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ロンバルディアのDOC、生産者はコンティ・セルトリ・サリス。畑の名前の無い(スーペリオーレじゃない)ヴァルテッリーナ。DOCです。あまり見かけないですよね...。ネッビオーロ(地元名キアヴェンナスカ)とは思えない、チャーミングな、優しい仕上がり。そして、とてもアロマティカ。「ネッビオーロとは思えない」なんて書きましたが....どこかで、現在の「パオロ・スカヴィーノ」の当主、エンリコが話していた表現を借りれば、この葡萄は、これがネッビーオーロだという訴求力に弱く、とてもニュートラルな性格であると思われます。なので「どういうワインにするのか」という生産者のイメージ(もしくは土地が培って来たワインに対する姿勢)によって、さまざまな表現方法が生まれると思います。ここらへんが、どんな土地でどんな醸造方法に出会っても、自己を主張するカベルネソーヴィニョンなどと違う訳ですね。先日、とりあげたドルチェットは、良くも悪くも「らしさ」を多分に持った品種であり、バルベーラもしかりですね。バルベーラが北部イタリアの広い範囲で栽培され、ワインとして親しまれている理由はこの「らしさ」ですね。逆にドルチェットが、ランゲ地方から外では、多くみられない理由も「らしさ」。他で好まれないという事でしょうか。ネッビオーロは、だから「どうやってワインにするか」が重要な問題になってくる訳ですね。もちろん、それは、醸造のテクニックという意味だけでなく、畑仕事からボトル詰めまで、すべてを意味するわけです。話が大きく逸れましたが、スイスと国境を接する北部ロンバルディアのネッビオーロは、疲れた心と体をいたわるような「森の香り」がしました。
2007.10.30
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トスカーナのIGT、生産者はドゥエマーニ。エノロゴのルカ・ダットーマの自家カンティーナとして話題になったワイン、既に新ヴィンテージが市場に出ています。これはメルローとフランのブレンド。新ヴィンテージでは、これより上級のキュヴェが2種出ています。シラー100%とフラン100%だったかな。このワインは、フランのワインです。メルローが強く出ていたら嫌だな~と思っていましたが...これは美味しいです。アル・フォルノした野菜や肉というか、焼き釜そのままのニュアンス(笑)があるかなぁ。スモーキーで、まろやか、飲みやすい。ダットーマと言えば「レ・マッキオーレ」を思い出します。なので、新しくなったマッキオーレ・ロッソと比較してしまいます。2004のマッキオーレ・ロッソは、はっきり言って???な感じでしたが、2005はめちゃめちゃ旨くなってます。値段を考えると、このアルトロヴィーノに勝ち目は無いです。ダットーマ→ビオディナミカと言うと「ラ・カッペラ」を思い出します(ドゥエマーニのワインの肌触りはラ・カッペラと似ている気がします)。ここでも価格帯から言えば、ポッジョ・カンポローネと比較してしまいますが、やはり負けてます(サンジョベとフランを比べるのもどうかと思いますが...)。次回は、ぜひ、ドウェマーニ(フラン100%)とパレオ・ロッソを比べてみたいですが...やはりパレオの勝ちかなぁ。だって、フリーのエノロゴとしては「お客さん」に勝つ訳にはいかないでしょ~(笑)。だって、同じ値段だったら、上の2つの勝負は、アルトロヴィーノの勝ちって気がする...気のせいかなぁ?
2007.10.29
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今月の初めに、いつものみなさんと、それから、大阪から来たスペシャルなお客さまと、ドルチェットを飲む機会がありました。場所はもちろん「ヴィノ・デッラ・パーチェ」。飲んだワインは、ご参加いただいたらぶらぶわいんさんのブログに詳細が... 恐縮です! リンクさせていただきます!d'Alba、di Dogliani、d'Ovada の3大産地の比較と<木製の樽無し→大樽→大樽+バリック→バリック>という仕込みの違いを味わう趣向でした。さて、奇遇にも、相前後して、よく、ドルチェットを飲んでいました。正直な話、ドルチェットは、あまり飲んでいなかったのですが、この4本は「ドルチェット回帰」を宣言したいほど魅力的なワインでした。ただし、上記のワイン会に出て来た生産者とは残念ながらリンクしませんでしたが...。ドルチェット・ダルバ 2005 / アルド・ビアンコバルバレスコの生産者です。ネッビオーロ・ランゲがとても美味しかったので、試しに買ってみたら、ドルチェットも美味しかったです。これを飲むと、ドルチェットの「幼稚な甘さ」や「へたれな酸」は、劣化によるものじゃないかって思うほど、クリーン。でも「軽さ」とか「清潔感」とかのクリーンじゃなく、透明度が高い湖の深さや、純度の高い鉱物の重さの様なものを感じるクリーン。というか、ドルチェットって、葡萄として繊細で、劣化を免れずにワインに仕上げるのが難しいんじゃないか? って思い始めたほどです。このワインが一番驚いた。ドルチェット・ダルバ 2004 / ジョヴァンニ・アッコマッソ素晴らしく、美味しいドルチェット。葡萄本来の性格より、土地の性格を表してるような、ドルチェットらしからぬ複雑さや、重さを持ってます。上記のワイン会で好評だった、キオネッティの「ブリッコレロ1995」と性格が似ていると思います。リ・スカルシ 2004 / ジュゼッペ・ラットこのヴィンテージはヴィノ・ダ・タヴォラですが、本来は、Dolcetto d'Ovada(DOC)で生産されるワイン。僕のドルチェット感を一掃した過去を持つ、すごいワイン。でも、この2004は普通かなぁ。なんか、オーラが無くなって来た。美味しいけどね。ドルチェット・ダルバ コステ&フォッサティ / G.D.ヴァイラバローロの生産者。4本の中では一番ドルチェットらしい。けれど、アルド・ビアンコやアッコマッソを飲んで初めて解ったのですが、ヴァイラのドルチェットが持つ「他に類を見ない潔さ」は、意識して造られた物だったんですね。ワイン会で飲んだキオネッティのブリッコレロというドルチェットは、若いうちは、むき身の刃物のようなドルチェットで、きれいな果実や酸が「らしからぬ」美味しさをもたらしてはくれますが...まさか、実は、時間をかけて本領を発揮するのだとは思いませんでした。ブリッコレロって、たしか、樽を使ってないと思ってたんですが...葡萄だけで、あそこまで複雑な味わいが生まれるのか? しかもドルチェットで。 とは言え、上の4本には、そんなポテンシャルが、十分に感じられます。でも、4本の美味しさは、抗しがたく、12年も待っていられないよなぁ。
2007.10.28
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ピエモンテのヴィノ・ダ・タヴォラ。生産者はトリンケロです。実に、久しぶりの、更新です。この夏はいろいろと「参ってしまうコト」が、次々と舞い込み、表題のワイン名じゃないですが「助けて~!」という事態でした。音信不通の間も、11290715さんから、励ましの「更新催促メール」が届いたり(1129さんごめんなさい!気が付いた時にはすごく時間がたってました!)、知人に「楽しみにしているのでがんばって日記続けて下さい」なんて言われたり、その他、もろもろの「温もり」をいただいて...さすがに...感謝しています。さて、今日は、久しぶりに、ひとりで、のんびりと、昼飯を食べて、勇気を振り絞って、日記を書いていたら、案の定、邪魔が入って、結局こんな時間ですが、昼食の画像です...やれやれ。関東地方は、10月の声を聞いたにも関わらず、今日は、日中は、汗ばむほどの陽気でした。なので、冷やし中華。焼き茄子といんげんと白髪葱とゆで卵の具に、挽肉と干しエビのかけ汁&豆板醤を少々。ワインは「ソーニョ・ディ・バッコ」のセカンドみたいな味です。美味しいですが、どうでしょう。僕の好みでは無いかな...。やはり、シャルドネが強く出ている気がします。それとマルヴァジーアのエグ味も気になります。よく売れているみたいですが(リピーターも多いみたい)、この値段で、こっち方面が好みなら、サッサイアを買った方が良いと思います(2006はホントに旨い)。ちなみに、上記の、冷やし中華には、よく合いました。
2007.10.04
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