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朝ドラの駄作順位を…というリクエストを頂きましたのでアレコレと考えてみました。ただ、私が本格的に朝ドラを観始めたのは『ファイト』からなのでか~な~り範囲が狭いです(計8本)一応分けると―【駄作】1:『だんだん』2:『瞳』 3:『どんど晴れ』4:『純情きらり』【微妙】『ファイト』【良作】1:『ちりとてちん』2:『芋たこなんきん』3:『風のハルカ』 *『ファイト』が何故【微妙】かというと、 前半は【良作】、後半は【駄作】に入ると思われるからです。 地元が舞台ということと、レビューを始めるきっかけになった作品ということで 少し贔屓目になっている疑いもありますが(笑) ユイカちゃんの演技と美しさには時折“凄み”と呼べるものがあったのも確かです。これで全作品なので、順位をつけること自体が微妙かも(笑)それと、放送時期がまんま影響している気も…放送終了して時間が経つと、記憶が薄れてしまうというのが第一の理由です。私はもう本当にサッサと忘れるものは忘れてしまう性質なもんで(^^;)だから古い作品程、評価が甘くなる傾向があると思います。また、過去作品と比較しながら観てしまうという“朝ドラの宿命”のせいもあるでしょう。どんな作品の後に来たかで、かなり印象が違ってくると思います。それと、全体を見るか部分を見るか、どういう点を評価するかで、順位は変わってきます。例えば『どんど』と『きらり』で言うと―最初からダメダメ感でイッパイだった『どんど』に対し、『きらり』は少女時代は悪くなかったし(父親の見合いを邪魔するエピは難だったけど)登場人物も途中までは魅力を放ってたと思うから(途中から一斉に崩壊したけど)だから、ドラマとしての総合評価は『どんど』<『きらり』と思っています。でも、『どんど』のダメダメ感は“失笑”とか“トンデモ”という種類で(笑)視聴者からのツッコミを想定して作ってるんじゃないかと疑いたくなる程でした。逆に言えばツッコミを楽しむためのドラマだったと言えるでしょう。『きらり』の場合は “嫌悪感”とか“不快感”を呼ぶものが多かった気がします。だから、感情が嫌な方向に強く振れたのは『きらり』の方で、好き嫌いで順位をつけるなら『きらり』<『どんど』かも。 *一応断っておきますが、『きらり』への嫌悪感は不倫ネタのせいではないです(笑) リアル世界では不倫を支持しませんけど、 ドラマのネタとしては、それこそ何でもありですから。 ただ、そのネタを生かすどころか、一つのエピとしても上手く出来てないし テーマをブレさせ、ヒロインのキャラをブレさせ、ドラマ全体を壊しているので そういう意味ではダメダメだったと思っていますちなみに『瞳』<『どんど』なのは―内容が薄かった『瞳』に対し、『どんど』は一応“物語”にしようとはしてたから(失敗したけど)楽しませようという姿勢も伺えないでもなかったから(失敗したけど)でも、キャラは『瞳』の方が立っていたような気がします。由香&純子やブルーシューズは好きでした。瞳や勝太郎は視聴中はナンダカナ…だったんだけど、“ひじゅに劇場”に何度も登場してくれたので、ちょっと愛着湧いてきたかも(笑)ま、何だかんだ言っても、1位だけは揺らがない気がします(^^;)まだ昨日終わったばかりで記憶がまだ生々しいからかもしれないけど…でも、やっぱり、『瞳』より下だと思うなあ…『瞳』は言葉遣いは悪いし、見た目の不潔感もあったけど、明るさがあったからなあ…一応“里親制度”というテーマの一つは貫いていたし。(言葉による説明が主とはいえ、基礎的な事は知ることが出来たかも?)『だんだん』は表面的なものではなく、奥にあるもの―人間性―が嫌だったなあ…いや、そうしたものを描くのが目的なら、ドラマとしてはOKなんですけど、『だんだん』ワールドでは、それを良いものとして捉えていたみたいなので…それにテーマが何なのかさえ分からず仕舞いでした(縁の糸をぶった切ってばかりいたし)でも、このパターンで行ったらこんな『だんだん』でもマシだったと思える半年間がやって来るかもしれません。ううむ、奥が深いぞ朝ドラ!*皆さんの順位はいかがですか?『だんだん』『瞳』『ちりとてちん』etc.朝ドラ感想は「REVIEWの部屋」から行けます☆やっくんち☆クリックしておくれやす◇人気映画・TVBLOG◇ つばさ《送料無料》村松崇継/ピアノ・シングス(CD)《送料無料》(オリジナル・サウンドトラック) 朝ドラ~NHK連続テレビ小説テーマ集~(CD)
2009.03.29
コメント(22)
最初に断っておきますが、内容や表現がキツイ部分があるかもしれません。* * * * * * *批判的な意見が大半を占める作品の場合、必ずと言って良いほど「嫌なら観るな」というコメントを寄せる人が出てくるものです。ここのような個人サイトでも、某巨大掲示板でも、最近は某ユーザーレビューでもまるで“お約束”のように出てきます。面白い現象だと思います。「嫌なら観るな」まあ、確かに正論なんですけどね(^^;)まず、私自身のスタンス―以前にも何度か書きましたが、私がこのブログを始めたのは私の地元を舞台にした朝ドラ『ファイト』のレビューを書くためです。それをきっかけに、その後もずっと、こうして朝ドラのレビューを続けています。私は元々、朝ドラ・ファンというわけではありません。『ファイト』以前にマトモに観たのは2本くらいしかありません。つまり、私にとっては「観る」ことよりも「書く」ことに重点が置かれているのでドラマ自体はつまらなくても、それを題材にあれこれ書くことが面白ければ続けるつもりです。(時間的また体力的余裕がなくなる等の何か大きな事情が生じない限りは)ただ、その書く内容についてはドラマが良い出来なら絶賛するでしょうし、ダメダメなら批判的になってしまうでしょう。だって、正直に感じた事を書いているだけですから。そんな私の文章を不快に思われる方もいらっしゃるでしょう。勿論、行き過ぎた部分を注意していただけるのは、とても有難いことです。でも、このブログの根幹部分に関わることでは…私にはどうしようもないことです。申し訳ありませんが、スルーしていただくしか仕方ないと思います。朝ドラ全般について―「嫌なら観るな」というのは、しごくもっともな言葉だと思うのですが、このNHK朝ドラに関しては、単純に当てはめることは出来ないと思います。朝ドラ歴は極めて浅い私ですが、それでも何本か観てきて、そのことを学びました。理由は色々あります。朝ドラ視聴が毎日の習慣になっている人も多いです。長年培ってきたものを変えるのは難しいことです。時計代わりであっても、目的はニュースであっても忙しい朝の時間にいちいちチャンネルを変えるのは面倒くさいですし民放は騒がしくして嫌だとか、CMが鬱陶しいという人もいます。勿論、ドラマを本当に楽しみにしていて朝の15分間で心を和らげて、一日の活力にしている人もいるのです。そんな中で提供される肝心のドラマがトホホな出来だったら、ガッカリするし、時には怒りも湧くし、何か言いたい気持ちになるのは当然でしょう。また、言う権利もあると思います。民放と大きく違う点は、NHKは受信料を徴収することにあります。ある方(あえて、お名前は出しません)が、朝ドラを、自分が住む寮の朝食に例えておられました。食費は一括払いしてあるし、朝から外に出たくないし、ここで食べたい。でも、料理が物凄く不味い…。そういう場合を想像してみると、よく理解できますよね。「嫌なら食べるな」「近所には食堂が幾つもあるのだから、そっちへ行け」という言葉で片付く問題でしょうか?文句のひとつも言う権利はないでしょうか?言って改善してほしい、と思うのが自然な考えではないでしょうか?勿論、そうせず黙って他へ行く寮生もいるでしょう。それは、その人の自由です。どちらかが、どちらかを非難することは出来ないと思います。朝ドラ関連サイト全般について―色々な人がいますから、最初から悪意を持って書き込む人もいます。でも、ただ純粋にドラマの感想を分かち合いたいという人が大部分だと思います。私もそうですけど、皆さんも、ドラマが面白ければ好意的に、つまらなければ批判的になってしまうのは仕方ないことです。ていうか、当然でしょう。皆さん、朝ドラ枠を愛してらっしゃるんだと思います。つまらないドラマも、つまらないと簡単に切り捨ててしまう前に、出来れば改善してもらいたいと希望を持ってらっしゃると思います。愛の正反対は無関心です。全てを諦めてしまえば冷たく去るだけでしょう。誰に言われなくても。誰をも巻き込まずに。結論―実は「嫌なら観るな」という書き込みは、いわゆる「荒し」さんの常套句の一つです。全くの善意から同じ言葉を書き込むとしても「荒し」と疑われてしまうのは必須です。ご自分が傷付くことになってしまうと思われます。それに、場の空気も乱れ、皆を傷つける結果にもなってしまうでしょう。ハッキリ言ってしまうと、これって「それを言っちゃあオシマイよ」的ラストワードです。「あっちゃー、言っちゃったよ」と思われるだけで効果はないと思います。おまけ―ダメダメなドラマでも、ツッコミという楽しみ方があるんですよね。観なければ、それで終わりだけど「何これ?」という部分を探して、皆で笑い合うのって悪いことではないと思いますよ。それは出来の良いドラマにも言えることです。韓国ドラマがそうです(笑)真剣に観て楽しめる部分もあれば、ツッコミどころも多々あるんです。まさに一粒で何度でも美味しいエンターティンメントだと思います。だから私は日本のドラマより韓ドラの方が好きなんです(^^)『瞳』『ちりとてちん』etc.朝ドラ感想は「REVIEWの部屋」から行けるっす☆やっくんち☆クリックしてもらえると嬉しいっす◇人気映画・TVBLOG◇
2008.09.07
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先日(4/18)の日記でちょこっと言及した動画ですが、パスワード制になってるサイトなので、これを観るためだけに入会するのは難だし…という方もいらっしゃると思うので、文字の部分だけご紹介。朝ドラ『瞳』と『ちりとてちん』の出演者を入れ替えただけのものなのですけどこれがけっこう面白いんでございます。A:“『瞳』メンバーによる『ちりとてちん』”○AK制作だったら…語り喜代美 糸子草々小草若草原四草清海喜代美(子役)寝床常連三味線ガールズ 正太郎(写真で十分)お花さん小梅草若古野晶子榮倉奈々飯島直子高田延彦小倉久寛前田吟安田顕宇野美彩子 森迫永依おかやまはじめ、小林正寛満島ひかり、鈴木聖奈、田野アサミ西田敏行菅井きん木の実ナナ近藤正臣○結論…BKでよかったB:“『ちりとて』メンバーによる『瞳』”第1話「笑う門に月島来る」語りダンス振り付瞳百子勇次郎勇蔵ローズ誠博恵子里子節子マリ若山ウメ勝太郎上沼恵美子茂山宗彦貫地谷しほり和久井映見桂吉弥青木崇高松尾貴史加藤虎ノ介茂山宗彦宮嶋麻衣森田直幸、河合紫雲、桑島真理乃藤吉久美子キムラ緑子米倉斉加年江波杏子渡瀬恒彦面白いだけでなく、双方の違いを際立たせていて、皮肉も効いていますよね。Aは笑ったしBは何だか切なくなっちゃいました『瞳』『ちりとてちん』etc.朝ドラ感想は「REVIEWの部屋」から行けます☆やっくんち☆◇人気映画・TVBLOG◇ちりとてちん 完全版 DVD-BOX 1 苦あれば落語ありちりとてちん 完全版 DVD-BOX 2 割れ鍋にドジ蓋ちりとてちん 完全版 DVD-BOX 3 落語の魂 百まで
2008.04.20
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