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『血の争い』マクギーの子供の学校への寄付金競争と以前「1000ヤード」でゲスト出演したT.Jサインを組み合わせて楽しかったです。献血をする人が減り、輸血用血液のストックが少なくなっているというのは日本もそうですね。献血バスで発砲事件があり、海軍大尉ジェリソンが射殺された。ウィリアムという男が献血をしにバスの中に入ったが、男は看護師に銃を向け追い出した。通報しようとしたところ、ウィリアムが飛び出してきて、たまたま献血に来ていたジェリソン大尉が体当たりした。不幸にもジェリソン大尉は至近距離からウィリアムに撃たれてしまった。ウィリアムはバスの中で保管されている血液バッグを全て刺して中身をぶちまけており、目的がわからない。マクギーは双子の子どもたちの学校で行われる寄付金集めで、今年はコーヒー売り出すことにする。寄付金額ではブレンダンとトップを競っている。ジミーはジェリソン大尉の服からドラッグの一種を検出し、ウィリアムに接触した時に付いたと考える。ウィリアムはハイだったので、大暴れしたのか。しかし、ケイシーは記録と比較して1人分だけ持ち去られた血液があるという。つまりある人物の血液を盗む目的を隠すため、わざと他の血液袋を破壊したのか。盗まれたのはローレン・ホーソーンという女性で、IT企業などで仕事をしていた。健康的で前科もなく、ごく普通の人物のようだ。ローレンの自宅を訪れると、ガレージにドラム缶がありその中でローレンらしき人物が薬物で「処理」されていた。家の中は徹底的に掃除され、彼女の指紋や髪の毛1本も残っていない。ここまでローレンの存在を消し去るのは相当な理由があるのだろう。隣人が2日前にローレンと男が言い争っているのを聞いていた。遺体の状況から、その後に酸に漬けられたと思われる。ケイシーは溶け残った骨からローレンのDNAを抽出する。ローレンは「ライフシークエンス」というヘルスケア企業で働いていた。DNAと栄養の関係を解析し、DNAに基づき健康プランを提案するという業務内容で、ローレンはソフトウェアエンジニアだった。顧客はシークエンサーというデバイスを身に着け、常にバイタルを測定することになり、会社では「完全標本」と呼ばれるモニターを募集している。会社代表のホリーによると、数週間後には事業をCEOから発表されることになっているという。パーカーとマクギーはCEOがフレッチャー・ヴォスと知り、顔色を変える。去年、ヴァンス局長が狙撃されて、そのきっかけを作ったのがヴォスだが、刑務所にいるはずだ。ところが、3ヶ月服役した後出所していたのだった。ヴォスは刑務所で金よりも人助けが大事だと気付き、この会社を作ったという。そのチャンスをくれたNCISには感謝している。ローレンが殺されたと聞いてヴォスは驚く。NCISはシークエンサーのデータの提供を求める。ジミーが描いたウィリアムの似顔絵に該当する人物が病院に運ばれたことがわかる。前科のあるフレッド・サモンズで、例のドラッグによって死亡していた。フレッドはローレンの血液を盗むために雇われたと見られるが、誰に雇われたのかはわからない。ケイシーは、献血前にヘモグロビン濃度を調べる針を犯人が気づかずに、有害廃棄物のゴミ箱に残ったままだったのを見つけ出した。それによると、ローレンは妊娠していたという。さらに、血液から父親はヴォスと判明する。ヴォスは離婚調停中で、ローレンとの関係がばれると慰謝料が発生するなど、不利になるのでローレンを殺したのか。ヴァンスはヴォスは一筋縄ではいかない男だと、チームを引き締める。献血ではローレンは自らの妊娠を知っていたのかどうか疑問で、ヴォスはなぜそれを知っていたのか。ヴォスのシーケンサーのデータを探るために、トーレスが完全標本として潜入することになった。サーバーにアクセスするため、トーレスがトレッドミルで走る間、隠して装着した装置でデータを追う。WiFiのアクセスで位置情報を突き止め、ローレンが言い争いをしていた時間帯にヴォスがローレンの家に到着したことがわかる。早速ヴォスを連行して、ヴァンスとパーカーが聴取する。ヴォスは協力的な姿勢を見せ、マクギーのコーヒーも100袋買うなどしていた。しかし、ローレンが妊娠していたことを知らず、彼女を愛していたという。交際2ヶ月を記念する食事にいくはずが、ローレンは具合が悪かった、殺すはずがない。ところが、ヴォスが急に苦しみだし倒れる。脳出血を起こしたということで、NCISはヴォスが自分用のレシピで作られ1日に6回飲むスムージーに注目する。スムージーから微量のワルファリン、抗凝固剤が検出され、体内に蓄積した結果重度の貧血を起こすことがわかった。スムージーを手渡していたホリーは、もともとライフシークエンスを起業しそれをヴォスが資金提供して権利を買い取っていた。安い値段で会社を奪われたホリーがヴォスを殺して取り戻そうとしたのか、と追及されると、会社にいろいろ問題が生じているのにヴォスが発表を強行しようとしているという。実はローレンの体内からも同じ抗凝固剤が検出されており、ホリーがスムージーを渡していた。スムージーは被験者を検査管理しているドノヴァン医師の指示通り作っているというので、トーレスは会社へ向かう。ドノヴァンは会社の研究を全て任されていたが、偽物の研究で、公表されれば効果がないとばれてしまう。時期尚早だと言ったが、ヴォスは発表を強行しようとした。ドノヴァンは人々の健康を守るためだったと言い、ヴォスのスムージーに少しずつ毒を盛って、飲んでいる薬の関係で死亡したローレンの死体を処理したことを認める。寄付金競争はまたブレンダンの勝利に終わった。ヴィスの病状が悪化したため、血液型が一致するマクギーが献血に協力する。ヴォスは欲と虚栄心で判断を誤り、ローレンとこれから生まれてくる子どもを失ったと反省する。マクギーには親として意見を求め、自分たちは血で結ばれた兄弟だという。TJサインですから、結局は悪人ではなくて善い人でしたというのは納得です。ただヴォスには物事を見極める知恵がないんだな。金を稼ぐ能力はありそうなので、今後はマクギーの寄付金競争に協力してもらいましょう。いかしたパパ・ブレンダンがどうやって売上を伸ばしたのか理由が知りたいです。後からわかったことですが、ケイシーが各支局にマクギーのコーヒーを買ってもらうように知らせたようですが、ホワイトボードにはシドニーのミシェル・マッケイ、ハワイのテナントとアーニー、LAのケンジーとカレン、ニューオーリンズのプライドなどの名前がありましたね。あれから何年だったのやら、プライドがまだ現役なのはうれしいような、驚くような。ヴォスじゃないとすると、犯人は2人のうちの一人しかありませんね。殺害動機は善意に基づいたもの、とも言えますが、この医師自身は全く本分を果たしていなかった。それなら、ホリーももうちょっと頑張っても意見しても良かったのでしょうね。会社が潰れます。ヴァンスが今回ヴォスとは初対面でしたが、命を狙われた原因となった男を憎しという印象が変わったのかもしれません。それも良かったかな。トーレスの「完全標本」は食傷気味、他にもいませんか、という感想です。(笑)
May 29, 2025
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通常のストーリーではなく、時間とともに緊張感を味わい登場人物の演技を味わう回ということでしょうね。冒頭からカリシがどうなるのかが予想させてしまいましたが、こちらも覚悟して体を張った演技を楽しみました。ゲストも役柄にピッタリの人でした、というと気の毒ですけど。あらすじはいつもよりは簡単で良さそう。誕生日を迎える裁判所のスタッフに花を買うため、カリシがいつものデリに立ち寄ったところ、2人組の強盗がレジ係のアリに銃を向け、カネを要求しているところだった。店内には若い女性も2人いて怯えていた。カリシは金を差し出し強盗をなだめようとするが、2人組は床下の金庫に気づき、暗証番号を知っている店のオーナーを呼び寄せるよう迫る。カリシの携帯に、会う予定だったオリビアから連絡が入るが、電話に出ないことに不信感を持ち、オリビアはデリに向かう。カリシはオリビアの姿を見ると、ドアを締めて閉店を装う。オリビアはすぐに店内で何か事件が起きていると察して、通報し緊急出動部隊(ESU)が到着すると、仕事中のアマンダにも連絡する。人質の女性は店の奥の冷蔵室に入れられ、財布を探られ職業を知られたカリシは若い方のディオンテに話しかける。ESUのフォードらは犯人と交渉するため、店の電話をかけるが、取ろうとするアリをもう一人のボイドが撃ってしまう。すでに警察に囲まれている事が伝わり、外れた受話器から、店内の様子が少しずつ捜査本部にわかってくる。現場に到着したアマンダとオリビアがESUの作戦に反対するなど、対応で揉める。ESUは店の奥の換気扇からカメラを入れて中の様子を探る。カリシはアリの手当をしながら、人質のテスがスマートウォッチを持っていることに気づき、オリビアに連絡する。リーダー格のボイドは追い詰められた事で、人質を取って海外への逃亡を要求し始める。ESUは交渉を始めるために電話をかけるというが、オリビアとアマンダは人質の安全上反対だと主張して、ついに判断するのはあなたたちではないと、現場を外される。ボイドは国外に逃亡するのに、カリシを人質として連れて行くという。その時、女性の携帯にESUからメールがあったことを気づかれ、ボイドはレイプするためテスを連れて奥の冷蔵室に行く。阻止しようとしてカリシは殴られるが、それでも残ったディオンテに説得を試みる。しかし、アリが死亡してしまい、カリシは何もしていないというディオンテも共犯で裁かれるという。何とかSWATが突入する前に、ここを出ようというカリシは2人の強盗の目的を問う。出所したばかりのボイドが無計画で酒を飲むための金目当てで、この店に入ったという。検事補という身分を知られたカリシはディオンテの協力を求め続け、ディオンテはカリシの元上司が警部であることを知ったという。犯人側はオリビアをカリシの身代わりとして、引き渡し条項のないソロモン諸島まで連れて行く事を要求した。オリビアは交渉人になりかわって、レイプされたテスを開放すれば自分が人質になると約束する。しかし、カリシはオリビアが店内に入るのを直前に阻止して、ボイドに体当たりする。ボイドは銃を手にしてカリシを狙うが、ディオンテはボイドに銃を向けた。今、ここでボイドを撃てば自分を守るために正当防衛が認められると考えたディオンテはボイドを撃った。カリシは正当防衛が認められると言って、ディオンテから銃を受け取ると、それをディオンテに向ける。ディオンテはカリシに騙されたと叫び、カリシはお前はアリとテスに何もしなかったと答える。SWATが突入し事件は終了したが、カリシはかなりのダメージを受けていた。オリビアもアマンダもカリシの身を案じる。これって、ディオンテ役の人の方が演じるの難しかったのではないかと思います。ボイド役は「プリズンブレイク」でおなじみのサイラス・ウィア・ミッチェルで、犯罪者の役が多く、常軌を逸した演技は適役と思います。ちなみに、彼は「グリム」で心優しき狼男を演じていて、知的なイメージもありました。それに対して、ディオンテは軽罪で刑務所でボイドに出会って、引きずられるがままに犯行に加わっていて、知能は高そうなのにカリシの説得を合理的に判断できなかった。小心者でお前も共犯者になるぞ、と再三警告されているのに一歩踏み出せなかった。何事も人のせいにするタイプだな。そのおかげで、カリシは良いところをたくさん見せることができたわけですが。親しいアリを助けようとして助けられなかった事やテスがレイプされるのを止めることができない事などで苦悩し、最後は人質となるはずのオリビアを守ろうとして体を張った。法曹家として行動しながら元刑事だったこともより、彼のキャラクターを複雑にしたかもしれません。最後は渡すはずだった花束をクランシーの自宅まで届けに行って、こんな日なのに、彼らしいとはいえ、オリビアからもアマンダから見ても、彼が大丈夫じゃないことは明白だった。ディオンテを騙して制圧したことは、彼の中で矛盾を引き起こすかも。これはきっと後日談があるのでしょう。このエピソードのための娘を持つ最近の父親ストーリーだったのかもしれない。一方、本来なら管轄外なのにオリビアが出しゃばってESUに意見したり、妻のアマンダを現場に呼びつけるなど、ルール違反が見られましたがそこはまあ、ドラマだから良しとして。開放されたテスが感情を爆発させるところはリアリティがあり、それこそSVUの出番でしたね。ブルーノはともかく、カリシと付き合いの長いフィンがお休みなのはどうなのでしょう。(笑)
May 29, 2025
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『ゲーム・ナイト』うーん、私はカードゲームをしないので何とかに似ているとか、それ知っているとか盛り上がることはなく、せっかくのゲストも出番が少なくて不満です。ケイシーのお当番にしても、水増ししたようなエピソードかな。海兵予備役のヴィクター・チャンがアレキサンドリアの道路脇で死亡しているのが見つかる。奇妙なコスチュームを身に着け、死んだ状態で車に載せられ、車ごと転落させられたと思われる。ヴィクターを見て、ケイシーは昨夜自分の部屋で一緒にゲーム・ナイトを楽しんだ仲間だという。ヴィクターは法科学者として、FBIの研究所で働き、幅広い知識を持つ趣味の多い人だった。昨夜の仲間の中にはジミーの友人でもあるキャロル・ウィルソンがいた。ヴィクターの死因はドクニンジンによるもので、摂取したのはケイシーの自宅にいた時ということになる。ケイシーの自宅は犯罪現場となり、仲間でもあるチームが調べることになり、ケイシーは落ち着かない。毒が入っているとみられる容器が見つかるが、ケイシーは自分のではないという。今回のゲーム・ナイトは、ケイシーが大学の科学捜査入門勉強会から続いているもので、メンバーに毒を盛る動機があるものを探す。それぞれが専門分野を持ち、NCISの聴取にも動ず、逆に煙に巻く。マクギーはミステリー小説の作者であることが知られて、新作小説に関してひっきりなしに電話がかかってくる。しかしその内容について、国家の機密に似すぎているとして国防総省から呼び出されてしまう。ケイシーの自宅で見つかった容器の中身は記憶増強剤で、毒ではなかった。毒は食事のフォンデューから検出され、今回不参加だったクレイグから送られたものだった。ところが、クレイグは押し込み強盗に会い殺されているのが見つかった。首を絞められており、殺されたのはゲーム・ナイトの開始前だという。ゲーム仲間が2名殺され、残った4名についても狙われているのではないかというので、再度聴取を行う。クレイグは最近仲間に、専門的で妙な質問をしきりにしており、何かの事件を意識していたのか。ケイシーは大学時代の恩師で今も相談役であるデイヴィス教授には話を聞くという。クレイグの上司フレッチャーによると、クレイグは優秀な分析官だったが、何か因縁の未解決事件を追っていたようだという。ディヴィス教授は、クレイグが湿板法について調べていたという。血液に似た現像液を使うもので、それには危険物を使用する。青酸カリの売買を追跡すると、ウィリアム・ベイデン名義の貸倉庫に行き着いた。トーレスとマクギーはその貸倉庫内で、高額の現金、銃、クレイグの偽IDを見つける。ここはクレイグが借りた倉庫で、犯罪事件を調べていたのではなく自分が犯罪を実行していたのではないか。ケイシーはそんなことはありえないと反論する。クレイグはボルティモア警察の証拠記録をハッキングしており、ケイシーは倉庫内で印刷版を見つけた。偽札を印刷しようとしたのか。ジミーは、クレイグがカードゲームのレアカードを偽造していたのではないかという。1枚が1万ドルもするもので、クレイグは10万ドル以上のカードを偽造していた。ケイシーの部屋で保護下にあるマックス、アイリーン、キャロルらは独自の研究に没頭中。ケイシーは部屋を荒らされて怒るが、クレイグのオンラインカレンダーを調べて、項目が書いていない予定の時間に貸金庫へ行っていた事をつかむ。今夜も当に予定が入ったので、これはレアカードを買う客と会うのかもしれない。トーレスとパーカーが指定された場所に向かうと、そこは限られた人間のカードゲーム会場だった。それぞれがかなりの金を賭けており、クレイグが偽造したレアカードを持っていた。そこに、「ビッグガイ」と呼ばれる男がレアカードを手にやってくる。何とフレッチャーで、パーカーはクレイグがフレッチャーと組んで偽造カードを売っていたが、何らかの理由で殺したのではないかと追及する。フレッチャーの自宅地下にもカード偽造の機材があり、フレッチャーはクレイグとの共犯を強く否定する。クレイグが内密に調べていたのは、上司がレアカードを偽造していることで、フレッチャーは自分がゲーム依存症だと認める。クレイグは貸倉庫の機材を作って、それを確かめようとしたのだろう。しかし、フレッチャーはクレイグを殺していないと主張し、毒が入ったフォンデューについてもアリバイがあるという。ケイシーはゲーム・ナイトが狙われた理由について、デイヴィス教授の科学捜査入門が共通点だと気づく。デイヴィスはかつてメリーランド州警察の化学分析官のトップで、彼女の証言で有罪になった男が最近仮出所していることがわかる。ジェシー・ウィンストンは先日ナイトとケイシーがデイヴィス教授の授業を訪問した時にいた人物で、NCISはディヴィス教授の安否を確認する。何者かに授業をキャンセルと表示され、一人講義室に向かったデイヴィスをジェシーが待ち構えていた。銃を手にしており、デイヴィスのせいで冤罪で刑務所に入れられたと主張する。・酒店での強盗事件について、ジェシーは無実を主張していた。刑務所に入っている間にジェシーは兄弟や甥っ子を守れず殺されたと言い、大事な人を奪われた恨みをデイヴィスの教え子を殺す事で晴らそうとした。銃を下ろさなかったジェシーをトーレスが射殺する。デイヴィスはジェシーの仮釈放を認めた委員会の判断ミスだという。しかし、ケイシーは恩師をラボにつれていき、ジェシーの事件で提出された証拠が改ざんされていたと突きつける。強盗事件でのジェシーは無実で、デイヴィスは何度も逮捕されながら無罪となっていたジェシーを社会から追放するために、有罪にしたと認める。悪びれる様子のないデイヴィスに、ケイシーはダッキーに自分を紹介してくれた時は優秀だと言ってくれたのに、と意気消沈する。デイヴィスはこの事をおおやけにすれば、これまで担当した事件がひっくり返ることになるというが、逮捕され、ケイシーは一人自宅に戻る。そこにパーカー以下チームが訪れ、自分たちのケームナイトをしようという。マクギーは国防総省長官が自分のファンだったことから、呼ばれてサインを求められたという。なんでキャロルの出番が少ないのでしょうか。スケジュールが重なったとか?本来、バリバリ事件解決に関わる人なのに、単なるオタクな仲間として名前を貸しただけという感じ。そもそも法科学の専門家たちなのだから、それなりの見識でアイディアを出したら良かったのに、結局ケイシーの一人舞台でした。むしろ、ジェシーはデイヴィスを研究して、勉強熱心だったわけですね。ケイシーはチームから一歩引かれているというような孤独感を持っているようにも見えましたが、お楽しみの仲間連中も人間的に尊重し合っているという意味ではちょっと違う感じ。趣味のつながりは大切ですけど。ラストシーンで、荒らされた部屋を一緒に片付けてくれるという仲間がやはりうれしいですよね。ケイシーをお気に入りの恩師はオーラがないというか、怪しかったなあ。懐かしいダッキーの名前も出ましたが、法に従わず、自分勝手に有罪無罪を決める恩師から紹介されたとなると、ケイシーの経歴にも傷が付きそうです。クレイグの上司も怪しかったですが、この役者さん、ボルティモア出身なのですね。ボルティモア訛があるとか?みんなが気にするマクギーの新刊が結構セクシーな内容らしくて、官能スリラー、それは結局モデルになっているデライラがラッキーというという結論になる。デライラが怒りませんか。ということは、そろそろデライラの出番なのかな。自分がモデルなんでしょ、とあれこれ言うのはBONESと同じですね。
May 23, 2025
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今回のエピソードは、とても味わいがあって良かったと思うのですが、タイトルにある10倍というのが、引用されている聖書の言葉とちょっと違っているのではないか、という点が気になりました。そういう解釈もあるということなのか。過去のエピソード(Blood Out)を引き継いだ形で、ブルーノ刑事を取り上げた内容でした。カリシは、娘のジェシーをジロジロ見ていた男コットルを近所で見たとオリビアの部屋に駆け込んでくる。コットルはNYCの公立学校で臨時教師をしていて、今は西地区の小学校に勤務しているという。何かあったら困る、自分の娘を守りたいというカリシの勢いで、オリビアは一緒に学校に行くと約束する。街に立つ娼婦が虚ろな様子でレイプされたと訴えた。持っていた名刺からブルーノが以前レイプ事件で関わったウォーレンとわかる。ウォーレンは首を後ろから閉められて怪我をしているのに、警察には拒否反応を示し強がる。それでも何とかレイプ検査だけ受けさせることにした。シルバとカリーは現場となった路上を調べ、停車していた車の車載カメラを調べることにする。現場には折れたピンヒールがあったが、ウォーレンは売春も暴力被害も否定している。レイプ検査で3人分の体液と、レイプの際の傷が確認された。オリビアはブルーノがまだウォーレンから全幅の信頼を得ていないと叱咤激励する。ウォーレンは母を支え、自分の夜学の学費のために街に立っていたと認める。3人の客を取ったのは確かで、中にはアナルを求める客もいた。11時ころの客で、荒っぽくなり抗って車を降りたが、その後帰る途中に後ろから首を締められ引きずられて意識を失った。アナルを求めた客はラテン系で同じ仲間のジェイドの常連だという。実はウォーレンは客引きがいないジェイドに持っていた金を渡して、家に帰らせていた。ブルーノとフィンがジェイドに会い、ラテン系の客の名前を聞き出す。乗っていた車の色はシャンパン色、ブロンクスから来ている。交通カメラの映像から車を絞り込むと、自動車工場に勤務するミゲル・リベラが特定された。カリシと小学校を訪問したオリビアは小学校から届け出がないと、警察として動けないという。カリシは独自で調査員を雇い、1年以上前のコットルに対する苦情を見つけ出す。オリビアはまだコットルが犯罪を犯していないのに、予備的には動けないという立場を変えない。ウォーレンの警察への不信感は根強いものだった。しかしミゲルの写真を見て特定し、車の色はアップルソース色だったという。ブルーノの説得でウォーレンはSVUを訪れ、そこで車載カメラに写った犯行の映像を確認する。犯人は覆面をしていて特定できないが、オリビアは何か特定する手がかりはないかと問う。見るのも辛いというウォーレンだったが、犯人のシャツのボタンが取れている事を指摘し、車の中でミゲルと争った時に2番目のボタンを引きちぎったと証言する。それを根拠にミゲルの逮捕に踏み切るが、ミゲルは買春容疑は認めるものの、レイプは否定し、犯行時間には自宅に戻り、同居の妹がそれを証明するという。ミゲルが現場から帰宅した映像はまだ捉えられておらず、ミゲルの車からちぎれたボタンも見つかっていない。オリビアはシルバとカリーに、ミゲルの妹の反応を見るよう指示する。ティアナは兄が買春したと聞いても驚かない。逆にミゲルがストリッパーから薬を盛られて強盗被害にあったことがあると、兄を弁護する。事件当夜ミゲルが帰宅したのは0時で、はっきり覚えているという。カリシのオフィスにコットルが現れ、カリシが意図して動いたせいで教師の職を失ったと訴える。カリシから欲望を持っているのかと問い詰められ、コットルは少女に性的に魅力を感じるのを抑えられないと認める。ただし、直接触れたことは一度もない、画像を見たこともない。コットルが助けを求めている事をしったオリビアは、何とか方法を考えると告げる。ミゲルをレイプ罪で起訴することができないと聞いて、ウォーレンは諦めの表情を見せる。しかしフィンはミゲルの手口は他の娼婦たちも知っているかもしれないと、聞き込みを続ける。やはりベルトを首にかけられて絞められたという娼婦が見つかり、ミゲルだと特定する。他にもミゲルによるレイプ被害を通報したものが2件あったが、いずれも妹のティアナの証言でアリバイが確定していた。再度ティアナに事実を突きつけると、兄は自分を父から守るとして良い兄だと涙を流す。オリビアは、それでもレイプ被害を見て見ぬふりをすることはティアナ自身も女性たちを傷つけていることになり、犯罪だと諭す。ティアナは裁縫を職にしていて、ミゲルから頼まれてシャツの2番目のボタンを付けたことを認める。ミゲルのシャツ、犯行時に使ったバンダナとベルトからウォーレンのDNAが検出され、ティアナが偽証罪に問われると告げると、ミゲルは取引に応じることになった。ミゲルは2桁の刑期となり、他の管轄署でも再捜査となった。オリビアはコットルに性嗜好修正プログラムを紹介した。グループによるディスカッションと認知行動療法、抗アンドロゲン剤による治療と、初めての経験だがカリシはコットルと理解し合う。オリビアはカリシの態度を褒める。ウォーレンは警察に協力するのをためらっていたのは幼い子どものせいだと認める。自分が街に立っている事が知られたら、当局に通報されるかもしれない。ブルーノは自分を守る事と息子を守ることは別であり、SVUを頼ってほしいという。資格取得のために頑張るウォーレンに、ブルーノは奨学金制度を探してみようと申し出る。困った人を助ける気持ちがあるウォーレンは、ソーシャルワーカーが向いているかもしれない。ウォーレンが言及した「コヘルトの言葉」は、「あなたのパンを水に浮かべて流すが良い。月日がたってから、それを見出すだろう」というもので、全体としてはこの先のことは誰にもわからない、神のみぞ知るという印象ですね。ウォーレンのは「情は人の為ならず」という意味に取れますけど、とにかく純粋に心の優しい女性なのでしょう。子どものために自分がきちんとした仕事を得たい、そのための勉強や家計を支えるためには金が必要だ。そういう理由で働く女性を、SVUは取り締まったりしません。もちろん、危険が伴う商売から足を洗うことができれば良いですが、社会の仕組みを改めるのはまた別の人の仕事なのでしょう。オリビアは捜査に行き詰まる部下たちに、自分で考えるよう差し向けて全体の大きな方向性を示しています。それはカリシに対しても同じで、娘を守りたい普通の父親の顔を見せるカリシにも、自重を求め、さらに解決策を探って見せる。すばらしい。もちろん、カリシがコットルを殴ることはないでしょうが、コットルを許したカリシを姉というか母親のようなスタンスで「あなたを誇りに思う」という。本当は家庭でアマンダから怒られているのでしょうが、オリビアの偉大さを印象付けた一話でした。冒頭のオリビアの瞑想シーンも意味深かったですね。ブルーノを掘り下げる回で、フィンが金持ちのブルーノをいじっているところも最近ではすっかり定着していますね。
May 22, 2025
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いつも当ブログを訪れていただき、ありがとうございます。諸般の事情で、今週は更新が滞ることになると思いますので、どうかお含みおきください。よろしくお願いします。
May 21, 2025
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『偽装婚約』タイトルがネタバレですが、最後のオチは読めましたでしょうか。「そう来るよね」と思いながら、ニヤニヤするような楽しいシーンがたくさんありました。トーレスと妹ロビンとの交際は気にしないというナイトだが、やはりトーレスの様子が気になってしまう。海軍大尉が公園で射殺されているのを捜査し始めたところ、被害者の顔を見てトーレスは急に体調が悪いと帰ってしまう。死んだ男が持っていたのは偽造IDで、指紋からボルティモアの犯罪者ケルソーとわかる。さらに、所持品のスキットルにトーレスの指紋が付いていたことがわかり、パーカーはトーレスがまた潜入捜査をしていると知る。連絡が取れなくなったトーレスはダイナーでヴァンスと会っていた。実は海軍長官から極秘任務の指令があり、軍の偽装IDを使って海軍基地から物資を盗むギャング組織を取り締まるため、トーレスがボルティモアの組織に潜入していたのだった。殺されたケルソーはギャングのトップ、ローマン・ソブチェクの右腕で、先週トーレスが会っていた。しかし、ソブチェク本人は仲介人でしかなく、ボスの正体は誰も知らない。ボスはポーランド語でオオカミを意味する「ウィルク」と呼ばれている。ヴァンスはトーレスの潜入捜査を続行させ、パーカーのチームはケルソーの殺害事件を調べるよう命じる。ドニー・リコという名前で潜入しているトーレスは、ソブチェクの部下のたまり場に戻る。ケルソーが殺された事は、自分にとって昇格のチャンスだというトーレスに、ソブチェクの息子のフランクが反発する。しかしソブチェクは、鼻息の荒いトーレスを見込み、事業拡大に使えそうだという。ナイトには、トーレスと連絡が取れなくなり心配するロビンからの連絡が頻繁に入る。ケルソーは至近距離から撃たれていて、顔見知りの犯行と思われる。ジミーはナイトに、トーレスとロビンが引き出しを貸し出す関係に進んだと漏らしてしまう。自分だけ蚊帳の外の扱いにナイトは腹を立てる。トーレスが潜入捜査の状況報告のためナイトを呼び出すが、ナイトはトーレスが妹と気軽な関係だと嘘をついたと責める。その時、ロブチェクの部下たちがトーレスを尾行してきて、ナイトの身元をいぶかる。ナイトは思わず、自分はトーレスの婚約者だと喋ってしまう。NCIS本部にロビンが現れ、ナイトはしかたなくトーレスの潜入捜査のことを話す。トーレスが同僚であり親友でありながら、複雑な人でもあり妹の手には負えないというと、ロビンは私をいつまでも子供扱いしないで欲しいと言い返す。ソブチェクのバーで、下っ端のレニーは客のラナを口説こうとしていた。ラナはレニーには目もくれず、トーレスに関心を持つ。ソブチェクはトーレスとレニーに、ケルソーの車を処分するよう命じる。トーレスはそれをNCISに押収させ、ケイシーらが調べたところ製造番号のない自作の銃「ゴーストガン」が出てきた。ソブチェクがいう事業拡大の取引というのは、これのことか。しかしあえてゴーストガンを残した理由がわからない。NCISにボルティモア警察のアロンゾ刑事が訪れ、ケルソーを寝返らせて情報提供者にしたという。ケルソーはソブチェクの情報を集め、ゴーストガンについて最近知り、それを入手したとたん殺された。ソブチェクはケルソーを疑っていたのか。アロンゾはNCISが誰かを潜入させているのではないかと問い、気をつけるようにいう。ソブチェクはウィルクと直接会わず、リモートで連絡を取り合っているという。ソブチェクに呼び出されたトーレスは、結婚するのだろうと追及され、ソブチェクは結婚式に参列してプレゼントを渡すと言い出す。どうやら大量のブツが届くらしい。トーレスはソブチェクがウィルクと、ポケベルと情報端末で通信しているのを確認する。パーカーはその端末を手に入れて取引の情報を得たいが、ソブチェクは端末を手放さずかなり難しい。クローンを作るためには、旧式の機器のため、一定時間に近くにいなければならない。パーカーは偽の結婚式を挙げようと言い出す。そこでソブチェクの近くに行ってクローンを作る。ヴァンスは渋い顔だが、ウィルクにバレる前に大量取引の先回りをしなければならない。1週間で準備するため、ナイトはロビンに偽結婚式の手配を任せることにする。これまで5回婚約して、結婚式の準備をしていたロビンはテキパキと仕切る。ジミーはナイトが何を恐れているのかと問う。ロビンたちが上手く行けば、自分はのけ者となり、行かなければ2人の板挟みとなる。ジミーはナイトが守りたいのは誰なのかという。いよいよトーレスとナイトの結婚式が始まり、2人はぎこちないキスを交わす。マクギーはカメラにクローンを作るための装置を仕込み、ロビンも披露宴を仕切ってソブチェクを待つ。ソブチェクは遅れて現れトーレスに祝を渡すが、写真を嫌ってなかなかクローンを作れない。ダンスタイムになってやっとクローンを作ることができたが、その中身は空っぽでファイルは10分前に削除されていた。一方、気分が悪くなってトイレに行ったソブチェクは毒を盛られて死んでしまう。ウィルクにこちらの作戦がバレたのだろうか。パーカーはトーレスとナイトに時間稼ぎをさせて、その間にソブチェクに毒を持った犯人を探し出すことにする。ナイトはスピーチで、父を引き合いに出し、娘の結婚を祝福しているだろうと言う。姉が言う「私達」は「あなた達」の事だとロビンは理解する。結婚式会場の監視映像をチェックしたところ、ソブチェクに毒を盛った場面は確認できなかったが、ウィスキーを持ち込んだ人物がいることがわかった。ラナがバーテンダーにウィスキーを手渡しており、すぐに逮捕に向かう。ソブチェクの一味も一網打尽で逮捕され、ラナの証言でゴーストガンを押収できれば、事件は解決となる。ラナはケルソーの寝返りに気づいて殺したのだろう。自分の関与を消すため、結婚式にレニーと出席して端末のデータを消去した。ナイトはトーレスとロビンと共に、3人で一緒に飲みに行くことにする。あのボルティモアのヨレヨレの刑事が元締めか、と思いました。まあ、結婚式にもぐりこんで酔っ払っている姿が真実なのでしょう。さすがに、ラナとは思わなかったなあ。冒頭の結婚式シーンを見て、偽装結婚としてもトーレスとナイトが…やっぱり、と思いました。2人が仕事とはいえ、仲睦まじいところを演出し、それを見たロビンがやきもちを妬いて、パーティははちゃめちゃ、あるいは再び姉妹は激しい戦争状態になるのかと思ったら、落ち着く所に落ち着いた。そもそもがジェスの自分を守りたかった心境から、一歩前進できたのは良かったです。もちろん、それが本当にジミーとの新たな関係に進む(のかもしれない)。ちなみに、お父さんはまだ生きていますよね。トーレスとロビンが本当の結婚式に進むかどうかはわかりません。トーレスが妻帯者になるのはめちゃめちゃ大きなcharacter developmentですから。この間からのジミーのしゃべり過ぎは個人的にはキャラクターが少し変わったのか、という感じもします。でも、娘とのダンスパーティのために、熱心に教室に通っていて踊りたくてウズウズしているところは、ジミーの新たな魅力ですね。どれだけ「引き出し」があるのか、という感じです。今回の捜査で部門の予算を遥かにオーバーしたことで、ヴァンスの進退問題にならなければ良いですが、おじさん2人が余ったケーキを食べようという会話は笑ってしまいました。ヴァンスも強面ではなく、たまには小うるさい上司キャラが良いですね。小うるさいラロシュがいませんでしたが。
May 16, 2025
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ゲストの顔を見て、ドラマの展開は大体予測できましたので、後はタイトルの「ロールシャッハ・テスト」がどこに出てくるのか、考えたくらいかな。シルバが頑張る回でした。カップルで車で旅行しながらSNSに配信しているエリーとクリスが、ロックランド郡のキャンプ場で襲われているのが見つかる。エリーはタオルを巻いた姿で頭を石で打ち付けられており、意識がない。クリスは胸にナイフが刺さったままだが急所を外し、命はとりとめた。FBIのクレイ捜査官はエリーがレイプ被害にあったことも想定し、オリビアに捜査の協力を求める。エリーは重度の頭部外傷で生命維持装置を付けられており、昏睡状態だ。クリスは自分のポケットナイフで胸と腹を刺されており、FBIの捜査では強盗ではないと見ている。クリスは午前2~3時ごろに、物音がしたのでナイフを持って出ると、タオル一枚のエリーが倒れていて、石を持った男が見下ろしていたという。エリーはキャンプ用のシャワーを浴びていたところを襲われたようで、長髪の白人男性がクリスのナイフ奪うと刺したと証言する。男は山歩きをしていたように汚れていたというので、FBIは地元警察と共に広範囲を捜索する。オリビアは殺人課出身のシルバに殺人未遂事件の現場を見て欲しいと命じる。シルバは犯人が投げ捨てたという石とクリスが倒れていた場所などに疑問を持つ。さらに、現場の木に気になるキズを見つけ、ナイフを見たいという。エリーの母親は、クリスが内気なエリーの世界を広げてくれた、2人はソウルメイトだと信じている。主治医は生命維持装置を外すと言っているが、エリーの手を握ったら握り返してくれたと言って、オリビアにも試して欲しいという。しかし医師の判断は異なる。オリビアはエリーのレイプ検査を依頼する。クリスが刺されたナイフは指紋が不完全だったため、クワンティコに送られており、それを取り戻すにはそれなりの理由がいる。シルバは「何か見落としている」との考えを変えない。エリーとクリスのSNSは1800人のフォロワーがいるが、コメント欄に気になるような書き込みは見当たらない。シルバはネットとリアルでは人格は別で、その差で人となりがわかるという。エリーの大学時代のルームメイトがエリーと連絡を取り合っており、事件当日にも電話をしていることがわかった。ケイラはエリーがクリスと口論になったと愚痴っていたという。数ヶ月も2人きりで車に乗っていれば、ムカつくこともあるだろう。原因は違反切符を切られそうになったことで、エリーは夜中にキャンプ場に近いバーにいて酔っていた。赤毛のバーテンダーのおごりだったというが、それは彼女らしくない行動で、心配していたという。エリーのレイプ検査でクリスのDNAが出たが、それはその夜にセックスをしたから当然だが、髪の毛から第3者の唾液を検出した事がわかる。バーでバーテンダーのダニーから話を聞くと、エリーに酒を奢ったことを認める。下心があったのは事実だが、エリーはなびかず自分は帰宅したという。しかし唾液について追及されると、ただ酒を飲まれて腹がたったのでつばを吐きかけたと自白する。フィンがNYでは暴行に当たるとして、逮捕する。SVUは、エリーがバーに行ったことをクリスが黙っていた事を追及する。クリスは一人で飲みに行った理由についてはわからないというが、きっとバーからエリーを尾行してきた男がいたのだろうと意見を言う。クリスはそういえば自分を刺した男は酒臭かったと思い出す。そこに、クリスの母親が現れ、SVUに引き取るよういう。SNSでは、違反切符を切られそうになった事はアップしていない。事実関係を調べると、前日にジョージアで車を止められた事がわかる。地元の警官によると、何か気になることがありクリスの車を止めたという。警官はエリーの腕にアザがあったこと、質問するたびにエリーがクリスの方を見ていた事を覚えていた。アザに関してはエリーはハイキング中に付いたと説明したが、逮捕するほどの状況ではないと判断し、2人を行かせたという。地元警官のボディカメラの映像を見て、オリビアはエリーの表情に見覚えがあるという。エリーはクリスを恐れている。2人の携帯にはSNSに上げる前の動画が残されていた。それらをチェックすると、大半は幸せなカップルのたわいない動画ばかりだが、クリスがイライラしてエリーを罵倒してるものがあった。携帯の画面からはみ出しているが、お前はバカかというクリスがエリーの腕を強く掴んでいるような場面があり注目する。犯人がクリスなら、自分でどうやって2回も刺したのか。クリスにエリーの腕のアザを問う動画を見せると、クリスは関係ないと思ったので言わなかった弁解する。イラついてエリーを掴んだ時にアザができたのではないかと、動画を見せて厳しく追及すると、母親が弁護士を呼ぶと言って態度を硬化する。オリビアはクリスがエリーを襲ったと確信し、クワンティコから凶器のナイフを取り戻すよう命じる。そのナイフの柄尻は、現場の木についたキズと一致し、クリスは胸に刃を当てて自ら木にぶつかったと考えられる。2回もそれを試みて、本当に死ぬ気だったのだろう。エリーの母親はクリスが襲った事を信じられないといい、オリビアは母親のすすめでエリーの手を握る。クリスが犯人なのかと問うと、エリーの腕がぴくっと反応した。しかし、クレイ捜査官はクリスの逮捕は難しいという。そのクリスが病院から姿を消し、母親の自宅で車のトランクに隠れているのが見つかった。母親は子どもを守るのは当然という態度で、息子は無実で真犯人は他にいると主張する。オリビアはクリスに厳しく迫り、生命維持装置に繋がれたエリーの写真を見せて自白を求める。ついにクリスは「殺すつもりはなかった」と口走る。エリーとクリスは喧嘩をして、目覚めたクリスはエリーがいないのに気付いた。戻ってきたエリーは酒の臭いをプンプンさせており、シャワーを浴びようとした。かっとなり石を掴んで殴ったが、殺すつもりはなかった。オリビアは直前にセックスしたのは同意はなかったのでは、とさらに追及する。それはレイプにあたり、クリスはエリーを支配しようとしたのだ。被害者を装ったのか、と問われてクリスは彼女なしに生きてはいけないと思い、自らを刺したという。プルーノは殺人課からSVUを志望したシルバに、その動機を尋ねる。子供の頃、偶然女性が襲われているところを目撃したシルバは、誰も通報しなかったことが心に残った。その女性は殺され、犯人が逮捕されたのかもよくわかっていない。ブルーノは罪滅ぼしの最中かという。オリビアはエリーを見舞い、クリスが逮捕され、それにエリーが真実を知るのに手助けしてくれたと報告する。「Major Crimes」のラスティ役が印象強いグラハム・パトリック・マーティンは、今も若いとは思いますが、それでも若い役柄を演じるのが得意のようですね。今回の設定では20代前半かな、エリーと共に子供っぽいカップルを演じて、しかも複雑なキャラクターなのでピッタリなキャスティングかと思いました。表面上は優しくて、エリーに全面的に協力しているように見えるけれど、その下には未熟な自分勝手なエゴが隠れていて、オリビアに追及されるとどんどん本性が見えてくるというような演技は彼は得意なのでしょう。顔のアップが多かったのもそれを見せたかったからだと思いました。母親も子育てで思い残すところがあるから、息子を守ろうとするところをクリスは上手く利用して、素直な良い子を演じている。というか、そもそもがこういうタイプの子だったのかな。エリーに対しては、逆にクリスが依存しているように見えて、一人の人間として尊重できない感じ。エリーの母親が痛々しかったですが、クリスのおかげで娘が幸せになったと思い込んでいて、DVを受けていたことは解らなかったのが、そういうこともあるかなと思いました。この旅のきっかけはどうだったかわかりませんが、2人きりの狭い世界が良くない方向へと向かわせたのでしょうね。最初はノマドの人の話か、と思いました。1800人のフォロワーでは生活が成り立たないと思いましたが。先シーズンからステイブラーとの共演がなくなったので、FBIのクレイ捜査官との協働が増えましたが、変化を求める場としては無理している印象です。シルバが殺人課から来たという意味が今回やっと生かされて、今後も彼女の本領を発揮してくれるのかなと思いました。シルバは良いですね、キャラクターも深いし、表情も良い。アマンダの後釜候補かな、期待します。
May 15, 2025
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『ベーカリーの英雄』パーカーの焼き菓子好きは母親譲りということになっていて、毎日様々な焼き菓子(ペイストリー)を買って職場に持ってくる。ベーカリー絡みのエピソードを作るのは決まっていたのかな。劇中「ブリティッシュ・ベイクオフ」の言及もあったし、そのネタも使いたかった。でもなぜギリシャ?という答えはゲストを見て納得です。最近弱り気味のパーカーの仄かな恋心だったのかもしれません。またまたロッキー・キャロルの演出でした。ナイトは妹のロビンに彼氏ができたのではないかと気にしている。パーカーが連日通っているエレニのベーカリーで、いつもとは様子が違う店員のヴァージルが手渡した箱の中に「助けて、通報して」と書かれてあった。パーカーたちが店に駆けつけると、店は荒らされヴァージルはミキサーの中に顔を突っ込んた状態で死んでいた。地元警察ではこの1ヶ月で近隣で3件ほど強盗があるといい、レジからは金がなくなっていた。ヴァージルは犯人を止めようとして、激しく争ったようだが、パーカーは自分が店を訪れたときには犯人が潜んでいて、ヴァージルがパーカーを守ったのだと考える。壁に撃ち込まれた銃弾を見つけたためラボに持ち帰る。そこに配達から戻ったエレニが現れたため、話を聞く。ヴァージルは3週間ほど前から働き始めたが、好奇心が強く勉強熱心なので雇ったという。実はヴァージルには前科があり、やり直すチャンスを与えたかったというが、エレニは店の経営状況が悪かったと認める。エレニはパーカーが連邦捜査官だったことを初めて知り、パーカーもあえて言わなかった。本来ならNCISの管轄権はない事件だが、パーカーは命の恩人のヴァージルのために捜査を望む。ジミーはトーレスからロビンと交際していることを打ち明けられ、ナイトには秘密にすると約束していた。しかし、ナイトには話すべきだという。ヴァージルの死因は生地の中に顔を突っ込まれて窒息死だった。残酷な殺し方で、ヴァージル本人の財布が残っていたことなどから、私怨の線も考えられる。ヴァージルの保護観察官マンデルによると、ヴァージルは悪い仲間とつるんで自動車強盗をしたが、口が固く仲間を売らなかった。更生して就職もしており、問題のない人物だ。昔の仲間がヴァージルを悪に引き込みたかったのではないか。ケイシーは現場に残っていた焼き菓子や材料を調べて、砂糖の袋からコカインを検出する。その量は10万ドル以上の価値になり、この店でドラッグの取引が行われていた疑いが出た。エレニの作る評価の高いメレンゲクッキーの67%がコカインでできており、24個で1万ドル相当になる。エレニが海外のダミー会社から25,000ドルを受け取っている事を追及していると、ウォーカーという弁護士が現れる。そもそも海軍とは無関係の一般市民の取り調べに意義を申し立てると、エレニを連れ帰ってしまう。エレニ・コスタキスはギリシャ移民2世で、兄弟姉妹は故国に帰っている。弁護士のウォーカーは様々な犯罪者をクライアントに持ち、その中には販売目的で薬物を所持していたバルビエリという男がいて釈放されていた。エレニは今日バルビエリの家に25,000ドル相当のメレンゲクッキーを配達しているとみられる。エレニの店を訪れたパーカーはバルビエリとの関係を尋ねるが、エレニはこれ以上死者が増える前に手を引いてくれとパーカーを追い返す。マンデルから連絡があり、バルビエリが射殺されているのが見つかった。バルビエリと同じく、ウォーカーの顧客で縄張り争いをしているギャングのゴメスも殺されており、薬物を巡って容赦ない戦争が始まったようだ。現場にはエレニの店の箱が落ちていた。エレニの予言通りこれで3人殺されたことになり、最近薬物規制強化でギャングたちは必死で販売方法を模索しているという。ヴァージルはレシピを要求されて殺されたのではないか。NCISはエレニの逮捕に踏み切るが、監視されていたエレニが姿を消したことがわかった。マクギーはエレニに送金したダミー会社を設置したのがウォーカーであることを掴む。ウォーカーはエレニの行き先については知らないと答えるが、敵対する立場の依頼人らにウォーカーの二枚舌を知られたらどうなるかと追求され、取引に応じる。バルビエリとゴメスの殺害に使われた銃のうち、44マグナムは現場で見つかっておらず、3人目の殺し屋がいた可能性がある。トーレスはジミーがケイシーに秘密を明かした事に憤慨する。バルビエリの靴に着いていたビーバーの分泌物から、食品工場の場所がわかり、トーレスとナイトが急行する。ナイトはジミーに新しい交際相手ができたのかと考えるが、トーレスはロビンと付き合っているのは自分だと打ち明ける。ナイトは怒り出す。2人は建物の奥でエレニがメレンゲクッキーを作っているのを発見する。エレニは手錠で繋がれており、トーレスらの後ろから44マグナムを持った元締めのアルトゥーロが現れる。アルトゥーロはエレニに残りのコカイン入りメレンゲクッキーを作れと脅し、トーレスとナイトは手伝うといって切り抜ける。ウォーカーによると、エレニが今月5万ドルの金策に現れ、アルトゥーロに相談して半分を用立てたが、残りの25,000ドルについてはコカイン入りメレンゲクッキーを作って収めることになったという。エレニは拒んだが、ヴァージルは見せしめにされたようだ。パーカーはエレニが金を必要としたのは店の経営の問題ではないと考える。エレニは25,000ドルをプリペイドのクレジットカードに送金しており、エレニは何者かに5万ドルを要求されていた。期限は2日前で、服役中の囚人を殺すと脅されており、その名前マヌエル・ロペスと知って、パーカーはエレニの大切な「マニー」ではないかという。脅されている囚人の弁護士はウォーカーだった。だからエレニはウォーカーを頼ったのだろう。ナイトはパーカーからかかってきた電話に「ボス」と答える。異変を感じたパーカーらが食品工場へ向かうと、トーレスは粉砂糖を炎にぶちまけ爆発を起こし、NCISが踏み込んでアルトゥーロらを取り押さえる。マヌエルはエレニの甥っ子で、病気の妹に代わって面倒を見ていたという。悪い仲間と付き合って刑務所に入ることになり、知り合ったヴァージルを紹介してくれた。ヴァージルは何も知らずに殺されてしまい、エレニはメレンゲクッキーを作り続けるしかなかった。しかし、アルトゥーロはなぜ店に大量のコカインを置いたままにしていたのか。ヴァージルを殺したのは別にいるのか。NICSはマンデルを本部に呼び、預かった銃を調べる。エレニの店に撃ち込まれた銃弾はマンデルの銃から発射されたものと一致した。マンデルは仮釈放で知った囚人の家族を脅していた。マヌエルを脅され、期限に間に合わなかったエレニに金を支払わせるため、ヴァージルを殺して見せしめにしたのだった。トーレスは黙っていた事をナイトに謝罪し、ロビンとは深い関係ではないと説明する。ナイトは今日死にかけた事に比べれば、ロビンのことは気にならないと答える。ロビンが幸せならば自分も幸せだ。パーカーは手作りの焼き菓子を持ってエレニを訪ねる。エレニはしばらくギリシャに戻り家族と過ごすという。マニーも1ヶ月ほどで釈放され、一緒に行くことになるだろう。お久しぶり!メリーナ・カナカレデス、といっても、「レジデント」に出ていましたね。同じCBSでCSI:NYをやっていたメリーナがNCISに出演するのはニヤニヤしてしまう。パーカーは母親とエレニを重ねたのかなあ、ナイトにエレニへのただならぬ思いを感づかれたようですが、エレニはいずれまたアメリカに戻って来るのだから、パーカーはがっかりしなくても良いでしょう。ちなみに脅されてやったことなので、コカイン入りメレンゲクッキーを作ってもお咎めなしだったのですね。この調子だと世界中のpastryごとにエピソードができそうです。でも私はベーカーの話でありながら、「ブレイキング・バッド」とのアナロジーを楽しんでいました。クッキーにコカインを混ぜる事が可能かどうはわかりませんが、金のために薬物の入った商品を作り、ギャングに脅され、怪しい弁護士に力を借りるという構図は、ウォルター・ホワイト、ガス・フリング、ソウル・グッドマンという風に置き換えられそう。真面目に更生しようとしたヴァージルは不運で気の毒でした。巻き込まれてメレンゲクッキー作りを手伝っていたら、ジェシーの役割になっていたところでした。あの保護観察官は最初から怪しいなと思っていました。こいつがそもそもの原因ですね。先週、トーレスが誰と交際しているのかと思ったら、まさかのロビンで(そういえば、姉妹とパーティで盛り上がっていたのでした)、トーレスは同僚の身内ということで言い出しにくい。しかも、ジェスはロビンのこととなるとあれこれ口を出したくなる。よくよく考えると、ロビンと別れることはジェスを苦しめることになるので、「深い関係ではない」という言い方もジェスからすると微妙です。このパターンはトーレスとジェスの間に何かが起きる予兆なのか、あるいはジミーとよりを戻すきっかけとなるのかと思っています。
May 9, 2025
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今回は深刻なテーマではありますが、一種の痛快感というか、ドラマそのものを楽しむという感じでした。レポーターの人、今シーズンの1話目にも出ていたのですね。ただ、どうしても現実の日本での特殊詐欺の問題が頭にちらついてしまいましたね。レポーターのケルシーが、アプリで出会ったタイラーとロマンチックな一夜を過ごした後、セクシーな写真を交換してしまった。その写真をばらまくと脅されたケルシーは視聴者の信頼を失ってしまうと悲観し、自宅の屋上から飛び降りようとした。SVUが呼ばれ、オリビアが説得し何とかケルシーを思い止ませられた。分署で事情を聞いていると、タイラーから5万ドルの要求があり、レポーターという仕事に信念を持つケルシーは動揺する。オリビアはケルシーを励ます。タイラーの情報はオンライン上では見つからず、さらに今朝のセックスの動画が送りつけられた。48時間以内に支払わないと所属する報道局に動画を広めるというので、ケルシーは自業自得だと自分を責める。ケルシーは元彼との間にもトラブルがあり、多くを失っていた。残ったのは仕事、恐れるのは視聴者の信頼を失うことだ。未だタイラーの身元は判明しないが、ブロンクスでも同様の事件が頻発しているという。被害者は若く裕福な女性で容疑者はタイラーではなさそうだ。19歳のルビーに話を聞くと、両親を交通事故で失って悲しみのなか参加した遺族フォーラムで出会ったニックと親しくなったという。オンラインで会話した後、自宅でニックと会いセックスをしたが、その様子を隠し撮りされてしまい、翌日5万ドルを要求された。ルビーには幼い妹がいて、秘密を知られたくなかったルビーは事故の和解金から金を払ってしまい、将来の学費に困る。ブロンクスのSVUは力になってくれなかったようだ。オリビアは将来の夢を奪われたというルビーを慰め、現状を変えようという。しかし、こちらもニックの情報は手に入らない。オリビアはケルシーに協力してもらい、金を払うと返信させ、現金の受取に現れた男を逮捕する。男はタイラーではなく、ニール・マーシュという元コピーライターで、ルビーが金を支払った方法と同じやり方だった。この事件には共犯者、黒幕がいると見られ、ニールを追及すると自分も脅されていたという。半年ほど前、ニールのインスタグラムのアカウントにセクシーな女性から連絡があり会ったが、彼女からヌード写真を送られた。自分も要求されて写真を送ったところ、それを仕事関係にばらまくと脅され5万ドルを要求された。金がなかったので片棒をかつぐことになり、脅しのターゲットとなる影響力がありキャリアのある女性を見つけては誘い出した。ニールが連絡を取っていたのはクィーンズのコンスタンティンという人物で、オリビアはニールに捜査協力をさせることにする。既婚者で裕福なメキシコ人がデート相手を探していると言って、ベラスコが潜入捜査をすることになった。オリビアはニールも被害者だったとケルシーに明かし、撮影のために雇われたタイラーが地元警察に逮捕された告げる。ケルシーは期限までに動画を取り戻して欲しいと切望する。ベラスコはオードラという女性とバーで待ち合わせし、今日はホテルに行くことはできないが、NY滞在中に連絡を取りたいと電話番号を渡す。オードラを尾行すると、停車していた車の男から報酬らしい金を受け取っていたため、双方を逮捕する。男は携帯電話の販売業をしていたコンスタンティン・クートリスで、大した犯罪歴はない。オードラはターゲットを誘い出して電話番号を聞き出す役割をしているという。詐欺の手口は、それぞれの役割が細分化されており黒幕のことはわからないが、時々バシルの家に呼び出されるという。バシル・クートリスはコンスタンティンの兄でクィーンズの豪邸に住んでいる。SVUが踏み込むと、バシルは空港に向かったというので緊急手配で身柄を確保する。バシルは85,000ドルを現金で隠し持ち、ギリシャへ逃亡するところだった。これで兄弟を起訴し家宅捜索で被害者の動画を押収することができるかと思われたが、ケルシーの動画は一斉に会社の全員に送りつけられてしまった。もうこれで自分は終わりだというケルシーに、オリビアは挽回するアイディアがあるという。SVUは兄弟の間を割く作戦で、コンスタンティンがバシルに裏切られ財産を持ち逃げされたと告げる。コンスタンティンの弁護士は兄がつけたもので、あてにはならない。コンスタンティンは取引を受け入れ、バシルは盗・撮や脅迫、重窃盗などで起訴された。ニールはケルシーからインタビューを受け、勤めていた広告代理店から不当に解雇されたと知り、訴訟を起こすことにしたという。ケルシーは一連の出来事を「潜入取材」という形でレポートし、詐欺の黒幕逮捕を伝えた。ルビーの動画が見つかり、クートリス兄弟の資産も差し押さえされたので、今後、支払った金もルビーの手元に戻る事だろう。他人を信じられなくなったというルビーに、オリビアは未来は選択できると言い、自分を信じて欲しいという。取引に次ぐ取引で、別のドラマかという展開でしたが、その間、若手3人(ベラスコ、ブルーノ、シルバ)のやり取りが面白かったです。やっと、彼らにも出番がやってきたという感じ。潜入捜査はベラスコにお任せ、でもNYPDには高級なスーツはないので実は訴訟で勝って金持ちのブルーノが高級腕時計を貸してやるとか(そういえば、初出の時も腕時計を使った)、シルバは2人の経歴のことはしっかり調査済みだとか。会話も弾んでチームワークが良いなあ、それぞれのキャラも生かされていると思います。フィンの影の薄さはいつもどおりですが、カリーはやっぱり電話番か受付の人という感じでもったいないですね。オリビアは揺るぎなく被害者を慰め励まし、キビキビと捜査の方針を示す。いつも思いますが、ビルの屋上のシーンはどうやって撮影するのでしょうね。やはりハラハラしてしまいます。責めるわけではないけれど、ケルシーの行動はレポーターにしてはナイーブな印象で、写真を送るべきではなかったし、動画を撮られたのはしかたないとして、ジャーナリズムを標榜するなら真実をそのまま伝えるべきなのでは、と思います。あれは嘘をついたことになるんじゃないか。それと、局に送信されてしまった動画はどういう説明をしたのか、その後削除されたのか。ルビーのケースは弱り目に祟り目という、悪質な詐欺の手口で本当に腹立たしい。こういう形で悪党は情報を得て被害者の心を踏みにじる。今回は兄弟による犯罪でしたが、巷の犯罪はそれこそ分業化して複雑化して、国際的な組織となり、黒幕は簡単には捕まらない。歯がゆいですね。
May 7, 2025
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『暴露本』心温まる恒例のクリスマスエピソード。いきなり「クリスマスキャロル」の朗読から始まるので、何となく筋を暗示するような。スクルージもクリスマスの奇跡もありましたし、クリスマスネタはいっぱいあって、ちょっと楽して作っているような印象は受けましたが。就任以来海外のNCIS支局をあいさつ回りしていた、ラロシュ副局長が本部に戻ってきた。退役軍人に関する法案が採択されるのを前に、「夜明けの闇」と題する海兵隊への奇襲についての暴露本が発売されることになり、話題となっている。2010年12月アフガニスタンで、タリバンの拠点近くで撤収命令を待っていたヘイスティングス中尉の部隊が奇襲を受け、6人が負傷し3人が死亡した。その時、ヘイスティングスは投げ込まれた手榴弾を投げ返すなどして、自ら大怪我をしながら部下を救った。今、ヘイスティングスは新たな法案の顔として注目されており、海軍長官も法案の行方を懸念している。本の内容は一部しか公にされておらず、ヴァンス局長は出版されるまでに、何を告発しようとしているのか、調べるようパーカーに命じる。政治的に微妙な案件で、ラロシュは捜査を監督するというのでパーカーらは調子を崩される。ヘイスティングスは現在、バイクショップを経営しており暴露本のせいで、取材が殺到しているという。何者かから中傷されることについて、ヘイスティングスは報告書にある通りだといい、捜査には協力するつもりはないという。下で働くザネッラは、ヘイスティングスは自分のような負傷兵を雇い、仲間を守る英雄だという。ケイシーは著者を特定するため奇襲事件に関する掲示板から、この件に特に関心をもっているらしい人物を割り出す。サミュエル・クロスは何と、ヘイスティングスの隊にいた元伍長で、弟のエヴァンもまたその部隊に属し、奇襲で命を落としていた。サミュエルの部屋を訪れると、自分が暴露本の著者だと認め、ヘイスティングスが弟を殺したと糾弾する。政府は事実を隠蔽しているということを言いたいらしく、弟の無念を晴らすと言ってNCISを締め出す。この手の暴露は法案の採択に影響を与える恐れがあり、サミュエルは本当に表に出ていない真実を持っているのか突き止めなければならない。暴露本の本文を手に入れるため、マクギーは推理小説作家のコネを使って代理人を探すことにする。NCISにザネッラが現れ、サミュエルの写真を見て彼について話をする。エヴァンが死んでから、サムは悲しみのあまり壊れてしまった。真相や証拠などないのに、出版社がサムの不満につけこんだのだ。サムは同じ隊に所属していたが、奇襲を受けた時は負傷していたために救護テントにいた。ザネッラは奇襲があった2日前のヘイスティングス中尉とエヴァン、サムの兄弟を写した動画を提出する。そこではヘイスティングスは2人を思いやる様子で、特に対立や問題は感じられない。ただ、砂漠という環境のせいか、画面が時々乱れる。マクギーは応募してきた男に、新作を書くのに極秘資料が扱える代理人が必要だと言い、手始めに「夜明けの闇」の全文を手に入れて欲しいと頼む。マクギー本人の新作の全文と引き換えに手に入れたサミュエルの本には、敵の進軍に関する警告が奇襲の10分前にあったことが記されていた。ヘイスティングスはそれを無視して部下を送り込んだというが、記録にその事実は見当たらない。隊の通信の記録はデータの破損により確認できなかったが、最近まで非公開だった特殊部隊の記録には警告を受信したという事が書かれている。なぜヘイスティングスは警告を無視したのか。ヘイスティングス本人にその事を指摘すると、著者がサミュエルだと知って逆にサミュエルを気遣う言葉を発する。警告があったかどうかは、通信士が奇襲で死亡しているので確かめようがない。法案のことを考え、ラロシュはヘイスティングスに警告を受け取っていないと発言するよう勧める。ところがヘイスティングスはそれを拒否して、サミュエルの本が正しく、自分は警告を無視したため部下を殺したと言い出す。誰かをかばっているのか、ヘイスティングスの態度は変わらず、ラロシュはこれを自白と見て、海軍長官と国防総省がヘイスティングスと距離をおくチャンスにし、法案を守るという。マクギーは警告があったとしたら、通信士の人的なミスの可能性があるという。ヘイスティングスは直前にエヴァンを通信士に抜擢しており、任命した責任を負ってエヴァンの名誉を守っているのではないか。パーカーとラロシュは更に捜査を続けるべきかで対立する。ヴァンスは真実を追及するよう命じ、NCISはエヴァンの妻から話を聞くことにする。エミリーは夫を失った深い悲しみから前に進むため、今はグリーフカウンセラーとして人々を助けている。エヴァンは新しい仕事に誇りを持ち、無線に関しても熱心に勉強していたという。サムの本にはエミリーも傷つけられたが、サムは悲しみを忘れ自分自身のために暴露本を書いている。エヴァンの死後、サムは人を遠ざけ殻に閉じこもってしまった、それで怒りや執着に捕らわれたのだろう。トーレスはエヴァンがミスをしたとは思えないという。そもそもエヴァンは警告を受信しなかったのかもしれない。サムの自宅の前でバイクショップの仲間たちが騒ぎを起こしたという連絡が入る。ヘイスティングスのことを思っての行動だが、その様子がメディアなどに流れ海軍長官は世論と捜査の方向に懸念を示している。国防総省はヘイスティングスの自白を受け入れて、今後はJAGに引き継ぐ事になり、NCISは手を引けとの命令が下る。しかしチームはヴァンスの命令に背き、ダッキーの多目的室に集まる。その時、ジミーが暖房器具に電源を入れると電子機器の調子が一瞬悪くなった。マクギーはザネッラから提出された動画に、不具合が生じている事と同じだと考える。無線機が撮影しているカメラに近づくと画面が乱れる。当時使っていた無線機に内部欠陥があり、正しい周波数で受信ができなくなるという。エヴァンはその事を知る由もなく、ミスは犯していない。トーレスはサムの軍歴を見直し、エミリーと共にサムを呼び出すと、頑ななサムの心を解きほぐす。サムも通信士だったが、膝の負傷で隊を離れ、弟が代わりに通信士となった。そのことで罪悪感を抱き人を遠ざけた。サムは膝の怪我が入隊前からあり、それを隠して志願したが、膝の症状は悪化したので隊を離れたという。もし嘘をつかなければ、自分があの場所にいただろう。エミリーとトーレスは一人で責任を負うべきではないと言い、バイクショップの仲間がその場に加わる。サムは出版を取り下げ、事実に基づき書き直すという。退役軍人支援の章もつけ加えることになる。ラロシュは今回の事を自分の手柄としてマスコミに発表し、存在感を示す。サムはヘイスティングスに謝罪し、弟が恋しいという。ラストに流れたのはRon Popeの"Christmas Where I Come From"でした。いつものように国と軍に奉仕する軍人たちを思いやる回には染みる歌ですね。ヘイスティングスは誰が見ても立派な軍人で、エヴァンのこともサミュエルのことも部下として守ろうとしていた。サムの暴露本は全くの逆恨みのように見えますが、誰しも抱えきれない苦しみがあって、それを仲間や親しい人で分け合うというシンプルなメッセージだと思いました。ただ季節もズレていたし、今回はあまり胸に迫るという感じじゃなかったです。印象に残ったのは謎のメンテナンス・ガイのキンケイドさん。この人は天使ですか?本部の暖房が故障して半端ない寒さの中で、暖かさを取り戻してくれただけでなく、NCISの人々のことを日頃観察していて、チームの会話にも意見を挟む。ただ者ではない。トーレスがサムに共感しているように見えたのは、自分も殻に閉じこもって孤立していると認識しているからかも。実際、秘密主義でトーレスはクリスマスを誰かと過ごすらしい。ベイビーというのだから、お姉さんではなさそうだ。エミリーはグリーフカウンセラーをしているだけに、人の心に響く言葉を言っていましたね。ああいう人と付き合えばよいのに。久しぶりにマクギーの小説家としての顔が見られましたけど、新作を書いているのでしょうか。「Deep Six」てどんな話だったっけ。政治的で海軍長官に取り入ろうとするラロシュが、未来のゴーストだというところは先の事を暗示しているようですね。
May 2, 2025
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この回は問題点を散りばめて、啓蒙的なストーリーだったなと思いました。リアルさはないかもしれませんけど、それぞれの立場によって、思うことは違うでしょう。思春期、その前の時期の子どもを持つ親たちに見てもらいたいです。キャラ的にはカリシが目立って良かったです。ベラスコも意外と?頼りになって、頑張った。16歳のハンナが自宅のベッドで脳震盪を起こして倒れているのを母親が発見した。ハンナはボーイフレンドのライアンと初体験を迎えるために、母親が気を利かせて自宅を留守にしていた。2人はロマンチックなデートをして自宅に戻ったが、ハンナは記憶が飛んでおり何が起こったのか覚えていないという。血中からアルコールは検出されたが、薬物は検出されなかった。ただ、首に絞められた跡があり、ハンナの記憶は曖昧だった。オリビアはレイプ検査を受けるよう勧める。ライアンの両親はハンナとのデートについては知っており、ライアンもハンナがベッドから落ちた事を認める。父親はすぐに弁護士を要求する。レイプ検査で2人がセックスをしたことは推察されるが、合意があったかどうかはわからない。カリシは合意がなければライアンを重罪で起訴できるという。ハンナは母親と共にSVUを訪れ聴取を受ける。はじめはライアンをかばっているような様子だったが、ライアンが動画で見たという首を絞めるプレイを試し、後ろからライアンに首を掴まれた事を明かす。やめて欲しいと言いたかったが、首を絞められて声が出なかった。やがて気を失い目覚めると床の上だったが、ライアンはテーブルに頭をぶつけたと言った。ライアンは心配していたが、帰ってもらい自分はベッドで休んだ。オリビアはレイプ罪を見据えてライアンを聴取することにする。オリビアはカリシが女児の父親として感情移入する事を心配する。ライアンは真似をしたという動画について、部活のフェンシングの先輩から見せられたと答える。それは女の子が喜ぶ行為ということだった。ベラスコは聴取の場からはずされた父親のジョシュに接触する。ジョシュはライアンの将来を気にしており、これ以上の追及はやめて欲しいという。勤務する会社はNYPDに寄付をしており、自分の意向でベラスコが希望するところに金を出すと買収をほのめかす。ライアンは首を絞めたことは認めるが、ハンナの声が聞こえなかったという状況で証拠不十分とされた。ところが、また少年が少女の首を絞めるという事件が発生する。13歳の2人組が公園で12歳のイライザのスカートを捲ったり首を絞めようとして、イライザは逃げ出したが車に惹かれてしまった。その様子を目撃した少女もおり、SVUはアンドリューとトビーの身柄を確保する。イライザは重症で危険な状態にあり、アンドリューは数日前にいとこから「女の子が喜ぶ」という動画を見せられたと答える。驚いたことに、その「いとこ」とはライアンで、ライアンはその動画を父親から見せられたという。ライアンは父親をかばっているのか、その事を認めない。カリシは令状を取り、ジョシュを逮捕し家宅捜索を決行する。ジョシュは父親として内気な息子の初体験をアドバイスしたが、性的な動画を見せてはいないと主張する。ジョシュはやり手のビジネスマンで、弁護士は棄却を申し立てている。しかし、イライザが死亡してしまい、彼女の両親は娘を死に追いやった少年たちが未成年のため重い刑を受けないことに怒りを表す。オリビアは殺人罪を念頭にイライザの無念を晴らす覚悟を決める。ライアンから通報があり、父と母が揉めているという。母ポーラは妹の子どもであるアンドリューが殺人罪に問われることになったのは、ジョシュの責任だと責める。実は夫がVRのゴーグルでポル・ノを見ていることを知っており、夫はそれをライアンに貸したのだった。処分したゴーグルをゴミ箱から回収し、そこから首を絞める動画を確認したため、カリシはジョシュを児童虐待の罪に問えるという。しかし、それだけでは重い刑にはならない。オリビアはジョシュにイライザの死の原因が自分にあることを解らせたいとして、カリシは厳しくジョシュを追い詰める。ゴーグルをいとこに貸したのはライアンで、殺人罪で裁かれることになるが、大人の男として責任を取るべきではないのか。ジョシュは心を入れ替え、息子の裁判で自分が不適切なビデオを見せ、女性の貶め方を教えてしまったことを話す。家族を傷つけ、少女たちを傷つけ自分に問題があったことに初めて気づいたと認めたことから、ライアンはセラピーに通って暴力防止の講習を受ける処分がくだされた。ジョシュは妻と離婚することになり、仕事も失うだろう。イライザの両親はジョシュに民事訴訟を起こすらしい。それでもオリビアの表情は冴えない。正義のスタートラインにつくことができたが、時にはそれで精一杯ということもあるのだ。最近はオリビアとカリシの含蓄ある会話で終わることが多いですね。古い価値観に基づいてというのか、するべきではないアドバイスをした事の責任を問うことはできるか、ということですね。未成年といっても16歳なので、「お前もそろそろ」という話が犯罪なのかどうかは微妙のような気がしますが、息子が言われるままに実行してしまい、ライアンはそれを年下の少年にも見せてしまった。それによって被害者が生まれた。大人の姿勢が問われますね。息子を持つのか、娘を持つのか、父親か母親かで、向き合い方は変わるかもしれない。幼いロリンズの娘たちが被害者になるかもしれないと思うと、カリシとしては珍しく強面で娘をジロジロ見るなと不審者に「父親」の役割をする。これまで、女性がどんな服装をしていても落ち度はないというのがSVUの姿勢だったのに、カリシは冷静さを失って、それも人間的だとは思います。ハンナの母親は大切な初体験なので、自宅ですれば?というのはさすがにうーん、難しいですね。絶対ダメとも言えないしなあ。娘を理解しているし信頼もしていのだろうけど、守れなかった。結局、ジョシュは女性をどうやって落とすのか、獲物やモノとして見るような価値観を息子に教えた。男は売り手で、女が選ぶというので、動物みたいに求愛のダンスを踊るのかと思ったら、何のことはない動物以下でした。結局、ジョシュを殺人罪で裁くことはできなかったが、大きな損失を与えた。それでもイライザの両親は決して納得しないだろう、裁判で勝てるかどうかはわからない。そこがオリビアの不満げな顔だったかな。アマンダは情報部に入ったために、世界中を飛び回っている。そのため、カリシはまもなく思春期の娘たちを任されてナーバスになっている。夫婦仲を心配しなくても大丈夫だと思いますが、カリシの新しい面が描かれるのは楽しみです。子育ての先輩は周りにいるので、アドバイスを求めたら良いですね。
May 1, 2025
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