度くらいはお邪魔させて頂くかも知れません。これを年末年始の挨拶にしてしまおうというズボラな独酌ですが、来年も宜しくお願い致します。 何卒!
2007年12月29日
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色々な方々の協力で2008年1月8日に岩田和輝クンは無事保護されました。ご協力頂いた皆様に感謝致します。バトンを廻す形(コピー&ペースト)で日記を記載したかたは、削除・修正による収束を忘れずにお願い致します・・・独酌もある方から指摘されてから気付きました。(^^;とにかく無事でなによりです。////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////今晩は。独酌です。既にご存知の方も多いと思いますが、12歳の児童が行方不明となっております。独酌の処にもある方から【バトン】という形で廻ってきました。独酌なりにデータを更新してありますので、宜しければご協力をお願い致します。〓『◆捜索願いです◆』〓横浜市都筑区東山田 (港北ニュータウン)在住の12歳の男の子が今月6日から行方不明です。 見かけた方は都筑警察署または最寄の交番までお知らせください。都筑警察署:生活安全課 TEL. 045-949-0110岩田和輝(いわたかずき)君[特徴 ] 身長:150cm、体重:45kg(今は体重は落ちていると思われます) 、髪:スポーツ刈りがのびた感じ、顔のわりに耳が大きい、 歩くとき両手を振らず、片方だけの時がある 。以前徘徊して保護された時、口を開けたままだった事がある。 [ 家を出た時の服装 ]NIKEカーキ色トレーナー・ベージュズボン・黒スニーカー ・addidasウエストバック(22日、緑のトレーナーを着た似た子供の情報があります。着替えた可能性も考慮してください!12/24日本テレビの「スッキリ!!」で放送に使われたイラスト多少イメージが違う部分があります。どうか服のイメージよりも、顔・上記載の特徴など参考にしてください!)[ 所持品 ]家のかぎ、バス定期(小杉~鷺沼)電車 (鷺沼~十日市場)アディダス青サイフ[ 備考 ]発達障害があり、徘徊時には判断能力が低下していると思われます。 和輝くんはすぐに移動してしまう可能性があります。せっかく目撃情報をいただいてもその場に居ない状況です。もし、似た人を見かけたら、 「岩田かずきくんですか?」と聞いてあげてください。間違いなく「はい」と答えるそうです。和輝くんは、発達障害があり普通に話しかけると 混乱する可能性があります。 「お母さんが来るまで待っていようね」と言ってあげると 「はい」と言って落ち着くそうです。「お名前は?」とか「どこからきたの?」など考させるものについては 混乱する可能性がありますので避けてください。もし混乱していたらそのままにして、警察やママが来るまで後ろから付いていてあげてください。 本人が「はい」と答えられるような質問をおねがいします。《お母様より》発達障害という概念にはとらわれないでください。外見上、障害があると見られたことはなく、スタスタと歩き続けていると思います。少し前の目撃情報(不確実) 12/19(水)昼(時間不明)新百合ヶ丘の駅前スーパーで和輝くんに似た子がキムチの試食を何度も食べに来ていて販売員に「もうおしまいにしてね」と言われていた。素直に「はい」と返事をしてどこかへ行ってしまった。斜めがけのバックにベージュのズボン、黒っぽい上着。やや細い目の子でした。(スーパー名は不明) 夜中に大通りから一本入ったような、静かな道を徘徊することが多いそうです。疲れているからゆっくり歩くことを描きがちだけれど、すたすたと早足で歩いたりする。(ただし三週間経っている為現在一概には言えない)夜の捜索に力を入れたく、是非とも皆さんの力をお借りしたいです。皆さんのお住まいの地域を見ていただくことをお願いしたいです。殊に近郊の方は、外出時に心に留めておいてご協力ください。岩田和輝くん捜索願い! 詳しい内容は以下のHPを見てください。http://ns.mediagate.co.jp/kazukikun/都筑警察署:生活安全課 TEL;045-949-0110皆さんのご協力、宜しくお願いします。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・[ お母様からのコメント ]いろんな方々に和輝のことが伝わり、ビラ配りやメール転送、捜索にたくさんの方々が協力してくださっていることを深く感謝しております。みなさんのあたたかい気持ちやパワーが、和輝にも必ず届くと信じています。一刻も早く、元気な和輝にあいたいです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・この内容をコピーして、貼り付けて日記を書いて頂きバトンのように回して頂けると、捜索出来る範囲も広がると思います。皆様のご協力をお願い致します。
2007年12月28日
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今晩は。独酌です。今年も残すところ4日となりました。皆さんにとって今年一年はどんな年だったでしょう?・・・このように独酌も年の瀬に一年を振り返りノンビリ、マッタリしたかったのですが未だにドタドタとしております。明日28日に引越しです。何故、この忙しい時期に切羽詰ったように引っ越すのかというと、「新年は新居で迎えるぞっ!」ヨメのさしたる理由もない、勢い任せの一言からなのだが、「何でよりによってギリギリの28日よ?」と尋ねたら「大安吉日」・・・オマエ、理数系だろ。家具選びなどはヨメに全て任せた。忙しいのもあったが、「アンタはセンス悪いから」(失礼な!)とヨメが一方的に「私が全部決める!」と宣言をしたからでもある。ヨメは「竹を割ったような」性格というか、男らしい? 性格なのだが家具などを選ぶ時だけ【女】になるようだ。ムスコが「一番カアチャンに似てる」と言うキャラクター。独酌は色も材質もナチュラルウッドが好きなのだが、ヨメが選ぶ家具は全て白黒である。モノトーンで統一されているので、落ち着いていて、それはそれで良いと思うのだが問題は素材である。やたらと【大理石】や【ガラス】で出来た製品を好む。今回、新しく買ったダイニングテーブルは大理石である。最初は総ガラス製のテーブルにしようとしたのだが、賢明にもムスコが割るに違いないと気が付き大理石に変更。それでも皿やグラスは割れる気がする。ムスコの食器はプラスチック製にすべきだな。天蓋つきのベッドを購入しようとしたが、天井の高さが足りないので諦めたそうだ。バスタブも「猫足」のに換えようとしたので、これは必死に説得して思い止まらせた・・・etc転居の遅れた?(本来は来年の1月下旬を予定していた)最大の理由は、注文建築ではなく普通の分譲を買ったのに工事が終了した後でヨメが「あれもダメ、これもダメ!」とゴネだしたからである。手直し工事の為に、暮れのドンズマリになってしまった訳だ。洋室と洋室の間に6畳ほどの正方形の和室があって、独酌はここを書斎(実際は日本酒を飲む部屋・コタツも欲しい)にしようと思っていたのだが、ヨメが「収納が足りないからダメ!」と却下。哀れ新品の畳は物置に・・・と思ったら「和室を潰してクローゼットを作る!」・・・は?・・・結果、一部屋半を潰しての改造工事である。何故「+半」かと言うと、和室部分だけでは足りないとヨメが言い出し、ムスコの部屋になる予定の洋室の半分が削られた。今までは6畳の部屋にシングルベッドを置いて寝ていたのだが、部屋も広くなるし背も伸びたからとダブルベッドを買ってやったのに・・・かえってアダになった。ベッドと机でイッパイイッパイである。「何で部屋が狭くなんだよぉー! テレビ置けないじゃん!!」不平タラタラである。まあテレビが入らなくなったのは勿怪の幸いだが、独酌に比べればずーっとマシである。俺なんか【部屋】ごと無くなったんだぞ・・・『コタツで熱燗』の夢は潰えた。(ToT;オマケに今回、新たに家具を購入するにあたり、独酌はひとつだけ欲しい物があった。テーブル付きのリクライニングソファーである。映画とか観るのに良いなぁ~と思い、ヨメと一緒に家具屋へ行った際に注文してきた・・・電動式の・・・領収書を見たら半額になっていたので「?」と思いヨメに尋ねたら・・・手動に変えられてた。「だって10万くらい安いのよ!」かくして「独酌の書斎」と「ムスコの部屋半分」は両隣の部屋から入れるウオーク・イン・クローゼットとして生まれ変わった。変わったと言えばリビングの照明がシャンデリアに変わっていたので驚いた。寝室として使う洋室も独酌夫婦の部屋はユリの花をモチーフにした奴が10輪、ムスコの方はスズラン6輪タイプである。う~ん、どっかの高級クラブみたいだなぁ・・・これが良いセンス?やっちまったモンは今更しょうがないか。とにかく明日の引越しが終わったら、年内に何とか整理してゆっくりと新年を迎えたいと思う。コタツは無理だが、せめて椅子に座ってTVを眺めながら酒を飲みたいモンである。新しい家具は明日来るのだが、今まで使っていた家具は粗大ゴミに出したり、リサイクル業者に引き取らせるなどの都合で既に運び出した物もある。で、独酌は現在こーゆー状態である。テーブルと椅子が無いので家の中なのに、このザマ。落ち着いては飲めない・・・せめてこれ位の風情でもあれば良いのだが・・・どっちかというと ↑ こんな感じである。
2007年12月27日
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今晩は。独酌です。皆さんはこのクリスマスを如何お過ごしでしたでしょうか?昨日も少し書きましたが、独酌は引越しの準備、会社の経理の締めなどに追われ、クリスマスの「ク」の字も味アワナイ内に終わってしまいましたよ。「苦」の字だけはたっぷりと味わいましたけど。ひとつだけ「らしい」かなと思った事は、大学の同期の奴からクリスマスプレゼントとして【薔薇】を頂きました。赤・白・黄・橙・紫?(ぽい色)の5色を各20本。やはり「バラ」と言えばこの色。ワインが飲みたくなる。 白を見て白ワインが飲みたくなるかと言えば・・・言えんなぁ。合計で100本のバラを貰ったのだが、何故か今回の送り主は【男】である。まあ、綺麗だとは思うがそれ以上でも以下でもない。「綺麗」なら【バラ】より【お姉さん】の方が良い。何でだか独酌はプレゼントに花をよく貰う。高校・大学を通して誕生日には「バラの花束」を貰った。どうしても独酌にバラを送りたいのであれば、【Four Roses】か【メイ瑰露酒】にして頂きたい。「メイクイ」は通常は【ハマナス】と訳されるようだが、中国語では【バラ】の意味もある。「メイ」という字は楽天では御法度らしく、日記に載せようとすると【口】に化けてしまう。化けると言えば「ハマナス」も「ハマナシ」が訛って化けたもの。海岸に生える「梨」の意味だそうだ。実の形が梨に似ているのでそう呼ばれたらしいがレッキとした「バラ科」の植物。実も【ローズヒップ】と言うしね。だから【浜茄子】と書くのは間違え。でも、何で独酌に「バラ」なんだろう? 猫に小判、豚に真珠と同じである。 落ち着きのない奴という意味か? ここまで徹底的に彷徨ってる訳ではない。 一人でいる時間が少なくなっている事は間違えない。独酌は子供の頃に【Jean Nicolas Arthur Rimbaud:ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー】に憧れた時期があった。大人が読んでも解らん詩である。子供に解ろう筈もない。単に「漂泊の天才詩人:アルチュール・ランボー」というフレーズに惹かれたのである。文才がある訳でもないので「詩」は書かなかったが、彼が歩いた跡は後に辿ってみた。彼と違い「商売」にも興味が無い独酌は精々『アル中の乱暴者』にしかなれそうになかったので彼の跡を追うのは止めた。 尖って放っつき廻る必要はない。風に任せてプカリ・・・ただ、一所に留まり続けたら・・・やはり淀むのか? 若くして登り詰めた彼等だが 留まることなく動き続けた・・・ 『転がる石は苔むさない!』独酌も苔生さないようにまだまだジタバタしますよぉー!!寝不足と疲労で纏まりのない文章になってると思いますが、悪しからず。ず・ず・ずぅ (-o-)zzz zZZ~
2007年12月26日
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今晩は。独酌です。ムスコが晩飯の後に思い出したように言いました。「日本のクリスマスは祈らないねぇ・・・」そりゃそうだ。端からキリシタンじゃないんだから。拝む神様が違います。「イブの方が盛上がるけど、今日が本番じゃない?」バレンタインのチョコレートと一緒で【お菓子屋】さんの企画した、商品販売のイベントだもの。出だしが大切。だから【イブ:24日】が勝負なの。それでも祈る気持ち、祝う気持ちを持ってる人もいるでしょう。今年、独酌家はクリスマスに引越し準備でした。荷物の整理や何やらでメチャクチャ忙しかったです。ツリーもリースもケーキも何も無し!それはどうでも良いけど、シャンパンもチキンも無し!!色々と言われているようですが、始まりは「祈る心」「悼む心」からだった筈です。独酌も拝む神様は違いますが、皆さんへ言いたいです。Merry Christmas !
2007年12月25日
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今晩は。独酌です。皆さんは寝ている最中に地震が起きたとして、目が覚めたらまず何をしますか?以前の独酌は飛び起きて水槽を押さえてました。特にアングル(水槽用の台)で何段にも重ねたものは不安定なので、いの一番に・・ヨメが「子供やアタシより魚かいっ!」・・とキレたので除所に減らしていき、引越しを期に熱帯魚飼育を止めました。それでも、小さな水槽で金魚を4匹飼っていました。お祭りの金魚掬いで掬ったものですが、ムスコが「自分で世話をするから家で飼いたい」と言ったので、新たに水槽を買ってきたのですが、暫くするとムスコは丸で世話をしなくなり、水も緑色になって中が見えない状態がずっと続きました。堪忍袋の緒が切れたヨメに水槽ごと捨てられ、それ以降【生物飼育禁止令】が施行されました。念の為に言っておきますが、金魚は近くの公園の池に放しました。そんな訳で独酌家にペット、今はいません。ムスコは懲りもせず「ワンちゃん買って~!」だの「白いフクロウが欲しい!」と小学生の頃は言ってましたが、中学生になりクラブ等で忙しくなったらあまり口にしなくなりました。そのムスコが今朝、「カアチャン、クリオネ飼っていい?」ヨメは動植物に丸で疎いので「くりおね?」と怪訝な顔をして独酌の方を見ます。ヨメに説明しても解らないだろうと思い、パソコンで探した画像を見せました。【Clione Limacina:クリオネ・リマキナ】通称「クリオネ」と呼ばれてますね。「クリオネ」はギリシャ神話の海の妖精【クレイオ】からとられたそうで、「リマキナ」は「ナメクジ」という意味なので、「ナメクジの形をした海の妖精」という事になります。英語では【Sea Angel】海の天使と呼ばれます。正式和名は【ハダカカメガイ】ですが「流氷の天使」の方が通りが良いようですね。天使が羽ばたくような泳ぐ姿が愛らしいと人気があり、アチコチの水族館などで展示されるようになりましたが、最近では家庭で飼育できる水槽セットが販売されているようです。「何これ?」ヨメの第一声。「可愛いでしょ? ウチにこういうのいたら良くない?」とムスコ。ふ~ん、こんなのが「可愛い」と思うのか・・「ナメクジ」だぞ。生物学的には【無殻類・翼足類・浮遊性腹足類】・・簡単に言うと、【殻】の無い【貝】の一種です。ホントに「ナメクジ」と一緒だ。ナメクジと違うのは水中を漂ってる事ぐらいですか。このように一生を浮遊生活で送るものを【終生プランクトン】と言います。これを家庭で飼育できるセットの価格はと・・冷暖装置・水槽・濾過器・水槽台・専用キャビネット・クリオネ5匹・海水10リットルに送料・設置料・消費税込みで《¥431,550》 ヨメに一喝されて却下。こんな馬鹿高い器具がなくても、暫くの間は家庭でも飼育する事ができる。ガラス瓶やペットボトルなどでクリオネ1匹あたり海水1リットルあればなんとかなるそうだ。ただし、独酌はこれを「飼育」とは思わないのでムスコに説明した。クリオネは【Limacina Helicina:リマキナ・ヘリシナ】という近縁の貝類しか食べない。(共食いするとの説もある)これが唯一のエサ。和名【ミジンウキマイマイ】これが家庭では手に入らないので「飼育」は出来ないのだ。では何故、「飼育セット」が販売されているのかというとクリオネは半年から一年はエサを食べずに生きていけるからである。クリオネは17~18度までの水温でも生息可能なのだが、水温が高ければ代謝が活発になりエネルギーを消費するのでエサがなければすぐに餓死してしまう。だから可能な限り低温で飼育するのだそうだ。半年から一年は飢餓状態で生命を維持できるのは、捕食した餌の栄養をほぼ100%の効率で吸収する事ができるからなんだとか。だから一般家庭でも容器を冷蔵庫へ入れて、頻繁に水換えさえ行えば半年は飼育?できる。エサもやらず、姿を観察もしない事を飼育と呼ぶのだろうか? これは飼育ではなく「ゆっくり殺してる」のではないかと独酌は思う。それでもムスコは未練たらしい顔をしてるので、クリオネの食事風景を見せてやった。http://jp.youtube.com/watch?v=2tlCRKEg_oU「グェーッ!、気持ち悪ーっ!、いらねぇーやこんなのっ!!」欲しくなくなったらしい。実際これのどこが「天使」なんだ?殆ど【遊星からの物体X】である。クリオネの顔(に見える部分)のオレンジ色は、内臓ではなくて【バッカルコーン】と呼ばれる触手。これでミジンウキマイマイを捕まえて、カギ爪状の先端を相手に突き刺して肉を穿り出して食べるのだそうだ。1匹を食べ終わるまでに4時間くらいかけるらしい。そりゃ消化も良いだろう。自然界の中でも餌にありつける機会はそれほど多い訳ではないらしいが、幸運が重なると「バイキング」みたいな食べ放題状態になる事があるのだそうだ。ただクリオネは食べ過ぎて体が重くなると泳ぐ事ができなくなって海底に落ちてしまい、ヒダベリイソギンチャクなどの天敵に食べられてしまうのだとか。やはり野生で生きていくのは厳しいのだな。人間だったら太ることぐらいしかバイキングの害は無い。どうしてこのバイキング会場が出来るかというと、クリオネもエサのミジンウキマイマイも遊泳力が弱いので波や潮の流れで一箇所に大量に集まる事がある。自分の意志で集まる事を「群れる」というのに対し、海流などに流されて「なんとなく集まった集団」を【パッチ】というのだが、お互い同じようなところに生息しているので、パッチも同じような条件で出来る。この結果が喰い放題の「死のバイキング」である。流氷下の調査では、ミジンウキマイマイを食いまくりお腹がどす黒く変化し泳ぐことが困難になった「流氷の天使」がたくさん見られるのだそうだ。更にネットを見ていたら「クリオネのお菓子」があった。【うなぎパイ】みたいなモンか?まがりなりにも【貝】だから食べられるのかと思ったが、形だけで成分は「0」。【流氷の舞姫・クリオネ】栄屋活魚株式会社:北海道紋別市新港町2-11-3 で作ってます。オホーツク銘菓と銘打たれたこのお菓子、【葛粉】で出来ているのだが、姿形と食感を考えると・・「クリオネの踊り食い」といった雰囲気か? 他にも【グミ】とか【キャラメル】があったが、正直どれも食欲はそそらない。現にムスコですら「喰ってみたい」と言わない。メーカーさん、一考の余地があるのでは?
2007年12月22日
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今晩は。独酌です。仕事の合い間にテレビをちらっと見たら、まだやってたんですね「UFO論争」政府が初めて公式に否定したUFO論争は、その後、町村官房長官が「絶対にいる」と私見を述べて“内閣不一致”にまで発展した。だが、未知現象研究家の矢追純一氏(72)をはじめとする専門家はおおむね冷静だ。国に調査の専門機関がなければ確認しようがない-とのことだが、日本の無関心が人類滅亡という最悪の事態を招きかねないと警鐘を鳴らしている。個人的見解としては、この人の頭の中に【何か】が棲みついていないかを確認する方が先だと思う。「国がUFOについて把握していないのなら、当然、自衛隊はUFOに遭遇した『もしも』の事態に備えていない。仮に遭遇してミサイルを発射したら敵対行動とみなされ、向こうが束になって攻撃してきたら勝ち目はない。下手をすると人類は全滅。宇宙戦争に国境は関係ないのだから、日本は他国に迷惑をかけぬようきちんと備えるべきではないか」 米国ではNASAが、スペースシャトルの乗組員らに「もしもの事態に備えた教育をしている」というのが専門家の一致した見解らしい・・・何の専門家?国内でUFOを精力的に撮影しているUFO写真家、坂本廣司氏(61)は「アメリカからの外圧があった」と直感したという。「日本と宇宙人が手を結んだら、アメリカにとって最大の脅威となる。アメリカはこの事実を知っている。だから日本政府に事実を公開しないよう圧力をかけてきた、と私は見ている」・・・誰か、この人も診てやってくれ。UFO論争は今月10日、民主党の山根参院議員が「米大統領選の候補者がUFOについて言及するなど、世界中で関心が高まっている」として、政府に質問主意書を提出したことが発端となった。福田首相は「私は、まだ確認していません」とかわしたが、町村官房長官は「個人的には、絶対いると思っている」と、政府見解とは異なる見解を示した。麻生元外相も05年の参院総務委員会で、「お袋は『見た』といって、えらい興奮して帰ってきたことがあります」と答えたことがある。山根氏は「今回の答弁書は、40年も前に『UFOは確認していない』とした米政府の見解を、そのまま日本政府の見解にしただけ。安全保障はすべて米国任せだ」と、対米追従に徹する政府の姿勢を批判している。矢追氏によると、最近、メキシコ上空にUFOの大編隊がやってきたという。「信じる、信じないの論議をしている場合ではない」と早急な対策を促してはいるのだが・・ですと。銀河系全体では2,000億個もの星があり、更に宇宙全体では2,000億個もの星からなる銀河が1,000億個以上もある。(名古屋大学福井教授)↑ から人類以上に高度な文明を持った生命体が無い、という方が不自然だ・・山根氏の論拠に太郎ちゃんも同意。流石マンガ好き。石破防衛相が昨日の閣議後の記者会見で、個人的な見解として「UFOはいるかもしれない」と語り、UFOが襲来した場合、自衛隊が出動する法制面の対処の仕方を考察するとの立場を示したそうです。「存在しないと断定し得ない以上それはいるかもしれない。少なくとも『いない』と断定するだけの根拠を私は持っていない」「よくゴジラの映画があるじゃないですか。ゴジラでもモスラでもなんでもいいんだが、あの時に自衛隊が出ますよね。ゴジラがやって来たということになれば、これは普通は災害派遣なんでしょうね。これがその、UFO襲来となるとですよ、これは『災害派遣』なのかね、ということに」・・・これが考察かよ?こういう事?年金、自衛隊、薬害、etc・・考えなきゃいけない事は山ほどあるだろうに。こんなユルイ連中が議員をやってられる日本はツクヅク平和なんだなぁ~と思ってたら「日本はUFO戦略欠如している」と海外では批判されているんだとか。こういう事?「エイリアンが襲来したときに何をなすべきか計画がない」という指摘もあるのだと・・海外にも【電波ちゃん】が一杯いるんだなぁ・・と思ったらBBCでやってたらしい。3大ネットワークがねぇ・・他にも米防衛専門誌の元編集長でジャーナリストのシャロン・ウェインバーガー氏は「日本は人々がエイリアンの『死のビーム』で焼き尽くされても傍観しているのだろうか?」などと自分のブログに書いている・・『死のビーム』ですか。こういう事?H・G・ウェルズの時代からX-ファイルまで変わらないな。独酌も子供の時【火星人来襲】の題名で読みましたよ、『宇宙戦争 』。流石にO・ウェルズのラジオは聴いてないですけどね。あれ、そう言えばこっちも「ウェルズ」だな。1938年10月30日にアメリカCBSラジオで放送したドラマ【世界戦争】によって国家的大騒ぎになったのは有名な話です。演出・ナレーションを担当したO・ウェルズは当時23歳でした。迫真の演技だったのか? ヤンキー馬鹿なのか? 蛇足ながら。『UFO&ナレーション』というと独酌は別のものを思い出します。皆さんは【謎の円盤UFO】という番組をご存知でしょうか?原題【UFO】はイギリスのAPフィルムズが製作したSF特撮ドラマで日本では、1970年10月3日~1971年3月27日まで日本テレビ系列にて放送されました。「UFO」という言葉が日本のお茶の間に登場した最初でしょうね。もっともこの時は欧米で「ユーフォー」と発音されるこの単語を「ユー・エフ・オー」と読んでいました。大体が「円盤=UFO」ですから【謎の円盤UFO】というタイトルは「頭痛が痛い」みたいなモンです。まあ、それくらい馴染みのない言葉だったんですね。「1980年、既に人類は地球防衛組織S.H.A.D.Oを・・」「イギリスのとある映画会社の地下深く秘密裏に・・」オープニング、および本編各所での矢島正明によるナレーションはこうして今でも覚えています。後年、矢島正明は同じ日本テレビ系列の「木曜スペシャル」で矢追純一プロデュースのUFO・宇宙人もののナレーションも担当します。【サンダーバード】や【キャプテン・スカーレット】の後続にあたる番組でしたが、内容は子供向けとは言えずシリアスを通り越して陰鬱な雰囲気すらありましたが独酌は夢中になって観てました。《地球防衛組織はS.H.A.D.O:シャドー》Supreme Headquarters Alien Defence Organisation の略で時代設定は放送当時としては近未来にあたる1980年代でした。作品に登場したコードレス電話が実現・普及するのはさら10年後の1990年代以降の事です。スタイリッシュなファッション等も含めてこの作品の世界観を造ったシルヴィア・アンダーソンという人はかなりイケテルと思います。【SID:シド】(Space Intruder Detector:宇宙侵入者探知機)コンピューター搭載(当時は自動電子計算機と言ってました)した監視衛星。UFOの侵入を感知すると月面にある前線基地【ムーンベース】に警報とUFOの飛行コースを伝達。【ムーンベース】シドより連絡を受けると、ミサイル迎撃機【インターセプター】が出撃する。インターセプターは3機編隊で行動し、各機首に搭載された核ミサイルによって、UFOを攻撃する。【インターセプター】搭載している武装は【水爆ミサイル】一発のみ!正に「一発勝負」なのだが、これがしょっちゅう外れる!子供の独酌はハラハラドキドキ!第1次防衛網をUFOが突破して大気圏に突入すると、第2次防衛として、潜水艦と戦闘機の複合マシンである【スカイダイバー】による迎撃を行う。通常は「七つの海」に展開する潜水艦UFO大気圏侵入の連絡を受けると、艦首に搭載した戦闘機【スカイワン】を射出する。海中にUFOが侵入した際には【スカイダイバー】本体で迎撃する。それでも逃げられた場合には、ハイテク戦車【シャドーモービル】が出動しこれを撃退する。「かっちよいいー!」 子供の独酌はテレビに齧りついてました。今の時代ムスコ達が【ガンダム】や【ブリーチ】に夢中になってるのと同じように思う方もいるかも知れませんね。ただ【謎の円盤】にはドラマがありましたよ、重~いのが。シャドーの最高司令官であるストレイカー大佐は、任務を優先させた結果、我が子を失い、それをトラウマとして後々まで引きずる・・とても娯楽番組とは思えないヘビーな設定とかもありましたよ。また番組の終わりには「小森のおばちゃま」こと映画評論家の小森和子が現地で取材した映像を紹介するコーナーがあり、出演俳優の素顔を垣間見る事ができた。今ではDVDのおまけ映像として当り前になった「メイキング」のハシリですね、このコーナーではプラモデルを視聴者プレゼントとしていました。確かバンダイだと思いましたが番組とキャラクター商品のタイアップのハシリとも言えます。このように色々な意味で革新的だったと思うのですが、視聴率は今ひとつ。なんせ同時刻にあの伝説番組「8時だョ!全員集合」をやってましたからね。何でこんな40年近くも前のTV番組の事を書いているかと言えば、今日はコーヒーではなく【豚汁】で一服しているのですが、この【豚汁】は会社の事務方の連中が作った、言わば【炊き出し】なんです。今日も残業で帰れない人や食事をするヒマのない連中の為に、オニギリと豚汁を用意してるわけです。【炊き出し】かぁ・・・若い人は判んないだろうな~!
2007年12月21日
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今晩は。独酌です。本日20日は会社の経理部門の締め日なのですが、流石12月、半端ない忙しさ・・・まして確定日の25日が土日祭の3連休明け。パターンとして最悪です。普段の月でも20~25の5日間は忙しいのですが、年末はまた格別。とりあえずは目途の立つ処まで何とか片付けて・・・と思って足掻いていたのですが、諦めました。コーヒー飲みながらちょいと一休み。今年も残り10日かぁ・・・何とはなしに、この1年を振り返っていたら菱川師宣の【見返り美人】がヒョッコリと頭に浮びました。実写版はこんな感じですかね?「見返る」と言えば動物もよくやりますよね。【猫】や【鳥】が思い浮かびますが、やはり印象に強いのは【猫】正統派?「見返り美猫」「お約束」でこんな事も出来ます。ハイ、ポーズ!う~ん、「見返る」というか・・・ちょっと微妙。オマエは「見返る」じゃなくて、引っくり返ってるぞ。いや、オマエは裏返っちゃってるよ・・・顔を向けりゃいいってモンじゃ・・・どこのオヤジだよ、そのツラ?だから顔を向ければ良いってモンじゃない!でもまあ、この人の場合は「見返り美人図」と言うよりこっちだな。ふぁーーーぁ~、眠~~い!きりきり働かんかい! サボってると締めるぞ、ゴラッ!これ飲んだら、もうひと踏ん張り!
2007年12月20日
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今晩は。独酌です。毎週水曜日はムスコがピアノのレッスンへ行く日です。今日も早めに夕食を済ませて課題曲を練習していると思ってたら途中から変なメロディーが聴こえてきました。古代アッシリア(現在のイラク)を起源とする妖精で、大航海時代に黄金の国・ジパングへ向け出発。17代目のチチ、ハハが日本に辿り着いた。チチ、ハハが大阪にいる時生まれたのが主人公の18代目おしりかじり虫である。4月1日生まれの8歳で、身長25cm。上下2本(計4本)の歯しか生えていないように見えるが、お尻にかじりつく瞬間は歯が増えている。虫歯は命取りになると恐れている。尊敬する人はクインシー・ジョーンズなんだとか。経済産業省認定【スーパークリエータ】の称号を持つ「うるまでるび」が原案・監督・作詞・作曲・アニメーションを担当して制作されたオリジナル楽曲。「何やってんだ、ちゃんと練習しろ!」「へいへい」「へいへい、じゃないだろ。第一、何でおしりかじり虫よ?」「ん~、カアチャン見てたら何となくねぇ・・・」「カアチャン?」ヨメは少し離れたダイニングキッチンのテーブルで一心不乱にカニを齧ってます。バンドエイドだらけの手で。月曜日にいつも行く鮨屋の主から「お歳暮だよ」と【毛がに】を貰いました。発泡スチロールの容器の蓋を開けると、おが屑の中で巨大なカニが蠢いてます。甲羅の幅だけで20センチ以上ありますから、かなりの大物です。既に晩飯の用意もしてあったし、冷蔵庫に入るサイズでもないので、ひとまずはベランダに放置。「明日、茹でて食べよっと・・・」と、思っていたのですが火曜日は火曜日で知人に【鴨肉】を頂いたので【鴨すき】に決定。【芹】があれば最高なのですが、生憎スーパーに売ってなかったので【クレソン】で代用。ヨメとムスコは【クレソン】があまり好きじゃないので【春菊】と【白菜】【水菜】なども入れます。一通り具を食べ終えた後のウドンがまた(^^ 旨い!「旨い、旨い!」と喜んで喰ってる内に【毛がに】の事はキレイサッパリと忘れてました。それで今朝、ヨメが洗濯物を持ってベランダへ出た際にトロ箱を発見し、茹でようと素手で掴もうとしたらカニが暴れて指にトゲが刺さりまくった模様。独酌が帰ってきた時は指から血を流し「ヒーヒー」言いながらバンドエイド貼ってました。台所の床にはおが屑が散乱してるし、【毛がに】は?と見れば、シンクの中でガサゴソと動き廻ってました。「もういいよ、後は俺がやるから」大きな鍋に湯を沸かし、海水よりやや薄いくらいのしょっぱさになるまで塩を入れます。出刃包丁の峰でカニの頭?をゴチン!(割っちゃダメですよ)静かになったら水で汚れをざっと流して、背中を下にしてお湯へ。15分程したらザルに上げて自然と粗熱をとります。この時はお腹を下へ向けます。【毛がに】は足のトゲが特に鋭いので甲羅の腹側を持つと手が痛くなりません。粗熱がとれてカニミソが落ち着いたら食べ易いように捌きます。お客さんがいれば足にも包丁を入れますが、今日は家族だけなので出刃で足を刎ねて後は各自でやります。キッチンバサミで切るのが一番手っ取り早いと思います。「何でカアチャンよ?」「♪甲~羅、齧り虫ぃ~」「手が痛いからこのカニはもう触らない!」と宣言した割には、甲羅抱えてカニミソをチュ-チュ-吸ってるし、足もガリガリ齧ってる。指には刺さっても、口の中は大丈夫らしい。「♪ 齧り虫ぃ~」なるほどねぇ・・・でもこの、経済産業省認定【スーパークリエータ】が作った曲も、あの【だんご3兄弟】には敵わないらしい。CDの売上で比べると【おしり】が約23万枚に対し、【ダンゴ】は約380万枚なんだとか。経済産業省認定【スーパークリエータ】も形無しである。でも経済産業省認定【スーパークリエータ】って何?「ダンゴ」といえば、皆さんは【ダンゴムシ】をご存知だろうか?植木鉢や石ころの下を覗いた時に1度か2度は見た事があると思います。場所によっては【まるムシ】などとも呼ばれているようです。同じような場所で、同じような「ムシ」を見た事もあると思います。こちらは【ダンゴムシ】と違って丸まりません。【ワラジムシ】と呼ばれる生物です。この【ダンゴムシ】はワラジムシ目の生物で刺激を受けた際に丸くなるものの総称なのですが、普通「ダンゴムシ」と呼ばれるのは【オカダンゴムシ】です。実はこの【ダンゴムシ】君はワラジムシ目の中のスーパースターなんです。ワラジムシ目は【等脚目】とも言い、9000種以上が存在するとされますが、その殆どが水中で暮らしています。中でも海に多く分布しており、陸上で繁栄している昆虫類が殆ど海にいないのは、甲殻類と住み分けているからとも言われています。《節足動物門 大顎亜門 甲殻綱 エビ亜綱 エビ下綱 フクロエビ上目ワラジムシ目》の中で陸上に進出した数少ない種類のひとつです。陸に上がっただけでも大したモンなのに硬い装甲を身に纏い丸まります。まさにエリート中のエリートなんですよ。まあ、丸まるから子供に遊ばれちゃうんですけど・・・硬い装甲を身に纏い・・・昔で言えば【鎧】になりますが、「鎧」の別称をご存知でしょうか? 【具足】と呼びますね。↓ 何だと思います?【Bathynomus gigantes:ダイオウグソクムシ】ダイオウグソクムシは、陸上に生息するダンゴムシやワラジムシ、フナムシなどと同じワラジムシ目の生物です。ダイオウという和名が示す通り、9,000種以上が存在するとされる等脚類の中で最大の大きさを誇り、世界最大のダンゴムシの仲間として知られています。殆ど【仮面ライダー】に出てくる怪人。こいつはアメリカ東海岸の水深800メートルの地点で採集されました。驚くのはやはりその大きさで、成長すると体長約45cm、体重は1.7kgにも達します。猫や小型犬と同じくらいの大きさのダンゴムシです。食性は肉食性で、死んだ生物の腐肉や弱って動きが鈍くなった生物を捕らえて食べる他、海面から落ちてくる有機物なども食べる為「海の掃除屋」としての役目も担っています。こいつも齧るのか。和名のグソク(具足)は日本の鎧・兜を表す言葉ですが、背中側はまさに鎧・兜のような十数枚の頑丈な甲羅で覆われ、腹側には 7対の歩脚の他に、脚が板状に変化した大きな遊泳脚を持っています。この遊泳脚とエビのような扇状の尾を使い、水中を飛ぶように泳ぐことができます。ケッコウ速いらしいです。比較するとやたらと小さく見えますが、横にいるのは日本最大の【オオグソクムシ】です。(体長15cm、体重約40g)この仲間には吸血性の食性で知られる【メナガグソクムシ】という気味悪いのもいます。・・・と、こんな事をムスコと話していたら・・・「オエェー!」ヨメが蟹を放り投げて、こちらを涙目で睨んでます。いや、生物学上、近縁だと言っただけで同じもんだと言ってる訳じゃないよ・・・「ウエェーーッ!」ヨメが泣きながら蟹の殻を投げてくるので、この話はココ迄です。
2007年12月19日
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今晩は。独酌です。正に「鯨飲鯨食」を体現した愚かな親子は、日曜日の朝、牧場の方に起こされても朝食が食べれず、独酌はコーヒー、ムスコは牛乳を一杯づつ頂いて帰路へつきました。車中でも飲み食いせずにひたすら寝ます。終点までですから乗り過ごす心配はないし、車内も空いていて静かでしたから今回は熟睡できました。東京駅に到着し、在来線のホームへ移動している最中に【ミリタリーオタク】と思しき30歳位の兄ちゃんが「そのジャケット売ってくれませんか?」と声を掛けてきました。断って歩き続けたのですが、追いかけてきて「5万まで出します!」とかなりシツコイ。独酌がこの時に着ていたのは、元米空軍パイロットがベトナム戦争開戦当時に着ていたフライトジャケットを貰った物なのですが、「思い出云々を置いておくにしても、この寒空の下でこれ脱いでオレにどうやって帰れと言うんだ?」と言うと渋々オタクは引き下がりました。ムスコが「これ新品なら幾らくらいすんの?」と訊くので「2万位で買えると思うよ」と言うと、「5万なら売った方がゼンゼン徳じゃん!」・・・だから俺が寒いだろっ!服の話をしてたら「ジーパンと長袖のシャツ買ってくれ」と言うので途中の錦糸町で電車を降ります。「メンドクセイなぁ~、服とかはカアチャンに言えよ」そう言ったら、ヨメはムスコの好みや意見は聞かず、自分で選んだものを買ってくるので嫌なんだとか。出口に向かって歩いていると、ホームから映画の広告が幾つか見えました。ついでに映画も観ていくか・・・何を観るか2人で暫し検討します。「恋空」ムスコ× 独酌× 「クローズゼロ」ムスコ◎ 独酌×「ボーン アルティメイタム」ムスコ× 独酌◎「アイ アム レジェンド」ムスコ○ 独酌○ 「ベオウルフ」ムスコ△ 独酌△という事で「アイ アム レジェンド」に決定。せっかくなので、ちょっと歩くが新しい映画館の方で観る事に。【オリナス】の建物を抜けて歩いて行くと、ムスコが鼻をピクピクさせて辺りを見回してます。「何やってんだ?」「ピザの匂いがすんだよ・・・」「そこの奥にある店、イタリアンの食べ放題だからな」「ピザ食おうよっ、ピザ!」さっさと店に入ろうとするのを蹴り飛ばして軌道修正。ギャースギャース喚くのを「映画観てからだ」とナダメテ【TOHOシネマズ】へ。ラッキーにも次の12:30からの回に席が取れました。ビールとフライドチキンのセット、コーラとポップコーンのセットを持って館内へ。それにしてもバケツみたいにデカイ容器だな、ここのポップコーンは。アメリカ人は好きだから、これぐらいの量は食べるかも知れないが日本人にはちょっと多い。どうせアメリカの真似するなら椅子のサイズにして欲しいもんだ。相変わらず日本の映画館の椅子はちっちゃい。「一個チキンくれ」そう、言うので器ごと渡したら返ってこなかった。ポップコーンも心配を他所に途中で食い尽くしていた。で、観た感想はというと原作を知らないムスコは面白かったと言う。独酌は子供の頃からリチャード・マシスンの小説が好きだったのでハヤカワ文庫をよく読んだ。今作を含めて3回映画化されているが、評価は2番目。映像は確かに凄いが、原作のイメージが薄くなってしまったのは残念。主人公の葛藤や死んでから甦った妻や友人との絡みとか重要な部分が抜けている。第一、せっかくタイトルを原題のまま【I am Legend 】としたのに意味ないじゃん。マシスンが1954年に発表したこの小説は4年後の1958年にハヤカワノベルより【吸血鬼】の題名で刊行されました。1971年、2回目に映画化された時に【地球最後の男<人類SOS>】として再刊され、後に文庫化された際に【地球最後の男】と改題。独酌が子供の時に読んでたのがこれです。今年3度目の映画化作品の公開に合わせ【アイ・アム・レジェンド】と原題と同じ書名に改題されて新訳で刊行されました。「このゾンビは動きが素早くて嫌だねぇ~!」「ウィル・スミスはカッコ良いねー!」「でも、I am Legend じゃなくて、He is Legend なんじゃねぇ?」これが映画を観終わった後のムスコの感想です。陽光を嫌う以外の描写がないのでムスコは【ナイトシーカーズ】をゾンビとして捉えたようです。あまり細かく書くと映画をこれから観ようとしている方に悪いので止めておきますが、【I am Legend 】の本当の意味は原作を読まないと判りませんので、興味のある方は一読をお薦めします。映画の事をすっかり忘れ、頭の中がイタリアンカラーで塗り潰されたムスコは小走りに店へ向かいます。しかし、店の前では入りきれない人が順番待ちの行列を作ってます。2時半だというのにこの行列・・・流石は食べ放題。いい加減に独酌も腹が空いたので、他の店へ行く事にします。再びギャースギャース喚くの蹴り飛ばして誘導します。お腹も空いたし寒いので、あまり歩き回りたくはない・・・ズボラして駅ビルのレストラン街へ。昨日あれだけ肉を食べたのだから、今日は魚にしよう!さっきまで「ピザピザピザ・・・」とうわ言のように言っていたムスコも寿司は好物なので、あっさりと主旨を変えます。この店は【お好み】で頼む時は紙とペンを渡され、何を何カンと記入するシステムのようです。独酌は「焼き白子」と「蟹と胡瓜の酢物」をアテにビールを飲み、「貝の盛り合わせ」でお燗に切換えました。ムスコはウーロン茶で握りを流し込んでます。食べてるのではなく、飲み込んでますね、間違いなく。「オマエ、ゆっくり食えよ時間あんだから」「間が開くと食えなくなるってギャル曽根が言ってたよ」だから寿司屋でフードファイトをしないでくれ。日曜の午後という事もあって、そこそこの客の入り。職人は3人いるのだが、ムスコの食うスピードが速すぎて追いつかない。独酌も「貝の盛り合わせ」を食べ終わったので、「鯖の炙り」と「穴子白焼き」が食べたいのだが、誰の手も空かないのでかなり待たされる。20分程絶え間なく寿司を飲み込んだところでペースが落ちてきた。流石に腹一杯になったのかと思ったら、注文する紙がなくなったとの事。お運びのオバサンが束で持って来た。そんなに要らん!最後のイクラの軍艦を口に押し込み、4杯目のウーロン茶の最後の一滴までを飲み干すと、馬鹿はカウンターに突っ伏した。まるでマラソンランナーがゴールした後みたいな様子だ。「うおぉ~!喰ったぁ~!!完食だぁー!!!」完食ってオマエは何を目指してるんだ?お勘定を済ませて帰る時に、後半は殆どムスコ専属で握ってた職人さんが、「私もケッコウ長く握ってますが、こんだけ早食いの人は初めて見ましたよ」と言っていた。ムスコは腹をペチペチ叩きながら、さっきの職人さんに【Vサイン】をしながら、「I am Legend !」 と一言。・・・アホ抜かせ、伝説じゃなく星にしたろかと思いましたよ。勘定書き見た時に。(ToT;
2007年12月18日
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今晩は。独酌です。土曜日はムスコを連れて栃木まで出かけて来ました。車か電車か? と考えたのですが、先方が【那須塩原駅】まで迎えに来てくれると言うので、お言葉に甘えて新幹線へ。夕方6時から開宴(?)の予定でしたので東京駅15:20発【なすの259号】へ乗車・・・しようとしたらムスコが「駅弁買わないの?」「オメェなぁ~、これから死ぬほど食べ物が出てくんだぞ」「だって6時でしょ? それまで何も喰わないの?」念の為に言っておきますが、昼飯は食べてます、普通に。「今、喰ったら喰えないだろ」「テレビでね、大食いの人が胃を空っぽにすると反って食べられなくなるって言ってたよ」「・・・」何もオレ等は「大食い大会」へ行くのではないのだが。ムスコはこの牧場の肉を秋葉原にある直営店で何度か食べているが、牧場へ行った事はないので、どれ位の食べ物が待ち構えているのかをまだ知らない。なんせ肉は「売る程」・・・実際のとこ「売ってる」のだが、とにかく何時も「これでもかぁ!」という程に大量の食べ物と酒でモテナシテくれる。「お菓子くらいにしとけ」千円札一枚持たせて買物へ行かせたら、何処で見つけてきたのか「鶏の唐揚」を買って来た。他に「コカコーラ」500mlに「ポテトチップス」と「チョコレート菓子」に「缶コーヒー」。コーヒーと言ったが缶には「カフェ・カプチーノ」と書いてある。「オレのは?」と尋ねたら、「ビール買おうとしたら金が足りなかったんだよね。一応コーヒー買っておいたけど飲む?」「オメェーなぁ~・・・」そう言おうとしたら列車が動き出した。世界一正確なJR、定刻通りに出発である。しょうがないので車内の売店にビールを買いに行った。そうしたら驚いたことにビールは【プライムタイム】しか置いてないとの事。不味くはないけど、「ビールはキリンだ!」とか「オレはサッポロしか飲まない!」とか言う人いるんじゃないのかな?3分程でビールを飲み干し、携帯電話のアラームをセットして目を閉じた。たかが1時間だが、何もしないで寝れるのが嬉しい。横でゲームをやってるムスコがうるさいので蹴ってサイレントモードへ切り替えさせる。今度こそと至福のお昼ねタイムへ。(-_-)zzz 16:30。アラームが鳴ったので起きる。起きると言っても、隣のバカはガサゴソ煩いし車内アナウンスはあるしで完全に熟睡していた訳ではないが、何故か電車の中で寝ていると良く寝れた気がする。やっぱり正確JR。16:35定刻通りに那須塩原へ到着した。改札を出たところに従兄弟と牧場主の息子さんが迎えに来てくれていたので車に乗り込み、早速20キロ程離れた牧場へ向かう。従兄弟は競の都合で2日前から来ているとの事だった。炭の熾った七輪があちらこちらに並べられ、すき焼き用の鉄鍋が置かれている。直径30センチ程の鍋が6個用意されているのだが、今日の招待客は8人だそうだ。中央には畳一枚くらいの大きさの焼き網が焚火の上に渡され、色々な物が焼かれていた。「食のパラダイスやぁ~!」ムスコが彦麻呂みたいな事を素で言うので、皆で笑った。夕方になるとケッコウ寒いので、自然と火の周りに人が集まる。ムスコは【子豚の丸焼き】と【ヒツジのスペアリブ】を焼いてる大きな焼き網の前から離れる気配はないが、寒がってる様子もない。牧場主の息子さん夫婦があれこれ世話を焼いて下さるのだが、奥さんに「これ(ばっかり)食べてると、すき焼き食べられなくなっちゃうわよ」と言われたウチのバカが「えっ!?、ここ食べ放題じゃないの?」全員に笑われて、独酌はホントに恥ずかしかった。ーー;独酌も豚とヒツジを少し頂いてみた。特に味は付けないで焼いたものに「柚子胡椒」を付けて食べるのだがさっぱりしていて食べ易かった。また「柚子胡椒」があまりしょっぱくなくて美味しいので何処で買ったのか尋ねたら、通販で取り寄せているとの事。因みに「柚子胡椒」ではなく【柚子とんからし】という商品名なのだそうだ。あれこれつまんでいる内に、本日のメイン【黒毛和牛と松茸】の登場となった。松茸は大きくて立派なのだが流石にこの時期では笠が開いたものが多い。この手の松茸を旨く食べる手立てが無いでもないのだが、本日はホストの意見を尊重してすき焼きに投入する。笠が開いて香りが飛んでしまっているのがあるのだが、投入する量が半端ではないので松茸らしさは充分である。第一、芸術品みたいな肉が出ているので誰一人として文句は無い。「しゃぶしゃぶ」と違って厚めに切るのは判るのだが、それにしてもやけに厚いと思ったが、口に入れて納得。噛まなくても溶けてなくなった。あれだけ、豚やヒツジを食った後なのにすき焼きの肉を飲み込み続けるムスコを見て「飢狼」という言葉を思い浮かべた。大抵の動物は「食い溜め」が利く。定期的に決まった時間に食事にありつけるのは、人にしろ動物にしろ「庇護下にて飼育されている」個体に限られている。だから野生の固体は食える時には自分の限界まで食べる。次の食事の保証が丸で無いからだ。ムスコの食い方がこれと同等のレベルなのである。何故なんだ? ホント家で食べさせてないみたいじゃないか。本日のホストである牧場主は「タニマチ」みたいな気風があるので、ムスコに「もっと食え、もっと食え!」と声を掛けて笑ってる。「お宅の牧場で飼ってくれるなら置いていきますよ」「そうしろ、坊主。ウチの肉、旨いだろっ? ウチで働くか?」「毎日、肉なの?」「おう、ウチの従業員なんか、たまには肉じゃないモンが食いたいと文句言うぞ」「どうしよっかなぁ・・・」どうでも良いが、【賄いメシ】で人生決める気なのか?宴もたけなわとなり、独酌が待ちに待った【シャトーパルメ '74】の登場となります。出来が良いと評判だった'71と'75はケッコウ出廻っているが'74は珍しい。その上に【マチュザレム】である。【マチュザレム】とはレギュラーサイズの8倍、6リットル入りの大ボトルの事です。呑んべいはこの大きな瓶を見ただけで嬉しくなりますね。母の懐に抱かれたような安心感と言うか、飲んでも飲んでも無くならないというのは頼もしい限りです。【マチュザレム】の2倍という偉大なる【バルタザール】に至っては感涙に咽びますね。バビロンの王の名前を取った最大容量のワインボトル【ナビュコドノゾール】に遭遇した場合には、思わず拝んでしまいます。15リットル(レギュラーサイズ20本分)はめったな事では開けられません。大抵の人がオブジェにして飾ってますね。【シャトーパルメ】は畑の格付けこそ3級だが、マルゴーと遜色ない出来のものがたまにある。'74はそこ迄とはいかなかったが不味くはなかった。もっともそれまでにビール、日本酒、焼酎だと色々なものを飲んでいるので、あまりアテには。【マチュザレム】をアッサリと飲み干したところで、牧場主の声が息子さんに飛ぶ。「もう1本パルメ出せ!」周りの歓声に応えてニコニコしながらコルクを抜いていた息子さんの手がプルプルしていたのは気のせいだろうか?'75の【マチュザレム】だもんなぁ・・・値段は訊かないでおこう。ワインのように弱いお酒を飲んでいて酔いを自覚した時は、かなりの量を飲んでいる。2本目を飲み干したところでお開きにする事に。息子さんもホットした事だろう。ここにあるワインは全て息子さんのコレクションなのだ。ゴメンネ、専務。今度はお返しに何か贈るからね・・・一瞬だけ思ったけど、この後の記憶が完全に跳んでる独酌でした。
2007年12月17日
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おはようございます。独酌です。従兄弟の知り合いの牧場主さんから「今年、最後の松茸のすき焼きやるけど、食べに来ない?」とのお誘いの電話がありました。場所は栃木県の那須なのでそれほど遠くはないのですが、今週は飲み続けの一週間だったので、ちょっと考えます。普段だったら0.01秒で「行くっ! すぐ行きますっ!!」と返事するのですが、今日ばかりは何かを食べに行くよりは、どっちかと言うと寝ていたいというのが正直なところ。「う~ん、ちょっとねぇ・・・」言葉を濁していたら、横にいたムスコが「行くっ! オレ行きたい!! 一人でも行くっ!!!」オマエ、涎が垂れそうだぞ・・・ 「ねえ、ねえ、行こうよぉ~!」ムスコの頭の中に溢れ返る肉汁&妄想口の端に泡が・・・飢えた獣だな、まるで。どうして、こうも卑しく育っちゃったんだろう?困ったもんだ。やれやれ。「赤はね、パルメの74年開けるよ」「!?」行きます! すぐ行っきま~~すっ!!
2007年12月15日
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今晩は。独酌です。昨日はサウナでヒックリ返ったところまでを書きました・・相変わらず進歩がなく「字数制限」でエラーになってる独酌です。さて、「なってしまった二日酔いをどうするか?」の続きです。「迎え酒」・・ホントはダメですよぉ。二日酔いの苦しさを、また酒を飲む事で症状を緩和させるということは日本だけではなく世界各国で行われています。一時的にアルコールで不快感を麻痺させるだけですから、肉体への負担の大きさを考えると絶対にやらない方が良いのだろうなぁ・・っつうか、「AA」「AG」タイプの人はやろうとしても出来ません。「GG」タイプだけに許された最終手段というか、緊急避難と言ったところでしょうか。今週の独酌は、ず~っとこれをやってる状態みたいなもんです。せめて肝臓を少し労わってやろうと、せっせと果物を食べてます。洋ナシ・カキ・リンゴ・ミカン・・季節の果物、どれも美味しいのですが問題がひとつ・・酒に合うんですよねぇ~!洋ナシにパルミジャーノをスライスしたのを載せます。辛口の白ワインに最高!カキは白和えか膾にしますと日本酒の佳肴となります。リンゴはシナモンシュガーを振ってバターで焼きます。何故かウイスキーに合うんですよ。(いや、だから焼くなよぉ)ミカンはそのままで。ジンやウオッカを飲む合い間につまむと止まりません!「止まりませんじゃねぇーだろぅー!」 by ヨメ L(゚皿゚メ)」日本では二日酔いの事を「宿酔い」などとも言いますね。世界に眼を向けてみますと、スペインでは「Resaca:レサカ」、イタリア「Malessere:マレッセレ」と言います。意味はどちらも「病気」です。もっと解り易く「Malessere dopo una sbornia:マレッセレ・ドーボ・ズボルニア」(大酒の後の病気)という言い方もあります。フランスでは「Gueule de bois:ギュル・ド・ボア」(木製の喉)デンマークでは「Tφmmermaend:トマメン」(大工たち)ノルウェーでは「Bockrus:ボックルス」(後遺症、蹴り返し)スウェーデンでも「Baksmalla:バークスメラ」後遺症、蹴り返し)オランダ「Kater:カーテル」、ポーランド「Kac:キャッツ」は共に「猫」を意味します。ドイツでは「Katzenjammer:カッツェンヤンマー」、前出のポーランドでも酷い二日酔いは「Kociokwik:コチオクヴィック」と言い、どちらも猫の鳴き声という意味です。「病気」は解るけど、「木製」とか「大工」は今イッチョウ?「猫」関係は解るような、解らないような・・。解らないと言えば、治療法の方も今いち? どころか「!?」なヤツもあります。韓国ではハチミツを水に溶いて飲みます。日本でも江戸時代の文献に「懐中汁粉」を湯で溶いて飲むと良いと書いてあります。「懐中汁粉」とは「最中」を乾燥させた保存食ですが、このように湯に溶かして【即席汁粉】としても食べられていたそうで、インスタント食品の走りと言えそうです。イギリスでは、レモン半分を搾って入れた濃いコーヒーを飲みます。とてつもなく不味いのですが、理には叶ってます。チベットではヨーグルトと繊維質の多いツァンパ(麦を焼いてから挽いたモノ)を食べます。トルコでは、羊の頭肉や内臓を、ビネガー、レッドペッパー、ニンニク、塩を加えて煮たスープを飲みます。この辺りまでは解るのですが、川魚を内臓ごと煮込んだスープとか、ヒツジの目玉を煮たスープ・・この辺が限界かな・・ウサギの糞を煎じて飲むとか、犬の毛を煮たお湯を冷まして飲むとかは独酌は試してみようとは思いません・・と言うか、出来ません。中国からのお知恵拝借で経絡治療があります。まあ、解り易く言えばマッサージや指圧みたいなもんです。針やお灸を使わないで、誰にでも出来る簡単なものを幾つかご紹介します。忘年会や新年会に限らず、お酒が好きで年中飲んでいる方はこの二日酔いのツボ療法を覚えておかれるととっても便利ですよ。【期門】両乳首の真下へ下がった線と肋骨の下(第九肋骨)が 交わるところにあるツボ。二日酔いで気分が悪いときには、右側の「期門」を両手を重ねて包み込むよう にして、下から上にゆっくり押し揉んでください。からだを前屈みにして、息 を吐きながら押すとさらに効果的です。「期門」を、だいたい20~30回程 度押し揉むとよいでしょう。胃のムカツキや吐き気を治める効果があります。【太衝】足の親指と人差し指の間を、手の指で足首のほうへ擦り上げていくと、甲の上で2本の骨が交わり小高く盛り上がっている部分の手前にあるツボ。「太衝」は左右の足の甲にありますが、二日酔いの解消には右足の太衝を刺激します。これは肝臓が体の右側寄りにあるためです。ただし、肝臓の働きを活性化したいならば、普段から両足の「太衝」を刺激すると良いでしょう。刺激する足と同じ側の手の中指の腹を「太衝」に当て、指の腹で筋をしごくように押します。指の代わりに、ボールペンのキャップの先のような棒状のもので刺激してもOK。何回でも行うことができますのでヒマをみつけては押しておきましょう。以上が「二日酔いなってからやる」事後処理タイプです。でも、なって苦しい思いをするよりは、ならないように「予防」する方が賢明でしょうね。《二日酔いの予防策》方法はひとつ。翌日まで体内にアルコールが残らない飲み方をする事だけです。平均的な日本人は約1時間でアルコール6.6g(10cc)を処理すると言われています。普段、飲むお酒で考えるとビール大瓶1本、日本酒1合、ウイスキーダブル1杯のアルコールを処理するのには約3時間かかる計算になります。だったら翌朝7時に起きる人が日本酒を3合飲んだとしたら、何時に飲酒を切り上げて寝れば良いか?単純計算では9時間前の前日午後10時になりますよね?ところが正解は前日午後8時なんです。なんで計算と食い違うのかと言うと、体の中に入ったアルコールは、30分ぐらいで約3割が胃から吸収されます。そして、残りは小腸から1~2時間くらいで吸収されて血液中に入ります。ここからが肝臓の出番ですから最大で2時間ほどの誤差が出るのです。お酒を飲む前に出来れば豆腐や、豆乳、煮豆、納豆など良質なタンパク質や摂っておくと、酵素の働きがよくなってアルコールを分解しやすくなりますよ。でも事前にこれだけ喰うのも味気ないですよね。酒の肴はこの手のものを選びましょう。枝豆とかがgood な訳です。乳製品を最初に胃に入れておくと「胃に膜を張る」ためにアルコールの吸収を妨げる効果がありますが独酌はあまりお薦めしません。まず酒が不味くなります。酒は元来、空腹で飲む方が美味しいので、「胃に膜を張る」なんざぁ、もってのほか。すきっ腹に飲んでこそ「く~! 染みるねぇ~!」という事になるのだから。(いや、それじゃ体に良くないじゃん)それは置いておくにしても、酒を飲む際に乳製品といえば自然とチーズになりますよね? ヨーグルトや牛乳って人は少ないと思います。チーズ自体に問題は無いのですが、一緒に飲む酒の種類と食べ方が問題を起こす事があります。寒いこの時期、やっぱり温かいものが嬉しいですよね?ピザにグラタン、極めつけはフォンデュですか。皆さんは熱々のこの料理を何を飲みながら召し上がります?ビール? ワイン? シャンパン? どれもチーズと合いますから美味しく頂けるでしょうけど、途中から胃がモタレテきませんか?熱いチーズに冷たい飲み物。当然ながら冷えて固まりますよ、胃の中で。胸も焼けるし消化も悪くなります。アルコールの吸収も遅れますので翌日まで残る可能性が高くなります。ツマミの代わりにサプリメントの力を借りる手も。ただし、即効性や特効がある訳ではないので事前に飲むというよりは、普段から飲むように心掛けておいた方が良いでしょう。肝機能を高めるDHAやウコンなどが代表格ですか。 独酌チチが愛用してる【純正濃縮ウコン粒】。1粒に「ウコンの力」3本分のお酒を分解するパワーがあるそうです。1瓶で「ウコンの力」1120本分のクルクミンを含有してます。また、ビタミンB1はアルコールの分解に役立ち、マグネシウムはビタミンB1の働きを助けます。これらは飲酒後アルコール分解で大量に排出されてしまいますし、カルシウムやマグネシウム・亜鉛などが尿と一緒に体の外へ出てしまうと頭痛や疲労感、脱力感を引き起こしますので、マルチミネラルやマルチビタミン(両方あわせたコンプレックスが◎)を飲んでおくと良いでしょう。ビタミンはマルチでなければB群だけでも飲んでおいた方が良いと思います。B1は糖質であるアルコールの代謝には欠かせません。B6は肝臓の負担を和らげます。ナイアシンやB3はアセトアルデヒドを分解し悪酔い、二日酔いを防ぎますし、更に嬉しい事にコレステロールや中性脂肪を減少させる働きもあります。しかしアルコールは水溶性のビタミンB群を大量に排泄してしまいます。食品からだけで賄うのは難しいのでサプリが役に立ちます。シジミの味噌汁は二日酔いにも効果があると言われていますが、普段から飲んでおけば豊富に含まれるタウリンにより、肝機能の向上が見込めます。「ファイト-!一発!!」よりは身体に良さそう。独酌はこれをたまに飲んでいます。あまり旨いモンじゃありませんが叔母が送って寄越すので。でも、結局のところ二日酔いを治す特効薬はないので、その苦しさを充分味わって深く反省し2度とこのような思いをしたくないと、身にしみ込ませて忘れぬ事が一番かも知れません。「お釈迦様でも草津の湯でも・・・」二日酔いも同じかも知れません。いみじくもロバート・キャパが「神はこの世を六日間で創り給うた。そして第七日目には二日酔いを与え給うた。」との言葉を残したように、二日酔いは洋の東西を問わず人類を古くから悩ませてきました。厚生労働省によると、適正な飲酒量は日本酒にすると1日1合(100%アルコール換算で23g)程度だそうで。皆さんも「お酒は楽しく適量」で年末年始をお過ごし下さい。
2007年12月14日
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今晩は。独酌です。遂に来ました、この季節! 【忘年会】シーズン突入!皆さんも師走に入りお酒を飲む機会が増えてきた事と思います。♪ 酒が飲める 飲めるぞ 酒が飲めるぞ~!と、ほぼ喜び98%の日々なのですが、流石に4日続くとキツイ。まあ、量的にはそれほど飲んではいないので、主に睡眠不足で眠いのが辛いんですけど。寝て起きて、頭が痛いと「二日酔い」ですよね?昨日、会社にいる時に頭が痛くなったので「風邪か?」と思いましたが、頭痛の種類と言うか痛み方の感じがどうも「二日酔い」。そんなに飲んでないのになぁ?歳・・かなぁ?一瞬、寂しくそう思ったのですが、考えてみれば4連ちゃんで飲み会です。一日の量は大した事がなくても肝臓のアルコール処理能力が追いつかなくなったのでしょう。自分に合った適量を守り、美味しく楽しく飲めば正に酒は、「百薬の長」「天の美禄」なのですが、「気○がい水」「地獄湯」などとも呼ばれるように飲み過ぎはいけません。その結果は誰もが一度は経験する「二日酔い」ですね・・えっ!? 二日酔いになった事が無い!?お酒を飲まない方、飲んでも自己管理がしっかり出来るので二日酔いなどの愚かな状態にならない方は読み飛ばして下さって結構です。布団の上で痛む頭を抱えてのた打ち回りながら、「もう、酒は・・飲まねぇ・・ぞ」と息も絶え絶えに呟きながらも、夕方になって少し良くなれば、「ちょっとだけなら大丈夫かな」一回飲んでしまえば、こっちのもの! 今日も酒が旨い!・・で、振り出しに戻る。そんな愚かで愛すべき人たちに捧げます。同士よっ!《そもそも【二日酔】とは何ぞや?》二日酔いとは、アルコール飲料を飲んだ翌朝、血中アルコール濃度が低くなり、殆ど消えた状態になっても頭痛やだるさなどの不快な症状が残る状態を言います。医学的にみればアルコール性胃炎、平衡感覚の興奮から起こる電解質のアンバランス、脱水症状、肝機能低下、全身疲労、虚脱などが重なり合ったものなのです。二日酔いになったとき血液検査すると、低血糖、アシドーシス、低カリウム血症、低カルシウム血症、脱水が認められます。飲んだアルコールは、胃と小腸で吸収され門脈を通って肝臓に入り、そこで代謝・分解されます。この分解過程が順調に進めばあまり問題はないのですが、アルコールの量が多すぎたり、体調が悪くて代謝・分解が出来ないと、アルコール分解過程の中間代謝物である【acetaldehyde:アセトアルデヒド】が血中へ溢れだします。このアセトアルデヒドが二日酔の主な原因です。ただ、二日酔いは、お酒に強い人と弱い人ではかなり個人差があるようです。身長2メートル、体重120キロのプロレスラーと身長170センチで体重60キロ位のジャニーズ系の若いあんちゃんを比べた場合、大抵は体のデカイ方がお酒もたくさん飲めるのですが、逆の場合もあります。それは「お酒に強い人・弱い人」の差はもっぱら体格より遺伝的な体質に左右されるものだからです。二日酔いは自身のアルコール分解能力、正確にはアセトアルデヒドの代謝能力を超えた量の酒を飲むことで起きますが、アセトアルデヒドの代謝酵素である【アセトアルデヒド脱水素酵素】は、人種あるいは個人の遺伝的体質によりその代謝能力に差があります。日本人などのモンゴロイドのほぼ半数はアセトアルデヒド脱水素酵素の働きが弱い「AGタイプ:低活性型」か、全く働かない「AAタイプ:失活型」です。そのためモンゴロイドには酒に弱く二日酔いになりやすいタイプが多く、全く酒を飲めないタイプ「下戸」も存在します。それに対しコーカソイド、ネグロイド、オーストラロイドは、全てこの酵素がよく働く「GGタイプ:活性型」であり、酒に強く二日酔いにもなりにくい体質の者が多い。なお人類のアセトアルデヒド脱水素酵素のタイプは元々「活性型」が基本タイプ(要するに人間という生物は元来、酒を飲むように出来ている)であり、「低活性型」及び「失活型」は突然変異によって生まれた【Haplotype:ハプロタイプ】です。ハプロタイプというのは簡単に言うと「いずれかの片親に由来する遺伝子の組合せ」のことで、大昔、中国大陸の何処かに生まれた一人の男が元となって「酒が飲めない体質」という恐るべき不幸が世界中に広まっていったのです。《辛~い【二日酔】の症状》頭痛、嘔吐感、喉の渇き、胸のむかつき、体の震え、アルコール性胃炎による悪心、体がだるくて起き上がれない、精神的に自己嫌悪に陥るなどなど。良い事はひとつも無い。強烈な頭痛は、アルコールの脱水作用により、脳の細胞に含まれている水分が少なくなり縮んでいるために起こります。この脱水状態は脳だけでなく全身で起こっていますから、体内の水分量が減少して、体液中に含まれているナトリウムやカリウムの濃度が高くなったり、カルシウムやマグネシウム,亜鉛などが尿と一緒に体の外へ出てしまい電解質のバランスが狂います。カルシウムやマグネシウムは筋肉の収縮や血圧の調整など体の調節に必要なミネラルですから、これらが不足すると、疲労感や脱力感を感じることになります。起き上がれない程のだるさは、アルコールで麻痺した脳が回復しきっていないということも考えられますが、大体が低血糖状態に陥っている事が原因です。肝臓の働きのひとつに、体のエネルギー源となる糖を作る働きがありますが、大量のアルコールを摂取すると、分解する事で手一杯になってしまい糖を作る働きが疎かになります。《どうする?【二日酔】》二日酔いにならないための最大の対策は飲み過ぎないことですが、「♪ 解っちゃいるけど止められない! あ、それっ!!」というのが酒呑みなので、事後処理が肝要となりますね。二日酔いになってしまった場合、苦しいので少しでも早く回復したいものです。まず一番大切なのが、「水分補給」です。しかし、ただ水を飲めば良い(飲まないよりまマシですが)と言うわけではなく、アルコールには体内の水分を奪う脱水作用と尿の排泄を促す利尿作用とがありますので、尿と一緒に、カルシウム、カリウム、ビタミンBl、ビタミンB2、ビタミンCなどが体内から排出されてしまいます。従って、不足している水分と一緒にカルシウム、カリウム、ビタミンB1、B2、Cなどを補給する必要があります。悪心には二日酔い用の胃腸薬(特に液状のモノ)が効果的です。昔から酔い覚ましには【柿】が良いと言われていますが、果物や果実ジュースなども有効です。島根大学の板村教授らの研究によれば、大学生に清酒90mlを飲んでもらい、飲酒から30分後に【柿】を一個食べた人と、食べなかった人を比べた場合、【柿】を食べた人の血液中のアルコールの濃度が40%も減っていました。またアセトアルデヒドの濃度も約30%減少したとのことです。【柿】に含まれているタンニンの効果と考えられています。果糖やカリウム、ビタミンを含むカキやリンゴ、ミカンなどの果物や果実ジュース類の摂取は効果があります、また、糖の不足分を補うためには血糖値をほとんど上昇させない果糖【fructose:フルクトース】が最適です。また、血液中にアルコールが残っていなくても二日酔い症状がでる人もいます。その場合の原因物質は【ケトン体】です。ケトン体というのは大まかに言えば、脂肪酸ならびにアミノ酸の不完全代謝産物ですが、大酒を飲む以外にも、呼吸器系統の障害や糖尿病が原因で増加する事もある。このケースでは、ケトン体を代謝しやすくするクエン酸の摂取が有効です。クエン酸は、梅干しやレモンに多く含まれていますので食べましょう。スプレー式の酸素がありますが、あれを吸うのも効果的。また姿勢を良くして大量の酸素を取り込むように呼吸するのも肝心。アルコールを酸化分解するのに酸素が必要です。ゼリア新薬の【ヘパリーゼ】を飲む。「忘年会、新年会のお供に!飲みすぎてしまうあなたに、二日酔いの予防、二日酔いに!」というキャッチコピー通りに「飲む前でも、飲んだ後でも効くんです」との中高年の人からの声が多い。若い人はこっちかな? 【ウコンの力】薬と違ってコンビニでも買えるけど、効果はあるみたいですよ。とにかく寝る !ヤケクソみたいに聞えますが非常に有効です。頭は枕やクッションを重ねるなどして、なるべく高い位置に置いて寝ると良いようです。頭痛がひどい時には、横にならずに頭を高くすると回復が早いことも多い気がします。これは科学的根拠がある訳ではなく独酌の経験論ですから悪しからず。水商売の人へアンケートを取ったところ「ぬるめの風呂に長時間つかる」というのが最良の回復法だとの結果が出たそうです。血行が良くなる事で代謝が高まるし、汗と一緒に老廃物も排出されるから良いのかな? とも思うが、汗をかく事での更なる水分不足の懸念もあるので水分補給はお忘れなく。サウナに入る人もいるが、こちらは×。高温のサウナは心臓に負荷が掛かりやすいので、心臓の弱い人には勧められない上に、睡眠に比べて血中アルコールの減少速度は遅いというデータもあります。血流が全身に拡散してしまい、肝臓に血液が集まらない為と言われます。独酌はサウナで酒を抜こうとして、ヒックリ返った事ありますよ。またまた「字数制限」が・・(ToT)
2007年12月14日
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今晩は。独酌です。昨日は文学史に沿って吸血鬼の流れを辿ってみました。今日は現代社会の吸血鬼・・・と書くとビックリする方もいらっしゃるかも知れませんが、現実社会のバンパイア達に少し触れようと思います。でも、その前にホーホー団会長より一言。吸血鬼の初出と言うのは不鮮明なのですが、かなり古い時代、東欧の【ストリゴイ】と呼ばれる存在の中にいた血を吸う魔物がその起源だと言われています。【ストリゴイ】というのは【ストリガ】の複数称で日本の【百鬼夜行】のようなものです。因みに【ストリガ】は「魔物」を意味します。万聖節の前夜(10月31日:ハロウィーン)にはストリゴイが世の中に溢れ出る為に、家の戸口にニンニクなどを下げて自衛したそうですが、何時しかニンニクはカブやカボチャに取って代わられました。以上、会長のマメ知識でした。このように古くから存在する伝承を継承するのとは別に、映画や小説の影響による吸血鬼を崇拝する【カルト宗教】も世界中に存在し、中には伝説に習った犯罪行為を行うバカ共もいます。これとは別に【吸血病:ヴァンパイアフィリア】と呼ばれる病気があります。別名【好血症】とも呼ばれるこの病気は、人獣問わず、血液を好む症状を示す病気のことで、自傷行為により自らの血液を飲む人もいれば、付き合っている人から血液を提供してもらうというタイプの人もいます。自分で自分の血を吸ってる内は良いのだが、極度に症状が進行した場合、自分の血液に飽き足らず、犯罪に走って血液を追い求める者も生まれる。こうなると本物の吸血鬼と変わらない。鬱病などの精神的な病気から派生する事が多いようだが、性的嗜好としてこれらに属する人がいる。一度この症状にかかると、タバコや酒を飲むことなどのように日常化してしまい、禁煙や禁酒が困難なように【禁血】を行うことが困難となる。治療には禁煙・禁酒の如く強い精神力を持って解決するか、症状の根本的な原因を当事者自らが探り出し、それを解決するしかないという事になる。いずれにせよ、一度ヴァンパイアフィリアにかかってしまうと「止めようにも止められない」という状態に陥ってしまう為、カウンセラーによる症状の改善・回復が求められるが、改善には必ずと言っていい程、長期の時間がかかる事を覚悟すべきである。改善の方法として「生肉を食べる」「ドリップ:生肉から出る汁を飲む」などの方法があるが、医学的な根拠は無く民間療法に過ぎない。ヴァンパイアフィリアで最も注意すべき点は、他人の血液を得る場合である。血液性の感染症に注意すべきであり、特にその点を留意した上で吸血する事。血液感染症への対策と自己の抑制にさえ注意すれば、他人を害することの少ない症状ではあるが、嫌悪感を示す人間がいることも確実なため、早期の回復が望まれる。 《家庭の医学より》・・・というのは冗談ですが、ある本に真面目に書いてありましたよ。医者も色々と大変だぁ。思い込みの激しい連中は棺桶で寝るのも珍しくないそうです。ヤスリで自分の歯(犬歯)を削って尖らす奴もいます。歳をとったら入歯の世話になるのは確実としても、その前に死んでしまう確率がかなり高いのではないかと思います。口中の傷と同じ事で、虫歯などの歯の損傷部分からも細菌や毒は人体に廻っていきますね、当然。エイズとか怖くないのかなぁ、この手の人たち?飲むんだったらトマトジュースにしなさいよ、体に良いから。自分たちを吸血鬼だと思い込んでる訳でしょ?十字架が嫌いならば、わざわざ十字の描かれた棺桶で眠るこたぁないんじゃないの? 安眠できてます?こんなこと考えると「気になって眠れない!」と昔の漫才になってしまうので吸血鬼考はとりあえずココまでです。「ドラキュラはドイツ人?」というムスコの戯けた質問から、話が随分と広がりました。「そっかあ、十字架、効かないドラキュラもいるのかぁ・・・」「ドラキュラじゃねぇーよ、きゅ・う・け・つ・き!」「同なじじゃん」どうしてコイツは人の話をちゃんと理解できないのだろう?何も知らないのであれば「無知」で片付くが、人の話や本で読んだ知識の断片を、ごちゃ混ぜの上にうろ覚えで頭の隅に入れてるから始末が悪い。まあ、吸血鬼の事に詳しくても世の中渡っていくのに大して役に立たないからいいか・・・それでも、人種・民族・住んでいる地域などにより人は様々、文化や宗教の違いがある事を多少でも理解してくれればと「信じる神様が違えば、畏れるモノも違うんだよ」と繰り返して言っておいた。「オヤジは仏教?」「違うよ」「じゃあ、キリスト教?」「仏陀もイエスも信じてないよ」「じゃあ、誰信じてんのさ?」「バッカス」「誰?」「自分で調べてみな」「教えてくれたっていいじゃんかよ、ケチ!」訊かれた事に何でも答えていたら、自分で調べようという気が丸で無くなってしまったようで、直ぐに人に尋ねるクセがついてしまった。最近では「今日、何日だっけ?」とか「何曜日?」まで人に尋ねる。コイツ、虫みたいに何も考えないで生きてやがるな。【バッカス】を教えないで放っておいたら、0.01秒位で諦めたようでヨメに話し掛けている。知的探究心というか、「知りたい!」という欲求は食欲や睡眠欲の1/100も無いんだなぁ・・・(ToT)「カアチャンは信じてる神様いる?」「福沢諭吉」おい!、それは神様じゃなくて【紙サマ】というか【金サマ】だろ。「山田君、座布団2枚、持ってちゃいなさい!」
2007年12月12日
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今晩は。独酌です。「歩く辞書」と文学部卒の「ホラーマニア」を交えてのアカデミック? な2時間の車中からのお話です。《フィクションとしての吸血鬼の系譜》「吸血鬼を題材とする小説といえば?」日本でこの質問をすると99%以上の確立で、ブラム・ストカーの【ドラキュラ】が挙がりますが、前にも言った通りに吸血鬼は彼のアイデアではありません。イギリス・フランス・ドイツといった、本来「吸血鬼伝説」と縁のない国々にこのような話が流入したのは18世紀初頭のことで、当時東欧のかなりの部分を支配していたオーストリアの辺境地帯で頻発していた吸血鬼騒ぎが世間の関心を呼んだものです。これには歴史的な背景があって、「吸血鬼伝説」は主にスラヴ系民族に一般的なものでしたが、丁度この時代それまでオスマン・トルコの支配下に置かれていたスラヴ系のトランシルヴァニアがオーストリア帝国領に組み込まれ、現地に乗り込んだオーストリアの役人や医師が現地の迷信に注目したという訳なんです。まあ、中世までは西欧諸国にも「吸血鬼」騒ぎが多くみられたが、魔女狩りや異端審問の中で消滅していきました。対して東欧の東方正教会では異教的迷信に寛大で(比較すればですよ)あったので「吸血鬼伝説」が残りました。それでも18世紀には【ヴァチカン】が吸血鬼を公式に魔物として認知しています。この事から吸血鬼が「吸血鬼」として独立した存在になったのはおそらく17~18世紀頃だと思わいます。ただ、独り立ちしたと言っても社会現象を起こした【人狼】などに比べると相当マイナーな存在だったようです。このマイナーだった「吸血鬼」を文学作品が「陽の当る場所」へ押し出します。もっとも「陽の当る場所」へ出ると大抵の吸血鬼はアウトですが。18世紀中頃にはやビュルガー、ゲーテといった文学者が吸血鬼を創作にとりあげ、イギリスでは1810年にジョン・スタッグが『吸血鬼』を著した。イギリスの高名な詩人バイロンもまた1813年に吸血鬼を題材にした詩集『異教徒』を発表していたが、これらはみな詩であって、吸血鬼を主人公とする小説という形で発表されたのはジョン・ポリドリの『吸血鬼』が元祖かなぁ・・・? (どうなの長老?)何となく歯切れが悪いのは、ポリドリ以前にも小説に全く登場しなかった訳ではないが、大きな扱いではなかったようなんで・・・とりあえず「主人公」扱いの作品は無いと思った(と長老は申してます)けど。ジョン・ポリドリは本職は医者で、かのバイロンの主治医を務めていました。1816年春、というからナポレオン戦争が終結した直後ですが、ヨーロッパ旅行に出かけた彼等は、スイスのレマン湖のほとり【ディオダティ館】に投宿します。そこへ何故かバイロンの昔の愛人が押しかけてきます。元愛人のクレア・クレアモントという女性は異母姉メアリ・ゴドウィンとその恋人のパーシー・シェリーを伴なってやってきたのですが、なんと3人とも暫く【ディオダティ館】に滞在します。大らかと言うか、何と言うか・・・。この年の夏は雨が多く、【ディオダティ館】に集う5人は、憂さ晴らしにドイツの怪談を読んでいましたが、6月15日の嵐の夜、バイロンの提案で各自が幽霊話を書くという話がまとまりました。結果はというと、クレアは参加せず、パーシーは書き上げられず、後にパーシーと正式に結婚して「メアリ・シェリー」になったメアリが『フランケンシュタイン』を完成させますが、ポリドリは創作途中で放り出してしまいました。その数ヵ月後、ポリドリはバイロンと喧嘩別れしてしまいますが、その後の1819年、バイロンを吸血鬼【ルスヴン卿】に仕立てた短編小説「吸血鬼」を雑誌『ニュー・マンスリー・マガジン』に発表します。この小説は最初はバイロンが書いたと勘違いされ、中々のヒットを収めました。メアリ・シェリーの『フランケンシュタイン』とポリドリの『吸血鬼』が、同じきっかけのもとに生まれたというのは有名なエピソードですが、現在までその名を残しているのは圧倒的に『フランケンシュタイン』であり、ポリドリの『吸血鬼』を知っているのは一部のマニアだけになっています。「マニア=オタク」である。文学部の会長が詳しいのはともかく、工学部の長老がこの手の話に詳しいのは完全にオタクのなせる技。「経営学部のアナタに言われる筋合いはありません」by 長老このように逆襲されました。(--;ポリドリの『吸血鬼』の話の舞台はイギリスとギリシアですが、作中でルスヴン卿は、ギリシア方面に旅行していて山賊に殺される(もっとも月光を浴びて、すぐに復活)という描写があります。その吸血鬼ルスヴン卿のモデルになったバイロンが、数年後に勃発したギリシア独立戦争に義勇兵として参加して客死してます。出来すぎだぁ。このエピソードも『吸血鬼』が昭和7年に佐藤春夫によって翻訳された際に紹介されています。出来すぎの感のあるポリドリの生み出した【ルスヴン卿】ですが、フィクションとして吸血鬼を考える上では、なくてはならない存在となりました。最も早く反応したのはフランスの演劇界で、シャルル・ノディエがポリドリの原作を脚色して舞台に移した『吸血鬼』が、原作発表のわずか1年後に封切られて大当たりをとり、その2ヵ月後にはロンドンでも同劇をさらに脚色して英訳した『吸血鬼、あるいは島の花嫁』が連日満員の大ヒットとなった。以後数十年、吸血鬼に題材をとった芝居は雨後の月・・・飲みてぇ~・・・もとい、雨後の筍のように数知れず現れオペラにまで進出してドイツやベルギーでも上演されました。中でも1828年にライプツィヒで初演されたアルシュナー作曲の『吸血鬼』はワーグナーの『さまよえるオランダ人』に影響を与えたことで知られています。ちなみにこのオペラはポリドリの原作のフランス演劇版をドイツ語に訳して脚色したもので、その傍題には「バイロン原作による」と書かれていたそうです。確信犯だな。話がちょっと戻りますが、ポリドリの原作をフランス語劇に仕立てたシャルル・ノディエという人は、ナポレオン時代にフランス領に編入されていたイリリア属州(現在のスロヴェニアとクロアチアの一部)に官吏として赴任したことがあり、現地の吸血鬼伝説にも直接触れていました。イリリアといえばプロスペル・メリメが世の中(と言うより協会:アカデミー・フランセーズか?)をオチョクリ倒した偽書『ラ・グズラ』が浮びますが、その中の吸血鬼詩はプーシキンによってロシア語に翻訳され、A・K・トルストイ(『戦争と平和』のトルストイとは別人ですよ、念の為)の『吸血鬼の家族』(1847年)に影響を与えたとも言われています。でも、この小説はフランス語で書かれて主人公もフランス人、舞台はセルビアでした。詩 → 劇 → オペラときて小説は少し遅れてヒットし始めます。1836年、フランスの作家テオフィル・ゴーティエの『死女の恋』が出版されました。娼婦である女吸血鬼を主人公にする当作も結構好評で、これを翻訳してイギリスに紹介したのは、かの小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)です。次いで1848年イギリスで長篇小説『吸血鬼ヴァーニー』が出版されます。この作品は868ページという大作ですが、著者は明らかでなく、『ペニー・ドレットフル』という三流週刊誌に複数の著者によって連載されていたもので、主人公ヴァーニーの描写はルスヴン卿のパクリ・・・今風に言うとリスペクト・・・が多かったそうです。「そうです」というのはこの作品、現在ではオークション等にも出回らず、ほぼ入手不可能となっており独酌は読んだ事ありません。この作品は売れたことは間違いないが完全な読み捨ての消耗品で、読書界での評価は当初から極めて低くコレクション対象にもならなかったようですね。吸血鬼小説の中で、まともに読むことが出来る作品はレ・ファニュが発表した中編『吸血鬼カーミラ』が最初と思われますが、当時のイギリスの厳しい倫理的規制(検閲)をパスするのにかなり苦労したようです。だから表現が大人しくなっちゃったのかな?まあ、決め手は結局は善によって悪が滅ぼされるという結末を迎えることだと思いますけど。表当時アイルランド政庁に勤めていたストーカーは同性愛的な嗜好を持つ女吸血鬼が登場するこの小説を愛読していたようです。もともとアイルランドには【赤い吸血女】なる伝説が存在していて、これは美しい女性の姿で男を襲っては血を吸う怪物だったと云います。女吸血鬼は『吸血鬼ドラキュラ』にも登場しますが、これは二人の故国アイルランドの伝説や先輩レ・ファニュのアイデアを受け継ぐ(またもやリスペクト)ものでしょう。何より「リスペクトしちゃってるなぁ・・・」と感じる点は、『吸血鬼ドラキュラ』が東欧のスラブ系民族の「吸血鬼伝説」に題材をとっているのに主人公が皆な【貴族】であるところです。ルスヴン卿 → ヴァーニー卿 → カーミラ(令嬢)ときてドラキュラ伯爵である。全員が名門の出身。対して東欧の伝説に登場する吸血鬼はもっと庶民的で農民が殆ど。前述したA・K・トルストイの『吸血鬼の家族』に登場する吸血鬼は田舎の庶民であり、吸血鬼は自分の近親の者の血を好んで吸い、吸血鬼に血を吸われた者も吸血鬼になる等、実際のスラブの吸血鬼伝説に忠実な性格を持っています。でも、レ・ファニュの『吸血鬼カーミラ』には、血を吸われた者が吸血鬼になるという記述はないんですよね、ケッコウ意外でしょ? 「陽の当る場所」もOKだし、完全に別モノみたいな気がしますが、やっぱりリスペクト。もしかして、ちょっとだけ違うとしたら「反セム主義」がストーカーにはあったのかも知れません。皆さんは「反セム主義」という言葉をご存知でしょうか?簡単に言ってしまえば【ユダヤ人迫害】なのですが、「ユダヤ人迫害」というと、大抵の人はチョビ髭のチビなドイツのオッサンを思い浮かべると思いますが、19世紀のヨーロッパで「反セム主義」が吹き荒れていたのはポーランドやフランス、そしてイギリスでした。この時代、大量のユダヤ人移民がポーランド等を経由して西欧諸国へと流れ込んで行きます。多くの国は最初は移民を受け入れていたのですが、やがて大勢の移民を受け入れてしまった為の雇用問題や住宅問題などが起こり(今の時代も同じですけど)、終いにはユダヤ人による世界侵略説が出たりして、産業革命による公害が原因の河川の汚れもユダヤ人のせいになりました。特にイギリスでユダヤ人は害毒のように扱われ、政府は公的にユダヤ人移民をシャットアウトして一部のユダヤ人を国外退去にしています。またまた意外な事ですが、当時、最後までユダヤ人移民に寛容だったのはドイツで、結果的にフランスやイギリスから弾き出されたユダヤ人移民を大量に抱え込んでしまいます。20世紀、【ナチ党】は単に民衆受けしそうな政策としてユダヤ人問題を取り上げ、どチビはまんまと政権を奪ってしまいます。政策として打ち出していたので仕方なく、の問題に取り組むのですが(この辺は今の日本の政治家よりマシか)この時の国内のユダヤ人の数がSBもビックリの想定外に多かった為に収容所は次々と定員を超えていき、最終的にホロコーストへ・・・話を戻しますが、ストーカーが『ドラキュラ』を発表した19世紀はこんな時代でした。ドラキュラ伯爵の容姿として「はげ頭・とがった耳・猫背・くぼんだ目」という描写がありますが、これは当時のユダヤ人のイメージそのままだそうです。ストーカー自体が「反ユダヤ主義者」だったのかも知れません。ドラキュラ伯爵がトランシルヴァニアからイギリスへ渡るルートも、当時のユダヤ人移民がイギリスへ向かうルートであるそうです。でも、これは文学史というより社会学の範疇ですね。明日はこの少し現実の匂いのするお話です。お気付きの方もいらっしゃるかも知れませんが、このように話が「プツッ!」と切れる時は字数制限に引っ掛かって添削してる時です。進歩がない独酌でした。(^^;
2007年12月11日
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今晩は。独酌です。先週の土曜日は福島へ知人の見舞いに行ってきました。日帰りする予定だったのですが、ひょんな事から一泊するハメに。見舞いの度に宿泊の手配をしてもらうのも心苦しいので、今回は用事があるという事にして日帰りする旨を事前に伝えてありました。今回の一行は独酌・ホーホー団長老・同団会長の計3名である。帰り掛けに福島駅の近くのローソンへ寄った会長が一枚のチラシを手に戻ってきた。『うつくしま・福島。冬のお宿。一泊二食付き:¥5600~』まがりなりにも天然温泉が付いている上に、「2名様以上は団体割引有り」との魅力的な一文も。2名 ≦ 団体 ? 若干の疑問と不安もあるにはあったが、例え割引が無いにしたってこの値段である。誰からともなく、「どうよ?」という事に。電話で問い合わせると、3名一部屋で利用なら一人¥5040で、夕食は部屋で摂れるとの嬉しいお言葉。会長だけが日曜の午後に用事があったのだが、福島駅を9時に出る新幹線で楽勝で間に合う事が判明。既にチェックイン出来る時間なので駅前からタクシーへ。部屋に荷物を置いて、案内してくれた仲居さんに夕食時の追加料理とお酒を注文し、何はともあれ温泉へと・・・泳ぎたくなるような広さではなかったので3人並んで大人しく首まで浸かって、「はぁ~~~っ、極楽、極楽」と、お決まりの台詞を唸ります。まぁ、小さくても温泉は温泉。追加の料理を頼んだ際の、仲居さんとのやりとり。「この辺りの名物は何ですか?」「あんますぅねぇけんども、けぇだものですかねぇ」「けだもの?」「はい、けぇんだものです」湯船の中で、晩飯の【特別料理】は何だろう? と予想します。長老:「冬ですから牡丹ですかねぇ?」会長:「サルが畑や人家の庭を荒らして困ると言ってたよ」長老:「サルはないでしょう」独酌:「シカじゃないの、鹿も畑を荒らすって言ってたけど」長老:「シカと言っても、カモシカでしょうね」独酌:「何でよ? カモシカは普通は捕れないよ」長老:「保護していたので増えすぎたそうですよ」独酌:「まあ、害獣駆除の申請が出れば撃てるけど」長老:「カモシカは食べた事ないですねぇ」独酌:「旨いモンじゃないよ」長老:「おや、食べた事がおありで?」独酌:「ロウソク臭くてオレは嫌い」見た目はサホド不味そうに見えないのだが、脂肪に独特の臭いがあって独酌は苦手。フィレと胸肉は比較的に臭わないが、どっちにしろ冬場はダメ。寒くなって「サカリ」がつくと、ますます臭い。会長:「福島はウマも食うよね?」長老:「熊本、長野の次くらいに食べるかも知れません」オレを喰う気かぁ?けっとばすぞぅ~!独酌:「ウマとシカ両方かもよ」会長:「馬鹿料理ってか・・・」ばかで~す!仲居さんに料理の追加を頼んだ時に、『料理長のお任せ』というのが一番人気と聞いて注文したのですが、その日に仕入れる材料で内容は変わるとの事でした。今日は何が捕れたのやら?さて、お楽しみの夕食タイム。刺身、天麩羅などの極ありふれた料理の次に【特別料理】の登場。まだ熱い陶板の上で肉が「ジュージュー」いってます。今日の獲物は【猪】か? 【鹿】か? はたまた【猿】か?見た目は【豚】っぽい・・・という事は【猪】かな? と尋ねる。「これ、イノシシの肉?」「うんにゃ、ぶっただぁ」「ぶた?」「んだ、えごまぶったいうんだぁすて」(↑はなるべく独酌の耳に聞えたままに近いと思われる語句を表記)福島県会津地方の特産の豚肉だそうで、エサに【エゴマ】が入っているのだそうだ。豚なのに嫌な脂っこさは無くて、独酌でもまあ、食べられたのだが、豚は豚である。「今日は何も捕れなかったの?」「捕れなかった?」「うん、イノシシとかさ・・・」「はい?」「ケダモノはどうしたのかなって」「せんめてもすこすぃはぁようごねばさぁ」「・・・?」「なつぅからあきまでだば、なすぃやももやぶんどうもあっけど」「・・・」クダモノか・・・3人とも飲むのに忙しくてお櫃に入ったご飯に手を付けなかったら、お膳を片付けにきた仲居さんが、「よんなかにおなかぁすくとわりすけ、おぬぐりしときますね」と言ってくれたので、解らないがお願いしておく。布団を敷きにきた時に、大きなお皿に6ケの【おにぎり】が。「方言は味がありますねぇ」と長老のお言葉。吸血鬼のお話の続きは、明日になります。何でも知ってる長老はともかく、会長もこの手の話はやたらと詳しいので帰りの新幹線の中で色々と話しました。何たってこの男、大学の卒論のテーマが『夢枕 獏&菊池秀行』という変り種ですから。独酌とは違った視線からの話も出ましたのでお楽しみに。
2007年12月10日
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おはようございます。独酌です。昨日の続きは夜に酒でも飲みながらノンビリと書こうと思っていましたが、急遽また福島へ知人の見舞いへ行く事となりましたので早朝の更新となります。ただ、朝に相応しい内容かどうか・・・(^^;それでは『楽々バンパイア調理法講座』の始まりです。【Point1:まず、心臓をえぐり出せ!】血液を送り出す心臓は吸血鬼にとっても力の源です。心臓を摘出するには、まず香を焚いて悪臭を誤魔化し、胃からメスをいれて、手探りで心臓を掴み出す。こう書くと簡単なようですが、摘出方法は地方や民族によって異なるので要注意。バルカン半島のスラヴ人地域のジプシーの伝説によれば、吸血鬼の血がついた人間は発狂すると言われているため「胃からメスをいれて体内を探りまわす」など言語道断。江戸でウナギを腹開きで捌くようなモンである。セルビアではこうやって取り出した心臓はワインで煮詰め、また体内に戻しておくと言うが、ルーマニアではその心臓を熱した釘や杭で突き刺し、単に焼くだけという地方もある。ひと手間かけて【ワイン煮】にするか、シンプルに【ロースト】にするかは貴方のお好み次第。【Point2:早い、簡単、手間要らず!】そんな手間のかかる方法を用いずとも、首を切り落とすだけで良いともされてます。しかし、その首を胴の近くにおいておくと繋がってしまう怖れがあるので、足元に置いたりお尻の後ろに突き刺したりする必要がありますが、ローストチキンやクリスマスの七面鳥のように飾り付ける必要はありません。【Point3:串を使えばもっと楽!】一番ポピュラーなのは、杭を用いて吸血鬼を串刺しにする方法です。杭はトリネコ、セイヨウサンザシ、ビャクシン等を用い、死体を大地に釘付けにすることによりその復活を妨げるものです。串に刺した後で強火で焼けば更に効果的。ウクライナでは杭には【ハコヤナギ】を用いるが、これは、キリストを裏切った【ユダ】が首を吊った呪われた樹であるとされるからなんだそうです。【Point4:エースを狙え!】杭を打ち込む際に祈りの言葉を唱えれば尚ケッコウだが、吸血鬼をしとめるのに肝心なのは、「一撃必殺」で、一撃のみで杭を打ち込まねばならず、二撃以上では復活してしまうとの説もあります。『吸血鬼ドラキュラ』では描写の必要からか、何回も何回も打ち込んでいるが本来は×。以前に話した【グール】も刀で切り殺す時は「一撃必殺」が絶対条件で、二撃以上浴びせると元気に復活してしまう。そこでグールは一撃で死ななかった場合「さあ、トドメを刺せっ!」と誘ってくるので注意が必要です。この小説で胸に杭を打ち込まれるのは伯爵に血を吸われて僕にされた女性ですが、肝心の伯爵様の最後は匕首であっさりと始末され、粉々の塵になってしまっている。それに対して『吸血鬼カーミラ』はちゃんと?杭で殺されてます。狙うのは心臓だが、ルーマニアの【ストリゴイ】は心臓を2つ持つので要注意です。【Point5:がっちり手堅く!】普通の吸血鬼退治の場合、杭を打った後は首を切り落とし、口に大蒜を詰め込むのがベスト。杭を打つ前に煮えたぎった油をかけるという地方もあります・・・頭を落として、ニンニクを詰め込み、串に刺して油で揚げる・・・何か旨そう・・・しかしながら、吸血鬼の中でも特に強力な奴は、首を切ったり杭を刺したりした程度では死んでくれません。「僕は死にません!、僕は死にまっしぇーん!」別に貴女が好きだからと叫んでプロポーズする訳ではなく、吸血鬼は最初から死んでいるからである。正確には「死ねてないと」言うべきでしょうか。ブラム・ストーカーが小説で使ってから【The Un-Dead】という語は英語で普通に使われるようになりましたが、「不死者」という意味よりは本来「死に損ない」の意味でした。では、切っても刺しても死なない奴はどうするか?・・・霊魂の宿る肉体を焼き滅ぼせばそれで終り。もちろん焼いても骨は残ってしまうが、欧米では死者の霊魂は骨には宿らないと考えられています。そんな訳でセルビアでは、吸血鬼は骨が無いとされてます。チキンナゲットみたいになってると思ってるのか?独酌は【骨無魚】なら食べた事があるのですが。ただ、日本と違ってヨーロッパでは火葬は宗教的に禁止とされる地域が多いのでこれは最終手段であり、手間もかかるので滅多に行われません。ただしギリシアだけは杭を打つという退治法を用いない為に心臓をえぐり出して八つ裂きにして火葬にするのが一般的だそうです。火葬にする前に、屍体を寸断するとか、断頭するとか、肉片を油・ワイン・聖水で煮るとかいう地方もあり、焼く時に煙の中から出てくる虫も全部殺すのが良いとされますが、ここまで大袈裟な退治法を用いずとも、吸血鬼には生前破門された人が多いので、村の人々の同意を得て破門を解いてやればそれだけで成仏出来たりもするそうです。「心残り」を解消してやれば成仏するなら、『吸血鬼』とか『甦った死者』とかいわれている怪物の正体は何なのであろうか?再度、独酌流の考察を・・・そんなに大層なもんじゃないか。中世においては、伝染病の原因を吸血鬼に帰すことが多かった。現実に中世のヨーロッパでは、病気を運んでくるのは吸血鬼の仕業だと考えられ、彼が病気を移した人もまた吸血鬼になると考えられていました。その場合は一番最初に病気に罹った人が犯人(吸血鬼)とされ、彼の墓を暴いて串刺しにすれば伝染病は止むという発想へと繋がったのでした。その風潮に教会が乗っかったんでしょう。「死者を復活させ、吸血鬼にしてしまうのは悪魔の所業である」いかにも昔の教会の考えそうなこってすね。もっと近代になると、「なんらかの理由があって屍体がなかなか腐敗しない」という説明が出てきます。東方正教においては、破門された人の屍体は腐敗しないと考えられているので、「腐敗しない屍体」とはつまり死後も魂の平安を得ない人(= Un-Dead)のことなのである。バルカンの各地には、人が亡くなって何年かたったら墓を掘り返し、白骨になっていたらそれでよし、腐敗していなければ吸血鬼になったと考える「再埋葬」の習俗が存在します。例えばブルガリアでは、死者の魂は40日間地上を彷徨い、身体が腐敗していればそのまま飛び去ると考えられています。次に、もうちょっと科学的な分析。ギリシアの【サントリーニ島】は「世界で最も吸血鬼に汚染された場所」と言われてきましたが、これは、島中に吸血鬼がウヨウヨいるという訳ではなく、実はこの島は無菌性の土壌が多く、埋葬した屍体が腐敗しにくいので吸血鬼も沢山いると考えらるようになってしまいました。「合理的な事情によって腐敗しない」という説明は18世紀の学者がすでに到達しているのですが、この島の出身者は職業(または副業)として【吸血鬼ハンター】をしている者が多数いました。これと並んで科学的に説明しようとすると、「早すぎた埋葬」というのも考えられます。土葬を主な埋葬方法とする地域に当然起こり得る悲劇的な事態ですが、近隣で吸血鬼騒ぎがあって墓を掘り返した時に、柩の内側を引っ掻いたりした跡が発見されたりする事があります。更に体が腐敗していなければ、これは吸血鬼と誤解されて首を切られたりしました。西欧でも昔は生死の判定があやふやだったので「早すぎた埋葬」への恐怖は大変なものでした。屍体は腐敗しだすまで納棺すべきでないとか、柩には毒薬の瓶をいれて「甦った死者」が苦しまずにまた死ねるようにすべきだとか色々言われていました。でも、甦った死者?が毒を飲んで今度こそ死んだら、「自殺」になるのでは?自殺すると吸血鬼に・・・もっと現実的というか馬鹿馬鹿しい理由もありました。屍体が盗まれて空っぽになった墓を見て、甦ったと勘違いするのがそれです。屍体は何処へ行ったかというと大抵の場合は大学でした。掘り出した屍体は医学校の解剖用に売り買いされたのであり、17~19世紀は屍体盗掘の全盛期で、専門の「盗掘屋」が成り立つほどぼろい商売であったようです。屍体は高かったので、貧乏な医学生の中には自分で墓場を掘り返したり、酷いのになると、墓場の見張りが厳重なのでかわりに人を殺して屍体を作ってしまうとんでもない奴もいたと言います。あとは以前にお話した「病気」ですね。これらの事象が「死者が甦る」という考えを生みました。ただ、これはあくまで「甦った死者」のことだけです。これに加わる「吸血」という行為はスラヴ民族土着のものではなく、他からの借用であるとの説もあります。確かに「甦った死者」であるから血を吸うと決っている訳ではなく、逆に全ての「吸血鬼」に共通する特徴は「甦った死者」であるという一点のみであり、東欧諸言語(イストリア語や、スロヴェニア語)で吸血鬼をあらわす【vukodlak:ヴゴドラク】とか【strigoi:ストリゴイ】とかいう語は、本来別の怪物を意味していたのが、後になって「吸血鬼」という意味に転換されたと考えられている。もっとも、そこでいう「別の怪物」が「甦った死者」であるとは限らず、例えば【vukodlak】は本来【Wer Wolf :人狼】のことであり、生きている人間が呪術等で狼に変身した怪物である。これは古代ギリシアの歴史家ヘロドトスも報告している、極めて古くから伝わる伝説で、ユーゴスラヴィア等では吸血鬼伝説と一緒くたになり、吸血鬼が動物に変身するとかいう話の基となっています。そもそも、死者の魂が何故もとの身体に戻ってきてしまうのか?これを解くことが吸血鬼の発生の謎に迫る事だと思います。「屍体とは完全な死ではなく、一時的に眠っているのと同じもの」ヨーロッパを中心に、このような考えがキリスト教会の否定にも関わらず生き残ってきました。その一方で東方正教会では教会の禁制をおかした者(自殺者や犯罪者、私生児も含む)は死後天国に入れないとされるため、かような教会の見解もまた「甦った死者」の形成に一役かったと考えます。例えばギリシアでは神話時代から死者が血を飲むことによって生き返るとの伝説があり、カトリックと比べれば、異教に寛大というギリシア正教会のもとで、「焼いて灰にする」「大蒜で防ぐ」とかいうあまりキリスト教的でない退治法と一緒に、「血を求めて彷徨う死者」つまり「吸血鬼」が伝えられてきたのではと独酌は思います。さっきも言った「吸血行為はスラブ土着のものではない」説が事実だとすると、その起源はギリシアであるとも考えられ、それとは別にキリスト教の「血=生命の水」という発想も絡んできたとも考えられます。この頃の教会は布教の為に、それまでの信仰や風習を否定しなければならなかったので色々な話をデッチアゲてました。ギリシア人の間での「甦った死者」は実は16世紀位までは無害な存在だったのが、それ以降に凶悪な性質を獲得していき、スラヴ人の伝説にある人狼が死後に甦って吸血鬼化するとかいう話が広まったのは17世紀末頃であったとされていますが、キリスト教の勢力分布図の変遷に合致してると独酌は思います。スラヴ人の多くが信じる東方正教はもともとギリシアが本場ですけどね。そろそろ、出かける時間になりますので続きは後日に。画像も入れてないし、これ位なら「字数」も大丈夫だろう。投稿と「パブロン」は早めが良いかも知れません。それでは、行ってきます。
2007年12月08日
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今晩は。独酌です。それでは昨日の続きをいってみましょう!・・・の、前に。皆さんはブログの記事を書いていて(エントリーと言うのかな?)、さて投稿という段になって「字数オーバー」でエラーになってしまう事はありませんか?楽天じゃないブログを見ると、たまに凄く長い記事を見かける事があるけど8~10000字と制限があるのは楽天だけ?無料なので文句がある訳ではないのですが、もう少し字数が多くても良いのでは・・・と、思いました。いちいち字数を数えるのは面倒だからやらないけど、大体10分以上キーボードを叩いてるとアウトになる率が高いようです。まあ、文章を纏める構成力が無いと言えばそれまでなんですけどね。Lesson4 『探してみよう』吸血鬼を撃退する方法は色々ありますが、一時的に追い払っても、完全に息の根を止めない限り何度でもやってくることは目に見えていますね。ある種ストーカーみたいなモンですから。そこで今度は家の外に出て吸血鬼を退治することにしましょう。まずは相手の居所を掴むことが肝心ですが、伯爵様のようにちゃんとした城や豪邸に住んでいるなら住所を調べれば一発ですが、通常の吸血鬼は墓場や納骨堂を根城にしているので、その捜索はまず墓場から始めることになります。【ドラキュラ城】のモデルとなった【Bran:ブラン城】屋根瓦がオレンジだったりで見た目はケッコウ可愛い。でも、中に入るとそれなりの雰囲気が・・・伯爵様がせっせとローストチキンを焼いていた台所。セルビアやウクライナでは、墓の周りに灰や塩を撒き、翌朝、足跡の有無や屍体の衣服(灰や塩の付着の有無)を調べます。また、墓に小さな穴があいていればそれは吸血鬼が鼠に変身して出入りしている証拠であり、墓が沈下していたり、十字架が曲っていたりするのも要注意であるとされ、セルビアではこういう話は19世紀初めまで小学校の教科書に載っていました。他の方法として、【黒い雄鶏】を放って、それがネグラに選んだ墓が吸血鬼の墓であるとか、【黒い子馬】を放って近付くのを嫌がる墓が吸血鬼の墓であるとの捜索法もあります。こんな具合で怪しい墓のメボシを付け、次にその墓を掘り返すわけですが、その際には香を焚くことが薦められています。香は吸血鬼に対して大蒜に匹敵する威力を持つとされますが、死臭を誤魔化すという意味の方が大きいと思います。そして、屍体が腐敗していなかったり、爪や髪が伸びていたりすればそいつが吸血鬼という事になります。ここで注意が必要なのは【東方正教】においては、生前に破門された人は死後も魂の安らぎを得ることが出来ないまま、その屍体も腐る事がないとされるのに対し【ローマ・カトリック】では「腐敗しない屍体はその人の聖者たる証し」と見なされる事です。【永遠の美の封印】によって生前のままの姿を保った聖人の胸に杭をぶち込んだり、首をちょん切ったりしたらエライことになります。吸血鬼を片付ける前にこちらが危うい立場になりますので、TPOが大切なのは言うまでもありません。また特殊な方法として、吸血鬼に催眠術をかけられた犠牲者に逆催眠をかけてその暗示を探り出すという高等技術もある。これは『吸血鬼ドラキュラ』のヴァン・ヘルシング教授の得意技です。Lesson5 『狩ってみよう』吸血鬼退治にはとりあえず教会関係者が適任だと思いますが、職業的な【吸血鬼ハンター】も存在します。ヴァン・ヘルシング教授のように学問と研究の積み重ねによって吸血鬼の退治法を身につけたハンターや、ギリシアの【サントリーニ島】の住民のように、吸血鬼がウジャウジャ出る環境に育ったことから自然と吸血鬼退治に習熟するに至った人々もいるが、中にはもって生まれた宿命によってハンターとなる(ならされた?)者もいます。前出のダンピールもそうですが、【krsnik:クルースニック】も生まれながらに吸血鬼と戦う能力を持つと言われます。これは白い羊膜をつけて生まれてきた赤ん坊のことでアルバニアのペルレペ地方の言い伝えです。なんでも人狼の子孫の末裔なんだとか。しかし、そんな特殊な人種?は滅多にいないので、とりあえず土曜日に生まれた人【サバタリアン】をハンターに仕立て(でっちあげ)ておきましょう。この取替えと補充がすぐに利く便利な人々は、ブルガリアやギリシアでは吸血鬼の正体を見抜くことが出来ると言われました。これは吸血鬼が聖母マリアに捧げられた【土曜日】だけは墓の外に出ることが出来ないとの考えから来ているようです。【サバタリアン】の中でも、男女の双子は特に強力とされます。【霊犬】を従えているからだそうです。土曜生まれの男女の双子をお持ちの親御さんは是非ペットショップへ行って犬を買いましょう。マケドニアの一部では土曜日ではなく新月の後の最初の水曜日に生まれた者がハンターに相応しいと言われてます。【クルースニック】とは反対?に赤い羊膜を破って産まれた子供の事を【vjedogonia:ヴェドゴニア】と呼び、こちらも成長すると吸血鬼と互角に渡り合うハンターになるが、死ぬと自分も吸血鬼になってしまうというちょっと厄介なのもいます。Lesson6 『装備を揃えよう』とりあえずは【十字架】【護符】【聖水】といった、キリスト教の息のかかったオーソドックスなアイテムが必須である。【ロザリオ】と【十字架】は厳密には違うものだそうで、イギリス国教会では「偶像崇拝につながる」として禁止なんだそうだが、吸血鬼を倒すには必須のアイテムである。剣や蝋燭を十字型にクロスさせるだけでも結構有効だが、やはりキリストの磔刑像のついた正しい【十字架】が望ましい。しかし、強力な吸血鬼や宗派の違う吸血鬼に対しては無力な場合もあるので過信は禁物。【十字架】で勝負に出る場合には、その地域がどの文化圏に属するかを前もって調べておく必要があります。【東方正教圏】の吸血鬼にラテンの【十字架】を見せても意味がないのである。拝む神様が違えば、畏れるものも違うのだ。【十字架】は銀製のものが望ましい。錬金術において銀は月及び【女神ダイアナ】の善性を象徴するとされ、あらゆる悪に対する強力な防御手段となる。セルビアでは吸血鬼や人狼と戦う武器として、十字架の描かれた銀貨を溶かしてつくった弾丸が薦められています。ただし、銀の銃弾で吸血鬼を倒した場合、その残骸を月の光の下に晒してはならない。特に満月の光は吸血鬼や人狼を活性化させるとされているからです。イギリスの吸血鬼小説の元祖であるジョン・ポリドリ著の『吸血鬼』に登場する吸血鬼ルスヴン卿はこの伝説に従い、盗賊に銃で打ち倒された後に月の光を浴びて甦っています。「銀の弾丸に満月」とくれば狼男と思ってましたが、東欧やバルカン半島においては、吸血鬼伝説と人狼・魔女・夢魔・怪鳥などの伝承とが融合し区別が難しい状態になってるようです。バルカン半島には「イスラム教徒の吸血鬼」も存在するので、彼等にキリスト教のアイテムが効くかどうかは甚だ疑問です。アルバニアのザドリマにはキリスト教徒もイスラム教徒も住んでいるが、両者は死後吸血鬼になっても仲が悪いという洒落にならん話があります。キリスト教徒が吸血鬼になると、キリスト・イスラムのどちらの宗派の人も分け隔てなく襲うが、イスラム教徒が吸血鬼になった場合は、イスラム教徒だけを襲って血を吸うそうです。イスラム教徒以外の血は不浄なんだそうで。死んだ後も「あれ食っちゃダメ、これ食っちゃダメ」とイスラム教は面倒臭そうだな。【護符】も同じような理由から、書いてある呪文が判らない(読めない)相手には効力がありません。そもそも、静止した状態の相手を封印したりするのに使うべきアイテムで、ひょこひょこと動きまわる相手にはあまり向いていません。【聖水】とは聖職者によって祝福された水の事で、吸血鬼にかければ硫酸の様に焼くことが出来るし、強力な魔除けにもなり、近くに吸血鬼がいれば白熱して危険を知らせるという誠に便利なアイテムなので是非、お店で買っておきましょう!・・・もとい、教会で貰っておきましょう。しかし、ムスコがコンビニで【ポーション】売ってると言ってましたから、その内に【聖水】も売り出されるかも知れません。【ルーマニア人】の伝説では、【ハンガリー人の吸血鬼】は聖職者でも聖水でも退治出来ないとはっきり言っています。これはやはり、宗教の違いからくるものでしょう。宗教が違えば(同じでも宗派が違うだけでも)死体が腐らない事に対する見解も180度変わります。もし皆さんが、世界を又にかけて吸血鬼を狩ろうとするならば各国の宗教や民俗に精通している必要が絶対にありますね。これらの3大アイテム無しでも、吸血鬼の持つ様々な特性を利用した退治法もあります。まず水を嫌うという性質を利用し、浴槽に沈めてしまうという方法があります。ただしその後の屍体の処理が問題。物事に拘る性格につけこむ方法は昨日も紹介しましたが、マケドニアには、黍を山積みにした納屋に誘い込んで、夢中になって数えているところを後ろから釘で壁に打ち付けたというマヌケな民話がある。ブルガリアの熟達した妖術師は、【Icon:イコン】を用いて巧みに吸血鬼を追いつめ、瓶の中に閉じ込めてしまうことが出来るという。イコンとは、キリスト教において神や天使や聖人を記念し象徴として造られる絵や像で、教会では【聖像】と呼びます。吸血鬼を瓶の中に閉じ込めたら、イコンで封印して燃えさかる火の中に投げ込んで一丁上がり!・・・燃やして良いのか、イコン?今までのように、活動中の吸血鬼と武器をもって渡り合うよりも、土曜日の昼間とかに、動けないでいる吸血鬼をしとめる方が全然、楽ちんなので次回からその方法を。最初に自分で書いたのに、また「字数制限」で弾かれた独酌でした。進歩ねぇ~!(~~~;
2007年12月07日
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今晩は。独酌です。さて、今日はダンピールの話の続きから。人間と吸血鬼のハーフであるダンピールですが、男の割合が圧倒的に多いそうです。一説にはダンピールとして生まれてくるのは男のみであると言い、女性として生を授かった場合にはブヨブヨした血の塊のようなゼリー状の身体をして生まれてくるので、すぐに死んでしまうとも言われます。死んだ人間が吸血鬼として蘇った場合には、家族のもとへ訪れる確立が高いのですが、男の吸血鬼の場合は妻の生血より体を求める事が多く、結果ダンピールが生まれます。生まれた子供は、吸血鬼を発見・退治する特別な能力を持つと信じられていました。女の吸血鬼の場合は夫の体にはあまり未練は無いらしく、あっさりと血を吸い尽くして殺してしまいますが、極まれに子供をつくる場合があります。この時に出来た子供は殆どが女になるそうです。血を吸い尽くされて死んだ亭主は、その後に吸血鬼として蘇る訳ですが、自分を吸血鬼にした相手には絶対服従なので死んでからも尻に敷かれる事に・・・恐ろしい。以上の事柄の真偽の程は確かではありません(如何せん独酌は実物に会った事も見た事もありませんから)が、少なくとも【ダンピール】と名乗る【吸血鬼ハンター】は世界各地に存在し、人々から礼金をせしめて結構な暮らしをしていたと言います。アルバニアの【吸血鬼ハンター】はタンバリンを鳴らして吸血鬼を誘き寄せて殺したと言いますが、何故タンバリン?またセルビアでは、吸血鬼は目に見えないとされている為、ダンピールを名乗る【吸血鬼ハンター】は1人で笛を吹いたり走り回ったりして、最後に「吸血鬼は死んだ」と宣言するだけである。言ったモン勝ちだなぁ・・・日本でも似たような事をやっています。もっともこちらは豊作を願う神事で、選ばれた男が農耕の神様と相撲をとる様を独りで演じるものです。これがホントの「一人相撲」。ちなみに、記録に残るダンピールの吸血鬼退治の儀式が最後に行われたのは、1959年のユーゴスラヴィアのコソヴォ自治州です。なんか胡散臭い・・・この連中に頼らずに自分たちの手で何とかしましょう! という方はじっくりとお読み下さい。Lesson1『まず予防』出てきた吸血鬼を退治するのは大変なので、大切なのは吸血鬼が出現しないよう予防策を講じることです。虫歯や風邪と一緒で日常の予防が大切です。セルビアでは、埋葬する前の死者は手足を縛って動けないようにし、更に埋葬を行う際に墓地への行きと帰りで違う道を通ります。死者の魂が肉体に戻るのを邪魔する事と、万が一、吸血鬼になってしまっても、甦った死者が道を間違えて村に帰って来るのを防ぐ為でした。日本でも平安時代の陰陽師が同じような事を【方違:かたたがえ】という呼び名でやってます。カルパチア地方では遺体の運搬には橇を用います。その方が揺れが少なく、死者が目覚めることが少ないとの理由からです。多くの場合、吸血鬼は自分の遺族のもとに帰ろうとするので、遺族は服を変えたり、髪や髭を伸ばしたりして変装します。リトアニアでは、自殺者や犯罪者のように、吸血鬼になる可能性のある死体は首を切り落とし、ダルマティアでは全身に釘を打ち込んで動けないようにしました。刺のある蔦でぐるぐる巻きにしたり、ロープで縛って動けないようにする方法もありました。普通に寿命をまっとうして死んだ人でも、あの世への旅の渡し賃や宿代がなければ帰ってくる怖れがあるので、口の中にコインを入れて埋葬しました。もっと単純で安上がりな手段として、柩を釘で密閉し上に重い石をのせるという方法もあります。これらの方法以外にも吸血鬼の存在が信じられていた地方では、墓に大量の【黍:きび】を撒く、【大蒜:にんにく】を置く、【茨:いばら】を置く、一定期間墓の周りで火を焚き続けるなどの予防措置がほぼ全ての死者に対して行なわれていました。セルビアの一部では吸血鬼は骨がないと考えられ、その身体は悪魔が【鞴:ふいご】を使って膨らませたと信じられているので、これを防ぐため、屍体に空気が抜けるように傷をつけておくと言います。この為か吸血鬼は尖ったものを嫌うと信じられ、薔薇は匂いだけでも吸血鬼を追い払えると信じる地方もあります。Lesson2『見破ろう』まず相手が吸血鬼であることを見破る必要がありますね。埋葬された時の服のままで、髪の毛には土、口にはその辺で襲った犠牲者の血がこびりついて異臭を発しているなら、そいつが吸血鬼だと一発で判りますが、もし普通にキチンとした服を着ていたら、モンダミンで口をゆすいでいたら、どうやってその正体を見破るか?吸血鬼がどんな服を着ているかというと、独酌は小説の『ドラキュラ伯爵』の格好を思い浮かべるが、これはハミルトン・ディーンという俳優が考えて舞台で大当たりをとり、その後の映画へと引き継がれたものでベラ・ルゴシ以降はずっとこれ(まあ、最近のロストボーイ、インタビューウイズバンパイア、ブレード等はその限りではないが)で映画『ドラキュラ都へ行く』には、伯爵が「もっとラフな格好がしたいんだけど出来ないんだ」という意味の台詞を吐くシーンがある。これは、上流階級の面子のせいで下賤の格好が出来ないという意味なのだろうが、現代社会においてハロウィーンの時期以外にこの格好をしてる奴を見かけたら、一応は疑ってみるべきだろう。そこで、実際の見破り方ですが、まず蝋燭に火を灯し、照らしだされた相手の足もとを見る。影が無ければ吸血鬼。吸血鬼には影が無いとされています。影は生きていることの証明だからです。しかし相手によっては影を持ち、生者がその上に立つだけで死ぬこともあるという物騒な奴も。次に鏡に映してみます。鏡に映らなければ吸血鬼。鏡は生者を映すが、吸血鬼は生死どちらの世界にも属さないので鏡に映らないと言われます。もっとも、この鏡云々の話は、かなりローカルな伝説です。影と鏡の話はやはり『吸血鬼ドラキュラ』が有名にしたものでしょう。通常、吸血鬼は十字架を見せると怯むし、大蒜の臭いも非常に嫌うので、正体を見破るのは初心者にも割と簡単である。Lesson3『防御しよう』次に、吸血鬼の侵入を防ぐ方法です。まず戸締りを厳重にする。これは吸血鬼相手に限った事ではありませんね。空き巣やドロボウにも有効です。前に書いた通りに、大抵の吸血鬼は家人の承諾が無いと中に入れないので外から呼ばれても答えない。こちらもまた吸血鬼以外の借金取りなどにも有効な手段です。万が一吸血鬼の策略にかかった場合に備え、あちこちに大蒜の束を吊るしておく。大蒜が悪を退けるとの言い伝えは古代エジプトにその源を持つと言います。東欧の吸血鬼は基本的に強烈な臭気を嫌うとされています。日本にも同じ発想があります。田んぼや畑に立っている【案山子:かかし】がそれで、元来は色々な物を燃やしてその悪臭で鳥や虫を追い払うものでした。『嗅がし:かがし』が転化して『かかし』となりました。しかし、死臭は強烈なものなので、「どんだけぇー!」の臭いを嗅がせれば吸血鬼が逃げるかは不明です。通常、アメリカの司法関係者は死体の損傷が激しい現場に入る際は、鼻の穴に直接メンソレータムを塗り込み葉巻に火をつけて吹かしてますね。独酌も何回か出くわした事がありますが、クッサイですよぉー!吸血鬼によっては霧に姿を変えて小さな隙間から侵入してくる恐れもあるので、鍵穴やドアの隙間を塞ぐ事も忘れてはならない。それから人間が害を免れても家畜が襲われる可能性があるので、家畜小屋の方にも大蒜を吊るさねばなりません。もし大蒜がないなら、何でもいいから嫌な臭いのするもの、極端な話、牛糞や人糞でも効力を発揮すると言われてます。ということは、マサイ族は襲われないという事に。家自体が牛糞で出来ています。次に、辛子・亜麻・芥子・胡麻・黍などの細かい物を撒いておく。亡者は何かにのめり込む性質を持っているので、それらを拾ったり数えたりせずにはいられなくなると言います。同じ理由で、ドアに魚網をかけておくと、吸血鬼はその編み目の数を数えるのに熱中してしまい、家に入ってこなくなると言います。地方によっては墓の中に結び目の沢山ある紐を入れておく習慣があります。甦った死者はそれを解くのに手間取って外に出ることが出来なくなるのだと言います。死者は「1年に1つの結び目しか解くことが出来ない」という都合の良い決りがあるらしいのだが、【東方正教】では結び目は屍体を腐敗させない効果があると信じられ、吸血鬼対策としては逆効果になってしまいます。それはともかく、特定の物に拘るという性質を利用した退治法は他にも存在し、例えば吸血鬼とおぼしき屍体から靴下を片方だけ脱がして川に捨てておくと、吸血鬼はそれを探しまわって、最後に川に落ちて溺れてしまうと言います。川といえば、吸血鬼や魔女は流れる川を泳いだり渡ったりすることが出来ないとされています。水は【悪】を流し去ってしまう性質があるからで、ギリシアには吸血鬼を島流しにするという話があります。だったら柩の中に水を注いで吸血鬼化を防止すれば良いのでは?そう独酌は思うのだが、この方法が採られている場所は無いようである。簡単だし安くつきそうなのに、なんでだろう?他にも吸血鬼が恐れる物として、刺のある植物が挙げられます。尖った植物には霊力が宿っていると信じられ、特に刺のある野薔薇の蔓でつくった十字架は大いなる威力を持つ。また、薔薇の花弁と香りは悪に対する強力な武器となり、その花は酸のように吸血鬼を焼くことが出来ると言います。女性は香水や化粧品などでご存知でしょうが、ブルガリアのカザンラク地方に【Rose dolina:ローズドリナ=薔薇の谷】と呼ばれる世界一の薔薇の産地があります。この地にも吸血鬼伝説があるのは何故かは判りませんが、ヨーロッパで薔薇は超越的な霊性のシンボルとして考えられていました。また蝋燭は象徴的に太陽の光を表し、霊的な意味でキリスト繋がるものであると考えられました。従って夜でも蝋燭を灯しておけば大丈夫、と言いたいところだが、ドラキュラ伯爵は明るい灯火や暖炉の燃える部屋でも平気であるし、そもそも東欧の伝説では、日中でも平気で歩き回る吸血鬼も多いです。『吸血鬼カーミラ』のカーミラは昼でも全然平気で、賛美歌さえ流れてなければ教会すら大丈夫なようです。ではどうするか?残念ながら、本日の授業はここまで。明日は実践編です。(字数制限に引っ掛かりました^^;)
2007年12月06日
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今晩は。独酌です。昨日は「吸血鬼伝説」の現実寄りの話をしましたので、今日は、怪奇と浪漫の香りをお届けしましょう・・・なんちゃって。「死者が何らかの理由により蘇ったもの」を吸血鬼とする。この定義からすると、死者が復活すると何でもかんでも「吸血鬼」という事になりますが、復活した死者が必ず吸血鬼になる訳でも、人に害をなすと決っている訳でもありません。例えばギリシアの【サモス島】で甦ったある小作人は、生前にやり残していた畑仕事をする為だけに毎夜墓から這い出して働いたと言います。これは害のない「甦った死者」の例ですが、疲れを知らずに働く(なんせ死んでますから)彼に、夜毎こき使われた農耕牛が過労で死にそうになったので、結局は地主に墓を暴かれて始末されてしまいました。この世に未練を残して死んだ人間はしばしば甦ってくるというのは洋の東西を問わないようですね。↑は人に害をなさない吸血鬼?の例ですが、反対に人に害をなす奴等は何をするかというと、血や生気を吸うなどして人を殺す、家畜を殺したり病気にする、家屋を揺さぶる、生前の妻と同衾し子供を産ませるなどが一般的とされます。このような悪い吸血鬼が特に活発に動くのは毎年『5月6日』の前夜です。これはドラゴン退治の聖ゲオルギウス(ジョージ)の日ですが【Georgius】はキリスト教の聖人の一人とされ、洋の東西を問わずに、兵士・兵器工・旅行者・農民の守護聖人として愛されています。聖人の守護が効力を発揮する日の前の晩に吸血鬼が人間を襲うという迷信は、ちゃんと『吸血鬼ドラキュラ』にも取り入れられていて、逆に特定の月齢や曜日、キリスト教の祭日などの日には活動できないとされる場合が多いですね。まあ地域によってだいぶ異なりますが。昼間は隠れて夜間に行動する【コウモリ】はキリスト教以前から不吉な生き物とされてきました。【狼】は地中海沿岸では豊穣の象徴であったが、北欧では暗黒や冬の象徴とされており、キリスト教で後者のイメージが強いのは、ゲルマン諸族へのカトリック布教に際して土着の信仰を取り入れていった一例と考えられます。しかし【ドラキュラ伯爵】が群狼を操るのに対し、一部の地方では【狼】は【吸血鬼】の敵であるという考えもありました。古代スラブ民族では狼は崇拝の対象であり、人が狼に変身する「人狼伝説」が沢山あります。ちなみに『吸血鬼カーミラ』のカーミラは何故か【猫】に変身していました。何の為だ?吸血鬼は他に、小さな虫や鼠などに変身すると考えられています。これは、小さな隙間に入り込んだり抜け出したりする為で、そもそも棺の蓋を開けて抜け出すものとは考えられていなかったようです。「棺の蓋がひとりでに開いて・・・」ユニバーサルが映画にするまで、このイメージはなかったようです。ドラキュラ伯爵は動物だけでなく霧となってドアの隙間を通り抜けることも可能ですが、いちいち棺の蓋を開いて起き上がってきますね。面倒くさくないのかなぁ?まあ、伯爵様はかなりマメな性格のようですが・・・トランシルヴァニアでドラキュラ伯爵は淋しい独り暮らしである。これはまあ怪物だから仕方ないかもしれないが、ドラキュラ城を訪れた弁理士ジョナサン・ハーカーを途中まで迎えにいく馬車の馭者に変装したり、客人の食事を作ったり、はてはベッドメイクまでしたりと甲斐甲斐しく世話を焼き大忙し。ちなみに映画の中でのメニューは【ローストチキン】【チーズ】【サラダ】、ワインは【トケイ】のビンテージと至れり尽せりである。このメニューなら独酌もお呼ばれしたい。マメな男は独り身が長くなるもんだが、流石に伯爵もロンドンでは召使いを雇い入れている。まあ、金で雇ったものではなく、伯爵の邸の近くの精神病院にいたレンフィールドという患者の精神を支配して様々な雑用を申し付けているのだが。何故にマメな男が自由気ままな一人暮らしを止めたのか?当時イギリスで召使いがいない貴族というのは異常な話で、あり得ないのである。中流以上の家庭は、召使いを雇うという点で労働者階級より上に立っていたので、これはもう面子の問題で、無理をしてでも執事・メイド・家令・馭者・馬丁を雇おうとするので、1891年のイギリスの全就業人口のうち、召使いの割合は15.8%にも達していたというから驚きである。吸血鬼も世間体は気になるらしい。伯爵様はマメな上に神経質らしく、故郷トランシルヴァニアからロンドンに移るの際に故郷の土を入れた数十個の柩を運ばせている。枕が変わると寝れないらしいな。普通の吸血鬼は自分の墓場を根城にしている。暗ければ何処でもよさそうなモンだが、日の出前に戻ろうとするので、皆、それぞれの「死に場所」の土が必要なのだろうか?しかしもっと庶民的な連中は【納骨堂】に潜り込んで寝ている。普通の墓はきちんとした埋葬儀礼の基に作られるので【土】もあるが、【納骨堂】は通常は【土】無しである。墓に埋葬されずに【納骨堂】に安置される遺体は何らかの理由で「不浄」とされたものらしい。吸血鬼社会の一種の「ホームレス」か?人間社会に紛れ込んでしまう吸血鬼もいる。ブルガリアの「プルーテニック」は、吸血鬼になって最初の40日間は「油を入れる山羊の革袋」となって過ごしているが、その後肉体を確保し町に住んで商人や職人になりすまして、あろうことか結婚して子供まで作るという。そして頃合を見計らって犬に変身して自分の妻に噛みついて血を啜るというのだが、何で「山羊皮」→「人」→「犬」?もっとも、動物が吸血鬼になるという考えもあった。前に吸血鬼の出現理由として「死者の上を不浄な動物が跨ぐ」というのを挙げたと思うが、逆に「死者の上を動物が飛び越えた際に死者の魂が乗り移る」という考えもあった。こちらは不浄もへったくれもないのでカエル・ニワトリ・ヒツジと何でもありだ。ただ、「吸血羊」と言われてもあまり怖くなさそうだけど。一番笑かしてくれるのが、ユーゴスラヴィアのイスラム教徒の伝説にある「吸血カボチャ」「吸血スイカ」「吸血メロン」である。収穫したあとに食べずにホッタラカシにして腐らせてしまうと、血のような模様が出来て、ゴロゴロと転げ回る。30年ほど前に「アタック・オブ・キラー・トマト」というと途轍もなくクッダラナイ映画(独酌が今まで観た中でワースト2)があったが、このトマトより害は無い。「吸血○○」といっても【歯】が無いので噛みついたり出来ないし唸りながら転がり回るだけなので危険は無いと言う。熱湯をぶっ掛けるか、【たわし】でゴシゴシ洗うと死んでしまう。使った【たわし】は焼き捨てないと、今度は「吸血たわし」になってしまう。また、「麦わら」を叩いてロープを作る時に使う棒も3年以上使わないでいると吸血鬼になるという。しかしこれは吸血鬼というより「もったいないオバケ」だな。限りなく馬鹿馬鹿しいのだが、これを観ると「今、こうして時間を無駄にしているが、俺の人生、これで良いのか?」と色々と考えさせられる。吸血鬼と人間が子供をつくるという伝説は各地に存在し、その子供が男の場合は【吸血鬼ハンター】として最高とされる。東欧やロシアでは【ダンピール】または【ダムピール】、バルカン半島周辺では【ヴァムピール】と呼ばれた。菊池秀行の小説『バンパイアハンターD』や映画『ブレイド』の主人公がそれにあたります。ドラキュラ伯爵はマメで神経質な上に食への拘りも強いらしく、本来であれば「処女の生血」しか飲み食いしない。「おとめの生血」と読むのか、文字通りに「しょじょの生血」と読むかで入手の際の難易度はかなり違うと思う。今の日本は伯爵様にとってはかなり住み辛い国だろう。血を吸うから「吸血鬼」なのだが、普通の人間と同じ食事をする者もいる。それ以外にもブルガリアの【ウボウル】は堆肥や排泄物を食べるとされ、それがない時だけ血を求めるという。血を吸う以外にも色々な特技を持つ吸血鬼がいます。ギリシアのある地方では、吸血鬼が民家の戸をノックして住人の名を呼びますが、これに返事をした人は翌日死んでしまうと言います。ポーランド北部のカシューブ地方の吸血鬼は、墓から這い出して教会の鐘を鳴らし、その魔力によって鐘の音の届く範囲の人を皆殺しにしてしまうと言います。しかし多くの場合、吸血鬼はそこの住民の同意を得ない限り人家に侵入することが出来ないので、様々な策略を巡らし、自分の正体を偽って中に入ろうとします。厄介なのは、強力な催眠術によって知らぬ間にドアを開けさせる吸血鬼が存在することでしょう。ドラキュラ伯爵は催眠術の達人であると描かれていますね。他に、口から火を吹く吸血鬼も存在します。ボスニアのセルビア人の伝説では、吸血鬼はふいごの形をしていて、転がりながら火を吹くと言いますが、これは吸血鬼というよりはやはり「もったいないオバケ」じゃないかと思います。ただ日本でも平安以前から【物】にも「気が凝ったり」「霊」が宿ったりして【鬼】になるという考えはありました。明日はダンピールのお話(実話)なんぞから・・・しかし、この日記のどの辺が「浪漫」なんだぁ?
2007年12月05日
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今晩は。独酌です。寝過ぎで頭がボーッ!として、自分が何処にいるのか解らない。久し振りに味わう感覚です。7時間以上も寝てたので体のリズムが狂ったのでしょうか・・・睡眠充分で体調が良くなるどころか、頭が少し重いです。夢も見ずに眠りを貪っているところをヨメに起こされました。寝室の電気は消したままなので、覚醒しても何も見えません。「死から蘇った」状態というのもこんな感じかな・・・と少し大袈裟に思いました。【Bathory Erzsebet:バートリ・エルジェーベト】(1560年8月7日~1614年8月21日?)かの名門【ハプスブルク家】の血を引き、当時トランシルヴァニアの中で最も伝統があり且つ裕福な【バートリ家】の生まれ。ポーランド王ステファン・バートリの姪に当たり、当時のトランシルヴァニア公やハンガリー宰相も従兄弟です。正にサラブレッド。1575年、11歳年上のハンガリーのナーダジュディ伯爵フェレンツと結婚しましたが夫よりも高い身分だったので、結婚後も【バートリ姓】を名乗りました。ナーダジュディはオスマントルコとの戦争におけるハンガリー軍の指揮官の1人であり、勇猛であると同時にその残虐さでも有名でした。文献を読むと相当ムチャしてます。戦争で夫が留守がちの中、エルジェーベトは多くの愛人(異性、同性を問わず)を持ち、贅を尽くすことと自らの美貌を保つことに執着したと言います。その割には夫婦仲は良かったようで娘3人と息子1人を産んでいます。もっとも誰の子かは断定出来ませんけど。14歳の時に召使の子を妊娠したとも伝えてられますし。1602年に夫が亡くなると、夫から贈与されて彼女の所有となっていたスロバキア地方の【チェイテ城】に居を移しました。この後の生活態度が非常によろしくありません。召使に対する残虐行為は、夫が生きている頃から始まっていたと考えられていますが、夫と死別後に一層エスカレートしたようです。当初は近隣の農村の娘を雇ったり誘拐したりして惨殺していたが、やがて下級貴族の娘を「礼儀作法を習わせる」と誘い出し、残虐行為は貴族の娘にも及ぶようになります。その行為は惨く、歳若い娘を【鉄の処女】で殺しその血を浴びたり、拷問器具で指を切断して苦悶する様を見て笑ったり、使用人に命じ娘の皮膚を切り裂いたり性器や膣を取り出しそれを見て興奮するなど性癖異常者だったようです。【Iron Maiden:鉄の処女】と呼ばれますが元来は木製。地元の牧師の告発などで、役人達は薄々事態に気付いていたようですが、バートリ家の名誉を考慮し内密にしていたようです。しかし貴族の娘に被害が及ぶようになると、ハンガリー王家でもこの事件が噂され始め1610年、ついに捜査が行われることになりました。【チェイテ城】に入った役人達は、多くの残虐行為が行われた死体と衰弱した生存者を発見しました。城内のあちこちに多くの死体が埋められていることも後に明らかになりました。翌1611年の裁判で、生き残りの被害者、被害者の家族の証言が行われました。関連した召使達は拷問の末、多くの残虐行為を認めたと云います。召使達の自白によると、残虐行為には棒で叩く、鞭打つ等の通常の折檻の他、娘達の皮膚をナイフで切り裂いたり、性器や指を切断すると言った行為が含まれ、エルジェーベトの寝台の回りには、流れ落ちた血を吸い込ませるために灰が撒かれていたと言います。更に身体の具合が悪いときには、娘達の腕や乳房や顔に噛み付き、その肉を食べたとも・・・これらの証言から「血の風呂」や「鉄の処女」に話が広がり、吸血鬼の伝説につ繋がったと独酌は考えます。被害者の数は、裁判で正式に認定されたのが80人、ハンガリー王マティアス宛の手紙では300人はいると認識されていたようですが、エルジェーベト本人の記録では650人!・・・ドラキュラの何倍殺してるんだ?・・・荷担した召使らは全て処刑されましたが、エルジェーベト本人は高貴な家系である為に裁判は行われず、壁と窓を塗り込めた【チェイテ城】の自分の寝室に幽閉されました。1614年8月21日に食事の差入れ用の小窓から部屋を覗いた監視係の兵士により死亡が確認されたと云います。こんだけの事をやらかしても、彼女の所領は子供達が相続することを許され家系は存続してます・・・寛大と言うか貴族はどんだけ偉いんだか・・・当時のハンガリー国王はエルジェーベトの夫に負債があり、その負債を帳消にし更には有力なバートリ家の権力を抑えるため、仕組まれたデッチアゲであると一族と子孫は主張しています。確かに加害者の証言は拷問により得られたものですので現代なら自白とは認められません。またエルジェーベト自身は一切の犯行を否認しています。しかし、まあ、この一族がまたヤンチャ揃いでエルジェーベトの叔父は【悪魔崇拝者】、叔母は【同性愛者】、兄は【色情狂】、弟は【白痴】だったと伝えられています。ある時、粗相をした侍女を折檻したところ、その血が手の甲にかかり、血をふき取った後の肌が非常に美しくなったように思えたということがあってから、若い処女の血液を求め、侍女を始め近隣の娘を片っ端からさらっては生き血を搾り取り、血液がまだ温かいうちにその中に身を浸す、という残虐極まりない行為を繰り返すようになった。その刑具として【鉄の処女】を作らせ、用いたと言われている。上記の逸話は正式な裁判記録ではなく、1729年にイエズス会の学者が【Tragica historia:悲劇の歴史】で書いものです。これが人々の想像力を刺激したのは想像に難くありません。1817年に裁判記録が公表されましたが、このような内容は記録にありませんでした。しかし、この話は世に広く広まり、血が流れることを好む、被害者を齧って血肉を喰らう行為、淫乱で黒魔術を好み悪魔崇拝をしたという証言から吸血鬼のイメージが付加されるようになっていったものと思われます。 シェリダン・レ・ファニュの【カーミラ】はエルジェーベトをモデルにしていると言われ、この作品はブラム・ストーカーの【ドラキュラ】に多大な影響を与えました。これ以降、ホラーからコメディまでさまざまな要素を加えながら、現在も吸血鬼文学の系譜は拡大を続けています。【Joseph Sheridan Le Fanu:ジョゼフ・シェリダン・レ・ファニュ】(1814年8月28日~1873年2月7日)「アイルランドホラーの父」と呼ばれています。これが独酌が考える「吸血鬼伝説」の基となった実在の人物です。もうひとつの現実的な考えとして、オカルトファンには申し訳ないですが「病気に対する無知と偏見」から吸血鬼が生まれた可能性があると独酌は思います。記録上で最も頻繁に吸血鬼の活動が報告された17世紀から18世紀の間は疫病や迷信のはびこる時代で医学も十分に発達しておらず、不可解な死や、逆にカタレプシー(ろう屈症:ある姿勢をとらせると、自らは元に戻らずいつまでもその状態を保ち続けること)や仮死状態からの甦生などがあれば当時の人々は怪異と思ったでしょう。今でもたまにある事ですが、医者の早とちり(誤診)により、まだ生きている人が死亡したとして埋葬されてしまう事があります。埋められた直後に蘇生した人が墓から起き上がってきたら・・・可能性として理解している現代人でも腰が抜けると思います。不幸な事に当時は大抵の場合、遺族?や村人に今度こそキッチリ殺され、再度埋葬されたと言います。このような例とは別に独酌はある種の患者が「吸血鬼伝説」を生んだと考えています。それは【ポルフィリン症の狂犬病患者】です。皆さんも吸血鬼の特徴のひとつとして、「水を恐れる、流れる水の上を渡れない」というのを聞いた事があると思います。また「陽光を恐れる、嫌う」のも大きな特徴ですね。吸血鬼が人を襲う場面をイメージしてみて下さい。血走った赤い眼と、血まみれの口・・・映画によくあるシーンです。血液のヘモグロビンを合成する機能が正常に働かなくなる【ポルフィリン症】という病気があります。症状としては「光過敏症:光に過剰に反応して眼や皮膚を痛める → 陽光を恐れる、嫌う」と皮膚や歯肉の萎縮があり、症状が進むと歯が赤く変色します。また狂犬病の大きな特徴である「恐水症状」は液体の嚥下によって嚥下筋が痙攣し、強烈な痛みを感じる為に水を極端に恐れるようになる症状で「水を恐れる」というイメージを生み、吸血鬼の特徴と狂犬病の症状の最大の類似点は「噛まれた者」に伝染する事です。狂犬病ウィルスは患者(キャリア)の唾液を介して感染します。感染者は精神錯乱などの神経症を発症し、凶暴な行動をとることが多くなります。 → 吸血鬼は人を襲って血を吸い、噛まれた者は吸血鬼になる・・・個人的には「決定打」かなと思っています。この説をもう一押しするのであれば、皆さんもご存知の通り吸血鬼に【コウモリ】はつきものですよね。2004年の3月から4月にかけての一ヶ月でブラジル北部のパラー州で吸血こうもり噛まれた人の内、13人が狂犬病によって死亡したそうです。従来「狂犬病」を媒介する【コウモリ】は俗に吸血コウモリと呼ばれる【チスイコウモリ】だけだと考えられていましたが、サンパウロのパスツール研究所(Pasteur Institute)では、狂犬病ウィルスに陽性を示す吸血こうもりを数種類特定しています。また最近の欧米では、【ヨーロッパコウモリ】による【リッサウィルス】感染が話題となっていました。【狂犬病ウィルス】は遺伝子タイプにより現在7種に分類されているリッサウイルス属の1つです。現代でも年間で約5万人が狂犬病により命を落としています。感染源はアジアでは犬、欧米ではアライグマ、キツネなど野生動物、中南米では吸血こうもりが最も一般的です。1~2ヶ月の潜伏期間で発症。発熱、頭痛、筋痛痛、脳炎症状などを呈し、錯乱、幻覚などから昏睡状態に陥ります。発病すると致死率100%と言われています。日本では1920年代に年間約3,500件の犬による狂犬病発生がありましたが、1922年に家畜伝染病予防法が制定されてから激減し、海外旅行で感染死した例を除くと1957年以降の発生報告はありません。「ロマンを壊すなっ!」・・・オカルトやホラーファンからの抗議の声が上がりそうですが、独酌はこれらの事象が吸血鬼を生み出す事に一役買っていると思っています。明日は一部ファンの為に伝奇の世界を少し覗いてみようかと。
2007年12月04日
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今晩は。独酌です。日曜日は予定通りに「リンゴ狩」へ行って来ました。ヨメは仕事がありましたので、独酌・ムスコ・ジジ・ババの4人組です。「果物狩り」に行くと毎度の事なのですが、独酌ハハとムスコは目の前にある果物を全部採ろうとしますので、「自分で持てる・食える分」だけにしろと釘を刺しておきます・・・それなのに入園して3分も経たないのに、二人ともカゴが満杯になってリンゴが納まりきらなくなってます。まあ、梨やブドウよりは日保ちするから良いか・・・と放置しておいたら、家に帰ってから行商できる程の量になってました。採るものを採っちゃうと果樹園ではやる事がありませんので、お茶を頂いて帰ることに。それにしてもまだ10時である。「ここから車で1時間くらいのところにキノコ狩ができるとこがありますよ」お茶を運んで来てくれたこの果樹園の娘さんが教えてくれました。自分のブログに「毒キノコ」の事を書いたばかりなので、一瞬「キノコかよぉ・・・」と怯みましたが、天然のものを採るのではなく栽培農家の方が畑を開放してるとの事でした。それにしても「キノコ畑」と言うものだろうか?とにかく、教えてもらった「キノコ園」?に行ってみる事にします。カーナビで見ると「市内」とはいえ、辺鄙な場所らしいので途中で早目の昼食を摂りました。どうせ酒が飲めないので、何でもいいやと目に付いた「回転寿司」へ。「回転寿司」というのは全部100円なのかと思ったら、100~750円と色々とランクがありました。日曜の昼時なのでケッコウ混んでいましたが、流石に子供連ればかりですね。寿司と一緒に「クリームコロッケ」とか「アメリカンドッグ」が回ってますもの。それにしても「シャリ」がでかい事でかい事。ジジ・ババは3皿、独酌5皿でギブ。胃袋がサイクロン方式のムスコでさえ12皿で打ち止め。もっともこの店に来る前に果樹園でリンゴをご馳走にはなってますけど。店を出て「キノコ園」へ向かいます。カーナビの指示で到着した場所は農園というよりは町工場みたいな建物が。しかし「幟」にも「看板」にも「○○ファーム」と書いてある。とりあえず中に入ってみましたが誰もいません。「受付」と書いてあるダンボール紙が乗っかってる机に1枚の紙切れが置いてありました。「御用の方は下記に電話して下さい xxxx-xx-xxxx ○○」携帯で書いてある番号に電話をしてみると「すぐに行くから待ってて」との答え。5分程で表にスクーターの音がして、「いかにも」な感じのオバサンが登場。入園料を払うとザルとビニール袋を渡され、ドアを開けて通された薄暗い場所に丸太がズラッと並んでいました。「しいたけ」の栽培をしている場所でした。オバサンが簡単に採り方を説明してくれます。「採り方」といっても手でもぐだけですけど。渡されたビニール袋に入る分は持って帰って良いとの事。「あとは適当にやって下さい」そう言ってオバサンはスクーターで去って行きました。随分と商売っ気が無いというか、のんびりとした商売をやってるんだなぁ・・・感心半分、呆れ半分といった感じです。特に鍵が掛かってるでもなし、誰でも入ってこれます。防犯カメラやモニターの類は丸で無し。だいいち、入場料を払って入った客でも帰りに確認しなかったら「どんだけ」採って帰るか判らない。「こんなんで良いのかなぁ?」と思いつつ、丸太のあちらこちらに生えている「しいたけ」を採りました。1メートル弱の高さに丸太が組まれて並んでいるので、屈んだりしゃがんだりして「しいたけ」を採っていきます。暫くするとムスコが「・・・何か楽しくないねぇ・・・」「キノコ狩」というよりは、単なる「収穫作業」のような気がして確かにそれほど、楽しいものではありません。「袋一杯分」ですから、最初はなるべく大きくて美味しそうなのを選んでと思っていたのですが、選り好みをしていたら4人分の袋が一杯にはなりそうもありません。思ったより「しいたけ」が生えてないんです。丸太は200本くらいは並んでいるのですが、丸太1本に多くて3ケ、少ないのは1ケくらいしか生えてません。だからオバサンは我々を放置して帰ったのか・・・流石はプロ。真相は解りませんが、当初の選考基準よりだいぶ小さいのも交えてやっと4袋が一杯に。ザルを「受付」の机の上に置いて帰るのですが、誰にも声を掛けずに帰るというのは妙に後ろめたい気がしました。お金を払って正規の量を持ち帰るのに、建物を出る時に何故か4人とも喋らずに音を立てないようにソッと歩きます。これではまるでドロボウしたみたいではないか・・・何か変な気分です。「変なとこだったねぇ~」と話ながら帰路へつきました。独酌チチが「サウナ」へ行きたいと言うので、またまた【湯宴ランド】へ行く事に。一度、家に戻りリンゴとシイタケを冷蔵庫へ仕舞いこんでから徒歩で向かいました。今回は抜かりなくジジ・ババ共にしっかりと必用な薬を持参で来ていますので、独酌チチは旨いビールを飲むためにサウナに篭って真剣に汗を抜いてます。独酌とムスコはそんなに長くはサウナに入っていられませんので、一番ヌルイ38度のお風呂で半身浴です。それでも30分も浸かってると汗が噴出してきます。汗と共にムスコの我慢も抜け出てしまい「喉渇いたし、腹減ったよぉ~!」とゴネだします。独酌も昼に何も飲まなかったので3Fにある軽食のコーナーに行く事にしました。「俺たち下に行って何か飲んでくるけど一緒に行くか?」サウナに篭って大汗かいてるチチに尋ねましたが、「家に帰ってビール飲むまで水物は飲まん!」気持ちは判らんでもないが、体には悪いな。「俺、生ビール、中ジョッキで」「オレ、生コーラ、大ジョッキで」注文を取りにきたオバサンに笑われてしまった。「ポテトフライとソーセージとラーメン」「お前なぁ、この後に晩飯だぞ」6時に夕飯の予定なのだが現在4:45である。「メシはメシで食べるよ」こいつの中で「ラーメン」は食事の範疇には属さないらしい。ムスコの「ポテト」を1ケつまんだら矢鱈と美味しく感じた。半身浴とはいえ大分に汗をかいたようだ。しょっぱいモノがもっと食べたくなり、「たこワサビ」と「キムチ」を頼んだら、ビールでは物足りなくなり「冷酒」2本と「芋焼酎」のロックまで飲んでしまった。「かあちゃん、仕事でいないけどメシどうすんのさ?」ラーメン啜りながらムスコが尋ねます。ヨメは「6時までに帰れるようにはするけど、保証は出来ないよ」と言ってました。「決まってんじゃん、鍋」材料を揃えて煮るだけです。大人数の食事でこれほど簡単なものはありません。あとはサラダと酒のツマミになるような副菜を何品か買って帰ればOKです。幸い?にも、【湯宴ランド】を出て家に帰るまでの道すがら駅ビルの食料品売場が延々と続きます。メインは「鍋」と決めていましたから、買うものも大体が決まっています。白菜とネギは家にあるので、春菊、水菜、シラタキを買います。最初は「しゃぶしゃぶ」にする気だったのですが魚屋を覗いたらケッコウ大きな【鰤】の半身が安く売っていましたので、「しゃぶしゃぶ」は「しゃぶしゃぶ」でも【牛】から【鰤】に変更。「えーッ!、しゃぶしゃぶなのに肉ないのぉ!?、何でウオ、何でウオなのさぁ!?」喧しいので【ローストビーフ】とダンゴを作る為に【鶏ひき肉】と【軟骨】を買いました。ついでにネギはあるのですが美味しそうなので【下仁田ネギ】も購入。このショッピングセンターの便利なところは、「肉屋」「魚屋」「八百屋」が併設されていて、どの店のレジでもまとめて精算ができる事です。ついつい、要らない物まで買い込んでしまうのが欠点と言えば欠点ですが・・・その他、ジジ・ババ希望の刺身や蟹足を抱えて帰ると家の前に見覚えのある車が停まってました。ヨメの姪が旦那と一緒に遊びに来ました。ペットショップへ犬のオモチャを買いに行った帰りとの事。ヨメのところに顔を出したら「もうじき独酌たちが帰るから家の前で待ってろ」と言われたそうです。「ヨメは?」と尋ねると、駅に友人を迎えに行ったとか。とりあえず家に入りメシの支度をしようとしたところにヨメから電話が。「今日は外で食べよう。家じゃ9人は無理だモン」ヨメの友達が娘を連れて遊びにきたとの事。それは無理だ。何たって椅子が7脚しかないので物理的に不可能。渋るジジ・ババを説得して家から一番近い居酒屋へ。歩いて5分の距離なのに、既に飲む気でいたのでごねる事ごねる事。店に入って暫くするとヨメが友人親子を伴なって登場。この後に車を運転しなければならない姪っ子の旦那とムスコはコーラで、あと全員ビールで乾杯!ビールのあとはそれぞれ好きな酒に切換えます。この店の経営者が八丈島出身なので、島の特産品が幾つかメニューにあります。独酌とチチは「島酒」と呼ばれる焼酎に。ヨメたち女性陣はハハを除いて全員が「生グレープフルーツハイ」。独酌ハハは「一日にビール500ccまで」と医者に制限されてますのでビールをチビチビ飲みます。飲み食いした後に、ヨメの友人の娘さんとムスコが「カラオケに行きたい」と言うので近所の店へ。姪夫婦が帰るのを期に、独酌も眠た気なジジを連れて一足早く帰る事にしました。布団を敷いてチチを寝かせた後、映画館へ行った時に混んでいて観るのを諦めた【ダイハード4】のDVDを観ることに。先月に買って未だに観てなかったのですが、映画1本を観ようと思ったら2時間の「ぽっかり空いた時間」が必要だという事に改めて気付きました。「リンゴ狩」に行ったので【カルバドス】を飲みながら観る事にします。目が覚めたらムスコは学校へ行き、ジジ・ババは帰った後でした。帰ってきたヨメに起こされてソファからベッドへ移動したらしいのですが、丸で記憶にありません。当然、映画の内容も「丸で無いよぉ」です。そんなに飲んだ覚えもないんだけどなぁ。先週、先々週と少し寝不足が続いたのがココにきて効いてきたかな?今日もまた「吸血鬼」のお話をしようと思っていたのですが明日に先送りとさせて頂きます。前回の最後に出てきた肖像画の女性は【Bathory Erzsebet:バートリ・エルジェーベト】という16世紀のハンガリーの貴族で「流血の伯爵夫人」と呼ばれました。と、いうことで【アコキチ】さんは大正解です。今日は酒も控え目にして、ワインを2杯と昨日は味も判らなかったカルバドスを1杯だけで寝る事にします。それだったら「休肝日」にすれば良さそうなモンですが中々にそれが出来ない独酌です。^^;おやすみなさい。
2007年12月03日
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今晩は。独酌です。遂に12月、師走に入りました。流石にちょいと忙しく、先生でもない独酌もパタパタ(正確にはドタドタ)と走り回っております。昨日は、キリスト教の宗派の違いによる吸血鬼伝説の伝播と流布範囲の違いに少し触れましたが、21世紀になった現代でも、一部の地域では吸血鬼伝説が色濃く残っています。2004年1月、ルーマニア南部の寒村で、76歳で他界したペトラ・トーマンが、埋葬後に親族の男性6人によって掘り起こされ、心臓を切り取られるという事件があった。もちろん、現代では犯罪であり、数日後、警察によって捜査、立件された。ペトラ・トーマンは生前は村人に親しまれ尊敬された人物であった。しかし、死後、親族がペトラ・トーマンがよみがえって血を吸った夢を見たといい、また、親族の数人が病気になった。このため、親族の一部はペトラ・トーマンが吸血鬼になったと信じ、前述の凶行に及んだ。切り出した心臓を焼いて灰にし、その灰を病気になった親族に飲ませたところ、悪夢もみなくなり、病気も全快したと犯行に及んだ親族は主張した。つい4年前の事ですね。このように一族や地域コミュニティに病気が発生したとき、その原因を一族の死者に求める民俗は東ヨーロッパからイギリスまでに広く見られます。死者の復活を防止するために心臓を抜き出して焼き、死者の首を切断したり、歩けないように足を折る。焼いた心臓の灰を病気になった人に飲ませるなどの行為も、ヨーロッパだけでなく、ヨーロッパからの移民が多い北米でも19世紀頃まで割と普通に行われていたそうです。このように吸血鬼は存在を信じる人々にとっては現実の脅威であり、農村部などの閉鎖的なコミュニティでは不可解な事件が発生した際は吸血鬼の仕業と考えられ、現実に【吸血鬼退治】を行った事が資料によって確認されています。では、そもそも何故に吸血鬼は出現するのでしょう?死者が吸血鬼となる理由には、「生前犯罪を犯した」「信仰に反する行為をした」「殺された」「事故死した」「自殺した」「魔女であった」「人狼であった」「葬儀に不備があった」「悔いを現世に残している」「死者の上を不浄な動物が横切った」などが挙げられます。殺されたり、事故死などで寿命をまっとう出来なかった人間の屍体に悪魔が入り込むという考えが広くありましたが、異様に長生きした人や洗礼を受けなかった人も死後に吸血鬼として蘇ると考えられました。まあ、普通じゃない死に方をすると大体が吸血鬼になっちゃうようです。【セルビア】では水難事故で死んだ人は【雹】を降らせる能力を持つ吸血鬼になると信じられ、突然【雹】が振り出して畑の作物がダメになりそうな場合は、人々は知っている限りの水死者の名前を叫び、【雹】を他所にそらしてくれるよう懇願したと言います。また【Good Friday:聖金曜日】【Lent:四旬節】【Easter:復活祭】等に生まれた【私生児】も吸血鬼になるとされました。これは道徳の問題、教会の教えなどで解る気もするのですが、【ルーマニア】には「7番目の子供から生まれた7番目の子供が吸血鬼となる」という言い伝えがありました。ゲゲッ! 独酌ハハも7番目だっ!・・・でも、こっからは2人しか生まれなかったので大丈夫です。他にも、「狼が殺した羊の肉を食べてはいけない」とか、「妊娠中の母親が塩分摂取不足ならその子は吸血鬼になる」とか様々な言い伝えがありますが、一番有名なのは、「吸血鬼に血を吸われた者は吸血鬼になってしまう」という伝説です。でも、こうなると「鶏と卵」みたいな話で、「誰が元祖よ?」という事になります。いわゆる【始祖:オリジナル】と称される最初の吸血鬼は誰なのか?旧約聖書創世記第4章の登場人物【カイン】であるという説があります。【カインとアベル】のカインです。有名ですよね? 人類初の「殺人者」として。【カインとアベル】はアダムとイブがエデンの園を追われた後に生まれた兄弟で、兄カインは農耕を行い、弟アベルは羊を放牧して暮らしてました。ある日2人は各自の収穫物を【YHWH:ヤハウェ】に捧げます。しかしヤハウェはアベルの供物を喜び、カインの供物は無視しました。頭にきたカインは、野原に弟を誘い出して殺してしまいます。 その後ヤハウェにアベルの行方を問われたカインは「知りません。私は永遠に弟の監視者なのですか?」と答えました。これが人間のついた最初の嘘だといいます。人類初の「殺人&嘘」のWタイトルホルダーなんです。カインはこの罪により、エデンの東にある【ノド】の地に追放されました。この時にヤハウェは幾つかの呪いをカインに掛けます。(1)今後カインが農耕を行っても一切の収穫は得られなくなる。(2)この状態は未来永劫に続くのでカインは永遠に流離い続ける。(3)もしカインを殺した者には、これの7倍の恐ろしい呪いがかかる。ヤハウェは以上の呪いをカインに掛けた上で、誰が見ても解る「徴」を彼の体に刻印して荒地に放り出しました。何かヤハウェって酷い奴だなと思いませんか? もとはコイツが悪いのでは? 自分のことを「嫉む神」だと言うくらいです。後年は【エホバ】と呼ばれるようになりました。(3)の呪いに関しては、カインが憐れになり、彼を守る為という解釈もあるようですが、独酌は反対。本当に憐れだと思ったら呪いを解けよ。そう言えば、精神分析を創始したフロイドはこの話からヒントを得て、兄弟姉妹間の無意識的葛藤を「カイン・コンプレックス」と名づけました。そんなわけでカインは「死ねない者=不死者」になってしまいました。スタインベック原作の有名な映画【エデンの東】=【ノド】です。【ノド】とはヘブライ語で「流離:さすらい」を意味します。【カイン】は本来「わたしは得た」という意味らしいのですが後世では「鍛冶屋」を意味しました。農耕が行えなくなったので金属加工業を始めたんですかねぇ・・・実際、カインの子孫である【トバル】は「青銅や鉄で道具を作る者」と創世記第4章に記されています。こうして神に背いて【不死者】となったカインは人類初の吸血鬼になりました。初物 X 3で「ハットトリック」達成です。今、テレビでCMをやっている映画【ベオウルフ】に登場する【グレンデル】もカインの末裔とされています。独酌はまだ映画を観てないのですが、今回の【グレンデル】はドラゴンとして扱われているようですね、CMを見る限りでは。まあ、超有名ですから皆さんご存知だとは思いますが【ベオウルフ】の事もちょろっと。【Beowulf:ベオウルフ】英文学最古の作品のひとつで、英雄【ベオウルフ】の冒険を語る北欧の叙事詩。8世紀~9世紀にかけて記されたものであろうと言われています。約3000行と古英語文献の中で最長の部類に属することから、言語学上も貴重な文献です。大英図書館の【コットン文庫】に写本が一冊だけ残っています。物語の粗筋としては、第一部でベオウルフは巨人(ドラゴンとも言われる)【Grendel:グレンデル】と戦い、第二部では炎を吐く竜と死闘を交わします。今のファンタジーの源流とも言える内容です。【指輪物語】のJ・R・R・トールキンが研究者の中にいる事は有名です。これもケッコウ面白い話なのですが、あまり詳しく書くと映画を見ようとしている方に悪いので止めておきますね。・・・え~と、「始祖は誰か?」というところからダイブ話がズレてしまいましたので軌道修正を。ドラキュラやレスタトといったフィクションの登場人物ではなく、実在した人間が恐ろしい行為を行い、それが広まっていったとしたら・・・これが吸血鬼伝説の基になった可能性はあります。しかし、トランシルバニア地方のヴラド家の出身地にこの手の伝説はありません。地元の人は【ヴラド・ツェペシュ】を恐れてはいなかったのです。恐れるどころか、英雄視する向きもあります。国を他国の侵略から守る為に戦ったのですから当然ですか。現代のルーマニアにおいても、国の英雄であるとの考えが多いそうです。吸血鬼のモチーフに使われる実在した人物で、一番有名なのはやはり↓でしょう。皆さんはこの女を知ってますか? この2人が束になっても敵わないくらい怖い女です。明日はジジ・ババとムスコを連れてリンゴ狩りへ行く予定ですので、続きは明後日になるかも知れません。ごくごく一部の吸血鬼ファンの皆様、ご了承下さい。
2007年12月01日
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