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連日、最高気温30℃を軽く上回るアンタルヤ。
これだけ暑くなると、自然に冷たい飲み物が欲しくなるわけで、工事現場に毎日詰めていた昨年のこの時期はアイスティーが外出先での私のお気に入りだった。
一方、自宅ではコーヒーが手放せない私は、自宅にいる間はもっぱらアイスコーヒーを飲む。
それがなぜか、今年。この1週間というもの、 リモナタ(レモネード)
に凝っている私。
きっかけは、先週のヒュリエット紙金曜版。“リモナタの最も美味しい店トップ10”を漠然と眺めていて、驚かされた。
今まで、お店で出してるリモナタなんて、きっと濃縮リモナタやインスタントを水で薄めてるだけだろうと軽んじていたのだが、とんでもなかった。どのお店も当然のように自家製で、しかもオレンジを混ぜたりミントを混ぜたりと、オリジナルな工夫を重ねているらしい。中には、製法は秘密、というお店まである。
パザールで黄色く輝いている巨大レモンが脳裏にちらついた。レモンの旬も少しずつ終わりに近づいている。この後は、もぎたてレモンは少しずつ姿を消し、保冷用倉庫で長期保存されている小型レモンがそれにとって代わる。
いわば、今がリモナタ作りのチャンス!皮が厚くて果汁が少なく、レモン果汁をとるためには適さないかもしれないが、新鮮な香りといい皮のきれいな点といい、柔らかい酸味といい、値段の安さといい、今出回ってるレモンこそ、リモナタ作りにはピッタリではないだろうか?
というわけで、思い立ったら即実行。先週の日曜パザールで、皮のきれいな大型レモンを1キロ強購入。
さて、これをどのようにして漬け込むか?
くだんの“トップ10”の、それぞれのお店の工夫も読みつつ、まずは私にとって一番手っ取り早い方法を試みることにした。
皮を黄色い部分のみ薄く剥き、千切りにする。皮のすぐ内側の苦味の強い白い部分は剥いて捨て、中身をザク切りか適当なスライスにする。
皮と実を合わせた重量の40~50%の砂糖を加えて、おたまの背などで押しつぶしながら掻き混ぜ、最低12時間くらい冷蔵庫で寝かす。時々、冷蔵庫から取り出して、つぶすようにして掻き混ぜておく。
長時間寝かせたリモナタの材料を、粗い布(布巾など)で包んで汁を絞りとる。
冷水で2倍くらいに薄めて、できあがり。
さて、肝心のお味の方はどうか?
簡単なのに意外に美味しくでき感心したのだが、色が薄くて風味がやや弱く、砂糖甘い感じに不満が残った。
そこで、2度目のチャレンジ。
昨日の木曜パザールで、同じように大型で皮のきれいなレモンばかり選んで1キロ強、1YTL分(約75円)を購入。自宅に戻り、早速仕込みにかかる。
色と風味を増すために、今回は皮の黄色い部分を大根おろしでおろして加えることにした。中身は前回と同じザク切り。皮と中身をあわせ、重量の40%の砂糖を加えて、前回同様実をつぶしながらよく掻き混ぜた後、冷蔵庫で12時間以上寝かした。
そして今日は、外出から戻って、絞り作業開始。
今回のは黄色い色がよく出ているし、風味もたっぷり。なかなかいいぞ~!
冷水で2倍強に薄めて・・・さて今度こそ、お味の方は?
我ながら、今度は美味しくできた♪
皮をおろして加えたので、皮そのものの自然な苦味も出て、砂糖とのバランスもちょうどいい。
出来上がりは、こんな感じ 。



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