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解説:小林裕士八段
聞き手:和田あき女流二段
山崎九段は予選で小林裕士八段、畠山鎮八段、を破り26年連続本戦出場。
阪口六段は村山慈明八段、石川優太五段、炭﨑俊毅四段に勝利し7年ぶりの
本戦出場だそうです。
過去の対戦成績は阪口六段1勝、山崎九段7勝との事。
小林:「勝敗は偏ってるんですけど内容は接戦が多かったので
今日も接戦になるかと思います」
<対局前インタビュー>
山崎:「まずは一回戦突破を目標としています。阪口さんが若手に3連勝して予選突破した日に
お祝いした相手なので、ちょっとビックリしてますけど当たるとなると
これ以上お祝いできないです」
阪口:「予選を幸運で抜けられて今日は楽しみたいと思います。思い切った将棋を指せれば」
序盤は先手三間飛車へ。
阪口六段は振り飛車党なんですね、今年に入ってから雁木も指されるとのお話でした。
和田:「指し慣れている戦形でどんどん進んでおりますね」
「後手はどのような形を目指してるんでしょうか?」
小林:「6三銀型なので急戦になりそうな」
後手△6五歩とぶつけていきます。
小林:「(先手が)▲6五銀と出れるかどうか」
本譜は後手が逆に△6五銀と→▲6六歩→△5四銀と引きました。
小林:「阪口さんとしては一安心といった所ですかね」
控室では阪口六段が朗らかにお話をされていはったそうです。
解説の小林八段含め、皆さん関西所属で昔から交流があるみたいですね。
△2四角→▲6八角→△6八角成→▲6八同飛→△3三桂→▲4四歩→△3五角→
▲7八飛→△4四角→▲4六角
中盤の難しい局面で後手が時間を使っておられます。
△5四歩
小林:「こういう柔らかい手があるんですね」
和田:「少し形勢は先手に傾いているかと(66%)」
小林:「人間的にパッと見は難しいですよ」
ここから先、めっちゃ面白かったんですけど解説も驚いていらっしゃいましたね。
小林:「30秒将棋になると事件が起きやすいので」
終盤に入りほぼ互角。
先手の▲7八角打がまずかったのでは?と小林八段の見解です。
和田:「後手玉が急に固くなりましたね」
166手で後手勝利。
対局後すぐに山崎九段が「角ぶつけるのうっかりした」とおっしゃっておられましたが
中盤、3五から1七へ角が出る順のことかなぁ?違う場面かなぁ?
<対局後インタビュー>
~一局を振り返って~
山崎:「仕掛けた手がまずく上手くカウンターを決められてしまって、だいぶ
苦しいなというところでした。チャンスが見つけにくかったんですけど…
うっかりも多く運に助けられたかな?と」
~▲5五角の辺りは?~
阪口:「勢いよくいけて、このあと上手く攻めればいいのかな?と思ってたんですが
相手も辛抱強いので…」
勝利した山崎九段は次戦、松本佳介七段vs服部慎一郎七段の勝者と対戦です。
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