PR
Keyword Search
Calendar
聞き手:和田あき女流二段
NHK杯解説は初登場という藤本渚七段です。
斎藤慎太郎八段はB級1組所属の為シード、11年連続本戦出場。
生垣寛人四段は予選で杉本昌隆八段、浦野真彦八段、出口若武六段に勝利し
初めての本戦出場、お二方は初手合いとなるそうです。
藤本渚七段と生垣寛人四段は同門。
<対局前インタビュー>
斎藤慎:「プロ入りされて初めてのNHK杯戦を予選突破されて勢いのある相手だなと
いうふうに思っています」
生垣:「小さい頃から観てた将棋棋戦なので自分が出ることが出来て嬉しい気持ちです」
「序盤で差をつけられないよう観ている皆さんを楽しませるような将棋が
指せればと思います」
先手生垣四段は四間飛車。
解説の藤本七段によるとオールラウンダーで早指しも得意との事でした。
和田:「斎藤八段は詰将棋が有名ですけれど、やはり終盤の詰将棋、定評ありますか?」
藤本:「自分も公式戦で斎藤八段とは対戦したことがあるんですけれど全敗です。
特にそうですね、終盤まで少しこちらが指せていた時も逆転されて
そのまま持っていかれるという」
斎藤八段は王座1期、名人戦にも二回挑戦されてますし…
藤本:「先手としては後手の駒を抑え込みたいので、こうなるのは不本意かと」
▲4七歩
藤本:「渋い手ですね」
和田:「歩は二枚先手が得していますね?」
▲6八角
藤本:「これは我慢強い一手ですね」
△6四歩→▲6四同歩→△6二飛→▲6七金→△6四飛→▲7七桂
藤本:「7七桂は振り飛車らしい一手ですね」
序中盤は後手が押し気味だったのですが…
藤本:「形勢が悪い際は指し手が難しい時がありますし、逆に悪い時に
(指し手が)分かりやすい、そういう場合もあるんですね」
△6五桂…を指したあと斎藤八段が天井を仰ぎ見る。
▲6五同桂→△2五桂→▲6四歩→△3七歩成→▲3七同桂→△3七同桂成
藤本:「攻めの手もしっかり決まらないと立ち直る隙を与えますね」
斎藤八段の残り時間が1分になりました。
▲3六桂→△3六同金
藤本:「後手は攻めきれる手を探さないといけないので」
AIはほぼ互角に。
△2五銀
藤本:「我慢強い一手ですね」
「先手側が3枚の桂馬をどう使うかですかね?」
和田:「金と桂馬の交換になりました」
先手側に攻め筋が出てきているようです。
先手が30秒将棋になりました。
△3七銀→▲3七同玉
藤本:「激戦ですね、どちらが良いか分からなくなってきました」
互いの玉が3筋でにらみあっております。
△3六歩→▲2八玉→△4四金→▲3八歩→△4二銀
和田:「先手は何をしたら」
藤本:「難しいですね」
▲6四桂→△1五歩→▲5二桂成→△1六歩→▲4二成桂→△4二同角
駒割は先手が銀桂得になっているみたいです。
▲2二角
斎藤八段が最後の考慮時間1分を使います。
藤本:「どちらが勝つか全くわかりませんね」
和田:「なかなかお互い攻め切るのが難しいんですね」
後手はしばらく馬を追うのでは?との解説です。
△1七香成→▲1七同玉→△6八金→▲6八同飛→△3九角→▲1八玉→△1六桂
藤本:「後手が忙しくなってきました」
両者すでに30秒将棋です。
AIは先手に73%
藤本:「形勢は差が付きましたが、まだまだ難しい」
「先手も攻められたり受けられたり目まぐるしいですね」
最終盤は後手の間駒が金しかないという…
187手で先手勝利。
<対局後インタビュー>
~難解な終盤戦でしたが~
生垣:「▲1九桂を打って寄せがあるかどうかの勝負だったと思います」
~一局全体を振り返って~
生垣:「基本的にこちらが受けに回る展開でじっと耐え忍んで粘り強く指せたかと」
~中盤4五歩と仕掛けていく展開となりましたけれど~
斎藤慎:「積極的にやっていったつもりで、仕掛けが厚みになって行きましたので
まずまず成功したのではないかと」
~一局を全体振り返って~
斎藤慎:「…もう一押しが分からないような感じになって結構苦労が多かった」
生垣四段は次戦、増田康宏八段と対局です。
ほろ酔い変則将棋部 ついたて将棋・▲木村… 2026.09.27
第76回NHK杯戦 先手・勝又清和七段vs… 2026.09.13
第76回NHK杯戦 先手・横山友紀四段vs… 2026.09.06