日本版レコンキスタ宣言   旅立った孫と子孫への私の人生卒業論文

日本版レコンキスタ宣言 旅立った孫と子孫への私の人生卒業論文

2023.03.11
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カテゴリ: 経済に関して
日経新聞より

日銀は9〜10日に開いた金融政策決定会合で大規模な金融緩和策の維持を決めた。長期金利の許容上限は0.5%程度のままとし、マイナス金利政策や上場投資信託(ETF)の買い入れといった措置も維持した。黒田東彦総裁にとっては任期中最後の定例会合となった。大規模緩和を10年続けても日銀が掲げる2%の物価安定目標は達成できていない。黒田総裁は10日の記者会見で「金融緩和は成功だった」と語り、強気な姿勢を貫いた。

黒田総裁は10年の大規模緩和を振り返り「経済・物価の押し上げに効果を発揮した」と述べた。「女性や高齢者を中心に雇用が400万人増えた。ベースアップが復活した」との成果を例示した。デフレではない状況をつくり出したことにも触れ「金融緩和は成功だった」と自負した。

大規模緩和は市場機能の低下といった副作用が生じた。黒田総裁は「副作用にはさまざまな対応をとっているし、副作用の面よりも金融緩和の経済に対するプラスの効果がはるかに大きかった」と述べた。

デフレ心理、予想以上
ただ、現状では2%の物価安定目標は実現できていない。「持続的、安定的な実現に至らなかったのは残念だ」と語った。デフレ下で定着した慣行は「かなり根強く予想した以上だった」と漏らした。企業や経済にデフレ心理が残っていると指摘した。

国内景気は「資源高の影響などを受けつつも、持ち直している」との見方を示した。輸出や鉱工業生産は海外経済の減速の影響を受けつつも「供給制約の影響の緩和に支えられて横ばい圏内の動き」という。雇用・所得環境は緩やかに改善し、個人消費も緩やかに増加しているという。

1月の消費者物価指数(CPI、生鮮食品を除く)は前年同月比で4.2%上昇した。上昇率は1981年9月(4.2%)以来、41年4カ月ぶりの水準となる。日銀は今後の物価について、政府の経済対策による電気・ガス料金の押し下げ効果や価格転嫁の動きの鈍化で「23年度半ばにかけてプラス幅を縮小していく」とみる。

植田氏「素晴らしいエコノミスト」


国会は10日午前、次期総裁に経済学者で元日銀審議委員の植田和男氏、副総裁に氷見野良三前金融庁長官と内田真一日銀理事を起用する人事案を承認した。黒田総裁は「植田氏は素晴らしいエコノミストであり金融政策にも精通しており、信頼している」との期待を示した。

---------------------------私の意見----------------------------

黒田総裁お疲れ様でした。黒田さんの異次元の緩和政策はまさに日本をデフレから脱却させましたよね。マクロ経済を知らない人たちが、やれ日本の借金が増えたこのままじゃ破産する。30年経済成長していない賃金も上がっていない、韓国にも負けたと大はしゃぎしてましたが、貴方はまさに信念の人でした。この道しかないと、故安倍さんと二人三脚でやってきました。貴方が日銀総裁に就任した頃は、地下街・公園・橋の下に多くのホームレスの人たちがいました。会社が倒産して失職した人・住宅ローンを払えず家を追われた人・失業保険が切れた人などが都会で溢れていました。超円高となり、企業はサプライチェーンを海外に移行し更に本社まで海外へとなりました。結果雇用の空洞化が起こり、銀行では不良債権を抱えた結果、貸し渋りや貸し剥がしとなり、大型倒産が相次ぎました。企業は大量の在庫を抱えた抱えてしまい、値下げ合戦の様相となりました。当然賃金も上がらず、物価下がるというデフレスパイラルに陥りました。

設備投資をしたくても、お金を借りることさえままならなくなり、働く場が無くなっていきました。

そして政権交代し、安倍さんが首相となって、マクロ経済のProfessionalである貴方を日銀総裁に指名し、異次元の金融緩和政策で、まず円安になり、また0金利の実施により、企業の設備投資が進みました。円安によって海外のサプライチェーンが国内に回帰しました。また金利が下落したことで、お金が借りやすくなり、住宅ローンの金利が減少したので、新築物件が活況となり、それに付随する産業の業績が回復しました。市場や雇用環境が劇的に変化しました。貴方の就任前は有効求人倍率は0.8倍くらいでしたが、今では1.3倍と完全に人手不足となってしまいました。人手不足なので、外国人労働者は182万人の過去最高人数となり、65歳以上の高齢者が1000万人就業しております。また所得税・法人税・消費税の納税額は過去最高額を更新し続けてます。失業率は2.5%先進国では最も少ない失業率であります。

そして貴方が異次元の金融緩和により、年間10万社を超えるスタートアップ企業が誕生しています。倒産・廃業数を完全に超えてます。特に若者のスタートアップ企業が増えています。こんな国は先進国で日本だけだと思います。

マスコミはこぞって円安=物価高だと貴方を非難しますが、第一次オイルショックの時は23%も物価が上昇し狂乱物価と言われました。3%超えたくらいで何言ってのなんです。狂乱物価の時は賃金30%上がっているんです。今回5%の賃上げになると思います。そうなればゆるやかなインフレーションとなり、日本経済が成長局面になるということです。植田さんも貴方の政策を踏襲しつつ、オリジナルの政策もあると思います。故安倍さんではないけどこの道しかないと思います。お疲れ様でした。今度は経済評論家としてご活躍を期待しております。

カンパニュラ(感謝・誠実・不変)を黒田さんに贈ります。

カンパニュラ





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最終更新日  2023.03.11 14:53:03
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