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また見つけた。運転していたら、前を走る車が次々と横によけて走る。何かあるのかなと思いながら、後ろを走っていて、直前の車が横へよけたとき、突然 目に入りました。「あっ」と思って、ブレーキを踏みましたが、急にとまることもできず、自分も同じように 横へよけて進みました。しばらくまっすぐに車を走らせたところで、車をUターンさせ、またしばらくまっすぐに進んだところで 再度Uターンしました。もう一度、同じ場所を。今度は、ゆっくりと 路面をよく見ながら車を走らせました。やっぱりそうやった。間違いなかった。車にはねられた猫ちゃんやった。かわいそうに。。。体はしっかりとした体格で、四肢もしっかりとしてたけど、頭が半分なかった。ハザードランプをつけ、後ろからくる車にはねられないように、倒れている猫ちゃんの近くに車を停めました。急いで車を降りて、猫ちゃんを拾いました。タオルにくるんで抱っこしたら、じわ~っと 猫ちゃんの体温が伝わってきました。まだ あったかかった。はねられたばっかりやったんかな。「痛かったなぁ」「つらかったなぁ」「もう大丈夫やでね。」「もういいよ。ゆっくり休みね。」そう声をかけて、車に乗せて帰りました。あとちょっと。あとほんのちょっとの差で よけられただろうに。。。ずっと前にもこのブログで呼びかけたことがあるよね。見つけたら、拾ってあげてほしい。「それは 気持ち悪いから無理」「え~汚いし」みんなそう言う。いい返事は返ってこないことが多い。でも、目の前で血を流して倒れている子が自分のお家のわんちゃん、ねこちゃんだったら、どうだろう。想像してみて。あわてて、無我夢中で拾うよね。もう無理だと思ってても、とりあえず 手をさしのべるよね。姿、形が違うだけで生き物であることに変わりはない。大好きなわんこ、にゃんこに 変わりないはず。「私、動物好きなんです。」もし、そういう気持ちが少しでもあったら、勇気を出して、手をさしのべてあげてね。誰かが助けてあげないと、どんどん車に引かれちゃうから。次々に、車の下敷きになって、今よりも もっともっとかわいそうな状態になっちゃうから。猫が悪いんじゃない。この猫ちゃん自身、とってもびっくりしたと思う。痛かったと思う。一瞬の出来事で、なんの心の準備もなかったと思う。人間の車社会。外で暮らす猫ちゃんには危険がいっぱいだよね。しっかし、多いなぁ。一年間に、何例 見るだろう。車運転してると、年に数例、必ず見る。多いなぁ。猫ちゃんにとっては、車は鉄の塊。凶器だね。死亡事故が多い。日本人は拾わないなぁ。むしろ、拾ってると、まるで自分がその子を車ではねたかのように周りを通る人がじろじろ見てくる。そんな雰囲気の視線を感じる。なんで猫ひろってるんだ?何やってんだ、あいつ?拾うほうがおかしいような、そんなちょっと冷たい視線を感じることがある。拾っている様子を見て、手伝おうと 手を貸してくださる方は まずいない。日本人って、そんなクセがある。ちょっと心細いときもある。。。でも、動物が好きだから、拾ってあげたい。ひかれ続けて、もうこれ以上、ぐちゃぐちゃにならないうちに助けてあげたい。路上でポツンっと ただひとり横たわっている猫。その姿を見て いつも思う。痛かったやろうな、って。早く助けて欲しかったやろうな、って。最後は、誰かに気付いて欲しいだろうな、って。仮に、役場に電話して 拾いに来てもらえるのは数時間後。まして、夜だったら、次の日まで来てもらえない。夏場だったら、待っている間に どんどん腐敗してしまう。虫やカラスも寄ってくる。見つけたら、勇気を出して 助けてあげてほしい。最後、精一杯の愛で 手を出してあげてほしい。自分の家で飼っているペットと同じような目で見てあげてほしい。同じ動物なんだから。最後くらい、手をあわせて、供養してあげてほしい。花、一輪でもいいから たむけてあげてほしい。もしも、その子が首輪をしていたら。もしも、その首輪に連絡先が書いてあったら。すぐに知らせてあげてほしい。最後は、ちゃんとお家に帰らせてあげてほしい。もし息をしていたら、病院に連れて行ってあげてほしい。猫が外を歩くには とても住みにくい社会になりました。はねた人間ではなく、そこを歩いていた猫が悪いと言われる時代になりました。どっちが良くて、どっちが悪いという議論は難しい。動物と人、共に仲良く、豊かに 共存できる社会が望ましい。すべての人に、とまでは言わない。せめて、動物を飼っている私たち、動物と暮らしている人たちだけでもいいから、動物と生活を共にする自分たちのマナーとして、路上で倒れている犬や猫をみたら助けてあげて欲しい。もう亡くなっていると分かっていても手をさしのべて供養してあげてほしい。
2012年01月31日

皮膚病で来院された さくらちゃん。ちょうど診察予約が長期間うまっていて、最初にご相談の紹介をいただいてから、約1ヶ月後に やっと1回目の治療の時間を設けることができました。最初にお顔をあわせたとき。あまり人見知りのしない柴犬ちゃん。触られるのが嫌いじゃないタイプの子。むしろ、背中なでて、といわんばかりに 背を向けて目の前でお座りします。そして、背中をもみもみ、なでなでしてあげると満足そうな顔をします。最初にみたときのアニマルネッカーの印象が今も強く残っています。。慢性皮膚病の子はだいたい このアニマルネッカーをしています。さくらちゃん、お腹が真っ黒で、皮膚がとても厚くなっています。触った感じは、ゴツゴツ、ザラザラです。顎の下は赤くただれています。指の間も同じように、赤くなっています。その他、体幹部で他のところに ポツポツと皮膚病変があります。9年間、皮膚病の治療をしてきた10歳の柴犬ちゃん。年齢も年齢ですし、これ以上、お薬漬けになるのは かわいそうです。私にも何かできることがあればと思い、このわんちゃんの治療でサポートをさせていただくことにしました。飼い主さんのお話を聞いていて感じたことですが、長年の闘病生活でわんちゃん自身が疲れているだけでなく、飼い主さん自身も心身ともに 疲れている印象をうけました。そりゃそうです。9年間も動物病院に通い詰めで、肉体的にも、精神的にも、経済的にも疲れてきますよね。誰だってそうだと思います。10歳という年齢を考えて、これからの老犬生活、少しでも健康で 長生きできるようサポートできればいいなと思っています。まずは、皮膚ケアから。皮膚の状態は、飼い主さん自身でも 目で見て変化が分かることなので、今より少しでも良くなるのが 目で見て感じ取れると気持ちがかなり前向きになりますよね。「毛よ、はえろ~」「皮膚よ、治れ~」周囲のこの気持ちが伝わりますように。。。今後また、機会がありましたらこのブログでも 経過お知らせしますね。
2012年01月27日
今日は うれしい経過をひとつご紹介します。昨年春に 他院で腎臓病と診断をうけ、これまでの間に お薬や点滴など 一般的な治療を受けてきたけど、あまり改善がみられず、最近になって血液検査の数値もさらに悪くなり、体調もおもわしくなく、食欲が落ち、余命数日といわれた13歳のわんちゃん。先日、飼い主さんからご相談があり、いろいろとお話させていただきました。結論として、そのわんちゃんと飼い主さんの気持ちを尊重して、お薬等に頼らず、ハーブやサプリメントを導入したより自然なケアを試みてみることにしました。根本的な食事改善からはじまり、サプリメントの服用まで、ご提案させていただいた内容で飼い主さん自身が すごくよく頑張ってくださって、しばらく経過を見守っていました。そして、ご相談をいただいた時から1ヶ月半が経ち、 つい最近、うれしいご報告をいただきました。わんちゃん自身の体調が良くなり、なにより食欲が出て、体重もアップしたとのこと。「食べる」「食べてくれる」これって 生きていくうえで何よりも大事なことだし、見ていて、何よりも安心できる姿ですよね。それを聞いたとき、「あぁ~ よかったなぁ~」と 心からにじみでるような感情になりました。そして、実際に 血液検査の数値もかなり改善されたとのことでご報告をうけました。比較してみると、明らかな違い分かります。 前回 今回 BUN 140オーバー↑ 49.6 Cre 2.4 ↑ 2.1 白血球 18700 ↑ 9300 赤血球 694 674 ヘモグロビン 17.1 16.7 血小板 5.4 ↓ 38.6 血液濃度 47 45 たんぱく 9.2 ↑ 7.4 GPT 68 84 ALP 181 74 血糖値 86 79コレステロール 368 ↑ 132 ( ↑↓矢印は、正常値オーバー、アンダーを示します。)飼い主さんの愛情&その子の回復を切に願う気持ちがわんちゃんに伝わったのでしょうね。そして、わんちゃん自身のパワー。わんちゃん自身の治癒力、生命力が力強くでてきて、改善の方へと向かったのでしょうね。先日のブログで、「植物の力はすごい」って書いたけど、本当は、それらは、そのわんちゃんの心や体の状態をほんの少しサポートし、本来持っている自然治癒力を少しでも引き出させてあげているだけで、実際に、一番に頑張っているのは、そのわんちゃんであり、その飼い主さんであり、家族の方です。一番の薬は、抗生物質でも、ステロイドでもなく、周りで支える飼い主さんの気持ち、家族のパワーです。それぞれの気持ち、パワー、波動がうまーくマッチして、いい結果がうまれたのだと思います。「病は気から」わんちゃん自身の「気」も大事ですが、そこに関わる周囲の人たちの「気」もとても大事です。思いは伝わるものです。この結果を励みにして、がんばるパワーにして、これからも この子のことを支えていただきたいと思います。これからもがんばってね!まるちゃん。この場をかりて、、、、、応援しています。
2012年01月26日

診療の場で、ハーブを使うことが大変多くなりました。飼い主さんからの要望が増えたことも理由のひとつで、「植物療法」に対する認知度が高くなったような気がします。西洋医学の得意とするお薬や手術などとくみあわせ、併用して、お家でのケアに活用される方も多いように感じます。「植物療法」については、ごく簡単ではありますが、こちらに書かせていただきましたので、気になる方はご覧下さい。↓ ↓ ↓植物療法(ここをクリック)当院でも年々、取り扱うハーブの種類が増え、今では 棚いっぱいになりました。ハーブの力、植物の力って、ホントにすごいなと つくづく感じます。相性や組み合わせなど、考慮する点はありますが、デリケートな動物に対して、作用の優しい植物を使うことはとても合っているなと 感じることが 度々あります。ペットケアにハーブを使うなら、まずは 飼い主さん自らが その良さ、魅力、効果を実感することが大事だと思っています。身をもって体験するとよりそこに関心が向きますし、ペットたちに同じものを使用する安心感もうまれます。なんとなく心と体に すぅ~っと受け入れられる心地良さも共感することができるでしょう。「ペットにもハーブを」そう思って、ペットばかりに目を向けがちですが、まずは、人が実感することが大事。そこで、院内で ハーブを使った体験会を企画し、先月から今月にかけて 開催しました。そのときの様子をちょっとだけ。。。ご紹介します。 たっくさんのハーブを使った、フェイシャルスチーム中の様子です。30~40分程、ハーブのもつ力をじっくりと体験していただきました。 窓から入る太陽さんの光がぽっかぽっか気持ちよさそうで。足元には ワンコたち。「何をしているのだろう・・・」みんな、興味津々の様子でした。この体験会、どの方にも かなり満足していただきました。「すっごく気持ちがいい。」と感動される方もいらっしゃいます。まずは、自分が実感してみて。少しでも、植物の魅力に触れて。そこから、大切なペットたちへのケアにつなげていただきたいと思います。
2012年01月25日

かわいいまんまる。しかも、ほんのりピンク色。 とってもかわいい。でも、これを焼いたら、、、、、、ピンク色はぬけちゃうけど。。。 でも、おいしいから許せちゃう。 この正体は、「ローズヒップのクッキー」サクッ、ホロッとしてて おいしいよ。「またイベントで、おやつ作りもしたい! 」そんなリクエストもいただいています。ペットとその家族とが共にいっしょに楽しめる時間、、、楽しめるおやつ、楽しめるごはん、、、いろいろな提案ができるよう考えています。安心安全は当たり前。そのこと以上に、より愛情込めた手作りのものを各家庭のペットたちに届けられたら素敵だな。そのためのヒント、そのためのコツをブログでも、お伝えしていきますね。各家庭で、ごはん、そして、おやつを 少しずつ手作りしていける・・・・・そんな輪がもっともっと広がったらうれしいな。
2012年01月23日

来院された方から ときどき聞かれます。 「この子は 何?」 って。いろいろな方から聞かれるのでここでお答えします。 この子は『名古屋コーチン』です。 名前は、 『コーチン』 あだ名は、 『コーちゃん』 そのまんまです。 食べることが一番大好きです。何でも食べます。食べものじゃないものも とりあえず、なんでもつついています。例えば、床の木目も。エサだと思ってか、茶色の模様を 一生懸命コンコンつついています。 野菜も好きです。キャベツ葉も器用に食べます。 人も犬も平気です。誰に触られても、なでられても、平気です。おそらく、本人、自分が名古屋コーチンだとは思っていません。ニワトリだという意識がないように感じます。ただひとつ、サンタクロースは 苦手なようです。 苦手というより、どうしていいか分からないようです。つついていいものかどうか、、、首をかしげて考えます。で、好きなものが またひとつあります。 薪ストーブです。 温かいのが お好きなようです。 椅子に乗って、足をたたんで座っています。 ニワトリも温かいのが 分かるようです。写真右隣の床には、ワンコが座っています。 『コーちゃん』いつもワンコを傍に見てるのでもしかして、自分自身のことを 犬だと思っているかもしれません。ワンコがいつもこの椅子に座り、陣取っている姿を見ています。それを真似したのでしょうか。コーちゃんの行動、観察してるとおもしろいです。不思議です。ニワトリらしくない、ニワトリ。
2012年01月19日

【 前日の続き 】 ↓ ↓ ↓救出後、この鳥さんの健康チェックをして、一度、放鳥を試みてみることにしました。万が一、もしそれが無理なようだったら、病院まで連れて帰ることも視野に入れてましたが、さぁ、、、、どうなるか、ここからまたドキドキしました。「さぁ! いいよ。」「飛んでいいよ。」「行っていいよ。」「もう大丈夫だよ。」皆が口々に応援してました。「あっ、飛んだあ!」 「わぁ!!!」 「飛んだああああああ!」歓声があがりました。この瞬間、大の大人たちが 皆、はしゃぎました。鳥さんは、一度、水面に降り、少しこちらの様子を伺った後、飛び立っていきました。 はじめは水面近くを飛び、そこから翼を大きく羽ばたかせて お空の方へ、上昇していきました。 ものの数分ではるか遠く、海のかなたの方へ 飛んで行ってしまいました。 とってもうれしかったです。見つけたときは、生きてるのか もう死んじゃってるのか、心配でした。でも、こうして元気に飛び立っていってくれた姿をみて、自然界の生き物って、強いなあ、ホントに強いなぁと改めて感じました。これが生命力ですね。生きようとする力、人間以上に 心も体も強い彼ら。すごいよね。助けておきながら、こうした自然界のパワーをいただいたのは こちら側でした。またひとつ、自然に学びました。鳥さんが飛び立った後、水面が キラキラ、とってもキレイに輝いていました。 キラキラ~って。そして、すぐ近くの橋には、たくさんの海鳥たちが とまっていました。 一連の様子を この橋の上から うかがっていたのでしょうか。それまで気付きませんでしたが、ふと見ると、こんなにもたくさんの鳥さんたちが集まっていました。 美しい海。人も動物も植物も昆虫も水も空気も皆が共存し、共に住みやすい環境にしていきたいですね。せめて私たち人間は、美しい海を汚したり、そこに済む動物、植物たちを傷つけたりだけはしないように気をつけていかなければいけませんね。
2012年01月13日

【 前日の続き 】 ↓ ↓ ↓船から水面までの距離、60~70センチ あったでしょうか。船から身を乗り出して、腕を思いっきりのばして、やっと鳥さんに手が届きました。 しかし、鳥さんには、海底からのロープ(ゴミ)が引っかかって、簡単に引き上げることが出来ません。しっかりとロープがくっついています。これじゃぁ、羽ばたいても 飛べないはずです。急いで、船に乗せてあったナイフでロープを切りました。ひとりは鳥の翼と体を保定、ひとりは嘴を保定、ひとりは網を持ち、ひとりはナイフでカット、この時、船に同乗していた大人4人すべてが 救出に関わっていました。一瞬の時間だったのでしょうが、一コマ一コマが濃い時間で、すごく長い時間が経っているように感じました。そしてさらに、嘴には ルアーがしっかりと刺さっていました。 3本針が 2箇所。発見した当初、頭部付近に 何か緑色に光るものがある。そう見えた正体は、このルアーでした。これが、嘴にくい込み、さらに 海底からのロープにからみ、顔をあげることも 身動きすることもできなかったのだとこのときようやく分かりました。 このルアーは この後持ち帰り、手元に置いています。見る度に、この出来事の一連を思い出します。結局は、人が釣りをして、そのまま海のゴミとなったルアーが 原因でした。海鳥もこのルアーをお魚さんだと思って、間違って 口にしちゃったのでしょうね。ルアーに関係した海の生き物たちの事故。話ではよく聞きますが、こうして実際にその場を目にし、そこに関与したのははじめてでした。海や川には、人間の出したゴミが 山ほどあります。たっくさんです。人間が捨てたゴミで命を落とす生き物たちも多いです。実際に、生で現場を目の当たりにして、それを しみじみ感じました。海や川の生き物たち、危険がいっぱいだなって。そう感じました。 【 次日へ続く 】 ↓ ↓ ↓
2012年01月12日

【 前日の続き 】 ↓ ↓ ↓ どこだろう・・・・・鳥さん、待ってて。心急ぐ気持ちをおさえて、慎重に慎重に。この日は、とてもいいお天気。遠くの方まで ちゃんと見渡すことができました。波もとっても穏やかで 周囲の雑音もなく、とっても静かでした。船頭さんも、エンジン音を極力抑えて 鳥さんの気配に少しでも早く気付けるように気を配ってくださいました。 探しながら慎重に進んで、見つけました!「いたっ!」思わず声がでて指差した瞬間です。 様子はさっきと変わらずです。 見つけたものの、まだ安心はできません。動いてない。。。。。まだ生きてるかな。まだ大丈夫かな。もし生きていたとしたら、どうやって 助けよう。もうちょっと近付いてみよう。驚かせないように、パニックにならないように、そぉ~っと、そぉ~っと、近づきました。このとき、船のエンジン音は消して 近づきました。あと、10メートル。あと、5メートル。あと、1メートル。あと、50センチ。あと、30センチ。やっと、手の届く場所まで着きました。 これがそのとき、船の上から見た鳥さんの様子です。あれだけ岸から撮影したけど、状況はそのとき思ってた以上のことが起きていました。この鳥さんがこうなったもともとの原因は、人間側にありました。 【 次日へ続く 】 ↓ ↓ ↓
2012年01月10日

【 前日の続き 】 ↓ ↓ ↓カメラのズーム機能を最大限利用して、この子の状況を知りたい。 そう思いながら、一生懸命撮影し確認してみるものの、その状況はあまり良くないものであることが分かってきました。とにかく、顔が 水面に浸かってる。それが一番気になる。なぜこうなったのかは分からないけど、このままだと 間違いなく死んじゃう。そう思って、どうにかして この場所へたどりつく方法を考えました。そのためには人の協力が必要。しばらくその場を離れて、人を探しました。ここは 海辺。そうっ!絶対、近くに船乗りの人がいるはず。時間はお昼。とっくに漁の時間は過ぎていて、遠くの海を見渡しても、それらしい人影、船影がない。でも、 鳥さんを助けるには もうこの方法しかない。船でここに行くしかない。その思いが 頭の中を占めていました。そして、見つけました。船っ!!! そして、これまた運よく、船頭さんも!この瞬間!「やったぁ! これで行ける!」そう思って、興奮して、急いで 船のある場所まで 走りました。興奮してか、急ぎすぎてか、寒いからか、それとも心拍数が上がってか、鳥肌が立ちました。「早く行かないとっ!」 心の中は あせっていました。船頭さんに、どう話しかけて、何をどうお話して、どう頼んでいいか 考えましたが、口は 思うがままに、先に何かを話していました。「鳥さんを助けたい」「向こう岸まで 乗せてってほしい」とにかくそれをうまく伝えたかった時間でした。この時間、無我夢中だったような気がします。話を聞いた船頭さん、感じとしては、「???」な様子でした。いったいこの子は 誰?変わった子だな?鳥を助けたい?よく分からんけど、 まっいっか。なんとなく そんな感じでした。当たり前ですよね。突然、知らない人から声かけられて、鳥を助けたいから、船を出して欲しいなんて、、、、、突然言われても、訳わかんなかったと思います。船頭さん、優しい人で よかったぁ~。ホントに それが良かった。そして、その場所からわざわざ船をだしていただきました。“ブルンッ、ゴッゴッゴォー”船のエンジンがかかりました。はじめて乗った、猟師船。まさか猟師船で 鳥さんを助けに向かうなんて、ほんの数時間前までは 予想もしてなかったこと。 ご協力いただいた猟師さんの後姿。能登の猟師さん。船の先に立って、遠くを見渡しながら、鳥さん探しに付き合っていただきました。こちらのわがままに付き合うために、わざわざ船の燃料使っていただいて、ホントに ありがたかったです。その場所からは、鳥さんがいた場所までは見渡すことができず、だいたいの方角を指差して、少しずつ少しずつ、船を進めていただきました。向こうの方、向こうの方、向こうの方に、まだ絶対 いるはず。鳥さん、いるはず。さっき居た場所の検討をつけながら、よーーーく目を凝らして見つけるようにしながら、船を少しずつ、少しずつ進めていただきました。 ↓ ↓ ↓ 【 次日へ続く 】
2012年01月09日

【 前日の続き 】 ↓ ↓ ↓ ほらっ!!頭の上、 やっぱり 何か光る物が見える!!なんだろう、これ。。。。。考えました。 「あっっっ」「頭あげた!!」やっぱり何か くっついてる。頭じゃなくて、嘴のところだぁ!!間違いない!!そして、最初の発見から 15分ほどして、突然!!“バタバタッ” と 水の音がしました。 力を振り絞ってでしょうか、突然、羽をばたつかせました。「あっ、動いた」「ああっ、やっぱり 生きてたっ!」なんとかして助けてあげたいという気持ちと、この状況、この鳥さんに何が起きているのか、ちゃんと把握できない状況、それらが 絡み合っていました。 そして、“バタバタッ”と 一瞬、翼をばたつかせた後すぐに、また再び、顔は水の中に。神経症状のサインなのか、平衡感覚を失っているのか、何か病気にかかったのか、川岸から眺めるには、あまりに遠すぎてはっきりと把握できませんでした。しかし、まだ生きてる。生きてるから、なんとか助けてあげたい。このままだと 本当に、死んじゃう。川を泳いでいけるなら、そうしたいけど、100%途中で ダウンする。逆に、自分が周りに助けられる身になるかもしれない。冷静な判断で、少し考えました。 岸を降りて、20メートルほど向こう。なんとかして その場所へ行きたい。 ↓ ↓ ↓ 【 次日へ続く 】
2012年01月07日

【 前日の続き 】 ↓ ↓ ↓急いで、向こう岸へ渡ったり、右にまわりこんだり、道の左側へまわったりして、いろんな角度から 確認してみることにしました。完全に顔が水の中に浸かってる気がする。でも、まだ生きてる気がする。さっき、動いた気がした。それで、 どうしても 気になりました。 何枚も撮っていくうちに気付いたこと。なんとなく、体の姿勢が、 変化している気がする。気のせいかな。。。やっぱり動いている気がする。そして、これ。 位置としては、頭部のところ、なにやら 緑色にキラキラ光るものがある。何だろ、これ?でもやっぱり顔がちゃんと見えません。完全に水の中。でも、もし死んで浮いてるとしたら、もう少し姿勢が崩れるような気がする。。。足が開ききったり、翼が開いたり、体が横向きになったり。ふつう、一般的にこんな姿勢で海鳥さんが死んでることってあるのかな?いろんな疑問が 頭の中をグルグルまわりました。直感として、やっぱり、まだ生きてるんじゃないかな、その思いがどうしても消えませんでした。 ↓ ↓ ↓ 【 次日へ続く 】
2012年01月06日

能登の海岸沿いを歩いていたら。。。川が海へとつながる河口のところで、「?」と思うものを見付けました。 この写真の 中心から左下のところ、“ポツン” と 何かが浮いているのが見えますか?パッと見て、何かわかりますか?遠くの方。はじめは、ゴミか丸太でも浮いているのかなと思いました、なぜか 気になって、目にとまりました。なんか違う気がする。。。ただただ、そんな思いがして、しばらく その場で この物体を凝視してみました。3分ほど経って、、、、、“ピクッ” なんとなく 動いたように見えました。肉眼で見るには小さすぎて、限界があり、とっさに思いついたのがカメラ。カメラのズーム機能を使えば、正体が分かる!そう思って、一生懸命、シャッターを切りました。これらの写真は、このときに とっさに撮影したものです。 鳥? その格好にものすごく違和感あったけど、でも 鳥。でも、まったく顔が見えない。うん。鳥に間違いない。海鳥。でも、なんか変。おかしい。。。。。死んでる?いや、さっき わずかに動いたような気がした。。。 いったい、どんな格好になってる?お顔はどこに?この鳥さん、この状態のまま、なんとなく 時間とともに 流されているようにも感じました。さっき見つけた場所から移動してる。流されてる。もう少し、こっちに流れたら 手が届くようになるかも。気になって、しばらく この場所で、観察を続けることにしました。 ↓ ↓ ↓ 【 次日へ続く 】
2012年01月05日
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