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夕飯の時、うーちゃんは、タンタンメンを食べて、非常にいい顔で笑っていた。(いや、タンタンメンだけが理由ではないのだが。とにかく顔全体が笑っていた。)うちは、誰かが何かを食べておいしいと感じると、「これ、おいしいよ、食べてみ」と他の誰かに勧めるのが常である。まるでさえ、自分のおやつをわたしたちに勧めたりする。わざわざ3つに割って、ひとつはうーちゃんに、ひとつはわたしにくれるのだ。「おまえのために買ってきたおやつなんだから、一人で食べていいんだよ」と言っても「みんなで食べるともっとおいしいから」と譲らない。で、タンタンメンのお裾分けは、とてもおいしかったです。練りごまがいい感じで。それにしても、久しぶりにうーちゃんの満面の笑顔を見たなぁ。写真に撮っておきたいくらいだったなぁ。結婚した頃みたいな顔してた。思えば、この笑顔を見たくて、プロポーズにOKしたんだった。だから、今日は、すごくいい日だ。
September 25, 2006
最近のまるまるは、耳掃除をこころよくさせてくれることが多くなってきた。今日は、寝る前に、「耳掃除、お願いしまーす!」と、元気よくわたしの膝に転がってきた。おお、そうかそうか、と念入りに掃除。途中で「痛い!」とか言うくせに、結局掃除されながら寝てしまった。今も、あどけない顔で、口を半開きにして、すやすや寝ている。今日も、元気に帰って来てくれてありがとう。お前とぱぱさんが元気でにこにこしていてくれたら、他に欲しいものなどないよ。
September 25, 2006
夕方になると、大きなトラックに乗って、おいちゃんがやってくる。おいちゃんのトラックには、店のみんなが発注した商品が、これでもか、と詰め込まれている。八百屋さんみたいなキャップを被って、そうだなぁ、どっちかっていうと、横山やすしみたいな風貌の、おいちゃん。最初はとっつきにくくて、ぶっきらぼうで、ちょっと話しかけづらかったけど、何度も挨拶しているうちに、声をかけると笑ってくれるようになった。「おっ、今日は元気いいな。残業なしで帰れるんか?」なんて。自分の仕事が終わって、タイムカードを切って、煙草を吸っていると、社員が、発注した商品がきちんと届いているかチェックしている間に、「俺も吸っていいかな」と、おいちゃんも煙草に火をつけたりする。そして、始まるのが、苦労して育て上げた子供の自慢話。時には、今の仕事がとても大変であること、同じチェーンの別の店舗の話、前にこの店にいた社員の話も飛び出す。あいつも頑張っとるぞ、あの子も元気だぞ、と。おいちゃんに出会うのは、倉庫とは限らない。時折、冷蔵庫の中だったりもする。事務所の冷蔵庫に、山ほどペットボトルがある時は、おいちゃんの差し入れがあったと、すぐわかる。皆の好みも考えて、お茶も種類の違うのが数本ずつ、コーヒーも、紅茶も、アクエリアスもある。ちゃんと、わたしの好きなレモンジュースもある。よく冷えている。今日はレジに立っていて、おいちゃんに直截お礼が言えなかったけど、明日会えたら、「レジでずっと喋りっぱなしだったから、レモンジュースが喉にきーんと沁みた!生き返りましたーっ」って、ぴょこっとおじぎをしよう。だって、ありがとうなんて言ったら、おいちゃん照れて後ろ向いてしまうから。これぐらいが、ぎりぎりの言い回しなんだ。
September 25, 2006
昼に、フレンチトーストを焼いた。前から、パンが硬くなるとよく使う手だ。最初は、チーズとハムを乗せてみた。パンに染み込ませる卵液は、おやつ用でなくても少しだけ砂糖を入れるようにしているので、今日もそうしたのだが、これがまるまるから大ブーイング。「まま、甘いよ」(・_・)え、でも、ちょっとだけ砂糖入れた方がおいしいじゃん?「まるは、そういうのはちょっと」んー、しょうがないなぁ。じゃあ、どこかで使っていた方法をぱくってみよう。塩こしょうを取り出し、ほんのちょっと振る。これでどうよ?「うん、おいしい!」(^O^)要するにさ、まるは、しょっぱいのが好きなだけなんじゃない?…って思ってしまう、今日この頃なのでした。今日の嬉しいこと3つめは、「まるが何とかフレンチトーストを気にいってくれた」でした。いいんです、些細なことで喜べる、これも幸せ。なんちって。
September 23, 2006
夕方、うーちゃんとまるまると、買い物に行った。週末しか行けない大きなスーパーの入り口には、大阪鶴橋コリアタウンから来たキムチ屋さんが待ち構えていた。#以前、楽天で有名店だったキムチ屋さんの懸賞に当たって、 詰め合わせセットを頂いたことがある。 これがもう、えもいわれぬ旨さで。 ベタな言い方で何だけど、「これさえあればご飯3膳はいける!」ってやつですよ。 (そんなに食うな、と、関係者方面からツッコミ入りそうですが;) 辛みは爽やか、旨みはしっかりしていて、本当に好みの味。 そのお店も、大阪鶴橋のお店だった。試食どうぞ、と言われて、断る理由が見つからない。食べたら、案の定うまいのだ。うーちゃんも、目をまるくしている。辛いものにはまだちょっと早いまるまるも、白菜を少し貰って食べたら、きゅうりも、大根も…と、止まらなくなりそうだった。旨みは、そんじょそこいらのキムチが走って逃げるくらい。値段は、わたしが走って逃げたいくらい。スーパーのキムチと比べたら3倍くらいかな。でも、買った。すごーく無理して買った。だって、ひと口たべたうーちゃんの目が、あんまりまるかったから。中国産、韓国産のキムチが、衛生的にやばいらしい、って話を聞いてから、うちでは、キムチが食卓に登ることが、ずいぶん長いことなかったのだ。きちんと安全で、おいしいキムチなら、どんどん食卓にのせたいのだ。かくして、うーちゃんは白菜を、わたしはカクテキやらチャンジャの支払いを済ませ、「今月もしめなくては」と心の裡で思うのでした。つまり、本日の嬉しかったこと2つめは、「おいしい大阪キムチを手に入れましたぜ、へっへっへっ」でした。
September 23, 2006
引き続き、「今日のいいこと3題」シリーズです。さて、本日は…うーちゃんの耳掃除をしながら、GYAOで、少し変わったライブを見ました。タケカワユキヒデさんと渡辺香津美さんのコラボレーション。なかなかない組み合わせだとは思いますが、MCによると、3度目の共演だとか。3組出てくるジョイントライブの2組目でした。曲目は、タケカワさんの新曲をピアノ弾き語りで、その後はギターが入って、ゴダイゴでお馴染みの楽曲群に加え、渡辺さんの曲やカバーなども交えて、8曲ほどだったかな。ギターの助っ人として天野清継さんも参加していましたが、歌もののバックで、さらに香津美さんがいては、ソロもなかなか取らせて貰えなかったような。何だかちょっと気の毒な感じもしました。ステージの上は、ボーカルとギター2人のみ(!)にも関わらず、音が鳴って声が乗ると、音声だけでしか紡げない世界がどんどん大きく広がっていくのがわかります。しかし、香津美さんは、何と楽しそうに弾く人なんでしょう。もとをただせば、きっと、ただのギター好きなおっちゃんなんだ、と思います。その演奏が、信じられないくらい群を抜いて上手い、大きくなったギター少年なんだ、と。こんなにもギターっていろんな音がするんだ、って驚き。音のひとつひとつが、宝石のように輝く。今までだった、何度でも聴く機会はあったけど、毎回驚かされる喜び。なんて楽しいんだろう、といつも思います。タケカワさんも、もとをただせば、きっと、ただのポップス好きのおっちゃんに違いない。この人の描くメロディーは、どうしてこんなに美しいんだろう。そして、いつも希望がある気がする。太陽の下ですくすく育ったような、健康的で瑞々しい感じが、いつもする。昔の歌を今歌っても、だ。わたしの場合、日本人のソングライターで天才を3人挙げて、と問われたら、すぐ頭に浮かぶのは、タケカワさんだ。(あとの2人は、その時々で違うこと言いそうだ(笑))洋楽を浴びるように聴いて、きれいに消化してアウトプットしている、と思う。ファンというわけではないが、敬意を持って聴くミュージシャンのうちの一人だ。うーちゃんも気に入っているので、二人で喜んで聴いていた。途中、こんな話をした。わたし「天野さんもギターうまいんだけど、香津美さんみたいに、いろんな音出さないからなー、 プレイも超絶技巧な感じしないしなぁ。あ、このライブだとサポートだから、 派手なことはやらないんかなぁ」うー 「それさ、ボクシングで例えると、 “んー、パンチ打ってるんだけど、叩いているだけだもんなぁ、 パンチの勢いで生じる真空波で頬を切るくらいのことして欲しいよなぁ” とか言っているみたいな感じだよ。 うりこさんのボーダー、むちゃくちゃ高くない?」わたし「私、もう、本音言うと“神様の音楽”しか聴きたくないんだよ。 でも、毎日(ご飯に例えると)満漢全席ってわけにもいかないから、 そうは言っても普段聴くものも質は求めたいし、 だから、最近の主食はスガシカオ、みたいな感じかなぁ」…まぁ、贅沢ものだと思います、ハイ。未だ知らぬ、神様の音楽を、まだまだ探し続けたいと思います。
September 23, 2006
そんなわけで(前項参照のことなのです)、今日の嬉しかったことを3つ。・まるまるの具合が良くなってきたこと。 今日のまるは、風邪ひきさんで、学校をお休みしましたが、 午後に入ってからは、微熱も下がり、食欲も旺盛で、徐々に元気になってきました。 顔色が段々良くなってくると、やっぱり見ていて嬉しい。 やっぱり、まるは元気でないと。・農協で買った小さな瓜がおいしかったこと。 黄色くて小さな瓜が、あんまりいい匂いをさせているもので、買って帰りました。 匂いも、種も、メロンそっくりでした。 皮を薄く剥いてスライスして食べると、水気たっぷり、しゃきしゃきして、 とてもおいしかったです。 熱を下げる効果もあるから、瓜はまるまるのデザートにぴったりでした。 むしゃむしゃ食べてました。・新しい友達ができたこと。 もう何年ぶりかで、久々にチャットをしました。 初対面の方にとても親切にして頂いて、嬉しかったです。 “よく「転がった方が速い」って言われる”と言ったら、 “ローリングストーンな母ちゃんなのね”って返ってきて、 それもいいかも、って思っちゃったり。これを、暫く続けてみます。
September 22, 2006
今日はなんだか、アヤシイ勧誘文句みたいなタイトルで恐縮です、うりこっです。ある人に、「どうも、最近悪いことが重なって不安なんですよ」と言ったら、「先のこと、周りのことを考えすぎるのがヨクナイ。まずは、自分のこと、今のことを考えること。」とアドバイスを頂いた。その時に、「叶えたい願いがあるのなら」と教えてくれた、ちょっとしたこと。・叶えたい願いをひとつだけ紙に書いて、枕の下に入れて寝るのだが、 この紙を、寝る前と朝起きた時に必ず見る。・その日嬉しかったことを必ず3つ、毎日日記に書く。悪いことは書かない。 あまりいい一日じゃなくっても、決定的に悪いことがあったとしても、 嬉しかったことを無理やり探してでも書く。どういうことか、賢明な読者さまならお気づきのはず。これは、イメージトレーニングなんですよ。いい方向に考えると物事うまくいったり、悪く考えていると本当に悪いことが起こったり、って、オカルトでもなんでもなく、よくあることじゃないですか。自分の努力が足りない時は反省も勿論必要だけど、頑張っても、もがいてもダメな時って、「またダメなんじゃないか」ってどこかで思っていたりする。だったら、まずその気持ちを払拭することから始めてみる。…とまぁ、そういうふうに解釈したわけです。要するに、「気の持ちよう」と。ただ、根拠もなく楽観的にはなれないから、根拠を作る。それが、嬉しいことを3つ挙げる作業なわけですね。「こんなにいいことあったんだから、ラッキーじゃん、わたし」と思い込むわけですよ。この間、酢豚の項で同じことをしていますが、アドバイスを頂く前だったのに、無意識で幸運の鍵を手に入れに行っていたのかなぁ、などとちょっと思ったわたしでした。
September 22, 2006
今日は、月いち恒例、大学病院に行く日でした。というわけで、治療が済むと、お昼間近。本屋で暫く時間をつぶし、お昼休みのうーちゃんと待ち合わせてお昼を食べました。何十年も注ぎ足して使っているタレが絶品の、おでん定食、おいしかったーっ(^O^)仕事に戻るうーちゃんを見送ってから、街をうろうろしました。読みたかった本を読み、聴きたかったCDを試聴し、服や化粧品を見て歩き、おいしそうな食べ物を見つけると興味津々。あ、職場の差し入れ用に、チョコレートクッキーを買いました、8枚入りを5袋。いや、そんなに人数いないんですけどね^^;で、デパートの催事場でケーキフェアみたいのをやっていて、折角だから、と見に行ったんです。でも、人気のケーキ屋さんばかりで、どこもかしこも行列が十重二十重(゜▽゜;)まぁ、ケーキはいいか、と思って踵を返そうとしたら、目に入ったのが「想いやり牛乳」!前に、無殺菌の牛乳を作る人たちの話をTVで放送していて、それを見たうーちゃんが飲んでみたいと言っていたのを、思い出したのです。ネット通販では有名な商品なのだろうなぁ。見れば、学校給食に出てくるような180ml瓶入りが1本365円(だったと思う)!びっくり価格だが、うーちゃんとまるまるに是非とも飲ませたい。思い切って3本買った。それから、最寄駅のデパートで出来たておぼろ豆腐の試食にひっかかり、そのあまりの旨さに、つい手が伸びてしまった。1丁245円!べらぼー!(驚)帰ってから、炊き込みご飯となすの味噌汁を作り、おぼろ豆腐を皿に盛って。手抜きで済まぬ;3人分の豆腐を全部平らげそうな勢いのまるまるを制しつつ、無事に夕飯終了。結局まるは、ご飯もおかわりした。おいしいとよく食べるのね。まるまるはお風呂上りに、牛乳を飲んだ。一口飲んで、目をまるくしながら、「えっ!?」と驚いている。飲み終わると、「まま、今日はおいしいものをたくさんありがとう」と言った。すごく嬉しそうだった。まるが寝て、わたしは洗濯を終えて、うーちゃんとそれぞれゆっくりしていると、喉が渇いてきたので、一緒に牛乳を飲んだ。水みたいにクセがなく、後味も微かで、ミルクのいいところだけが残る感じ。牛乳くささがあまりにもなくて、ふたりで、「今まで飲んでいた牛乳は、一体何?」と驚いた。まるの、まるい目と満面の笑みのわけが、ようやくわかった。うーちゃんは、手を合わせて、「おいしい牛乳をありがとう」と、にっこり。こういうのが、正しいお金の使い方なのだなぁ。来月も、また何かいいもの探してこようっと(^^)
September 21, 2006
今日嬉しかったこと。・仕事がのびのびできたこと。 久々に、改廃(新製品の棚内の配置を決めて納品すること。若しくは、新製品と旧品の入れ替え) をきっちりやることができて、倉庫で暫し眠っていた新製品たちも大喜び。・うーちゃんに、店まで送って貰えたこと。 車を降りたら、先に入り口で待っていた、最近転勤でいらしたばかりの女性社員の方が、 (店の裏口は2人以上揃った時点で開けることになっているのです) 「うりこっさんって、新婚さんですか?」と聞くので、 「うーん、小学校1年生の子がおりますよ」と笑ったら、 「普段のお話を聞いていても、“何て仲がいいご夫婦なの”って思っていたんですよ。 だから、てっきり新婚さんかと…」 あまり化粧をしないので、若く見られることはよくあるのだが、 新婚さんだと思われたのは初めてだ^^; ひょっとしたら、うーちゃんが若く見える(遠目に見たら大学生に見えないこともないくらい)せい なのかも。・今日の夕食は、そんなこともあって、うーちゃんリクエストの酢豚。 ちゃんと油通しから始めて、たれも一から全部自分で作った。パイナップルも入れた。 にんにくがなかったけれど、見た目は庶民的な中華料理屋の酢豚になった。 「うーちゃん、食べたかったのは、これですか?」と聞いたら、 「うんっ!」とにっこり。 うーちゃんも、まるまるも、おいしい、と言ってたくさん食べてくれた。 大きい炒め鍋に山盛り作ったので、少し余った。これは、明日のお弁当にしよう。夕飯のおかずが上手に出来ると、もうそれだけで、今日一日はいい日、ということになってしまう、“晩ご飯コンプレックス”を持つわたしなのでした。
September 19, 2006
一度、すごく不思議な香水屋さんに行ったことがある。その日は、友達と某電気街でお好み焼きを食べようとしていたのだ。なのに、遠方から来た友達と電気街に馴染みのないわたしは、それほど広くもない商店街のど真ん中で、思い切り迷ってしまった。道を尋ねるつもりで、目に付いた赤い庇の店に入った。すると、誰もいない店内に、美しい香水の小瓶が、あふれんばかりに並べられていた。煌びやかと言おうか、自分たちが場違いな場所に踏み込んでしまったことに、すぐ気づいた。とにかく出なくては、とドアを押した瞬間、さり気ない微笑を浮かべた店主が出てきた。「何か、お探しですか?」(困ったな、「ええ、お好み焼き屋を」なんて言えやしないぞ、この雰囲気では)ちょうどその頃、香水に興味があったことも手伝い、ここは腹を括って冷やかすことにした。友達に目配せをしたら、無言で了解、若しくは諦念か(苦笑)。「オーウィって、もうどこに行っても売っていないのかしら」「今、インターネットで出回っているものは偽物ですよ。メーカーのオフィシャルにも、もうないでしょう?」その当時、本当にオーウィを探して、もう手に入らないことも、わたしは知っていた。知り合いがとても上手につけていて、とても欲しかったから、探せるところは探したのだ。「そう、残念だわ…」と、いかにもがっかりした様子で「ありがとう」と言い、ドアを押そうとしたら、その、穏やかな、数十年前にはきっと二枚目と呼ばれただろう風貌の店主は、「でも、あなたには、オーウィよりも、もっと似合う香水がありますよ。試してみませんか」と、ひきとめる。友達と目を見合わせて、でも断れなくて、「じゃあ…」と、本格的に冷やかすことにした。わたしについての情報は見た目のみ、という状況で、店主は一枚のムエットを差し出した。いつつけたのか、爽やかな香り。嗅いだ事のない、不思議な香り。「柑橘系、お好きでしょう?でも、ありきたりだから、つけたいと思っていない」あら、どうしてわかるのかしら。それにしても、これは何の香りだろう。「ハーブをふんだんに使っているんですよ、これは」商品名も、使われているハーブの名前も、今はすっかり忘れてしまったが、全然葉っぱっぽくない、でも、人工的な感じは全くない、すごくきれいな空気を吸い込んだような、爽快感がある香りだった。「お気に召しましたか?」「ええ、…でも」もう少しフックのある香調がいいな、と言おうとしたら、「夜のお出かけには、もっと印象的な香りの方が良いでしょうね」と、もう一枚のムエットを取り出した。今度は、スパイシーで東洋的な香り。でも、最初からガツンとこない、擦れ違った時に振り返りたくなるような、好奇心をそそる香り。うっすらと、遠くの方から、花の甘さも感じる。スパイシーなタイプの香水は、実はあまり好きではないのだが、手渡されたムエットの香りは、さりげなくて、つけ方さえ間違えなければ、自分の一部みたいに感じることができそうだった。そして、店主は、カウンターの向こうで、わたしが「参りました!」と心の中で呟いているのにきっと気づいて、さっきよりも嬉しそうな笑みを浮かべている。それは、お客さんに喜んで貰えた時の嬉しさ、によるものだと思った。…で、結局わたしはその二つの香水を買ったのか、って?いやいや、おいそれと手が届く額ではなかったのですよ。むちゃくちゃ高額な商品というわけでもないのですが。取りあえず、その店を忘れないように、店主の方の名刺を頂きました。ところが。ある程度お小遣いを貯めて、再びその店を訪ねたのですが、何度行っても、灯りがついているのに、ドアが開かない。あの日と同じ緋い庇、あの日と同じ煌びやかな照明、美しいショーウィンドー。なのに、いつ行ってもドアに鍵と鎖がかかっている。そう言えば、近隣の他の店舗とは、何となく馴染まないような店の佇まいだった。そこだけ、違う街のような感じがした。あの、熟練のバーテンダーのような巧みな接客と、他では見つからないような素敵な香りに再会する日は来るのでしょうか。。。
September 17, 2006
例によって、スガシカオ情報の収集に余念がない、うりこっです。いやはや、どうも。某サイトで、インタビュー記事を読んでいたら、スガさんが、コリーヌ・ベイリー・レイという人の声を強烈に推してました(結婚して欲しいくらいって(笑))ので、じゃあ、どれどれ、と、東芝EMIの特集サイトに移動して、試聴してみました。うはぁ…なるほど…これは、はまるなぁ。声の表情が豊かで、曲の展開(コリーヌさんはソングライターでもある)にも惹かれます。日本では、デビュー盤が発売されたばかりなのかなぁ、バラエティに富んだ楽曲群に驚かされます。今年度最も期待されている新人らしく、ちょっと検索かけただけで、いくらでもひっかかります。興味のある方は是非。うまくしたら、ノラ・ジョーンズ並みの化け方しまっせ、売上的に。ま、売れても売れなくても(実際、もう売れているのではないかなぁ)、わたしにはどうでもよくて、とにかく、久々に「この人の音楽は好き!」と手挙げちゃう女性シンガーソングライターに出会えて、今年最大の収穫かも、と思っております。休日にのんびり聴いていると、ほんと魂の贅沢ですわ。こういう音楽聴いて、「本当に自分が欲しているものなんて、実はほんの少しだけなんだ」なんて思ったりするわたしは、相当単純なんだろうなぁ。
September 17, 2006
もう結構遅かったりするのですが、秋冬ものの商品を並べるため、ここのところは棚替えの毎日です。#棚替えというのは、商品の配置を替えたり、旧商品や売れなくなってきた商品を、 新商品や、売れ筋の商品と入れ替えたりすることです。 これがあるから、四季それぞれの商品が、適した時期にお店に並ぶんです。 そして、同じ店によく来るお客さんも、飽きずにお買い物を楽しめるわけです。わたし、背が低いんですよ。棚は、背が高いんですよ。…棚替えをすると、もれなく肩こりが発生します。一昨昨日は、先輩のテリトリー。一昨日は、店長のテリトリー。昨日から漸く、自分のテリトリーの棚を替えています。文字通り、棚替え三昧。もう、肩が上がりません。しかし、売場作りは、一番楽しいです。大勢でやっていると、もっと楽しいです。1.商品入れ替えの為に引き揚げる商品を抜き出し、返品作業。2.棚の空いたところから仕切り板を抜いてきれいに拭いて、棚板も塵ひとつないように拭き上げる。3.別の棚から商品を持ってきて、指示通りに埋めて仕切り板を取り付ける。 そして、その商品の元々あった場所はカラになる。まるでジグソーパズルをはめこむように、2と3を繰り返し、最後に空いた場所に新商品を並べて、POPと棚ラベル(その店での標準の売価が書かれている)を取り付けたら、出来上がり。これを、返品作業の人、お掃除の人、商品を埋める人、と分かれて、上手に連携が取れると、非常に効率が良くて、楽しい。仕事が捗るのは、楽しいですよね^^POPをつけ終わって、しみじみ棚全体の景色を見るのが、すごく好きです。よく売れる愛着のある商品がど真ん中、ど正面に来ていると、さらに嬉しいです。棚替え直後は、元と同じ商品が殆どでも、意外なほどよく売れます。目新しく見えたり、今まで目立たなかったものにスポットが当たるのかも知れません。今まで死に筋だった商品が売れていくと、「あんた、ほんとは、やればできるんじゃない!」などと心の中で思いつつ、その商品の棚をそっと前出ししてみたりする、わたしです(゜▽゜;)明日は何が売れてゆくのかなぁ。まぁ、それはそれとして、肩こりが痛みに変わってきましたので、プラスターを計4枚、貼ってみました。疲れが取れるといいなぁ。
September 14, 2006
ええまぁ、今更そう嬉しい歳でもないのですが、今日が誕生日なんですよ、わたし。ええと、今日いただいたお祝いのリスト。時系列で並べます。・早朝出勤のうーちゃんが、寝ぼけまなこのわたしに言った、「うりこっさん、お誕生日おめでとう!」・出勤すると、店の皆が「お誕生日おめでとう!」と声をかけてくれた。(そして、鬼の棚替え三昧スケジュールが待っていたのだが、それは別の話(苦笑))・帰宅すると、まるまるが手に包みをふたつ抱えて、「まま、お誕生日おめでとう!」と、とことこ歩いてきた。開けてみたら、うーちゃんからは欲しかったスガシカオの新作アルバムと、まるまるからは、かわいらしいバラの形のビーズで作ったブレスレット。どちらもメッセージつき(^O^)・メールチェックをすると、昔の友達からおめでとうメールが来ていた。そのうちの一通は、「日付変わったらすぐ送信しようとしたのに、気づいたら寝ていた」と、注釈つき。送信時間は朝の10時。おはよう(爆)・棚替えで疲れた顔のわたしを気遣って、うーちゃんが外食に連れ出してくれる。極上黒毛和牛のステーキは、それはもう(いや、シャレではない^^;)うまかったけれど、みんながにこにこして食べているのが、一番嬉しかった。・21時からスガシカオのヤフーライブトークを聞く(見る?)。予め送ってあったメッセージが読まれる。何の変哲もないメッセージだったので、(今日誕生日!)と書き添えてあったのをスタッフさんが粋な計らいでピックアップしてくれたのだろうと、勝手に解釈して、これも、お祝いのつもりで有難く。まぁ、読んだのは司会の方だし、スガさんはスルーだったけど(゜▽゜;)・うーちゃんが「フレッツスクエアに行ってみ」と言ったので、行ってみるとそれまでうまく接続できなかったのが、できるようになっていた。うーちゃんは、フレッツスクエアで見たい番組がある、とわたしが言っていたのを憶えていて、ルーターなど、接続環境を整えていてくれたのだ。FM802の朝の顔、ヒロ寺平さんの番組でKANとスガシカオのインタビューを見る。出勤途中は、「どっせ、今日は棚替え三昧スケジュールなのわかってるし、ろくな一日ではないだろう」とか思っていたけど、こんなにたくさん優しくしてもらって、幸せな一日でした。特にうーちゃんの、「あっちからもこっちからも“おめでとう”が出てくる作戦」は、意外性たっぷりで、非常に楽しく、嬉しかったです(^O^)関係者各位へ。ほんとに、ありがとう。
September 7, 2006
いや、火曜日から、気にしてはいたんですよ。ものすごく下世話、なのにびしっと決まってる。そのかっこよさ、わけわからん(;°ロ°)おっさんですよ、おっさん。言うほど年くってなさそうで(そりゃ、10代から見たら十分おっさんだろうけど)、自分で言っちまうには、開き直りが過ぎるかと(笑)どうも、6月にavexからメジャーデビューしていたらしいです。(道理でカラオケに「火曜日」が入っているわけだわ。)ミニアルバム、4曲目で軽くひっくり返りました。「正露丸」、かっこええ…( ̄ー ̄)奔放なアイディアと確かな技術と豊富な知識と溢れる情熱を、聴きやすさと下世話な風味で包むさりげなさが、気障だ。本気の気障は、見ている方が照れる程かっちょええ。というわけで、今日は乙三.(そのドットは何だ?!)のお話でした。あなたもぜひどうぞ、満たされたいなら(笑)#リーダーの枯れ加減で寿命が決まってしまうバンドなのだろうな。 いつまでも枯れんといて下さい、と、ほんと思います。
September 2, 2006
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