全8件 (8件中 1-8件目)
1
シーズンプレミア。どちらかというと、クリフハンガーで終わった前話のまとめで、新シーズンを始めるお膳立てをしたという感じですね。新たなキャラも登場したようで、そちらのストーリーも気になります。リズは殺人容疑で指名手配犯とされ、新たにリーダーとなったレスラーは直ちにDC全域に捜査網を敷き、市内から外に出さないよう命令する。レッドは協力者の手を借りて、車をすり替え、あらかじめ用意しておいた地下の隠れ家へ向かう。そこで、トロール・ファーマーと呼ばれるインターネットのエキスパートたちが情報錯乱の準備を整えるまで1週間ほど潜んでいるつもりだ。レッドはフルクラムの存在をマスコミに流し、暗殺を行う秘密結社があると知らせるが、国家機密局のピーター・コツィオパロス局長は自らマスコミに自分たちの存在を晒し、フルクラムの内容を否定する。レスラーは拘束中のクーパーから、リズに逃げろと言ったのだから自分は共犯だと言われる。クーパーは機密情報をリークしたとされる妻のシャーリーンの釈放を求める。隠れ家のバーのオーナーの身内から、潜伏がばらされてしまい、やむを得ず隠れ家を捨てる。コツィオパロスの前にマティアスという男が現れ、組織はすでにコツィオパロスを見限ったと告げる。マティアスはデンベの娘の家に行き、「お前の父親を寄こせ」と言い残し、デンベの孫娘を連れ去る。レッドはリズを伴い、トロール・ファーマー、ボー・チャンのアジトに向かう。彼らはソーシャルメディアに架空の情報や写真を流して、当局の捜査の攪乱をもくろむ。レッドは1週間かかるという作業を1時間でやれと要求し、リズを変装させる。ナヴァービは、クーパーがリズを逃がしたのではなく、レスラーが逃がしたのだろうと迫る。何か隠しているのなら、レスラーを信用できないという。トロール・ファーマーはリズの影武者の写真がDC内の復讐箇所で撮影されたとして、FBIの捜査を分散させることに成功する。レスラーは、クーパーにリズを逃がしたのは自分だと打ち明けて、クーパーを釈放する。そのことで、司法長官が死亡したのだから、これからは法に従って捜査を続けるという。リズとレッドは別の車に乗り込んで脱出を図るが、ソーシャルメディアの情報が仕込まれたと気づいたレスラーが、リズを追う。レッドはリズに逃げる先は自分で探せと告げると、レスラーに電話し、ブラックリストの悪人を引き渡すのでリズを身のがしてやって欲しいという。レスラー本人がリズははめられて、無実だと思っているのは判っているという。彼女が捕まると、レスラーは信念と向き合わねばならなくなる。レスラーは了承し、レッドを必ず逮捕してやると言い、ボー・チャンを逮捕に向かう。デンベはマティアスに会いに行き、孫を返してもらう代わりにマティアスの言うことを聞かなくてはならなくなった。孫は毒を飲まされており、解毒剤がなければ3週間以内に死んでしまう。デンベは自ら麻酔薬を吸入する。レスラーはリズの行き先を思い当たる。リズはレスラーたちの目の前で、ロシア領事館に飛び込み、自分はマーシャ・ロストヴァというスパイで外交特権を求めるという。レッドから「Man of Honor」と言われたレスラーが大活躍で、私としては大満足です。(笑)人質に取られたナヴァービにぼろかすに言われても、見事な射撃の腕を見せたところも良かったし、へなちょこリーダーのクーパーに、本当のリーダーは俺だと見せつけた大人っぽさも良かった。正義の人として、ぶれないレスラーがいるから、悪人のバリエーションみたいな登場人物の多い「ブラックリスト」がドラマの体をなすのだろうと思います。リズのブロンドに見とれるレッドは秀逸でしたね。リズのママはKGBのスパイで、レッドは何かしら感情を抱いていたのでしょうね。だが、突然姿を消した?その話もいずれ出てくるのでしょうが、ママはきっと生きていて、いずれ登場するのだろうと思います。デンベのストーリーは大変気になりますね。娘がいたとはね~マティアスは何者か判りませんが、とりあえず敵側ですから、今後デンベがレッドを裏切らなければならない状況も出てくるのですね。興味深いです。今週のリスト者は、とばっちりでしたね。(笑)
January 27, 2016
コメント(2)
このエピソード、かなり突っ込みたくなります。放射性物質による暗殺というテーマは、本家「Dead Man Walking」でもあり、タイトルもそっくり。そもそも、CSIマイアミでも使われたネタで新鮮味はない。まあ、実際に元KGBの人がロンドンで暗殺されたという、タイムリーな話題に触れられてはいましたが。前回に続いてダイアン・ニールが出てくるのか思ったら、「Law & Order:S.V.U」で同僚だったBDウォンがメインゲスト。しかも、こちらでもリン少佐はセラピストですので、かなり意識したキャスティングですよね。犯人についてはバレバレでしたが、プライドの人情味がよく出ていて終わった後の余韻はなかなか良かったと思います。ボーリンのその後については、気になりますけど…海軍専任セラピストのガブリエル・リン少佐が、何者かに毒を盛られたようだとNCISを訪れる。ランニング中に意識を失い、病院で調べてもらったところ、ポロニウム210という放射性物質で体内が汚染され、いずれ死に至るという。リンはせめて、誰が毒を盛ったのか答えが欲しいという。プライドはリンと関わりのあった患者、同僚などのうち、思い当たる人物のリストを提出してもらう。セラピストとして、心の問題と向き合うリンも現実を受け入れる事は困難だった。リンは兄と疎遠になっているという。2ヶ月前に父親を亡くしたが、アフガニスタンに派遣されていて死に目に間に合わなかった。それでも、兄をリストに入れる事はあり得ないという。汚染された場所を特定するため、リンのオフィスを捜索するが放射能物質は検出されなかった。リンの患者の中に、元煙害警備隊で化学兵器のスペシャリストをしていたドミニク・コールという男がいることが判った。反政府的考えで、リンは除隊を進めたが反抗的だったという。沿岸警備隊のボーリン捜査官に協力を仰ぎ情報を求めたところ、彼らもコールを監視対象にしており、居場所が掴めた。さっそく運河沿いの倉庫に向かうと、男は建物に爆弾を仕掛け逃亡しようとした。敷地内がポロニウム検出されたため尋問するが、協力的ではない。ただ、リンに憎しみはあるが殺すならそんな殺し方はしないという。ウェイドが調べた結果、リンがポロニウムに被曝したのは15日前だと判る。ということは、リンに遺された人生はあと14日という事になるが、リンはプライドにその日付を知って欲しいという。15日前の27日に、リンは父が残したロフトに泊まり、近くの店で酒を飲んでいたという。ロフト内を捜索すると、歯磨きチューブの中にポロニウムが検出された。さらに、ポロニウムの組成から、原子炉から産出されたものだという。リンの経済関係を調べると、父の遺した台湾の土地を巡って兄と訴訟になっていたことが判った。その土地はオムニコア開発会社が手がける土地の中にあり、最近急激に地下が上がっていた。リンはその土地の事は何も知らなかったというが、リンの兄キャムが経営する石油会社が原子炉を扱う会社と取引していた。プライドはリンにキャムと会うべきだという。キャムの会社は昨年60万ドルの損失を出していた。キャムは、プライドらにオムニコアについて何も知らないと答え、自分を疑うリンに言いがかりだというが、体調を崩しその場に倒れたリンを見て、やっと本当だと理解する。ただ、キャムは訴訟相手の弟を毒殺するわけがないと言い、弟に疑われた事がショックのようだった。NCISはオムニコア社のCEOに面会を求めるが、リン兄弟については知らないという。最近、リンのオフィスに移動してきたウィルキンス医師がブロディを訪れ、2週間前に職場の駐車場でキャムを見かけたという。NCISの取り調べにキャムは、訴訟の件で直接話して解決しようと弟を訪ねたが、結局会わずに帰ったという。キャムの家を家宅捜索中、一家がまとめて購入しているペットボトルの水からポロニウムが検出された。キャムはその水を飲む寸前で止められる。防犯カメラの映像で、その水を配達した時に、オムニコア社の車が家の前に止まっていた事がわかる。プライドはオムニコアのCEOの身柄を確保するように言うが、セバスチャンはサウスリバー原子炉由来のポロニウムであることをつかみ、その原子炉と取引をするのはデジョージ・プラスティックス社一社だという。デジョージ・プラスティックス社は、キャムの妻ドーンの父親の会社だった。ドーンは、キャムが投資で失敗し、そこにオムニコア社が台湾の土地の話をもってきたことから、夫には知らせずにリンと夫を殺して金を自分のものにしようとした。キャムとの結婚は父から解放されるためだったという。ブロディは勇気を出してウィルキンスとの交際に踏み切ることにする。ボーリンはリンの生き様を見て、ヴァージニアに行ってみようかという。8週間訓練すれば、NCISに入れるらしい。プライドは兄弟の時間を取り戻したリンと、最期の別れを告げる。BDウォンは肉体派でしたね。(笑)自分の命が後わずかと知らされたときに、人間は何をするかという永遠のテーマでしたが、たとえセラピストであっても、死期を知りたくないだとか、離れていた兄への思いだとか、エモーショナルなシーンを好演して、訴えかけるものがありました。ラストシーンの兄弟揃ってのランニングも、万感の思いが込められていました。ボーリンもそれに感化されて、何か思ったようで…という事ですが、この先の本家への出演は今のところないようで(他のドラマに出演しているし)、しばらく待つしかないのかな。強面?のブロディとボーリンとのガールズトークは興味深かったですね。(笑)一度は見てみたかった。どちらも、relationshipは苦手なの、という事でしたが、少なくともブロディは前の任務地かどこかで痛い目にあったみたい。そして、ここぞとばかりに顔を出す押しの強いウィルキンス先生とデートするらしい。この先生が実はとんでもない裏のある奴で、という設定だとまた面白いのですが、どうでしょうね。
January 24, 2016
コメント(2)
こちらでも人気準レギュラーの登場で盛り上がりました。アビゲイル・ボーリンは海が仕事場ですから、どこにでも行けるわけですね。(笑)プライドやラサールと合同捜査もしたらしい。彼女のブリッジ(船橋)での勇ましさ、男っぽさなどを見ていて、このままスタトレの女性艦長でも行けるのじゃないかと思いました。ホント、良いなあ。しかも美しい。まるで女神のようだ。折しも来年1月からCBSでスタトレの新シリーズが始まりますし、ぜひダイアン・ニールをキャストに入れて欲しいものです。沿岸警備隊がメキシコ湾で漂流している海上調査船を発見し、2名の射殺遺体を確認した。被害者は5日間の調査ツアーに出て、気候変化の影響を調べている大学院生マーク・ポストとシンディ・ラトバーグだった。船体には他の船とぶつかった痕跡があり、積んでいた潜水タンクや無人潜水機、ソナーなどの設備が盗まれていた。実は調査船にはもう一人乗り込んでいたアナ・ハントリーがいたはずだが、姿が見えない。アナの父親は海軍提督で、幼い子供を育てながら研究を続けるシングルマザーだった。NCISはハントリー提督に必ずアナを見つけると誓う。アナのものと思われる、ウェットスーツの切れ端が柵に残っており、犯人に撃たれて海に落ちたか、あるいは飛び込んで逃げた可能性があり、海流などからアナの行方を捜索する。生存できるのは24時間程度だという。ラサールは行方を捜していた兄のケイドの居場所が判明し、身柄を引き受けに行く。ケイドは躁状態のため、病院に入って適切な治療を受けさせる必要がある。ウェイドの検視で、犯人は銃を乱射したようだという。マークの死因は銃ではなく頭を強く打ったことだった。セバスチャンはマークのウェットスーツに特徴的な底生生物を見つけ、彼らが潜った場所が絞り込めるという。船に付いたペンキから、5ヶ月前にキーウェストで盗まれた高級ヨットが浮かび上がる。船泥棒のクライブ・ロバーツの情報を得て、さっそく逮捕するが、クライブは船に乗り込んだ時にはすでに2人は死亡しており、アナの姿はなかったという。クライブの船からは、盗まれた装備と凶器が見つかった。アナが船内に残したPCには、銃撃の瞬間を映した動画があり、アナが襲撃者に銃を向けている姿が映っていた。NCISはアナと死亡した2人の関係に何かトラブルがあったのではないかと疑う。3人の指導教官、ジョーンズ教授はマークとシンディ、アナが三角関係にあったとほのめかす。さらにアナには学生ローンなど大きな額の借金があり、カードの支払いも滞っていて、アナが金に困って装備を盗んだのではないかという疑いが生じた。セバスチャンが底生生物の生息海域を絞り込み、無人潜水機で海底を捜索すると、そこに1700年代のスペインの銀貨が見つかった。アナたちの船にはその銀貨を引き上げた痕が残っており、アナは銀貨を盗むために仲間を殺したのかもしれない。銀貨が見つかった海域は、政府が海洋調査保護区にしていた。生存できる時間をすでに超えているが、アナの帰りを待つハントリー提督にアナからのメールが入った。アナは陸に上がったと考えられるが、携帯を追跡する事はできない。ハントリー提督は仕事に精を出したために、娘とは距離があったという。借金のことも孫を妊娠した事も知らず、親失格だと落ち込む。ケイドが勝手に退院すると言いだし、ラサールは何とか治療を受けるよう説得するが、ケイドは薬を飲むと自分を失ってしまうという。パットンが引き上げられた銀貨を換金するのに、深層ウェブでビットコインを使う売り手のメリスを見つけ出す。メリスは数ヶ月前アナたちの船と同じマリーナを利用していたという。メリスを捕らえて尋問するが、自分は銀貨をずっと捜索しており、アナが見つけた銀貨のせいでビットコインの価格が下落したという。銀貨を売ろうとしているアナのハンドルネームが判明し、パットンは取引を申し込む。しかし、取引場所に現れたのはアナではなく、ジョーンズ教授だった。ジョーンズは引き上げた銀貨を山分けしようと持ちかけたが、3人は海中に戻す事を主張し対立した。銃を取り出したところ、マークに飛びかかられて暴発してしまった。アナに銃を奪われたが、取り返し結局3人を撃ってしまった。あれは事故だったという。アナの遺体を回収して調べたところ、アナはシンディの前に飛び出して撃たれた事がわかった。プライドはアナが友人をかばい、勇敢だったことを提督に伝える。提督は娘にしてやれなかった事をこれから孫にしてやりたいという。出て行ったケイドがラサールの前に戻ってきた。2人は一緒にフットボールを見ることにする。悲しい結果でしたね。生還するのではないかと期待したのですが。国に尽くした提督は娘のそばにいてやることができず、出産にも反対したけれど、今は孫を生んでくれて感謝しているという言葉には思わずもらい泣きしそうになりました。ボーリンも涙を流していましたね。遺されたジェレミーくんは立派な大人になって欲しいです。ボーリンがX-Filesファンだというのは意外だったので、もしかして過去に出演したのかしらと思いましたが、そうでもなかった。私も「スクィーズ」のトゥームズが一番印象に残っています。エピソードもいかにもXFらしいエピソードだったと思います。とにかくボーリンに「真実はそこにある」とまで言わせて、セバスチャンを完全にノックアウトしたところなど、本当に奥深いキャラですね。誰もかなわない。(笑)5年間生死が判らなかったケイドがやっと戻ってきて良かった。ラサールも兄を愛しているのだけれども、本人の準備ができなければ無理矢理治療することもできない。今回の展開を見ていて、FOXでやっていた「メンタル~癒しのカルテ」を思い出しました。このシリーズは消息不明だった妹が姿を現したところでドラマが終わってしまって残念でした。この時も患者は病気で妄想に捕らわれていたのですが、ケイドが言っていることが本当に妄想なのかどうかは、ちょっと気になりますね。
January 18, 2016
コメント(0)
シーズンフィナーレ。大味でしたが、これまで盛り上げた分がそれなりにまとまった感じで、全体の雰囲気も変化があって良かったです。さすがにモスクワでのロケではないでしょうが。前話の続き。ヘティ以下、NCISチームはアルカディを伴い、ロシアへ向かう。ゴヴォロヴォの隠れ家にカルポセフがアナを連れて行ったという情報を元に、アナ奪還を試みるが、別の襲撃者グループがカルポセフを襲い、銃撃戦の間にカルポセフはアナと共に逃亡する。NCISは、LAのエリックとネルに襲撃者の身元を照会する。ディークスが仕留めた襲撃者は北アイルランド出身の傭兵で、カルポセフ暗殺のために雇われていた。グレンジャーがロシア政府と話を付け、24時間の間にモスクワの監視システムを自由に使えるよう手配する。カルポセフの車が見つかり、サムとカレンが近くの倉庫内を捜索すると、カルポセフが殺されていた。殺したのはアナで、サムらが連邦捜査官だと説得しやっと身柄を確保する。アナはアルカディのことを恨んでおり、自分とは無関係の商売でカルポセフにらちされたと、父に食ってかかる。ヘティはアナの経歴を確認し、行方不明の石油の捜査に協力してほしいと頼む。サムとカレンは、アメリカの市民権を持っていて、かつてシカゴ警察の刑事だったというアナを信頼すべきか話す。石油を横取りしようとしたカルポセフが殺された今、売り手の正体はわからない。アルカディは知り合いのパヴェルを紹介するという。パヴェルによると、売りに出された石油を狙ってモスクワに、数グループが入っているという。アルカディはカレンに、待ち合わせ場所として選んだカフェが、カレンの父レズニコフが出入りしていた店だという。レズニコフは1974年に収容所に送られたが、途中で脱走し、名前を変えて1988年までは、ここで亡命希望者に手を貸していたという。カフェの壁にはレズニコフらしい人物の写真が貼られていた。アナによると、カルポセフは衛星通信を使い、買い手の代理人はオークションのためにある建物の別々の部屋で待つという。カルポセフを殺そうとしたのは、ISISのメンバーだったことが判る。ISISはカルポセフを使い、石油を手に入れて8000万ドルの資金を手に入れるつもりだろう。あるいは、船ごと爆発させるという事も可能だ。パヴェルの情報で、中国の買い付けグループの動きをキャッチし、後からモスクワ入りするカメルーンの代理人にNCISが成り代わる作戦を立てる。ネルは衛星通信を使う買い手の端末にウィルスを仕込むことで、売り手の位置を特定できるという。そのためには、買い手の5つの端末ごとに、USBでウィルスを仕込む必要がある。買い手グループが集合するホテルを特定し、監視映像をハッキングしながら、NCISは宿泊室に侵入して端末にウィルスを仕込む事に成功する。ただし、60秒以内に特定しないと売り手に気づかれ、逃げられる恐れがある。売り手は地下駐車場へと向かっていた。激しい撃ち合いの末、売り手の男たちを倒す事はできたが、アルカディが撃たれた。アルカディは自分が時間を稼ぐので、アナとNCISはこの場を去れという。その後、アルカディは警察に上手く話をしたようだ。アナは行方をくらました父を追って、モスクワに消えた。ヘティは父を探るカレンに、自分で調べた情報を話す。コンスタンチン・チェルノフという男が亡命に関わっていたというが、2008年に死亡したという。カレンは父の墓参りを果たし、思いが残るモスクワを後にする。しかし、例のカフェではレーニン記念金貨を手にした老紳士がコーヒーを飲んでいた。ISISの顔が見えない状況で、犯人を突き止めるよりも石油を取り戻すだけで良かったのかな。ロシア政府に顔が利くグレンジャーのおかげで、まともな捜査ではなかったし、どうやってロシアに銃を持ち込んだのやら、またバンバン殺した後始末はどうするのか、その辺はいつものLAだと思いました。(笑)アルカディが撃たれるのは織り込み済みですよね。ヘティもわざわざ連れて行かなくても良いのに、でも元KGBだから大丈夫だと思ったのかな。アナはあまり魅力的なキャラには見えませんでしたが、ヘティがアメリカでの仕事をオファーしたところなどは、今後登場する可能性があるのでしょうか。アナとは関係なく、アルカディの方はもうこれでお役ご免で良いのでは。十分です。肝心のカレンの父ですが、ヘティは判っていてわざと別人を紹介したのかなと思いました。サムもずいぶん心配していましたが、父への思いを募らせるカレンにとって、生きていても死んでいても、思いが強いだけに、様々な執着から生まれる悩みも抱え込むかも知れない。今回生きていたらしいという事ですが、全く別の人生を生きてこれからも交わることもなさそうですし、一つのけじめを迎える事でこのストーリーは終わりで良かったと思います。まあ、ヘティが嘘をついたとか、後でもめる事になると面倒ですけどね。ポーカーで勝って手に入れたヘティのモスクワの自宅だとか、専属歌手のオーディション?で恥をかくアルカディとか、それなりに楽しいエピソードがあって良かったですね。来シーズンはまた新しいストーリーを期待します。
January 15, 2016
コメント(2)
まだ、シーズン1にしてかなりきな臭い展開になってきていますね。プライドの過去を巡る謎、父親を含めた因縁が描かれるのでしょうか。海軍と海兵隊の慰安会会場で爆発が起き、2名が死亡、ローレルのボーイフレンドのオライオンも重傷を負った。爆弾はプライド個人を狙ったものと見られ、プライドは早速ローレルに護衛を付ける。当日、身体検査をすり抜けたスタッフを探ると、ウェイター1名が連絡が取れない事がわかったが、捜査の結果、IDを盗まれて他人がなりすましていた事がわかる。爆弾の製法などから、プライドは自分がかつて保安官事務所時代に壊滅させたブルサード一族の仕業だという。あらゆる悪事に手を染めたブルサード一族は、プライドによって逮捕されたが、当時子供だった5名にについてはノーチェックだった。プライドは「昔の友達」ポール・ジェンクスに会い、5人の現在を聞き出す。すると、ダンテ・ブルサードが偽のIDが欲しいと連絡を取ってきた事を認める。ポールはダンテに知られれば殺されると、プライドに保護を求める。ダンテは刑務所に出入りしていたが、最近では武器売買にも手を出し、かつての一族を復活させようと企てているようだ。5人の子供たちの中で、サーシャ・ブルサードがNCISに出頭し、自ら協力するという。サーシャは自分の過去と決別したがっていた。もう一人、フランク・ブルサードが出所したばかりで、NCISの聴取に自分は爆発とは無関係だという。しかし、仕事場のロッカーの中から、コカインに混ぜる薬物などが見つかり、ダンテとの繋がりを話す。直接会うことはできないが、コカインの取引には応じるということで、サラールは情報提供者のロスを使ってダンテを呼び出すことにする。しかし、取引現場に現れたのはダンテではなく、DEAだった。彼らの目当てはロスで、いざこざの間にフランクは逃亡してしまう。サーシャがポール・ジェンクスに脅されたと言って、NCISを訪れる。ポールによるとダンテが現れプライドと連絡を取れと言ったという。プライドがポールの家に向かう途中、電話でポールは自分の命が危険だと訴え、途中で爆発が起こる。ポールの家で使われたのも同じ爆弾で、起爆装置の一部などが見つかった。床に何かの白い結晶がありセバスチャンが分析する。ポールはプライドが捕らえた犯罪者だったが、盗みに入った家で放った銃が幼い娘に当たり、そのことを証拠不十分で殺人罪で起訴できなかった。セバスチャンは未だに起爆装置の種類を特定できなかったが、床の白い結晶は水鳥の尿酸だという。鳥の種類を特定し、生息地域とダンテの携帯電話の位置情報などから、NCISはダンテが廃工場にいると判断する。現場に突入してダンテを逮捕することは成功したが、ダンテは爆破事件とは無関係だと判る。危機的状況にあったオライオンの見舞いに訪れたプライドは、モーションセンサー付きのぬいぐるみに気づく。起爆装置はモーションセンサーを利用したものと考えられ、プライドはサーシャに頼みフランクを呼び出す。フランクは逮捕され、爆弾の仕掛けられたぬいぐるみも2つ見つかった。フランクは濡れ衣だと言っているが、オライオンも目覚めこれで一段落かと思われたが、ロレッタはポールの遺体が別人だという。そのころ、逃亡中のポールのところに大金が届けられていた。ブルサード一家の父親がプライドの父親と同じ独房棟にいたというのは、伏線でしょうか。始め、サーシャが怪しいという気もしましたが、5人の中にまともな人もいたということで、良かったですね。それにしても、プライドの側にいると危険が一杯、娘のボーイフレンドが生死の境をさまよう事も重大ですが、全く無関係の2名が死亡している事はどうなんだと思いました。遺族が真実を知らされたら恨まれそう。オライオンが助かった事で、ローレルはひとまずパパを恨むことはなさそうですが。一応、プライドを狙った犯行でしたが、席次などの情報はどこから漏れたのでしょうね。ウェイターとなって潜入した誰かが手に入れて会場で設置したのかな。この先、黒幕はプライドへの攻撃を準備していることが判ったので、忘れずにいましょう。ロレッタのダンス好きなどは楽しい話題で、NCISのみなさん、ドレッシーに着飾って目の保養でした。
January 11, 2016
コメント(2)
いよいよ、シーズンフィナーレに向けて盛り上げてきた?LAのお得意、名前シリーズということは、本筋エピなので重要ですね。ところで、まだディークスとサムは名前を取り上げてもらっていませんよね。いずれエピソードがあるのかな。ストーリーは先が読めすぎてしまうくらいで、テンポが遅いです。ロングビーチに後ろ手に縛られ、処刑された男の遺体が打ち上がる。ここ2ヶ月で3人目で、例のアルカディのタンカーの乗組員だった。しかし、そのタンカー自体は未だに所在不明で、監視しているアルカディは自宅に車を置いたままだ。一方、アルカディが取引を仲介したバークレイ兄妹の兄は刑務所へ、妹は兄に罪を被せ自宅に戻っているという。NCISはバークレイ兄妹に接触しようとするが、兄は今朝刑務所内で殺されたということが判る。サムとカレンがアルカディの自宅に侵入すると、2時間前にアルカディが金庫からパスポートを取り出して家を出て行ったところが録画されていた。カレンは机の引き出しの中から、古い新聞の切り抜きを見つける。ラインハートこと、シュライバーはカレンの父親、レズニコフの世話になってアメリカに亡命した。カレンは同じ場所にあった珍しい古い硬貨に注目する。ケンジーとディークスが、バークレイの妹の家を訪れるが、彼女もすでに殺された後だった。犯行手口が乗組員と同じで、この前兄妹を狙った黒幕はついに目的を達したのか。アルカディの行方を追ったサムとカレンは、ついに移動中のアルカディを拘束する。アルカディはどこかへ急ごうとしていた。エリックはバークレイの刑務所の通話記録を調べ、刑務所内からアルカディに3回通話があったのを見つける。アルカディは相変わらず、何を聞かれてもまともに答えない。カレンは硬貨をもう少し調べると言う。電話の主は、看守のチャールズ・ターナーで、以前アルカディの警護の仕事をしていた。前回、兄妹を狙った殺し屋ブラントフは冷酷な殺し屋アイヴァン・カルポセフと繋がりがあった。NCISはカルポセフがアルカディのタンカーを手に入れたのではないかと考える。ターナーの自宅に向かったケンジーとディークスは、逃亡しようとしたターナーを捕らえる。自宅で自分の出自について物思うカレンだったが、ヘティは仕事をしろと言いに来る。硬貨については、流通しなかったレーニン記念硬貨だという。ターナーはアルカディからバークレイ兄から情報を聞き出すよう命じられ、手足となった囚人が拷問をしすぎて死なせたという。唯一判ったのは、タンカーにはGPSが付いていて、妹の家にあるパソコンで位置を追跡できるという事だった。ケンジーとディークスが戻る途中、いきなり車をぶつけて攻撃してきた男たちがいた。2人とも無事だったが、犯人を取り逃がす。この犯人もカルポセフの手下なのか。アルカディは、カルポセフと繋がりがあるのかと聞かれ、否定する。カルポセフが取引の障害となるバークレイ兄妹を殺したという。今すぐにでもここを出て行きたいというアルカディは、今朝バークレイ妹を訪ねており、タンカーの座標をNCISに教える。レーニン硬貨につていは、ロシアからの亡命者がアルカディに見せて身柄を確認したという。亡命者にその硬貨を渡したのは、カレンの父親なのかと問われて、アルカディは「あり得る」という。カレンはアナという女性について、アルカディに食い下がる。アナはタンカーに乗せられているらしい。結局、アルカディが教えた座標は嘘とわかり、タンカーはサンペドロの港に停泊していると明かす。NCISは港に向かい、船に乗り込む。カルポセフの手下がタンカーの乗組員を処刑しており、積み荷の石油はすでに荷揚げされていた。ケンジーとディークスが船に残っていた手下を捕らえるが、男は船を爆破するために爆弾を仕掛けていた。船に乗り込んできたアルカディは、手下に向かって「私のアナはどこだ」と詰め寄る。男は、カルポセフとアナは船を下り、オークションのためにロシアに向かったという。積み荷の石油は3隻の小型タンカーに積み替えられ、行方はわからない。アルカディは、アナが自分の娘だと認め、カルポセフを自分の手下に追わせるのでアナの捜索に協力して欲しいと頼む。サムは乗り気ではないが、カレンは取引を受け入れる。To be continued....アナは明らかにアルカディの娘と判るでしょう。アルカディはアメリカでは悪人なのでしょうが、父親として普通の人間でした。そして、アルカディとカレンは深い因縁がある。今度こそカレンはロシアに渡り、父を知るアルカディと共にレズニコフに会えるのか。ちなみに、次回のタイトルは別の名前なんだよな。(笑)さて、一体誰なのでしょう。ディークスが友人に金を貸して戻ってこないというのは、エリックへの投資だったのですね。黙っているというのも、ディークスらしいですね。金儲けに一枚噛もうとしたと、からかわれるのが嫌だったのかな。ケンジーをかばって銃で応戦するディークス、かっこよかったです。
January 8, 2016
コメント(2)
LA以上に季節感はないけれど、一応クリスマスエピソードですね。勲章詐欺を暴く男というのは、LAで偽SEALハンターというのがありました。(SEAL Hunter)マスメディアで目立って活躍している実在の人がいるのでしょうか。殺人犯の裏に意外な真実があった!という、お得意の展開でしたね。軍の施設で関係者の親睦会が行われていたところ、立ち入り禁止区域の展示コーナーで男性の遺体が見つかる。被害者はネイビーシールのウィリアム・サミュエルズだというが、近くに「SELA of Honor」のピンバッジが落ちていた。彼は英雄になりすました偽兵士を暴く、ペテン師退治のバドとして有名で、腹部に刺された傷があった。近くに落ちていた銃剣で刺されたと思われる。連絡将校のアディによると、バドとは連絡を取り合っており、各軍で勲章詐欺は問題になっているという。現場に残っていた靴跡を分析したセバスチャンは、有名ブランド品の偽物で中国製品だという。ロレッタは、腹部の傷は剣で刺された物ではなく、串刺し状態でそれを抜こうとして被害者がもがき亡くなったという。犯人と争って、柵越えに倒れてたまたま剣の上に倒れ込んだのだろう。死亡時間は正午から午後4時くらいだという。そのころ、在郷軍人会のチャリティが行われており、監視ビデオに犯人らしき男ともめているバドの姿があった。2人は犯行現場へと入っていった。バドともめていたのは、レン・バウアーズという男で3度も入隊テストを不合格になり、その後妄想の世界に入り勝手に叙勲された話や手柄などをインターネットにあげていた。NCISがバウアーズの住居を訪れると、内部で火の気があり、同居のトリッシュが証拠品を燃やしていた。バウアーズは窓から逃亡し、トリッシュのバイクで姿を消す。2人はネットで知り合ったようで、今回の事件で証拠品を始末し、バスで逃亡しようとしていた。犯行現場で見つかったのと同じ靴が見つかった。同時に現場で回収された軍服などから、ザック・チェイスの上着と判る。ザックはアフガニスタンで地雷処理作業中事故に会い、その後消息不明とされていた。現場ではザックのDNAが採集され、死亡したと考えられていた。NCISに出頭したチェイス夫妻は、事実を聞いて複雑な気持ちを見せる。しかし、夫人は上着に縫い込んだお守りを見つけ、やはり息子の上着だという。ザックと同じ隊にいたテイラーによると、引き上げようとしていた時にチェイスがレッドゾーンに人がいると言って、止めるのを振り払って出て行ってしまったという。その後、大爆発が起こりテイラーも両足を失う被害を受けた。ただ、ザックは上着を最後に見た時は着ていたという。セバスチャンはバウアーズの靴底からアチャファラヤ川流域の植物の樹液が検出されたという。その付近のバスターミナルを監視していると、逃亡中のトリッシュが見つかる。ブロディがトリッシュを尋問し、逃亡中のバウアーズをメキシコ国境近くで逮捕する。バウアーズはあれは事故だったと認め、殺人事件は解決するが、ザックの上着についてはまだ謎が残った。バウアーズはハミードという男から買ったという。ロレッタはザックの検視結果を見て、ロシアの対人地雷ではそこまで体がばらばらになるとは思えないという。テイラーの証言などからも、恐らくテロリストが使う過酸化アセトンが使用されており、ザックは少なくともその場から移動されたという。ハミードが港で荷物を出荷するという情報が入り逮捕する。ザックの上着については、カラチでサミという少年から手に入れたという。サミを現地の連絡将校に探してもらい、話を聞くと、村で反乱軍に捕らえられていた男から上着をもらったという。男は「タズ」と名乗り、ザックであることが確認された。少なくとも1ヶ月前には生きていた事になり、NCISはアフガニスタンへ向かう。ガズニーの近くの掩体壕にザックがいるという情報がもたらされたため、一同は突入する。しかし、監獄は空ですでに移動されていた。ザックが壁に日数を表すような数を記していて、NCISはそれが日数ではなく、座標だと気づく。その座標に示された場所は倉庫で、反乱軍がザックを拘束していた。NCISらは、倉庫に突入しザックを救出することに成功する。ザックは起爆装置作りを反乱軍に強要されたが、断ったため移送されたという。一時は諦めていたチェイス夫妻は息子の帰還に涙を流す。ブロディはラサールがなぜクリスマスを家族で過ごさないのか疑問に思う。アディは本人から、ラサールの兄ケイドが双極性障害と診断され、家族と距離を取り消息を絶ったという話を聞く。探しても探しても、その都度兄と会う事ができず、ラサールは兄を捜すことを諦めてしまった。しかし、決して諦めないチェイス家の姿を見て、ラサールはもう一度兄に会いに行くことを決める。少し前のエピソードで語られ始めたクリストファーの兄ケイド。なるほど、そういう理由があって悩みがあったのですね。病気の弟に悩みという意味では「ハフ」というドラマを思い出します。途中で打ち切られてしまったので、結末を見ていませんが、病気のせいで上手く家族とつきあっていけない、もちろん兄も弟を心配するのですが薬を辞めてしまって問題を起こすということの繰り返しという感じだったと思います。ラサールの悩みも深そうですね。でも、何とか兄と再会して家族の絆を強めて欲しい。アディとはブロディとは違う親密さを感じますが、この先どういう関係になるのか見守りたいと思います。諦めず待ち続けたチェイス夫妻のストーリーも感動的でしたが、地雷で両足を失った女性兵士など、現実を知らされたように思います。だから兵士を派遣するなという話にはならないところが、やはりアメリカのドラマなのかな。たかがドラマですが、ここから得る知識は多いですね。
January 3, 2016
コメント(0)
この前のエピソードあたりから、ディークスが鼻声なのが気になってしまう。風邪引きなのか、花粉症なのか。チームの子供育てネタは何か伏線なのでしょうか。気になるな~退役軍人病院から、元スナイパーのコナー・ラトナム一等軍曹が脱走した。アフガニスタンやイラクで任務に就いた後、PTSDを発症し治療を受けていたが、つい最近まで症状は良くなっていたという。しかし、2週間前から悪化し、鎮静剤を注射しようとする看護師に暴力を振るって整復を盗み脱走した。ラトナムは長距離からの狙撃が得意で、自爆テロを行う女性や子供も狙っていたという。病室を調べたところ、マットレスの下から錠剤が見つかった。PCの閲覧履歴によると、1966年に元海兵がテキサス大の展望台に立てこもって大勢の死者を出した事件を調べていたようだ。交通カメラによると、ラトナムが病院の出口でホームレスにぶつかり、側に停車していた車に乗り込んでいた事がわかる。迎えの車が用意されていたようだ。ヘティは退役軍人病院にディークスとケンジーを潜入させ、情報を探るよう命じる。ケンジーは元狙撃兵に扮し、入院患者と接触する。ラトナムには親しい面会者がいたらしいという。ディークスは監視指導官として、ラトナムの担当医に病院の事情を聞く。病院では、難しい症状を持つ多くの患者に対し、人手も予算もなく、手一杯だという。サムとカレンは、ラトナムとぶつかったホームレスに話を聞く。元工兵だったホームレスは、停車していた車について詳しく記憶していた。サムはホームレスに助けを求めるべきだという。ラトナムに注射しようとしたタカハモ看護師は、ディークスから声をかけられ逃げようとする。捕らえて話を聞くと、施錠管理された薬物を市中で売って金を稼いでいた事を認めるが、ラトナムについては、薬を売った覚えはないという。そして、マーク・シモンズという男が面会し始めてから、ラトナムの症状が悪化したという。マーク・シモンズは元陸軍伍長で、半年前に除隊し、右翼の過激派組織(PFA)に参加していた。その組織は、イスラム教徒を追放しろと訴えており、ラトナムのベッドから出てきた薬は自白剤だった。組織はラトナムを薬で言いなりにして、スナイパーの腕を悪用しようとしたのか。ラトナムを迎えに来た車が特定され、運転手から話を聞く。自分は100ドルでラトナムを迎えに行けと言われただけで、PFAの本部に送っていったという。PTAの創始者フレッド・キングトンがモスクの前でシュプレヒコールをあげている所に向かったサムとカレンは、目の前でイスラム系の信者が狙撃されるのを目撃する。狙撃犯は向かいのビルの屋上から撃ってきて、下に降りてきた所を捕らえようとするが、逃げられてしまう。現場を見たケンジーは、狙撃犯は左利きだと言い、ラトナムではなくシモンズの可能性があるという。サムとカレンはシモンズを拘束し尋問するが、ラトナムなど知らないとしらを切る。シモンズの所有する車が発見され、NCISが逮捕に向かうと、シモンズが発砲してきたため射殺する。シモンズの行動に疑問を持ったNCISだったが、あえて死を望んだのは大義のために自らを犠牲にしたらしいという。実はシモンズがアルカイダの指名手配犯と頻繁に連絡を取っている事がわかり、シモンズに狙撃された被害者もまるで撃って欲しいとばかりに立っていた。なぜ、右翼団体が敵である団体と手を結ぶのか。反米感情をあおりPTAの仕業に見せかけるための工作だったのか。ラトナムは別の目的で脱走するよう促されたのではないか。今日、イスラム界の重鎮で、穏健派のアマリ・ハッサンの講演会があり、過激派を批判するハッサンこそラトナムの標的だと考えたNCISは、講演会の警備に当たる。ケンジーはラトナムがハッサンを狙撃するのをより高い場所から見つけ、狙う。グレンジャーはすぐに射殺するように命じるが、サムとカレンが屋上にいるラトナムとその仲間を捕らえる。ケンジーは見事にラトナムのライフルを撃ち落とした。ラトナムは病院に戻り、心配していた妻子と面会する。人を殺す戦場から戻って精神を病む兵士が多いという問題、あまりに多すぎて対応が追いつかない問題、治療の現場で看護師らのストレスが溜まり不正が行われている問題、政府や軍に対して不信感を持ち社会生活から外れてしまう帰還兵が多い問題、いろいろ描かれていたと思います。どれ一つとして簡単には解決されず、光も見えない状態ですが、少なくともラトナムについては良い方向に向かっていた。反抗的な娘について、もうちょっと出番があっても良かったのではないかと思いますが、最後に何とか家族が再開できて良かったですね。やはり、軍人に心を寄せるのはサムの役割ですね。グレンジャーはあんな事もあったのに、ケンジーに狙撃を任せて良いのかと、ずいぶん気にしていましたが、そのくせ、撃て撃てと容赦ない。ケンジーは二度と狙撃できないと思ったのでしょうか。でも、名手の上を行く技でお見事でした。ディークスがボランティアで週末パパになると言いだし、ケンジーがすっとその場を外したところが要チェック。(笑)すでに、2人が将来子供を育てるというような認識を持たれているのは面白いですね。ケンジーには兄弟がいないのかな。慎重になりがちなケンジーと、おおらかなディークスならきっと良い両親になると私も思います。むしろ、大丈夫なのかと思うのはカレンですね。ジョエルと本気なの?今回も日系の名前が変だなと思いました。「タカハモ」なんてめったに名前ないですよね。日本人が「タカハマ」というのが、彼らにはそういう風に聞こえるのかな。ちょっと調べれば判るのに。
January 3, 2016
コメント(2)
全8件 (8件中 1-8件目)
1