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木村九段は予選で富岡英作九段、山本博志五段、渡辺正和六段に勝利し
28年連続本戦出場です。
勝又七段は予選にて阿久津主税八段、村中秀史七段、片山史龍四段を退け
2年連続本戦出場です。
対戦成績は木村九段4勝、勝又七段1勝との事。
解説:中川大輔八段
聞き手:室谷由紀女流三段
<対局前インタビュー>
木村:「三段リーグでも何局か戦っております、早指しが強く早見え…
いつも通り力を出せるよう精一杯頑張りたいと思います」
勝又:「まさかまた(本戦)出場できると思ってなかったので自分でも
ちょっと信じられない気持ちですね、相手もすごく強敵で一生懸命やるだけです」
中川:「見どころは中盤のねじりあいですね」
「奨励会入会が一緒で四十数年(勝又さんを)中学生時代から知っています」
△2二金→▲6八角→△3二玉→▲5八玉→△7二飛
後手は今の時代めずらしい形だそうです。
(昭和初期に見られたようです)
先手は地下鉄飛車に。
中川:「昔は(順位戦で)しゃべる先輩いっぱい居ましたが
対局中に言うんですよ”うまい手が来たな”とかね
”参った参った鳩森神社”とかね。でも全然参ってないの…
逆転の1発を狙ってる訳ですよ」
室谷:「だまされちゃいけない」
「よく対戦相手が席を外した時につぶやくのはありますけどw」
木村九段にそういう場面があったりしますよね。
かなり前の山崎八段(当時)とのNHK杯感想戦がめちゃくちゃ面白かった記憶がw
盤面は駒組みも一段落。
3筋で動きがありましたが…
▲8四歩→△8六歩→▲8六同歩→△8五歩→▲8九飛→△8四飛
中川:「勝又教授、危機を乗り越えましたね」
▲4五歩→△4五同歩→▲4五同桂→△7四銀右→▲4六銀→△8二飛→▲2五歩→
△2五同歩→▲8三歩→△8三飛
室谷:「先手が押してるように見えるんですが」
中川:「(先手の)玉が5八に居るので(油断はできない)」
中盤が長い将棋のようです。
局面が進み、先手玉は6九へ、後手玉は2三へ。
△5七金→▲4九歩
中川:「いやぁ、凄いなぁ」
「だいぶ勝又さん良いですね」
後手玉が堅いとのお話でした。
室谷:「AI形勢判断が…」
中川:「互角になったね、これは大変だね」
192手で後手勝利。
<対局後インタビュー>
~非常に白熱した終盤戦でしたが~
勝又:「ちょっとまだ信じられない」
~一局をふりかえって~
勝又:「序盤を失敗したと思っていたので…」
~終盤戦、粘りと追い込みをみせられましたけれども~
木村:「序盤でよくなってるかと思いましたんで
…わかりやすく決められない焦りを感じてしまいました」
勝利した勝又七段は次戦、藤井NHK杯と対局です。
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