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「麒麟がくる」の最終回、よかったですね。「もしかしたら生きてるかも」と思わせる最後は僕的には好きです。家康とも仲のいい設定だったので、天海僧正説もありえるかもと思いました。最終回を見終わった後、昔読んだ「織田信長」の最後の「本能寺の変」のところを読み返してみました。主人公が違うので当然ですが、設定が全然違いますね。山岡荘八の小説での信長は光秀のことを「ハゲ」と呼んでいます(これが謀反の原因?・これこれ)。信長は謀反の首謀者が光秀とわかると「ハゲか。ハゲではどうにもならんわ」と言います。僕はこのセリフがすごく好きで、30年前に読んだのに憶えていました。これは明智光秀が何かことをおこすときは、万一の失敗もないように慎重に、何重にも策をめぐらせる武将だったところから、謀反を起こしたのが光秀とわかると、もうどうしようもないと覚悟を決めた台詞です。さらに信長は女子供を裏から逃がすように指示し、家来が「もう逃げられませぬ」というと「ハゲは女子供は斬らぬやつだ」とも言います。欲を言えば麒麟でもこのセリフを言ってほしかったです。しばらく麒麟ロスで凹みそうです(^_^;)。
2021年02月08日
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何年かぶりに「カムイ伝」を読み返してみました。個人的に思い出のある漫画です。中学1年生の頃、担任の先生がいきなりこの「カムイ伝」のコミックスを教室に持ってきて、生徒に貸してくれたことがありました。あの時代は学校に漫画を持っていくことでさえ、はばかられた時代で、先生がそれを貸してくれるというのは、すごいことでした。休み時間ですが教室で堂々と漫画が読めるというのは、当時は驚きであり、とても嬉しい出来事でした。みんなで回して何度も読み返しました。20代の頃、同じコミックを本屋さんで見つけて、全巻揃えました。中学生の当時はチャンバラのシーンや忍者カムイがカッコよくて、読んでいた憶えがあります。でも歳がいってから読み返すと、なぜ先生がこの漫画を生徒に貸してくれたのか、わかる気がしました。当時の日本は身分制度というものがあり、お百姓の中にも位があって、下の人達は大変な差別をうけていたことがよくわかります。お百姓の暮らしがどのようなものだったのか、また武士や忍者がどのようなものであったのか、リアルに描かれています。必ずしも史実にあってるかどうかはわかりませんが、考えさせられる漫画であり、今の若い人にも読んでほしいと思います。コミックスは今でも入手できるようです。また電子書籍で読めます(^O^)。
2021年02月04日
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村治佳織さんの「いつのまにか、ギターと」を読みました。村治佳織さんを初めて知ったのは、CD屋さんで彼女のデビューアルバム「エスプレッシーヴォ」を見つけて買ったのがきっかけでした。当時の佳織さんは15歳。技術の高さと深みのある演奏に驚きました。アマゾンでエッセイを見つけたので買ってみました。佳織さんがもう40歳を過ぎていることや、大変苦労をされたことを知って、驚きました。あれから25年以上経つのですね(汗)。時間の経つのはまことに早い。年取る訳です。とても読みやすく、ギターに関するところは、自分のような下手なアマチュアにも共感できるところがたくさんあり、面白かったです。自分はクラシックギターはかじった程度ですが、ちゃんとクラシックギターをやっている人に1つ聞きたいことがあります。それはギターを弾いていて「歌いたくなりませんか?」ということです(笑)。いや、僕は歌いたくなります。クラシックギターを練習していた頃は、10分も練習すると歌いたくなってしまって、そこからは歌ってばかりいました(だから上達しなかったのですが・汗)。はっきりとは書いてませんが、文章から察するに、どうも村治佳織さんも、自分の部屋でときどきは歌っていたみたいです(あくまで僕の勝手な勘です)。いいですね。村治佳織さんの弾き語り、ぜひ聞いてみたいです(笑)。ときどきは読み返しそうでので、ずっとキンドルに入れておこうと思います。
2021年02月02日
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