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Aug 21, 2005
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昨日に続く、夏の恐怖Sfその2である。

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Prof_Tyeesは、あの7億年前の「全球凍結」への再来徴候を発表するかどうかおおいに迷っていた。

ある、TVでの地球温暖化の今後の予測に関する公開ディスカッション放映の場に、異なる仮説をもつ人物ということで、3人が招かれた。

多勢を占めるのは、勿論、このまま、当面地球温暖化は進展するという説をもつメンバーたちである。

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孤軍奮闘する論客三人の中の一人は、「地球磁場変異と磁場減少による危機説」のA氏。
彼によれば、
・地球の磁場は数十万年(平均45万年の周期)で逆転していて、逆転する時に磁場がゼロになる。

・ここ30年間で地球の磁力の減少率が極度に高まっている。!
(2000年前は、地球の磁力は4ガウスだった。しかし、100年前は0.4ガウスしかなく、現在2105年には、0.3ガウスになりつつある。)
磁力が弱くなるにつれての影響は
・方位がわからなくなる・・・船・飛行機などの方向コントロール手法を抜本的に見直す必要有り。また、脳内に方向感覚を司る方位磁針計のようなものを持つ生物、たとえば、鳥は方向感覚を失ってしまう。
・人体に有害な宇宙線が降り注ぐ・・・宇宙線に起因する病の流行。
・機械が誤作動を起こす・・・磁場をベースとした精密機械等が影響を受ける。ペースメーカーの誤作動等も問題になりつつある。
・異常気象が起きる・オーロラがあちこちで発生する
・人間への他の影響・・・磁力が低下することにより、人々は怒りっぽくなり、
 他人に対して必要以上に攻撃的になるという説もある。→犯罪数増加

以上から、早急なる全世界レベルの対処が必要というものである。

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そして、もうひとりは「フォトンベルト突入による危機説」のMs.B。
彼女の説によれば、
・銀河系の中に、「フォトンベルト」と呼ばれる地帯があり、地球を含む太陽系は、ここに突入している。太陽系は、2万6000年周期で回転するが、1万1000年毎に、2000年間フォトンベルト内に突入するのである。
・陽電子と電子の衝突によってできる、光の粒子「フォトン」は、銀河系に対し垂直方向に、プレアデス星団の中心星アルシオネを取り巻く形となっており、ドーナッツ状の光の帯となっている。

そして、地球も含めて太陽系は、2012年12月22日にフォトンベルトに入りっぱなしになり、既に100年近くがたつ。
・2000年以後、天変地異は増大の傾向にあり、100年から200年たつと、人間にも確実に影響が増してくるというもの。

フォトンベルト突入による影響については、
・フォトンの周波数は7.8Hzのα波で、今まで存在した物質の振動数が増幅され、地球上の物質にさまざまな影響が出てくる。
・地球上の全ての原子が変容され、人体の原子までもが変わり「準エーテル体」という体になるという説もある。
・さまざまな諸物質の変化による天変地異
・太陽黒点は強烈な磁場は11年周期に増減しているが、2000年から磁場がものすごく強くなり周期が乱れてきた。この影響により、2003年10月に普段は南北極付近でしか見られないオーロラが北海道で確認され、全世界でも、各所でオーロラの観測がなされつつある。
太陽系がフォトンベルトを通過したのは1万3000年前であり、そのとき、ムー大陸とアトランティス大陸が消えたといわれている。
・1950年当時、2000年当時、そして、2050年当時、現在の2100年で比べると、世界の地震活動率、自然災害率、火山活動率が、2000年で、各々4/4/5倍、となり、この率で単調に増え続けている。
即ち、2100年では、1950年当時の15倍程度の発生確率となっている。
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そして、自分の番である。
prof_Tyeesのプレゼンは、他の異説メンバーと同じく、僅か15分であった。
その中で、近年のメタンガスの温室効果の影響予測に基づく、「地球の全球凍結(アイスボール)化による危機説」を展開せねばならない。

「メタン菌と言う微生物が7億年前と同様、またはびりつつあり、メタンガスが多量に発生し出している。メタンガスは、周知のとおりCO2の20倍とも言われる温室効果を持ち、さらに、地球全体の温暖化を加速している。」

「HALに続く、最新AI量子コンピューターGZKが導き出した厖大な統計値に基づくこの気象シミュレーション予測結果によれば、残念ながら、この温暖化はあと数年、メタンの影響もあり、加速度的に続くものの、その後は、急激な寒波が全世界を襲う。」

「北極はもとより、南極の氷溶融並びに海水の温度膨張により、100メートル近くの海面水位上昇が騒がれているが、残念ながら、それより先に、大寒波が訪れる。
大寒波は、なぜか一瞬にて、地球上を大暴風雨とともに、襲い、その後は、地球は氷に包まれるのである。」

「大昔、地球は、アイスボール化したことが、2回あり、そのいずれも、地表は、おおむね1kmから1.4kmの厚さの氷に覆われた。今回の超氷河期は、そこまではいかないものの、地球は表面全体が厚さが平均して700m以上の厚い氷で覆われた状態になってしまうであろう。」

「よって、今後の対策は、100mの海面水位上昇への対応ではなく、1km、どんなに少なくとも、700mの氷河期に向けての生き残り策を講じなければならない。」

汗だくで必死に説明した。
会場は一瞬シーンとしたが、司会は、気をとりなおしたように続けた。それでは、各説についての、ディスカッションを御願します。

・・・・

多数派である、温暖化継続派の面々が、色々と質問をくり広げる。

「地球磁場変異と磁場減少による危機説」に対しては、
「磁場が逆転したことも、減りつつ有る事も認識しているが、将来近いうちに、磁場減少による圧倒的な影響を受けることはないのではないか。今は10年の計を論じている。100年-200年の計については、今後10年を生き残った後に考えればよい。」
「機械が誤作動を起こすというが、2000年問題のときも、2033年問題のときも、そのような議論がわきおこったが、全世界において、特段の大きな問題はおきなかった。磁場をベースとした精密機械等が影響を受けるといっても、対象は限定的であり、対処策も進展しているときいている。また、100年や200年内では、まだ、磁場がなくなるわけではなく、問題はない。大問題は、その後のことであろう。」

・・・

そして、「フォトンベルト突入による危機説」に対しては、
「2000年あたりから、フォトンベルト帯に突入し、2012年末には、太陽系は全てフォトンベルト内にはいり、既に100年近く立つが、めだった、影響はでていないのではないか。
異常気象の多発、地震活動率、自然災害率、火山活動率等の上昇については、フォトンベルト突入の影響もないとはいえないが、むしろ、温暖化や、磁場減少や、地球自転やダイナモ理論仮説に基づく影響をより強くうけているとの説もある。」
「これについても、ここ10年の対処すべき全世界的問題とは言いがたいのではないか。」
「重症急性呼吸器症候群(SARS)への影響もあるとの説があるようだが、これは、オゾンホールや磁場変化による放射線の増大、これによる微生物体系への影響、人体への影響に基づくとの説もあり、決定打とはいえない。なににもまして、以前主張されていた、太陽黒点の周期とおおむね一致する、マヤ文明の暦法「マヤ暦」が、紀元前3114年8月12日にはじまり、2012年12月22日に終わりとなる点について、既に2012年が過ぎて100年近くたつのに、特段の変化があらわれていない点について、疑問は氷解していないままだ。」
「プレアデスというのも、散開型星団であり、重力によってより集まっている星星ではない。いずれにせよ、フォトンベルト内にはいると、フォトンの力により、大きな変化が起き、私達の意識は高く持ち上げられ、新しい時代へと変換するという説であり、これは、良い事ではないか。2000余年続く光の時代、聖書による至福千年という時代であれば、この10年の困難も乗り越える事ができように。」

・・・

prof_Tyees、即ち、私に対しては、
「全球凍結(アイスボール)化による危機」については、2000年当時も議論されたが、結局仮説のままではないか。だいたい、なんで、急激に温暖化が、寒冷化に急激につながるのか全くわからない。気象シミュレーションが間違っているのではないのか?

そして、なんで、1kmとか700mも氷ができるのか不明である。南極がすべて融けても70m程度、大きくとも、100m以下の海面上昇で済むはずだ。氷結したとしても、その厚さはあまり変わらないのではないか。」
と一蹴された。

混沌とした議論の中、時間切れ、温暖化継続派の圧倒的優位の雰囲気の中に公開ディスカッションは終った。

同番組は、不動産・建設業界、省エネ推進産業団体、都市ガス空調業界、そして、過疎地の振興会等がスポンサーとなっており、最初から議論展開の負けは決まっていたようなものであった。
--

--続く--





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Last updated  Aug 21, 2005 05:07:09 AM
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