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チョコレート な夜 / 佐々木美穂著まず、装丁がすごくいいのです。まさにチョコレート。(この画像だとあんまりよさが伝わらないのが惜しいですが)薄さとかもいい感じで、ページを開くとセロリアンブルーがでてきます。中身ももちろんすてきです。イラストレーターの佐々木美穂さんの映画にまつわる文章はべたべたしてない、距離感がある感じで読んでいて心地よい。私は映画がそんなに得意ではないので、(テンポについていけない場合がままある。)これを読んでその映画を想像するのもいいなあと思ったりしています。ところどころに入るイラストもとてもいいです。持っていてうれしい本だと思います。
2005.07.31
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フルーツの部屋/100% orange 著表紙がとにかくいいこのまんが。(まんがというカテゴリーには収まりきらないとはおもいますが。あえてまんがといいたいので)中身はフルーツに関係あるかというと別にないところもいい感じです。食パンで年賀状の印刷をする工場の話が一番のお気に入り。かなりおかしいです。
2005.07.24
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わたしの献立日記/沢村貞子著うちの本棚にあったので、何気なく読んでいたらすごくおもしろい本でした。女優としての沢村貞子は(世代的に)なじみが少なかったんですがきっとすごく魅力がある人だったろうなと思います。毎日の献立って時には考えるのがめんどくさくなったり、家族の体の状態を考えたりで食べたいものばかり食べるわけにはいかなかったりなど、楽しいことばかりではないのですよね。でも毎日積み重ねていくことでリズムがでてくる、そんなことがわかる本です。「献立で大事なのはとりあわせ」という一文があるのですが、ここにも深くうなずいてしまいました。一緒に食べる何品かの、歯ざわりや温度、いろどりなんかのバランスがいいと、よりおいしく感じられます。たしかに。(なかなか自分ではできないけれど)沢村貞子さんが22年間ずっとつけてこられた30冊のノートから1冊目と30冊目が(そのまま)収録されていて、今読んでも十分使えそうな内容。またところどころミニコラムみたいなものがあるのですが、それが参考になります。(当時の芸能界こぼれ話みたいなものもある)私が持っているのは新潮社の単行本版なのですが、装丁は安野光雄でおいしそうな茄子、ししとうやなんかの絵が載っています。これもすてきです。今は文庫ででているようです。(単行本はおそらく絶版)楽天ブックスでは今のところ品切れになっていますが、絶版ではないようなのでよかったら読んでみてください。
2005.07.09
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