雨釣の釣り日記

雨釣の釣り日記

Jun 30, 2025
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早々と真夏の天気になったのに、違和感を感じてその元を考えてみて、思いついたのはクマゼミの鳴き声が無いこと。例年だと7月中旬に梅雨が明けるとともに、一斉にクマゼミが羽化しセミの大合唱が始まる。
 余りにも早い梅雨明けで、ある一定の積算温度を経て羽化が始まるので、それが足りずに土中から出てこないのだろう。ククマゼミがいつ鳴き始めるか気を付けていようと思う。
 28日土曜日は朝にヤマモモを採取し、その加工に半日以上かかってしまった。しかも何時もアバウトで加工してしまうので、結果が思い通りにならないこともある。もう終わりが近いヤマモモでもう一度ジャム作りにチャレンジするため、30日の朝も4㎏ほど採取して加工した。結果はまずまずだった。
 ヤマモモは公園によく植えられていて、多くは実が小さい野生種が多く、大きい実の栽培種は少ない。木によって熟す時期にずれが有り、一旦熟すと早々に落果し採集時期が短く、何らかの理由で熟さずに終わる木もある。採取しても使えるのはせいぜい40%ぐらいで、選別は手間がかかる。生食用の大きい実は鮮度が落ちやすいことが災いして高価で、店頭で見ることもほとんど無い。
 この厄介なヤマモモに高知県人は執着するのは何故か。熟れて路上に多数落ちているのを見ると、じっとしておられない。手に負えない量を採取しても、手間を度外視して加工する羽目になる。
 29日は朝から糸島半島を巡り、有り余る時間の浪費に手こずりながら、日没まで粘って二見ガ浦の夫婦岩の間の落日を見た。

6月27日
唐泊へコッパグレを釣りに行った。手の平レベルを14匹。










夕方小戸へ夕日を見に行く。















朝は雲が多かった。

選別前のヤマモモ

左が加工用に選別したもの。右は廃棄するもの。延々と手作業で選別と果柄を除去する。

果柄が付いている。

左が野生種に近いヤマモモ1cm程。右は栽培種2cm以上ある。

紛れ込んだナミテントウはアブラムシを食うので益虫といえる。

ヒメアカホシテントウはカイガラムシ類を食うので益虫。


29日

水田のカブトエビ。全長3~4cm。

ひしめくほどいるスクミリンゴガイ。1980年代に食用に南米から持ち込まれ、食用にはならず、野生になって各地に氾濫した。このような例は過去に多発している。アメリカザリガニ、ウシガエル、ブラックバス(オオクチバス)、コクチバス、ブルーギル、アメリカオオナマズ、ミシシッピアカミミガメなど何れも在来種に悪影響をもたらしている。

多くの苗が消えている。





苗を植えて間が無い水田を見て気付いたが、苗の本数にばらつきが大きく、少ないものが多いのがリンゴガイの食害を助長しているように見える。兼業で稲作をしているのか、食害にあった水田で植え直ししている例は無い。米不足で大騒動の御時世で、いかにももったいない。

梅雨明け前の降雨で水位が上がった農業用ため池。水に浸からない位置に産卵するリンゴガイの卵塊も水没したものがある。

トンボ類も増えて来た。

カラスアゲハなど大型のチョウも増えて来た。

クロアゲハ



ムラサキシジミ。

表には鮮やかなブルーの鱗粉がある。

上から下がって来た毛虫。

糸を手繰って何メートルもよじ登る。

アカメガシワの花の蜜を吸うイシガケチョウ。このチョウとテングチョウが異常に多い。

ベニカミキリの飛翔。

クマバチの1種

ヒメヒオウギスイセン

糸島市志摩の彦山の山道を行く。芥屋大門の大きい海食洞が見える。



可也山麓の溜池ではチョウトンボが多くいた。



雌は単独で産卵する。

ギンヤンマもいたがうまく写せなかった。

サシバが頭上を横切った。離れた所にもう一羽いたので番だろう。

野北の磯

野北港内のアマモ。

セイヨウニンジンボクか



ムクゲ

野北で時間を潰し、日がだいぶ西に傾いた5時過ぎに、日の入り位置が良くないので野北から帰り方向の二見ガ浦へ向かった。日の入りまでまだ1時間半の二見ガ浦

夫婦岩の夫岩の上にミサゴが営巣していてもう飛べるほどに成長した幼鳥3羽が見えた。日頃は観光客が多く、止まって見ないので気が付かなかった。



太陽は右にスライドしながら沈んで行く、

この時期でも蔓を延ばすクズ。獰猛な植物の代表格。

















レンズのような太陽。



太陽の下には壱岐があり、ここでは海に日は沈まず島の山に没する。



30日



ヤマモモを採取した帰り道に通った水田地帯。せっかく植えた苗が消失している。

ここはほぼ壊滅。再度田植えをしないのか。植えてもまた食害に合うのか。






 比較的早い時期に植えられた苗は食害が少ないようで、高温を好むリンゴガイの活動が気温に左右されるためではないか。スクミリンゴガイを農薬で駆除するなどは、過去の過ちを繰り返すことになるので、田植え時期や水の管理などで、被害を軽減できる栽培方法を研究する必要がある。
 田植えさえ終われば勝手に米が出来るという認識を改める必要がある。



8時頃の帰り道は通勤の渋滞がひどかった。車社会は通勤や、現場への移動、帰宅などで1日に何時間の無駄な時間を浪費しているのか。車無しでは成り立たない社会は、大きい負の一面を抱えている。





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Last updated  Jun 30, 2025 07:48:01 PM
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