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この時期にこれ程長く冬型天気が続くのは記憶に無く、晩秋をすっ飛ばして冬になってしまった。時々時雨が降り、強い西風に煽られながらも連日釣りには行っている。 もう37年も前になる、福岡にやって来てまだ何年にもならない1987年の、12月最初の日曜日に開催された福岡マラソンで中山が優勝した日も寒くて時雨が降っていた。ボラを釣っていたことを、寒かったゆえに覚えている。 11月最後の釣りになる29日は唐泊で、まずアジを釣ってそのアジで泳がせ釣を試みる積りでアジ釣りからスタートした。港内のアジは前日と同様すぐに釣れ、小さめのアジを5匹バケツに活かした。クーラーボックスは堤防の上に置いてあったので、大きめのアジは水くみバケツに放り込んだ。 バケツに10匹ほど溜まった時点で、横でアジを狙って待機していたアオサギが知らぬ間に近寄って来て、大胆にもバケツのアジを咥えて逃げた。アオサギはいつもやって来るのだが、ここまで大胆になるのは珍しい。よほど飢えているのだろうが、自ら自然の中で餌を獲ることをせず人に依存するのは好ましくない。 この後クーラーボックスを下ろして釣ったアジはこれに入れた。20匹釣った時点でアジ釣りは止めてテトラで泳がせ釣に移行しようと片付けていると、一瞬のスキをついてアオサギが飛び出し防止ネットを被せてあるバケツの中のアジゴを獲ろうとネットの上から嘴を突っ込んだ。 ところがネットに阻まれて叶わず、ネットの小さい網目がアオサギの尖った嘴に引っ掛かってしまい、ネットごと飛んで逃げてしまった。ネットは重くは無いが、首が長く飛ぶことが苦手なアオサギには大きな負担になったのか、海面に落ちるように降りてそのまま飛び上がることが出来ず、もがきながら強い西風に流されて行った。 想定外の展開に驚きつつも放置できず、風下で岸に近寄るのを待った。やがて岸の流されて船の間まで近づいたので何とか捕まえてネットを外そうとした。首が疲れると頭が海中に入ってしまい息が出来ない状況になる。サギはすっかり疲労してしまい逃げる気力もない。 水汲みバケツのロープを輪にして首にかけ、引き揚げて手が届く時点で嘴を掴んでコンクリートの上に引っ張り上げた。サギはカモなどのように羽毛の撥水性能が良くないので、すっかり全身ずぶ濡れ状態で寒さも加わりガタガタ震えていた。立ち上がることも出来ず、どうかすると横になってしまう。 このままではまずいので、タオルで体を拭いて風が当たりにくい場所へ抱えて行った。後は回復を待つしかない。せめてエネルギー源にとアジを1匹取って来て、嘴を手で開いてアジを口へ押し込んだ。いつも見ているサギの飲み込む様を真似て、首を上に伸ばして飲み込みやすくした。 いつまでもサギに関わっておられないのでテトラに戻り、泳がせ釣は断念して反転籠でコッパグレを釣ってみた。グレ釣りは久しぶりのことで、釣れるとは思ってなかったが、釣れなくても元々という気持ちだった。右斜め後方からの強い西風が吹いて釣り難かった。 始めて30分ほど経過して27cmの足裏サイズが意外にも釣れた。この大きさを釣ったのはいつが最後か忘れたぐらい久し振りのこと。2時間釣り続け、このサイズを3匹釣り、予想外の成果を得た。まさかアオサギの恩返しでもあるまいが。 不覚にも堤防の上に置いてあったバケツが風でテトラの間に落下してしまった。飛ばないように錘として道具が入った袋を入れてあったので、落下とともに飛散して多くを失ったことは痛かった。 帰りにサギを置いた所に行って見ると、羽毛はすっかり乾き、立ち上がって元気を取り戻しつつあった。飛べるようになれば良いのにと願いながら、後ろ髪を引かれる思いで帰途に就いた。27日久し振りの日の出。西から時雨雲が流れて来る。帰りに寄った今津海岸。コンテナ船の船首に微かな虹が懸かっている。太陽光線が足りない。時雨は断続的に降っても日が射さないので虹にならない。粘ってやっと日が射して近くに小さい虹が現れた。11時ごろの虹は太陽の高度が高いので低い虹になる。28日 27日はルアー釣りだけで坊主に終わったので、28日はアジだけを狙って釣った。風が強いながらも良く釣れた。唐泊で2時間釣って西浦へ行って見ると、西風が正面から吹き募り誰一人釣り人はいなかった。20cm足らずのアジ80匹。カラーコーンが風で全て倒れている。ウミネコが具合悪そうに佇んでいた。翼は悪くなさそうだが。カンムリカイツブリハヤブサの雌今津湾のミサゴ
Nov 29, 2024
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大荒れの天気を承知でアジ釣りに唐泊へ出掛けた。寒冷前線が日本海から南下するのにつれて、初め南風が吹き後に北西の風に変わる見込みだった。雨は未明までで出掛ける時には小降りになっていたが、北の高気圧と寒冷前線との気圧の傾きが大きく風は強かった。 6時頃に着くと意外にも先客が一人釣りをしていたが、すぐに止めて自分一人になった。テトラでは向かい風が強いことは分かっていたので、ルアー釣りの道具は外してアジ釣りの延べ竿だけにした。 強い南東の風が吹き募り波しぶきが堤防を越えていた。港内で釣るには追い風になる。釣り始めて見れば竿が大きく曲がり、風に飛ぶサビキ仕掛けは手元に回収しにくい。港内の濁りはさほど無かったが、アジは釣れなかった。坊主で終わりそうだったのが、奇跡のように5匹だけ釣れた。 日の出の時間を過ぎて、東の空には晴れ間も少し見えて、そこから射した太陽光が西の暗い空に虹を作った。光は一部しか射さないせいか、虹も丸い弧を描くことなく部分的なものになった。 魚は釣れずとも虹はしっかり釣れた。虹の前に雲があって遮っている。雲の前に虹がある。飛行機雲は強風で曲がりくねっている。虹は完全に雲の前面にある。虹は左だけで副虹も見えている。副虹では色の並びが主虹と逆になる。主虹の内側は明るく、主虹と副虹の間は暗い。これをアレキサンダーの暗帯という。北東の空は暗い。南東の空に晴れ間があった。日光の射し方が変化して右側に虹が出来た。灘山に日が射した。部分的な虹ながら、副虹がはっきりしている。早々に帰ったが、前線が横切るとともに雨になった。24日 ジグを5個制作した。その為に 鉛を叩く場所まで出かけた。リングとトリプルフックを付ける。アクリル塗料を2回塗る。背中は青、緑、白を調合して塗る。ホログラムを張り付けた後クリアーを塗る。しっかり乾かしてから画竜点睛の目をマジックで塗る。7号の鉛2個と8号を3個作った。25日 作ったジグの性能を試験するために、唐泊へ行った。東風が強く波立って濁り、向かい風で釣り難い。条件は悪いながら2時間釣って見た。始めて40分後に当たりが有って、ジグの上で切られて新作を早速失った。 その後1時間当たりが無く、やっとヒットして手元に寄せたら50cmぐらいのサゴシ。ここは慎重にと網を出した刹那、外れてしまった。それで終わり、他の釣りはせずに引き上げた。 ジグの出来はまずまず、運は無し。能古島の背後の空が赤く焼けた。
Nov 26, 2024
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2日前に喉の違和感を覚え、まずいと思っていると風邪の症状がはっきり表れた。コロナやインフルエンザなどの流行性のものでは無さそうでも、土日で処置が出来ない。幸い熱は無いので月曜の朝まで様子を見る。 この所のジグの消耗で、それを作るために鉛を叩ける場所へ行きたいのだがどうしたものか。 餌釣りの初めと終わりと、魚影が見えた時にジグを振ってサゴシを狙う。ほとんど釣れないのに、たまに当たりが有ってもリーダーの上部のPEラインから何度も切れた。どうも2年間ラインを取り換えてないので、劣化して強度が無くなっているようで、泣く泣くPEラインを購入して取り換えた。 30gぐらいのメタルジグは自作しているので、性能が良さそうなものから使ってそれを失うと、補充で制作しないといけない。中通しの鉛を成形するために、ハンマーで叩ける表面が滑らかなコンクリートの縁石を求めて出かけようと思っている。それをしないと以後の室内作業が出来ない。鉛は中通しの7号と8号を使用。針金はステンレス。他にアクリル塗料の白、青、緑、クリアーを使う。針金は5cmに切る。ペンチで曲げる。鉛に差して瞬間接着剤で固める。これを叩いて延ばし、成型する。22日朝一番で唐泊港内で20cm足らずのアジゴを釣った。70匹を釣ってテトラで餌釣りと、ルアー釣りをした。ルアー釣りではヒットしてラインが切れてしまった。やっとシマカンギクが開花した。イナカギクも咲いた。咲いた直後は花粉が黄色い。23日 よせばいいのに風邪を押して時雨が降る中を出掛けた。今津湾にカワウの集団がいた。三角池を離れクロツラヘラサギが分散して餌を獲る。二見ガ浦の海。北東の風強く波がやや高い。ビワの花が咲いている。ビワはバラ科としては珍しい常緑樹。打ち捨てられた畑で咲くピンクのバラ。花の色が濃いシマカンギク。
Nov 24, 2024
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すっかり初冬の雰囲気に覆われて、福岡らしいすっきり晴れない天気が続いている。21日は冬型が緩んで海も凪いで、2日前までの時化による濁りもかなり良くなった。 色々メニューを試みてみる積りで唐泊に6時過ぎに着いた。まず泳がせ釣用のアジゴを港内で釣った。延べ竿のサビキ釣りをしてみると、20cm足らずのアジゴがすぐに釣れ出して、バケツに5匹活かした。後は持ち帰り用に続けて、30分で30匹釣って止めた。西浦のアジより一回り小さいが、よく釣れる。 テトラに移動してアジゴの泳がせ釣と、ジグでのサゴシ釣りを平行した。残念ながらどちらも不発に終わり、潮が引いている間に小田の浜へ歩きに出掛けた。 貝殻を拾いながら砂浜を1時間歩いて釣り場に戻った。残る釣りは反転籠でのコッパグレ釣り、合間にジグを振る。反転籠釣りは濁ったせいか最近全く振るわない。始めても1時間全く釣れず、今日も駄目かと思いつつ諦め気味で続けていると、1時間を過ぎた10時半頃から少し釣れ始めた。 入れ食いには程遠いながらも幾らか釣れて、11時頃に突然ボラが現れ、食いついた。この秋は唐泊の外側ではボラを釣っていない。もう産卵は終わっている時期で、過去にない異変になっている。 喰いついたボラは重く中々抵抗するので大物と分かる。慎重にやり取りして10分ぐらい費やして網で掬った。60cmの大ボラだったが腹は大きくは無く、産卵は終わっていた。産卵を終えた卵巣はすっかり萎縮していた。18日風が強いので釣りは休んで今津近辺を訪れた。まだ暗い今津湾で、干潟から三角池へ移動するクロツラヘラサギ。三角池でクロツラヘラサギやヘラサギが朝の漁をしているカワウやダイサギも参戦して活発に小魚を追っている。アジの姿寿司とサゴシの押し寿司アジ味醂19日西浦でアジを釣ってみる半端な虹が出る20日サゴシ1匹が唯一の獲物
Nov 21, 2024
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16日土曜日は天気が晴れなかったので、徘徊は断念して西浦へアジを釣りに行った。アジ釣りは人気があるので、5時半に着いた時にはすでに20人が竿を出していた。殆どの釣り人は未明に来ては暗いので、電気浮きで遠投して釣っていた。 私は7mの延べ竿での浮き無しサビキ釣り。サビキは手作りしたもの。6時頃から釣り始めたが釣れず、近場のせいかと釣れないまま終わることも有り得ると思ったりしながら、何時ものように持参した餌が少ないので、餌の消耗を避けるために明るくなるのを待った。常に貧乏くさい釣り人である。 5時半頃にやっと明るくなって来て、アジが釣れ始めた。どんどん食いは良くなって、ほぼ入れ食いになり、延べ竿での手返しの早さもあって8時頃までに50匹釣って止めた。餌切れで如何とも出来ないが、まあ十分だった。 潮が満ちているので浜歩きも出来ず、真っ直ぐ帰宅した。漁獲は知人にも配り、30匹を下処理してほとんどを味醂干しにするため冷蔵した。アジは22cm~25cm。アジ、ウマヅラハギ、ヒラメ、バンチャゴ、サッパの5目。夜は晴れ間があって11回目の満月が見られた。 17日 寒冷前線が通過した後、今季初の強い冬型に移行するというので朝から雲が一面空を覆い、外出を諦めた。16日の魚の処理を朝から行った。 前日に作った味醂干しの調味液をタッパーに入れて冷蔵庫で冷やした。これに開いたアジを漬け込む。釣った日に頭、内臓、ゼンゴと鱗を除いて冷蔵する。味醂干しは鮮度が良すぎると、美味く出来ないので必ず1日置いて鮮度を少し落とす。腹開きにする。背骨を取り除く腹をすいて骨を取る。毛抜きで小骨を抜き取る。調味液に漬け込む。調味液は濃い口醤油、味醂、酒、砂糖(ザラメ、白砂糖、三温糖をミックス)、一味唐辛子などを混ぜて一煮立ちさせて冷やす。味のバランスは辛過ぎず、甘過ぎずを目安に適当にしている。一晩おいて明朝干す。貝殻の整理をする。ツメタガイという主に二枚貝を襲って、貝殻に穴を開けて食ってしまうシェルキラー。大きいものなら7cm以上にもなり、成長に応じた大きさの貝を襲うものと思われ、大型の貝殻の厚いものにも襲い掛かる。そんな獰猛な貝でもこうして死んで貝殻になり、打ち上げられる。ツメタガイと近縁のウチヤマタマツバキ。ツメタガイに襲われることもある。 午後には潮汲みを兼ねて、姪浜の海岸を歩いた。帰宅後に酢締めにしていたアジとサゴシで姿寿司と押し寿司を作った。脂が乗ったアジの姿寿司は美味い。
Nov 17, 2024
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11月も中旬、早朝はバイクで走ると防寒着と防寒手袋がいるぐらい冷えても、昼間は晴れるとこの時期とは思えないほど気温が上がる。これまで強かった東風が弱い日もあり、唐泊でも釣り易い時もある。 しかし釣り易いと釣れるとは連動しないようで、あまりぱっとしない。西浦では日によって多少のばらつきが有りながらも中アジがまだ釣れているが、アジ釣りには心が動かない。 12日は唐泊で昼まで釣りをした。サゴシは釣れずコッパグレは少々釣れたが活性は無かった。昼に後ろ浜でパンを食いながら、灘山を通過するハイタカがいないか見ていた。 30年以上前に9月から10月にかけて、ボラ釣りの合間にここで灘山を超えてやって来る小型のタカを見た。当時はツミもハイタカも区別さえつかず、ハイタカが朝鮮半島経由で渡って来ることも知らず、不思議な思いで見ていた。その後、ハイタカが春と秋に大陸を行き来していることを知り、立石山や灘山、毘沙門山など通過ポイントを発見することになった。 今期はもう渡りは終わったと思いながらも未練があって、灘山の下で見た次第。昼の1時間で残念ながらハイタカはやって来なかった。 玄界島から筑前大島などが浮かぶ海を見ていると、思いがけずクイーンビートルが北からやって来た。クイーンビートルといえば、船体亀裂による浸水を隠蔽して問題になって釜山便は休航しているはず。 クイーンビートルは初代ビートルから釜山行きを引き継いだ4年前に、コロナ禍の為に就航出来ず、悲劇の女王を思って見ていた。コロナの影響が世界的に落ち着いて今年初めて釜山便が復活したのに、今度は女王自身の船体の欠陥で欠航になっている。何という悲劇の女王振りだろうか。悲劇を演じ続けている 全長80mという大きさと、スピードに見合う船体強度のバランスが合っていないのかも知れない。 12日志賀島の西を南へ向かう能古島の西を通過する灘山方向からノスリがやって来た別のノスリが反対方向から飛んで来た県警ヘリは機種が変更されている 13日 姪浜へ潮汲みに行って海を見て、その色に驚いた。醤油色をしていて、明らかに赤潮が発生している。夜光虫のように表層だけではなく、海全体が変色している。色からすると毒性プランクトンも含まれる、渦鞭毛虫類によるものと思われる。やはり海水温の高温と降雨によるものだろう。潮は使い物になりそうもなく、少しだけ汲んだ。 14日 久々に西浦へ釣りに行った。釣果は少々。10時頃にオスプレイ4機が西から東へ飛んで行った。オスプレイは遠いにもかかわらず爆音が大きい。
Nov 14, 2024
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11月ももう9日どんどん日にちは進むのに気象の季節の進みは進まない。植物は遅れながらも季節を刻んでいる。 6日にはこの秋初めて冬型気圧配置になって、本格的に北西の風が吹いた。しかし高気圧が列島の北を東進するとともに、風は北から北東に変わって7日も8日も北東の風が強い。 9日になって与論島や沖縄北部で大雨になっているとニュースで報じていた。北の大気と南の大気の綱引きがこの辺りで続いているのだ。この南西海域の気圧の低い海域に向けて列島の北の高気圧部から風が吹き込んでいる為に、北東の風ばかりが吹くのだろう。 大気は流体だから圧が高い所から低い所へ移動する。この移動が風になるので、強さと向きである程度の気圧配置が分かる。その風の流れが空に雲を作る。 風は釣の大敵で、雨より具合が悪い。風は波も作り、強い風が続くとうねりになって海底を攪拌して濁らせる。こんな悪条件下でも相変わらず釣りには出掛けている。日常生活の一環だから少々のことでは止めるわけにはいかないのだ。6日北西の強風が吹いた。初め唐泊でジグを振り、サゴシは釣れず、風で餌釣りは叶わず西浦でバンチャゴを釣った。意外にもボラが食い付いて、皆無だったカラスミボラを意外にも西浦港内で1匹得た。二見ガ浦でオシドリの群れを1時間待ったがやって来なかった。チョウゲンボウミサゴがボラではない魚を掴んでいる。ボラとバンチャゴ。全て西浦港内での漁獲。小ぶりなカラスミ塩を振って数日寝かせる。7日 朝は今津近辺を徘徊した後、山に登ってみたが東風が強くタカは見ることが出来なかった。もう渡りは終わった可能性もある。潮が引いた今津干潟でダイサギが何やら騒いでいた。カモ類がどんどん増えている。カルガモが圧倒的に数が多い。ダイアモンド毘沙門を写せる位置で待機した。中田のコスモスを北東側から見たら、花は裏ばかりだった。どうやらコスモスは日が昇る方向へ向けて一斉に咲くようだ。ツワブキも堰を切ったように咲き始めた。花弁が広いタイプ。ヤクシソウモズが鳴いている今津干潟に戻るとクロツラヘラサギが餌を探していた。オオカマキリが弱って山道に佇んでいた。シマカンギクも咲きだした。柱島の沖を博多に向けて通過する中国からの大型客船。玄界島の北を通過壱岐対馬航路のフェリーとすれ違う。ジェットホイールヴィーナスとすれ違う。北東風強く海は時化る。3時間山にいて成果なく下山。タテハモドキがいた。翅の裏は枯葉に擬態している表は目の模様が鮮やか。ツツジが一輪咲いていた。海岸近くの藪にエンジェルストランペットが花を咲かせていた。ピンク系統の花ジョウビタキの雌8日 唐泊で釣りをした。東風が強く、丁度目の前の海面に太陽光線が反射して散乱し、浮きが見えず苦労する。コッパグレの食いは悪くなかった。 この日は上空の空気が湿っていて、様々な雲と驚く数の飛行機雲を作った。幻日が現れた釣りの初めと最後はジグを投げてみる。最初は一度ヒットしたが糸が切られてばらしたが、最後で何とか1匹釣った。こんなにジェット機が飛んでいたのかを驚きながら、何本もの飛行機雲を見た。真昼の幻日は珍しい。東側からコスモスを見ると、花は東向きに咲いていた。チョウゲンボウの雌
Nov 9, 2024
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連休の後の釣りは唐泊でしようと、竿と道具をあれこれと準備して日の出前に着いた。平日にしては多くの釣り人がすでに竿を出していた。多くはルアー釣りでのサゴシ狙いのようで、遊漁船の乗り合いの青物釣りに出掛ける人も多かった。 所定の場所は空いていたので道具を置いて、明るくなるまでの時間潰しに後戻りの浜へ歩きに行った。朝焼けを期待したが雲が邪魔してきたない夜明けになってしまった。浜は先日の大雨と時化で砂が浸食されて1mも浜砂が下がっていた。明るくなりかけて他の星々は見えなくなっても、木星ジュピターは明るかった。秋から冬には朝の干潮が潮が良く引く。護岸の中ほどの黒い所が日頃の砂の位置。砂が激しく減って砂浜で暮らすスナガニが、住処を突然奪われて強く影響を受けていたが、生き残った者が新しい巣穴を浜の上の方に掘っていた。 戻ってルアーやらカマスのサビキ釣りをやってみた。ルアーでの釣りは幾らか釣れたらしかったが、開始が一歩遅れた私のジグには食い付くサゴシはいなかった。カマスは手の指ぐらいの小型が10匹釣れた。 続いて反転籠でコッパグレを釣って見ても、姿すら現さなかった。32cmのナシフグが何故か釣れた。 唐泊は見込み無しと判断して、西浦でバンチャゴでも帰りの駄賃にしようと場所替えをした。しかしバンチャゴはあまり釣れず方も小さい。1時間ほど経過した時に、突然アジが食い始めた。朝は良く釣れるアジが昼前に釣れるとは思わなかったので、延べ竿の餌釣りで結構楽しめた。30匹釣って昼過ぎに止めた。帰り道の余り車が通らない所にタヌキの死骸があった。車に轢かれたものか、カラスだろうかかなり食われて肋骨が露出していた。それにしても死骸をよく目にする。アナグマは多いが、タヌキはこの頃は少ないのに。キンバエがすかさず群がっていた。放置すれば卵を産んで蛆が食い尽くすのだろう。 4日は山に登ってハイタカを見た。この日は山に登る前に、水田地帯の電柱でハヤブサを見、山でも幾らかハイタカも見られ、帰りにもう一度水田へ行って再び別のハヤブサを見ることが出来た。珍しい幸運だった。若いハヤブサ近くにミサゴもいたミサゴとハヤブサが同時に飛んでいる。若いハヤブサは別の電柱に止まった。山上から見る海釣り公園は多くの釣り人で賑わっていた。ミサゴ初め風が弱く、海上には潮目が多数認められる。既に渡って来ていて獲物を探す雌のハイタカ。海面の夜光虫の帯の上をダイサギの群れが通過した。獲物を探すハイタカの雌11時頃から北西の風が強く吹き始めた。ハイタカの雌獲物を探している突然翼を畳んで急降下の移った。完全に翼を閉じて、猛スピードで林へ突っ込んで行った。これほど近くで急降下を見たことは無かった。渡って来た雄のハイタカ。北風に乗って上昇する。海上のクロサギ2羽ノスリが現れた空中にピタリと停止する。カツオドリ下山後にもう一度立ち寄った水田の電柱にハヤブサの成鳥がいた。体格と顔で雌と思われる。2時ごろの海釣り公園ツワブキがどんどん咲きだした。夕日を見るために糸島の野北海岸へ3時過ぎにやって来たら、海岸に多数のタイなどが打ち上げられていた。どれも20cmぐらいで、恐らく漁師が海に廃棄したものが漂着したのだろう。それにしても多い。チダイイトヨリダイカナガシラカイワリヤガラ死骸といえばカラスカラスにとっては盆と正月が一緒に来たようなご馳走で、余りにも多いのでもめることも無く、咥えては何処かへ飛んで行く。邪魔されずにゆっくり食っているのだろう。ハシブトガラスがほとんどトビは海面の魚を狙う。カラスに圧倒されているのだろうか。火山から飛び立ったパラグライダー。イソカネタタキか芥屋大門と夕日との位置関係が好ましい場所を探す。太陽が沈んでから、夕日の南の位置に三日月が見えるようになった。月見草の一つコマツヨイグサ。野北から帰途に就いた途中で金星と三日月のコラボが見られた。
Nov 5, 2024
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台湾に上陸後衰弱して温帯低気圧に変わった台風21号が、東進して1日夜から強い雨をもたらした。2日午前中まで雨が残って部屋から出なかった。 午後に雨が小降りになったので姪の浜の能古渡船場近くの浜へ様子を見に行ってみた。小雨が降る中海は大いに時化て、博多湾内とは思えない。北風は10mぐらい吹いて、雨で川に流れ出した草や木やゴミが大量に海岸に打ち上げられていた。 その後帰途に遠回りして、室見川へ水量を見に行ってみた。川は100m以上は雨が降ったであろう水量で濁流が流れていた。 衰えて足早に東へ去った台風21号は台風の片鱗を残していた。ただし、低気圧が去った後張り出す、大陸生まれの高気圧がそれほど強くなく、この秋初めての冬型気圧配置にはならない見通し。能古渡船は終日欠航した模様この大量のゴミは業者が入って除去される。川の端の流れが弱い所に避難してくる小魚を狙っているダイサギとコサギがいた。ダイサギが飛び立った飛び出したのはライバルを追い払う為だった。ライバルを追い払うと元の場所へ帰った。サギ類は縄張り意識が強い。 1日は西浦へアジ釣りに行った。予想より雨が降らず、曇天と潮も良かったので良く釣れた。釣れ過ぎを避けるため、延べ竿での浮き餌包みで1匹づつ釣った。 3日は糸島半島へ波とタカ渡を見に行ってみよう。
Nov 2, 2024
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もっと晴れるはずが終日曇り、北東風が吹いて寒いぐらいだった。10月も今日で終わり、季節外れの台風がこの時期にしては異例のコースを辿っている。発生してどんどん西進して発達した状態で台湾を横断した後、衰退しつつ東進に転じるらしい。 西進させたのは太平洋高気圧の残党に違いない。時期的にもうとっくに無くなっているはずの秋雨前線が日本南岸に存在するのがその証だろう。台風がそれを打破して、これまで北東の風ばかりだったのが北西の風が吹くことも増えそう。天気がやっと本来の秋型に変化することだろう。 30日は山でハイタカ渡を見た。今頃が最盛期ながら、北東の風が強すぎてどうかなと思っていたが、10時頃から1時頃まで居て断続的に30羽が飛来した。その殆どが雄のハイタカで、強い斜め向かい風のため、低空を地上すれすれで通過してしまい、近くで見ることは叶わなかった。 31日は早朝はアジを釣り、10時頃に山に登ってタカを見る予定だったが、晴れ間が無い曇天のため西浦でアジを釣った後、唐泊でサゴシを狙った。アジは良く釣れたがサゴシは釣れなかった。28日向かい風で釣り難かった。過去この時期に見たことが無かったカツオドリがいた。イソヒヨドリの雄。まだ羽毛の色が綺麗でない。チョウゲンボウ高知名物姿寿司と芋ケンピを作った。29日西浦でアジを釣り、不調だったので唐泊へ移動して釣り足した。30日10時頃から断続的にハイタカが渡って来た。低空を林すれすれに飛行。北東の風が強い。カモメの仲間か種名不明。珍しく頭上を飛ぶ雄のハイタカ。ノスリハイタカ雄ノスリ降下するノスリ。足を延ばして減速する。ハイタカハイタカ雌若鳥沖ノ島が微かに見える。飛行機雲の隣に幻日海面に飛行機雲の影日光環チョウゲンボウが小鳥を捕らえている。チョウゲンボウは昆虫やトカゲを捕まえることが多く、小鳥を持っているのは初めて見た。クロツラヘラサギヘラサギクロツラヘラサギ、ヘラサギ合わせて30羽ほどになった。自宅近くで幻日を見た。山から下りて4時間も経過して、ズボンの中からポトリと落ちた虫。悪名高きマダニだった。幸い刺されなかった。31日中アジを50匹釣った。
Oct 31, 2024
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この頃は雲が多い日が続いて夕日を見る機会も無かったが、24日は珍しく西の空が開いて夕日が見えた。小戸公園で見た1月前の夕日は、可也山の右側に沈んでいたのに、25日見た夕日は左側つまり南へ大きくずれて居た。5時半には可也山の稜線に消えて行き、夏は日が没してもしばらくは明るかったのが、そそくさと宵闇が訪れる。 夏の名残でぐずつく天気もやがて終わって本格的な秋がやって来ることだろう。台風22号がそれを加速させることになるかも知れない。23日糸島の平原遺跡を初めて訪れた。何ヶ所か道の駅を巡り、カゴカキダイがあったので2匹買った。63年前の子供の頃に磯で釣ってよく食べた懐かしの魚だ。幼魚は福岡でも見かけても成魚は見ない。これは20cmほどの成魚で1匹100円だった。チョウチョウウオに似ているが、より温帯海域に適応している魚で味が良い。薄口醤油ベースで甘みを控えてショウガと煮る。昔通り美味かった。24日 唐泊へ釣りに行った半月の左斜め下には火星か。サゴシ釣りとカマス釣りが振るわなかったので、グレ釣りの前に海岸へ行った。連日の東寄りの風で波があって貝殻を大量に打ち上げていた。それなりの釣果。サゴシは釣れなかった。 夕方小戸公園へ行った。25日 何時もと逆にまず浜を歩き、次に山に登って鳥を見た後、昼から唐泊で釣りをした。何時もと逆のメニューはほとんど無い。海は波があって貝は良くなかった。山に登る前に麓を歩いた。1月以上遅れてクサギが花を咲かせていた。クサギの種ウラナミシジミ朝冷えたので露が降りていた。クサグモの巣は水滴が着き易く、光を反射して微かに虹色に染まる。ツワブキに蕾が出来始めた。ハネナガイナゴが多い。外来の多年生アサガオが、先日の時化で海水のしぶきを浴びて葉はすっかり枯れていても、花はしっかり咲いている。繁殖力が強い問題植物。ハイタカが1羽飛んだ。これが全て。初めてのノスリが東からやって来た。トビはよく見られ、遊びのように互いに攻撃しかける。ヤマトシジミか。翅裏を見ないと分からない。成果が無いまま1時頃に下山して唐泊へ向かい、途中手前の浜へ降りてみた。60cmのスズキが流れ着いていた。まだ腐敗してないようで、これからカラスの餌食になるのだろう。スズキの死骸を何度見たことか。スズキには内臓に寄生虫が大量に見られるようになって、年々不漁になっている。斃死と関連があるのかも知れない。2時ごろからグレ釣りを始め、向かい風に苦労しながら2時間釣った。バンチャゴが成長している。 26日西浦でアジが釣れる情報を得て、早朝だけ釣りに行った。延べ竿での手製サビキ釣りをした。6時頃から1時間半釣り20~25cmが60匹釣れた。上がサッパ、下はマイワシ。サッパが大発生している。これまで増えていたカタボシイワシがいなくなっている。サッパが邪魔をしてアジが釣れなくなった。味の半分は配り、残りは加工する。
Oct 26, 2024
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20日日曜日に大しけになって海は濁り、21日もうねりと濁りが残った。22日はもう雨になったが風が少し収まったので釣りに行った。波も収まって潮も小さくなって来たので、釣れなくても海岸を歩いて貝殻を探す楽しみはある。 雷雨が止み間無く降って雨釣になった。餌釣りは諦めてジグとカマスサビキで1時間半ほど釣ってみた。やはり釣れず、持ち帰り0の坊主になった。早々に引き上げて、北崎の海岸へ立ち寄った。 潮と波と風の組み合わせで打ち寄せる貝殻の量と質が決まる。予想より多くが打ち上げられていた。1時間ほど雨の砂浜を歩いて貝殻を採取した。ただ歩くよりずっと良い。6時頃はまだ雨は降って無くて、空は朝焼けに覆い尽された。朝焼けは雨を呼ぶ。 午後3時からは空も晴れたので、姪浜の愛宕浜を歩いた。ここも普段よりも多くの貝が打ち上げられていた。長い人工海浜でも場所によって貝殻の構成が異なる。ここはネズミノテが主体になっている。ザルガイも多い。ザルガイとキヌザルとがほとんどながら、区別は微妙。シマワスレ、多くはないが、他の海岸では見られない。イガイの仲間のホトトギス。岩やコンクリートに付着しているのが時化ると剥がれて大量に打ち上る。ここはアサリが主体。大型の成貝も多く、近くの室見川河口付近のアサリ資源に貢献しているかも知れない。シェルキラーのツメタガイとその卵塊の砂茶碗。アオサギの死体がカラスに食い尽くされている。カラスが死体を食っているのを見ると、姥捨て山の楢山節考を思い出す。口減らしで山に生きたまま捨てられた老婆は、やがてカラスによって鳥葬される。チベットではハゲワシが鳥葬する。巻貝が少ない海岸でアカニシがいくつもあった。翳りゆく海岸。遠く今津の毘沙門山が見える。彩雲が雲間に見える。太陽は見えないが幻日が現れた。名柄川の夕暮れ雲の上には深い秋の空。20日糸島の海は大いに時化た。潮が引いた今津干潟にはサギ類が多かった。北崎の海も波があったが、風向きが北東で波形が悪くスルーした。二見ガ浦の夫婦岩と打ち上る波しぶき。サーファーは意外にも少なかった。 さらに西の野北海岸へ向かう。サーフィン大会が開催されていた。背景は芥屋大門。大口海岸の波。この日もドクターヘリを見た。潮が満ちた今津干潟には多くのカモ類が浮かんでいた。もう冬鳥がやって来る。荒れた日の海ではこの時期オシドリの群れを見るが、この日は見られなかった。21日山へハイタカを見に行ったが、既に居ついている1羽を見ただけに終わった。木星と月が近い。狩りをするハイタカ。
Oct 22, 2024
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18日は南風のフェーン現象で異常に暑かった。これが大きく天気が変わる前兆だった。北の大陸に 優勢な高気圧が現れ、前線を伴った低気圧が西からやって来て、寒冷前線が北部九州を南下して行く。 未明の4時頃に雷雨が降った後、一時的に天気が持ち直した。本来なら土曜日は釣はしないが、3日前に西浦港内で中アジが良く釣れたという情報も得ていたし、18日に思いがけないサゴシの好漁があったので、天気が悪くなるのをむしろ喜んでのこのこ釣りに出掛けた。 7時に出て西浦に着いてみれば、アジ釣りはわずか二人しかおらず、ほとんど釣れていなかった。どうやら祭りは終わっているようで、結局竿は出さなかった。 次に向かったのは何時もの唐泊。8時を過ぎても雨は降らなかった。ルアー竿のシーバスロッドでサゴシを狙ってみた。釣り人は土曜日でもほとんどいない。海は穏やかで風も無く、しばらくジグを投げて引いてみても釣れる感じは無い。 カマス用のサビキは持参してないし、グレ釣り用の道具も無いし打つ手は無い。駄目を承知で長くジグを振るこらえ性も無いので思案して、アジサビキがあったので針が小さいながらカマス用に転用した。錘はジグの針を外して使った。入れ食いでは無かったがポツポツ釣れて、サゴシは釣れなかったがカマスは12匹釣った。 10時頃には西から雷雲がやって来て雨が降り出したので、そそくさと片付けて帰途に就いた。団地の駐輪場を見ると、ハシブトガラスが自転車のサドルを突っついて穴を開け、中の綿かスポンジを引っ張り出していた。カラスのすることに元より悪意が有ろうはずは無いが、多くの行動は人の生活に結果として悪いことが多い。18日早朝は雲が多く、月はほとんど見えなかった。 これまで1匹も釣ってなかったサゴシがやっと釣れた。最初の1匹は7時頃に釣れて、手元に引き寄せて竿で海中から持ち上げた瞬間に穂先が30cm折れてしまった。魚はゲットしたが釣りが続行出来ない。折れた部分を取り外して短くなった竿で釣ることにした。 飛距離は短くなったが、この日は比較的近くで食い付いたので、あと3匹を他の釣りの合間に釣ることが出来た。3種類の竿と釣法でそれなりの釣果を得た。 夕方晴れた部分もあったので、久し振りに小戸へ行って見た。玄界島の北に積乱雲が見えた。海上にはノリの浮き流し養殖の網が設置されていた。もうそんな季節になったのだろう。可也山近辺の空は雲があって、夕日も彗星も見ることが出来なかった。
Oct 19, 2024
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南北の性格が違う大気の狭間に入った九州ではここ数日すっきりとした青空が見られない。紫金山アトラス彗星がニュースで話題になって、迂闊にも初めて知り、見たいと思った15日から夕方は曇り続けて見ることは出来ていない。 17日はスーパームーン満月ながら夕方の空は全天に雲が広がっていてこれも見られない。しかし、天気は人力が及ぶところではないのでしようがない。 今週は14日月曜日に朝だけルアー釣りをし、15,16日と昼まで唐泊でジグ、カマスサビキ、反転籠の三刀流で釣りをした。結果はジグでのサゴシ釣りは皆無、カマスはぼちぼち、コッパグレはまずまずの結果だった。 17日は釣は休んで天気もパッとしないので、外へ一歩も出ずに、痛んだジグの再生、サビキの製造、貝殻の整理などで日が暮れた。14日朝1時間半だけ釣って、ジグで35cmのネリゴを1匹だけ釣り、カマスは全く釣れなかった。15日帰り道で見た北崎の海岸に夜光虫の赤潮が出ていた。風で吹き寄せられたもので、夜光虫自体は害毒は無い。この時期にしては多い夜光虫。エチゼンクラゲも小さいながらよく見られる。16日ジグ部門は当たりさえ無い。満月1日前の月。左が少し欠けている。
Oct 17, 2024
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1週間前は平戸で雨に苦戦したが、ここ数日は晴天に恵まれた。休日は釣も出来ないので、少し時期が早いながらタカを見るために山に籠った。午前中は風は弱いながら、昼前から決まりのように北東の風が強くなった。それでもハイタカが渡って来れないほどではなく、3日連続で午前10時頃から4時間ほど見続けた。 思う程は見られなかったものの、少しは見ることが出来て良かったが、相変わらずのピンボケ病には悩まされた。10日 唐泊で釣りをしてサゴシもカマスも空振り。コッパグレ釣りはバンチャゴ釣りに変わってしまった。バンチャゴ(アイゴの幼魚)成魚が少なかった割に幼魚は多いのは、歩留まりが良かったのだろう。食い意地が張っているのでグレ釣りにならない。相変わらずボラは現れない。11日海岸を歩いた後山に登った。チヒロガイオオトリガイ中央左ハナイタヤ、右ニオガイイタヤガイの幼貝潮と風による波とで時に多くの貝殻が打ち上る。しかし多くはありふれた貝で、レアなものは殆ど無い。山道の木の根元にキノコがあった。後で図鑑で検索したが分からなかった。キノコは難しいし、毒が有るものも多いので下手に手が出せない。既に渡って来ていたハイタカが林へ入った。その後は一度も見なかった。1cm位の小さいキノコ。ヤブマメ。初めて見たが、単にこれまで気が付かなかっただけだろうか。ヌスビトハギの花種は服に引っ付いて運ばれる。オニフスベというキノコ。12日今津湾の南から毘沙門山を見る。クロツラヘラサギが4羽大型のシギ。カニを捕まえている。ミサゴかと思ったが、ハチクマのよう。12時頃やっとハイタカの雌がやって来た。2羽目のハイタカ。ハイタカの雌がやや近くを飛んだ。水平線上にうっすらと沖ノ島が見える。ハイタカの雄チョウゲンボウが突然やって来て目が合った。朝鮮半島から渡って来たものだろう。ハイタカが空中に停止して下を見ている。獲物を探しているようだ。翼を畳んで急降下して行った。下山の時にキンモクセイを見た。ヤブマメ油山と市街と海叶岳、飯盛山、背振り山系脊振山とレーダー基地。13日久し振りにハヤブサを見た。しかし遠かった。この日は遠くを飛ぶハイタカを1羽見ただけ。中国からのクルーズ船出船入船、釜山航路のカメリアとすれ違う。東からやって来たハチクマ。単独で西へ飛び去った。ハシブトガラス天気が悪くなる予兆西から雲がやって来る。明日は下り坂。
Oct 13, 2024
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10日前までは30度を超えていたのに、夏と秋の境界線としての秋雨前線が南へ押し下げられ、数日の雨をもたらした後、北の高気圧の勢いで太平洋の沖合まで下がった後一気に本格的な秋がやって来た。 春から夏への移り変わりも急激だったので、季節の移行が激変する傾向が顕著になっている。 福岡の海は北寄りの風が強く2日も吹くと、波が立ってうねりとなって濁り釣りが出来なくなる。それでも9日はのこのこ釣りに行った。博多湾口に位置する唐泊は北寄りの風をもろに受けてしまう。予想通りに波とうねりが有り、小潮と相まって竿を出す気にもならなかった。 それでも今期初めてサゴシ釣りの竿とジグを持参していたので、駄目を承知で釣ってみた。餌釣りは諦めたのでルアー釣りを何時もに無く長く続けた。意外にも始めて15分で何かヒットした。どんどんリールを回して引き寄せたら45cm程のサゴシが現れた。そのまま巻き上げてサゴシが海面から半身が出た時に外れてしまった。 その後も気を取り直し1時間以上投げ続けても当たりは無かった。サビキでのカマス釣りも並行したので5匹小型カマスを釣って坊主を回避した。セイタカアワダチソウが咲き始めた。小さい花が並ぶれっきとしたキク科。天が岳の上に秋の雲。柑子岳の上にも巻雲毘沙門山の上にも。 6日から7日にかけて1泊で長崎県平戸島、生月島へ原付バイクで出掛けた。9月の中頃にシイラ釣りに同行したばかりだったが、その前に生月の旅館を予約していたので計画は変更しなかった。 平戸や生月は馴染みの場所ながらじっくり行ったことは無かったので、遠くても原付バイクで行って見たかった。延べ竿と少しの餌をクーラーボックスに入れて、少しだけでも釣りをしたかった。 しかし生憎両日とも雨にたたられてしまった。秋雨前線の南下と重なったのでどうしようもなく、合羽を着てひたすら走り、目的の半分も達成できなかったがそれはそれで悪くは無い。 2日間で350km走り、危険な思いをすることも無く帰還した。6日朝西へ向かう目前に切れた虹が出た。朝の虹は雨の予兆、1時間走った頃から雨になった。佐賀県伊万里市の山間の水田は稲が刈り頃を迎えていた。長崎県松浦市の遺跡付近にホシアサガオの大群落があった。雨の平戸大橋平戸川内の鄭成功像。平戸島の最果て宮之浦を目指し、途中の教会へ立ち寄った。宝亀教会平戸の教会を訪ねるのはマリア像を見るため。小さいマリア像。教会によっては中に入れないが、宝亀教会は入ることが許されている。延々と西南へ走り、昼頃に志々伎に着いた。名山志々伎山は雲の中。ピークが微かに見える。男女群島への瀬渡し船の基地。殆どの漁船はコテサシと表示している。固定刺し網のことだろうか?この地域の屋根の瓦の上にはブロックを載せている。風で瓦が飛ぶのを防ぐためだろうか。引き返すと山は少し見えていた。長崎県は風力発電所が多い。道草をして巨大な風車を見る。高さは100mぐらい有りそうで、強風にも関わらずゆっくり回転していた。制御されているのだろう。平戸島の西岸を走って生月へ向かう。春日の棚田を見る。3時過ぎに生月に着いた。珍しい形の消波ブロック。 壱部浦の小さい堤防で1時間余り釣りをした。得意のコッパグレを釣ってみたが25cmのオナガ1匹だけ釣れた。恐らく最初で最後の釣りになる。 5時半に投宿した。雨の一日も終わり。7日7時半に朝食を終えてすぐに出た。漁協の購買店が開くのは10時なので、それまでの時間を生月島の最先端へ行って見た。何度も来た場所も雨は初めてで、全ての景色は鈍色に沈んでいた。塩俵の海岸。玄武岩の柱状節理も輪郭がはっきりしない。最北端北の強風が吹く日が多いのでハマヒサカキは南に傾いている。小さな漁港の波止で若い人が釣りをしていた。小型の風車群別の小さな漁港。民家は殆ど無い。こんな海でもプラゴミが風に吹き寄せられて漁港の一隅に固まっていた。漁港では海中を見ることにしているが、条件が悪く良く見えなかった。オレンジの小魚は多分キンギョハナダイ。2匹いた。キンチャクダイの成魚の影も見えたが写せなかった。 漁協の購買店にはカマスは出てなかった。せっかく遠路来たので50cmのネリゴとマアジ1kg、クロムツ幼魚500gを購入した。平戸のザビエル教会へ立ち寄った。マリア像は教会毎にお顔が異なる。 帰途も雨で昼飯を食う気にもならず、ひたすら走って午後3時に帰り着いた。 晴れていれば生月北端で渡って来たハイタカや居つきのハヤブサが見られたはずで、心残りだった。
Oct 9, 2024
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まだ少し早いと思いつつもハイタカの渡りを見に行った。天気予報ではまずまずの天気のはずが、晴れ間があったのは朝のうちだけで昼に近づくにつれて雲が増えた。 10時頃から1時過ぎまで山でハイタカを待ち続けた。ハヤブサも運が良ければ見られると期待したが、トビとカラスばかりで思うようにいかない。 注意力がつい落ちる中、11時過ぎに待望のハイタカが1羽目前に現れた。何枚か写してみれば、相変わらずのピンボケながら若い雌のハイタカが写っていた。見られたのはこの1羽だけだったが、0と1では大いに異なるので良しとする。5日海上にヘリ搭載型巡視船やしまがやって来た。しばらくすると保安庁のヘリがやって来た。海上で訓練するようだ。ホバリングはしたが着船はしなかった。トビばかりやって来るトビとカラスカラス待望のハイタカ胸が膨らんでいるので獲物を食っている。このトビの目は瞬膜で覆われている。4日1年半振りに西浦の蒙古山へ登った。北東の風が強く天気は良かった。2年前は蒙古山の碑周辺の整備に伴い木々は伐採され、草も刈られていたのにすっかり緑に覆われていた。再生は思った以上に早く、いつまで経っても海藻が生えない磯とはえらい違い。瑞梅寺川河口今津湾にはクロツラヘラサギが飛来していた。もうそんな季節、カモ類も見られる。電柱の上で魚を食っているミサゴ。蒙古山の登り口の淡い色のフヨウすぐ北東にある玄界島東には相之島遠くは北九州。西には壱岐南の天が岳。左が雄天右は雌天。二見ガ浦霊園と夫婦岩かさ上げ工事中の西浦防波堤低木と草に覆われた山頂一番多いこの木はカラスサンショウか?1年半前の状態壱岐対馬行きのヴィーナス先発のフェリーきずなに追いつくキアゲハルリシジミウラナミシジミが多く飛び交っていた西の海上に12羽の白い鳥が現れた。クロツラヘラサギが朝鮮半島から渡って来たとすぐに分かった。強い逆風に押されながらも進む。シラサギ類より飛行能力は高い。西浦崎を離れて通過した。高度を下げて南へ向かう。和白干潟へ向かうのか。小呂島碑文には建立のいきさつが書いてある。低い高度で飛んで来たジェット機の翼の先端が白い筋を引いていた。ベイパーという飛行機雲の一種らしい。ジェット戦闘機の映像ではよく見る。ドクターヘリ。よく見る。強風下の海上を帆走するヨット。西浦崎を無事通過時間の経過とともに太陽は西へ移動、海が光るようになった。3時間山頂にいて下山した。ミズヒキの赤い色。開いた花はタデ科の特徴を持っている。色に釣られてつい見てしまうハンミョウ。れっきとしたハンター。アブのホバリング風が強いのでギンヤンマの撮影に向いていると溜池に立ち寄った。すっかり数が減ったギンヤンマの最高のモデルに巡り合えた。今年は昆虫が少なかった。もう昆虫の季節も終わり秋は深まる。
Oct 5, 2024
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10月2日は朝から雨が降り、秋雨前線の北側になって気温が一気に10度ほども急降下した。こんな冷たい空気が北にはあったとは驚きだった。2日は一歩も部屋から出ずに貝殻の同定と入力と、8月分の写真の仕分けをしたがはかどらなかった。 台風18号は失速してスピードが遅く、前線とのコラボでぐずつきそうで干物製造に支障をきたしている。 秋めいて海水温が下降傾向になれば波止釣りも上向くだろうが、今だ唐泊に姿を見せないカラスミボラも現れるかもしれないと期待している。9月30日 唐泊で釣りをした。日の出は能古島の北端辺りになった。まずカマスを釣り、小さいカマス2匹で7時に港内で泳がせ釣をした結果、60cmオーバーのスズキが釣れた。が、その魚体の余りの瘦せぶりにとても殺す気にならず、海へ返した。数年前から西浦や唐泊で釣れるスズキの異常な痩せぶりが目立っているし、数の減少も甚だしい。内臓には嚢虫らしき寄生虫が多数きせいしている。痩せて産卵期を迎えても、卵巣が成長せずに産卵に支障をきたして個体数の減少に繋がっているのではないか。10月1日10月最初の釣り。月はすっかり細って東の空にはかなげに昇っていた。うっすらと地球照が見られる。カマスは不漁だった。帰りに小田川を覗くと、河口が砂で埋まって水が溜まっていた。30cmのボラがうろうろしていた。 今や世界のあちこちで武力紛争や戦争がエスカレートし続けている。まことに憂うべきことで、彼ら、彼の国々は矛を収めるということを知らない。 日本憲法9条2項こそが唯一の解決法だと思われるが、武力こそが唯一の手段の現状が人間の未来を閉じてしまっている。天地創造の神が人間を作ったとすれば、明らかな失敗作に違いなく、全て抹殺して作り直した方が良いだろう。その抹殺の手段が核兵器の可能性は少なくないかもしれない。
Oct 2, 2024
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毎日雲が出て東風が強く吹く天気が続いている。太平洋高気圧の勢力が衰えて、北と南の高気圧の狭間で秋雨前線が南海上に停滞しているせいだろう。 9月ももう終わり、季節は秋本番の時期なら夏鳥も南へ帰る。いつまでも暑さが続いても、長く渡りを遅らせるわけにもいかないだろう。28日、29日と何時もハチクマ渡りを見る、飯盛山中腹から場所を変えて見てみた。 28日は脊振山系の北側の別荘地雷山の森あたりで、29日は飯盛山の北側にある西部霊園の上の方で見た。雷山の森ではハチクマは見られなかったが、ヒガンバナを見ることが出来た。西部霊園では11時頃に30羽ほどが小規模なタカ柱を形成した。27日 唐泊で釣りをした。カマスの小さいのでクエ子を釣った。25cmしかなかったので逃がしたが、背中に海産のイカリムシが5か所も寄生していたので除去した。このため痩せていた。20cmのコッパグレとカマスは17匹づつ釣れた。北崎海岸で北崎小学校と朝倉市の秋月小学校の生徒の交流とのこと。渚に何故か生きたカマキリがいた。ドクカラカサタケか28日初夏には華やかな花を咲かせていたネムの木通常のツユクサすぐ近くに花がちょっと違うツユクサが咲いていた。花はマルバツユクサだが葉の形が違う。ハイブリッドだろうか。ヒガンバナとニラヤマトシジミかシルビアシジミか遅れているヒガンバナ手前は今から、奥はもう終わりが近いヒガンバナ。同じ場所でも今秋はばらつきが有る。ヒガンバナの蕾の後ろにハネナガイナゴが隠れている。イナゴの全身を見ようと回り込むと、イナゴも回って見せなかった。小川を覗いてみると、カワムツが泳いでいた。カワムツはオイカワより上流部に多い。ツユクサマルバツユクサ。この頃各地で繁殖している。キツネノマゴという1cmにも満たない小さな花。ヤマウドの花ゴンズイと言い魚のゴンズイと同じ。季節外れのアザミオオマルハナバチがキツネノマゴの蜜を吸う。大きい花粉団子を付けている。カラスアゲハ。この秋はアゲハチョウ類が非常に少ない。高祖山を南から見る。10時半から12時まで曇り空を見ていたが、トビを見ただけ。フヨウモミジフヨウ 下山後は北へ一直線に向かい、何時もの北崎へ行った。溜池にはギンヤンマがいた。この時期に写したことは無い。タマムシの翅が落ちていた。海は北東の風で波立っていた。29日姪浜を歩いてみると魚の死骸がいろいろイシモチの幼魚大型のスズキヒイラギの幼魚ボラ海から一気に南下して西部霊園へ行く。標高100m以上ありそう。10時から3時間いた。営業を終えた観覧車10時台に現れたサシバ。ミサゴ自衛隊機11時頃に待望のハチクマが東からやって来た。次から次に飛んで来て上昇気流を捉え、旋回しながら高度を上げるミサゴハチクマ渡りは11時台でほぼ終わった。ドクターヘリ今年はもう終わりにしようと思いつつ下山した。後2週間ほどするとハイタカが大陸からやって来る。
Sep 29, 2024
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朝晩は初秋、昼間は真夏の天気になっている。朝は涼しい中でカマスを釣り、暑い昼間はコッパグレを釣っている。相変わらずの小物釣りが似合っているのだろう。その小物でさえ不調のことが多い昨今なのに、26日は珍しくコッパグレが良く釣れた。足の裏サイズは望むべくもないので手の平サイズで我慢している。夏至から相当南へ位置を変えた日の出海の色が悪く、潮も悪いのでカマスは少ししか釣れなかった。手の平コッパグレは大漁。25日港内とテトラで忙しく釣ってどれもパッとせず。カンパチの幼魚は友人がカマスの生き餌で釣った。帰り道で見たヤマカガシは下半身を車に轢かれて死んでいた。この頃滅多に見なかったヤマカガシ。24日友人とその家族が長崎県平戸へシイラ釣りに行くというので同行した。平戸の生月島の波止での釣り。平戸へは過去10回以上行っているが、遠い。まだ暗い5時代前半に到着。6時半を過ぎて生月大橋に日が当たり始めた。平戸島と生月島の海峡で2隻の漁船が一つの網を引くアゴ漁をしていた。そのアゴ(小型のトビウオ)が少ないのでそれを狙うシイラも少ないのだろう。釣れていないシイラ。高い堤防の上には若い人中心に老人まで、平日でも多くの釣り人がルアーを投げていた。5時間以上当たりが無いまま、諦めムードの時突然友人の孫さんにシイラがヒットした。1m20cmぐらいの雌のシイラ。海中でのシイラはブルーの胸鰭や体表の斑点が鮮やか。釣られた雌に付いて来た雄が隣の人にも食い付いた。雄は頭部が大きくせり出している。 シイラ釣りには運と忍耐が必須と見える。
Sep 26, 2024
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能登半島に過酷な豪雨災害をもたらした秋雨前線と台風14号崩れの低気圧が去って、前線が南下してすっかり空気が入れ替わった。丁度秋分に、わずか1日での劇的な変化はあまり記憶にない。これまで続いた6月から9月中旬までの暑過ぎた夏との落差が大きかった分、際立った変化になった。昼間は強い太陽光で気温が30度以上に上がっても、朝晩はぐっと秋めくことだろう。 21日土曜日北の前線に向かって強い南風が吹くと、レンズ雲が現れた。同じベニガイでも貝殻の色が異なる。渚に露出したオキアサリが多くいた。多くを海へ返した。北アメリカ原産のホシアサガオ。野生化したニラ22日未明 雷が多発したので撮影を試みたがうまくいかなかったわずかに稲光が写っている近い雷ながら、明るいばかりで雷光は写っていなかった。23日室見川下流の朝のこぎりの歯のような雲姪浜の渡船場の波止は釣り人で賑わっていた。小さいサッパとサヨリが釣れていた。東の室見川方向へ歩いた大量に打ち上るアオサ。この海藻に季節はないらしい。頭が無くなったスズキの死骸。周りにはカラスの足跡が多数あり、死骸を食っていたのだろう。北には志賀島が見えるこの浜にはキンチャクガイが多い。室見川河口の対岸にはペイペイドームや福岡タワーがある。トウネン幼鳥がアオサの中にいるのは、紛れて目立たないと思っているらしい。引き返すとスズキの死骸にハシブトガラスが集まっていた。見ていると1羽が独り占めしていて、恨めしそうに数羽が見ていた。他のカラスを激しく威嚇する独占カラス。食い物を独り占めしたがるのは生物共通のようで、ヒトも例外でない。かなり食われている。死骸を通り過ぎて振り向くとカラスは再び集まっていた。10時には飯盛山でハチクマ渡りを見たが、北東の風が強く低調だった。2時間半居て7羽見たのみ。これはトビ。尾羽と翼の形状が異なる。これはミサゴ。
Sep 23, 2024
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19日は山へ、20日は海へ行く。長く続いた暑い晴天はどうやら峠で、週末から下り坂で天気が崩れるとともに気温も少し下がる見込み。、 20日はカマス主体で釣りに行った。西浦は工事中で唐泊しか釣り場は無いので、釣れても釣れなくても選択の余地は無い。5時半に着いて明け行く空をしばらく眺めていた。日の出が遅くなったし、雲が多かった。 春から夏場は夕方の干潮が引いていたのが、これから冬になるにつれて朝が大きく引くようになるので、かなり潮が引いていた。6時頃から手製サビキでカマスを釣ってみた。20cm位のカマスがぼつぼつ釣れるものの、群れが小さいのかすぐに移動して釣れなくなる。 断続的に時々釣れたが、途中カマス釣りを中断して反転籠でも釣ってみた。この時期ボラが釣れるはずなのに、今だ外側で見ない。潮の流れ方が悪く、コッパグレすら釣れなかった。港内でもヒイラギを釣って見てもこれも釣れなかった。 次第に雲が増えて来ても相変わらず暑い。11時に道草もせずに帰った。20日あと2日で秋分。日の出と日の入りがほぼ同じになる。玄界島からゴミを積んだ船がやって来た。帰る11時頃には空一面に雲が広がった。小型カマス30匹の釣果。19日朝9時頃は快晴。ヒガンバナがほとんど咲いていないのは異例。飯盛神社中宮の白芙蓉蜜を吸うホシホウジャク。コミスジ虹色にジョロウグモの糸が染まる。11時頃に今季初見のハチクマがやって来た。11時頃に10羽ほどハチクマが西へ渡って行った。例年より遅い渡り。コシアカツバメが2羽。ツバメもそろそろいなくなる。翼の裏が白い小鳥より少し大きい鳥が小群で、せわしなく山麓を飛び交っている。鳴き声がムクドリに似ているコムクドリだった。南へ渡る途中らしい。帰宅した1時過ぎにフェーン現象で部屋の気温が上がった。2時には35度に達した。発表されるその日の気温は、室温より2~3度高いので37度ぐらいまでなったはずで、9月としては高過ぎる。
Sep 20, 2024
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これまで何度挑んでも最後まで月が沈むのを見ることが出来なかった。40年近く福岡に住んで1度だけみたが、それほど難しい月の入りを18日の満月で見ることが叶えられた。 連日暑い日々が続いているが、雲も少なく空気はよく澄んでいるので17日と18日、釣りを兼ねて月見をした。月の入りの時間は日に日に変わり、満月の時は5~6時で真夏なら日が出ていて明る過ぎるし、真冬なら暗すぎるので、秋分頃が良い。その日が晴れて見通しが良い確率はかなり低い。 あらゆる条件が揃った18日に月の入りを見ないわけにはいかなかった。4時半に出掛けた。西の空にはまだ高い位置で十五夜の満月が明るく輝いていた。唐泊に5時過ぎに着いて、道具一式を堤防におろして二見ガ浦へ向かった。バイクで5分しか掛からないが、唐泊では決して日の入り、月の入りは見られないし、逆に西浦では日の出、月の出は見ることは出来ない。 日の入りは華やかで、雲に邪魔をされなければ大気の清濁に関わらず夕日は見られるのに、月の入りは、雲が有れば駄目で、雲が無くても大気が濁っていれば水平線のかなり上で見えなくなる。月はあくまで儚くてそれゆえ古来から愛でられてきた。 釣りは相変わらずだが、待望のカマスが姿を見せた。季節の魚を見るたびに。花と同じく、また年を取ったと実感する。17日満月1日前の中秋の名月が可也山に落ちる。朝はカマスでスズキが釣れたし、40cmのバリも延べ竿で釣った。唐泊の民家でタテハモドキを見た。翅裏は秋型になっている。ナガサキアゲハ18日月の入りまで1時間以上ある。前日より50分ほど遅れる。二見ガ浦で見る満月。日の入りまで40分。月の下には海ではなく。壱岐の島影がある。月の形は横長になり、輪郭が凸凹しているのは、厚い大気の層を通して空気の揺らぎが成せること。6時前に満月は壱岐の島影に没した。福岡では海に沈む月は見られないことを認識した。日の出前の地球影が水平線の上に見られる。満月の大潮は魚はあまり釣れない。潮位は高く、早々に切り上げた。ヒイラギの干物。小さくても味は絶品。真空パックにして知人に食べてもらう。
Sep 18, 2024
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相変わらず夜も昼も暑い日々が続いている。それでもほとんど毎日出掛けてはいるが、さすがにこの夏の疲労が蓄積してきたのか、疲れていると思うこともある。 テトラでのグレ釣りは目を覆いたくなるほどの不振で、どうせ駄目なら楽をしようと唐泊港内でヒイラギを専門に釣ることにした。 ヒイラギは成魚でも15cm未満の小魚で背鰭尻鰭が鋭い棘になっていて、体表は粘液で覆われている。福岡ではトンマと言う。高知では浦戸湾で良く釣れ、昔山内の殿様が小舟で釣ったそうで、人気がある魚の一つ。普通すまし汁のネタにするが、干物にすると非常に美味いので小魚でも良い。 釣りには釣の醍醐味追及の大物釣りと小物の微妙な当たりを楽しむものや色々あるが、私は食も重視で不味ければ大きくても小さくても釣りたくない。 12日、13日と唐泊港内で延べ竿での餌包みの浮き釣りをした。浮き下は4mぐらい。アイゴの幼魚バンチャゴが早くも餌取として邪魔をする。意外だったのは両日ともボラが3匹づつ釣れたことで、この時期は外側で大型の肥えた産卵前の簿rが良く釣れるのに今年はさっぱりなのに、港内で思いがけず良く釣れたのは意外だった。11日朝から雲が多かった。姪浜へ潮汲みに行って少し歩いた。トウネンの幼鳥か?ウミネコスズキの鰓蓋の骨。体長65cmぐらいのもの。ワタリガニの幼ガニの死骸。この時期は多い。45cmのチヌの死骸。余りにも腐敗しているのでカラスなども敬遠しているのか。12日ヒイラギ。バンチャゴ。餌取として厄介者。15cmまで大きくなれば釣っても良い。干物では上等。55cmのボラに延べ竿は耐えた。ヒイラギは20匹ほど。山道にクズの花が落ちていた。池の対岸に現れた子供のイノシシ。距離40m。やがて現れた母親は大きかった。水を飲んでいる。池に入ってヒシを食い始めた。ヒシを茎や葉ごと貪るイノシシは餌の少ない夏場でも肥えている。13日岸壁の下にソラスズメの幼魚がいた。アオサギがしぶとく待っていたので、ヒイラギの棘の効果を見るためやってみた。なかなか飲み込めず苦労していたので棘は有効で、海中でも襲われ難いだろう。足には釣り糸などが多く絡み付いている。この夏の異変でアンドンクラゲが非常に少ない。棘に毒があるアイゴの幼魚もやってみると、ヒイラギより早く呑み込んだ。トウゴロウイワシの幼魚が港内に多数いて、早朝はスズキが、日中は青物の幼魚もボイルした。ヒイラギは40匹。ヒイラギの口は長く伸びる。餌を吸い込むタイプの魚は口が伸びるものがある。キス、クロサギ、マトウダイ、ヤガラ等々。干物にするために処理、振り塩した。
Sep 13, 2024
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9月に入ってもう10日、昼間は暑いのが続いていても、朝晩には少し涼しくなって秋を感じられた。ところが9日夜から蒸し暑さが戻り、10日は朝から南風が朝から吹いて夏の空気に包まれた。 釣れない釣りをする気にならず、釣り人が魚を買う羽目になり、糸島市福吉の福ふくの里と波多江の伊都菜彩へ出掛けた。魚の加工をしないと日々が物足りないのでつい買いに行く。 遠いほうの福ふくの里から行って見た。よく行くので道中の景色は見慣れて新鮮さは無いが、空の雲は時々で変わる。10日はすっかり夏の空になっていた。9日まで覆っていた大気の濁りはすっかり払拭されて、遠くまでクリアーになっていた。筑肥線の電車が福岡へ向かう。姪浜から地下鉄になる。カマスとアジを買う積りだったが、開店から15分後の為かカマスは殆ど無かった。アジはまだ残っていたので加工とフライ用に購入した。全般に魚は少なく不漁のようで、25cmの大型カタボシイワシが1パックだけホネイワシとして出ていたが思いの外高かったので買わなかった。帰りも同じ道を辿った。糸島半島が見える。海中にはクロダイが何匹も泳いでいた。 帰りの途中で伊都菜彩へも立ち寄ってみた。既にほとんど魚は売れたのか極少なかったが、小さいカマスと小さいカイワリを干物用に購入した。 11時過ぎに帰り着いて、半端な時間なので今季初めて飯盛山へハチクマの渡りを見に行った。まだ暑いし少し早すぎるので期待はしていなかった。この辺りはまだヒガンバナは咲いていなかった。飯盛山中腹の中宮。鳥居が金属なので何年たっても変わらない。鳥は飛ばず、1羽が高く飛んだが残念ながらトビだった。木々が伸びて年々視界が狭くなる。空には雲が次第に増えてきたので、1時間半居てから成果なく下山した。飯盛神社は催事も多く賑わう神社。流鏑馬が行われる道。中央のグリーの部分が柔らかい舗装になっている。8日新米の価格高騰がニュースになっている。次々に稔りのシーズンを迎える水田。スクミリンゴガイの食害の田んぼも禿げたまま収穫の時を待つ。池のカワセミ。遠過ぎる9日砂上の足跡をたどると見慣れないカニがいた。イソガニの1種だろう。オキアサリと言う2枚貝ながら、渚で活きたまま姿をさらしている。味は良い。遠くへ投げてやった。西浦付近ではヒガンバナが早く咲く。9日夕方までは空気は濁って太陽は光が弱かった。カモメ帰るミサゴ
Sep 10, 2024
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朝日や夕日を見るのがほぼ日課になっている。それでも近くの公園や釣り場では山に邪魔されて海から昇る朝日や海に沈む夕日は見ることは出来ない。最近の風が弱く雨が降らない天気は空気を淀ませて、低い高度になると太陽は明るさを失って赤く見える。煤ガラスで太陽を見るようなもので。太陽の撮影には絶好のチャンスになる。 7日は糸島の野北海岸で芥屋大門に沈む夕日を見ることにした。夕方だけ出かける気にはならず、9時頃に出たが夕方までは8時間以上ある。まず北崎の海岸で9月初の海岸歩きをした。残念ながら貝殻はそれほどなかった。毎日午後に北寄りの風が吹くので波がややある。志賀島はPM2.5 で霞んでいる。オオモモノハナスダレガイ。初めて採取した貝。 時間消費の為に何時もの溜池へ出掛けた。山道に溢れる水を飲むナガサキアゲハの雄。カラスアゲハなど殆ど見かけず、少ないこの夏から秋。ギンヤンマの交尾。下が雌で翅の茶色が濃い。しばらく水場から離れた後、連結したまま池の水草に産卵する。他のイトトンボを食っているアオモンイトトンボ。捕えたものか死んで水面に浮かんでいたものか不明。ギンヤンマのヤゴの抜け殻。長さ5cmあり、これがギンヤンマに変身するとは想像できない。アオダイショウが山道の日陰にいた。 3時頃に糸島市の野北海岸へ向かった。日没までまだ3時間ほどあるので、砂浜を歩いて貝殻を探した。1時間ほど過ごしても、まだ時間が余ってしまい、近くの神社の涼しい所でうたた寝をした。 時間の進みは時々で変わり、中々夕方にならなかった。5時になったので海岸へ戻って太陽の位置を確認して、西へバイクで移動した。バイクを止めて更に西へ1kmほど歩いた。太陽は次第の高度を下げて、北側へスライドする感じで芥屋大門を入れようとする意図から外れて、諦めて砂浜の流木の上に腰を下ろした。砂上にはスナガニの幼ガニが多い。何をするでもないハシボソガラスがたむろしていた。対馬海峡に6時25分頃、太陽は没した。やはり海に沈む夕日は格別。4日 早朝に泳がせ釣をしてから糸島の池へ行った。まぐれで45cmのヒラスズキが釣れた。単独で産卵するギンヤンマ。ハネビロトンボ5日6日 小戸ヨットハーバーにてアブラコウモリ夕焼の三日月
Sep 8, 2024
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台風10号が過ぎた9月1日、前回いつ行ったかもわからない程久し振りに唐津市旧七山村樫原湿原へ行った。原付バイクではかなり遠出になる。行きは国道202号で海岸沿いを走って唐津市浜玉から玉島川沿いの国道323号で遡り、七山で樫原湿原へ向かう県道に入り観音の滝を見て向かった。 川は増水していて濁っていた。お陰で滝は滝らしい姿だった。樫原湿原には1時間半ぐらいも掛かった。湿原にはサギソウを見る積りだったがすでに咲き終えていて、何輪かを遠くに見ただけで、ハッチョウトンボもすでにいなかった。 それにしても以前に比べて湿原に設置された板の道も老朽化しているし、なによりも植物の遷移が進んでススキをはじめイネ科の草が増えているし、ヒシも増えていた。今後の環境保持が大変だろう。 駐車場から歩く途中、先客の人々がしきりに草叢を見ているので近寄ると、ルリモンハナバチが何匹もオトコエシやオミナエシの花を渡り飛んでいた。幸せのブルービーとして喜ばれるが、見られたことがラッキーだろう。日が雲で陰ったのが残念だった。 昼飯のパンを食って帰途に就いた。帰りは七山から山越えで二丈吉井に出る県道143号を走った。9月1日国道202号を西へ向かう。上には西九州道が走る。糸島市深江で筑肥線を横切る。筑肥線のこの区間は単線なのでトンネルは丸くなく、縦長の楕円形。国道なのに路肩の雑草がはびこって、路側帯も見えず原付バイクは左端を走りづらい。お粗末な道路管理と言うほかない。浜玉で国道202号から323号へ曲がる。途中の橋の上から下流を見る。上流側は岩が多く増水した川が荒々しい。川中の石は大小様々の花崗岩で水で削られて丸い。流程が長くないので中流からすぐに上流のようになる。アユが名物らしいが花崗岩は表面が滑らかでないのでアユの餌の珪藻や藍藻が生えにくい。枯れた竹林。観音の滝を下流の橋の上から見た。橋の下にコシアカツバメが住み着いているらしく、時々出て来て飛ぶのでしばらく見入っていた。樫原湿原のルリモンハナバチがオトコエシの蜜を吸う。花はオミナエシかろうじて見たサギソウサワギキョウマアザミとキムネクマバチ。オミナエシとツマグロヒョウモンヒツジグサか繁殖しているススキが穂を出していた。オミナエシにルリモンハナバチが止まっている。一株だけユウスゲが咲いていた帰りもハチを見た。帰りの観音の滝は日が当たっていた。標高800mの浮嶽。冬には度々雪が積もる。脊振山系の西端に当たる。糸島の立石山が右に、姫島が左に見える。2日は唐泊で釣り3日も釣り次第に減る釣果海面近くのテトラにへばりつくカエルウオ(イソギンポ科)は食ったことが無かったので1匹釣って唐揚げにして食ってみた。予想をはるかに超える美味。夕方は東風が強かった。小戸ヨットハーバーから見た玄界島。
Sep 3, 2024
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土曜日は原則釣りはしないのだが、台風10号に振り回されて数日釣りをしなかったので、唐泊の港内へアジゴを釣りに行った。来週泳がせ釣をするために、餌のアジゴがいるかどうかを探る為でもあった。それほどアジゴも釣れなくなっていたのだ。 変則台風10号は一時1級の台風にまで発達したがその後がいけなかった。急速に衰退してもたもたしながら彷徨った。その間あちこちに大雨を降らし、31日になってやっと、1週間前に上陸するはずだった紀伊半島から中部日本へたどり着いて消えかかっている。引き際を見失い老害を晒す政治家やら有力者によく似ている。 アジゴを釣り始めたのは5時過ぎ、晴れつつあるまだ暗い空にすっかり細くなった月が雲間から姿を見せた。 延べ竿でのサビキ釣りで釣り始めて30分は全く釣れなかったが、突然1匹釣れてそれからは入れ食いになった。釣りはいつでも最初の1匹が大事で、0はいつまでたっても0でしかないが1は2にも3にもなる。 釣っている傍で野良猫が4匹獲物を待っている。釣れたアジゴを真剣な眼差しで見つめる。基本ネコやサギに餌を与えるのは好まないが・・・2時間やって100匹釣った。10cm以上に成長したアジゴ。多くは2人の知人に配った。スズキ釣りの生き餌にはちょうど良いが、スズキは今の所いない。ネリゴ釣りには少し大きすぎる。 28日の夕方に小戸ヨットハーバーで虹を見ることが出来た。主虹と副虹が見える。太陽は沈みかかっている。
Aug 31, 2024
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これが高温、高海水温の台風なのか。何日も気圧も下がらず、形もはっきりせず並の台風と思っていたのが、ゆっくり西へ移動しながら27日になって一気に気圧が下がるとともに、形も円形の渦を巻き眼はくっきりと現れた。 長い経験で台風に対する知識に自信があったと思っていた自分の見識の無さを恥じた今回の台風10号。過去の記憶に頼ることの危険を喚起するきっかけになりそうな台風。 恐らく過去の名のついた台風のように上陸地点の名が付く可能性がある。今後の経過を見守りたい。 28日は東風が強まり釣りは叶わないことは分かっていたので、8月最後の貝殻採集を試みて北崎の海岸へ出掛けた。すでに風波がたってそれも出来なかった。出掛ける時に途切れた虹が出ていた。台風後にどう変化するか小田川河口を写した。次第に曇る空。27日工事中の西浦漁港の防波堤と台風に備える漁船。大潮時に漁船係留場所付近の海水浸水が起こるようになって、道路や側溝をかさ上げするという。
Aug 28, 2024
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2024年8月26日は73回目の誕生日。いたずらに馬齢を重ねているだけなので特に感慨も無い。満身創痍の体であと何年今の生活が続けられるのか? 発生当初から注目していた台風10号の進路がズレにズレている。当初は東海辺りへ向かっていたのが日に日に西へズレて、26日は九州に向かっている。数百キロも西へ流された。台風の進路はこの頃はスーパーコンピューターで予測して、ほぼ狂いが無い予報が出されている。それが今回のように大幅に狂ったのは、いかに自然が一筋縄ではいかないことを示している。 しかも台風の中心気圧が高海水温の水域を進んでいるにもかかわらず低くならなず980ヘクトパスカルのまま推移している。恐らく台風の勢力が強くならなかったことで、主体的に北上できなかったのだろう。 過去の名だたる台風は発生して発達上陸までが速く、今回の10号は気象庁がしきりに煽っているようには気圧は下がらないだろうと見ている。25日夕日を見た。26日 JA伊都菜彩へ行って見た。味醂干し用のアジを買う積りで行っただけで目的は達せられたが、余りの魚の少なさに驚くほかなかった。糸島半島沖の玄界灘でいかに不漁が続いているか、高海水温だけが不漁の原因では無いだろう。河口の第一堰の上流はアオコが発生して水はグリーンになっていた。堰の下流は今津湾まで遮るものが無く、クロダイがいた。カワウが漁をしている。ボラの成魚が多数いて川底の泥を吸い込んでいた。暑さのせいか、この時期に新緑になっている。ハンミョウ1年振りのタヌキマメの花を見に行ってみたら、激減していた。
Aug 26, 2024
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映画は滅多に見ないのだが、何かで箱男が映画化され22日に封切りされると知り、見て見たくなって23日の午前の上映を見に地下鉄で出掛けた。 箱男は1973年に作家阿部公房が世に出した小説を、本人がすでに他界して久しい時を経て映画化されたものだ。筋は原作の荒唐無稽の空想世界を、主人公段ボール箱を被った男が綴る手記を中心に展開される。 阿部公房の小説は純文学と言うより、SFあるいは心理学的空想小説と言えるものが多く、ねじれて難解で古びることが無い。それゆえ映画化は難しかっただろうと思う。 22日。 週のおさめとして唐泊へ釣りに行った。反薄明光線がくっきり見えるのは珍しい。今津湾の西、対馬海峡上に早朝の積乱雲が発達して、時々稲光が見えた。遠いので音は聞こえない。博多湾口の日の出前。唐泊漁港を見下ろす。空の高みまで昇った積乱雲にはいち早く朝日が当たる。朝日を浴びて輝くヒマラヤの峰々を彷彿させる。積乱雲のてっぺんにはベール雲が懸かった。満月から3日、もうこんなに欠けている。6時前に日が出た。 朝は潮が引いているので汐待で、堤防の上のフナムシをしばらく眺めていた。フナムシは繁殖力旺盛で海の近くなら何所にでも多数生息している。海起源の甲殻類でありながら海を捨ててしまい、泳ぎは苦手で海中では溺れてしまう。釣りの餌として使う人もいるが、私は使わない。 大小のフナムシがコンクリートの上でじっとしていて平和そのもの。意地の悪い動物虐待者の側面を持つ私はそのフナムシを踏み殺した。その死体を置いてその後の成り行きを見守った。数分もしないうちにその死骸にフナムシが群がって来て、貪り食い始めた。フナムシの雄の成虫は大きくて硬そうで、背中側からは食い辛く、腹部からなら容易に食らいつける。小さな個体の死骸なら1匹が独り占めしようと何処かへ引き摺って行くが、大きな雄はそうもいかずに群がって食らいつく。フナムシは7節の足と長い触角と尾部に1対の枝分かれした尾脚を持つ。その尾脚が同胞を食っている時にしきりに動くので見ていると、どうやら後から参入しようとするフナムシをそれで排除するらしい。そういえば、学校などへの不法侵入者に使うサスマタに似ている。食い切った部分を運ぶフナムシ。大物の雄もやがて食い尽くされた。フナムシは動物食性が強い雑食性で、掃除屋として欠かせないものだろう。普段は群れて平和に暮らしているが、一旦怪我をして少しでも体液が流れ出すと、瞬時に餌に化してしまう。生きていようが他の個体が襲い掛かる。人間の規範からすれば許されざる残忍な行為と言えるだろうが、彼らの世界では、たとえ同胞でも傷ついたり死んだりすれば処分されるべきものなのだ。恐らくフナムシの世界では飢饉なんてありえない、いざとなれば強いものが弱いものを食料にするだけのことで、種の保存はできる。魚なんかでも魚食性のものなら稚魚期や幼魚期でよくあること。何よりも、人間社会でも似たようなことは多々あり、但し殺人が介在することは稀なだけだろう。元々潜むそんな原罪ともいうべき性向を法律で戒めている。つまらぬことで時間を潰して8時からコッパグレ釣りをした。手の平あるかなしかの小型を少々釣った。11時に帰途に就く。上空には積乱雲が現れ大気が乱れっている。 午後には一時雷雨になった。雨が上がった夕方、恒例の夕日見物に小戸ヨットハーバーへ行った。名残の雨が遠くで降っている。大気が濁り太陽の黒点が多数見られ、太陽の活動が活発な状態が続いている。大きい黒点の直径は地球の3倍もある。
Aug 24, 2024
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盆頃には北風が吹いて朝晩は涼しくなって秋を感じたのに、弱い台風9号が東シナ海を北上した後、北の気圧が低くなり南風に変わった。21日の夜は部屋の気温は30度を下回らず寝苦しかった。 22日は釣は休んで糸島の溜池やらを回って見た。どの池も水位はますます下がり、山のや海岸付近の林の木々や草は余りの乾燥と高温でダメージを受けている。 10時を過ぎる頃から南風がやや強く吹いて、その気温は熱気をはらみ木陰でも涼しくなかった。脊振山系を吹き降りる南風がフェーン現象を起こしているのだ。 ほとんど毎日を外で過ごしている人間でも耐え切れない暑さに、12時に帰途に就いた。帰り着いた部屋の気温は今年最高の34度を超えていた。気象台の気温は部屋の気温より3度高く出るので、恐らく37度ぐらいの今夏最高では無いだろうか。 今後の気温の経過を注視していきたい。どういう収まり方をするのだろうか?22日米不足がパニックを起こしかねない状況の今、もう早稲の刈り取りが始まった。路傍にトビの死骸があった。トビは珍しい。糸島市志摩の水路をみると、メダカが多数いて、雌は腹に卵塊を付けている。ノゴイも多く、野生のものか放流されたものかは分からない。水深が1mも無い水路に50cm以上のナマズが何匹もいた。甲長40cm以上ありそうなスッポンが水面に顔を出した。60cmの大ナマズミシシッピーアカミミガメもいた。解放した水域には必ずいる。かなり減水した溜池。トンボも激減していた。水を欲しがる里芋は枯死寸前。カイツブリの幼鳥毎回見かけるサシバ。幼鳥らしい羽毛。カワセミは雄20日この池も減水青白く光る雲は水平環の変形アジゴとコッパグレが少し釣れた唐泊港内にはヒイラギがいる。高知の裏戸湾ではニロギと呼んで人気がある小魚。飛行機が雲を切っている空中に飛び出したボラ。この時期以降ボラは脂が乗って旨くなるが、釣り場では何故か姿を見せない。唐泊がある灘山の日暮18日に営業を終了した小戸のマリノア。観覧車のネオンはすでに消えている。過去の観覧車の写真。これまであったものが無くなることは、一抹の寂しさがつきまとうのが世の常。21日 台風10号が発生して北上している。久し振りに本格的な台風に発達しそうで、郷里の高知県室戸では見事な台風の波が出ることだろうが、残念ながら見ることが出来ない。死ぬまでにもう一度見たいといつも思っている。
Aug 22, 2024
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天気図の上では夏はもうすっかり無くなっている。太平洋高気圧は遥東の海上に後退していて、日本海の高気圧が北東から張り出し沖縄の南海上には弱い熱帯低気圧が停滞している。風はすでに何日も前から北風になっていても、高温の日本海を渡る風は涼しくは無くて、晴れた昼間は気温が上がって暑い。ただ朝晩は涼しさが感じられて晩夏と言うか初秋の気配がある。 昼間にはやや北風が強く吹いて、トンボを見ている溜池の水面にさざ波が立つ。やがて暑かった夏も懐かしく思い出されることだろう。 18日の日曜日は出掛ける気にならず、6月の写真の仕分けや雑用をして過ごしている。15日姪浜にて。朝出勤するカワウ。ねぐらへ帰るコウモリアオサギ昼は熟れて来たイヌビワの実を採りに行った。イヌビワはイチジクの仲間で雌雄別の木で、雌の木の果のうだけ食べられる。黒く熟した果のうは糖度が高い蜜が手に付くとべとつくので時々水で洗う。あちこちの木を巡り2㎏採取した。ジャムに加工する。雄の木には雌より大きい花のうがなり、中に雄花が咲いていて、イヌビワコバチの雌が花粉を雌株の花のうに受精させて熟させる。イチジクは無花果と書くのは花が外から見えないからで、花のうの中にはちゃんと花が咲いていて、昆虫の助けで種を作るという巧妙な仕組みがあるのは驚き。お互いに利益を得る生物がある反面、寄生虫病のように片方が不利益を被る関係も多く、人の感染症も広義に言えばこの中に入る。ウコンの花暑さのせいだろうか、この時期に若葉を出す木。カワセミは飛びながら水を浴びる。狩りとは明らかに異なる。アオモンイトトンボの異色型雌水を飲みに来たオオフタオビドロバチギンヤンマの通常の産卵。近縁のクロスジギンヤンマは雌単独で産卵する。水位が日に日に低下する池では岸辺の草に産卵するのは干上がる危険があるので、岸から離れた場所のヒシは好まれる。頭上を飛ぶサシバ。頭の羽毛が白っぽいので幼鳥かも知れない。2羽のサシバ。吸水するカラスアゲハ16日不調を極めるグレ釣りの1匹。小戸の夕日。雲が出たり出なかったり日替わりで異なる。日が沈んでから現れるコウモリ。17日雨が降らないので海砂が堆積している小田川。浜ノ降りて歩いてみると、棒が立っている辺りで足が30cmも埋没して、草履履きの足を引き抜くのに苦労した。砂漠などで底なし流砂にはまれば抜け出せないはず。水を飲むアシナガバチ枝の上で捕えたトンボを食っているタイワンウチワヤンマ。小型のバッタを食っている。タイワンウチワヤンマ。このトンボは大物ばかりを捕まえる。飛びながら水浴びをするトンボ日陰の枝の上にカワセミが止まっている。この夏は例年になくチョウトンボが長く見られる。
Aug 18, 2024
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8月ももう半ば、盆を迎えている。盆になると子供時代をつい思い出す。夏休みは、毎日毎日朝から夕方まで海や川で遊びまくって、全身真黒く日焼けして前か後か分からんとよく言われた。盆までは楽しい夏休みも、盆を過ぎるとあっという間に夏休みが終わるので、盆は嫌だった。 祖母が盆に海で遊びよったら無縁仏が取り付くと脅したが、無視して相変わらず海で過ごしていた。海まで歩いて2分の漁村だから遊ぶなと言う方が無理な事。 ここに来て台風の量産体制に入ったが、どれも東へ向かい西日本に影響がない。8月に入り連日北寄りの風が吹いていて、涼しくなるどころか湿度が上がって蒸し暑い。日の出は遅れ、日の入りは早まって気配は秋を感じられても、高水温の日本海を渡る北風は多量の水蒸気をはらみ、熱風を送り込んで北風でも涼しくない。 盆で釣りは休業中ながら、直前まではかつてないほどの不漁だった。北風が吹いて少し波が立ったので7月中は無かった貝殻の打ち寄せが、今は回復してきた。12日スナガニの幼カニはこの時期よく見られる。色彩は砂に紛れる色で、素早く走る。水中のベニガイキヌタアゲマキオオトリガイクロアワビ割れたフジナミガイとベニガイ。波にもまれて割れることも多い。スナガニが巣穴を掘る時に出した砂の山。潮が満ちると塞がる巣穴を毎日掘る。崩されても崩されても積み上げる賽の河原の石積のよう。13日早朝に唐泊でペルセウス座流星群を写そうと早く出た。4時半からの30分で5個の流星を見たが写せなかった。その後は釣りをしたが相変わらずの不漁に終わった。ひと際明るい土星とその上にスバルが見える。志賀島の夜明け。夏至頃は志賀島の中央から出た朝日は今では南端まで後退している。小戸公園から見た夕日中央付近の上下に黒点が見える。14日姪浜渡船場にて次々にねぐらへ帰るコウモリ。コウモリは朝日が出る前にいなくなる。巨大な黒点が2個後4日で営業を終わる小戸マリノアの観覧車。昼は何時もの徘徊に出た。独り立ちしたツバメ成鳥と幼鳥が入り混じっている。尾が長い成鳥尾が短い幼鳥どんどん水位が下がる溜池コノシメトンボコシアキトンボ池の茂みに潜んでいたカワセミが飛んだ。今日も見たアナグマ。目が悪く動きが鈍い。夜間車に轢かれるのは殆どがアナグマ。吸水するアオスジアゲハ
Aug 14, 2024
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珍しいコースで台風5号が東北地方に近づいている。日本海へ進んだ後、西へ向いて1回転すれば前代未聞の珍事になる。 連日晴れて相変わらず暑い。海水温は30度ぐらいになっているように感じられ、コッパグレさえ食いが落ちてしまった。釣りをする意味も無いぐらいながら、夏男の意地で釣りと徘徊に出掛けている。 コッパグレは釣れないが、反転籠で遠投すると籠から撒き餌が出ると、トウゴロウイワシが籠の周囲に集まって来て、それを狙って30cm程のカンパチとブリの幼魚が攻撃を仕掛け、時に躍動する魚体が見える。 どうせグレが釣れないのなら、そのハンティングの瞬間をカメラで捉えてみようと望遠レンズ付きのカメラをテトラに持って来た。仕掛けを投入してトウゴロウイワシが集まる様子は毎回異なるし、ハンターの現れ方も様々で、カメラを首にかけてないと咄嗟の動きに間に合わない。 首に重たいカメラをぶら下げて、竿を持って餌をセットして投げ入れ竿を置き、カメラの電源を入れて籠にピントを合わせて待つ。 何もしない時は現れるハンターは、カメラを構えると何故か姿を見せない。何度も繰り返しても、ついに魚体を写すことは出来なかった。追われて空中に飛び出したトウゴロウイワシは写せたので、今後必ず成功させたい。 アジゴを付けて泳がせて食い付いたネリゴを写すことは少しできたので、カメラで魚を釣る楽しみにしたい。8日10日ハンミョウ野北の彦山で2匹のアナグマを見た。イノシシだけではなくアナグマも増えている。アナグマは農作物を食害するのでムジナと呼ばれて農業者から嫌われている。芥屋大門が見えている。烏帽子灯台とその先に壱岐が見える。西から見た火山。滅多に止まらないギンヤンマ雄溜池にジャンボタニシことスクミリンゴガイが多数いた。40年以上前に養殖用として南米から輸入されたものが販売不振で野に放たれて繁殖した。リンゴガイは水に浮かぶことが出来る。リンゴガイは夏場溜池や農業用水路に多数いて、産卵して繁殖し次の年の田植え頃に水田に侵入して苗を食害するようで、水田だけで駆除しても被害は防げないだろう。小鮒が水面に顔を出す鼻上げを繰り返していた。高温で酸欠状態になっているのか。タラの花。ミサゴコノシロを掴んでいる
Aug 10, 2024
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日々の天気は微妙に変化があるが、昼間は耐え難いほどの暑さながら、5日から夜は少し涼しくなった。6日は立秋で、それが微かに秋を感じさせる季節の移ろいなのかもしれない。 太平洋由来の高気圧が日本海へと北上し、南に弱い熱帯低気圧があって北に高く南に低い気圧になって北からの風で、少し夜が過ごしやすくなったようだ。 今やオリンピック全開で大いに盛り上がっていて、世界のあちこちの戦争や紛争はスポーツでコーチングされて、悲惨さや理不尽さが見せかけのトーンダウンをしている。 自分はと言えば、相変わらずの日々を過ごし、夏を楽しんでいるのだろう。8月3日 雷山の不動池へ行く。久し振りに訪れた不動池は何と池ではなくなっていた。水の中に立っているはずのヤナギは水の無い草の中に立ち、同じ場所とは思えなかった。幹の途中にひげ根が露出していて、ここがかつての水面だった。下流側は人造の溜池になっているが、水位は低く渇水によるものか、故意に下げているのか分からない。干上がった池の底に見知らぬ草が花を付けていた。ヌマトラノオが繁茂していた。アナグマだろうか池低の足跡。これは何か?下りで見たクラマゴケ。余りの悪路でバイクの後輪がパンクした。何とか九大までたどり着いてバイク店でタイヤを交換してもらった。かつての不動池8月4日ランタナとカラスアゲハキアゲハ5日。午後は積乱雲が発達した。広大な積乱雲の下で一片の雲が光を浴びていた。どんどん広がる積乱雲の残骸雲がポコポコ垂れ下がった乳房雲。8月6日コウモリ7日室見川朝糸島の雷山川下流はアオコが発生していた。農業用水路のジャンボタニシの卵塊。ギンヤンマの単独産卵。タイワンウチワヤンマ飛翔ショウジョウトンボ雄ハネビロトンボ連結西区今宿江ノ口川のネム返り咲き。
Aug 7, 2024
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8月になって太平洋高気圧が沖縄あたりに中心を据えて、気圧の傾きも無くなり安定した夏になっている。7月末に1日中吹いていた南風は収まり、朝晩は風が弱く寝苦しい。昼は陸側が熱せられて空気が上昇してそれを補うように海から空気が流れ込んで海風となっている。安定した典型的な夏の天気になっている。 そんな暑い中を月曜日から木曜日まで辛抱の釣りをして、さすがに2日は休んだ。メインのコッパグレ釣りは遠投をしても15cm以下の極小サイズがほとんどで、もう意欲も無くなってしまった。遠投の撒き餌の籠に集まるトウゴロイワシを狙ってカンパチの子のネリゴとブリの子がいて、コッパグレ釣りの合間に泳がせ釣をして遊んでいる。 ところが釣れた魚はことごとく筋肉が寄生虫に侵されている。これが成長しても残るようなら先行き楽しみが半減する。 8月2日 糸島市の可也山と火山の山裾の溜池を巡ってトンボを見た。溜池はこの所の日照りと高温で、水田の水需要増により水位の低下が著しい。前回見た時より水位がかなり下がっていた。タイワンウチワヤンマが多かったがスルーした。カワラナデシコも小さな群落この池にはトンボは極少なかった。可也山が少し見え、法面の草むらを海風が吹く。火山の南側の溜池。ギンヤンマが多かったが、風が余り吹かずチャンスは少なかった。タイワンウチワヤンマ。ウチワヤンマを見ることはまず無く、こればかり。コヤマトンボ。ホバリングすることがほとんど無いので撮影は困難。1m程のシマヘビが水辺に現れた。姿を消した後、離れた場所から泳ぎ始めた。ヘビは水が好きなのだ。ショウジョウトンボは普通に見られるが、先日見たベニトンボは見られない。タイワンウチワヤンマとショウジョウトンボが同じ所に止まっているが、タイワンウチワヤンマは獰猛でこの後、ショウジョウトンボを襲って捕まえた。中型トンボをよく捕食する。コガタスズメバチが水を飲んでいる。ギンヤンマの雄苗が消えた水田余りにひどいジャンボタニシ食害。今現在米が品薄らしいが、来年はもっとひどくなるかも知れない。7月30日50cmのセイゴ7月31日月と木星8月1日8月に変わって一気に天気が安定した。チョウトンボの雌チョウトンボの雄知人に上げるためにアジゴを釣った。
Aug 2, 2024
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連日35度以上の日々が続いていて、この先の終わりが見えない。気温35度は今や普通の夏の気温になっていて、室温は夜間でも30度以下にならないが、エアコンを稼働せずに扇風機で寝ている。今のところは熱中症にならずに過ごしている。高齢者にはエアコン使用が奨励されているが、その中で過ごすようになれば恐らく日中の屋外活動が出来なくなるだろう。 こんな中で数日前から室見川に多数のチヌとスズキが見えるという情報を得た。半信半疑ながら27日の早朝5時半に室見川下流の最終堰の下流へ行って見た。ルアーマンがチヌを狙っていて、目の前で50cmぐらいのを釣った。 川の中を見ると、まだ薄暗い水の中に多数の黒い魚影が見えた。殆どはチヌでやや上流ではスズキもいる。潮が引いているのでほぼ川の流れになっていて淡水と思われるが、スズキもチヌも湛水でも生きられる。釣られたチヌ80cmぐらいのスズキながら痩せている。水深は1mもないぐらい。このスズキは右目が白濁している。どの魚も健康そうには見えなかった。28日 室見川へ再度行って見ると、魚の数は激減していた。今後潮が変わるとどうなるか以後も観察したい。川底に横たわるスズキの死骸。9時頃に今津へ行くと、もういないと思っていたクロツラヘラサギがいた。ヘラサギとクロツラヘラサギが2羽づついた。このまま越夏するのだろう。漁をするダイサギ。どうやらハゼを捕らえたようだ。夏はシギ類は少ない。キアシシギか。産卵した後で腹部が小さくなっている。久し振りに飛翔するギンヤンマを写した。ギンヤンマは多く、絶えず小競り合いが見られる。ショウジョウトンボ合体したチョウトンボ。すぐに離れて単独で産卵する。
Jul 28, 2024
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屋内で過ごすことが出来ない性分なので、連日の猛暑でもノコノコ出掛ける。以前のように終日強い南風が吹くことは無く、9時頃までは風が無くて相当に暑い。今年の梅雨は災害がほとんど無いままで終わりそうだったのに、ここに来て東北地方で梅雨前線が猛威を振るっている。 博多湾口の海水温は今やぬるま湯状態で、魚もさぞ暑かろうと思われ、低調そのもので推移している。生後1年のコッパグレは活発で、それしか釣れない。 釣り場を変えるとか、休止するとかの対策が要りそうなレベルになっている。石川啄木はじっと手を見たが、こちらはじっと雲を見ている。26日月はいつの間にか半分になっていた30cmのネリゴが1匹釣れた。暑いので早々に帰った。前日釣れたブリの幼魚をさばいてみると、筋肉中に白い部分が多数見られた。恐らく微胞子虫の類だろう。24日一度終わりかけていた大賀ハスが勢いを盛り返した。小戸ヨットハーバーにて25日早朝の月は月光環が懸かっていた。レンズ雲に太陽がすっぽり収まっている。帰りに通った山道でイノシシのヌタバを見た。かなりの大型で、成獣の雄が作ったものか。土の壁にイノシシの剛毛の跡が付いている。雌のチョウトンボ。水から離れた草叢に多くのチョウトンボが集まっていることがある。餌の虫を捕っているいるようで雄雌入り乱れて飛んでいる。こんな時は交尾をしない。雄のチョウトンボ。夕方積乱雲の名残の雲が独特な形になっていた。雲の塊が多数下に垂れている。乳房雲と呼ぶ。西の空にいくつもの積乱雲が見える。梅雨明け10日と言われ、安定した晴れが続くはずが、連日午後に曇り、時に雷雨になっている。
Jul 26, 2024
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22日に梅雨が明けたと気象庁から発表があった。どうでもいいことながら、実際は梅雨前線の影響が無くなり、北の海上の雲が消えた20日に梅雨が終わったと思っている。 いよいよ夏本番ともなれば波止釣りも過酷になる。海の傍で涼しいかといえばさにあらず、海水温はすでに30度近くになっているし、テトラのコンクリートの照り返しで暑い。風が吹けばまだ良いが、23日の午前のように風がないと耐え難い暑さになり、砂漠にも匹敵する。 必携なのは飲み物、もっぱら自家製の麦茶を持参している。500ミリリットル2本は凍らせてクーラーに入れ、水筒も1本バイクに積んでいるが、これでも足りない気がする。 月火と連続で唐泊での釣りをした。この頃の定番の泳がせ釣をまず試みるが、セイゴは釣れないままで、代わりに30cmのカンパチの幼魚が釣れる。後1月すれば40cm近くなるがまだ小さい。釣り針を飲み込むので殺してしまう。23日は他に80cm以上のダツが釣れてしまい、網で掬った刹那独特の臭気に襲われる。この不味い魚はそれが幸いして逃がしてもらえる。先日未利用魚のニュースで、このダツを料理に使っていたのを見て信じられなかった。煮ても焼いても食えたものではない印象しかない。 クエ子が2度当たったが、竿と仕掛けが弱すぎて釣り上げられなかった。その後の遠投コッパグレ釣りは手の平にも満たないコッパばかりで振るわない。 暑さに耐えながら朝6時から釣り、昼までが限界になっている。楽しみは空で繰り広げられる雲の動き。23日日の出前の朝焼け。21日満月1日前に小戸公園へ月の入りを見に行った。月が沈む位置が思ったより南に寄っていた。月も太陽のように時期で出と入りの位置が変わるのを改めて知った。雲に邪魔されてよくは見えなかった。西の空は時々遠雷で明るくなった。小戸から姪浜に移動して日の出を見ることにした。福岡タワーの上に奇妙な雲が出ていた。日の出も雲に邪魔されて、月も太陽も不発の朝だった。帰途の道の南には雲が白く輝いていた。コフキトンボの産卵チョウトンボの交尾。雌が極少ないので大いにもてる。中央で雨が降っている余り大きくない雲が雨を降らせている。激しく降っている雨が、地上に達しているかどうかは分からない。雲は雨を降らせるとともに小さくなり、降雨も少なくなった。22日釣り道具を唐泊に卸して西浦へ向かう。唐泊では日の入りと月の入りは見られないし、西浦では日の出、月の出は見られない。西浦から見た沈む月。野北の彦山の上にある満月。唐泊の夜明け泳がせ釣で釣れたネリゴ(カンパチ幼魚)
Jul 23, 2024
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各地で梅雨明けが宣言されているが、福岡はまだ梅雨らしい。19日までは晴れ間もあり、俄雨もあって不安定な天気が続いた。何より夕日が北の水平線近くの雲に阻まれて、早々に見えなくなっていた。梅雨前線が朝鮮半島に架かり続け、それに南の太平洋高気圧から南風が吹き込んで風が強い不安定な天気になっていた。 20日になって時間を追うごとに雲が少なくなって、夕方にはほぼ快晴で夕日は雲に阻まれることなく最後まで見ることが出来た。明らかにこれまでと違う。21日は再び天気が悪くなる予報で、信じ難い気がする。 20日は糸島市福吉までカマスを買いに行って、帰りに道草しながら帰った。日盛りの中での徘徊はかなり暑い。レンズ雲の中の太陽帰りに加布里天満宮へ立ち寄った。石の鳥居が四つもある。境内に相撲の屋根付き土俵があった。恵比寿さんのお堂自然石の灯篭は珍しい金比羅さんのお堂お稲荷さんの祠阿吽の狛犬は3組あって、最初のは風雨で目鼻も不明瞭なほど風化している。 神社を後にすると、空を見ながらブラブラ帰った。アオメアブ野生のカワラナデシコレンズ雲のなれの果て夕方の小戸公園夏至から1月の太陽が沈む21日は満月日没後の玄界島夕焼のレンズ雲19日午前中は晴れていた昼頃には雨雲発生帰りはずぶ濡れになったが気温が高いので寒くは無い。
Jul 20, 2024
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17日は糸島へぶらり出掛け、18日は釣りに出た。一時雨の予報だったがほとんど降らなかった。朝は晴れていたのに次第に雲って昼まで釣って道草をせずに帰った。 収穫と言えば、この所延べ竿でのコッパグレ釣りがサイズダウンが激しくて駄目だったので、反転籠の遠投で釣ってみたらまずまずのが2桁釣れたことだろう。18日夏になるといち早く穂を出すトキワススキチョウトンボの翅は下から見ると黒く見えて、表の輝く虹色は見られない。コチドリ田植えが終わって1月ぐらいの田んぼに空間が目立つ。ジャンボタニシの食害によるものか。余りにも稲が欠損した水田が多く、稲作への意欲が低下しているのかと思ってしまう程。17日朝から美しい雲と空が頭上にあった梅雨の終わりはセミの始まりでもある海から離れた国道202号を西へ向かう可也山の東では早稲が出穂期を迎えている雷山川沿いのハマボウの花は終わりに近かった。雷山川と長野川の合流地点唐津の浮嶽トンボの池のカイツブリの雛か、すっかり大きくなっている。ギンヤンマのペアーの産卵この池にはタイワンウチワヤンマが多数いる。キリギリスの成虫飛びながら池の水を飲むツバメ。このギンヤンマのカップルに悲劇が訪れた。離れたヒシの水中の茎に産卵しているのを眺めていると、突然何者かが水中から産卵中のギンヤンマを襲い、雌は犠牲になり雄は難を逃れた。遠かったので写しそこなった。恐らくブラックバスの仕業だろうと思われる。ハネビロトンボ上空の水蒸気が多いのか、飛行機雲が絶えず見られた。これほどジェット機が飛んでいるのかと飛行機雲で知る。水浴びをするツバメ。何組ものギンヤンマのカップルを見て、2組が襲われた。桜井神社のカノコユリ。毎年見ている。ナガサキアゲハ
Jul 18, 2024
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どうやら梅雨も終わりに近づいたようで、16日は数日振りに釣りに出た。雨はほぼ上がっていたが、念のために合羽を着て唐泊へ向かった。出遅れたので着いたのは7時前になっていた。すぐに港内でアジゴを8匹釣って活かし、テトラで泳がせ釣から始めた。べた凪で潮も小さくセイゴは気配すら無かった。 何時ものように延べ竿でのコッパグレ釣りに替えて釣っては見たが、15cm以下ばかりしか食い付かず、釣っては逃がしの繰り返しで慣れてはいるといえ、当たりくじの無いくじ引きのようで流石にしんどくなる。12時まで粘り、手の平7匹に終わった。 夕方小戸公園へ行く。残念ながら夕日も夕焼も見ることは出来なかった。いつの間にか半月を過ぎていた。薄暗くなった海の上をアサギマダラが南へ飛んで行った。波間に浮かぶウミネコ。 12日いつもやって来る若いアオサギ。楽をして餌を得ることと引き換えに、足に釣り糸が巻き付いて足を失うことになりそう。港内は雨水の影響で醤油色になっている。ヤマネコのような雄猫。荷捌き所に数匹の猫がいた。耳の中の毛が長い。コシアカツバメクロアゲハテングチョウチョウトンボの雌向かい合うチョウトンボとタイワンウチワヤンマ単独で産卵するギンヤンマの雌。通常は雄と繋がって産卵する。ハスの花も盛りを過ぎた
Jul 16, 2024
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昼夜を問わず吹き続けている南風は、9日も変わらなかった。それでも雲と青空が織りなす空一面の風景は、見ていて飽きることが無い。 風で難儀することは分かっていても、釣りには出掛けている。どうしても出かけずにはおれないアウトドア―人間なのだ。西浦漁港は工事が始まっているので選択の余地も無く、唐泊しかないので迷いもない。 釣りは外へ出るための口実の要素もあるので、この頃は釣果には大して関心は無く、高温下でも屋外で過ごせることに感謝している。9日港内でアジゴを10匹釣ってから、それを餌にして何時ものようにテトラでセイゴを釣った。最初の1匹では浮きが沈んでも、セイゴと思って待ったのが裏目に出て、食い付いたのがクエ子だったようで穴に潜られてしくじった。その次は道糸がどんどん出たからセイゴに間違いなく、十分待ってから合わせてフィシュオンした。58cmのフッコクラスだった。その後の泳がせ釣はさっぱりだったので、コッパグレ釣りに切り替えたが強風に苦戦し、港内に引っ越した。港内でも振るわないまま終わった。南の空にはレンズ雲が次々に生まれては消えを繰り返して終日空を賑わせた。8日高温と乾燥に耐えきれず、土中から這い出してより過酷なコンクリート上に出てしまい、のたうち回るミミズが多数いる。まだ生きているミミズもやがて落命する。死んで横たわるミミズ 10日から戻り梅雨になって雨が降る見込みで、ミミズには恵みの雨になりそう。 夜の10時になっても室温は31℃ある。エアコンを付けない夏は続く。
Jul 9, 2024
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こうも同じような天気が続くものか。連日晴れて南風が強く吹き付けて、気温が上がっている。夜間も29℃より下回ることが無い。 まだ梅雨明けにはなっていないが、何日もあめがふっていない。梅雨前線が北へ押し上げられたままで、南の太平洋高気圧と北の前線付近の低圧部との気圧の傾きで、通夜問わず南から暑い風が吹き続けている、福岡と佐賀県境の背振山系を吹き上がって吹き下る熱風がフェーン現象を起こしている。 こんな現象が日本各地で起きているので異常な高温をもたらしている。水曜日頃からは梅雨前線が南下して梅雨空が戻って来るらしい。台風はいまだ2個どまりで、温暖化が台風の量産化と巨大化につながるという見識が見事に外れている。自然はそう単純なものでは無く、人智を軽く超えるものらしい。 釣りにもこの強い南風が災いして、魚影が少ない上に竿を振りにくくして思うようにいかないでいる。7月3日午後姪浜の渡船場。渚にはアオサが帯状に打ち上っているし、海中にも多くのアオサが見られる。海藻の多くが失われて久しいがアオサ類だけは増え続けている。余りに多く、腐敗すれば水質悪化や悪臭で厄介者のレッテルが張られている。二酸化炭素吸収や稚魚の育成場でもてはやされるアマモとは真逆の評価になっている。アオサはこんな海藻に誰がしたと言いたいだろう。無尽蔵のアオサの有効利用を考えてみてはどうか。能古島と志賀島が重なるように見える。海は雨の影響で醤油色になっている。赤潮プランクトンの発生でもこんな色になる。4日手の平大のコッパグレ。この時期にアロエが咲いていた。山道の水を飲むアオスジアゲハ。チョウも暑いのだろう。南風ではべた凪になる。5日日の出前の脊振山系地球影の可也山今津の毘沙門山金印の島志賀島から日が昇る。豆アジでの泳がせ釣で45cmのセイゴが釣れた。ヒメヒオウギスイセンの蜜を吸うアゲハチョウ。テングチョウ変わった雲。夕方の小戸公園にて。夕闇迫る空を西へ向かう旅客機を追った。沈んだ太陽を追いかけるように西へ向かう機体とコントレールは次第に明るくなった。地球は時速1500kmで自転しているので、もしマッハ1.5以上の飛行機で西へ太陽を追いかけたら太陽は沈まない。暗くなった空を別の旅客機が西へ向かう。自転よりスピードが遅いので太陽に追いつくことは決してない。5日幻日が2つ。日頃釣ってない所で少し釣ってみた。釣りをしていると黒猫がやって来て、護岸の僅かな日陰に寝そべった。闇夜のカラスならぬ、日陰の黒猫。結局セイゴもグレも釣れなかった。1時間で止めて糸島方面へブラブラ走った。不思議な色のトンボ。ショウジョウトンボのように見えるが、ベニトンボと判明。
Jul 7, 2024
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昨日2日は朝から大雨になった。それでも防水性が高い合羽を着て釣りに出た。前日は雨が滲みて早々に撤収したので、その雪辱ということで雨降り覚悟で唐泊へ向かった。 6時前に着いた時には雨はそれほど強くなかったので、港内で豆アジを釣って大きめのを10匹活かした。釣っている内に雨は次第に強くなり、時々は篠突く雨になった。 1時間豆アジを釣ってからテトラで泳がせ釣を始めた。北崎小学校付近には小田川という小さい川があって、大雨がその川を濁らせて、海も次第に赤茶色に濁ってその範囲が急速に拡大していった。 セイゴ狙いの仕掛けは何の反応も無く、濁りが迫って来た時に浮きが沈み、しっかり待っても一向に走り出さないのを不審に思いながらリールを巻くと、何か食っている。海面に顔を出したのは予想外のクエ子だった。シーズンは8月以降と思っていたので意外だったが、リリースもしないジジイに釣られたのは運が悪いとしか言いようがない。行きの道中での毘沙門山。雨は9時頃には小降りになったが、陸から流れ出た泥水で海は茶色に濁った。クエ子は煮つけにした。味付けは薄口醤油ベースで甘みを控えて煮た。 夕方は天気が回復した小戸公園へ、夕焼を期待して行って見た。大気中にはまだ大量の水蒸気が含まれている。黒い飛行機雲。雲に遮られて夕日は見られなかった。日没の後、低い高度に雲があって次第に赤く色づき始めた。小戸公園を後にしたのは8時過ぎだった。日没は見られなくても、その後の長い時間夕焼けが見られたのはラッキーとしか言いようがない。早々に諦めて帰っていたなら見られなかった。3日 朝から晴れ間が広がり、暑い南風が吹き付けて気温が上がる中、福岡城跡のお濠へハスを見に行った。地下鉄を使い自宅から30分で行ける。 花の数は少なく強い南風が吹き付けていたが、チョウトンボが多くいたので良かった。スイレンの池水中の藻。名前は何というか?チョウトンボの交尾は滅多に見られない。繋がってもすぐに離れ、雌単独で産卵する。ミシシッピーアカミミガメは以前より少なかった。ハスを食害するので駆除したのかもしれない。獲物を食っているタイワンウチワヤンマ。濠には巨大なクロゴイが多く居て寄って来る。90cmぐらいありそうな緋ゴイ。大濠公園駅で降りて時を過ごし、赤坂駅で地下鉄に乗り帰った。
Jul 3, 2024
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月が替わり今日から7月、雨の予報でもひるむことなく合羽を着て釣りに出掛けた。しかも豆アジを釣って、それを餌にあわよくばセイゴを釣ろうと普段は持って行かないリール付きの竿まで持参した。 5時前に出て、今津あたりで雨が降り出した。5時半に唐泊に着いた時にはかなり強い雨になっていて、薄い合羽は雨が滲み始めていた。ズボンのポケットに入れてある携帯、免許証入れ、財布が濡れるのは時間の問題で、漁協の荷捌き所の雨が掛からない所にバイクを止めて、シートの下の収納にこれらを放り込んだ。 雨降りで釣りをするような人はさすがに居らず、港内の釣り場の前までバイクを乗り入れた。降りしきる雨の中で、延べ竿にサビキ仕掛けをセットして釣り始めた。下籠に入れるアミとパン粉をミックスしたバケツは雨に濡れないようにレジ袋を被せている。 釣り始めると、15cmぐらいのサバゴが殺到して先に喰いついて具合が悪い。10cmあるかなしかの豆アジもぼつ、大きめのものをバケツに活かしておいた。秘かに期待していた20cm余りの中アジは極稀に釣れたが、思った程は釣れなかった。 雨は想像以上に強く降り出して、合羽の中はずぶ濡れ状態になり、雨降りに強いはずの我が意欲は次第に雨で流されて、1時間も経過した頃には一切残っていなかった。 強い雨の峠は過ぎてきたにもかかわらず、1時間余りでセイゴの泳がせ釣も諦めてそそくさと撤収した。以前には考えられない軟弱化で、雨釣の名が雨に泣いていた。ネンブツダイとキュウセン。暖海を好むネンブツダイは温暖化する海でも、福岡の本土側ではまだ定着していない。キュウセンの雄は雌から性転換することが知られている。外海の小呂島ではこれが多過ぎて、餌取として邪魔をする。10cmぐらいの小魚ながら口は大きく、卵を雄の口内で孵化させる。味は上等。邪魔くさいほど喰いついて来るサバゴは猫マタギと言っても良いほどの不味。脂が乗った成魚の美味さの一かけらも無い。元々、サバやマグロ、サワラ、ブリなどの味は脂が乗ってこそのもので、成魚でも脂が無い時期のものは不味い。サバゴは成長が非常に早く、食った餌の全てを成長に費やして、脂に回すゆとりは無いのだろう。飼育漁の餌に2匹持ち帰る。昔親父が高知の室戸で20cm程のマサバで、サバ節を作っていたのを見たことがある。節は脂が無い方が品質の良いものに仕上がる。ちなみによく似たゴマサバ(マルサバ)は身が割れやすく節には向かない。帰り道に瑞梅寺川河口今津湾の南岸を通ったが、雨はすっかり小降りになっていたし、自宅付近は大して降ってなかったらしく、強い雨は沿岸付近だけ帯状に降ったものと見える。6月28日ツバメシジミらしいが通常より大きい。アガパンサス。今頃はユリ科の季節。オオバギボウシアシナガバチ。何かを口で噛んでいる。30日クロツラヘラサギが8羽残っている今津干潟。このまま越夏するのか?トビハゼ。水の外でも生きられる。カニの穴をのぞき込んでいる。大きい方が雄。今頃は繁殖期。雄はムツゴロウのように背鰭を立てている。吸盤と手のような胸鰭を使って垂直な石の壁をよじ登ることが出来る。トビハゼは名のように飛んで移動できる。これぐらいの空間は飛び超える。一旦今津湾から離れた。草むらで咲いていたのはヒガンバナ科のクリナム。テッポウユリに似ているが、ハマユウに近い。潮が引いた今津干潟。ヤマトオサガニ。眼柄が長い。アシハラガニ。水中から黒い枝のようなものが出ている。ヤマトオサガニの眼柄と眼。まるで潜水艦の潜望鏡。人間がこれを真似たかも知れない。トビハゼは皮膚の乾燥を嫌い、時々泥の上でごろんと転がって水を背中に付ける。ハマボウが一斉に咲き始めた。
Jul 1, 2024
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今の所福岡市は大雨はないが、雨が降ったり止んだりで典型的な梅雨の天気になっている。釣りにも出かけて何となく時間は過ぎ去って、いつの間にか6月も残り少なくなった。 所要もあって26日は何時も行っている今津方面へ出かけた。北崎の海岸を歩いた後で、近くの水田でハスが植えられていたことを思い出して、もうハスが咲く頃と行って見た。道沿いの狭い田んぼに鮮やかなピンクの大賀ハスは幾輪も咲いていた。 26日風もないのに何故か波が少し大きかった。ウスバキトンボだろうか多くのトンボが海岸で飛んでいた。曇天の下に志賀島が霞んでいる。パイナップルのような松ぼっくり。クモにすっかり体液を吸いつくされたトンボ。このクモが巣の主か。雌の食べ残しに2匹の雄グモが取り付いている。ノコギリカミキリ。初めて見た虫。名前の由来はのこぎりのようなギザギザの触角か。いるはずがない場所にハグロトンボがいた。梅雨空の下でもパッと明るくなる花。流石仏の花蓮、しかも大賀ハスは古代のハス。毎年咲くハルシャギクが今年も咲いた。この畑はこの花を咲かせる為にだけあるようで、他の野菜を栽培しているわけでもなく、この花を販売しているわけでもない。24日唐泊の道が倒壊家屋の為通行止めになっている。恐らく何年も空き家だったはずで、主がいなくなって次第に朽ち果てて崩れたのだろう。この様なことは次第に増えて行くことだろう。ここも福岡市の端の一角。
Jun 26, 2024
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いつの間にやら21日は夏至。遅い梅雨入りは雨か曇天をもたらして、太陽を見られるとは思わなかった。夏至は地球の上の最も北を太陽が通過する日、以後は次第に南へ帰り日が短くなって行く。北回帰線が夏至に太陽が通過する空の道で、この日を境にまず日の出が先行して次第に遅くなり、やがて日の入りも早くなって秋に近づいて行く。 何時ものようにとりあえず釣りには出掛けた。まずアジを釣ろうと少し早く出たが、日の出前の空は一面雲に覆われていた。 5時過ぎから港内でサビキのアジ釣りをしてみたが、豆アジが数十匹とアジはわずか4匹に終わってしまった。 続いてテトラへ移動して本職のコッパグレ釣りをした。この頃は15cm前後の正しくコッパしか釣れないので期待もしていない。 曇っていた空はいつしか北の空から晴れ間が広がって来て、梅雨前線が南へ移動しているのが見た目で分かる。薄雲を透かした太陽は右上に複数の黒点が見られた。晴れた空をミサゴが舞った。 釣りと言えば相変わらずの小型ばかりで、50匹釣った中で手の平サイズの12匹だけキープし、その半分を地元唐泊の知人の老人に上げた。 浪雲 漁協の水揚げ場で昼にパンを食っていると、多数のツバメが子育てをしていてしばらく見ていた。雛は生まれた時期がまちまちで、巣立ち間近のものから孵化直後のものまであるらしく、場合によっては2番子もあるのかも知れない。梁とスラブの接するコーナーに巣は作られていて、壊れた巣も利用されている。スズメがちゃっかり拝借している。前日の雨の名残が海の近くの小川に砂の崖として残っている。 夕方に夏至の夕日を見に行ったが雲に遮られた。夜は満月一歩前の月が見えた。18日中国からだろうか、巨大なクルーズ船が博多港へ向かう。20日九大近くの糸島市泊にアジサイが咲いている寺を見つけた。小さい寺ながら風情はある。日蓮宗妙法寺分院の泊清正公堂という。仰ぎ見れば、石段は壊れかけている。
Jun 22, 2024
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大幅に遅れていた梅雨に、17日やっと入ったと発表された。釣りに出る気にならずほとんど部屋に籠った。歩かないのは膝に悪いので、水槽用の潮汲みに姪浜の渡船場まで出かけて浜を少し歩いた。 夕方前から雨が降り出して、かえって明日は釣りに行って見ようと思う。 16日は今のバイクに替えて初めて遠出しようと7時に出た。初めは何時ものように二見ガ浦方面へ出て、その後南下して泉川から白糸の滝へ登った後、林道を通って雷山へ抜けて下山した。 さらに三瀬から林道で早良区の椎原へ抜ける積りが、曇ってしまったのでショートカットして、日向峠から室見川沿いに下って、全行程70km余りのツーリングになった。16日糸島の雷山川から西の加布里を見る。雷山川の河口で長野川と合流する。一帯を泉川と呼んでいる。梅雨時の花ネムが咲いていた。可也山も曇天では精彩がない。糸島は畜産が盛ん。これは食肉用の黒毛和牛だろう。牛たちはやがて訪れる運命を知っているのだろうか。元々屠殺されるまでが彼らの寿命で、野生動物とは異なり感傷が入り込む余地は無い。外来のハルシャギクヨーロッパ原産これまでの少雨で水量が少ない白糸の滝。滝周辺は一大観光地になっていて、9時頃でも観光客が次々にやって来ていた。最前通過した可也山が霞んでいる。ミヤマカワトンボの雌この時期葉が白くなるマタタビ。雌花は稔って9月に2~3cmの実になる。マタタビ酒にするが決して美味いものでは無い。キウイもマタタビ科。ウツボグサの群落。目当ての一つヤマアジサイ。アジサイの野生種。花の色はブルーが基本ながらピンクもある。装飾花の縁に切れ込みがあるタイプ。サトイモ科のマムシグサの実。秋には真っ赤になるが有毒。雷神社の境内。根元の直径が2m以上もある大杉。もう一本は枝を切られて勢いがない。山を下り東へしばし走って目当てのネムノキを見た。背景は加也山。レンズによって写り方が変わる。日向峠を下り左手に飯盛山を見る。羽化したばかりのコシアキトンボ。山裾の水田にコチドリがいた。どうやら番のようだ。西部運動公園に立ち寄って今季初めてネジバナを見た。15日北崎の浜を歩くと、スナガニの子供が何匹もいた。砂の上を滑るように素早く移動する。小さい時は砂に同化した保護色になっている。成体のスナガニ。穴を掘って砂に潜る。砂中の餌を濾し取った後、丸めて吐き出す。砂の塊は穴を掘った時に出したもの。姪浜の興徳寺には珍しい植物が多く植えられている。これは以前宮崎で見た。ノウゼンカズラ科のシャカランダらしい。珍しい色のキョウチクトウ。リュウゼツランの一種か。葉の棘は鋭くて硬い。このカシワバアジサイは通常のものとは少し違う。オオバギボウシアロエの仲間か小戸公園のアメリカデイゴツバキのように花が丸ごとぽたりと落ちる。重いので落ちるスピードは速い。14日の夕日。団地で見ていて偶然に太陽を横切るジェット機が写っていた。 そう
Jun 17, 2024
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