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江戸川乱歩の「悪霊」を読みました。未完成の作品と知っていたので、なんとなく読まないでいたのですが、読んでみることにしました。できているところまでは、非常に面白いです。引き込まれて一気に読んでしまいました。江戸川乱歩らしい、不可思議な殺人事件。謎の人物の登場。現場に残されていた不思議な記号の書かれた紙。事件が盛り上がってきたところで、いきなり終わってしまいます。面白かっただけに、すごく残念です(^^;)。ウィキで調べてみると、乱歩が途中で創作意欲をなくして中止となったとあります。読者への詫び状もネットで見つけたので読んでみました。いつか執筆を再開するようなことが書かれていましたが、ついに再開されることなく、永遠の未完の作品となってしまったようです。「誰かが続編を書いてないかな」と思って調べてみましたが、見当たりません。う~ん、欲求不満になりそうです(笑)。もしも執筆がされていたなら・・・犯人は誰だったのか?謎の記号の意味は?そして霊媒師の予言は実現するのか?気になることだらけですが、仕方ないですね(涙)。興味のある人はどうぞ(あえておすすめはできません・汗)。
2020年01月16日
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江戸川乱歩の『何者』を読みました。所有している角川文庫の『黄金仮面』に収録されています。ということは中学生の頃に読んだはずなのですが、まったく記憶にはありませんでした。あらためて読み返してみると、隠れた名作だと思いました。中編ですが、内容が濃く、密室トリックや足跡の謎など、さまざまな推理小説の要素がつまっています。そして少し性格の壊れた明智小五郎がいい味をだしています。長編の『蜘蛛男』とほぼ同じ時期に連載されていたようです。『蜘蛛男』では、外国帰りで、すっかりダンディーな雰囲気になっていた明智小五郎ですが、この作品では初期のマニアックな明智さんが見られます。数年前にテレビドラマ化されて、満島ひかりさんがこの壊れた明智小五郎役を見事に演じていました。最初に見たときは大袈裟かと思っていましたが、まさに原作のとおりでした。おすすめです(^O^)。
2020年01月13日
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落語の中の「ご隠居」を演じるのに苦戦しています。どうすればお年寄りの雰囲気が出せるのか。腰が痛い設定にしてみた(実際腰痛持ちですし)。腰が痛いと意識しながらしゃべると、少しお年寄りっぽい感じが出ます。毎朝車の中で稽古していて、なんとなく雰囲気が出てきたかなと思ってました。で、昨日、ふと気が付きました。私は本年、数えで59歳。落語の中の隠居さんと2歳しか違いません(笑)。そっか。今のままではわざとらしいかな。もう少し自然体でいってみよう。
2020年01月11日
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江戸川乱歩の『蜘蛛男』を読みました。再読ですが、前に読んだのは中学生か高校生の頃ですので、ストーリーは完全に忘れていて、初めて読むように楽しめました。横溝正史作品と違って、江戸川乱歩はあまり映像化されないので、思い出すには読み返すしかないのですよね。個人的な感想ですが、横溝作品は見事な映像化作品が多いのに、なぜか江戸川乱歩の作品を映像化したものはエログロB級作品になってしまっている気がします(あくまで個人の感想です)。『蜘蛛男』は、名探偵明智小五郎の登場する作品ですが、明智探偵が出てくるのは終盤で全体の7割くらい過ぎてからです。蜘蛛男は極悪非道な凶悪犯で、警察や警察に協力している畔柳博士を嘲笑うように、殺人を繰り返します。狙われるのは、蜘蛛男の好みの美しい女性ばかり。さらに不可能と思われる手口をいくつも使い、警察は翻弄されます。そこへ明智小五郎が登場して、たった一言で犯人とそのトリックの全てを言い当ててしまいます。これがすごいです。その後は明智vs蜘蛛男の戦いです。最後のパノラマ館での対決はまさに圧巻です。何十年ぶりかで読みましたが、やはり面白いです(^O^)。おすすめです。画像は中学生の頃に買った、角川文庫の蜘蛛男の表紙です。宮田雅之さんの切り絵が素晴らしいです。内容もさることながら、中学生の頃はこの切り絵の表紙にもときめいたものでした。おすすめです(^O^)。
2020年01月05日
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