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小鳥の鳴き声で目が覚めた。相変わらず渓流の音が五月蝿いがもう慣れたので起きるとする。空はどんより曇って当分陽が差しそうにないので、朝露が乾くまでゆっくりする事にする。何時ものようにガスバーナーで湯を沸かし、コーヒーを淹れる。マルチグリドルで卵とベーコンを焼いてパンに挟んでゆっくりと朝食をとる。コットテントだけを残し、サイトの回りを片付けバッグに収納。附近を散歩した後、再びテントに寝転び今日の行程を検討する。晴れていたらこのまま石鎚山方面に走り、頂上附近で分岐する道を右折し、瓶ヶ森で涼んで土小屋方面に引き返そうと計画していたが8時頃から降り出した霧雨が、9時頃とうとう小降りの雨になった。テントを乾かすどころか、却って濡らす嵌めになってしまったが仕方ない。今日の天気は晴の筈であるが、ここは石鎚山の麓、山の天気は変わりやすいので、雨が止むのを待っていたら、風が吹いて陽が差して来た。濡れていたテントも一気に乾いたので、急いで撤収。石鎚山方面を見ると雲が厚く雨が降っているようだが、ここに居ても仕方がないので出発する事にした。時間は午前10時30分になろうとしていた。瓶ヶ森方面の分岐に向けて細いクネクネの山道を登り高度を上げて行く、予想通りに雨が降り出したので、頭上に枝葉が茂る箇所を選んで進んで行くも、雨が酷くなったので、枝葉で厚く覆われた待避所でバイクを止めて雨宿り。10分程で小雨になったので出発。雨は相変わらず降ってはいるが、道路が木々に覆われているので、幸いずぶ濡れになるような事は無いが、路面が濡れているのでGNの硬いタイヤではスリップの可能性があるのでスピードを抑えながら走っていると突然砂利に覆われているカーブが現れた。咄嗟に避けるが避けきれないので、リアブレーキを掛けながら直進。法面に突っ込みそうになったが、辛うじて砂利地獄から脱出。危うく法面に突っ込んで転倒するところだった。危ない!危ない!気を付けなければ!セローだと難無くクリア出来たであろうが、GNだとそうは行かないのがオンロード車の宿命か。気を引き締めて更に進むとやっと頂上附近に到達。間も無くして瓶ヶ森方面と土小屋方面の分岐に来たが、時間と天気の都合で瓶ヶ森は諦めて小屋方面の県道12(石鎚スカイライン)を下って行く。雨天のためか土小屋にはクルマが数台駐まっているだけで、観光客は少ない。土小屋の標高は1,492m(いよのくに)なので、コンプレッションウェアが少し濡れている事もあり、涼しいと言うより寒いくらいだ。小雨の降る中、カーブの多い石鎚スカイラインをエンジンブレーキを多用しながら永遠とも思えるほど下って行くと、雨が止み晴れ間が覗きだした。道路も次第に乾いて行き。面河川の橋を渡ると石鎚山の大鳥居が現れる。ここからは快走路に変わり、スピードが出せる。5速に入れてアクセルを開け続けると軈て久万高原町に到着。初めての信号でいよいよR494に分岐だ。最初は快適なワインディングだが、急に対向できないような細い道になったり、所々で拡張されている箇所もあるが、標高を上げて行くにつれ、道は細く曲がりくねりが多くなる。お蔭で対向車も殆ど無く走れたが酷道と呼ばれる事だけはあり、なかなか走りごたえのある道である。頂上は黒森峠(985m)で松山側との境になり、ここからは長いクネクネ道の下り坂が続くが、久万高原町側よりは片側1車線部分が多い。カーブを曲がる毎に気温が上がって行くのを肌で感じる。ある高度を境に急に温度が上がったように感じた。恐らくこの高さから下に熱が滞留していると思われる。これが暑さの原因だ。麓まで下って、R11に合流する頃には炎暑再開となった。昼はとうに過ぎているので、昼食をと思ったがなかなか店が無い。そうこうしている内に、今治方面に分岐する県道48となり、周越農道、R196と乗り継ぎとうとう今治まで帰ってしまった。R196沿いに魚河岸ごはん矢野鮮魚なる店を発見。午後2時前となってしまっていたので、ここで海鮮を食することにした。この店は魚屋が経営しているようで、新鮮さが売り物らしい。午後2時前なのに客は大勢だ。昼時は相当混雑するらしい事が、色々な貼り紙によって感じ取れる。店の形態は「セルフの店」のようで、刺身を中心とした生物、焼き物、煮物、揚げ物などの皿を盆に乗せて会計する仕組みだ。持ち帰りもOK。丼や寿司は番号札で会計をしている内に作ってくれる。面倒くさいので海鮮丼セットを注文。美味しく頂いた。これで帰りのパワーが出る事だろう。今治の街からは例の道路の青線が始まるので、この線を辿って行けば来島海峡大橋の原付道に到達できるのでナビはいらないのだが、魚河岸ごはんに行く前頃からバイクのエンジンの調子がおかしい。アイドリングを全くしなくなり、信号で止まるとエンジンがストールしてしまうので、アクセルを少し開け気味にして保持しなければならなくなっていた。アイドルスクリューの調整云々と言った次元では無さそうだ。かと言って走っている時は何の問題も無いので不安はあるが、このまま帰る事にする。来島海峡大橋を渡り大島へ、伯方・大島大橋を渡り伯方島へ、大三島橋を渡り大三島へ、多田羅大橋の手前の道の駅多田羅しまなみ公園で休憩、洗面所で顔を洗い水分補給。東京から一人で自転車を乗りに来たという東南アジア系のお姉様としまなみ海道のスッポトについての話しをして多田羅大橋を渡り生口島へ、生口橋を渡り因島へ、因島大橋に向けて海岸線を走っていた時、突然異変が起こった。エンジンが息継ぎをし始めたのだ。これはガス欠の症状だと思い燃料コックを上下反対の位置にしたが、症状は変わらない。どうもおかしい。走行距離からして燃料はまだある筈であり、例え急坂やエンジン全開で燃費が落ちて燃料を消費してしまったとしても予備タンに切り替えれば走行可能である筈である。バイクを止めて、燃料の残量を調べてみたが、予想通りまだ残っている。次に燃料コックを調べてみると、上下にONとかRESとかの刻印がある筈がギリシャ文字のような同じ刻印があり、どちらがONなのかRESなのか分からない。流石中華製バイク。同じ刻印だったら意味がないじゃね。ネットで調べてみるとレバーの矢印の下向きがON、上向きがRESだそうだが、どちらにしても症状は変わらないので、原因は燃料ではない事が事確定である。生存確認を兼ねて妻にエンジン不調のLINEを送ると、フレンディーでレスキューに来るという返事が返って来たが、バイクが動かなくなったのならいざ知らず、まだ動いているし、レスキューを待つ時間が長過ぎるので却下。エンジンの掛かりはセル一発で問題無いし、高回転で走るとこれまた問題無いが、アイドリングが全くしない事と、中低回転ではバラつきガス欠のような症状になるのだ。ここで原因と対策を考えても仕方が無いので、因島大橋は近い事だし走れる所まで何とか走る事にした。エンジンが止まったらレスキューを呼ぶ事にするので、何とか本土まで辿り着きたい。因島大橋を渡り向島へ、この島の東海岸を回ると歌の乗船場があるのだ。乗船場の手前まで来ると遠くに丁度フェリーが停泊していた。出港する気配がないので、木陰で水分補給の休憩をとり、乗船場に向かうと予想通りフェリーは空っぽで客待ち状態だ。そのまま乗り込むとエンジンを切る間も無く即出港だ。行き帰りとも待ち時間0でタイミングが良かった。船内で240円を支払ったが、5分とは言えフェリーの燃料代と人件費を考えると240円では赤字じゃね。戸崎乗船場からは昨日来た道と同じ道を逆方向に帰る。沼隈の県道沿いにGSがあったので、念の為に燃料を3L入れてみたが、症状は変わらない。やはり燃料ではない。帰り道で不調の原因を色々考えてみた。エンジンの内部が壊れているのなら、高回転で回した時にも不調や異音がするだろうが、そんな事はないのでエンジンではない。燃料コックの詰まりなら高回転で尚更症状が酷く出る筈なのでコックでもない。プラグの火花が弱かったりばらついたりしているなら、これも高回転でも症状が出る筈なのでプラグでもない。残るはキャブか。高回転で問題ないと言う事はメインジェットではない。中低速回転を制御しているのはスロージェットなので、こいつが一番怪しい。タンクの中は錆び一つ無く綺麗なので、スロージェットにゴミが付着する事は考えにくいが、ゴミが無いとは言い切れない。キャブはこのバイクを貰った時に全バラにしてジェット類や通路をクリーニングしており、それから後も全く問題なかったので、ジェット類や経路の詰まりは無いであろうが、何らかの拍子にゴミがキャブに混入する事は考えられる。いくら考えてもこの辺りしか原因が思いつかない。それにしても乗りにくい。信号待ちではアクセルの微妙な調整で回転を上げないとエンジンが止まるし、中低速はばらつくのでスムーズな加速が出来ず低速での車速が保てないので、低速ギアに入れてエンジン回転を上げながら走るしか方法がない。5速では5,000回転以上回さないとばらつく。それでも何とか騙しながら笠岡ベイファームまで帰って来た。ここからは5速で回転を上げて走れる道なので何とかなりそうだ。寄島を経由しR2バイパス、R2と乗り継ぎ5速で走る。幸いクルマが少なかったので殆ど止まる事無く、走れたが時刻は6時30分になり帰宅する頃にはライトの点灯を余儀なくされた。瀕死の状態で帰宅してドンキーベースの前に辿りついた瞬間にエンジンが止まった。今回の石鎚山キャンプツーリングは忘れ物やバイクのトラブルがあったが、標高1,000m越の山は下界と異なり気温が全く違う別天地なので、避暑には持って来いだ。また、あの炎暑地獄に帰らなければならないと思うと後ろ髪を引かれる思いだったが、これも致し方ない。何とか無事生還出来たのがせめてもの救いだ。こうして2日間全走行距離507㎞のロングツーリングは幕を閉じた。ドンキーベースの中が涼しくなったら、不調の原因究明のためにキャブを外してジェット類、特にスロージェットを念入りに確認してみる事にしよう。朝食の卵とベーコンサンドとコーヒー雨が降り出したキャンプ場橋から下流の合流地点を望む橋から源流に続く吉野川を望む山頂へ続く県道40雨宿りの路側帯石鎚スカイラインから石鎚山方面を望む石鎚山大鳥居酷道494国道494の黒森峠峠付近から松山方面を望む魚河岸ごはん矢野鮮魚海鮮丼セット1,300円ナリ道の駅から望む多田羅大橋戸崎乗船場へ向かうフェリーの中フェリーの料金票戸崎乗船場を離岸するフェリー
2026.08.29
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立秋も過ぎたと言うのに、このところの暑さは尋常では無い。連日37°には閉口する。こんな暑い所にはいられないので、涼しい場所に逃避行する事にした。標高1,000m以上となると限られて来るが、以前から地図を見るだけで心踊り、一度走りたいと思っていた酷道494を走りたい。附近には西日本最高峰の石鎚山(1,982m)があるではないか。と、言う事で8月25日、午前6時逃避行に出発。今回のツーリングは、しまなみ海道の原付道を走るので、125cc以下のバイクの出番となるが、長距離をこなせるバイクとなると乗車姿勢が快適なGN125Hの再登板とならざるを得ない。張り切って出発したもののR2へ合流する信号で突然のエンジンストップ。エンジンがまだ冷えているのだろうか?しかし夏場だし、既に数百メートル走っているのでエンジンは温まっている筈だし、チョークも戻している。セルで再始動したものの、止まる度に5割程度の確率でエンジンストップするので、アイドルスクリューを調整したら直った。しかし、これが今回のツーリングのトラブルの予兆であった事はこの時点では分かる術も無かった。R2を玉島からバイパスに乗り、終点の鴨方からR2の渋滞を避け、寄島経由で笠岡から再びバイパスで、かぶと町まで走る。早朝なので風が心地よい。今日も暑くなりそうなので、なるべく早い内に島しょ部に逃げ込みたいのだ。カーナビだとR2を尾道まで走り、しまなみ海道というルートになるのだが、R2は通行車両が多いし、暑いので奥の手を考えた。このまま鋼管道路を走り、芦田川大橋を渡り沼隈半島を横断して、戸崎から対岸の歌までフェリーを使い、しまなみ海道の最初の向島に上陸する作戦だ。しかし、一番の難関は鋼管道路付近の渋滞だ。丁度JFEへの出勤時間帯と重なるので渋滞が予想されが東行きの酷い渋滞に比べ、西行きはそうでもなかった。芦田川大橋を渡ると川沿いに直ぐ右折し、県道22に合流。福山市水呑町で県道72に分岐し街から外れて行く。沼隈町下山南で県道47へ分岐。Googleマップで調べておいた脇道を使い、県道365にショートカット。向島に向かって延びている半島の先にある戸崎に向かう。ここは既に尾道市だ。戸崎からは対岸の向島の歌まで、フェリーが出ているのであるが、所用時間は約5分。時刻表なるものは無い。乗る人がいたら人数に関係なく直ぐ出港。対岸にいたら専用電話を掛ければ直ぐに迎えに来るというユニークな仕組みだ。戸崎乗船場に到着して船着き場まで進んだら、タッチの差でフェリーは出港しており、桟橋から10mほど離れていた。仕方がないのでフェリーが帰って来るのを待つ事にしたのだが、ここで奇蹟が起こった。船長がバイクが到着した事を確認して急遽後転切替で帰って来たのだ。一度出港した船が帰って来るなど、あり得ない。まさに東京MERだ。お蔭で無事乗船できたのだが、バイクの固定もされないので、椅子も無い事だしそのまま跨がっていたら船員が料金徴収にやって来た。白ナンバーなので250ccかと聞くので、125ccと答えると何で白ナンバー?と更に聞くので、営業車だからだ。と答えると、そうですかと言ってドライバー込みで240円を請求されたのでお釣りがいらないようにきっちり払った。因みに125cc以上は270円なので、ハーレーでも270円だ。何で原付きと30円しか差が無いのか?これも不思議だ。船員はたぶん二輪の営業車など初めて見たので何の事か分かっていないであろうが、早く対岸に着けるのだから、まぁ何でも良い。今日は先が長いので、島の見学は無し。Googleマップの案内も終了。しまなみ海道は道路に青い線が引かれその線に沿って走れば次の橋まで行けるのでナビは不要であるが、因島大橋で早速原付道の進入標識を見落とし、行き過ぎてしまった。案内標識をもう少し大きく目立つようにして貰いたいものだ。ここで因島大橋をバックに写真を撮ろうとしてデジカメを取り出したが画面が写らない。??そこで思い出した。出発前にバッテリーを充電しようとして充電器に入れたまま忘れて来たのだ。やらかした。この時点でウエストバッグに入れた重いカメラはお荷物となったのである。仕方が無いので脱着が面倒くさいがスマホを利用することにした。因島の次は生口橋を渡って生口島だ。太陽が照りつけ気温も上がって来ているようだが、橋の上と海岸を通る道路は涼しさを感じる事ができる。やはり島は少し涼しいようだ。次は多田羅大橋を渡って一番大きな大三島だが次の伯方島へ渡る大三島橋への距離は近い。夏休みだからであろうか。自転車で走るツアーラーがやたらと多い。原付きの5倍くらいいるように思える。外国人や親子連れも結構いるが、小学生程度の子供がこの炎天下の中、坂を登って長距離を走るのを見ていて大丈夫かなぁ。といらない世話を焼きたくなる。伯方島から大島へ渡る伯方・大島大橋へのアクセスも近い。この橋は中央部付近から見近島キャンプ場に降りる事が出来、以前カブで来てキャンプした事を思い出す。橋の上からキャンプ場の様子を覗いてみると、誰もいなかった。それもそうだろうこの暑さでキャンプする物好きはいないであろう。大島から最後の橋である来島海峡大橋までは結構な距離がある。来島海峡大橋は島伝いに第一大橋、第二大橋、第三大橋に分かれており、途中の馬島ではエレベーターでバイクごと島に降りる事が出来るのであるが、今日は道路工事中でエレベーターは使用禁止となっており、上陸は不可であった。橋の上から眺める海峡は流れが速く、鳴門のような光景が広がる。空も青いし海も青い。まさに絶景である。6つの島と6本の橋を渡って総額500円とは実にリーズナブルだ。四国へ渡る手段の最安値であろう。橋を渡り終えると、次の目的地は西条のマルナカ氷見店であるが、今治の街中に入って行くのは嫌なので、Googleマップで調べておいた海沿いを走るルートを呼び出し、出発だ。途中に今治城の前を通ったので、駐車場脇の木陰で休憩。時間も昼には少し早いが、西条に到着する前に何処かで昼食をとることにして店を探しながら進むと、うどん店が目に止まった。讃岐うどん「つるべぇー」だ。今日は暑いし、四国と言ったらやはりうどんは外せないだろうと思い入店。ぶっかけの大を注文。大は2玉だったが、美味しく頂いた。やはり讃岐うどんは腰があって美味い。暑い時には丁度良い。西条に入り、マルナカ氷見店に到着。この辺りでは一番大きなスーパーで魚が豊富で鮮度が良いとの口コミだっただけあって、複合施設とも一体となって駐車場も広い。保冷剤代わりに凍らせたペットのお茶2本とビール1本を入れた保冷バッグ「タモツさん」を背負ったまま入店。食材を物色し、「タモツさん」の中に入れた簡易保冷袋を開けてみると、まだお茶は殆ど溶けていなかったが、片方でも使える事が分かったワイヤレスイヤホンが耳から外れて床に落ちた途端に2つに割れた。何たる不覚。拾って元に戻そうとしてもどうにもならない。これでナビの音声が完全に途絶えた。この辺りで給油しておかないとR194に入るとGSは皆無となるのでガソスタソフトでGSを検索。幸い進行方向近くに出光GSがある事が分かったので満タンにして、出発。R194はあと少しだ。安心して走っていたら重大な事を思い出した。昨夜用意した今夜の酒である賀茂緑3本をバッグに入れたか?ちゃんと入れたか?本当に入れたか?確認したか?していません。入れた覚えはありません。忘れました。思わず急ブレーキ。マルナカに引き返さなければならない。どうあっても引き返さなければ今宵をビール1本で凌がなくてはならない。この状況はまさに非常事態に陥る危険性を孕んでいる。R11をUターンしてフル加速していると目の前にローソンが迫った。看板に「たばこ・酒」とあった。神の恵みと祖先の恩とに感謝である。ヘルメットを被ったまま店に飛び込み、酒を漁る。澤の鶴の純米酒300mlと千福180mlを「タモツさん」に入れて事無きを得た。危ない!危ない!それにしてもここでよく気がついたものだ。酒に対する情念のようなものを感じる。呑気にR194を遡上していたら取り返しが付かない大チョンボをかます所であった。加茂川の手前でR194に分岐、ここからは四国山脈を抜け高知県いの町の県道40分岐まで高速ワインディングが続き、標高をを上げて行くので、炎暑地獄ともおさらばだ。今朝、あれほどぐずったエンジンも絶好調だ。ギアは5速で全開で飛ばす。進むにつれ坂道が多くなり、ついには登坂車線が現れる。前に軽四がいて追いつくも、どうあがいても抜く事ができない。V7ならこんな坂はアクセルの一捻りで瞬時に抜き去る事ができるが、GNではどうにもならない。全開でも付いて行くのが精一杯である。この辺りが非力な125ccの限界であろう。ワインディングの中間辺りは丁度四国山脈の真下だ。ここには全長5.4キロにも及ぶ四国最長の寒風山トンネルが待ち構えている。サングラスをずらせて視界を確保し、ライトONで突入する。入る手前から冷気が流れ出ているのが分かる。入った瞬間冷気が体を覆う。全身が冷やされ汗も引いて行く。マルナカの冷凍食品売り場よりも寒い。それなりのスピードで走っているが行けども行けども一直線に延びたトンネルの出口が見えて来ない。GNのヘッドライトは暗いとの定評であるが、なるほど暗い。点いているのか疑わしいほど暗いので、これはLEDに交換の必要有りだ。トンネルを抜けると直ぐに左手に瓶ヶ森に繋がるUFOラインの入口がある。昔はオフロードの面白い林道であったが、近年は舗装され乗用車でも手軽に行けるようになった。V7とフレンディーで走った事が懐かしい。間も無く道の駅「木の香」に到着したので、休憩。今日は生憎レストランも温泉も休業日だったので、洗面所で顔を洗い木陰で休憩。Googleマップの音声は途絶えたが、これから先は複雑な分岐は無いので、ナビの地図を見ながら進むとする。R194別名そらやま街道を吉野川に沿って南下すると軈て県道40分岐信号に差し掛かる。ここで石鎚山国立公園の表示看板がある県道40へ分岐。吉野川から繋がる長沢貯水池の周りの細いクネクネ道を石鎚山に向けて少しずつ高度を上げて行く。途中に民家も数件あったが、廃屋も多い。たまにではあるが、ブラインドコーナーから対向車が飛び出して来るので、カーブは特に気を付けてクリアして行く。行けども行けどもタイトコーナーが続く山道を進むと、吉野川の源流に掛かる小さな橋があり、渡った所が今日の宿泊地である白猪谷オートキャンプ場である。バイクに乗ったまま様子を確認してみると、サイトは3箇所に分かれており、道路を隔てて北側に炊事棟のある小さな空き地、南側にログハウス造りのトイレとやや大きめのサイト、そこから階段を数メートル上った上に広いサイトがありクルマの進入路も別にあるが、こんな山中に泊まる物好きがいる筈も無く、誰もいない。今日もぼっちキャンプ確定だ。広いサイトは渓流の音が抑え気味なので良いのだが、樹木が無いので西陽が当たって暑そうなのと、トイレに行くのに階段を降りるのが面倒なので、トイレ棟のあるサイトの一番砂利の少ない道路脇の桜の木の下に決定。このキャンプ場はオートキャンプ場となっているが、設備は前述の2つだけで、電源は無い。標高600mの無料キャンプ場なので、管理人も誰もいない。従って予約も不要で勝手に泊まって勝手に帰ればよい仕組みである。橋の上から吉野川の渓流を覗いてみると、ビックリするくらい綺麗な渓流だ。透明感が凄く川底まで全て見通せる。それもその筈この地点はあの吉野川の源流に程近いので納得である。テント設営は後回しにして、川に降りる道を探すと橋の手前にあったので、短パン一丁で岩だらけの渓流に飛び込む。私は泳げないので深そうな所には絶対行かない。川の中にはアマゴが泳いでいたが四国にはアマゴはいないらしいので、アメゴかも知れない。水温は低く長い間は浸かっていられないが、頭まで水に浸かり汗を流す。木の香の温泉が休みだったが、無料の渓流での水浴びも悪くは無い。爽快である。冷え切った体で服を着替えて、テント設営に掛かる。今日もコットにテントを組み合わせるコットテントだ。設営も簡単だし、ハイコットにすれば背中も涼しく、虫の心配も無く、出入りが楽で、コットの下が全て収納になり、テントにタープが付いているので雨でも調理が出来るし、何と言っても寝心地が最高である。全ての設営が完了したので、先ずは一番絞りと、ボイルそら豆で喉を潤す。冷凍ビールは溶けていたが、未だキンキンに冷えている。この一杯がたまらない。この一杯のためにキャンプをしているようなものだ。陽が傾き掛けたので、焚き火台に火を入れ、夕食とする。先ずは高知と言ったら鰹だろうと言う事で、見ただけで鮮度抜群の鰹の刺身238円をあてに千福を飲み干す。次は鶏のモモ肉をマルチグリドルで焼いて、玉葱とレタスのサラダを添えたメインディッシュで澤の鶴を飲み干す。〆は四国と言ったら「うどん」という事で、讃岐うどんを煮て刻みネギを掛けけて食す。食後はバッグにたまたま入れていたウヰスキーを少し飲んで、空を見上げるが星が見えない。どうやら曇っているようだ。このキャンプ場は無料だが、山水利用の水道や綺麗なトイレ、夜には全ての設備に電気が点き、外灯も有るのでサイトは真っ暗ではない。郵便事業の補助金で作られたようであるが、地元の人がしっかりと管理している事が窺える。洵に有り難い限りである。ただ1点、サイトにバラスが敷いてあり、カチカチに締まっているので、プラのペグでは歯が立たない。鉄製の強力ペグを持参していて助かった。夜中の3時頃クルマが一台通過して目が覚めた。こんな夜中に誰が何処に行くのだろうか?この先は恐ろしい程深い森で、何もない筈であるが…。幽霊だろうか!怖わ~。最後まで楽しませてくれて長い一日が終わった。因島大橋多田羅大橋本線の向こうに見える天空の原付道大三島橋大三島橋の原付、自転車併用道路伯方・大島橋来島海峡大橋来島海峡大橋の真下から海峡を望む来島海峡大橋の原付道来島海峡大橋の料金所とエレベーター施設今治城讃岐うどん「つるべぇー」ぶっかけ大今治の海岸到着直後の白猪谷オートキャンプ場吉野川渓谷での水浴びフライシートを掛ける前のコットテント準備が整った宴会場前菜の鰹の刺身と千福メインディッシュの鶏のモモ肉と玉葱サラダ添えに澤の鶴本場讃岐うどんと刻みネギ本場の透明に近いスープで煮た讃岐うどん
2026.08.27
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昨夜は恐羅漢と同様に強風が吹いて時々カーサイドタープをバタバタと揺らしたり、数匹の鹿の鳴き声もあり、なかなか熟睡が出来なかったが、明るくなったので5時前に起床。東の空は朝焼けに雲が懸かり何とも幻想的な光景が広がる。今日も天気は良さそうだ。昨夜の風にも拘わらず、タープやクルマは露でビショ濡れだったが、セローはタープのお蔭で無事だった。冷えたお茶を飲みながらのんびりしていると、早速登山者のクルマがやって来た。暑いので早朝登山を行うようである。続いて営林局のクルマ。早朝からご苦労さんです。朝食は何時もの通り、コーヒーを淹れて、バターフランスパンに焼いた卵とベーコンを挟んでケチャップを掛けてかぶりつく。手軽で宜しい。朝食を終えると陽が差して暑くなって来たので、片付けをしてツーリングの準備に取り掛かる。但し、カーサイドタープとオートフリートップとシュラフは露が乾くまで天日干しのため帰って来るまでそのままにして置く。昨日はクルマだったので熊が出て来ても安心だったが、今日はバイクなので、突然の出会い頭が一番危ない。頭はヘルメット、手はグローブ、パッド入りのズボンを穿いて、これまたパッド入りのジャケットを着用し、ウエストバッグには熊除けスプレーと非常用のシースナイフを忍ばせ出発準備完了。タイヤの空気圧を0.7気圧まで落として出発だ。GPS25000で調べたところによると、この付近で黒の実線は3箇所あるが、その内の1つは最後は破線となるので、登山道だ。バイクでは通れないので却下。2箇所の林道を楽しむ事にした。最初は、終点の氷ノ山スキー場までの続きの登山林道である。舗装路と思いきや、オフロードとなったり、また舗装路になったりの繰り返しでオフロードと舗装が半々といった所であろうか。オフロードは昨日同様、基本フラットなので走りやすい。タイヤも良くグリップする。朝の空気は冷たく実に爽快である。終点の氷ノ山スキー場で水筒の氷が入ったお茶を飲みながら休憩。ここにもキャンプ場があり、料金500円で必ず予約が必要と表示されていたが寂れており、誰もいなかった。スキー場のある養父市奈良尾には旅館もあり、スキーシーズンには賑わうのだろうが、夏場に泊まる人はいるのだろうかと余計な事だが心配してしまう。ここからは県道87を東に進み出会集落で川を渡り、二本目の林道を目指す。GPS25000ではこの林道は大段ヶ平から氷ノ山スキー場方面に少し下った辺りに繋がっているようなので丁度良い。クネクネの舗装路を登って高度を上げて行くと目的の林道への分岐点に着いたが、入口にコーンとバーが設置してあり、四輪は通行できない雰囲気だ。しかしこれは困った事になった。この林道を通らなければ、ベースキャンプに帰着できない。バイクを降りて暫し考える。簡易のコーンとバーはあるものの、通行止めとか入山禁止とかの表示はない。更に調べてみると真新しいバイクのタイヤ痕が続いている。なるほど。これは行ける。コーンの脇を通って林道に進入してみた。この林道は氷ノ山登山林道とは明らかに様相が違う。山深いし、路面も荒れているので、クルマは当分通った形跡がない。熊が出て来ても不思議ではない雰囲気であると思った途端に左の斜面の灌木の中から獣が飛び出して来た。思わずフルブレーキで回避。一瞬熊か!と思ったら色が薄茶のイノシシだった。ドキドキしていたら更にもう一匹出て来て逃げて行った。気を取り直して更に進むと急坂の支線への分岐があり、ここにもコーンとバーで車止めがある。看板が設置してあり、この先に進んで車両事故や何かあっても関知しません。(養父市)とあった。要するに「わたしゃ知らんで。行くなら勝手に!自己責任で!」と言う事らしい。流石にこの支線は諦めた。しかも行き止まりのようだ。林道はさらに険しくなり、急なガレ場が出現。こうなるとシートに座ってのライディングは出来ない。スタンディングでライン取りを行いながらクリアして行く。タイヤの空気圧を0.7気圧まで下げた事と、IRCのトライアルタイヤ更に1丁落としたドライブスプロケットのお蔭でグリップはすこぶる良いので止まる心配はない。ガレ場をクリアすると次は落石現場だ。大きな岩が崩れて路肩まで転がっている。岩を避け更に進むと今度は路肩崩落現場だ。四輪でも通れない事はないが、この現場が危険なのでコーンとバーで入口を塞いでいたのだろう。と解釈した。新しいバイクのタイヤ痕はまだ続いているので、ここを通過すれば大丈夫な気がして来た。崖崩れも数カ所あったが、剣山スーパー林道で見慣れているのでどういった事でもない。終盤に差し掛かると最後のガレ場出現し、クリアすると前方にコーンとバーが見えた。見覚えのある氷ノ山登山林道との合流地点だ。何とか無事帰還する事が出来た。ベースキャンプで一服。車内に置いておいたクーラーBOXから最後のペットのお茶(300ml)を取り出してみたら、まだ殆ど氷が溶けていない。恐るべし二重クーラーBOXの威力なり。天日干しも完了しているので、タープとシュラフを畳んで、オートフリートップを下げて、バイクを積載したら出発完了である。ここは日陰が無いので早くこの場を離れたいのだ。帰路の検討をしてみたがやはりR29に戻るのが一番近道なので、再び昨日のオフロードを下る事にして、取り敢えず峠の頂上付近の木陰まで走りゆっくりする事にした。エアコンを点けてみたが、窓を開けての走行とあまり変わらないので、エアコンはOFFで峠を目指す。峠で復路のルートを考えようとナビを起動したら、電話もネットも出来ない状態で、スターリンクに繋がった。画面に人工衛星のアイコンが表示され、衛星の方向にスマホを向けると通信が始まり接続ができた。Googleマップで位置情報の確認が可能になる。空が見えればこう言う時には助かるスターリンクだ。帰りはR29の分岐まで下りになるので、LOレンジに入れてエンジンブレーキを多用しながら、必要な時だけブレーキを踏む走法でオフロードを下って行く。昨日通った道なので、大体の雰囲気は覚えているので安心だ。ただ1箇所、道路に流れた水で掘れた溝にフロント右タイヤが嵌まり車体がかなり傾く場面もあったが、あとは難無くクリアできて、R29に合流。舗装路はなんと静かで走りやすい事か。舗装路の有り難みを改めて実感した。帰路は少し時間が多めに掛かるが、千種、東粟倉、湯郷、建部、足守を通るルートにした。R429の分岐の手前に飯見の棚田があるので、寄り道して見学。R429に復帰して千種に向けて走る。岡山県との県境で急勾配のコーナーが続く志引峠も軽快に駆け上り旧東粟倉村へ。ここの後山キャンプ場へはセローで訪れた事が懐かしい。大原町古町でR373に分岐。そろそろ昼が近くなったので、道の駅むさしの里で昼食をと思っていたが、道路脇にあるものと思っていたら左折する必要があったようで、通り過ぎていた事に気が付いたがもう遅い。R373から変わった県道5を吉野川沿いに走るとバレンタインパーク作東が見えて来たが、昼食にしては名前からして場違いな事が見え見えなので次を探す。川北でR179に合流。入田でR374に合流すれば、湯郷温泉がもう少しだ。ここなら何か店はあるだろうと期待したが、食事場所は何処にも無い。仕方が無いのでもう少し下った所にある西の屋に最後の望みを託して寄ってみると駐車場はガラガラ。定休日だった。もう数キロ先にはR484の分岐が迫るので、何でも良いから開いている店に入る事にして進むと、反対車線だが中華そば「てんしん」を見つけた。先日の恐羅漢から昼食はラーメンばかりだが仕方ない。店の前の駐車場は満車で一番端の狭い場所が1台だけ空いていたのでバックで突っ込む。満車である事とラーメンでは無く中華そばと言う所から結構美味いのではと期待して入ったが、麺はまあ良いがスープが今一つだった。やっと昼食にありつけたので、ゆっくり帰るとする。稲蒔でR484に分岐し菊ヶ峠を越えて建部方面に向かうが、建部の手前で工事中につき全面通行止めの案内看板があり、建部経由を断念。美作やまなみ街道を南下、金川から岡山空港を通って足守へ抜けて無事帰着。バイクを降ろし、キャンプ道具を収納し、クルマの中を空っぽにして、車庫に入れたのが3時頃だった。それにしても県南は暑い。信じられない程の気温だ。こんな事ならもう少し山にいれば良かった。今回はクルマにバイクを積載しての車中泊としたが、やはりクルマだとバイクに比べ積載能力が全く違うので、快適グッズを幾らでも持って行けることが大きい。しかもフレンディーにはシンクが付いているので、水場が無い場所でも料理、手洗い、洗面、歯磨きなど水が自由に使える事は有りがたい。美味しい所だけバイクを使うこのスタイルも良いものだ。大段ヶ平からの朝焼けの東の空マルチぐるドルで卵とベーコンを焼く完成したお手軽朝食フラットダートの氷ノ山登山林道草が生えている箇所もあるが比較的走りやすい終点の氷ノ山スキー場荒れが目立つ第二林道崖崩れ後と右の深い轍唯一眺望が開けた場所落石現場暗い森なのでライトはON段差ではスピードを落としてクリア氷ノ山スキー場から大段ヶ平までのGPS25000の軌跡フレンディーに積載したセロー山頂まで見える氷ノ山スマホのスターリンク接続画面ヌタ場附近の道路右前輪が溝に嵌まって右に10°前に10°傾いた状態/気圧は1000mガードレールがないので低速で下る氷ノ山登山林道入口/手前がR29飯見の棚田県境の志引峠
2026.08.22
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猛暑が盆の間鳴りを潜めていたが、またぶり返して来たので、涼しい場所への逃避行を企てた。今回は氷ノ山の東に向かい合っている大段ヶ平だ。標高は約1,000mの芝様の草が生えた広場で、氷ノ山の登山起点にもなっているので、トイレもあるようだ。但し、キャンプ場ではないので、水場は無い。この条件で涼しい林道を走るとなると、フレンディーとセローのセットでの出番である。大段ヶ平までは3時間ほどで着きそうなので、クルマにセローを積載して8月18日午前11時30分と遅めの出発と相成った。近所のスーパーで食材を調達してそのままR2を東に向けて走る。兵庫県に入り上郡町で県道5へ分岐、千種川に架かる隈見橋を渡って、R373へ分岐。佐用町久崎で県道368に分岐。佐用町下徳久から県道53、県道72と乗り継いで千種町千種でR429に分岐。引原川を渡ってR29へ分岐し北上を続ける。この道は以前香住の蟹ツーリングで通った道である事を思い出した。休憩した「道の駅はが」も懐かしい。波賀町戸倉で引原川沿いに走る林道に分岐するのだが、入口には看板も何も無いので、気を付けて徐行しなければ小さな橋を見逃してしまう。GPS25000での表示をみると黒の実線なので車同士のすれ違いが難しい軽車道(幅3m未満)となっているので、オフロードかも知れない。300mほど細い舗装路を走ると、いきなりオフロードに変わり山に分け入るクネクネ道となる。大段ヶ平までは細い舗装路だと思っていたのであるが、予想が外れた。この林道は氷ノ山への登山道になっており数カ所からアプローチができるようで、終点は氷ノ山スキー場である。ガードレールの無い細いオフロードは基本フラットであるが、適度に荒れている箇所もあり、高速用に空気圧を上げているので、ナンカンのATタイヤであってもスピードを出すと結構跳ねる。今日は電動空気入れを持参しているので、空気圧を落とそうかとも思ったが、落としたは良いがまた4輪共空気を入れなければならないので、セローを積載している事もあるしスピードを20㎞に落として走る事にした。標高が上がるにつれ、ガレ場やヌタ場、水溜まり、落石などが次々と現れ楽しませてくれる。道幅は何とかなるが、問題は車高だ。フレンディーは通常のワンボックスよりも高く207㎝あるので、垂れ下がった枝に当たる可能性があるのだ。エビナタを持参しているので、いざとなったら叩き切れば良いのだが、幸い邪魔をする枝は無かった。ATタイヤと4WDなので走れるが、普通の2WDの乗用車では難儀をしそうである。ジムニーなら逆にもの足らないかも。坂道のオフロードをセローを積載していてもディーゼルの粘りで何とか頂上付近まで登る事が出来た。気圧計を見ると標高は約1,300mほどを指している。距離にして約8㎞ほどだ。峠からの下り坂は舗装されているので走りやすい。谷まで下ると舗装路の分岐道があったので、大屋町方面からはこの道を登って来るようである。ここからは再度登りになり、地図によるとその先がいよいよ大段ヶ平だ。ここまで来るのに1台のクルマやバイクにも遭わなかったので少々不安であったが、大段ヶ平に到着すると急に視界が開けた広場になる。簡易トイレが男女用各1基と東屋と木製テーブルが道路脇にあるだけで後は何も無い広場があるだけだ。西は氷ノ山、東は遠くの山々や集落が見渡せるこの林道唯一の絶景スポットとなっている。予定では到着までの所要時間は3時間であったが、オフロードでの低速がたたり、3時間30分を要した。広場にはワンボックスと軽四とデミオが駐まっていたが、どの車両もサイドウォールが泥だらけのフレンディーのタイヤに比べて綺麗だったので、大屋町方面の舗装路から氷ノ山登山のために登って来たのだろう。さて、ベースキャンプの設営に掛かるのだが、この広場は木が1本も生えていないので、木陰が無い上に、真っ平らな平面が無い。僅かではあるが傾斜しているので、車中泊を考慮すると、クルマの前方を高い位置に配置するしかないので、サイドタープは一番陰の出来にくい位置になってしまうが仕方が無い。目的はバイクを夜露から守る為なので休息場所としての活用は見送ることにした。本日の一人宴会場はバックドアを開けたクルマの後部とした。椅子とテーブルをセットし、バイクはサイドタープの下に格納。オートフリートップを上げて寝床の準備を行っているとデミオの好青年が帰って来た。やはり氷ノ山登山をしていたようで、頂上まで往路が1時間30分、復路が40分ほどだそうだ。大段ヶ平からの高低差が約400mあり、かなり遠くに見えるが、そんな時間で登れるなら今度は登山も悪くないと思った。熊情報を尋ねると、「近いのでよく来るが、目撃した事も無いし、足跡も見た事がない。たぶん登山者が毎日のように来るので熊はいないようだ。」との事であるので、ぼっち宴会の安心感が増した。午後4時30分、デミオの好青年が最後で広場にはもう私以外誰も居なくなった。標高約1,000mの大段ヶ平は直射日光が当たる場所では暑いが、日陰にいると風が涼しく実に快適である。回りを茅で囲まれており、アブはいるにはいるが、恐羅漢に比べると遙かに少ないので、あまり気にするほどでもない。夕日が山に隠れるのを待って宴会の準備を行う。ここはキャンプ場では無いし、国立公園内なので、焚き火は不可となっているので、今日はテーブル上でガスバーナーを使っての調理とする。それと熊の出没に備えて、明るい内にぼっち宴会を終える事にした。食前酒はクラッシックラガー、前菜は枝豆からスタート。本日のメインディッシュは近所のスーパーで最後の1つであった海鮮バーベキューだ。ムラサキ貝、ブラックタイガー、イカ串、ホタテ、剥きエビがセットになった大枚1,480円の豪華版である。これに半額見切り品で54円の野菜サラダを添え、賀茂緑の200ml入りワンカップを合わせるのだ。〆のデザートの代わりには20%引きで78円の出雲蕎麦に138円の刻みネギ添えでフィニッシュとなる塩梅だ。考えただけでヨダレが垂れる。さあ、ぼっち宴会の開宴だ。中華製のガスバーナーに火を入れ、マルチグリドルを掛け海鮮をぶち込み蓋をして蒸し焼きにする。調味料はいらない。程良く焼けた海鮮を肴に賀茂緑を飲み進める。日が落ちると涼しい風が吹き、虫もいなくなり実に快適だ。賀茂緑が3本空になったところで、蕎麦を煮てぼっち宴会の終焉と相成った。動物の近寄りを防ぐために、片付けを行う。テーブルと椅子以外は全て車内に収納して、空を見上げると満天の星空だ。世界は広いが宇宙はもっと広い。先人達はこの星空を見上げて何を考え、何を思ったのだろうか。プラネタリウムを独り占めして過ごす夜は絶品であった。今夜はオートフリートップに寝るので、熊が出て来ても安心だ。ここまでは登って来れないであろう。網戸にして風を入れながらシュラフに包まり、明日の行程を考えながら眠りについた。氷ノ山登山林道要所には登山者用の案内板が設置されているガードレールの無いガレ場では慎重にならざるを得ない両側から草が迫る箇所もあるヌタ場の次は水溜まり 避けると右が危ないので跨いで通る大段ヶ平は眺望良い広場であったサイドタープを張ってセローを降ろす少し傾斜のある広場ソフトクーラーにクーラーBOXを入れた二重仕様により未だ凍っているビールメインディッシュの海鮮バーベキューセットぼっちレストランの特別席に並べ立てられた食材マルチグリドルで焼く海鮮氷ノ山に沈んだ夕日の残光が照らす雲夕闇が迫り来る宴会場〆の出雲蕎麦
2026.08.20
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昨夜は夜半から明け方に掛けて台風のような強風が吹いて、時々テントを揺らしたが庇のポールも倒れる事無く持ちこたえたようだ。午前5時前にヒグラシが鳴き始め夜が明けた。長袖のハイネックシャツを持参して来たが、着るまでもなかった。空はどんより曇って、雲の流れが速い。恐羅漢山の山頂は雲に隠れており、風は依然として強く吹いているので、焚き火は止めて中華製ガスバーナーで湯を沸かす。これほどの風でも風防が付いているので火が消えないのは有り難い。何時ものようにコーヒーを淹れ、マルチグリドルで卵とハムを焼き、パンに挟んでケチャップを付けての朝食である。「タモツさん」に入れたペットボトルを調べてみると、まだ氷が少し残っていて冷えていたので、お茶を水筒に移す。正午のチェックアウト近くまで涼を堪能して帰る予定であったが、この強風にも拘わらずまたアブが出て来たので、早々に退散する事にした。このまま帰ると到着は午後3時頃と一番暑い時刻になるが、致し方ない。さて、帰りのルートであるが、可部の暑さには懲り懲りしたのでもう通りたくない。少し大回りになるが、ナビが指示したルートより少し南を通る最短距離とし、一旦北に上がり、そこから御調に向けて斜めに南下するルートで帰る事とした。これなら殆ど山間ルートなので少しは涼しいだろうとの思惑だ。月ヶ瀬温泉に寄ってのんびり湯に浸かりたかったが、ルートから外れるので、諦めた。午前8時30分キャンプ場を後にして、R191経由よりは相当ショートカット出来るので再び剣道252を反対側からアタック。今日もクルマに1台も遭うことがなかった。戸河内の街でR191に合流。戸河内ICでR186更に県道303に分岐し、昨日ショートカットして寄るつもりだった井仁の棚田を見学して再びR191に復帰。快調に走っていたら、左の耳からワイヤレスイヤフォン外れた。ヘルメットの耳当てに残っているかもと思い直ぐにバイクを止めて調べてみたが、残っていなかった。耳当てには大きな空気穴が開いているのでそこから道路に落下したようである。通ったクルマは2台だけであったので、急いでUターン。道路上で鑑識作業をしているとあった。あった。ありました。但し、クルマに轢かれて壊れている。仕方がないので、右耳だけ使おうとしたが、どうやってもスイッチが入らない。両方ないと使えないのね。1,100円が2日もたず終了してしまった。ここからは音声が拾えないので、ナビ画面だけに頼り分岐点を見落とさないように注意する。間も無く県道301に分岐し、北上開始。更に県道314に分岐し、R261で北広島町に入る。大型ショッピングセンター千代田サンクスの二輪駐車場が日陰だったので、バイクを止めて休憩。残りのペットのお茶を水筒に全て移し、もう一本は半分残ったままで予備として「タモツさん」に入れるがもう氷は溶けている。街中には居たくないので、県道5を江の川の八千代湖に向けて街から離れる。流石1桁県道ここも快走路だ。八千代湖で休憩し、八千代勝田でR54に合流。安芸高田の手前で県道29へ分岐したが、ここは向原吉田道路で自動車専用道となりGNは走行不可。入口手前気づき慌ててストップ。カーナビにしたのが間違いだった自転車にしておけば良かった。更に少し北上して旧県道29へ復帰。R375、R486と乗り継ぎ三原市大和町で丁度正午になったので、休憩を兼ねて食事処「かわせみ」で冷たいざる蕎麦もあるよと勧められたが、昨日のリベンジで熱いラーメンを食す。スープに少し甘さを感じたが戸河内ラーメンよりは遙かに美味かった。水筒の氷が溶けていたので、サービスで氷を入れて貰い出発。この頃から晴れ間が多くなり、南下するに従って段々と暑くなって行く。三原久井を通り御調で御調八幡宮に休憩と参拝のために立ち寄る。府中市三郎丸町で昨日通った県道384に分岐。芦田川に出て森脇橋を渡り、神辺、井原、玉島を通って自宅近くで給油。5.95Lで234㎞。燃費はL/39.3㎞であった。往路が235㎞。復路が234㎞と道は違えどほぼ同じ距離だった事に驚いた。さて、今回出番となったGN125Hであるが、初めてのロングツーリングに使用しての感想は次の通りであった。①積載能力シートが2名乗車可能なロングシートなのでタンデムスペースに防水バッグをキッチリと乗せる事が出来、リアキャリアから延びるサイドバーを利用してガッチリと固定出来る。リアキャリアにはコットとテントが積載出来る。今回は折り畳み椅子はバッグの中に入れたが、サイドバーに括り付ける事も可能であるので積載能力はカブに迫るものがあり思ったより頼もしい。②乗車姿勢アメリカンバイクはスクーターに次いで嫌いなタイプのバイクであったが、今回のロングツーリングでは防水バッグが背もたれとなって、とても楽なライディングポジションとなり、アメリカンスタイルを見直した。のんびり走るにはこのスタイルは無敵だろう。③シート小さな車体の割りには厚みのあるフカフカのシートなので長時間のライディングにも耐えうる。お尻が痛くなって休憩する事もなかった。不格好だがロングツーリングでは秀逸である。④パワー125ccなので非力さは否めず、250ccクラスと比べれば平均速度は落ちるが、60㎞以下で走るのなら問題はない。その気になれば高速クルージングも出来るエンジンは秀逸である。炎天下ではアイドリングが不調になった事もあったが、エンジンは熱だれする事もなく、キャンプ道具を積んで急な峠道も難無くこなせた。空冷単気筒のシンプルさも良い。⑤ポジションインジケーターこの車格で付いているのが有り難い。何速で走っているのかが一目で分かる。V7にも欲しい装備である。⑥ギア比1速のギア比が大きく、出足2秒~3秒位までしか使えない。ドライブギアを1丁大きくしている者もいるようだが納得できる。その分、5速は良く粘り、少々の坂ならギアを落とさず登り切る。⑦ウインカースイッチプッシュキャンセル式ではないので、消し忘れが起きやすい。価格の事もあろうがここはいただけない。⑧ブレーキフロントはシングルディスクだが、効きはあまり良くないので、早めのブレーキとリアの併用で切り抜けるしかない。カブ90のドラムブレーキの方が良く効くと思える程である。GN125Hは中華製でSUZUKIからOEM受けた大長江集団が製造販売していたが、2020年の春にSUZUKIとのライセンス契約が終了したのに伴い、生産も中止されたようである。後継車はあるようだが輸入は出来なくなっている。当時は20万円もあれば新車が購入できたようであるが、現在は程度の良いものだと中古でも30万円を越えているようである。そんなGN125Hであるが、SUZUKIが監修しているだけあって作りは決して悪くはない。今回このバイクを長距離ツーリングに使用したのだが、トラブルもなく、往復469㎞を走り切った事で、ツーリングに十分使える耐久性がある事が証明された。アメリカンスタイルの乗車姿勢、積載力、機動力どれを取っても大きな不満はない。旅をしている感じがするバイクだと感じた。これからは近距離はカブ90、中、長距離はGN125Hと使い分けて楽しむ事にしよう。マルチグリドルでハムと卵を焼く出来上がった朝食荷造りを終えたGN125Hキャンプ場入り口県道252号井仁の棚田に抜ける県道303号のトンネル井仁の棚田耳から落下してクルマに轢かれて壊れたワイヤレスイヤフォン八千代湖にて「かわせみ」で食したラーメン700円ナリ御調八幡宮
2026.08.10
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前日の飲み会を珍しく1次会で切り上げ、精進した甲斐あって、4時30分には目覚めた。ブログの更新を始め準備も余裕をもって終える事が出来た事はこのキャンプツーリングへの意気込みが感じ取れよう。今回はGN125Hの出動となるので、「恐羅漢エコロジーキャンプ場」までは全て一般道だが、暑さ対策として主要道路をなるべく外し、迂回するより時間が掛かっても敢えて峠道を選び、目的地までの最短ルートを設定してスマホナビに保存しておいた。ナフロの保冷バックパック「タモツさん」には凍らせたペットボトルのお茶2本とキリンの一番絞り1本を簡易保冷バッグに詰めて入れて置いた。さて夕方まで持つだろうか。スマホをクアッドロックの互換品フォルダーにセットし、カエディアの防水USB充電ソケットに繋ぐ、ワイヤレスイヤフォンを両耳に入れてヘルメットをそ~おっと被り、Bluetoothでスマホに接続、音声はバッチリだ。前日までの準備のお蔭で午前6時予定通り出発する事が出来た。R2から分岐し、玉島から井原へ抜ける農道に入る。早朝とあって実に爽やかで、日陰に入ると空気が冷たい。汗をかく事も無く神辺を抜けて芦田川を渡り、県道384へ。この道は農道のようで、アップダウンはあるものの、信号は殆ど無いので快走できる。府中へ繋がるR486を御調方面に西進し、R184で世羅に入る。世羅からはR432で西進し、小休憩。ジェントルなW800の後に食らいつきフルーツ道路とふれあい道路を使ってショートカット。世羅は高原なので、実に気持ちが良く、クルマも少なく快適なワインディングが続く。GNも5速キープでエンジンが唸りを上げる。そうこうしている内に第1中継地点県道28沿いの高光養鶏場玉子自販機に到達。しかしそのままパス。次は県道33沿いの「ラベンダーはうす」だ。ここでちょと休憩して冷たい飲み物でもと思ったが、スピードが乗っているので次の中継点に急ぐ。志和町のコンビニで付いて来た自称暴走族の若者2人に囲まれバイク談義を行う。ここからは県道33から分岐してショートカットの県道176湯坂峠越えを試みる。峠付近には中継点の山の神がある。この道を通ると近いのだが、どうしてもナビがルート設定しないのはよほどの剣道だろう事は想像がつく。突入して間も無く幅員は狭くなり、登りのクネクネ道になるが、対向車が結構なスピードで下って来る。どうやらこの道は抜け道になっているらしい。次は織田プラスチックだが、その前に可部の街を通過しなければならない。今回のルートで最南端となるので暑さが予想され、早く抜けたかったのだが、街に入ると炎天下の中の渋滞。しかも山の神を通過した際に到着終了ボタンを押さなかったので、引き返せと指示が出る。兎に角この場を早く離れたかったので、ナビで再検索を掛けて脱出したら、ルートから少し外れたようだが太田川に出た。方向的には合っている。やっとの思いで安佐北大橋まで辿り着いたので、橋のたもとの木陰で休憩しようとバイクを乗り入れたら、そこは無料の柳瀬キャンプ場だった。渡りに船なのでバイクを駐めて休憩。誰もいないのでしめしめと思いパンツ一丁になって川に浸かって体を冷やす。実に気持ちが良い。この先は太田川に沿って北上し、R191に分岐して途中で井仁の棚田方面にショートカットすれば予定通り、昼には戸河内に到着できる。ナビもそのままで川沿いの快走路を激走すると前方に中国道らしき橋脚が見えて来た。しまった。井仁の棚田は看板があるだろうと思っていたが、県道303は通り過ぎていたようだ。仕方がないのでそのまま走り戸河内に12時過ぎに到着。道の駅の日陰にGNを駐めて昼休憩だ。戸河内で食事の出来る場所はこの道の駅と道を隔てて向かいにある小さな店3店だけだ。道の駅では以前食べたので、小さな店に行ってみると戸河内ならではの物が無い。やっと見つけたのが戸河内ラーメン。そんなにお腹が空いていないので丁度良いと思い食したが、スープの中で麺が固まっていた。味も大した事ない。稲荷寿司セットで990円は微妙だ。戸河内から「恐羅漢エコロジーキャンプ場」までは40分という事だが、剣道252でショートカットするので、そんなに掛からないであろう。しかし、この戸河内が最後の食材調達場所になるので、先ずはガソリンを満タンにしたら210㎞で4.9Lしか入らなかった1Lあたり42.8㎞だ。あんなに飛ばしたのに予想以上の燃費に驚いた。食材を調達するには戸河内ICから順番にセブンイレブン、ローソン、戸河内ストアの3店なのだが、一番充実していそうな戸河内ストアを狙って町並みまで走る。ナビでは「到着しました。」とアナウンスがあるが目の前にはATMが見えるだけだ。よく見てみるとTOGOUTI STOREとカフェの様なお洒落な看板が掛かっている。クルマ2台の駐車スペースの奥に入口があるので気づけなかったようだ。ガラスの扉を開けて中に入ると。道の駅の小型版程度しか食材が無い。ステーキ用ブタ肉が2パックあるのを確認して、モヤシと焼き鳥缶のみ買ってローソンに後戻り。しかしローソンにも肉も魚も無い。仕方がないので蕎麦と朝食の食材を買って再び戸河内ストアで豚肉2枚入りを買って「タモツさん」に入れて、剣道252に挑む。この道はGoogleMapsでは通行不能となっており、ルート設定できないようになっていたので、AIに聞いてみたところ、冬季は通行止め、通常でも雨量が一定量を超えると通行止めになるように指定された道路という事で通行不能となっているようであるが、何もない時には当然通行可能である。入口の県道252の看板は既に木々に覆われよく見えないが間違いない「剣道」だ。舗装はされているので、バイクなら楽勝であろう。突入すると直ぐに急坂となり幅員も狭く、クネクネ道となり2速と3速を切替ながら高度を上げて行く。クマでも出て来そうな暗い道を只管登ると、頂上の内黒峠に到着する。頂上付近は片側1車線の広い道となっていて、「剣道」とは名ばかりだ。下りも同じように幅員が狭く、クネクネ道はガードレールが無いので怖いと感じるのも理解出来る。山を下ると、R191から分岐した道に繋がる。ここからもう一度登って行けば恐羅漢スキー場、キャンプ場へ到着である。午後2時30分到着と告げていたが、予定より早く2時には到着した。235㎞、8時間のロングツーリングだった。「恐羅漢エコロジーキャンプ場」はバンガロー、オートサイト、林間サイトなどリッチなサイトが沢山あるが、今回予約したのは一番安いフリーサイト1,200円だ。今日は川に入ったので、シャワー(150円)を使う事にする。フリーサイトは安いだけあって一番下まで下って行き、基本は日なたサイトだが、キャンプ場からの事前連絡では小型バイクなら乗り入れて良いとの事だったので、そのまま進入。一番乗りだったので、木陰を陣取り震える手で「タモツさん」から一番絞りを取り出すと、何と!まだ一部凍っているではないか。簡易保冷バッグとのW保冷とは言え「タモツさん」素晴らしい。キンキンに冷えたビールを飲み干し、一段落。コットを組立て、仰向けになると草原を吹く風が心地よい。流石標高1,000メートル。日陰にいれば快適である。疲れもあってかそのまま1時間ほど眠ってしまった。目を覚ましたら、クルマ1台とバイク1台が入場し、テントを組立てていた。こちらもテントや焚き火台を組立て、ベースキャンプ回りを整理する。シャワーのある管理棟は坂道を登る必要があるので、酒を飲む前にバイクで行って、済ませて置いた。薪を拾い焚き火台に火を入れ、夕食の準備に取り掛かるのだが、ここはアブが多い。しかも普通のアブと黄色い大きなアブと小さなアブの3種類くらいがいて、回りをブンブン飛び回るので、虫除けスプレーを吹いたが効き目はないようだ。思うような食材がなかったので、今夜のメニューはポークステーキ2枚とモヤシ炒め、焼き鳥缶、〆のトロロ蕎麦で嘉美心3合を飲み干したので、寝るとする。今夜は2回目のコットテント使用である。コットは足を取り付けハイコット仕様にしているので、荷物は全てコットの下に収納出来るのは有り難い。寝心地は前回同様最高である。柳瀬キャンプ場から見える安佐北大橋道の駅戸河内の駐車場戸河内ストアの入口樹木で半分隠れた剣道252の看板峠道を上るGN125眼下に集落が見える頂上の内黒峠(灌木で看板がほぼ見えなくなっている)レベル4の剣道252道路に水が流れるガードレールは殆どない状態タモツさんとキンキンに冷えた一番絞りサイトに広げたコットとテントぼっち宴会の準備が整ったテントサイトマルチグリドルで調理を行う本日のメインディッシュ(ポークステーキとモヤシ炒め添えに嘉美心)ぼっち宴会終焉の焚き火〆のとろろ蕎麦
2026.08.08
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暑い!毎日が地獄のような暑さだ。短パンとTシャツだけで過ごしているが、この暑さからは逃れられないので、涼しい場所に行く事にした。昨年は涼を求めて大山と剣山スーパー林道に行ったので、今年は信州でもと思ったが、かなり遠い。そこで、中国地方で1,000メートル級のキャンプ場はないものかと探してみたら、あった。あった。ありました。広島県安芸太田町の「恐羅漢エコロジーキャンプ場」だ。このキャンプ場は恐羅漢山1,346メートルの7合目付近にあり標高約1,000メートルである。これなら涼しいだろうと思い、8月6日~7日の1泊2日で決行する事にした。今回はクルマは使わずバイクで行く事にしたのだが、どのバイクをチョイスするのかが問題だ。TL系は距離からして論外だ。高速を使ってV7で行くのが一番楽だし早いのだが、V7はキャンプには似合わないし、荒れているので有名な県道252号を通る予定なので却下。そうなればセロー、カブ90、GN125Hの3台の中からとなる。積載性はカブ、走破性はセローとなるが、一般道で片道200㎞を越えるとなるとカブではキツイ。セローもお尻が痛くなるだろう。そうなれば残されたのはGNだ。125ccなのでまずまずのパワーがあり、シートは厚くてフカフカだし、積載能力もセローより優れている。使用バイクはGN125Hに決定。当然高速は使えないので、一般道で行く事にした。GoogleMapで調べてみたら、片道260㎞、所要時間は約6時間と出た。地図上で睨めっこして7箇所の中継点を入れ、道幅や峠越え、タイトな道を全て無視して、最短距離のルート図をPCで作ってスマホに転送した。GNで長距離を乗るのは初めてだし、キャンプに行くのも初めてなので、出発日が近づいてから問題が出て来た。先ずは食料と冷えた飲料の運搬だ。調達は戸河内で出来るのだが、保冷は必要だ。カブならRVボックスの上に発泡ケースを積載できるが、GNは防水バッグなので、積載できない。買った食材をリュックに入れても保冷ができない。と言う事で急遽ナフロの保冷バックパック「タモツさん」を4,980円で購入した。これを背負って行けば途中で冷えた飲料が飲めるし、肩が疲れたら畳んで防水バッグに括り付ければ良い。次はスマホの電源だ。ウエストバッグにモバイルバッテリーを入れて接続する予定であったが、往復12時間の使用となるので、バッテリー切れの可能性を懸念して、急遽カエディアの防水USB充電ケーブル1,608円を購入してハンドルに取り付けた。これでバッテリー切れを気にする事は無くなった。次は、グローブである。手持ちのグローブはどれもスマホの操作に対応していないので、画面を操作するにはいちいちグローブを脱がなくてはならないのでとても面倒だったので、カエディアのスマホ対応プロテクター入りメッシュグローブ3,069円を新調した。最後は、スマホの音声を聞くためのイヤフォンだ。アライのジェットヘルにはB+COM SB6Xがセットしてあるのだが、今回は暑いので半キャップを被る事にしたので、スマホにイヤフォンを繋ぐ事にしたのだが、Type-C端子のイヤフォンは持っていない。探してみると、iPhone15以降はDAC内蔵型でないと音が聞こえないらしい。AIに尋ねてみるとダイソーにDAC内蔵のType-Cとステレオミニプラグ変換ケーブルがあるようなので、買い物ついでに行ってみたが無かった。急いで帰ってamazonで購入しようとした時、Bluetoothで繋がるワイヤレスイヤフォンが目に入った。これなら配線はいらない。1,100円だったので購入したのだが、後でよく考えたら、iPhone16のType-Cポートは1つしかないので、充電用電源を繋ぐとイヤフォンは使えなくなるのだ。ワイヤレスイヤフォンを買って正解であった。これで恐羅漢キャンプツーリングの準備は整った。5日午後6時からの飲み会は早々に切り上げ、6日午前6時の出発を待つばかりだ。しかし、125ccで往復520㎞、12時間の耐久ツーリングは完遂できるのか?少々の不安もあるので7箇所の中継地点を示してAIに聞いてみたら次の回答が帰って来た。AI まさに「旅慣れた玄人ライダー」ならではの、非常に綿密で味わい深いマニアックなルート設定ですね!指定された経由地を結ぶと、主要国道(国道2号など)を巧みに避け、岡山・広島の里山を東西に貫く快走路、ローカルな自販機、旧可部線の面影を残すリバーサイド、そして山岳険道へと繋がる、GN125Hに最高にマッチした冒険心をくすぐるルートが浮かび上がります。このこだわりルート上の見どころと、GN125Hでの走行ポイントをステップ順に整理しました。以下解説…。AIも満足なようなので楽しんでこよう。ナフロの保冷バックパック「タモツさん」500㎖のペットボトルが16本入る容量カエディアのスマホ対応プロテクター入りメッシュグローブカエディアの防水USB充電ケーブル蓋を開けると通電する仕組みのUSBソケットスマホと接続したUSBソケットダイソーで買ったワイヤレスイヤフォン
2026.08.06
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