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2014年02月15日
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カテゴリ: オペラ
 新国立劇場  14:00〜
 4階右脇

 蝶々夫人:アレクシア・ヴルガリドゥ
 ピンカートン:ミハイル・アガフォノフ
 シャープレス:甲斐栄次郎
 スズキ:大林智子
 ゴロー:内山信吾
 新国立劇場合唱団
 東京交響楽団

 演出:栗山民也


 というわけで久々にコンサート通いのブログも復活です。でも先週の話だけど。
 大雪なのでてっきり中止だろうと思っていたら決行するっていうじゃないですか。じゃぁ行かねばなるまいと。ま、その後もある予定だったのでね.....

 蝶々夫人。嫌いなオペラです。じゃぁ行かなきゃいいじゃん、と言われるとまぁその通りで、にも拘らず行くのは、まぁ言ってみれば経験値アップの為。(だから二期会の公演は行かなくなった訳で。経験値上がらないどころかむしろ邪魔するんだもん...)
 一言で言うと、まぁ、そんなだからある意味当然なんですが、つまらなかった。理由は、嫌いってところとはちょっと違うんですけどね。

 私は、敢えて申さば、現代演出とか読み替え演出というのにはまぁ反対、少なくとも厳しい見方をする人なのですが、だとしても、その種の読み替え、置き換えというのは、優れたものであれば、それはそれでその作品を理解を深化させる契機になると思っています。
 というのも、優れた読み替えとは、その作品の本質なり、ポイントなり、或いは内在していながら表に出て来なかった問題点を、換骨奪胎する過程で抽出して見えやすくする効果があるからです。というよりは、正確に言えば、それがなければ読み替える意味が無いんであって。まぁ、実際には、有意に成功している例はあまりないんですが。
 で、実は、蝶々夫人は、そういう意味では突っ込みどころ満載のオペラなんですね。蝶々さんの「悲劇」はどの点に於いて悲劇なのか?なんて色々に解釈可能なんですね。ちなみにアンチ蝶々夫人な私の視点は「傲慢さ故の破滅」なんですが。

 ところが、蝶々夫人は「日本のオペラ」と見なされている事もあって、基本的に日本では「本場の意地」を以て、「正統的」な「ほんとうの日本の姿」にこだわるのが基本姿勢になってしまってる面があるように思います。言い換えれば解釈上は安全運転第一。まして新国立劇場ともなれば、このオペラで変な事は出来ない、のでしょうね。
 今の演出ももう数回使われている筈で、初めて見た時は、嫌いなオペラながらまぁオーソドックスに綺麗に纏めているよなぁ、と思っていて、それは変わらないんですが、ちょっと物足りないのも事実。
 そろそろ、あっと驚くような演出に切り替えてもいいんじゃないかと....


 珍しく女性のオペラ指揮者であるウィルソンはよく纏めてました。






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最終更新日  2014年02月16日 00時35分30秒
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