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2024年06月14日

新政酒造「天蛙」の最終形態?!「天蛙クリアドライ」

テーマ：たのしいお酒飲んでますか。(12733)

カテゴリ：新政酒造限定酒

新政酒造の低アルコール二次発酵酒の代表ともいえる「天蛙」
このお酒の最終形態ではないかと思われる実験酒が頒布会2024にお目見えしました。

正確には、2024年4月の新政イベントでも提供されていました。

蔵元も気に入っているとのコメントから、実験酒と言いながらほぼ完成しているということでしょうか。

購入は相変わらず敷居が高いかもしれませんが、定番ラインナップとして酒販店に流通する日も遠くないかもしれません。

そう思うと、すぐには購入はできないでしょうけど、いつか買えるかもしれません。
今回の頒布会のお酒は、外飲みで味見が出来ませんでしたが、飲んだ方の評判は良かったので、早いタイミングで開栓しようかと思います。

蔵元のX(Twitter)に「天蛙クリアドライ」へ至る変遷が記されています。

（新政酒造碧蛙 / 天蛙 / 天蛙十周年記念酒）

以下、2023年5月3日蔵元のX(Twitter)@aramasayamayu より引用

「天蛙」は、もともと2008年に醸造した「翠竜（すいりゅう）」という酒が先祖でしたが、この「翠竜」は、設計上無理がある代物でして、2年目の醸造に失敗し、発売不能になってしまいました。

その翌年の2010年、「翠竜」はコンセプトを変更し、"低アルコール酒の探求"を目指した「碧蛙（あをがえる）」になりました。

ここで竜が蛙になったのですが、水にも陸にも棲む生物という点に着目して、置き換えることにしました。

これで四神が、哺乳類・爬虫類・両生類・鳥類に分かれました。

そのあと2011年の醸造で、「碧蛙」は製法をさらにブラッシュアップして発泡酒となり、ついに「天蛙」へ進化いたしました。

現在、オリを抜いたクリアバージョンにまで進化しておりますが、最終形態まではまだ少し先がございます。
』

（新政酒造天蛙クリアドライ）

以下、「天蛙クリアドライ」の解説文
『

正直、巷にあふれる日本酒のスパークリング酒で本当に美味しい酒は少ない（ような気がする）。
どちらかというと、シャンパンのようにオリを取ってしまうとバランスが崩れて、まずくなる（ような気がする）。余計なことはせず、オリ絡み、つまり一般的な濁り酒タイプの発泡酒のほうがよほどうまい（ような気がする）。オリを取り除いた、しかも火入れの、さらに辛口のスパークリング酒になると、正直、非常に飲みづらく絶望的な心持ちになることもしばしばである（ような気がする）。
このような難関にあえて挑み、オリなし・火入れ・辛口スタイルにあえて挑んだのが、この「天蛙クリアドライ 2022」である。本邦初公開。ぜひ通常の「天蛙クリア2022」と飲み比べてほしい。
』

（新政酒造特別頒布会2024 5月解説文）

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クラフトサケウィークにご来場の皆様へ

さきほど、X-Typeが完売いたしました。

天蛙クリアドライ2022
はまだ残っておりますが、今回お持ちしたお酒の中では、これが一番の実験酒です。
わたしもたいへん気に入っております。

ぜひ、まだお飲みになられてない方は、お試しください！
— 新政酒造　佐藤祐輔 (@aramasayamayu) April 20, 2024

そのあと2011年の醸造で、「碧蛙」は製法をさらにブラッシュアップして発泡酒となり、ついに「天蛙」へ進化いたしました。

現在、オリを抜いたクリアバージョンにまで進化しておりますが、最終形態まではまだ少し先がございます。
— 新政酒造　佐藤祐輔 (@aramasayamayu) May 3, 2023