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長く厳しかった冬がようやく終わり…まだ寒いことは寒いですが、春の柔らかい光を感じるようになっている今日この頃です。いかがお過ごしでしょうか。3月は家族が順番に風邪をひいたり、治ったと思ったらぶり返したりの繰り返しでした。免疫力が落ちているのかな。思えば先月中旬くらいから、周りも疲れ気味の人・子どもが多かったような気がします。この冬はまた特別寒かった(この辺は降雪3回、積雪は僅かでしたが)からでしょうか。さて春の話題。今年も復活祭(P?ques)当日は恒例の「卵(の形をしたチョコレート)探し」を楽しんだマプッペ。写真の左にある卵型チョコの中にはキティちゃんのフィギュアが入っているお楽しみ付きです。 ライナスは訳も分からず、姉が卵を見つけて大喜びしている様子を眺めていましたが、来年は君も参戦するのだよ。 夜には、復活祭の伝統的な食材である子羊肉(Agneau)をステーキで食べました。卵をはじめ、うさぎやら教会の鐘などと並んで、子羊も復活祭のシンボルとされています。子羊はイエス・キリストを表し、生贄の象徴でもあると。(卵はよみがえる生命、うさぎは多産、鐘は四旬節=キリストが亡くなってから復活するまでの40日間は教会の鐘を鳴らすのを禁じていたことから。現在は教会の鐘が卵を運んでくるとも言われている)あとフランスで復活祭に食べる料理としては、実際に見たことも食べたこともないのですが、P?t? de P?ques berrichon(イースターのパテ、ベリ地方風)というパイで包まれたパテがあるようです。ベリ(Berry)地方とは中部フランスにあった州の昔の呼び名で、現在のCher、Indre両県にあたるそう。リンク先の写真をみればお分かりのように、豚のソーセージやら鴨肉のミンチがぎっしり詰まったパテの真ん中にゆで卵が埋まっている、かなりどっしりきそうな料理。敬虔な信者は四旬節の間、肉断ち、卵断ちしているので、ここぞとばかりに食べるのでしょう。 そして本日はマプッペの幼稚園で、こちらも恒例になっている、春の訪れを祝うカーニバルのパレードがありました。またもや仮装で登園するようにとの連絡が。お姫様願望が無きにしも非ずのマプッペ、今年はプリンセスのドレスが着たい?と確認したところ、着たくないとの答え。子どもの仮装に過ぎないのに、値段だけは一人前のペラペラドレスは出来れば避けたかった(この手のものはクリスマス時にパピー・マミーからプレゼントされるらしいと最近知った)ので、この答えに安心はするものの、さてどうしよう?と悩んだ挙句、上の写真のワンピースで「山の少女(イメージはハイジ)」になってもらいました。まぁ本人もこの装いを気に入っていたし、周りからも好評だったのでよかったかなと。頭に被ったのは帽子ではなく、頭部がすっぽり覆われる形のヘアバンドです。ワンピースは私か妹が子どもの頃に着ていた、スイス辺りのお土産。仮面舞踏会のようなマスクをつけてパレードした後は、お菓子の入ったクス球(ピニャータ)を割って、ケーキを食べて、紙吹雪の投げ合いをして楽しんだ模様。これであともう一日幼稚園に行ったら、土曜日から2週間の復活祭ヴァカンスに入ります。ヴァカンス中はもっと暖かくなっていますように!
2010.04.08
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