全10件 (10件中 1-10件目)
1

改造TLR125にはTLR200用のアルミ製アンダーガードを取り付ける予定で磨いてあったが、エンジンとの隙間に入れるゴム製のエンジンクッションがなかったので取り付け出来ないでいた。HONDAに問い合わせてみたら、既に廃番となっているようである。こうなるとどうしても取り付けたくなるあまのじゃくの性格なので、適当な物を探してみた。ヤフオクではTLM220用がアンダーガード込みで500円で出ているが、形が違うので加工が必要になるし、送料を入れれば1,000円を超えてしまう。どうしようかと迷っているいるところへ、妻がホームセンターに洗剤を買いに行くのでカードを貸してくれと言ってきた。(私が持っているカードはホームセンターのカードとジャパンネット銀行のカードの2枚だけですから!!)おっ渡りに船。それなら一緒に行こうとフィットに乗り込んだ。TLR200からエンジンクッションを取り外してサイズを計測したら140mm×120mm×15mm程度であったので、良く似た物を探したら、何れも150mm×150mm×10mmのゴム板と硬質スポンジの物があったが、スポンジは耐久性が無さそう。ゴムは両面スリットが入った物とベタの物の二種類だ。比べて見るとスリットの方が軽く加工もやりやすい。オマケにスリットが滑り止めにもなりそうであったが、値段が900円と高い。さて、どうしたものか。こういう時は妻が持つ買い物カゴにそっと忍ばせて、クルマで待つのが一番の買い物上手の方法である。カードを貸してクルマの運転までしたのだから安い物だ。私の時給は高いのだ!早速、スリット入りゴム板の加工に移る。TLR200のエンジンクッションを重ねてマジックで印を付けて、金切り鋏で切断する。仕上げはベンチグラインダーで切り口を整える。アンダーガードに開けられたクッション設置用の楕円の穴に合わせて余ったゴム板を切り取り整形。位置決めを行いゴム用ボンドで張り合わせば完成である。スリット付きのゴム板は思った通り加工が簡単で大正解であった。後は、アンダーガードに嵌めて、車体に取り付けるだけであるが、取り付けボルトを締めると何だか違和感ある......。そうだった。忘れていた。TLR200用のアンダーガードなのでTLR200用のエンジンクッションを作ったのだが、このエンジンはXL125S用だった。従ってエンジンも形が違う。当然エンジンの底の部分の形状も違ったのだ。アンダーガードの後ろ2本のボルトを全て締め込むとアンダーガードが曲がってしまうので半分程度に抑える。クッションはエンジンの形にピッタリと合っていないが、役目は果たしているようなので、大丈夫だろう。スリット入りゴムマットクッションパーツの形に切り出したゴムマットゴム用ボンドで接着した動き止めアンダーガード装着クッションゴムと合っていないエンジン下部
2016.05.29
コメント(0)

改造TLR125をじっくりと試乗してみたら、ブレーキの効きが甘い事が判明。特にフロントはレバーを握ってからもホイールが回転してしまう始末である。このバイクは前後共TLR200用のホイールを使用しているのだが、ブレーキはTLM50と同じ小径のドラムブレーキとなっているので、元もと効きは良くない。従ってTLM220R用のフロント回りを移植してディスク化を図るのが定番となっているようであるが、それにしても、TLR200のドラムブレーキと比べても雲泥の差だ。組み立て時にはブレーキシューが半分位残っていたと思うが、前後共アジャスターをかなり絞り込んでいる。この状況で一番効果的なのは新品のシューに入れ替えてみることだろうと思い探してみた。整備業者向けに開発したアフターパーツブランドPFPなるメーカーがノンアスベストのシューを1セット670円で販売していた。4セットまでなら送料が160円なので、ついでに2台分(4セット)購入してみた。シューを留めるスプリングは既存の物を使って下さいとの指示であったが、新品が付属していた。早速、フロントから取り付ける。新品のシューなので当然厚みが増して、アジャスターも適正な位置で調整できる。リアはTLM50用のブレーキアームを付けているので、更に効きが悪くなっている可能性が高いと思い、保管部品を探してみたら、TLM220R用のアルミ製ブレーキアームが出て来た。比べてみると長さがかなり違う。リアブレーキの改造の定番もやはりTLM220R用を使用するようである。ナイロンディスクとボンスターで汚れを落とし新品のシューと共に装着する。今度は如何にも効きそうである。前後共に新品のシューに取替が終わったところで走行テストを行う。先ずはフロントからだ、レバーのストロークも僅かとなりガツンと効いてロックする。申し分無い効きだ。次はリアだ。踏みしろのストロークを調整してから踏み降ろすと、リアが完全にロックされてタイヤを引きずる。これは凄い。やはりアームの長さは伊達ではなかった。リアブレーキだけでも十分止まれそうである。PFPのブレーキシューリアの新旧シューブレーキパネルに取り付けたシュー(上)TLM50と(下)TLM220Rのブレーキアーム改造TLR125に取り付けたブレーキアーム
2016.05.27
コメント(2)

そろそろゼファーの整備に掛かる事にしたのだが、整備室にはクラブマンが鎮座していて邪魔なので、他の場所へ移動する事にした。移動先は屋根はあるものの部屋になっていないので、折角磨いたバイクに埃が積もって汚れてしまう。そこでバイクカバーを買って被せてみる事にした。ゼファーの整備が終わるまでなので、安物で良いのだ。早速、調べてみると、色々なメーカーから色々な種類が発売されている。寸法も表示されているが、どの大きさを買って良いのか良く分からない。大体の見当を付けて大阪繊維資材のバイクカバータフタ LLサイズ1,331円を注文した。名前がタフタの割りにはレビューが耐久性が無いと書いてある。どうやら名前倒れのようであるが、この値段なら我慢我慢である。商品が2日で到着したのでGB250クラブマンに被せてみると前も後ろも高さもピッタリであった。正にクラブマン専用カバーのようである。シート生地は薄いが1年位は十分持ちそうである。クラブマンが終わったらTLに被せて見ようかな。それとも福さんのディアベル用に2,000円で売りつけるとしようか。悩む所である。バイクカバータフタタフタLLの使用状況
2016.05.25
コメント(2)

新緑の眩しい好季節。天気は快晴。こういう時こそセローで山に出掛けたいと思い午後の空いた時間にエンジンを掛けてみる。トリクル充電器のお蔭とキャブのガソリンを殆ど使い切っていたために、始動はすこぶる良いが、長く乗っていなかったので、タイヤの空気がかなり抜けている。今日は前後共に1.5気圧に調整して山を目指した。なるべく獣道を走ろうと脇道にそれるが、今の時期は草が茂っている場所が多く、奥深く進めず、やむなく林道を走る森林浴に切り替える。鬼ノ城、豪渓方面の山を堪能して、今日は高梁川の河川敷のオフロードで締めようと、走っていたら大きな水溜まりが出現。迂回しようにも右は灌木、左は野イバラの群生で通れない。覚悟を決めて水溜まりを通れば何て事はないが、少し深そうで、その上汚泥が溜まってヌラヌラしていたので、バイクが汚れるのを気にして、少し引き返し土手の斜面を走って迂回する事にした。しかし、この土手には1mを超える草がビッシリと生えており、足下がどうなっているのかさっぱり分からない。意を決めて大きな石や凹みなどはないだろうとの思い込みでギアを下げて突っ込んだ....。その時事故は起こった。突っ込んでみたものの、草丈は思った以上に高く「これはマズイ」と思った途端にフロントが何かに当たって跳ねて土手の斜面でバランスを崩した。運悪く車体は谷側に傾いたので、咄嗟に体で山側にバランスをとったのだが、斜面では車体を支え切れない。そのままスローモーションのように谷側に倒れて行く。もうどうしようもない。バイクが倒れる瞬間に体が放り出され、背中からドスンと転落。思った以上のかなりの衝撃であったが幸い草の上だったので、怪我は無かったのだが、バイクはエンストしたままタイヤを山側にして倒れている。ガソリンも少し漏れているようなので急いで起こそうとするが、重くてなかなか起きてくれない。ヘルメットを脱いで玉の汗をかきながら渾身の力で何とか起こし山側に寝かせる。キーをOFFにして一息いれて、破損箇所の確認を行う。オフロードバイクなので少々倒しても壊れるところは少ないし、転倒箇所が草の上だったので壊れている箇所はフロントブレーキレバーの外は無かった。しかし倒れた時にバイクの車重を一気に受けたレバーは飴のようにグニャリと曲がってしまっている。あ~ぁまたやってしまった。これでブレーキレバーを曲げるのは3回目だ。だから何時もブレーキレバーは新品だ。トホホ.....。新緑のオフロードやっとの思いで山側に寝かせたバイク無惨に曲がったブレーキレバー
2016.05.23
コメント(4)

改造TLR125にはXL125Sのエンジンを乗せている。このエンジンにはタコメーターの取り出し口が付いており、125ccながら標準でタコメーターが装備されている。TLR200のフレームを利用してトライアルバイクに改造してしまったので、タコメーターは必要無いと思い取り付けていなかったのだが、ケーブルの取り出し口にゴミ混入防止の栓を取り付けようと思い適当な部材を探してみたが見つからない。それならいっその事、タコメーターを取り付けてしまえと言う事で、ホームセンターで利用できそうな金具を物色しに出掛けたら、塩ビ管などを留める金属バンドがあった。持参したタコメーターに嵌めてみると、少し小さく留め金が開いてしまうが、何とかなりそうなので、レジに持って行く。レジのオバちゃんが「127円です。」と言ったので、財布から小銭を出そうとしたとき、事件は起こったのであった。財布から摘み出した百円玉と十円玉を握ったまま1円玉を探していたら、片手で持っていたタコメーターがスルリと抜け落ちレジの床に落下したのである。思わず「あっ~」と大声を出してしまった。その声でレジのオバちゃんと前にレジを済ませたオバちゃん2人が凍り付いた。直ぐにタコメーターを拾い上げて損傷の確認を行っていると、レジのオバちゃんが「大丈夫ですかぁ~」と尋ねる。客のオバちゃんは「時計落としたの?」と覗き込む。オバはん!これは時計じゃあねえんだよう。時計は針が2つだがこれは針が1つのバイクのタコメーターだ。そんなことを女子供に言っても分からないだろうが....。問題はそのタコメーターだ。何と!落とした衝撃で針がポッキリと折れているではないか。やってもうた。ガックリである。もう泣きそうである。絶望に打ちひしがれて、うなだれているいる背中にレジのオバちゃんの「127円です。」の無情な請求が追い打ちを掛ける。タコメーターが壊れた今、それを留めるためのバンドがたった今いらなくなったこの悲惨な状況が分からんのか。買った商品を元の棚に戻す気力も萎えて、レジカウンター置いたままホームセンターを負け犬の如く後にする姿は哀れとしか形容できないであろう。元気なく帰って来たものの、壊れたタコメーターが気になる。壊れたと言っても外見上は針が折れただけなので、ケーブルを繋いでエンジンを掛けてみると折れて短くなった情けない針は正常に動くことが確認された。針だけ替える事が出来れば、復活になるかも....。このタイプのメーターはゴムパッキンとガラスを金属モールでカシメているので、このカシメを外す必要がある。一抹の望みを託してドライバーの先でカシメ部分を起こしてみると、綺麗には出来ないが何とかなりそうである。メーターの周囲を地道に全て起こすと何とかカシメが外れた。ガラスを外すと中から折れた針が出て来た。針にアクセスさえできれば、折れた針を瞬間接着剤で接着しようと思っていたのだが、運悪く針は3つに折れていた。しかもプラの針は夜光塗料も剥げ落ち風化状態にあり、今にも折れそうである。道理で落下の衝撃程度で折れてしまったのだ。こうなれば、針ごと交換してしまおうと、メーターを探したらGSX750E4の壊れたメーターアッセンが出て来た。このコンビメーターは裏側の8箇所ほどのビスを外し、距離計のツマミをひっこ抜けばメーターパネルにアクセスできるのである。メーター類はこういう作りが有り難い。壊れているタコメーターの針を台座ごとひっこ抜いて根本から鉄ノコで切断。ベンチグラインダーで整形する。XLのタコメーターの針をペンチで砕いて台座から取り去り、GSXの針を瞬間接着剤で貼りつける。少し太いが夜光塗料もバッチリで問題無い。後は組み立て、カシメを平刃ハンマーで叩いて元に戻す。当然ながら完全には戻りきらないので、ホットメルトで傷口を完全に塞ぐ。メーターの余分なステーやボルトを切断して、ベンチグラインダーで仕上げる。ここまでやって再びバイクに繋いでエンジンを掛けてみる。メーターが正常に動いている事を確認して、ホームセンターに走って127円の金属バンドを再び買ったのは言うまでもない。メータケーブルの長さや視認性、取り付けの難易度などを勘案して右のフロントフォーク取り付けボルトを利用する事にした。タコメーターが少し右に張り出す形になるが、メーターケーブルの取り回しがベストなので良しとする。これで改造TLR125にタコメーターが装備されたのだ。満足。えっ!必要ないってか!。しっかりとカシメられているタコメータードライバーで無理矢理外したカシメ跡針が折れたメーターパネルタコメーターの心臓部GSX750E4のメーターケースから外したタコの針補修が終わったタコの針ホットメルトでカシメを戻した上から防水対策を施したメーター金属バンドと修理が完了したタコメーター車体に設置したタコメーター
2016.05.21
コメント(4)

改造TLR125用の6Vバッテリー6N2-2A(オリエンタルバッテリー1,188円)が届いたので早速取り付ける。キーをONにすると、ニュートラルランプが緑に光るのだが、ウインカースイッチを入れると点滅しない。エンジンを掛けてアイドリング状態だと1、2回点滅して点灯状態になってしまう。アクセルを少し開けて回転を上げると正常に点滅する。6V電装なのでこんな物なのかも知れない。切れてしまっていたヘッドライトバルブ6V25/25Wを予備のTLM50のライトから外して取り付け、エンジンを掛けながらライトスイッチをONにすると一瞬明るく光って切れてしまった。ローライトに切り替えるとこちらは点灯する。どうもバルブに過電流が流れているようだ。良く考えてみると、このエンジンはXL125Sのエンジンなので、シャリィと同じ6V電装で、ライトは発電機から直接繋がっているので、バッテリーとは関係ない。と言う事は発電容量がTLM50やTLR200と違うのかも知れないと思い、保管してあったXLのライトを分解してバルブを取り出してみた。先ずバルブの形が違うしかなり大きい。口金形状P15D25-3、ガラス球形式RP30、容量は6V35/36Wだ。やっぱり発電容量が違うようだ。因みにTLM50とTLR200につけられているバルブは口金形状P15D25-1、ガラス球形式T19、容量は6V25/25Wだ。TLM50のライトには口金が異なるためXL125Sのバルブは取り付ける事ができない。ガラス球形状は兎も角、口金形状P15D25-1で6V35/36Wのバルブを探す必要があるのだ。ネットで検索するも6V35/36Wが特殊なのか見つからない。モノタロウに35/35Wのハロゲン球があったので妥協しようかと思った時、ヤフオクでHONDA純正6V35/36.5Wのヘッドライトバルブを見つけた。当時物で1ヶ1,000円と高めの設定であったが、もう日本にはこれ1つしかないと自分に言い聞かせて落札した。早速、改造TLR125のTLM50用ヘッドライトに取り付けてエンジンを始動、ライトスイッチをONにしてみると明るく点灯、ハイ/ローを切り替えて見るも両方問題無く点灯する。最後の一品大事に使用する事にしよう。6VのオリエンタルバッテリーXL125Sのバルブが図6-3 TLM50/TLR200のバルブが図6-4左から6V35/36.5W.6V25/25W.6V35/36W
2016.05.19
コメント(2)

TLM220Rのリア左ウインカーを取り付けるプラの台座が壊れていたので、前オーナーがウインカーをタイラップで留めていたのだが座りが悪いので常に下を向いている。中古部品で購入した当初から直したかったが、プラ部品の加工は難しいので、そのままになっていた。時々はヤフオクを覗いてはいたのだが、程度が良くて安い物がなかなか出て来ないと思っていたら、殆ど新品に近いテールアッセンの上物が出て来た。出品者は何のテール回りか分からないようで、TLR200のカテゴリーにも出品していた。3,000円程度で手に入れば有り難いと思いながら様子を見ていた。が、1日前で既に4,000円を超えてきたのを見届けると、参加気力が失せてしまって酒を飲んで寝てしまった。それならばと翌日修理して見ることにした。ウインカーを取り付ける台座の部分は千切れて欠損状態なので、台座を作るところから始めなければならない。経験上プラ部品を作って接着するよりは、ポリエステル樹脂で型を取る方が丈夫であるので、今回もこの方法で行う事にした。台座の割れた部分に食いつきを良くするために、小さなビスをぶち込んで、油粘土でポリエステル樹脂を流す型を作る。ポリエステル樹脂に硬化剤を混ぜて粘土の型に流し込む。1日置けばポリエステル樹脂は完全に硬化するので、後は慎重にグラインダーに取り付けた砥石で削って形を整える。ウインカーの配線と取り付け用の穴をドリルで2箇所開ければ完成である。今回はポリエステル樹脂に2箇所の穴を開けたので、強度的に不安があるが、壊れたら次の手を考えよう。ビスをネジ込んだ千切れたウインカーの台座油粘土の型にポリエステル樹脂を流して固めるグラインダーで整形したポリエステル樹脂右側の台座を見ながら同じように削るビスで留めされたウインカーお辞儀が直った左側のウインカー
2016.05.17
コメント(0)

改造TLR125用の6Vバッテリーも注文したので、星乃充電器の細工の準備に取り掛かる。幸いな事にこの充電器にはソケットで付け変えが可能な丸型端子と鰐口クリップの両方が付いていたので、丸型端子の方に12Vバッテリーを搭載するバイク全て付けているのと同じカプラーを取り付けるのだ。その前にカプラーの予備と少なくなった電装コードを調達すべく、藤さんに教えて貰った松本無線に行ってみようとネットで定休日の確認を行ったら、何と今年の2月に店舗を青江に移転しているようだ。電気パーツの小物類の品揃えはピカイチなので少し遠くなってしまったが仕方がない。雨が降っていたのでクルマで出掛けると、青江交差点の市内方面国道沿いに大きなビルがあり、その1階に移転していた。駐車場はビルの裏にあったので、クルマでも大丈夫だ。新店舗は綺麗で凄く広い。見ても訳の分からないパーツが所狭しと並べられているのは前の店舗と同じである。早速、同じカプラーを探す。1セット150円が200円に値上がりしていたが、同じ物があったので助かった。電装コードは赤黒のW線が1m110円だ。これは安い。ついでに二股ギボシがあるかと店員に尋ねたら小さな引き出しから出してくれた。何でもあるものだ。しかもバラ売りだ。小物が揃ったところで、改めて作業に取り掛かる。50cc用の6Vバッテリーは12Vのように+と-の端子が剥き出しになっておらず、分解できない内部から赤い+線と黒い-線が出ているだけなので、カプラーの配線を直接端子に接続できない。仕方がないので、プラスとマイナスのギボシをそれぞれ二股にしてそこにカプラー付きの配線を接続する事にした。電装コードの被膜を除去してギボシを取り付けるにはクニペックスの電工ペンチの出番だ。切れ味が良く圧着も思いのままだ。実に使いやすい。ホームセンターの電工ペンチとは雲泥の差だ。カプラーを付ける事によってバッテリーを外す事無く車載のままで、充電が可能になるので充電の手間が少なくて済むのだ。配線を整理してカプラーだけをバッテリーカバーの隙間から外に出す。シートを元に戻せば隠れて見えない。これで完了である。試しに充電を行ってみた。6Vと電圧表示のインジケーターランプが緑に点灯し、1時間程で両方点滅に変わった。トリクル充電モードになったのでそのままにして夕方動かそうとしてキーをON......。ニュートラルランプが点かない。キックでエンジンを始動してみるとニュートラルランプが弱々しく点灯、ウインカーも弱々しい。更に吹かしてみるとニュートラルランプが明るく発光して切れた。???どういう事だ。バッテリーは満充電の筈、もしかして配線を二股にしたのが原因で、バッテリーが突然死したのだろうか。試しにバッテリーを外してエンジンを掛けてみると、ニュートラルは消えたままだが、ウインカーは弱々しく点る。さっきと同じ症状だ。バッテリーの電圧を測ると、電圧がない。いよいよ壊れたかと思いヒューズを確認すると新品のヒューズが切れていた。どこかで大きな電流が流れたのだろう。ヒューズを取替て始動してみるとニュートラル以外は正常に戻った。二股が心配になったので取り外し全て元に戻す。充電は鰐口クリップで行った方が良さそうである。充電用2股配線鰐口クリップに付け替えての充電TLR125に搭載のTLM50用のバッテリー/古すぎて充電不能ランプが点滅
2016.05.10
コメント(0)

シャリィに新品の6Vバッテリーを奢ったので電球も切れることなくすこぶる調子が宜しい。そこで、昨年修理した改造TLR125のニュートラルランプが試運転中に点かなくなっていたことを思い出した。TLR125のエンジンとメインハーネスはXL125Sの物を使用しているので、6V電装なのだが、TLと違ってレギュレーターの代用としてシリコンレクチャファイヤが付けられている。このレクチャファイヤは交流を直流に変えるだけの整流器なので、構造はシャリィと同じである。XLのレクチャファイヤは形がTLのレギュレーターとよく似ていたので、レギュレーターだと思い込んでいた。従ってXLではコンデンサを付けてバッテリーレスにするにはレギュレーター変換器を取り付けなければならない。だから、試走中に回転を上げたためにニュートラルランプの電球が切れたのだ。TLR125も新品のバッテリーに交換する必要がある。50cc用のバッテリーは安い物だが、あまり乗らないので、充電ができる環境が望ましいと思い、6V対応のトリクル充電器を探してみたら適当なものがあった。星乃充電器3,700円。バイクバッテリー充電器(6V/12V切替式)サルフェーション除去機能搭載。コードの先を切断してカプラーを取り付ければ、他の12Vのバイクにも使えるしこれで一石二鳥だ。星乃充電器
2016.05.09
コメント(2)

倉庫に仕舞ってあるスズキRH250。ダウンフェンダーにしてスカチューンを行った所で満足してそのままにしていた。250にしては大柄な車体と2サイクルの大音量が鬱陶しいのでエンジンも掛けずにいたが、あれからもう3年が経つので、これ以上放置していたらガソリンが腐ってキャブが詰まりそうなので、引っ張り出してエンジンを掛けてみた。バッテリーは当然死んでいたが、キック5発で呆気なく掛かってしまった。3年前のガソリンでも大丈夫なようである。暖機が終わったところで、3年分の埃を拭って磨いてみると、耐熱塗料を塗ったチャンバーに赤サビが少し出ていた。フロントの自作ダウンフェンダーはボルトが一箇所無くなっていたので同じキャップボルトを取り付ける。リアブレーキスイッチのバネロッドが錆で折れていたので、針金で修理した他は不良箇所は見当たらない。その辺を少し乗って見たら、フロントディスクブレーキの効きが良くない。エアーは咬んでいないようだが、ガツンと効かないのだ。フロントを集中的に使って様子を見ていたら、キャリパーから煙が上がった。どういう事だ。ブレーキの火事は初めての経験である。急いでバイクを止めてキャリパーの様子をみると、ダストシールの間から蒸気のような物が音を立てて吹き出して来て、やがてダストシールが圧力に負けてポンいう音と共に飛び出して来た。ブレーキフルード見てみると赤黒く濁っていた。想像するに、3年の間にブレーキフルードが劣化して、キャリパーのピストンの動きが悪くなり、固着寸前になっていたところで、ブレーキの作動を行ったために、パッドを押し返せなくなったのだが、そのままブレーキの引きずりを起こしながら走行したので、ローターとパッドの摩擦熱がキャリパーに伝わり煙を吐いたと言う事だろう。かなり、高温になった事が予想されるので、ゴム製のピストンシールはかなりダメージを受けている事が予想されるので、分解時にはシールの交換は必須であろう。やっぱりバイクは乗ってやらないと不調になってしまうが、もう金はかけたくないので、再び倉庫に仕舞ってしまった。3年ぶりに動いたRH250ダストシールが跳んで行ったキャリパー
2016.05.02
コメント(0)
全10件 (10件中 1-10件目)
1


