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2026.04.26
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カテゴリ: 福岡県
読みは「ほっしんこうえん」。久留米市の桜の名所として知られる発心山の麓にある公園。

山の麓に広がる小さな自然公園で、いくつかの広場を持ち自然の中でピクニックを楽しめる。 元キャンプ場であったためかまどや洗い場があり、バーベキューもできるようになっている 。 桜 の木があり、見頃を迎えると多くの花見客で賑わう。 夏は山の涼を求めて発心山の渓流で遊べるようになっており、秋はもみじ谷の 紅葉 が綺麗。

古くから桜の名所として知られていた場所で、かつては久留米藩歴代藩主の観桜の場でもあった。 また、天正年間には草野氏の居城であった発心城があった。近代日本文学の文豪の一人である夏目漱石もこの地を訪れており、園内には漱石がここで桜を見た時に詠んだ句が記された句碑がある。


発心公園の碑。


発心城趾の碑。天正年間、発心山には草野氏の居城であった発心城(別名は「竹井城」)があった。 草野氏は鎌倉時代の初めから天正年間まで草野地方(現久留米市草野町)を治めていた豪族で、発心城は1577年(天正5年)に築かれた。しかし1587年(天正15年)に豊臣秀吉が島津征伐の為九州に出陣。圧倒的な軍事力の前に草野氏は降伏した後自害。城主を失った発心城は落城の憂き目にあった。


発心山登山口。







発心三社大権現参道。 社殿までは長い石段を上っていく必要があるが、鳥居の脇に伸びている山道を歩いて行くことも可。


発心三社大権現。御祭神は伊弉奈美神(イザナミノカミ)、草野太郎永平、草野右衛門鎮永。中尊に十一面観音、左に釈迦如来、右に阿弥陀如来を祀る。所謂神仏習合。 開基は発心城城主であった草野太郎永平で、古くは彦山権現、熊野権現と並び称させる権現だったそう。 現在の社殿は1662年(寛文2年)に再建されたもの。


発心キャンプ場跡。 かまどや洗い場が残されている(水道は繋がっていない)。


公園脇道路の桜並木。






広場に咲く桜の木々。


洪疇武田範之和尚碑。 天佑侠に所属していた国家主義者で、顕聖寺の僧でもあった武田範之の碑。 字は武田が所属していた玄洋社の中心人物であった頭山満の揮毫によるもの。


夏目漱石の句碑。"松をもて 囲ひし谷の 桜かな"と記されている。 1897年(明治30年)に夏目漱石がここ発心公園の桜を見物し、その時に詠まれた句。 句の内容から、かつて発心山は松の木に囲まれていたことが分かる。 山を越えて発心公園に訪れた経験が、後に漱石の名作「草枕」にて画工が山越えをする場面に活かされた。






園内の桜広場。 ブルーシートを張れる広さを持ち、東屋やベンチもあり花見にはもってこいの場所。








3月末。満開を迎えていた園内の桜。 公園に咲く満開の桜は遠くからも見え、発心山の麓を白く染めるほど。


ヤエザクラも花を開かせていた。


公園のある場所から見た久留米の町並み。



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最終更新日  2026.04.26 21:30:02
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