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解説:斎藤明日斗五段
聞き手:鈴木環那女流三段
公式戦初手合いだそうです。
中村太:「爽やかで気のいい方だなと思っていて棋風は攻守バランスがとれており
手強い相手だなと。集中して勝負に徹して頑張りたい」
徳田:「A級の先生でトップクラスの実力の方だと思っています。お会いした時
気さくに話して頂いたり尊敬する棋士の一人です」
「役者がそろっていて絵になるかと思いますので、その辺りは解説の先生に
おまかせしてw」
斎藤明:「週刊誌で…」
鈴木環:「イケメン棋士の中の3名が揃っていらっしゃるんですね」
斎藤明:「恥ずかしいんですけど」
S4ですよね~(*´ω`*)
中村八段は身長もあるからモデルさんみたいですもんね。
(あと1人は都成竜馬七段)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002541.000013640.html
記事あった!
斎藤明:「(先手の)2八に歩を打たせた事によって後手は駒組み勝ちを狙う」
「(後手は)10年以上前に流行った指し方ですね」
鈴木環:「最近では珍しい」
青野流によって後手横歩取りがかなり衰退したそうです。
斎藤明:「プロ間で色んな形が研究されてやっぱり青野流が優秀だな、と」
斎藤明日斗五段自身も青野流には苦しめられたとおっしゃっておられました。
鈴木環:「本譜は▲8五飛に飛車交換を拒否して△8四歩と…▲2五飛車と回った所」
斎藤明:「▲9七桂が特殊で。性能をあえて少し落として使っているので」
AIでは互角の数値です。
鈴木環:「斎藤五段と徳田四段は奨励会同期でいらっしゃるんですね」
斎藤明:「そうですね東西離れていますが」
「奨励会三段の頃に棋士室とかで将棋を指したりお話ししたりして」
「自分が大阪で対局だった時、負けてしまったんですよ。その時は。徳田さんに
連絡をとってヤケ酒でもするか、と。酔っ払って明日研究会したいと言ったら
徳田さんノリが良くて、棋士が集まったんですよ。関西はフットワーク軽い方が
多いな、という印象を持ちましたね」
△5五歩
鈴木環:「鋭い一着ですね。さすが横歩取り」
斎藤明:「気づき辛い一手ですね、徳田さんらしさが。後手は駒がまとまっていて
先手が苦労が多い展開になってきました」
鈴木環:「後手は綺麗な雁木の形になりましたね」
斎藤明:「後手不満無しですね」
後手の8二飛車はすぐに使うのは難しいとの事。
斎藤五段は中村八段と将棋連盟のフットサルチームで一緒に身体を動かしてるよう。
鈴木環:「どんな先生ですか?」
斎藤明:「優しさに溢れてます。周りをよく見てらっしゃって」
▲5五飛車⇒△同銀⇒▲5四歩
飛車を切ってきた~!
こういう手もありますかね~?という解説通り進んでおります。
将棋AIは圧倒的互角。
斎藤明:「徳田さんは決断が良いですね、詰む詰まないが絡んできますので
ここからは一手一手時間を使うかと。お互い怖いですね」
「強気の(△5四)同銀」
▲8二飛車打⇒△6三金
斎藤明:「いや~…そうですか(後手)頑張った手ですね」
AI的に後手が厳しくなってきました。
▲8一飛車成⇒△4一歩⇒▲5六歩・・・
斎藤明:「対応間違えると一気に傾きそうな感じはあるので」
「危険な筋がちらほら見えます」
「▲7五の角が狙われやすい位置にあるので」
△7八角成⇒▲同銀⇒△8八飛車打⇒▲5六歩⇒△7八飛車成⇒▲4七玉
鈴木環:「合い駒はしなかったんですか?」
斎藤明:「のちのち損になりそうで」
△4五銀打⇒▲4五同桂⇒△4五同銀
鈴木環:「先手が追いつめられてるように見えるんですがAIは先手有利と」
斎藤明:「おそらく後手の攻めが続かないだろうという事だと」
「ここは間違えられないと思っているはず」
「(▲5八銀は)工夫した受け方ですね」
△4六金打⇒▲4八玉
鈴木環:「私は受けられる自信がないのですが」
斎藤明:「わからないです」
鈴木環:「難解な終盤」
斎藤明:「現実問題、読み切らなきゃいけないので」
(しかし時間が…)
なんかAIも揺れてる~…斎藤五段は後手の攻めが細いと解説されてますね。
△2五桂打⇒▲2六玉⇒△3七銀打⇒▲1六玉
斎藤明:「見た目(先手に)詰めろがかからない」
△5八竜⇒▲同金⇒△1四歩
鈴木環:「詰まさないといけないのに(先手は)持ち時間がないというのが」
▲4二銀
あああああああああああああああああああああああああああああああ!
斎藤明:「どうなっているんですか」
鈴木環:「逃げ場所によっては(後手)詰んでしまいますよね?」
△同金⇒▲2三桂
斎藤明:「あとで叩きの歩が詰む詰まないに絡んできてしまいそうなんですよね」
△2二玉⇒▲2一飛車成
斎藤明:「読みがまとまらないです」
ええええええええええええええええええええええええええええええええ?
▲1一桂成⇒△同玉⇒▲4四角打⇒△1二玉
鈴木環:「冷静に中村八段指してますね」
斎藤明:「一枚足りないですね」
鈴木環:「この時に何か金駒があれば…」
114手で後手勝ち。
いや~なんという終盤戦。
そういえばTLに徳田四段のコメントが流れてきてましたね。
辛抱しきれず勝負所を急いでしまった的な。
感想戦でも相当際どい、みたいな雰囲気でしたね。
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