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終わりかけの神戸ビエンナーレにて、アート・イン・コンテナを見学する。それぞれのアーティストさんたちが、各々コンテナ1台の中に作品を作り上げる、または作品を展示している。全部で45個あるというそのコンテナ作品を一応ひとつずつ見て回る。作風は様々で、入り口にカーテンが掛かっているものも多く、とにかく入ってみないと何があるかわからない。こわくてなかなか入れない子どもや(私もけっこうそうだった)暗いコンテナ内で泣きだす子どもを散見す。好みとしてはせっかくコンテナなんだから、その奥行きを生かして、“空間”を感じさせてくれるものがよいなあ、と思う。中に、暗闇と光と鏡をうまく使ってコンテナの大きさ以上の空間の広がりを感じさせてくれるものがあって、コンテナに入る前に予測する空間の大きさと、入った時に感覚の捉える大きさのずれにくらくらして頭の中を洗われる感じ。時々、量の多さで勝負していると思われる作品もあって同じようなものをひたすら貼り付けたり観覧者参加型で、来た人に何かを書いてもらったり貼ってもらったり。そういうのは好きじゃない、と思った。参加型ってよくあるけど、狙う質が保てない、その結果、量で勝負しているような印象になる。それが狙いなのかもしれないけど、どっちにしてもあんまり興味が持てないのだった。ので、一切参加せず。あるコンテナには、書道家さんたちの作品が展示されていた。「山」をテーマとする書を並べたその中に「縦全六 走山甲」 (ろっこうぜんざんじゅうそう)と、堂々と書かれた書があった。これは、年に一度神戸で催される山歩きイベントの名称である。「山」一文字や、詳しくは忘れたけどその他「山」を使った言葉を書いて山の風情を表現しようとするものが多くある中で言葉の選択が絶妙で思わず笑ってしまった。そんなところで勝負していない!と怒られそうだけど。。。
2007.11.23
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先日おばあちゃんに買ってもらった秋明菊の葉にぼろぼろと穴が開いて枯れ落ちてきていたのでもしかして鉢が狭いのかもと思い、昨日の夕方植え替えを試みた。ちょうど空いていた大きめの鉢に新しい土を足して、水を加えて耕して、では問題の菊を鉢から外しましょう、と思ったらこれが頑固で全然外れない。それでは周りの土を掘り起こして抜いてしまいましょう、と少し豪快にざくざくと掘って、苗の根元をつかんで引っぱるけど全然動かない。でも明らかに元気ないし、このままでは困るでしょう?アナタ、としばし菊を見つめて考え込んでいたところ視界にあるモノが。菊の根元にふたつ。。。青くてやわらかそうにくねる青虫であった。げ、さっきまで私その辺をがしっとつかみ回していたんですけど!?と、とたんに鳥肌が立つ。葉がぼろぼろと破れていたのはアンタたちのせいだったんですね?、とようやく気づく。青虫といってもつまようじ2本分くらいの太さのちびっこさなのだが容赦なく殺虫剤を吹きかけて昇天いただく。かけすぎて色が変わるくらい(う、気持悪い)吹きかけてしまう。残酷だけど、だって他の方法では取り除くこと能はずなものですから…。それでも死骸の始末が出来なくて呆然としていたら、上の枝にさらにのたうつもう1匹が。。またしても色が変わる程に吹きかけて昇天いただく。そしたら床に敷いた新聞の上にももう1匹。。。殺気を感じたのかこちらに首をもたげてくるが、、(以下略)。都合5匹ほどいたらしい。菊の鉢ごと捨てようかと思ったけど、おばあちゃんに買ってもらった菊は捨てたくない。でも転がったやつらの死骸をどうしても始末できない。やむなし、と、そのままベランダに出して風化作戦に転じたのだが鉢をつかんだだけで指先から鳥肌がザザーっと上ってくる。今もベランダには死骸の乗った鉢が。。。もうむやみに鉢植えを欲しがったりするまい。買うとしてもずうっと家の中に置いておけて(卵を産み付けられたりしないように)そもそも虫の寄りつかないものを。。。でもそれって何?ほんとに虫は嫌だ。嫌だ嫌だ、ってこうやって度々訴える自分自身がいいかげんうっとうしく思えてくるくらいに嫌だ。
2007.11.20
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1週間前から風邪っぽくて微熱とのどの痛いのが続いている。のに、完全に風邪にならない。風邪にならないので治るきっかけがない。いっそちゃんとひいてしまいたい! そんな感じ。いつも職場で誰よりも暑がりな私が今日は誰よりも寒がり。上着を着込んでぼーっと赤い顔をしていた。しかし!この先しばらく職場の人手が薄いため、これは一日も早く治さねば、と帰りに肉を買う。鶏とか豚とかいう体にやさしげなやつではなく、迷わず牛。牛へ一直線、である。彼らを多い目に買って、ほうれん草としめじと一緒にいためて、午後9時過ぎからたっぷりいただく。やはり弱った時は牛だ。うちのおかーさんは健康についてはきびしく(?)て、食事をおろそかにすることを今でも強く戒められる(その割におろそかにしている娘)。そんな我が家の常識は、時々よその家の常識と異なっていることがある。例えば、うちでは冷蔵庫に牛乳を切らせたことがない。昔から今に至るまで。なので牛乳とはどこの家庭でも常に冷蔵庫にあるものと思っていた。でも。成長期の子どもがいるわけでもない家では、必ずしもそうではないらしい。人に話して最も驚かれたのは「運動会の朝にはスタミナが切れないように生卵を飲む」という我が家の俗信だった。一体なんなんだうちのおかーさんは、と今になったら思う。だいたい、生卵なんて、どこの家でもふつうに飲んでいるとはとても思えない。でも子どものころは素直に飲んでいた。飲んでいたが気持悪くてものすごく嫌だった。確かそういう朝はおとーさんも飲んでいたように記憶しているがあれは演技だったのか。。。とあきれる心地。でもまあ、おかげさまで丈夫ではあります。多少風邪気味であっても、まったく差し支えなくたっぷりの肉をいただける程度には。
2007.11.13
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わりと近しい友人知人が2人ほど、近々結婚することになった。20代の頃は、久しぶりに友達と会ったり、突然電話がかかってきたりすると「実は、このたび結婚することになって」と切り出されることが頻繁にあったためこの手の話題に対する心の準備が常にできていたものだがここしばらくご無沙汰気味で、今回久々の不意打ちであった。数年ぶりに当事者たちの口から聞くこの話題。相も変わらず切り出す言葉は「実は」だった。やっぱり“実は”から入りましたか、と何年たっても“実は”は要注意やな、とまた肝に銘じる。ただ、結婚の話が出る時って、話が始まる一瞬前に「あ、来た」って思う。話し手の緊張感が伝わるんだろうか。ぴりっ、って聞く側も身の引き締まる感じ。数年ぶりに、人生の節目を迎えているんだなあ、と思う(ただし、彼女たちが)。
2007.11.12
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で、念願の唐津くんち。2年前、はるばる福岡でスクーリングを受けた時に地下鉄の行き先に「唐津」と発見し、これって唐津焼の“唐津”だろうかといぶかしく思いながら行ってみたところ“唐津くんち”なる祭を発見す。なんだっけ?と思い、そこで引き回されるという曳山(やま)の展示場へ行ってみると、ガラスの向こうにおとなしげに並んだ曳山がとてもちんまりとしてかわいらしかったためぜひ実際に動くところを見てみたいと思うようになった。曳山は全部で14台。江戸時代に各町で作り始めたもの。それらが祭の期間中、何回か市内を練り歩く。唐津の町は大きくない。そのあまり広くない道路や、結構狭い道路を、2階建ての家くらいの高さの曳山が、綱に引かれてゆさゆさと動いてくるのを何回も、飽きず眺める。曳山はそれらが作られた順で巡回する。最初が「赤獅子」。そして「青獅子」と続く。曳山の種類は、なんというか、とても自由で(と余所者には思える)、次の3番目は「亀と浦島太郎」。亀の上に浦島太郎の人形が乗っている。その後、武田信玄や上杉謙信の兜をかたどったものやら鳳凰や龍を模した船形のものやら鯛やら鯱(しゃち)やら好き勝手な雰囲気で行列は続く。中で、私の一番のお気に入りは「鯛」。これがたぶん、特に観光客には一番人気で、唐津くんちを知らない人でもこの「鯛」を見ればあるいは「ああ、あれか」と思い至るかも知れない。もうほとんど、この「鯛」を見に行ったと言っても過言ではない。これが通りの向こうから、ひれをぱたぱたさせながら近づいてきた時の脱力感といったら…。もう大満足。これが動くのを見るまでに、実はもう1回、唐津に行っている(どんなけ唐津好きなのか)。その度に「かわいい~」と眺めていた曳山々がえんやえんやって引かれて行く様は京都の祇園祭みたいに格式高く大仰、というのでは全然なくて今日は晴れ舞台だねえ、ってああ、よかったよかったねえ、ってほっこりする感じ。
2007.11.03
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さて旅先の博多にて、リンク友のkeiさんに連れてもらって天ぷら入りのうどんをいただく。夏にkeiさんから、博多における「天ぷらうどん」には練りものの天ぷらが入っていると聞いて以来、ずううううっと食べてみたかった一品。壁にかかったメニューには「丸天うどん」とあり、迷わずそれをいただく。だしはどこまでも関西人好みのいいお味。うどんは柔らかいながらもコシがあってちゅるちゅるとあっという間にいただける。もっとずっと食べていたいくらいにおいしい。練りものの天ぷら入りのうどんも全然ありだった。横でkeiさんは「ごぼ天うどん」を食べておられた。天ぷらうどん=丸天うどんの博多にあっては ごぼ天うどんもまた、練りもののごぼ天が入っているのかと思いきやそちらはごぼうに天ぷら粉をつけて揚げた、「ごぼうの天ぷら」の入ったうどんだった。そっちはそれかい!、って心の中で突っ込まずにいられない。ごぼうの天ぷら自体、関西圏ではあんまりお目にかからないのでは?でもそれもとてもおいしそうでごぼうのだしも出ているというそのうどん、食べてみたくてしょうがない。今度来た時には絶対、「丸天うどん、トッピングにごぼ天で」と注文しようと決意する。
2007.11.02
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明日から旅です。新幹線に乗ってリンク友のkeiさんに会って九州の謎の食べ物を食べてそのあと唐津に行きます。唐津の目的は唐津くんち。ずっと見たかったけど、ここ数年はその日は仕事で計画すら立てられず。でもようやく今年行けることになりました。お祭りに合わせて地元の人もたくさん戻ってくるそうなのであんまり大きくない唐津の町はきっとものすごく混雑していると思われます。それに負けず、鯛の曳山を見る、というのが今回の目標です。できれば写真を激写したい。鯛の曳山。唐津くんちでピンとこなかったとしても、その写真をご覧になればおそらく誰しもが「ああ!あれか」と思ってくださるはず。下調べがもひとつ足りていないのが不安ですが、がんばってみます。楽しみで、ちょっと、眠れない。
2007.11.01
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