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Oct 10, 2004
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カテゴリ: 音楽
昨日に続いて、自分がバッハを弾けない理由を探る。


ひとつの原因は、以下紹介する今回の想い出において明らかなように、バッハを練習しだす前に先生についてのピアノ練習をやめてしまったことであり、自明なのだが、・・・

もうひとつの原因、即ち、
「大学時代なり会社勤めとなっても、他の曲と同じように練習していれば、多少は今弾けるようになっていたはず。でも、私は、バッハを練習していなかった。」ことについての原因については、さらに、よくよく考えてみる余地が必要がありそうだ・・・

それでは、まず、自明の原因について、以下、再び、自分の過去のメモリーから、とりだして、説明してみたい。

・・・ピアノを練習しはじめて暫く時がたった頃、私は、ピアノから逃避するようになっていった。それには、竹の物差が関係していたのだった。・・・

*** 竹の物差レッスンとピアノ練習からの逃避 ***

さて、4歳からはじめた電気オルガンでの練習、そして小学校1~2年では、念願のアップライトピアノも買ってもらい、順調にピアノ練習に頑張っていた。


時々、学校から帰った私が母を避け、ピアノ練習をさぼって遊びにいってしまうと、母から大変怒られた。
ということで、私は、いやいやであったが、かろうじて、練習を続けた。毎日30分間・・・・。

そのうち、母親は、ピアノの練習の際に、竹製の30センメートルの物差をもつようになった。

私が何回も同じところを間違えると、横から私の手をその物差でぶつのであった。
手首と肘の中間あたりをピシッと打つ。まるで、竹の物差が一瞬ムチのようにしなるような感じで・・・・。痛っ!!!

私は、母が怖くて、竹の物差が怖くて、仕方なく、遊びにいく前に必ず30分間ピアノの練習をせね
ばならなくなったのである。30センチの物差と30分の練習・・・・。

そして、その竹の物差は、次第に割れて先の方が裂けていく。
物差が割れて使い物にならなくなると、母はまた新しい物差を買ってくるのだった。

--
今から振り返って考えてみると、

当は練習する曲が好きではなかったのだろうと思う。
ピアノの練習は、好きな弾きたい曲を弾ける楽しいこと、興味の対象から、
いやいやながら、練習に耐えるという「重荷で苦しいこと」に変わってしまっていったのだった。
--

私は、痛みに耐えつつ、しかもだんだん難しくなる曲を練習するのがきらいになっていった。

「へー、そうなんだ」

そのうち、
「近所の○○ちゃんはもう、ソナタの何番やっているらしいよ・・・」
「フーン、・・・・・(無言)」

私の頭の中は、その当時はやっていた、「メンコ」集めと将棋やドッジボールで勝つ方法論で占められていた。

----
そして、小学生も高学年になりかけの頃、とうとう、選択の時はやってきた。
母から、
「今度、ピアノの先生が引っ越すことになるのだけれど、どうする。塾にもいかなければ
いけないし・・・・・。」と、難問をつきつけられた。二者択一、選択すべしとのことだった。

高学年ともなると、私は、ピアノ以外の沢山の好きなものもあったが、何よりも、勉強を頑張ら
ねばならなくなり、学習塾にもいくことにしようかなと考えていた頃だ。
私は私なりに、小さな頭で、中学をどうするのか考え出していたのだった。

受験するとしても、勉強しないとだめだし、地元の中学は遠いし・・。勉強せねばならん。
近所の○○ちゃんには、逆立ちしたって、ピアノは適わないし・・・・・。
また、回りに男の子で、ピアノを続けているなんて子もいなくなりつつあり、スポーツ系をやらないと馬鹿にされるような雰囲気もあったと記憶している。

私は、まじめに考えた末、結論を出した。

「ピアノの先生の引っ越しに伴い、ピアノはやめる。」と自ら宣言することになったわけだ。

そして、結局、間もなくの先生のお引っ越しと同時に、ピアノの習い事はやめてしまった。
そして、私は、某有名進学教室に毎週通う身となり、まじめに勉強をしだした。

それっきり、ピアノの練習は気が向いたときに、自己流で、少々する程度となった。

以来、ピアノは家族皆の共有物になったのだった。

両親は言った。
  「続けていけば良いのに」「折角ピアノ買ってあげたのに・・・・」とか。
母親は、とうとう、私のピアノはあきらめ、今度は、弟にちゃんと練習しなさいと言いはじめていた。



ということで、私のピアノ練習、しかも先生についての練習というのは、ここで途切れているのだ。
結果、私は、バッハもモーツァルトもハイドンもやらなかった。
私のちゃんとしたピアノ練習は、ソナチネクラスのかわいいいくつかのソナタまでであった。
そこで、ぷっつんと、練習の糸は途切れてしまったのだ。
だいたい、その当時はバッハなど、どんな曲があるかもよく知らなかった。オルガン曲の、トッカータとフーガニ短調とか、小フーガト短調は、聴くのは好きだったけれども、インヴェンションとシンフォニアを次には練習していくということは知らなかったのだった!!!!

今となっては、かえすがえすも練習をいやでも続け、バッハをやっておけばよかったと悔やむことしきりであるが、時間は、取り戻せないのだ。仕方がない。
また、その一方で、何故か 竹の物差が懐かしく、感謝さえしている自分でもある。



以上が、私がバッハ(それどころか、モーツァルトからベートーベン等の古典ものすべて)を弾けない理由のひとつに違いない。
それ以来、私はピアノの先生についたことがないのだから。



さて、昨日の練習状況は以下。

「さて、台風だし、練習練習しかないな。今日は。」で勢い良く始まった昨日。

昨日のショパンOp10-2と、Op25-6の練習がやはり無理だったみたいで、右手首あたりが、非常に重い。ということで、まずは、右手酷使のものは、割愛。腱鞘炎はこわいですものね。

そして、今日は、シンフォニアの右手(一応、一番上のパートらしきもの+アルファ)のみをずっと通して弾いてみました。47分もかかりましたが、仕方ない。バッハの練習のためですから。
聴くのと弾くのでは、曲の印象が違うと感じましたが、2/3/9/15番がとりあえず気に入りました。
指使いが、やはり、難しくなりますね。
そして、一番から難しい。土日とかで、時間のあるときに、シンフォニアも慣れていきたいものです。


さて、この頃極力日課にしているバッハインヴェンションの全15曲左手中心の練習。今日も頑張りました。
左手を弾きながら、右手を歌うやり方、26分30秒ほど。
右手(?上の旋律)部分の鼻歌は、とぎれとぎれ。うまくならない。
流石に、LowerPart部分は、頭にはいってきているみたいです。

バッハ インヴェンション#1,4,8,13  の両手弾きは、まあまあになってきました。
左手部分も、旋律のように、意識できるようになりつつある感じ。(本当かどうか心配!!)

基礎ができていないので、8番と13番は、やや速めに弾くと左手が乱れますね。情けない。
弾き歌い片手ずつは、1番と4番、続けていますが、挫折しそうなのは昨日に同じ。

今日は、4番の左手部分の歌いは、無理矢理ですが、どうにかこうにか、間違えつつも
最後までたどり着きました。歌が右手にどうしてもつられてしまう部分がありますけれど。
もう、少し頑張ってみます。
--

さて、気分転換に、昨日から
バッハ新曲 パルティータ2番の気に入った部分を少々やり出してみました。
やはり、まじめにインヴェンションとかやると、少々、違う曲をやりたくなってしまいます。

この曲は、結構、難しいですね。やはり、Capriccioが難しいな。
でも、曲が大好きになりましたので、頑張って時々練習します。まだ、譜読みしながら、つっかえつっかえ悪戦苦闘しているところですが、簡易なところ、基本二声的?な部分は、インヴェンション流の練習法でどうにかなりそうですね。
 SinfoniaGrave Adagio/Andante /Allegro 6分  Rondequx 3分 Capriccio 5分30秒程度
今日は、両手弾き無理矢理の後、再度、左手のみを一回追加練習しました。

さて、バッハ平均律一巻の2番ですが、「バッハ平均律クラヴィーア曲集第一巻 演奏のための分析ノート1」(土田栄介/音楽の友社)(平均律一巻の2/3/6/8/13番の分析)に基づき、フーガの各声部を弾きながら鼻歌練習。
今日は、早くひきたくて、とうとう、両手弾きもしてしまいました。これは、本当は自分への約束違反なんですが・・・。

バッハ平均律一巻の2番プレリュード/フーガ  1'30/2'00 やはりフーガは両手弾きになると
よくわからなくなってしまうので、かなり、歌い込みをしなければと感じています。
プレリュードは、最後の方のPrestoが、難問みたいですね。

--
ラヴェル 夜のガスパールの中のオンディーヌですが、今日は、部分練習と、指使いの極力確定
ということで、指使い記入をしました。そろそろ、指使い確定部分から、暗譜できるところを暗譜していこうと思います。
難しい部分の方が、先に覚えられそう・・・・。

一回通して弾いてみましたが、つっかえつっかえでも、8分をきれるようになりました。
つっかえなければ、7分30くらいになりそうです。ということで、暗譜準備準備と・・・・。







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Last updated  Oct 10, 2004 12:34:03 AM
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