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ピエモンテのDOC、生産者はヴァラルドです。今日は、かみさんが、上の娘の幼稚園の参観日へ出かけてしまったので、下の娘と二人で留守番でした。天気がよいので、昼は、玄関先でピクニックしました。娘は、好物の「中華ちまき」とフルーツマフィンとビスケットなど、僕は、ドライトマト、オリーブ、パルミッジャーノなど。昨日から開いてるフォントディのキァンティが、早々に空いてしまったので、バルベーラを開けました。バルバレスコの生産者です。いまさらですが、やっぱり、1997のバルベーラは美味しいです。ネッビオーロが良いとされる1996や1999や2001などのシリアスな年よりも「果実が豊かな、ネッビオーロにとって谷間の年のほうがバルベーラは良いよ」と知人に指摘され「ふ~ん」と思っていたわけですが、意識して飲むと、確かに、そのような...。娘は、香りだけかいでました。今日のは、気に入っていたようですが、飲むのは、プーのマグで、アップルジュースです。
2008.01.30
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トスカーナのDOCG、生産者はファットリア・ポッジョピアーノ。実は、昨年の暮れに同じキァンティ・クラッシコの2004を飲んだら...すごく美味しい。これはもっと買い足さなきゃ! と思って、買ったお店(楽天に出店していない)に急いで追加の注文をしたらすでに完売。輸入元のモトックスにももう在庫が無い。楽天で検索すると、あるにはあるけど、2000円以上する! ちょっと高いなぁ。完売した、その馴染みのお店では税込み1730円。あ~、もっと早く飲んでおけば良かった...。というワケで、その後見つけたバックビンテージを購入。それがこの2001なんですが...固いなぁ...タンニンもクドい感じです。トスカーナの2004年は、近年のヴインテージで言うと1997に似ている気がします。最初は良年という事で、長熟な酸とタンニンを想像して若いうちは「固い」と思い込んでいましたが、果実は想像以上に柔らかく芳醇、確かに酸もタンニンも上質で成熟は明らかに長寿ではあるけれども、現時点で果実とのバランスもよく、今、本当に美味しく飲めるワインが沢山あります。2001年は、1995年に似ているでしょうか。リリース後4~5年は「あれっ」と思うほど手応えが無い。タンニンも荒削りで、酸の質は高いけれど、バランスが悪く、果実が出てこない。先日の「サリクッティのロッソ2001」などは、悪く言いましたが、まさにそんな感じです。そして、このキァンティも。ただし、1995年の経験からすると、本当に良い物は、後からスゴい事になったりします(笑)。やっぱり2001年は、もう、開けるのやめとこう。
2008.01.27
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ピエモンテのDOC、生産者はラ・スピネッタ。現在も、そして、元詰め当初からあるバルベーラ。僕が、ワインを飲み始めた頃から飲んでいる、けっこう、思い入れのあるバルベーラです(ファースト・ヴィンテージは1985らしい)。近年、ピエモンテは、難しい年が続いて、バルベーラを敬遠していた事もあって、実際、2002年、2003年と、瓶詰めを見合わせた生産者もいたりして、2004年ヴィンテージを待ちこがれていた部分が大きいのですが、先日飲んだ、この、カ・ディ・ピアンの2004ヴィンテージは、はっきり言って、期待はずれの出来でした。期待はずれと言っても、「美味しく無い」というワケではなく、ワインとしては、価格に見合った、またそれ以上の品質であったと思います。ただ、僕の体に染み付いている「カ・ディ・ピアン」の記憶と、それに対する思いのような物が、裏切られたという事でしょうか。彼らの造るバルベーラには、もう一つ「ガッリーナ」という畑のバルベーラ・ダルバがあります。1996年から造られているこのバルベーラは、バリックで熟成される、骨太で、力強く、香り高いワイン。その後、有名なバルベーラ・ダスティ・スーペリオーレの生産が始まり、そして、ビオンゾへとつながるわけですが、これらのスピネッタ流の強い凝縮感を持つ「極めて頑丈な骨格で建造された果実の火薬庫」のようなバルバレスコに追従するバルベーラに比べて「カ・デイ・ピアン」だけは、昔ながらの栗の大樽で熟成されたような、どこか、野暮ったくも、バルベーラの性格を色濃く再現した、素晴らしい安旨ワインだったのですが...。2004年の「カ・ディ・ピアン」は明らかに、バリックによる過度な影響を受け、本来の姿を見失っているように思えました。少なくとも、ブラインドで飲んだら、抜栓から2日ぐらいたたないと、バルベーラのワインとは、思えないでしょう。意地悪な言い方をすれば「あれだけバルバレスコやビオンゾで新樽をバンバン使えば、2年落ち、3年落ちの樽をカ・ディ・ピアンに使わないのは損というもの」なんでしょうか?さて、1996です。コルクの太り具合から見ると、保存状態はあまり良く無かったみたいですが...それでも、熟成したバルベーラの、ミントや、セージ系のハーブの香りがします。1996にしては、熟成が進んでいる気がしますが、今は「酸の時代」を向かえているようで、ジューシーで旨味がいっぱいに載った揮発酸が、柔らかな液体に溶け込んで「バルベーラを飲んでいる気」にさせてくれます。記録によると、2004年の前は、2000年の「カ・ディ・ピアン」を飲んでいるみたい。いったい、いつから「カ・ディ・ピアン」は骨太系に変わったのか? そんなに最近ではないはずだと思いますから、2000年(もちろん既にバリック熟成でした)から2004年の間にも、なにがしかの変化があったのじゃないかなぁ...と思います。もちろん、飲み手の僕にも変化があったでしょうが...。
2008.01.26
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トスカーナのDOC、生産者はポデレ・サリクッティ。気鋭の造り手ながら、既に、高い評価を得ています。葡萄栽培に関しては「アグリコルトゥラ・ビオロジカ」な生産者。確か1998のブルネッロを飲んで、日記を書いた記憶があります(笑)。人ごとみたい。あまり強い印象が無いなぁ。このロッソは、一昨日の夕飯時と昨日の昼飯時に飲みました。大樽で仕込むブルネッロに対して、2001年のロッソは、バリックを使用して、熟成を早めています。にも関わらず、市場に出て3~4年経過した現時点に於いても、収斂性の強いタンニンとギュ~っと凝縮したままの果実がワインを支配しています。2日目も特に変化はなし。サリクッティという造り手に関して、率直な感想を言わせてもらえば、ブルネッロの1997ヴィンテージで英語圏の有名テイスターのお墨付きをもらった事で、一躍脚光を浴びたようですが、やはり、見かけ倒しの印象が拭えません。おそらく、ブルネッロ1997は、大層なワインだったのかもしれませんが(飲んでいないので解りません)、他を飲む限り「凡庸」な造り手と考えざるを得ません。ブルネッロは、数本寝かせていますので、今後の熟成に期待します。
2008.01.25
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仕事が一段落したので、昼は、僕が作りました。奥が、ほうれん草とブロッコリのファルファッレ。手前は、夕べの残り物で、豚肩肉と一緒に、タマネギ、ニンジン、レンコン、ゴボウ、キャベツ、ひよこ豆を煮込んだものです。こっっちも、僕が煮ました。一緒に飲んだワインは、後ほど、時間があればアップします。今日は風が強いですが、良いお天気で、昨日、雪が降ったことが、白昼夢か何かに感じられます。雪の中、娘の幼稚園のお向かいへ行って、急いで帰って来た後、朝に約束した、雪だるま作りをしました。気温が上がってしまって、ドロドロの雪でしたが、なんとか、サッカーボールをふたつ重ねたぐらいのヤツを作りました。半分ぐらいのサイズまで、溶けてしまいましたが、昨日の雪が幻では無かった証拠に、デッキの上で、こっちを見ています。
2008.01.24
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ピエモンテのDOC、生産者はコルデロ・ディ・モンテツェモロ。ラ・モッラのバローロ生産者です。というか手広く、やってますね。「モンファッレットとガッテラ」という畑は、他で見かけないので、彼らが、そのモノポリスタかもしれません。ちなみに、暮れに「普通のバローロ1993」を飲んだのですが、まだ、タンニンがこなれていなくて、果実も引っ込んだまま出てきませんでした。1993は、どうも相性が良く無いです。さて、バルベーラです。これもモンファッレトの畑のバルベーラを使っています。一昨年の6月に同じワインを飲んでます。日記は、けっこうボロクソに書いてますね。実際、きつすぎる樽や、正体不明の「干し葡萄」のような煮詰まった果実や、飲み疲れるほど、液体は濃いのに、スカスカな構造など、酷いワインだなぁ...と、同じ時期にこのワインを飲んでいた、ワイン会仲間のY氏と話したような気がします。派手な割に中身が無い感じ。そして、2年近い時を経て、変わりました、美味しいです。それもかなり...。たとえて言うなら、久しぶりに街で会った学生時代の同級生の女の子のあまりの変わり様に驚いてしまった感じです。もちろん「とてもナイーブで目立たないタイプのコが、メイクも服装も派手になっていて驚いた」と言うのとは逆で、「落ち着きが無く、派手好きで、合うたびに、違う男の腕にぶら下がっていたコが、ゆったりと、肩の力の抜けたコーディネートで、メイクも自然な感じになって、優しそうな表情を浮かべているので驚いた」と言う感じ。やっといい男に巡り会えたのかな。おまけに、話してみたら「COMESTAIの事が好きだった時期もあったんだよ」な~~んて言われたりして。おいおい、その時に言ってくれよ~と思いながらも、やっと、男のコの前でも、素直に気持ちを表現できるようになったんだなぁ、と妙に感心したりして「残念だなぁ、いまの彼氏がうらやましいなぁ~」なんて、訳の分からないリアクションをとってしまう...。そんな感じに似ています。アンバランスに大柄なバリックのニュアンスや、過熟気味の干しぶどうの様な果実が丸くなり、押し込められていた酸がのびのびと全体をまとめ上げ、力強く、かつ芳醇でありながら、液体自体はとてもナチュラルな健全な質感を持って、口の中を、喉を、幸せな感情に導いてくれます。あ~、2本と言わず、もうちょっと買って置けば良かった。こんなそぶりを、一昨年の6月に飲んだときにも、見せてくれたら...買い足していたのに...。
2008.01.24
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16日は「蟲の会」の新年会でした。今回は、大阪からVIPを招いた5人です。Fujikomaruさん、Kumacyujiさん、フェイさん、COMESTAI、そして、ゲストはKaoritalyさんです。会場はいつもと趣向を変えて、フェイさんの縄張りの和食屋さんへ。ワイングラスとワインを持ち込んで、見事に、酔っぱらいました。東急池上線「旗の台」の「さんびき」さんは、フェイさんのブログでは、お馴染みの「旨いもの屋」です。飲んだワインは...今回は、料理の写真もアップしようかなぁ~でも、撮影は「フェイさん」です。ありがとうございます。さて、先に、到着した男3人でぼちぼち始めました。1本目は「カーゼ・コステ・ピアーネ」のプロセッコ。これが一皿目の「白和え」にぴったり! さい先良いですね。全員集合して、2本目、サン・ミケーレ・アッピアーノの「サンクトヴァレンティン・ピノ・ビアンコ2004」も旨いです。お造りに合わせました。マグロ、真子ガレイ昆布〆、コハダ、アジ、スミイカです。ピノ・ビアンコは、生魚に合いますね~。お野菜も、出汁が含めてあって美味しいです。昆布のミネラルとミネラル感溢れるビアンコのマリアージュは絶品。もう一つ素晴らしかったのが、筍の丸焼きとの相性です。こういう「地面に埋まっている」ものは合いますね。野生のアスパラとか、これから出てくる山菜とかにピノ・ビアンコはぴったりでしょう。3本目、E.アルターレの「ランゲ・ネッビオーロ2006」。これは、Kaoritalyさんが、先日のイタリア旅行の際に、ハンドキャリーしたもの。2006は、アルボリーナ(畑ですね)が雹の被害に遭い、ランゲ、バローロ共に造られなかったらしいのです。そしてこのランゲは、その格落ちらしい...という、まだ、日本では(たぶん)売っていない貴重な一本。当日の朝の抜栓。色がキレイ。キラキラ輝く、ややマゼンタがかったガーネット。間違いなく、まだ早いですが、今、飲んでも美味しいです。シルキーなタンニン、チャーミングな果実、豊富なミネラル、スルスルと喉を滑るような液体。濃厚な白子に合わせたら、これが、素晴らしいマリアージュ。やはり、軽くエレガントな造りのネッビオーロは、魚介に合います。というわけで、僕も、魚介に合わせて、ネッビオーロを持ってきました。4本目、トラヴァリーニの「ガッティナーラ1986」。アルターレのランゲと実に20年の時の隔たりがありますが、これも、れっきとした、ピエモンテのネッビオーロ。ボディはしっかりしているものの、想像より熟成が進んでいます。腐葉土やキノコ、獣臭が強いです。ただ、果実が煮詰めたようになっていませんし、酸も生きているので美味しくいただけます。そして、驚くことに、これが、セイコ蟹に合うんです。恐らく、22年の歳月は「ワイン→ビネガー」へと近づいた事により、円やかな酸味と凝縮されたミネラル感が、蟹味噌や内子の濃厚な「海の味覚」とが微妙にシンクロしたのだと思います。ちなみに、白子とのマリアージュは最悪。白子の生臭さが、強調されてしまいました。セイコ蟹は、予想通りピノ・ビアンコとも良く合いました。和食にはやはりビアンコかと思いきや、キンキには、ランゲ、ガッティナーラともに良い感じ。脂の多い魚で、特に、ひと干しして、アミノ酸がぎゅうっと凝縮したお魚にもネッビオーロ。炭火焼きは、滴る脂がジュジュウ~っとスモーク効果もありますからね~、合うはずです。5本目は、ラ・スピネッタの「バルベーラ・ダスティ・ビオンゾ2004」。予想通り、まだまだ、早いです。樽がまだ生っぽくて、果実も眠ってます。今、飲むならば、前日に抜栓するか、デカタージュが必要です。それにしても濃いですね。すごい凝縮感。グラスに放置しておくと片鱗を見せてくれます。鴨とイベリコの炭火焼きには、このぐらいパワフルな方がいいですね。将来が楽しみなワインです。6本目は、「ラ・ミッション・オーブリオン1997」。え~、ボルドーは、うまくコメント出来ませんが、みなさんの感想からすると、やや、大人しかったようですね。僕は、閉じている印象を持ちました。そういう時期に、開けてしまった...という事でしょうか。もう少し、早く抜栓したほうが良かったかもしれませんね。〆にホタテの炊き込みご飯を戴きました。料理はどれも美味しかった~。今回のワイン会用に、特別メニューを作っていただきました。ミッフィーちゃんの作者で、グラフィックデザイナーの「ディック・ブルーナ」にそっくりなマスターも、可愛い方でした。ありがとうございました。また、行きたいですね、今度は、通常メニューにも興味津々です。今回も、楽しいひとときを、共有する事のできたみなさんに、感謝いたします。次回は、デッラ・パーチェかな? よろしくね~。
2008.01.19
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ピエモンテのDOC、生産者はカッシーナ・タヴィン。「ルケ」というモンフェッラートの限られた地域で生産される葡萄品種を使った、小さなDOCの醸造を古くから行っている生産者。僕は、今回、初めて知りました。ルケDOCとこのバルベーラを買って、ルケはまだ飲んでません。葡萄栽培に関する情報が無いのですが、醸造に関しては、自然酵母、無濾過、SO2使用の制限などを行う、いわゆる自然派の造り手さんです。ミネラルを強く感じるバルベーラ。僕にとっては、ちょっと過去に無いぐらいです。ブルーベリーの青く固い爽快感、ミントの爽快感、白胡椒や岩塩(ちょっと塩気も感じる?)などのスパイシーさは、スピネッタのバルベーラのような、黒い果実の凝縮感に由来する重たいもので無く、あくまでもさらりと軽快で、白ワインのようです。上記の醸造から考えられる還元臭や「妙な堅さ」も逆の「ゆるさ」も無く現段階で、とても成功していると思います。そして、この価格帯(2500円ぐらい)のバルベーラに感じられる、抜栓直後の、熟したような、こなれていない生っぽい果実が出てきません。それを締める「酸」の存在は、どちらかと言えば弱く、頼りないぐらいですが、上記の硬質で強力なミネラルが、キッチリと骨格を形成していて、序盤は果実の出る幕が無いという印象です。2日目以降は、ミネラルが落ち着いて、旨味がもっと顔を出してきました。「あ、けっこう濃いんだ」とこの時点で気がつく感じ。濃いと言うのは「肌理がが細かく」「詰まっている」のであって、ボテッと重いわけではありません。とてもキレイな造りです。美味しいです。抑えの効いた清潔な果実と、滋味溢れるミネラルが感じられれば、この程度の酸で十分なんですね。
2008.01.14
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ピエモンテのDOC、生産者はエリオ・グラッソ。モンフォルテ・ダルバでバローロ造ってます。この1999のヴィニャ・マルティナはアルコール度数14.5%のヘヴィ級バルベーラ。数年前に飲んだときはまるで、まとまりのない、バリックの効いた、若いバローロのようでした。今も、揮発酸とアルコールのパワーは、相変わらずバローロ並みですが、きれいに角が取れた感じ。干した蜜柑の皮とミントとカカオ、ヴィン・サント漬けにしたドライフルーツケーキ。良いバルベーラは、時間とともに、パッシート(陰干し)のニュアンスが出て来る気がします。アイ・スーマは、はじめから、遅摘み(ヴェンデミア・タルディバ)にして、糖(ひいてはアルコール)を高くしてますね。ヴィニャ・デル・ノーチェの1997も、かなりボトル差がありますが、コレに似た熟成をしています。そして、このヴィニャ・マルティナ1999を含めて、これらのワインに共通する事は、しっかりとした酸の裏付けがある事。酸の性格はそれぞれ違う気がしますが、一本筋が通ってます。このヴィニャ・マルティナ1999は、柑橘系の日向の匂いのする酸が、存在を主張しながらも液体にとけ込んでいる感じです。濃くて飲み応えがありますが、のみ疲れせず、それどころか、次々、欲しくなります(アル中か!)。多くの要素が、とても高いレベルで調和がとれています。たいへん美味しいです。素晴らしいワイン。実は、これ、クオルムの翌日に飲みました(笑)。今年は、たくさん、バルベーラを飲もう! 今も、飲んでます。
2008.01.13
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ピエモンテのDOC、生産者はアスタエ。アスタエとは、アスティ地区のバルベーラの底上げのために協力しあった「ブライダ」「キァルロ」「コッポ」「プルノット」「ヴィエッティ」そして、ヴィナッチャをグラッパにする「ベルタ」までの6社の共同体です。まだ、お正月気分というか、正月はワインが飲めなかったので、勢い、良いワインが開いてます。バルベーラ・ダスティらしさとは、酸がしっとりとけ込んでいて、まろやかなところでしょうか。ミネラルも肌理が細かいです。全ての要素をバランスよくミックスした美味しいジュース。それに比べて、バルベーラ・ダルバは、柑橘類を思わせる酸がしっかりと存在を主張していて、ミネラルもややごつごつした印象があります。アスティ地区に比べて男性的でしょうか。僕は、アスティ地区と言っても、ブライダの造るバルベーラの中では比較的男性的な「ビゴッタ」が好きだったり、骨太でミネラリーな「ヴィニャ・デル・ノーチェ」が好きだったりと、どちらかと言えば、バルベーラ・ダルバ寄り...かと思うと、バルベーラ・ダルバのテリトリーでは、リッチで、エレガントなロエロ地区などを好んでいたり。まあ、何でもアリみたいですね(笑)...。クオルム1998は、まさにアスティらしさを体現する、柔らかい液体です。もう、スルスルと飲めちゃいます。あっという間に空けちゃいました(笑)。もう少し安いと、いいんですが...。
2008.01.07
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あけましておめでとうございます。もう、1月2日の深夜2時を回って「あけまして」も無いだろうと思いますが...本年も、よろしくお願いいたします。毎年、飲む場所、人、料理、全てが、ワイン向きじゃなくなる、お正月のCOMESTAIは、今年も、お酒とビール中心です。で、本日は、つきあい無しの、休養日という事で、開けてます、ワイン。カンパーニァのIGT、生産者はファットリア・ラ・リヴォルタ。ある種の濃厚さ(質量)を保ちながら、それは強さや重さを体現するわけで無く、酒質はあくまでもエレガントであり、クリアでクリーンな葡萄の育ちの良さを感じるにもかかわらず、その濃さ故か、飲み応えがあり、思わず、口いっぱいに頬張りたくなるアリアニコを飲んで以来、大好きなカンティナです。ちなみに、その「アリアニコ」はリゼルヴァの方じゃなく、普通の、アリアニコ・デル・タブルーノ。リゼルヴァの方は、ちょっと、重すぎます。「あの重さでいい」なら、「ああいう重い造りでいい」なら、他にも美味しいアリアニコはたくさんあります。誤解を恐れずに言えば、この「ピエディロッソ2005」を飲み下した瞬間に思い出したのは「テッラ・ディ・ラヴォーロ」の事でした。あれだけ高い評価(値段も高い)をされるイタリアワインの多くは、濃厚で、すごい凝縮感! というスタイルが圧倒的であると思われますから、「テッラ・ディ・ラヴォーロ」にも、それを期待したワインファンは「なんじゃこりゃ~」としばし「松田優作状態」に陥ったであろうと思います。詳しい方なら「おい、だってこれってコタレッラだろ~、え!」とも言い捨てたはずです。ちなみに「テッラ・ディ・ラヴォーロ」とこのワインの共通点は「ピエディロッソ」という品種だけです。あの怪物とは比較できません。でも「あ~、これがピエディロッソか~、うんうん」と頷ける、葡萄の健やかさを感じます。名も知らぬ「キァンティ」を飲んで、どこかに「レ・ペルゴレ・トルテ」を感じた時のような、心温まる瞬間に、似ています。大好きなワインですが、ヴィッラ・マティルデの「ヴィニャ・カマラート」を飲んでも、「テッラ・ディ・ラヴォーロ」を思い出す事はありません。詳しい方なら「おいおい、両方とも、エノロゴは、コタレッラだろ~、しかも、セパージュも同じじゃないか~」と言うかもしれません。でも、この二つは「違うワイン」です。交わる事の無い平行線上にある、二つの、めちゃめちゃ美味しいイタリアワインです。でも、このピエディロッソは「テッラ・ディ・ラヴォーロ」と交わる線上に位置しています。そして、同じく、このカンティナの、上記のアリアニコもしかり。3本の共通点は、厚化粧で饒舌なワインを期待した、スケベじじいいの期待を、見事に裏切る...という事です。
2008.01.02
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