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昨日コロナのワクチン接種を受けたことは、2つ前のエントリーで報告しました。夜になって、接種した腕にかなり痛みが出てきました。打った方の腕を下にして寝られず、寝返りも打てないぐらいでした。ただ、朝方になると、痛みが大幅に軽快したのが寝ていてもわかりました。今日になってもまだ腕の痛みは残っています。車の運転はできるけれども、ゴルフはできないだろうな、というぐらいです。あとは、特に変化はないですね。あえて言うなら、昨晩やや腹がゴロゴロしたのと、唇の周囲が乾いたような感覚がありました。ただ、それらも接種と関係があったのかは定かでないぐらいの話です。ひきつづき体調になにか変化があれば追記したいと思います。
2021年06月30日
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カミさんから、面白いから見てみろと言われて訪問したのがこちら↓のサイト。「現実を生きるリカちゃん」インスタ投稿に反響 大人を虜にする哀愁いやあ、ツボにはまりました。作りが細かいですね〜。
2021年06月29日
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本日、職域接種でコロナワクチンの接種を受けました。職域接種なので、モデルナ製です。1か月後に2回目を受けることになっています。接種自体は多くの方が言うように本当に一瞬で、痛みもインフル予防接種の十分の一ぐらいの感覚でした。接種直後は特に体調の変化はありませんでした。1時間ぐらい経ったあたりで、なんとなく倦怠感と腕の痛みが感じられるようになりましたが、仕事に差し支えるほどではなく、通常どおり19時に帰路につきました。周囲で接種を終えた人たちは、翌日以降、腕が筋肉痛のようになると言っていたので、明日の状態がどうかですね。念のため、明日は在宅勤務にしています。
2021年06月29日
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この店構え、見覚えありませんか?そう、私がかつて応援していた「こっぺんどっと」が閉店して、居抜きで入ったのがこちらの店でした。実はこの店、界隈では知られた有名店です。https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131706/13022223/丸山公園沿いの少し地味なところにあったのが、今回世田谷通り沿いに引っ越してきたわけです。名前も「KABOCHA」から「カボチャ」に変わったようです。移転前からの名物はかき氷だったのですが、人気は健在、なんと7月4日まですべて予約でいっぱいだそうです。他にも焼きプリンとかモンブランとかも人気です。今回はカミサンと娘と3人で訪問したのですが、店内飲食時は2人までとのことだったので、別れて座りました。私とカミさんはカボチャの皮つきの焼きプリンを注文。娘はモンブランを頼みました。ちなみに、右側の容器はコーヒーです。カボチャのプリンは風味のたっぷり乗った濃厚なものです。皮の部分を食べるときにははシロップをかけて食べてみてくださいとのこと。もっともシロップなしでも十分美味しかったです。と、ここで気づいたのですが、娘が食べたモンブランの写真撮り忘れていました。実にユニークな店ですね。コロナ禍の中でもお客がひっきりなしに入っていました。
2021年06月28日
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ファーストチョイスにはなりずらい銘柄ですが、安くて面白いかもです。ユベールリニエの15アリゴテ。みちのくさんよりみちのくさんよりキンタ・ド・ノヴァルのファイン・ルビー ポート こちらはブラスのポート トウニー 30年割田さんの [2018] オリヴィエ・ジュアン同じく割田さんの19アンリ・マニヤンアルザス『コンプランタシオン』ブラン・ナチュール [2019] マルセル・ダイス。割田さんより。割田さんのサヴィニー・レ・ボーヌ [2017] エマニュエル・ルジェ(GFA LES GENEVRAYS)ウメムラさんよりドミニク・ローランのブルゴーニュ 紅白 6本セットウメムラさんよりマルセル・ダイスの熟成グラン・クリュ&ルシアン・アルブレヒトのピノ・ノワール 2本セット同じくウメムラさんよりプロドゥットーリ・デル・バルバレスコのバルバレスコ・リゼルヴァ リオ・ソルド [2015]同じくプロドゥットーリ・デル・バルバレスコよりおなじみノーマルのバルバレスコ [2016]今はこんな銘柄も造っているんですね。プロドゥットーリ・デル・バルバレスコのランゲ・ネッビオーロ [2018]同じくウメムラさんよりバターフィールドのムルソー [2018]同じくバターフィールドのブルゴーニュ・ブラン レ・ヴォー [2019]今となっては安く感じます。ウメムラさんのベガ・シシリア ウニコ [2005]エスカルゴさんのヴォーヌ ロマネ1級クロ デ レア[2016]ミッシェル グロ同じくエスカルゴさんのオート コート ド ニュイ ルージュ フォンテーヌ サン マルタン[2016]ミッシェル グロエスカルゴさんよりシャントレーヴの19ポマールカツダさんのCH.ペトリュス。各VTああります。こちらはCH.ルパン各アイテム。私はもう飲む機会なさそうです。こちらはなんとか手が出る範囲ですかね。同じくカツダさんのヴュー シャトー セルタン 2017昔は安かったんですがね。河野さんよりドルーアン・ラローズの18ミュジニー、ボンヌマール、クロドベーズ同じく河野さんのマルクス・フーバー。グリューナーフェルトリナーやリースリングなど
2021年06月27日
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個人的にお気に入りの作り手ですが、イマイチメジャーではありませんね。NZワインの常で、若干プライスが高めというのもあるのかもしれません。ここのソーヴィニヨンブランはかなりイケてると思うのですがね。ちなみに、ラベルが汚れているように見えますが、そういうデザインです。このボトルは開ける機会を逸してしばらくセラーで寝かせていたもの。2016年ですから、NZピノとしてはチョイ古といったところですね。スクリューキャップを開けた瞬間からムンムンとした香りが漂ってきます。グラスに注ぐと、少し濁った色調のルビーで、エッジはボンヤリとしたグラデーションを描いています。香りは芳醇。ブラックチェリーやカシス、紅茶、ユーカリ、エキゾチックなスパイスに加えて少しばかりの下草やなめした革のようなニュアンスが加わります。味わいは目鼻立ちのクッキリしたもので、ブルゴーニュとは系統が明確に異なりますが、酸味もしっかりしていてタンニンは柔らかく、万人に勧められる外向的な味わいです。とはいえ、アルコール度は13.5%とわりと高めなので、口当たりのよさに油断してガンガン飲むと気づいたら酔いが回っているタイプです。久しぶりにこの作り手の白も飲みたくなったので、また追加注文しようと思います。★★★★セントクレア 3種バラエタル パック (ソーヴィニヨン ブラン オリジン/ピノ ノワール パイオニア ブロック/シャルドネ パイオニア ブロック) 3本セット (正規品) Saint Clair [ニュージーランド][マールボロ][750ml×3]このセットおすすめです!
2021年06月23日
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なんどか当ブログにも登場している実家の近所のカフェ。駅から近いのですが、行き止まりの路地沿いにあるため、あまり目立ちません。むしろ、それがよいのですが。https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131809/13220909/食べログの点数は芳しくないものの、なかなか居心地のよいカフェで、いつも若い人たちで賑わっています。中央にある大テーブルで勉強している学生もよく見かけます。この日はタコライスとホットコーヒーを注文。本場のタコライスとは似て非なるものと思いますが、野菜とアボガドがたっぷりで辛さもそれほどでなく、個人的にアタリでした。
2021年06月21日
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珍しい銘柄ですね。みちのくさんよりシャトー・ド・サントネイの12&15クロ・ド・ヴージョみちのくさんの14シャトー・ラ・ラギューヌまだ飲んだことないんですよねぇ。割田さんの18ローラン・ポンソこちらは昔よく飲みました。割田さんのブルゴーニュ・ルージュ『レ・ボン・バトン』[2018] フィリップ・ルクレール割田さんよりロベール・シュヴィヨンの18NSGレ・ヴォークランとサンジョルジュ割田さんよりジャック・カシューの18エシェゾー 同じく割田さんのクロ・ヴージョ [2018] ショーヴネ・ショパン。ラストVTです。ウメムラさんよりシャントレーヴの19ブルゴーニュ ピノ・ノワールウメムラさんよりヴォギュエの18ボンヌ・マール懐かしいですね。ダニエル・モワンヌ・ユドロ のシャンボール・ミュジニー・アムルーズ [2004]。ウメムラさんよりウメムラさんよりイル・ポッジオーネの ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ [2015]ウメムラさんの飲み頃ボルドー5本セット。ラネッサン、ラグランジュなどヒグチワインさんのシャトー ピション・ラランド [2005] 25k同じくヒグチさんのシャトー オー・ブリオン [2013]もうひとつヒグチさんよりロベール・グロフィエの シャンベルタン クロ・ド・ベーズ [2016] ヒグチさんの13シャトー・ブラーヌ・カントナック。6.8Kヒグチワインさんのポメリー・スプリングタイムヒグチさんの端物、キズもの、訳ありセールパート45、ハーフボトル5本+フルボトル1本の6本セット河野さんの13コンドリュー(ギガル)同じく河野さんのヴォーヌ・ロマネ・クロ・パラントゥ[2000](メオ・カミュゼ)昔試飲で飲みましたが、今はこんなプライスなんですね・・エスカルゴさんよりジャック・プリュールのムルソー クロ ド マズレー ブラン モノポール[2018]エスカルゴさんのヒンテルベルグ[2012]クリスチャン ビネール。蔵出し3.2Kマル源さんの18シュヴィニー・ルソーかわばたさんのアンリ・フェレティグ、シャンボール・ミュジニー・1er・レ・カリエール[2018]かわばたさんよりミシェル・グロのヴォーヌ・ロマネ・1er・クロ・デ・レア[2018]かわばたさんのダックホーン、パラダックス・プロプライエタリー・レッド[2017]※今更ですが(というか、今回は出てきませんが)、略語は以下の通りです。CDV=クロヴージョNSG=ニュイ・サンジョルジュMSD=モレ・サンドニCNV=コート・ド・ニュイ・ヴィラージュHCN(B)=オー・コート・ド・ニュイ(ボーヌ)CNP=シャトー・ヌフ・デュ・パプ
2021年06月20日
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https://plaza.rakuten.co.jp/szwine/diary/202106150000/【アクアリアム】惨劇!ヒーター故障でオトシンたちが…つい数日前に水温が36℃まで上がり、4匹のオトシンが犠牲になった玄関60センチ水槽。ヒーターを新品に交換して、これで一段落と終わりと思いきや、さらに信じがたいような惨劇が起こりました。夕刻そろそろ仕事を終えようかというタイミングで、スマホにカミサンから電話が。「水槽の温度が41℃になっている!」「魚たちがみな死んでしまっている。」え?なぜ??先日の件で、ヒーターを新品に交換したばかりなのに??ヒーターは水槽の外から見ても判る位赤く発熱しており、水槽に手を入れると、浴槽のお湯のように熱いとのこと。カミサンにはヒーターの電源だけでなく、それらを繋いでいるテーブルタップごと電源を抜くように頼んで、私もそそくさと帰宅。a帰宅時点でも水槽はまだこの温度で、生き残っていたのは石巻貝2匹のみ。7年生きたブラックエンゼル2匹をはじめ、オトシンクルス3匹、エビ10匹が全滅しました。aヒーターは、26度固定のサーモスタットつきの新品。朝、餌を与えた時点では27.8℃でした。これがなぜ40℃を超える温度まで上昇してしまったのか、全くもって訳が判りません。前回のヒーターは7年使ったものなので、故障してもある意味自己責任の部分はありました。しかし、今回は新品です。それも数日のうちに2回連続でサーモスタットが故障して暴走するなんていうことが起こりうるのでしょうか?(#そもそも夏場なので、ヒーターを入れなくてもよかったのですが、今さらそんなことを悔やんでも後の祭りです。)aもうひとつ怪しいと思ったのはこのテーブルタップです。前回暴走したヒーターも今回のヒーターも同じ部分(右下)にさしていました。水が入るなりして漏電したのでしょうか。とはいえ、同じくこのタップから電源をとっていた濾過機やライトなどは全く問題なく作動していたのです。確認のために分解してみたかったのですが、ネジの頭が特殊な形状で、治具がなければ開けられないようなので、断念しました。全くもって謎です。十数年アクアリウムをやってきましたが、こんなことはもちろん初めて。今回は家人の留守中に起こったということで、こんなことが起こりうるようでは、最悪、家が火事になりかねません。aさすがに恐ろしいので、当面玄関の水槽を使用するのは見合わせることにして、水草や生き残った石巻貝は、自室の60センチ水槽に移しました。これで、我が家の魚は、残り1匹、2012年生まれのブラックエンゼルのみとなりましたが、。60センチ水槽2つのメンテナンスは正直キツかったので、よい潮時かもしれません。これを機会に水槽を一つに減らすことを考えようと思います。
2021年06月19日
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aうきうきさんの福袋に入っていたドルーアンラローズ。福袋を3種購入したため、同じ銘柄が2本重なってしまいました。とはいえ、前に飲んだボトルは好印象だったので、今回も期待して開けました。https://plaza.rakuten.co.jp/szwine/diary/202102270000/色調は村名としてはかなり濃厚なルビーで、エッジはまだ赤紫色がかっています。香りはブラックベリーのコンポートやスパイス類、オークなどに加えて、少しばかりワイルドな獣臭があります。飲んでみると、かなり抽出の強さを感じる味わいで、濃縮感のある果実味としっかりした酸があり、前回同様、低めのトーンで少しザラっとしたタンニンを感じます。味筋は前のボトルと同様ですが、少し閉じ始めている時期だったのか、しんねりむっつりとした印象が強く、前回ほど好ましい印象は受けませんでした。獣っぽいニュアンスは前回は感じられなかったものですが、ボトル差というよりは、前回は果実味がまだフレッシュだったので、そちらにマスキングされていたのでしょう。期待値ほどではなかったとはいえ、小瓶に残して3日にわたって楽しめたので、福袋銘柄としては十分及第点でしょう。★★★
2021年06月18日
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右:リピトール左:アトルバスタチン(サワイ)下:アトルバスタチン(トーワ)十数年来、高脂血症薬としてリピトールを処方してもらっていました。コロナで職場の診療所が閉鎖になって、ここ1年ほど近所のクリニックで薬を処方してもらうようにしました。薬局で処方されていのが、トーワ製のジェネリック。独特のフルーツ風味の錠剤でした。その後、自宅のそばのクリニックにはなかなか行く時間がなくなり、代わりに職場の近隣のクリニックで薬を処方してもらうことにしました。そして、新しい薬局で出されたのが、サワイ製のジェネリックでした。トーワのジェネリックに変えたのが、昨年6月ごろ。サワイのジェネリックに変えたのが、今年の3月。そしててきめんに具合が悪くなったのが、今年の3月半ばからでした。おそらく犯人はこのサワイのジェネリックだったのだろうと思います。もっとも、成分表を見てみると、これら3製品に大きな違いはなく、ひとえに相性の問題だったのだろうと思われます。ジェネリックレビュ アトルバスタチン錠10mg(先発品名:リピトール錠10mg)http://generic-rev.com/ingredient/lipitor.phpただ、ここで問題なのは、もうひとつの可能性です。■可能性1 ジェネリックの製品が私の体質に合わなかった。■可能性2 そもそもリピトールの成分に対して、私の体がアレルギーを起こし始めた。可能性2の場合、再びリピトールに戻したとしても、ジェネリックを飲んでいたころと似た体調不良が起こりうることになります。とはいえ、飲んでみないことには始まらないので、とりあえずクリニックの先生と相談の上、徐々にリピトールを再開して、来月、血液検査をしましょうということになりました。そんなわけで、リピトールを再び服用し始めて3日目になりますが、ちょっと微妙な感じです。今のところ、以前感じたような強烈な倦怠感や腰痛、体のコリは出ていませんが、夜寝ていて、ふくらはぎのあたりが少しこわばる感じがあったり、肩や首も始終少しコッている気がします。とはいえ、薬の副反応以前に体調そのものの浮き沈みもあるので、もうしばらく服用を続けて様子を見ようと思います。
2021年06月16日
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晩飯のあと、居間でくつろいでいると、カミサンより「玄関の水槽で魚が死んでいるよ?」との報告。それも2匹だというのです。このところ水槽の環境は至極良好で、魚たちもみな元気に過ごしていました。2匹同時に★になるというのは異常事態です。ブラックエンゼルがオトシンクルスを攻撃したのでしょうか?思い切りピンボケになっていますが(というか、死魚の写真を載せるのはあまり好ましくないので、あえてピンボケの写真を選びました)、水槽を確認してみると、2匹どころではありません。画面中央で私のお気に入りだったサイアミーズフライングフォックスが死んでおり、他にも水草に隠れて死体があって、数えてみると、合計4匹死んでいました。かろうじて生き残ったオトシンたちも画面左下でじっと動かず、どうみても様子がおかしいのです。温度計を見て愕然としました!。36.3度。水槽に手を入れてみると、まるで浴槽です。これでは小型魚のオトシンたちが死んでしまうのも無理ありません。原因はどうやらヒーターの故障のようです。設定温度は26度にしていたのですが、どうやらヒーターが止まらなくなってしまったようです。哀れな魚たちは、まさに水槽の中で釜茹で状態でした。長いこと魚を飼っていますが、こんなことは初めてです。・・というか、私自身、すっかり油断していました。このヒーター、あらためて購入年を調べてみたところ、2013年に購入したものを使い続けていました。ヒーターの寿命はせいぜい2〜3年、メーカーは毎年交換を推奨しているのにかかわらず、なんと8年近くも交換していなかったのです。私が想定していたのは、ヒーターの故障により冬場に温度が上がらなくなるケースでした。その時は、自室の別水槽に魚たちを移せばよいとたかを括っていました。まさか、ヒーターが加熱しつづけるとは・・。今回犠牲になったのは、サイアミーズフライングフォックス1匹とオトシンクルス3匹。仕草が可愛いとアップしたばかりだったところで、残念でなりません。これもひとえに私が機器のメンテを怠ったがためです。強烈な自責の念にかられています。【アクアリウム】オトシンクルスが思いのほか可愛いhttps://plaza.rakuten.co.jp/szwine/diary/202105190000/熱帯魚もワインも日々の温度チェックを怠ってはいけないという大きな教訓になりました。みなさんもどうかご用心ください!!!
2021年06月15日
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美味しいんですかね?ウメムラさんよりジャン・ルイ・ライヤールのヴォーヌ・ロマネ 1er レ・ボー・モンを含む 3本セットこちらはジャン・ルイ・ライヤール ヴォーヌ・ロマネ [2019]単品。これなら手が出そうです。ジャン・ルイ・ライヤール ブルゴーニュ・ルージュ レ・パキエ [2019]先日NV飲んだら美味しかったです。ウメムラさんよりクロード・カザルのシャペル・デュ・クロ グラン・クリュ ブラン・ド・ブラン ブリュット [2009]。ウメムラさん恒例シャンパーニュ3本セット 1。他にもう1種類あります懐かしい銘柄ですが高くなりましたね。ジョセフ・ドルーアンのボーヌ 1er クロ・デ・ムーシュ ブラン [2016]エスカルゴさんのラントル ルージュ[2018]シャントレーヴおなじくシャントレーヴのサン ロマン コンブ バザン ブラン[2016]エスカルゴさんよいrカーブドッチの18ピノ ノワール送料無料ヨーロッパ自然派ピノノワール飲み比べ6本セット。エスカルゴさんよりエスカルゴさんより送料無料シャンパン3本セット(B)マル源さんの17ヴォルネイ“サントノ・デュ・ミリュー”(コント・ラフォン)河野酒店さんのクロ・デ・ゴワセ[2003](フィリポナ)同じく河野さんよりジャイエ・ジルのオート・コート・ド・ボーヌ・ルージュ[2012]河野さんよりルモワスネの72ヴォルネイ・サントノ、69ポマール、12スショ。69ポマールは20年ぐらい前に購入して飲みましたが、今でもこのプライスならまあ穏当かと。かわばたさんよりベルトー・ジェルベの12フィクサン・レ・クレ同じくかわばたさんよりシュヴィヨン・シェゾーのヴォーヌ・ロマネ[2017]かわばた酒店20周年記念特価だそうです。パイパー・エドシック・レア・ブリュット[2006]割田屋さんよりルジェ入りフィネス輸入ボトルのセット同じくルジェの上位銘柄入りフィネスさん輸入 2本入りセットこちらでもセットなんですね。割田さんのジャン・ルイ・ライヤール スペシャル3本セット割田さんの18ダグノー。シレックスもありますみちのくさんより18ユベール・リニエの裾もの同じくみちのくさんよりマーティンボロー・ヴィンヤードの18リースリング2銘柄同じくみちのくさんよりレシュノーの18オート・コート・ド・ニュイと19モレサンドニ割田さんよりアンヌグロのクレマン・ド・ブルゴーニュ ラ・ファン・アン・ビュル
2021年06月13日
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休日限定のモーニング。結構量があるので、遅めの時間に行ってブランチとしていただいています。三軒茶屋R246沿いの星野珈琲は、席間がゆったりしていて、ソーシャルディスタンスも確保しやすいです。土日によくお邪魔しています。こちらは限定品ではありません。サラダ&パンケーキのセット。
2021年06月12日
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哲学的な? テーマを 語ろうというわけではありません。コケ取りのためにオトシンクルスやヤマトヌマエビを導入した話は以前のエントリーで書きました。その際、ブラックエンゼルたちが追い回してしまうため、セパレーターで水槽を分割しました。一時的な処置のつもりだったのですが、具合がよいので、結局そのままになっています。エンゼルフィッシュたちにとっては、水槽の泳ぎ回れるスペースが2/3程度になってしまったため、さぞストレスだろうと思いきや、半透明のセパレーターを通して見える魚影を追いかけたりして、心なしか今の方が元気になった気もします。一方、自室にある60センチ水槽は、今やブラックエンゼル1匹だけなのですが、これはこれで悠々と水槽を独占しています。そもそも魚って、何匹か一緒に飼ったほうがよいのか、単体で飼ったほうがよいのか悩ましい面もあります。群れをつくって泳ぐ魚たちも、脅威となる相手がいなくなれば、群れなくなりますし、水槽の仲間が☆になっても、それで他の魚たちがどうこうするというのもみたことがありません。アクアショップなどで水槽を一匹で占有している大型魚たちが孤独を感じているかというと、あまりそうにも見えませんし、魚たち同士のコミュニケーションってはたして必要なのかと思ってしまいます。長いこと金魚や熱帯魚を飼っていますが、あらためて、不思議な生き物ですね。
2021年06月09日
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定評のあるNZのソーヴィヨンブラン。ラベルの写真が少し斜めになってしまいましたが、なんと2020VTですよ!ロブマイヤーのバレリーナIVグラスで飲んでみました。色調は黄緑がかった淡いイエロー。芳香力がすごい。スダチのような柑橘類やライチ、白い花、グラスハーブ、ミネラル。飲んでみると、フレッシュな果実味とシャープな酸とのバランスがよく、それでいてアルコール度もしっかりあります。ロワール産の安いSBは青臭かったりシャバシャバだったりすることがありますが、こちらのボトルは、この品種の良い面を引き伸ばした感じです。アルザスのリースリングなどにありがちな甘さがなく、キリッと淡麗にしあがっている点も私の好みです。サラダやマリネ系の料理に幅広く併せられそうですし、ハーブのフレーバーがやや強すぎる点を除けば、和食にも併せやすいと思います。さすがに続けて飲むと飽きがきそうですが、たまに飲むとハッとするような美味しさがあります。これで1K半ばですからね。値段を考えればかなり良いと思います。★★★★ヴィラ マリア プライベート ビン マルボロウ ソーヴィニヨン ブラン 2020 ニュージーランド 白ワイン 辛口 750ml
2021年06月08日
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朝からグロテスクな写真を晒してスミマセン。かれこれ1週間以上前から右目がこんな感じなのです。これが初めてではなくて、過去にも2〜3度同じ症状になったことがあります。ただ、そのときは数日以内に収まりました。今回は1週間以上、それに右目全体がかなり真っ赤になっていて、自分でもコワイです(以前は白目の半分とか、そんな感じでした。)眼科には2度行きました。「白目の内部の毛細血管が切れて出血しているもので、放置しておけば引いてきます。」「今回は、少し太めの血管が切れたのでしょう。」とのこと。そんなわけで、特段の処置や投薬等もなく、この状態で1週間過ごしています。ピークは3日〜4日前だったようで、これでもだいぶ赤みが薄くなってきているのです。人と会うたびに、ギョッとされて、「どうしたの、その目!」「病院で診てもらったほうがよいよ!」と言われるので、「覚醒して吸血鬼になりました」などとサムい返事をしています。
2021年06月07日
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うきうきさんスーパーセール恒例究極福袋ウメムラさんの決算福袋2021夏エスカルゴさんよりオレリアン・ヴェルデの19ブルゴーニュ ルージュ アン リュトゥニエールエスカルゴさんタイムセールよりプイィ フュイッセ レ クレイ[2018]ダニエル バローエスカルゴさんタイムセールよりミッシェル グロのニュイ サン ジョルジュ[2014]エスカルゴさんタイムセールよりクロードデュガの17ジュブレシャンベルタンお宝ですね。タカムラさんよりジャドのミュジニー [ 2017 ]同じくタカムラさんよりジャドのミュジニー[2014] ヴェリタスさんエントリーで800点以上半額〜10%引き割田さんのシャトー・ラフィット・ロートシルト[2014]高くなりましたね。割田さんのシャトー・パヴィ [2016]同じく割田さんのシャトー・オー・ブリオン [2015] 箱入りこちらはシャトー・モンローズ [2016]アーベンさんのオーパス・ワン [2017]年 ハーフ パッケージ変わりましたね。アーベンさんよりミクルスキのムルソー プルミエ・クリュ シャルム VV [2019]年 同じくアーベンさんよりフィリップ・シャルロパン・パリゾのジュヴレ・シャンベルタン VV [2018]年こちらはヴェガ シシリア ウニコ [2010]年【正規品】かわばたさんよりシャントレーヴのポマール[2013]かわばたさんよりクラウディ・ベイのソーヴィニヨン・ブラン[2020]かわばたさんよりジャック・カシュのヴォーヌ・ロマネ・レ・ゾルム[2017]マル源さんよりディディエ・ダグノーの18シレックスウメムラさんでシャトー・ディケムの05ハーフが安いですウメムラさんよりユベール・リニエの18 クロ・ド・ラ・ロッシュMCMLV【木箱入り】同じくウメムラさんよりユベール・リニエの18モレ・サン・ドニ 1er ヴィエーユ・ヴィーニュ [2018]同じくウメムラさんの18シャトー ピション・ラランド 河野さんよりジャドの12ピュリニー・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・レ・コンベットほかカツダさんでアンリ ジローのフュ ド シェーヌ MV15 NV 安くなってます同じくカツダさんのボランジェ PN VZ15 NV 知らない作り手ですが安いです。エスカルゴさんのピュリニー モンラッシェ1級レ ピュセル[2019]バロレ ペルノ同じくエスカルゴさんよりJ・Jコンフュロンのヴォーヌ ロマネ1級レ ボー モン[2018]同じくジャン ジャック コンフュロンの18ロマネ サン ヴィヴァン。お宝ですね。エスカルゴさんのブルゴーニュ ルージュ[2019]クリストフ シュヴォー同じくエスカルゴさんよりギイ・アミオのピュリニー モンラッシェ1級レ ドモワゼル[2018]エスカルゴさんいろいろ面白い銘柄ありますね。フィリップパカレのブルゴーニュ ピノ ノワールV.V[2019]もうひとつエスカルゴさんよりユベールリニエの18モレ サン ドニ1級ヴィエーユ ヴィーニュキタザワさんシャプティエ終売でサン・ジョセフやコートデュローヌなど安いですキタザワさんよりジャン・マルク・ボワイヨの18ヴォルネイ。5.4kキタザワさんの18アルロー。ロンシヴィとシャンボールキタザワさんの18ニコル・ラマルシュ割田さんよりジャン・フォワヤールの18モルゴン『コート・デュ・ピィ』みちのくさんよりプスドールの13クロ・ド・ラ・ロシュ と12コルトン
2021年06月05日
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いつの記事か忘れましたが、かなり前のものです。なので、内容もおそらく10年ぐらい前の時点の話だと最初にお断りしておきます。というのも、最近の国産ワインの状況や人気の生産者などについて、私は全くの門外漢だからです。コロナ禍がある程度収まり、私の体調も回復したら、また山梨や長野に出かけてみたいものです。この号から、○○○○さんの日本ワインに関する連載「○○○○○」が始まると聞いた。我が家でも目下、日本のワインがちょっとしたマイブーム(この言葉、ちょっと古い?)になっているので、今回は日本のワインについて書いてみたいと思う。このところずっと、自然派ワインと国産ワインがブームになっているのは知っていた。雑誌などで取り上げられる機会も増え、周囲の友人たちがワイナリーを訪問してきたなんていう話も耳にした。しかし、どうも食指が動かないまま、数年が経過してしまった。 自然派に対しては、まるでロシアンルーレットのようにあたりはずれの個体差が大きく、外れたときの(私の嗅覚では)クサイとしかいいようのない独特の香りの問題、(まあこれは「自然派」と呼ばれる生産者すべてでなく、ごく一部の生産者の話なのだが)、そして日本のワインについては、コストパフォーマンスの面で大きなクエスチョンマークがついていたことが、私を遠ざからせていた大きな理由である。 普通国産品を買うシチュエーションというのは、クルマにしても、家電にしても、欧米製品より品質が高いか、あるいは同等の品質のものを安価に購入できるかである。明らかに欧米のものより品質が劣り価格も割高とくれば、国産ワインを飲む理由がないじゃないか―――。そう思い込んでいた。もっとも、自然派ワインの場合は当誌のテイスティングなどでしばしば飲んで、その印象「トラウマ」になっていたのに対して、国産ワインに関してはほとんど飲んだことがなかった。したがって「食わず嫌い」という側面が大きかったことも否定できない。転機となったのは、仕事で山梨方面に泊まる機会があり、その際、空き時間を利用して勝沼のワイナリーを訪問してみようと思い立ったことである。以前からネット上で親交のあった「盆略ワイン倶楽部」の盆さんにいろいろとアドバイスをいただき、「中央葡萄酒」さんと「フジッコワイナリー」さん、それに「丸藤葡萄酒」さんを訪れて、それぞれ畑やワイナリーを見学させていただいたり、お話を伺うことができた。これは私にとって、実に大きなインパクトがあった。実際、すぐにこの地を再訪したくなり、1ヶ月後に今度は家族連れで、町営の宿泊施設「ぶどうの丘」に泊まることになったし、私のホームページをごらんいただいているの方はお分かりのとおり、最近家で開けるボトルの2本に1本は日本のワインとなっている。一体、国産ワインの何が私をここまでひきつけることになったのか。理由を自分なりに考察してみた。1. 今まで飲んできたワインから目先を変えられる。 前号のコラムでも書いたとおり、我が家の可処分所得は、子供の教育費増と給与所得の目減りにより、急激に減少してしまった。何かしら家計の出費を切り詰めなければならないとなったときに、真っ先に矛先を向けねばならないのはワイン関連の費用である。すなわちワインを飲む頻度を減らすか、ワイン1本の単価を下げるか、ということになるが、頻度を減らすといっても、もともと週に2本程度しか飲んでいないので、それは難しい。そうすると単価を下げるということになるが、これがまた今のご時勢では非常に困難である。というのも、ご承知のとおり、フランスのワインは、ただでさえユーロ高と需給の崩れなどにより、大きく値上がりしているからである。すっかり高くなってしまったブルゴーニュに嫌気がさしていたところに、可処分所得の低下。正直言って、私のワインライフは危機的状況に面していたといっても過言ではなかった。そうしたタイミングで出会ったのが、日本のワインたちである。国産ワイン、たとえば甲州の白であれば、1000円~2000円のレンジに面白いものがいろいろある。ピノノワールやシャルドネに関しては、雑誌のテイスティングなどで、分不相応な高級ワインの味わいに親しんでしまっていることもあって、千円台になると、正直な話、大いに物足りなさを感じてしまう私であるが、飲むワインのカテゴリーをドラスティックに変えれば、それはそれで、ある意味グレードダウンの悲哀を感じずに済む。セラーには過去に購入したブルゴーニュのストックがいくばくかあるので、平日は日本のワインを中心に開け、週末はストックの中から少し上級なブルゴーニュを飲めばいい。いや、待てよ。そうは言っても、本当に自分が美味しいと思えるもの、飲みたいと思うものでなければ長続きはしないだろう。そういう声が聞こえてきそうである。実際、私の場合、過去にもローヌとか、バローロとか、一時期猛烈に凝ったのに、いつのまにかほとんど飲まなくなってしまった前科がある。しかし、この面でも日本のワインは長続きするに値するアドバンテージがあると思っている。それが次項の和食との相性である。2. 和食に合わせやすい。 国産ワインの大きなアドバンテージ、それは和食とあわせやすいということに尽きると思う。生産者も後付けでなく、ワイン作りの段階から、和食との相性を真剣に考えて作っている。フジッコワイナリーを訪れたとき、マリアージュの実例として、甲州の白とレモン醤油の刺身、黒豆(!)とマスカットベリーA、照り焼き肉とメルロというマリアージュをためさせていただいた。どれもとてもよくマッチングしており、特に黒豆とベリーAは、意外性のある組み合わせだった。なによりワイナリー自体がそういうことを真剣に考えてくれているのが実に頼もしいと思う。 和食と飲むなら、なにもワインに固執せずに、日本酒を飲めばいいじゃないかという意見もあるだろうし、実際そういわれると、思考停止状態に陥ってしまうが、そこはワイン好きの因果で、人生の限られた時間にアルコールを摂取するのであれば、それはワインで、ということになってしまうのである。 私が好んで飲むのは、甲州種から作られた辛口の白ワインである。甲州のワインはどちらかというプレーンで自己主張が強くないし、香りや味わい、ボディなど、単品でテイスティングすると、物足りなさを感じるが、ふだんの和食、たとえば、焼き魚とか、てんぷらとか、刺身とか、そういうものとあわせると、意外なほど合う。「贔屓の引き倒し」かもしれないが、どことなく日本酒を思わせる吟醸香や、味わいの中のかすかな苦味などが、和食にとてもよくマッチしているように感じるのは私だけだろうか。生産者の方々はもっとブドウの糖度を上げてしっかりしたボディを与えたいと思っているようであるが、あまり酒に強くない私としては、ほどほどのアルコール度は逆に美点だったりもする。 実は、食生活という面でも私のワインライフは、危機に瀕していた。 理由は今話題の「メタボリック症候群」である。赤ワインが好きな私は、平素、ワインを飲む際には、どうしても肉中心の洋食系の食事をリクエストしがちだし、純和食系の晩飯の場合は、食後にチーズをつまみにワインを開けたりしている。そのため、どうしても食事やつまみがコッテリと脂っこいものに偏ってしまい、せっかく赤ワインが健康によいといわれているのに、コレステロール値や中性脂肪値は上昇の一途を辿るという、困ったことになっていた。これではいけない、食生活を改善しなければといけない、まずはワインを何とかしないと、と思っていた矢先に、日本のワインなら和食にすんなり合うじゃないかということに今更ながら気づいたというわけである。もっともこれが本当に私にとってよかったのかはわからない。日本のワインと出会わずに、単純にワインを飲む機会を減らしていた方が、確実に肝臓にはやさしかっただろうから。(笑) 3. コンディションの心配をしなくてよい。ブルゴーニュを中心に飲んでいる人なら避けては通れない問題、それがコンディションに関する問題だろう。私もずいぶんこの問題には悩まされてきた。しかし、日本のワインであれば、全うなショップで購入しさえすれば、少なくとも赤道を越えて長い航海をしてこない分、熱劣化しているリスクは少ないといってよいし、近隣にお住まいの方であれば、ワイナリーに直接買いにいくという究極の購入方法もある。このコンディションの問題に関しては、国産ワインに大きなアドバンテージがあるのではないかと思う。というのも、競合価格帯である1000円台の輸入ワインは、リーファーコンテナを使っていなかったり、店頭でも高価な銘柄と違って野ざらしにされていたりと、コンディション管理の面では実にお寒い場合が多いからである。そうした差は特に抜栓後の日持ちなどに出てくるのではないかと思う。 4. 生産者との距離感が近い。 日ごろ、ブルゴーニュやボルドー在住の方やマニアの方のワイナリー巡りの記事などを見て、うらやましく思っていた私であるが、仕事の状況や家庭環境などを考えると、なかなか自分もというわけにはいかない。しかし、山梨のワイナリーなら、極端な話、いつでも行くことができる。(ちなみに当方東京在住)ワイナリーサイドでも、予約はたいてい必要だが、オーナー自ら応対してくれたり、いろいろマニア向けのプランを用意してくれているところもあって、実に興味がつきない。前回私が訪れたフジッコワイナリーと中央葡萄酒も、それぞれワイナリーツアーやセミナーの企画に事前にエントリーしておいたものだ。行く前は、90分のツアーやセミナーなんて、退屈しないかなぁと不安だったのだが、いざ参加してみると、退屈どころか、あっという間だった。5. 現在進行形で品質が向上しているのを実感できる。それぞれのワイナリーを訪れて感じたのが、ワイン作りに対する情熱や意欲である。 丸藤葡萄酒さんのワイン作りへの意気込みや熱意、中央葡萄酒さんの甲州種の品質改善の努力、フジッコさんの自社ブドウ栽培への意欲など、こうした方々が一生懸命取り組んでいれば、この地域の将来は明るいなと思ったりもする。 私は飲み始めたばかりで、まだ定点観測的な飲み方はしていないが、長年飲んでいる人に言わせると、最近の品質改善は著しいとのこと。おそらくこれから先、そう遠くない将来に、世界水準のワインたちを手にすることができるのではなかろうか。日本のワインシーンは、今まさにそうした発展途上の様子をみずから実感できる、実にダイナミックな時期にあるのではないかと思う。ただ、よいことばかりではない。 巷にあふれている国産ワインがすべてこのようにレベルアップしつつあるわけではなく、昔ながらの薄っぺらく甘ったるいワインがまだまだ多いのが現状だと思う。 真摯なワインづくりをしているワイナリーを選びだし、その商品を買おうにも、今度は入手がなかなか難しいものもあったりする。まあこれはどの国のワインにも言えることだろうけれども、美味しいワインを選ぶのはやはり努力が必要なのだ。私なりの飲み方をひとつ。リーデルから発売されている足(ステム)の部分がない「Oシリーズ」というグラスがある。甲州の白を飲むときは、このグラスの「シャルドネタイプ」か「リースリング/ソーヴィニオンブランタイプ」がオススメだ。もともと一部銘柄を除けば、あまり香り豊かとはいえない品種だし、甲州のワインは、元来「コップ酒」として飲まれてきた伝統もある。大きなグラスをブルンブルンとスワリングして飲むのではなく、こうしたカジュアルなグラスで、気軽に飲むのがイイと思う。日本のワイナリーに望むこと。 個人的には、和食との相性をとことん突き詰めてほしい。国産ワインの将来はまさにそこにあると思う。日本の気候や土壌が持っている宿命的なハンデは理解すれば、この地でシャトーラトゥールやロマネコンティを作ってほしいとは思わないだろう。しかし、和食と完璧なマリアージュを見せてくれる、はかなくも繊細なワインというのは出来るように思う。労働集約型ゆえの多少のコスト高はよろこんで受け入れたいと思う。
2021年06月05日
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前回の続き。2019年2月に書いた記事です。◆2019年を迎えて2018年は私にとって55年の人生の中でワースト5に入るのではないかと思えるぐらい悲惨な年だった。本業の仕事では業績の急激な悪化やトラブル、事故等が重なり、ノイローゼ一歩手前まで追い詰められた。プライベートでは8月末に転倒して右膝の内側側副靭帯を断裂。その後の回復が思わしくなくて、趣味の山歩きを続けることができなくなってしまった。結果、仕事の悩みを抱えながら、何もせず鬱々と過ごす週末が多くなり、肉体的にも精神的にもさらに疲弊するという負のスパイラルに陥ってしまった。追い打ちをかけるように、年の瀬にはたまた仕事で大きなトラブルが発生。12月30日から三が日まで正月休み返上で出社せねばならなかった。新年を迎えて「心機一転」と思っていたところが、出鼻をくじかれるように年末年始トラブル対応に翻弄されたおかげで、どうにも悪い流れを断ち切れた気がしない。昨年にひきつづき、今年も私にとっては試練の年となるのだろうか。どこかで流れを変えるきっかけを作りたいものだ。◆靭帯断裂その後 さて、まずは前回の怪我の経過について報告したい。昨年8月に転倒して右膝靭帯を断裂。その後も遅々として快方に向かわず、このまま一生足をひきずった生活をしなければならないのかと悲観的になった時期もあったが、地道なリハビリや筋トレ、それにある程度長距離を歩くようになったことで、年末になってようやく調子が上向いてきた。この原稿を書いている2月初旬の時点で怪我から5か月半が経過したところだが、普通に歩く分にはさほど問題のないレベルまで回復したと思う。とはいえ、・階段の昇降がまだギクシャクする。(特に下り)・膝の上の筋肉が突っ張った感じが常に残っている・石畳や坂道など、地面が不安定なところで心もとなくなる・走ることはまだ全くできない。ジョギングすらできない。といった具合で、怪我をする前の状態を10とすれば、回復度合いはようやく8ぐらいといったところである。週末には1時間以上のウォーキングを心掛けているが、今の段階で山歩きを再開できるかといえば、おそらく近郊の高尾山を往復すら難しいだろう。完全回復に向けて、筋トレなどを増やしていかなければと思っているところだ。◆ワインライフへの影響と2019年のワイン計画怪我のあとしばらくの間、とにかく歩くのが辛くて仕方なかったため、ちょっとした距離でもタクシーを利用したり、極力階段を避けてエスカレーターやエレベーターを利用したりしていた。そうした生活が運動不足を助長したのか、はたまた代謝が一気に衰えたのか、怪我をする前よりも、明らかに酔いが回るのが早くなった。さらに年末にかけては、仕事のことを忘れたくて、毎晩毎晩、休肝日も設けずに飲み続けた。こうなるともう、ワインへの愛とか知的欲求とかそういったものとは別の、ただの「ヤケ酒」の世界である。それでいて、体は以前ほどアルコールを受け付けなくなってきているので、毎晩しこたま飲んでは夜中に頭痛に悩まされるという困った状況だった。そんなわけで、昨年はワイン愛好家としてもまったく冴えない一年だったし、ワインを心から美味しいと感じる場面も少なかった。やはりワインは心身ともに健康かつ余裕のある時に飲みたいものだと改めて実感させられた年でもあった。あらためて、今年のワインとの向き合い方について。まず心掛けようと思っているのは、酒量を抑えめにすることだ。晩酌をするたびに頭痛に悩まされるのは、アルコールの摂取量を控えろという体からのサインなのだと思う。老後に向けてなにかしら勉強を始めたいと思っているところでもあるで、平日シラフで過ごす夜が増えれば、そちらも捗ることになり一石二鳥だ。想定しているのは、週末に1本、それを金、土、日など、3日に分けて飲むというペース。月間にして4本、年間消費量は48本ということになる。(まあそれでも、一般の人に比べればはるかに多いのかもしれないが。)内訳としては、これまでどおりのブルゴーニュとシャンパーニュに加えて、当面、後述する「温故知新」銘柄の開拓が中心になるだろう。日持ちするボトルの方が好ましいので、古酒よりは新しめのビンテージ中心になってくると思う。もうひとつの大きなテーマとして、自宅および寺田倉庫のストックの削減という長年の懸案がある。我が家には10年選手のセラーが2台あるが、中のワインたちの多くが「不動のラインアップ」化していて、晩酌用のデイリーワインを別途その都度購入するというおかしな状況が長年続いている。寺田倉庫に預けっぱなしのワインたちもそろそろ飲み頃になってきているし、保管代金もバカにならないので、なんとかしたいところなのだが、今年は前述のとおり消費ペースが落ちそうなことから、すぐに解決することは困難かもしれない。せめてセラーのワインを増やさない(=極力新たなワインを買わない)ことには留意したいと思っている。◆「温故知新プロジェクト」進捗そんな中、昨年末からなんとなく取り組んでいるのが「温故知新プロジェクト」だ。プロジェクトというのはシャレで、要するに、ワインに凝り始めたころに飲んだ懐かしい銘柄や、懐かしいショップのおすすめワインをあらためて飲んでみようという企画である。今でこそ購入ワインの9割以上をネット経由で仕入れているが、ワインに凝り始めた90年代半ばから後半にかけては、もっぱらショップの店頭で購入していた(そもそもネット通販なるものが存在しなかった)。あらかじめ銘柄名を調べて買いに行くものもあれば、店のおすすめに従って買ったり、衝動的に「ラベル買い」することもあった。当時の私は今のようにブルゴーニュやシャンパーニュ一辺倒でなく、チリやオーストラリア、カリフォルニア、ボルドーなどの安価なワインを幅広く飲んでいた。20年以上を経た今、それらの銘柄を飲んだら、どのように感じるのだろうか。ひょっとしたら「目からウロコ」のような、長年見落としていた新鮮な発見があるかもしれない。そう思って、前号のコラム以降、懐かしい銘柄や品種にチャレンジしているのだ。*コンチャイトロ・カッシェロ・デル・ディアブロ・レゼルバ・プリパダ 2015以前よく飲んだのは、通常の「ディアブロ」だったが、今回飲んだのはワンランク上の銘柄。価格は2千円台半ば。濃厚な見た目から想像するのとは裏腹にタンニンがよく熟していて滑らか。チリワインらしいジャミーな果実味も健在で、酸もしっかりあって、エレガントでバランスのよい味わい。ワインバーのグラスワインで出てきてもおかしくないような香味にチリワインも進化を実感した。★★★☆*ロバート・モンダヴィ・プライベートセレクション・カベルネソーヴィニヨン2016フワッとしていてコアに乏しく、なめらかというよりは薄められたようなネガティブな印象が先に立つ。工業製品的大量生産ワインという趣の味わいで、無難ではあるが、飲んでいて楽しいと思わせてくれる要素が希薄。かつて感動したリザーブなどの上位銘柄をまた飲んでみたいところだ。★★☆*Ch.シトラン2015以前は日本の企業が所有していたシャトー。若いVTながら思いのほか柔らかい味わいに驚いた。グイグイ来るような力強さはなくて、パーカー氏的にいえば「薄められたような」ところもあるが、今飲む分にはよい感じになっている。ボルドーの底力と競争力を再認識させられた一本。★★★★*カテナ・アラモス・マルベック2017「温故知新」としたのは、マルベックという品種を飲むのが久しぶりだったから。ジューシーな果実味、酒質は濃厚、タンニンはよく熟していて、酸は伸びやか。フィニッシュにはビターチョコっぽいフレーバー。千円台半ばとしては十分なクォリティで、食わず嫌いはよくないと再認識させられた。★★★☆*コノスル・ピノノワール・20バレル・リミテッドエディション2016非常に彫りの深いニューワルド的なピノ・ノワールだが、これが2k台前半〜半ばで買えるならかなりイイのでは、と思う。フランスのピノの味筋をイメージして飲むとその「ドギツさ」にやや辟易とさせられるかもしれないが、別物だと思えば、これはこれでありだろう。★★★★*クローズエルミタージュ2013(ギガル)ワインにハマり始めたころはギガルのネゴスものをよく飲んでいた。皮革や土っぽいニュアンスがあり、酸がひっぱるバランス。タンニンがやや荒削りで、もう少し時間が必要だったかもしれない。2千円台前半の価格を思えば悪くはないが、あえてチョイスするほどの説得力は感じないか。★★★*Ch.シャススプリーン2002「憂いを払う」という意味のシャトー。ワインにハマり始めたころによく飲んだ。少し火を通した黒い果実、丁子、ナツメグ、墨、スーボワ。凝縮感は乏しく、酸はじんわりとした印象で、果実味に対してタンニンが支配的。単体ではやや厳しく、肉料理が欲しくなる。★★★*ソアーヴェ・クラシコ2014(ピエロパン)薄めながらも輝きのある金色がかったイエローの色調。柑橘、白桃、ミネラル、それにナッティなニュアンス。口に含むと、酸がキリリとしていて、ミネラリーで淡麗辛口の味わいながら、ビミョーにブショネっぽいニュアンス(特に味わいのほうに)が感じられたのが残念。★★★?上記のラインアップは(星こそ辛めだが)、比較的印象のよかったものを選りすぐったものだ。他にもかなりのアイテムを飲んだのだが、実のところインパクトに欠けるものや、ガッカリさせられたものの方が多かった。「温故知新」プロジェクト、ここまでのところ、総じてやや消化不良気味である。ひとつには、本当の意味でストライクど真ん中というべき「温故知新」銘柄をまだあまり試せていないことがある。たとえば、チリであれば「カルメン」とか「タラパカ」、スペインなら「トーレス」、「ハロコ」、カリフォルニアなら「フェッツアー」、「アケイシア」、他地域では「シト・モレスコ」、「R&R」、「トレヴァロン」、「ルーインエステート」など。買い集めようにも、なかなか一か所のショップでは揃わないし、今となっては正規の扱いがない銘柄もあったりして、集めるのが結構面倒なのだ。もうひとつは、特に千円台などの安価な価格帯において、「当たり外れ」の振幅が大きく、正直、意欲を削がれている面がある。千円台ならよいじゃないかと言われそうだが、貧乏性なのでいったん開けたボトルを途中で捨てるのがしのびなくて、結局2~3日にわたって冴えないワインと付き合わねばならなくなる。それが思いのほか苦痛だったりする。まあ考えてみれば、ワインに嵌り始めたころから20年以上が経過して、自分自身の経験値も上がっているし、加齢に伴って好みが変わってきたということもあるだろう。単に懐かしいからというだけで、安価な銘柄に過大な期待をしすぎること自体、無理があるのかもしれない。次回にむけては、もう少し上位の価格帯の銘柄や、より本当の意味で「懐かしい」銘柄を選りすぐって試してみようと思う。
2021年06月04日
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2018年に書いた記事です。■事の起こり前号の原稿を書き終えたあと、盆休みを家族と台湾で過ごし、すっかりリフレッシュして、さあ仕事に本腰を入れるぞと意気込んでいた矢先、地下鉄構内の階段で足を踏み外して転倒、救急車で病院に搬送される失態を演じてしまった。ちなみにこれが人生二度目の救急搬送だった(一度目は6年前。「腸管出血」で下血が止まらなくなって1週間入院した)。階段で足を踏み外すことはそれまでも幾度となくあったが、せいぜい尻餅をついたり、足首を軽く捻挫したりといった程度だった。今回落下したのは段数にしてほんの2〜3段だったものの、着地時に腕をかばったせいで、体をねじったような体制になってしまったのがよくなかった。右腿に激痛が走り、それきり動くことすらできなくなってしまったのだ。駅の係員やら善意の通行人たちに取り囲まれ、現場にはロープが張られて交通整理が始まり、ちょっとした騒ぎになってしまった。私はと言えば、悶絶するばかりで脂汗まで出てきて、「これはきっと骨折しているかも?」と半ば覚悟したが、搬送先の病院での診察は「右腿の肉離れと膝の靭帯損傷」ということで、骨折がなかったのが不幸中の幸いだった。ただし膝については、状態によっては手術が必要になるかもしれないので、後日あらためて整形外科に罹るように言われた。安心と不安の入り混じった気持ちを抱えながら、その日は松葉杖とともにタクシーで帰宅した。■翌週翌日、職場のそばの行きつけの整形外科であらためて診察してもらった。MRIの設備等のない町場の整形外科だが、過去数回の骨折のリハビリで通い慣れていて、医師やスタッフのこともよく知っているので、まずはここで診てもらうことにしたのだ。とりあえず触診とX線による診察は、「手術をしなければならないほどではないと思う。9月初旬まではギプスで固定して様子をみましょう。」とのこと。ただし、「ひょっとしたら半月板を損傷している可能性もある」ので、「膝が曲がるようにならなければ(この時点では45度以上曲げることができなかった)、もっと詳しく検査する必要がある」とも言われた。「アルコールはまだ飲んではいけないですよね?」「やめておいたほうがよいですね。外傷はないといっても体の内部では炎症が収まっていませんから。」「はぁ、そうですよね。聞いてみただけです。」というわけで、この日以来、数年ぶりのギプス生活が始まった。当初は1週間もすればかなりのところまで回復するだろうと高をくくっていたが、翌週になっても膝から下の自由がきかず、右膝をギプスで固定されていることもあって、松葉杖なしでの歩行は困難を極めた。会社への通勤はラッシュの時間を避け、エレベーターやエスカレーターを探して回らねばならなかった。タクシー代もかなり嵩んだ。その一方で、怪我後3~4日後あたりから、晩酌にワインを飲みたいなぁという気持ちが少し頭をもたげてきたのは、全身の状態が少しは快方に向かっているシグナルだろうと思われた。(結局、病院の指示を守って、1週間経過するまでは飲酒を控えた。)■2週間後~暗転そんなこんなで2週間ほど不自由な生活を過ごしたあと、「順調に回復しているようなので、ギプスをとってリハビリに入りましょう。」とのことになった。ギプスがなくなって、何が有難かったかといえば、なんといっても風呂の浴槽につかれることだった。また、ギプスをしながらの入浴は、一歩間違えば転倒の可能性もあったので、慎重にならざるをえず、そのため、晩酌の酒量も控えめになりがちだった。この時期はワインを飲んでも、1日あたりせいぜいグラス2杯程度、ボトル1本を数日かけて飲む生活が続いていた。そんなわけで、やっと思う存分飲めるという解放感もあった(それが数日後の悲劇に繋がるのだが…)。一方でギプスがなくなると、右足にうまく力が入らず、杖なしではぐらついてしまってうまく歩けないことに困惑させられた。そういえば、いったんギプス等で固定すると、その2~3倍の期間リハビリが必要だと、かつて右足甲を剥離骨折したときに言われたのを思い出した。 事態が悪化したのは、ギプスがとれて三日後の金曜日の夜のことだった。新橋のイタリアンで同僚たちとしこたまワインを飲み、千鳥足で深夜に帰宅した際、車道と歩道のほんの数センチの段差につま先をゴツンとぶつけてしまった。そのときは、ちょっと強めの衝撃を加えてしまったな、という程度だったが、そもそもアルコールで痛覚が鈍っていたのかもしれない。翌朝起きてみると、激しい痛みと膝が抜けたような感覚とでトイレへの往復すら困難な有様だった。結局週末の間、痛み止めのロキソニンを飲みながら、安静にして過ごすしかなかった。これは振り出しに戻ってしまったかなと、まったくもって暗澹たる気分だった。 翌月曜日に整形外科に行き、再び固定をしてもらったのだが、今度はギプスはせず、包帯とテーピングだけの固定だった。今にして思えば、ギプスをとるのが1週間早すぎたのではないかなぁと思うし、再固定の方法もとにかく中途半端だった。杖を用いても歩くのが痛くてたまらず(この頃は松葉杖からT字型のステッキに変えていた)、本当にシンドかった。思い返せば、怪我の当日以降では、この時期が一番つらかったかもしれない。私が痛めた靭帯は、「右膝内側側副靭帯」という箇所で、膝の靭帯の中では比較的予後がよく、他の靭帯や半月板を痛めていなければ、基本的には手術をせずに保存療法で治せる箇所だそうだ。歩道の段差にぶつけて何が起こったのかはMRIをやっていないのでわからないが、損傷の程度がかなり酷くなってしまったのは間違いない。これは長期戦になるなぁと覚悟をせざるを得なかった■その後の経過その後は一進一退の状態が続いて、このまま元に戻らないのではと弱気になったりもしたが、9月中旬以降、2度の3連休でゆっくり休めた(逆に言えば、3連休の間なにもできなかった)こともあって、怪我後1か月経過したあたりから少しずつ調子が上がってきた。ちなみに1か月経過した時点でどんな具合だったかといえば、右膝を完全にたためるところまではいかないものの、120度ぐらいは曲げられるようになり、歩くスピードも(杖をつきながらとはいえ)だんだんと世の中の流れに乗れるようになってきた。それでも、階段の上り下りで足をスムーズに動かせないのと、ちょっとした段差や坂道で不安定になったり、長く歩くと膝がガクッと抜けたようになることがあって、T字ステッキとサポーターを手放せない生活は続いていた。膝をぴったりと折り曲げられるようになったのは、怪我からおおよそ2か月後、ステッキなしで通勤できるようになったのは2か月半後のことだった。この原稿を書いている11月中旬現在、怪我後3か月近く経過してどんな具合かといえば、ケガ前の状態を10とすると、ようやく5か6ぐらい、どんなに甘く見積もっても7まではいかないなぁという状況だ。日常生活に不自由することはほぼなくなったが、まだ歩行時には右足を引きずりながらになってしまうし、走ることはできない。しっかり踏ん張れないので、満員電車の通勤や階段の昇降(特に降りるほう)は緊張する。整形外科のリハビリはマッサージに加えて筋トレが加わった。仰向けに寝た姿勢で膝の部分をギュッと床に向けて力を入れたり、足を挙げて足首をたたんだ姿勢で静止したりといった簡単なものだが、左右の足を比べると、すぐにわかるぐらい、右足の筋肉が落ちてしまっているので、筋トレを気長にこなさないことには、怪我前の状態には戻らないのだろう。リハビリにはほぼ毎日、ランチタイムを利用して通っている。おかげで昼食は立ち食い蕎麦やファーストフード系のものばかりだ。小銭が飛ぶように出ていくが、幸いなことに、山歩き用に加入しているモンベルの傷害保険で通院一日あたり2000円出ることになっているので、いずれ回収できる見込みだ。まあ年内はこんな生活が続くのだろうと思っている。■ワインや趣味への影響 今回の怪我でとにかく辛いのは、「山歩き」をまったくできなくなってしまったことだ。山歩きはここ数年、私の中でワインと並ぶ趣味となっていて、週末になれば2週に1回ぐらいのペースで近郊の山にでかけていた。怪我した当初は、秋口になればまた再開できるだろうと楽観視していたが、今から思えば、とんでもない認識の甘さだった。3か月近く経過した今の時点でも、本格的な山はおろか、2~300m程度の低山ですら歩ける気がしない。今年の紅葉狩りは諦めざるを得ないのはもちろんだが、では来春になれば岩場や急な斜面を上ったり下ったりできるレベルまで回復するのかというと、今の時点ではちょっと自信がない。そもそも年間20回以上も山歩きをしていた人間が地下鉄の駅構内で転んで大けがをするというのが笑い話以外のなにものでもないが、逆にもし人気(ひとけ)のない山の山頂付近で同じような目に遭っていたら、ヘリコプターで救助されたり、場合によっては遭難して新聞沙汰になっていたのかと思うと、山歩きそのものに対してやや及び腰になってしまう。ワインについてどうだろうか?前述の通り、怪我のあと1週間後ぐらいから飲み始めたが、運動をしなくなって代謝が衰えたせいか、あまり量を飲めないし、酔いが回るのが早くなった気がする。そもそも週末どこにも行けずに鬱々と過ごしていては、晩酌でワインを飲んでもあまり美味しいと感じない。山歩きとワインとは、アウトドアとインドアというだけでなく、いつのまにか私の中で相互補完の関係になっていたのだなぁと実感する。 ではワイン関連で何か目新しいことがなかったかというと、ひとつあるのだ。遠出ができなくなった分、ウインドウショッピングの延長で、近所の酒屋を見て回るようになった。これが私に懐かしい感覚を思い出させてくれた。今でこそ購入ワインの9割以上をネット経由で仕入れているが、ワインに凝り始めた90年代半ばから後半にかけては、ショップの店頭でいろいろ物色して購入していた。あらかじめ銘柄名を調べて買うものもあれば、店のおすすめに従って購入したり、衝動的に「ラベル買い」することもあった。そのプロセス自体が楽しかったことを思い出して、再び初心に戻ってワインを選んでみたくなった。また、そうした店には、かつて私がよく飲んでいた懐かしい銘柄も並んでいる。たとえば、90年代の私は今のようにブルゴーニュやシャンパーニュ一辺倒でなく、チリやオーストラリア、ボルドーなどの安価なワインを幅広く飲んでいた。それらの銘柄を今飲んでみたら、どう感じるのだろうか? 題して「温故知新プロジェクト」(プロジェクトというのはシャレだと思ってほしい)。最近、居酒屋やビストロなどで飲むショップ価格2千円前後と思われるワインたちが思いのほか美味しくて、自宅の晩酌ならこれぐらいで十分だなぁとしばしば思うことも背景にある。ためしに、実家の近所のスーパーで「コンチャイトロ」や「ロバートモンダヴィ」を購入して飲んでみた。なかなか、悪くないじゃないかと思った。それでは、ということで、今度は近所の「信濃屋ワイン館」で店のおすすめワインや懐かしい銘柄を12本見繕って購入してみた。私自身、店頭で12本まとめ買いするのは実に久しぶりだったが、それ自体とても楽しい体験だった。プライスはトータルでも2万6千円程度。一本当たり価格は平均2000円強というところだ。自宅の晩酌ワインがだんだんとこのような銘柄に回帰していくのか、それとも、結局はブルゴーニュ+シャンパーニュに戻るのか、。。次回はこうした銘柄を中心に「温故知新プロジェクト」の進捗を報告したいと思う。実は三年経過した今もまだ、膝は完全に戻っていません。全力で走れませんし、膝を曲げるたびにカクカクひっかかるする感じがします。怪我をした時点で手術をしたほうがよかったのかもしれません。まあ日常生活に困ることはほぼありませんが(点滅中の青信号を渡るときぐらいでしょうか)。「温故知新プロジェクト」については、このブログ上でもいくつか試したアイテムを掲載しています。
2021年06月03日
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ブラックエンゼル1匹だけになってしまって殺風景な自室の60センチ水槽。ところが目を凝らしてみると、なにやら動いているモノがあることに気づきました。貝(スネール)ですね…。おそらく水草を買ったときに一緒についてきたのでしょう。アクエリアムをやっていると、わりとよくあることらしいです。石巻貝などと違って、なにやら不気味な模様の殻です。スネールは放っておくと増えてしまうことがあって、そうなると水槽が汚らしくなってしまいます。といって駆除するのは忍びないので、当面放っておこうと思います。
2021年06月02日
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シルヴィ・エスモナン(エモナン)といえば、古参のブルゴーニュ愛好家が連想するのは・アルマン・ルソーやフーリエ、ジャドなど、一握りのドメーヌが所有するジュブレンシャンベルタン村の名醸畑「クロ・サンジャック」畑のオーナーであること・ドミニク・ローランの妻君であることではないかと思いますが、今回あらためて輸入元の資料等参照しても、ドミニク・ローラン氏との婚姻関係についてはまったく記載されていなんですよね。あれ?と思いましたが、野暮な詮索はやめておきましょう。"理想のワインは、まず繊細さを感じ、余韻として力強さを感じるワイン"1961年生まれのシルヴィは、葡萄栽培家の祖父・両親のもと、ジュヴレイ・シャンベルタン村で育つ。食品専門の大学で栽培と醸造学を修め、ボルドー、ボジョレー、プイィ・フュッセ他のワイン産地で醸造技師としてワイン造りに携わってきた。エモナン家はフランス革命前からブルゴーニュに住んでいたという旧家。1905年生まれのシルヴィの祖父・アンリは弟・ガストンと5haほどの畑でぶどう栽培を始めた。1954年にムーシュロン家がクロ・サン・ジャックを4つに分けて売りに出し、アンリが北東部分(1.6ha)を買った。当時、他の部分を購入したのは、アルマン・ルソー、フーリエ家、クレール・ダウ家。シルヴィは、1987年に父の跡を継ぐ。それまでルロワなどの親しいネゴシアンのみにバルク売りしていたワインを、"ボトル詰をし、ドメーヌ名を冠して完成品として出荷したい"と、新しいドメーヌとしてスタートする。畑のビオディナミ化にも取り組んでいる。きっかけとなったエピソードを語ってくれた。収穫を目前にした1990年9月、霧の残る早朝の畑で、父親と、"立ち上る土の香りの中に2ヶ月前にまいた除草剤の臭いを感じ取りました。その瞬間、私たちは除草剤の使用を止めようと決心したのです。"現在シルヴィ・エモナンは、女性ヴィニュロンとして高い評価を受けている。グラスに注ぐと、あまり透明感を感じない、濃厚なルビーの色調です。香りは、ブラックベリーやブラックチェリーのコンポート、紅茶、スパイス、ユーカリ、花束などのアロマチックなもの。口に含むと、濃厚でフレッシュな果実味、タンニンはほんの少し粉っぽいものの良く熟していて丸く、しなやかな酸とあいまって、今の時点でとても美味しく飲める味わいです。12.5%という節度のあるアルコール度も飲みやすくて好ましい。以前飲んだこのドメーヌのワインは、女性ビニュロンといいながらも(性差別か?)暴力的なまでに濃くて、デリカシーが感じられないものでした。その点、今回のボトルは濃い中にもデリカシーや表情があって、長足の進歩を感じます。CNVで5千円と決して安いプライスではありませんが、追いかけてみたくなりました。★★★★
2021年06月01日
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