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この映画、ずいぶん前にTVでオンエアしていた。『後でゆっくり見よう』と思って録画していたのだが、さわりを見ただけでテープを失ってしまう。当時、最初の2~3分を見て『退屈な映画かも・・・』という印象を持った。それでテープの扱いが丁寧じゃなかったんだ。しかし、今見ると面白い。最初のシーンから惹きつけられた。レスリー・チェンのかっこよさ。マギー・チャンの清楚さ。二人とも汗で肌をうっすらと光らせている。それが妙に艶かしく、香港のムッとした空気を思い出す。レスリー・チェン、マギー・チャン、アンディ・ラウ、ジャッキー・チョン、カリーナ・ラウ、トニー・レオンという香港の超豪華俳優達の共演。今思い返してみると、ストーリー的にはなんら新しいものはないのだが(いや公開から10年以上も経っているから、当時は斬新だったのかも)映画を見ている最中は、夢中になって画面に引き込まれた。それぞれのキャラの立場がはっきりとしていて、予想通りの動きをしてくれるからだろうか。恋に臆病な女。ゆっくりと時間を掛けて愛を育んだのに、相手は「結婚する気はない」と冷たくあしらう。自分の想いを絶つことは、なかなか出来ないのだが、相手にすがり付くこともできない。恋に一途な女。すぐ恋に落ちた。相手の魅力に、深いところまで。しかし相手の家に元彼女が訪ねてくる。自分だけを愛してくれているという実感がない女は、苛立ち苦しむ。男たちもそれぞれ、自分の内部に苦しみと思慕を抱えている。なんだか切ない作品だ。
2003/09/30
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三年程前、NHKの朝のニュースを見ていたときのこと。「iモード事件」で一躍、時の人となった松永真理さんが出演していた。そこで佐々木かおりさんと立ち上げたサイトを、紹介していた。サイトの紹介を聞いて、すぐ興味が湧いた。なぜかというと、そこは女性が自分の考えを述べることができる場所だったからだ。当時、パソコンを始めたばかりだった私は、思いつくままネットサーフィンをしていた。しかしなかなか心惹かれるサイトにめぐり合えずに居た。私がたどり着いたサイトは、個性的なものが多かったのだが、井戸端会議的なモノが多く、建設的な話ができるところがなかった。個人のサイトなので、それはそれでいいのだが、私は論理的な話をできる相手に飢えていた。すぐにそのサイトに行ってみた。おおお、なかなかいいじゃん。硬い内容も、柔らかい話も、両方あり魅力的なサイトだった。それからそこは、私の好きな場所になった。ewomanサイト http://www.ewoman.co.jp/
2003/09/29
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近所の小学校で運動会があった。今日はいい天気。運動会日和。気温も、暑くもなく寒くもなく丁度いい。私が小学校の頃は、出し物にフォークダンスや民謡に振り付けをした踊りなどがあった。もちろん綱引きやリレーなども。懐かしいなあ。毎日毎日繰り返し練習した。顔なんて真っ黒に日焼けして。いまでも当時踊った「花笠音頭」を踊ることができる。近所の小学校でも、いろいろな地方の民謡をアレンジして、振り付けをつけている。最近は「和:ジャパネスク」が流行りなのだろうか?みんななかなかかっこよかった。一生懸命演技している姿に、ちょっぴり感動して、涙が滲んでしまった・・・。
2003/09/28
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先週の水曜日に市長インタビュー取材をした、原稿をまとめる。いや、まとめている途中。インタビューした時間は一時間なのだが、使える部分が少ない。質問の答えが、微妙にかみ合っていない気がする。こちらが意図した答えが得られていないと言うことなのだが、これをどうまとめよう・・・。もちろん、こちらの思うとおりの答えを期待していた訳ではないけれど、「M」誌に載せるという以上、もう少しなんとかならないかなあ・・・。「M」誌は、テーマが決まっていて、それにそって毎号特集が組まれているのだ。ん~、悩むところ。自分で資料を調べて、自分の解釈で原稿を書くより、インタビュー記事を書くほうが難しい。(4号ほど前の、絵本作家の生き様をインタビューしたときのほうが、書き易かったよ)
2003/09/27
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実は今、ダイエット中。以前は少し体重が増えても、軽い食事制限で元に戻っていた。しか~し、年齢と共にそれが出来なくなって、現在にいたる。(涙)事の起こりは一週間前なんだよね。初恋の人に会ってしまったから・・・。いえ、それからどうなるか、という話でもないんだけど、昔の日記を読んでいたら、当時の体重が書いてあった!ガ~ン!今より5キロも軽いよ。今から十年前、最後に失恋した時は激ヤセして、今の体重より10キロも軽かった。ちょっとそれは痩せすぎなので、私の身長からいえば、あと5キロ痩せるのがちょうどいいかも。で、始めたのがスープダイエット(有名なボ〇ラー〇)スープの他に、海草サラダ・トマト・豆腐・めざし・ゆで卵・野菜サラダなどを組み合わせてとっている。スープは、思ったより腹持ちがいいけど、穀類が好きな私は、ごはん・パンが食べられないのが悲しい・・・。あと甘いものも大好きだし・・・。(だから太るのか)しばらくしたら、リバウンドしないように運動も組み合わせようという計画なのだけど、どうなるかな。
2003/09/26
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この講座、副題は~魅せる紙面づくりにチャレンジ!~地元で編集の仕事をしている、二人の女性が講師。なかなか充実した講座だった。何が面白かったかと言えば、やはりワークショップ。グループワークで、「健康」「富」「正義」「愛」「自己実現」の五つの項目について、ランク付けをするのだ。まず個人決定。それぞれの項目について、自分が考え順序を決める。次に4~5人のグループに分かれ、そのグループでの順序を決める。これが難しい。例えば、私は「愛」を一番にした。他のメンバーの一番は「健康」理由は、「自分が健康でなかったら、他人に愛を与えられない」なるほど・・・。私は、何モノにも替えがたいのが「愛」で、全てに率先されると考えていた。しかし、他のメンバーの意見にも、なるほどと思ったのだ。私より年齢が上の方が多く、「だんだん体が言うことを効かなくなって来たので・・・」というコメントがあった。昨日の日記では「年齢や環境に左右されない云々」と書いたのに、やはり年齢は関係あるのか・・・としばし考える。いやいやそれは意識の問題で、「もう私は〇〇歳だから、こんなことは出来ないわ~」という逃げが危険だと思ったのだ。実際問題としては、体が健康じゃなかったら、映画も見に行けないし、レンタルビデオ屋にも行けない。レニ・リーフェンシュタール監督のように、七十歳代でダイビングも始められない。健康に気をつけつつ、向上意識のアンテナを張り巡らせておく、ということか。そういうことに気がついた、情報誌講座シリーズ。あと二回が楽しみだ。
2003/09/25
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今日は、ボランティアで編集スタッフをしている小冊子「M」の取材。市長へのインタビューだ。私を含め、4人の女性ばかりのスタッフが市役所へ。そこで3人の職員と合流する。時間きっちりに応接室に現れた市長は、心なしか緊張気味。スタッフによる、事前の打ち合わせ通りの答えは得られなかったけど、彼への好感度はややアップしたと言っておこう。取材後、スタッフの一人であるSさんと喫茶店に入った。彼女と、先ほどのインタビューのこと、映画のこと、女性問題やプライベートな考えなどを、4時間!ほどおしゃべりした。そのときに彼女に聞いた話に感動した。Sさんが友人をたずねてY県に行った時のことである。同じ列車に乗り合わせた婦人が、とても魅力的だった。ラヴェンダー色の帽子、ピンク色のドレス、白いサンダル。余りにも美しい色彩に驚き、着ている婦人の顔を見ると、年配の方。Sさんは彼女と色々な話をした。彼女、仮にAさんとしておこう。Aさんは以前専業主婦だった。仕事に邁進する夫と、中学生の息子の世話に明け暮れる毎日。ある日、息子の洗濯物をたたみながら、ふと考えた。「息子はもう手がかからなくなった。それでは、これから私は何をすれば良いのだろう。このまま年をとるのだろうか?」そういう思いに気付き、愕然とした。このままではいけないと、ボランティア活動を始める。その活動を数年続けているうち、活動のノウハウを身に付けていった。そしてボランティア活動をしていた分野で、会社を立ち上げた。時代の流れの後押しもあって、みるみるうちにその事業は波に乗った。今では3つほどの会社を持ち、顧問として活躍する毎日だという。「この前、アフリカに行ってきたの」「目的は?」「もちろんサファリよ」そう答えるAさんは、筋骨隆隆の女性ではなく、むしろほっそりとした女性だったらしい。しかし内面から溢れ出るエネルギーに、輝いていた。いい話だ。レニ・リーフェンシュタール監督の訃報のときも、「年齢は関係ない。大事なのはやる気だ」と思っていたのに、すぐ忘れてしまう。年齢や環境のせいにしがちな毎日。こういうエネルギー溢れる女性の話を聞くと、私にも力が湧いてくる。目標に向かって、前進あるのみ!
2003/09/24
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三日ほど前に、初恋の人と会った。高校時代の先生なのだ。もう十数年以上も会っていない。もちろんお互いに、環境も外見も変わっている。でも、“懐かしい”という感情が、時を越えるエネルギーとなり、私の心は一気に当時に引き戻された。実家に帰り、当時の日記を出してくる。毎日毎日、先生に会った状況や、先生との会話、どんなに先生のことが好きか、などがビッシリ書き込まれている。こんなことを書いていたんだ・・・・。少々驚く。毎日がドキドキしていて、些細なことで落ち込んでいる当時の私。今読めば「ど~してそんなことで落ち込んでいたのよ!」と言いたくなる。でも純粋。現在の私に比べ、何も知らない少女だけれど、キラキラしていたな・・・と思う。けっこう先生と仲良かったし、この状況はイイセンいってたんじゃない?とも思えるのだが、当時の私にはわからなかったらしい。先生が好きだという感情に振り回されて、先生の気持ちを推し量ることが出来なかった幼い私。日記を読み返していくうちに、当時の気持ちが再現され、先生の言葉にトキメキ、周りのライバルの行動に傷ついている今の私。日記を閉じた時、三年分の恋をしたように、甘い疲れを感じた。初恋って、いいね。
2003/09/23
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韓国映画「インタビュー」を見た。主演のシム・ウナは「美術館の隣の動物園」で見たし、イ・ジョンジェは「イルマーレ」で見た。どちらも素敵な作品だった。大袈裟なアクションシーンもなく、淡々と時が過ぎていくのが心地よい。「インタビュー」も同様の感想。「イルマーレ」のように、細部のストーリーをよく見てみれば、ドラマチックな要素がたくさん詰まっている。ゆっくりと、登場人物たちの心の軌跡をたどりながら、見ている者も自らの心の動きを感じることができる。激しいアクションシーンを羅列した映画も、ハラハラドキドキして面白いのだが、個人的な好みから言えば、淡々とした作品が好き。「インタビュー」も、インタビューをモザイクのように散りばめた映画を撮影している監督・ウンソクと、ひょんなことからインタビューを受けることになったヨンヒの、心の動きを丁寧に描いている。ウンソクがたくさん撮っているインタビューの中にも、様々な人生や愛の形が凝縮されていて、感動する。好きになった=SEXをするのではなく、相手の存在に気付き、相手の生きてきた時間に思いを馳せ、自分との共通点や相違点を見つけて楽しむ。こんな時間をいとおしみたい。こういう気持ちを思い出すことができる映画である。
2003/09/22
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今日のゲストは、上妻宏光(三味線)と押尾コータロー(ギター)。吉田兄弟を知ってから、三味線の魅力に目覚めたのだが、上妻宏光の演奏は、初めて聴く。爽やかな演奏という印象を受けた。若さ?押尾コータローのことも知らなかったのだが、惚れてしまいそうにセクシーな演奏をしていた。ギターを縦横無尽に活用して、音楽を楽しんでいる姿に好感度アップ!三味線とギターの演奏も、良かった。個々に演奏しているよりも、一緒に演奏している方が、それぞれの持ち味がうまい具合にミックスされ、また個性が際立っていた。
2003/09/21
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母校の運動会だった。友人に誘われ、見に行く。何年ぶりだろう。大学四回生の教育実習のとき以来かな?軽く十年以上は過ぎている。校舎の一部は改築していたが、ほとんど当時のまま。懐かしさがこみ上げてくる。六年間通ったという記憶は体に染み付いていた。廊下を歩く、階段を上がる、それぞれの場所のサイズを覚えている。体が勝手に動く。眼をつむっていても歩けそうなほどに。校門に足を踏み入れたとたん、「どこでもドア」をくぐりぬけたような感覚。あの頃に戻ってきた。当時の私は高校生。先生に恋していた。先生に会いたいために、学校に通っていたと言ってもいいぐらいの毎日。会えた日はうれしい日。会えなかった日は悲しい日。長期の休みは、自分の気持ちを持て余す長い時間。そんな風に三年間を過ごしてきた。十数年振りに母校を訪れたのは、当時を懐かしむ気持ちもあったのかもしれない。『先生に会えるかな?』雨のために、午後からの競技が延期になった。傘を差し、ぬかるみを気にしながら校門へと歩く。教室にかえる生徒たちの波に逆らいながら歩を進めていると、白い体操服の中に、紺色のジャージが目に付いた。『あ、先生』反射的に顔をそむけた。余りにも突然だったから。一呼吸おいて振り向いた私の目に映ったのは、生徒と談笑しながら歩いていく先生の後姿。懐かしい。友人が職員室に行こうと言う。「懐かしいから、先生達に会いに行こう」さっき顔をそむけ、先生の顔を見なかったことを後悔し始めていた私は同意した。職員室に続く階段を上る。何度この階段を上がったことだろう。職員室のドアを押す。懐かしい白い壁が目に染みる。セーラー服に身を包み、長い髪をおさげにした私が、毎日やって来た場所。紺色のジャージが目に入る。そして先生の驚いた顔。一気に時間を飛び越えた。
2003/09/20
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珍しく今日はTVをたくさん見た。普段、私が見るのはNHK朝のニュースのみ。まずNHK金曜時代劇「蝉しぐれ」原作を先に読むんじゃなかった。後悔しきり。ドラマはよく出来ているのだが、原作に比べ登場人物やストーリーが大分削られている。時間的制約を考えれば、仕方のないことだと思っているのだが、やはり物足りない。牧文四郎役の内野聖陽さんがはまり役で、ドラマの良さを感じさせてくれるのが特筆すべきか。しかし第三回「ふくと文四郎」で、ふくが藩主のお手つきになったと文四郎が知るシーン。あの場面の演出が今でも納得できない。ふくの懐妊にショックを受けた文四郎は、人のいない川のほとりで涙を流す。ええ?泣くの?文四郎さん。原作では、文四郎の心中の痛みを表現していたが、それを読んで文四郎が泣いているとは思わなかった。いや、泣かないと思っていた。文四郎の性格や、当時の武士というものを考えた時、泣かないよなあ~と思うのだが。22時からは「たけしの誰でもピカソ」を見た。ゲストは女子十二楽坊と中川晃教。女子十二楽坊は、先週の「題名のない音楽会」にも出ていた。私もけっこう注目している。以前映画「ラストエンペラー」に感動し、早速中国語を習いだしたことがある。同時に二胡の音色が琴線に触れ、すっかり虜になった。女子十二楽坊の音楽も、なかなか素敵だった。
2003/09/19
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15日に行ってきた。16日が最終日。チケットを持っていたのだが、あやうく忘れるところだった。(汗)場所は大阪・心斎橋の大丸。いつも思うが、デパートの展覧会は絵を見るのに適していない。照明がまずい。暗すぎるのが嫌なのだが、それ以上に気に入らないのは位置だ。油絵なんて見ようものなら、反射してほとんど絵が見られない。どうにかならないものか。展覧会自体は、なかなか見ごたえがあった。東京冨士美術館のコレクションを持ってきたものなのだが、とても充実している。ルノワール、モネ、ミレー、ターナー、セザンヌ、ユトリロ、キリコ、シャガール、ローランサン、ウォホール、リキテンシュタインなどなど。覚えているだけでも、素晴らしい画家たちの名が挙げられる。それぞれの画家達の作品が1、2点づつ展示されていた。一人の画家の作品のみを展示するのも見ごたえがあるが、このように偉大な画家の作品を少しずつ見ていく展覧会も素晴らしかった。
2003/09/18
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最近Y新聞紙上でカウントダウンが始まった。何のカウントダウンか?それはクリムト展があと〇〇日で終了する・・・ということを告げるものだった。ほぉ~念がいってるな。毎日新聞を広げるたびに「ほれ、もうクリムトの絵に会えるのも、残りわずかになって来たぞ。はよ見に来んかい」と急かされている気分だ。もう一度ゆっくり見ておきたかったので、重い腰をあげる。平日の昼間でも混雑していた。みんな新聞で急かされたのだろうか?(笑)今回は音声ガイドを借りて、ゆっくりと鑑賞。やはり見ごたえがある。前回見て気に入った作品の前では、足が止まる。音声ガイドで予備知識を聞きながら、作品鑑賞するのも面白い。ゆったりとした気分で鑑賞すれば、作品中の人物がリアルな視線で自分を眺めているのに気がつく。お互い違う時代に生きているのに、同じ空間を共有している不思議。画家が自分の手で絵の具を塗った、その息遣いまで感じるようだ。これが「本物」の持つ力か。これからも絵画に限らず、「本物」にどんどん出会い、異なる時代と空間の共有を蓄積していきたい。
2003/09/17
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久々に映画館に足を運ぶ。なんたってレディースディですもの。映画館の中は、見事に女性ばかり。監督はチャン・イーモウ。彼の作品は、出演作も含めて初期のものをよく見ていた。「古井戸」(主演作)「紅いコーリャン」「菊豆」「紅夢」「秋菊の物語」など。最近の「あの子を探して」「初恋の来た道」「至福のとき」はまだ未見。レンタルビデオを借りて見る予定。私が見た彼の初期の作品は、ストーリーが余り印象に残っていない。ただ鮮烈に心にあるのは「色」の記憶。今回の「HERO」も色彩の美しさが心に残った。ストーリーは、秦王を狙う刺客を倒した無名が語る、刺客を倒した経緯と、秦王が想像した経緯、最後に本当の経緯の3つの話が順を追って再現される。それぞれの話によって、衣装や背景の色が鮮やかに変わる。見ている者の脳裏に、強烈なインパクトを与えようとするように。確かに綺麗だ。インパクトもある。なのにストーリーが付いていってないな~という感想。最初の「赤の場面」は陳腐な展開だし(秦王でなくても気がつくかも)「青の場面」は美学で固めすぎる。やはり真実の「白の場面」が、見ていて一番しっくりくる。ワイヤーアクションもふんだんに取り入れていた。香港映画のワイヤーアクションは大好きなのだが、今回の「HERO」では使いすぎの感が否めない。決闘などのシリアスなシーンで、ワイヤーアクションが多用されており、なんだかコミカルな印象を受けたのだ。ワイヤーがないほうが、力強いアクションシーンを楽しめたと思うのだが。しかし、トニー・レオン、今回はマギー・チャンに切られっぱなし。どの回想シーンでもマギーにグサッとやられて、かわいそう・・・。彼に注目したのは台湾映画「非情城市」からだが、本当に素敵な俳優だと再確認。男前だし・・・。あと秦王役の陳道明さんが、歌舞伎俳優の中村勘九郎さんにそっくりで、目が離せなかった。(笑)素敵・・・。スタッフとして、アクション監督に程小東の名があった。彼が監督をした「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」は、私が香港映画にはまるきっかけを作った作品だ。懐かしい。他にスタッフは、ヴァイオリン演奏にイツァーク・パールマン。なかなか豪華な顔ぶれである。豪華なスタッフとキャスト。色彩を際立たせた形式美、とでも言おうか。
2003/09/16
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8月28日の日記に書いた「TVチャンピオン・小学生料理名人」の優勝者のメニューを、CASAに食べに行った。まだそのメニューをおいてあるか心配だった。昼を大分過ぎて、店に入る。窓際の席へ。メニューを見るが、お目当ての料理はない。あれ?試しにウェイトレスに言ってみる。「TVチャンピオンのメニューありますか?」「はい」ほっ、あった。しかし時間がかかるという。20~30分なら、わざわざ電車で来たのだから待ちましょう。しばらくしてまたウェイトレスが来る。ん?30~40分かかる?ちょっと、用意してないの?ムカムカしたが、やはり待つことにする。しぶとい客か。思ったより待つ時間は長くなかった。押し寿司のようなかたちのご飯の上に(寿司飯ではなかった)魚の照り焼き。タラの白身を焼いて、マッシュポテトと混ぜ、星型に形成したコロッケ。ミンチとつみれ入り?丸型コロッケ。ラタトゥイユ、魚のマリネ入りサラダ。アスパラベーコンとまぐろステーキのバーベキュー(串にさしてあった)。デザートは洋ナシのフロート。お値段は¥1280チャンピオンが作ったメニューの全てではないけれど、見た目はなかなかよく出来ている。たぶん味は全然違うのだろうけど。でもメニューにも店内にも、この料理を紹介していなかったが、売る気はあるのだろうか?CASA。
2003/09/15
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最近、女性監督に注目している。先日亡くなったレニ・リーフェンシュタールをはじめ、河瀬直美、安田真奈、レア・プールなど。ジェンダーの視点から言えば、女性監督、男性監督という線引きはよくないかもしれない。しかし女性監督の作品は、心にスッと入っていくような気がする。突き詰めて考えれば、女性監督の活躍の場は少ないので、現在頭角を現した彼女たちは、それだけ才能がある=作品のレベルが高い、ということなのだろう。「ムッシュ・カステラの恋」原題は「他人の趣味」というらしい。原題のほうが、ストーリーにより忠実。とにかく登場人物全員(犬も含めて!)皆が個性的である。さすがフランス映画。冴えない中年ちょびヒゲ男のカステラ氏が恋をする。相手は、売れない中年舞台女優クララ。何もかも趣味指向が違う二人。クララはカステラを毛嫌いする。「口ひげの男は嫌い」早速ヒゲを剃るカステラ。あれやこれやの涙ぐましい努力を重ねるカステラに奇跡は訪れるのか!?クララ(アンヌ・アルヴァロ)が、40歳・独身・恋人ナシ・売れない舞台女優としての不安を吐露する場面が胸に迫る。それぞれの登場人物のセリフがみんないい。大袈裟に騒ぎ立てるというより、ボソボソと呟く内容が、人間と言う不可思議な生き物を余す所なく表現しているのだ。脚本は、監督のアニエス・ジャヴイとカステラ役のジャン・ピエール・バクリの共同執筆。二人はプライベートでもパートナーらしい。アニエスは、ウェイトレスのマニー役でも出演している。マルチな女性なんだな~。ボディガード役のジェラール・ランヴァンが素敵だった!2000年 フランス
2003/09/14
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NHK「美術館紀行」は、“ウィーン・皇帝たちの美の帝国”TV大阪「美の巨人たち」は“美の殿堂至宝のレンブラント”どちらも面白かった。ウィーンの美術史美術館は、以前行ったことがあるのだが、なにせ当時は高校生だったので、美術的な関心が少なかった。ただ「綺麗で豪華な建物だな」という感想くらい。もちろんベラスケスの存在は知っていたので、彼の作品は興味深く眺めたのだが。美術史美術館の壁画に、クリムトの作品があるとは・・・。残念。もう一度行って、ゆっくり見たい。番組でも紹介されていたフェルメールの「画家のアトリエ」この絵を含むウィーン美術史美術館の名画が、来年東京と神戸に来るらしい。「画家のアトリエ」はアジア初公開。ルーベンスやレンブラントの作品も公開される。楽しみだ。レンブラントのコレクションが充実しているエルミタージュ美術館。ここには行ったことがない。行ってみたい美術館の一つ。エルミタージュ美術館を端から端まで歩いたら、なんと22キロもあるらしい。ゆっくり作品を見たら、何日かかるのだろう?一ヶ月くらい、エルミタージュの近くに住んで、ここの絵を見ることを日課にできたらいいだろうなあ。なんたる贅沢。番組は、レンブラントの妻の亡霊を案内人にして、レンブラントの生涯を語るというモノ。面白い。私は印象派の絵が好きなので、レンブラントのような重い色彩の絵は苦手なほうだ。しかし番組を見て、絵画が描かれた背景などを聞いていると、俄然レンブラントの絵が見たくなった。番組おすすめの「今日の一枚」は、レンブラントの「放蕩息子の帰還」人物の表情といい、それまでの人生が読み取れる様子といい、なかなか見ごたえがある作品だ。
2003/09/13
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2003年9月8日22時50分、レニ・リーフェンシュタールが亡くなった。享年101歳。9月10日の新聞で知った。年齢から言えば、「残念だ」というより「大往生」と言うべきなのかもしれないが、映画監督としての彼女が居なくなったのは、惜しい。彼女の作品を見たこともない私が、こんなことを言うのはおかしいのだが、彼女のバイタリティ溢れる行動力を知って、尊敬していた。1934年ナチ党大会映画「意志の勝利」、1936年ナチ・オリンピックと呼ばれたベルリン・オリンピックの記録映画「民族の祭典」「美の祭典」という映画をとり、ナチ共犯者として、彼女は第二次世界大戦後、不遇の生活を強いられた。それでも彼女は負けず、アフリカへ渡りスーダンのヌバ族の写真集を出す。71歳の時、年齢を20歳!偽って、ダイビング・ライセンスを取得。2000回におよぶダイブで世界中の海に潜り、「ワンダー・アンダー・ウォーター 原色の海」(2002年 独)という作品にまとめた。これが「アフリカへの想い」というレニのアフリカ再訪のドキュメンタリーとともに、シネセゾン渋谷で公開されている。(ぜひ見たい!関西では公開されないのだろうか?)なんという行動力。なんという精神力。私など足元にも及ぶまい。「もう〇〇歳だから・・・」などと言って、あきらめの言い訳に年齢を出しているようじゃ、まだまだだなあ。年齢や、自分を取り巻くモロモロの環境のせいにしてはだめ。レニは101歳まで行動しつづけた。ナチ共犯者のレッテルを貼られても、映画への情熱を絶やすことはなかった。激動の人生を生き抜いた彼女は、仕事と人生のパートナー、ホルスト・ケットナーに優しく見守られて、安らかに人生の幕を下ろしたらしい。私も試行錯誤しつつ、年齢にこだわらない生き方をしたい。
2003/09/12
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待ちに待った生染日。(注:染五郎ファンは、彼の舞台が見られる日、生で彼を見ることができる日をそう呼ぶ)5月の踊りの舞台では、ほとんど彼の声を拝聴できなかったから、今日は期待でドキドキ。演目は「阿修羅城の瞳」劇団☆新感線に染五郎さんが参加する形で、2000年夏に初演。今回は3年ぶりの再演と言うことになる。友人Sさんと高島屋で待ち合わせ。食事をして松竹座へ。今年、染五郎さんはほとんど関西に来ない。一昨年は、面白いほど?関西にきてくれて、(大阪・大和屋の能舞台で、彼の舞いを堪能)もうテンションがあがりっ放しだったのだが、今年は2回だけ。彼への気持ちが、微熱状態になってしまうのは仕方ない。今日はそんな思いをふっ飛ばし、魂を出門さまに持っていかれようと準備万端、松竹座へ入った。染出門さまは、相変わらず妖艶でお茶目で、日本の男のフェロモンを客席中に発散しまくり。私の座席は花道の横、しかもすっぽんの真横だった。染五郎さんが一番最初に登場するとき、すっぽんから出てきたから、その一瞬で頭に血が急上昇した。『3年ぶりですわね、出門様。お待ち申し上げておりました』そう心の中で叫びながら、もう目は出門に釘付け。こんな綺麗な男が存在するんだ・・・、という事実を再確認しつつ、至福に包まれていた。しか~し、今回はもう一人、男のフェロモンをほとばしらせているヤツがいた。その名は、安倍邪空(伊原剛志)前回の邪空は古田新太さんだった。彼の邪空もエキサイティングで良かった。今回の伊原さんは、もともと好きな俳優さんだったということと、邪空というキャラが今回はクールに演じられていて、私の好みのツボに入ったという二点が功を奏して、「魂のお持ち帰り」をされてしまったのだ。私の魂ちゃ~ん、戻っておいで~。
2003/09/11
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午前中、M誌編集会議。市長インタビューについて、打ち合わせ。今日は私の何回目かのバースディ。もう自分自身でも、特別な日という感覚は無いのだが今年は家族が忘れていた(涙)ま、いいけど・・・。あ、一人だけ覚えていたな。夜、花束が届く。年上の友人Sさんより。秋らしい、色彩の落ち着いた粋な花束だった。私が他の人に花束を贈るとき、いつも「ピンク系で」と指定するのだが、こういう渋い色彩の花も素敵だなあ。なんだかもらったほうは、自分が大人の女として認められているような気分になってくる。単純かな。昔もらった花束で印象に残っているのは、カスミソウだけの花束と両手一杯の真っ赤な薔薇の花束。カスミソウの花束は、欲しかったので、当時付き合っていた人に買ってもらった。薔薇の花束は、クリスマスに付き合っていた人がプレゼントしてくれた。美輪明宏さんも、誕生日に三島由紀夫氏から薔薇の花束をもらっていたらしい。三島氏が自決をする前、美輪さんの舞台の楽屋に、抱えきれないほどの薔薇の花束が届いた。これからの誕生日の分も・・・。いくつになっても、私は花をもらうのが好きだなあ。両手一杯でも、一本でも。
2003/09/10
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六万年ぶりに地球に大接近した火星。さすがに天体望遠鏡は買わないけれど、「六万年ぶり」と聞けば興味津々。次に火星が大接近するまで生きないだろうから、(当たり前か)最近はよく夜空を見上げる。今夜は火星と月が寄り添うらしい。ふむふむ。夜八時過ぎ、ベランダに出る。いやあ、月が美しく輝いている。その左下に、ポチッと赤い火星。九時過ぎまで、時々ベランダに出て火星の位置を確認する。月がだんだん昇ってくるのと並行して、火星が月にくっついていくのが見えた。左下から見えなくなり、今度は右下へ。月の女神ダイアナが、紅いつけぼくろを色々な位置につけかえているようだ。シベリアでは、火星が月の後ろに隠される火星食になるらしい。ここでもしばらく火星の位置が確認できなかったが、月の光がまぶしかったので、その光の中に隠れていたのだろう。月の女神のつけぼくろは、ルビーで出来ていると感じた一夜。
2003/09/09
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家族が借りてきたので一緒に見る。ふうん、なかなか面白いじゃない。もちろんストーリーは子ども向きだけれど、大人にとってもいい気分転換になるかも。勧善懲悪の話なんだけど、けっこうツボは押さえてある。主人公?のサリーの友人、マイクがいい味出してる。ま、2番手として、お決まりのキャラなのだが。「モンスターズインク」が映画館で上映されていた頃、マクドナルドのハッピーセットにサリー、マイク、ブーのいずれかの人形がおまけについていた。あの時まだ映画を未見で、「マイクがめちゃくちゃ気持ち悪い~」と思っていたんだけど、作品を見れば、その考えは一変した。(笑)「マイクってなかなか可愛いな」第一印象も大事だけど、その人?の中身を見て好感を持つこともある、ということでしょうな。ラストもいい。小さい子どもには、ちょっとわからないかもしれないが。
2003/09/08
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ゆっくりとTVの前に座って見始めなかったので、最初はなかなか話が見えてこなかった。厨房は戦場のように忙しそうだし、なんだか三角関係のような男女がいて、人が殺されて・・・。後半、じっくりと見たら、だんだん話がわかってきた。オチは意外で面白かったのだが、そこに行くまでが少々退屈だった。ただ、料理の数々が美味しそう!特に、オーナーの息子のトップシェフが女友達のために作った一品が秀逸だった。私にも作って。(笑)映画を見終わった後は、とにかく美味しいものが食べたくなる。そして美味しいものを作りたくなる。でも・・・・繁盛しているレストランの裏側って、いつもああいう状態なのだろうか?そうだとしたら、少々恐い。あの忙しさで味付けのミスはない?変なものは混入しない?(マフィアに殺虫剤をかけたステーキを出そうとしたシェフがいた)外食をするということは、その店の料理人に全てを任せると言うことなのだなあ~と、確認してしまった。一々そんなことを意識して食事は出来ないけれど。
2003/09/07
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NHK金曜時代劇で8月22日から、藤沢周平原作の「蝉しぐれ」を放送している。主演の内野聖陽が好きなので、見始めたのだが、なかなか面白い。相手役の水野真紀も、「ふく」という役柄にぴったり。早速原作本を買ってきた。藤沢周平の小説を読むのは初めてだ。464頁と分厚いのだが、細切れの時間を集めて、3日ほどで読んた。主人公の、牧文四郎はいかにも時代小説の主人公らしいキャラクター。剣の達人で、清廉潔白、温厚で、思慮深い。(誉めすぎか?)ドラマを先に見たので、読み進めている最中は、文四郎の場面でいつも内野聖陽の顔がちらつく。読後感は、「存分に楽しめたのだが、なにか物足りない」ストーリーは盛り上がりもあり、ハラハラドキドキしながら読んだのだが。何だろうか。文四郎やふくの性格も、魅力的だし。あえて言えば、他の登場人物が在り来たりの性格設定だったからかもしれない。そして彼らの人生が読み取れない。文四郎ありき、なのである。いや、それが水戸黄門的な時代小説の良さなのかもしれないが。私に物足りないと言う印象を受けさせたもの。それを考えると、ふと「ハリー・ポッターシリーズ」が浮かんだ。あれか。「ハリー・ポッターシリーズ」は、主人公のハリー以外にも他の登場人物も、皆個性的で魅力的な人物が満載なのだ。彼らが主人公の物語も出来そうなほどである。そして、その個性的な脇役たちの人生も描かれている。ハリーと出会う前にも、彼らには人生があり、泣き、笑い、苦悩したのだ。その結果、ハリーとであった頃の彼らの性格が形成された。そう言うことが読み取れる物語なのだ、「ハリー・ポッターシリーズ」は。しかし、藤沢周平の情景描写は美しかった。日々使い慣れた言葉を、新鮮に料理している、と感じた。ふくと文四郎の別れのシーンも良かった。切なく胸に染みた。これは時代小説ではなく、恋愛小説なのではないか・・・。そう感じるほどに、ふくと文四郎の恋愛が強く心に残った。藤沢周平のほかの作品も読んでみたくなった。
2003/09/06
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今日の午前中は、私が所属しているディベートの定例会があった。10月に試合があるので、そろそろ資料を集めたいのだが、論題が決まっていないので、今日は連絡事項を聞き、あとは雑談。雑談と言っても、他のメンバーは映画や書物に造詣が深い人ばかりなので、充実した時間だった。世間では「女が3人以上集まれば姦しい」などと言うが、女は人の噂ばかりをしているわけではないのだ。午後からは、「よみうり読書 芦屋サロン」に行く。今日のゲストは作家の小川国夫氏。読売新聞紙上に掲載された「しのさん」という小説は、なんだかしっくりしない読後感だった。その小説が良くないと言うのではなく、読み応えがあり「しのさん」と彼女を取り巻く男たちとの関係がリアルに迫ってきたからこそ、感じる思いだった。小川氏の朴訥とした語り口に、好感を持った。ユーモアもあり、なかなか楽しい時間を持てた。途中、小川氏の落ち着いた語りのためか、舟をこぎそうになった。私の横には、随筆教室の講師である作家のS先生がいらしたので、緊張のため眠れなかったのだが。(笑)
2003/09/05
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昔から欲しかったもの、それは「どこでもドア」いつも思っていたのだが、移動時間って無駄だ。もちろん移動時間にも楽しみが含まれている旅は別だが、日常のあらゆる移動時間は、できることなら省きたい。そして空いた時間を他のことに使いたい。「どこでもドア」があれば、約束の時間ギリギリまで好きなことができるし、交通費もかからない。海外旅行も交通費はタダで移動時間がゼロなら、地球の裏側にだって毎日行ける。外国語の取得に、自宅から通いながら留学状態にすることも可能。移動時間と交通費を無くすれば、こんなにイイコトが満載。あ~、私のドラえもんがいないかなあ~。
2003/09/04
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今日は久々の編集会議。「映画とジェンダー」の特集が出来上がっていた。う~ん。原稿を書き終わったときは、力を出し切った!と思うのだけれど、出来上がりを見ると、まだまだ満足できないな、と感じる。調べたはずなのに、後からドンドン興味深い資料が出てくるのだ。「これも盛り込みたかった」「この話も興味深いなあ」など、きりが無い。しかし、もう後戻りは出来ない。今日は、次号の特集についての話し合いがメインなのだ。次号は市長インタビュー。私は原稿書き担当になる。TさんとSさんはインタビュー担当。インタビューするのは難しい。私が口下手(?)ということもあるのだが、相手の本音を聞きだすのは、骨が折れる。それならば書くほうがいい。また後悔しないように、市長についての資料を念入りに集めようか。
2003/09/03
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はい、大人の女の私も、ご多分に漏れずセブルス様を崇拝しております。私がハリーと同年代ならば、また好みは別の方面だったかもしれませんが。セブルスのどこが好きか?全部(笑)ミステリアスなところや、頭の回転が速いところ。とびっきりのユーモアセンス。(「秘密の部屋」でセブの最初のセリフが絶品)ルックスも(たぶん)タイプだろう(アラン・リックマンは適役)今日はとても暑かったので、思考回路が停止状態です。よって日記もこんなラフな感じです。
2003/09/02
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随筆教室のM先輩が、多田智満子さんの友人だったと判明。私自身、多田智満子さんの名前を知ったのは、今年2月の彼女の訃報記事だった。「こんなに多才な女性がいるんだ」と素朴に感動した。彼女の作品を読んでみたいと思い、本屋に行ったが見つからなかった。M先輩にお願いして詩集「薔薇宇宙」と句集「風のかたみ」を借りた。「薔薇宇宙」は1964年出版だし、「風のかたみ」は彼女のお葬式で配られた非売品なので、貴重品である。「薔薇宇宙」を読んだ三島由紀夫が感心したというエピソードもある。「風のかたみ」は素晴らしかった。凛とした気品の中に、優しさが混在しているような・・・とでも言おうか。サイエンス・ライターの柳澤桂子さんの文章に似た印象を受ける。大病をした人の、強さと優しさが共通しているからだろうか?じっくり味わって読んでみようと思う。
2003/09/01
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