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新築の場所では冬は寒い。暖房が必要だろう。でも、電気や化石燃料を大量に消費することはやりたくない。そこで、外部建具(窓とドア)は断熱性の高いものを採用したかった。現地は省エネ基準でいう「三地域」であり、サッシメーカーは同地域用の窓に2種類のサッシを提供しているが、そのうちの性能の良い方を選んだ。一地域(北海道)用にすればもっと良かったのだが、コストが高くなるのであきらめた。窓サッシは、外側がアルミ、内側が樹脂というもので、空気層を持った複層ガラスが入る。ガラスは、フィルムを張った低放射ガラス(Low-E)というものだ。
January 25, 2009
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工法は木造軸組み工法だ。土台、大引(おおびき)、柱、桁(けた)、梁(はり)などの構造材は国産材にしたかった。輸入材に押されて国産材の需要が減退してきたこと、森林の手入れが行き届かず荒廃しつつあることを報道などで知り、それに少しでも歯止めをかけたいと考えたのが第1の理由だ。また、輸入材の値段が上昇して国産材とあまりコストの差がなくなってきたことも理由である。国産材は、産地での価格は輸入材より安いが流通コストがかかるので高くなっているとの話も聞いた。流通コストを抑えて購入できれば良いのだ。結局、設計では、土台と大引はヒノキ、ヒバなどとし、柱はマツ、スギなど、梁と桁はマツなどという仕様になった。軸組みでの特徴は、根太(ねだ)を省略したことである。S建築士によると、厚い合板を使うと根太が無くても床は必要な強さを持つそうだ。これを「根太レス工法」と言う。
January 25, 2009
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基礎はベタ基礎と決まった。基礎の厚みは法令で150ミリメートル以上となっている。しかし、安全を見込んで200ミリメートルの設計にした。また、立ち上がり部分をダブル配筋にすることも検討したが、コストの関係でシングル配筋と決めた。木造2階建てだから、それでも支障はないと考えた。
January 6, 2009
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2008年5月、地盤調査をしてもらった。地盤調査会社については、S建築士が何社かから見積りを取ってくれ、その中から信頼できる地元の会社を選んだ。調査方法はスエーデン式サウンディング法だった。先の尖った棒に下向きの力をかけて回転させながら地中に差し、棒がほとんど沈まなくなる所まで行ったらお終いという方法だ(下の写真はその機械)。その結果、地盤は均質でまあまあ堅い方と分かり、ベタ基礎が適当とされた。地盤調査費用は保証料込みで7万円弱。あまり高くはなかった。仮に杭打ちが必要となると文化財調査のために着工が大幅に遅れることになっただろうから、歓迎すべき調査結果だった。
January 5, 2009
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私達は2階建ての家を建てる予定だった。1階と2階それぞれの性格をどうするかについて考え、2階をプライベートな空間に、1階を来客応接空間にすることにした。なぜなら、宮城県では冬の寒さをどう凌ぐかが大切だと思い、日が良く当たる2階で普段は過ごすのが良いとおもったからだ。寝室、風呂、キッチン、ダイニングを2階に配し、1階には応接スペース、来客用寝室を設けることにした。収納スペースも1階にした。普段生活する場所に収納スペースが無いのは不便だが、面積の割り振り上仕方なかった。それらをどう配置するか、ああだこうだと考えて間取りが決まった。それが2008年5月末だった。それに基づく概算見積りも作ってもらい、基本的なプランが整ったので、S建築士と設計監理業務契約を結んだ。
January 2, 2009
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