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正直なところ、このドラマには好感を抱いてはいたもののハマっているとは言い難かった。それは私の視聴態度に大いに問題がある。見逃したことも何話かあるし最近はNHK+で週末にまとめてザックリ視聴だし…まあ、ながら見っちゅーヤツっすね(笑)それでも、、最終週となったら何だか妙な喪失感…自分でも気づかないうちにハマっていたのか?何だか不思議な感覚。…ひじゅにですが何か?「らんまんですね」by寿恵子第26週『スエコザサ』登場人物が皆、個性豊かで魅力的だったと思う。それぞれが主人公に都合の良い”駒”ではなくそれぞれの人生を背負っている。それだけに、物語としては少しばかり散漫にってしまった感があるけどじっくり視聴していたら、各人の魅力を十分に堪能できたのかもね。最終週の始まりは、朝ドラ”お約束”をひと捻り。タイムワープは珍しくないものの主人公の死を描かずに死後へと跳ぶのは斬新かも?ナレ死もしょっちゅう出て来るけど寿恵子の死を匂わせといて万太郎自身の死後へと跳ぶとは…同じ役者が主人公の子孫として再登場というのも、よくある手ではあるけど祖母役だった人がまた…というのは珍しいかも?語り手が劇中にも登場…というのだけは”まんま”だけど(笑)まんまといえば最初から最後まで万太郎は万太郎のまんま…だったのが良かったと思う。最初に抱いていた”浮世離れしている”というイメージも最後まで変わらなかった。まあ、生きている以上現実に目を向けざるを得ない場面ってのはあるもので少しは悩んだり迷ったりもしたけれどそれで挫折することは全くなく、好きなことを貫いた姿はある意味、理想。だから、周囲の人々は万太郎を愛した。登場時は悪役に見えた人物が実は良い人だった…という描き方も朝ドラ”お約束”というよりも作風とかご都合とかいうよりも万太郎と出逢ったからー…という風に解釈すべきかも。でも、万太郎自身も皆のおかげで前進できた。植物図鑑を完成させたのは寿恵子のため…というのが大きいし最後は一人ではなく皆の助けを借りたわけだし。で、この皆が集まるという展開も基本的には朝ドラ”お約束”に入るとは思うけどそれ以上に、この作品ならではの意味があったのが良かった。単に関わりがあった人々が終盤になり一堂に会するという懐かしさを前面に出した展開というだけでなくそれぞれがそれぞれの道を究めてから、再び…というのが良い。次々と集まる様子は『七人の侍』の様でもあり『少林サッカー』の様でもあり『ちりとてちん』を様でもありそして何より『南総里見八犬伝』の様…寿恵子は『八犬伝』ヲタク。寿恵子は万太郎と歩む人生を「冒険」と呼んだ。だから、ここで皆が集まるのは、まさにクライマックス。万太郎にとっても寿恵子にとっても皆にとっても人生は「冒険」になった。そうして植物図鑑が完成し『らんまん』というタイトル回収。始まりは、森の中での天狗@坂本龍馬との出逢い―最後は、森の中での寿恵子との再会―そして全てはファンタジーになる。「おまん、誰じゃ?」最後の最後は万太郎にファンタジーが集約される。この”浮世離れした”美しさがあまり乗らなかったはずの私の心に寂しさと甘さを伴う喪失感をもたらしたのだと思う。☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3984-3049694d☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ スエコザサ>マキノ・ボタニカルジン完全版 ブルーレイBOX3牧野富太郎の植物図鑑
2023.10.01
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何だかイキナリ老けちゃったな>髪の毛だけま、老けメイクが緩いのも朝ドラ”お約束”今更騒ぐことじゃないか(笑)それより、さすがの神木君!輪郭とか全然違うのに角度により牧野富太郎氏本人によく似ている…様に見える>私だけ?…ひじゅにですが何か?「涙が出るほどに愛おしいです」by寿恵子第25週『ムラサキカタバミ』寿恵子がそう思うのは良きことかな(笑)できうれば視聴者としても同じ気持ちでいたかった。こんな台詞なんて入れる必要もないくらいに。一番最初の感想で、牧野氏というと「浮世離れした」というイメージが強いと書いた。それって、少なくとも私によっては凄く魅力的なこと。実際、その様に描かれてきたとは思うし神木君も凄く良い感じ。だから、好感は抱いている。もしかして、ここ何作かの朝ドラの中で好きなキャラの上位に入るかも?それでも「涙が出るほど」にはならなかった。それが悲しい。だって、そうなる可能性は大いにあったと思うから。この週の一番の出来事といえば娘の結婚でもなく南方熊楠でもなく森林伐採でもなく東大を辞職したことでもなく関東大震災なんだろう。なんだよ。牧野富太郎氏はその頃は既に渋谷に引越していたので大きな被害はなかったらしい。植物標本は永守のモデルと思われる池永孟に買い取られ神戸に保管されていたので無事だったらしい。別に史実通りじゃないと非難しているわけじゃないよ。あくまでも牧野富太郎ではなく槙野万太郎の物語なのだからドラマとして面白ければそれで良い。でも、敢えて描いた意図がイマイチわからなかった…アホひじゅにでスマソ!それまでに、家族の様だった長屋の人々がどんどん去って行ったけどこの時のため?と思ってしまった。皆がいたら、助け合ったり助からない人がいたり…と話が広がってしまうから。植物標本を拾い集める万太郎の姿は良かったけどさ。まあ、そこにもっと重点を置いて狂気じみた様子に描いてくれたら、ひじゅに好みだったかも?>ぉ先回の感想にも書いたんだけどさ歴史的な出来事がふんだんに盛り込まれているけれど初期はそれらが万太郎と絡み合って物語になっていた印象だったのに最近は、そこがしっくり来なくなってきた気がする。その時代を生きる万太郎…というのが理想。時代に翻弄される万太郎…というのが普通。万太郎にかこつけて、とにかく時代を表すアレコレを詰め込んでみました!…って感じになっている様な気が。時代が主役になっちゃってる、というか。まあ、いいけど>いいんかい!?それよりも、各人物をもっと掘り下げて描いてほしかった。皆が皆、魅力的な人物なのは間違いない。でも、それを生かしきれていないという感じ。「涙が出るほど」大好きになりたかったよ。終わってしまうのが寂しく切なく感じるほどに。それでも、好きだけどね>好きなんかい!?やっぱ、神木君を起用したのが正解だよね。いや、別に神木ファンってわけじゃないんだけどさ(笑)タイトルバックで妖精化しているのが良い。それが似合うのが良い。それが全て…になっちゃってる気がするのが悲しい>ぉ他のキャスティングも良い。でも、キャラをあまり掘り下げなかったせいか役者の魅力でもっている…って印象も。それでも、好きだけどね>だから、好きなんかい!?☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3983-0bff01f5☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ ムラサキカタバミネコとエノコログサ大伴家持
2023.09.25
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万太郎に寄り添う寿恵子の図ぅ―スルッと両足を滑らせて座るところ色っぺー!と思ってしまった(笑)やはり商売を始めて垢ぬけたっちゅーことでせうか?そんなところまで演技で表現する浜辺美波すげー!え?色っぽいのは最初から?スミマセンスミマセン!…ひじゅにですが何か?「その目だけで十分じゃったき」by早川逸馬第24週『ツチトリモチ』まさかの早川逸馬再登場!しかも、元代議士?資産家の代理人?あれから、どんな人生を歩んできたんだっ逸馬さん!?先回は万太郎にジョン万次郎を紹介し今回は万太郎に永守徹を紹介。一貫した役割(笑)あんなに熱い男なのに万太郎に助けを与えるためだけの存在で終わってしまうのが悲し過ぎ>ぉそれでも、夜神月…じゃなくて、童磨…じゃなくて宮野真守さんを再び見ることができて喜んでいる私(笑)知らないうちに年月が経った様で万太郎の髪には白いものが目立ち始め子供達は大人に…ドラマにはよくあることで多少の違和感も「こんなもんだ」で済ませちゃうものだけど神木君の童顔のせいか違和感の方が大きい>スマソ!つーか、子供達に馴染めないまま成長しちゃったから余計に馴染めない。ま、どーでもいいけど>こらこら!寿恵子の商売が順調になるのにも野宮さんのその後の姿が出て来るのにも南方熊楠や永守の登場にも綾&竹雄+藤丸の旅立ちにも年月が必要だったということなのだろう。万太郎の人生に突然顔を出しては、万太郎の背中を押していく変人…もとい、超個性的な人物は、今回は南方熊楠?実は永守こそが…だったりして?それにしても万太郎は変わらないまま―というのは救いではあるのだけどドラマ的に面白さが停滞してしまっている様な気がする。まあ、白髪に加え自分のしようとしていることに悩みを抱え初めてはいるけどね。変わらない万太郎に変わりまくる歴史が絡む―というのは正攻法ではあるのだけど何とな~く、しっくり来なくなってきた気がするのは私だけ?「万太郎の背中を押していく」と書いたけれども最初の頃は、それにより万太郎が動き、物語が動いてきたわけだけど最近は、その関係性が希薄になってきた印象。まあ、結果的に万太郎が助けられているのでそこだけ伝われば良いってことなのかもしれないけどね。それにしても金曜日はまるで最終回の様だったな。竹雄はこれで最後ってことなのかな?もしかしたら彼が予想以上に人気が出てしまったので予定を変更して登場を増やした?個人的には藤丸の方が退場は寂しいのだけど>ぉ☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3982-38c9471f☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ 猫楠(南方熊楠の生涯)by水木しげるオリヅルランうさぎ巾着
2023.09.20
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『歴代最高にかわいかった朝ドラヒロインランキング!』というのをネットニュースで見た。3位 戸田恵梨香@『スカーレット』2位 上白石萌音@『カムカムエヴリバディ』1位 川栄李奈 @『カムカムエヴリバディ』…だそうですぜ!深津絵里は?深津絵里の立場は!?…という気がしないでもない>ぉ1位は意外な気もしたけど、思い起こすと納得。感じの良さという点でも上位だと思うな。…ひじゅにですが何か?「もうハッキリ見えてるもの」by寿恵子第23週『ヤマモモ』野宮さんの件で悲しい思いをした後は寿恵子の活躍でスカッとさせる…という算段?野宮さんの人生もドラマチックだな。まだまだ遅れていると教授達が嘆く日本の植物学に多大の貢献をもたらす大発見をしながら学歴がないゆえに認められないとは…田邊教授がああいう生き方になってしまったのも仕方ない…つーかあなたなりに、よくやったね!と褒めたくなる。そして、同じく学歴のない万太郎がいかに険しい道を歩いているかいかに頑張っているか改めて思う。野宮さんのモデルは植物学者の平瀬作五郎氏らしい。平瀬氏の生涯を見るに野宮さんの出番はまだありそうでちょっとホッとする。寿恵子の方は念願の「商い」を始める話。借金をもう片付けたという台詞を聞いた時はええっ!?と思ってしまったしそれからの寿恵子の快進撃にはおいおい!と思ってしまった ←何気に失礼経済的問題はスルーというか非常に楽観的なのが朝ドラ〃お約束〃だから今回その手で行きますか(笑)…という見方をしてしまったけど ←だから失礼牧野富太郎氏の妻@寿衛子さんが待合茶屋を始めたのは史実。渋谷の花街、丸山町で待合茶屋〃いまむら〃を経営。経緯とかは分かってないらしいけどね。何度も書いたけど(笑)女性の強さ、社会進出が最初から強調されてきた。前半は綾、後半は寿恵子が、その象徴となっていた。今回、その2人が画面に揃いそれぞれが自分の道を力強く踏み出す様子が描かれたのはテーマがしっかり貫かれていることを示している。とはいえ、個人的感覚では万太郎中心に観ているためか、寿恵子が全面に出過ぎるとちょっと気が削がれてしまう>こらこらいやいや、女性を添え物でなく強く描いてくれるのは嬉しいし、小気味良いと思うのだけどね。少し前までは万太郎=浮世離れ寿恵子=現実…って感じだったのが万太郎=現実世界にしっかり立ち始めた寿恵子=ファンタジー…って感じになってきた気もする。最初からそういう意図だったのかひじゅにが勝手に解釈しているだけなのか知らん>多分、後者どうせ朝ドラなんだから>どうせ?せっかく個性的で魅力的な登場人物が多いのだからもっと極端にキャラを際立たせて対比をクッキリ描いていたらもっと萌えられたんじゃないかなあー萌えたかったなあー…と思うですます。今でも好きではあるけどね! ←ここ強調☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3981-02bd433b☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ ヤマモモかすてらボーロ道玄坂下り隊
2023.09.12
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台湾で案内人を務めた陳志明。日本人が演じているのだろうに中国系の人っぽさが出ていて凄いなあ…ちょっと『大地の子』の上川隆也さんを思い出すなあ…と思っていたら中の人@朝井大智さんは台湾五大家族、霧峰林家の十代目子孫なのだそうだ。リアリティあるわけね。カッコイイ!…ひじゅにですが何か?「どこまでも地べたを行きますき」by万太郎第22週『オーギョーチ』またもや、寿恵子のカッコ良さを強調。芸者さん達の到着が遅く、騒ぎ立てる軍人達を寿恵子がなだめるーというのは割と、よくある展開だけれども名妓の娘で美人の寿恵子なだけに危ない目に遭うんじゃないか…ちょっとハラハラしてしまったじゃないかっ>ぉ女流講談師よろしく『八犬伝』をノリノリで語る寿恵子。ヲタクの彼女らしい行動ではあるけれども少〜しばかりアザトイ気がしなくもな…>ゴホンゴホン!こうして寿恵子が活躍することで浮世離れの万太郎だけれども世の中でも何とか生きていられたので心配したりツッコミ入れたりしないように!経済的な面は、それこそ浮世離れしているのが朝ドラ!優しく見過ごすのが〃お約束〃!という主張?万太郎、遂に上昇気流に乗った!?と思ったら、やっぱ甘かった。彼のやり方はもう古いのだとか…田邊教授は何もかも失った後で万太郎の境地に辿り着いたちゅーか、戻ったて感じだった。でも、徳永教授は逆なのね。アメリカ帰りで英語を喋っていた田邊教授に替わりドイツ帰りでドイツ語を喋る徳永教授。時代的にドイツってところがミソなのか?そんな中、万太郎は台湾へ。アッサリしてんなあ!?と言いたくなる短さだったけどオーギョーチを持ち帰ったという事実だけ分かれば良いのかもな。最初は何だか、思う所あり…って風情だった志明だけど万太郎がピストルを持たず現地の言葉を話す努力をし『日本植物志図篇』を持参していた…という事実が彼の心を和らげたってのは伝わってきたし。熱を出した万太郎に志明がオーギョーチを食べさせていたけど実際、オーギョーチには「血流の流れを促したり、腎臓の働きを良くして解熱やむくみ、利尿作用、デトックスにも良いとされています」だそうですぜ。とはいえ、ここは野宮&波多野のエピソードとの対比なのだろうにちょっとイマイチだったなあ。どっちもアッサリし過ぎだし(笑)☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3980-b4be0f60☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ オーギョーチ(愛玉子 )イチョウ精子発見百周年記念市民国際フォーラム・リポピストルボトル>ショットグラス2個付のテキーラセット
2023.09.04
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アッサリしてんなあ…というのが田邊教授の最後の描写についての感想(笑)次の瞬間には全く違う話になっちゃってるし。でもまあ、万太郎視点だからね。…ひじゅにですが何か?「昔の誰ぞを思い出すの」by岩崎第21週『ノジギク』田邊教授の最後の瞬間を細かく描いても仕方ない。意識を失う寸前に万太郎の顔が浮かぶなんて演出にしたら陳腐もイイトコだしなあ…(笑)後の聡子の台詞を待つまでもなく全てを失った教授は、心の重荷も全て捨て去ったかの様で新しい人生のスタートへの希望を伺わせる穏やかな笑顔を見せてくれた。だから、あの新聞記事が衝撃的だったわけで。聡子にワザワザああ言わせたのはもしや自殺では…と勘繰る視聴者がいるのを慮ってのことかも?つーか臨終シーンを敢えて描かない>俗にいう”ナレ死”(笑)というのは、今や朝ドラ”お約束”と言って良く今作もそれを貫いてきたってことだな。そのおかげで万太郎を本当は認めていたという教授の本心が死後に明かされるという効果的なオチに繋がる…とは思う。聡子もこの間の勇気ある態度を見せた後でだし今回の念願の自分の子供を宿らせた姿でこれからも強く明るく生きて行くだろうと察せられる。寿恵子との友達関係は続くだろうし。後味を良くするための工夫?ちゅーことで、田邊教授編(?)はこれにて終了。万太郎視点のままで良いけれどもうちょい深く描いてくれても良かった気がしなくもなくも…その後は、万太郎の状況が良い方向へ。教授退場が功を奏した…なんていうなよ>ぉリアル峰屋を破産に追い込むほどの多額の出費をドラマでは寿恵子一人が背負う形になっているのでそこにリアリティを持たせるためなのか寿恵子は叔母の料亭で仲居として働くことに。そこから、さらに岩崎弥之助へと繋がる。岩崎弥之助から資金援助を受けたのは史実らしいけどね。彼を惹きつけることとなったのがいつもの万太郎の人たらしぶりではなく寿恵子を通じてのノジギクってところがドラマ的に良いね。しかも、それが一番になったからではなく岩崎一人が興味を持つ形にしたのも面白い。寿恵子が活躍するのは楽しいし初期の頃から新しい女性を強調していたのでドラマとして一貫しているとも言えるけど何かその分、万太郎の出番が少ない(笑)まあ、今回のノジギクみたいに寿恵子一人の暴走ではなく背後にしっかり万太郎がいる…というのは良いけどね。上記の岩崎の台詞「昔の誰ぞ」は、やはり坂本龍馬のことだろうか?まあ、この言葉に真っ先に浮かぶのは龍馬だよね。しばらく前の大河ドラマ『龍馬伝』で龍馬と岩崎弥太郎は幼馴染で、かなり因縁のある仲だった。史実は知らんけど>ぉ弥太郎の弟である弥之助も龍馬に複雑な思いを抱いていた可能性は大。さらに、万太郎は東京大学への出入りを許される…だけでなく、徳永教授の助手に。勿論、お給料も出る。順風満帆ちゅーヤツ?ドラマ前半は、週ごとにユニークな人物が登場するのが特徴だった。岩崎弥之助がそこに新たに加わったと言えるだろう。その最初の人物は坂本龍馬で万太郎には「天狗」ということになっていたしあのシーンはファンタジーになっていた。架空の人物にして完全なるファンタジーで終わらせてもあのシーンは十分に成立したかもしれないのに坂本龍馬という実在の人物であることにしたのは今回、岩崎弥之助に繋げるためだったのか。第17週の感想に「ファンタジーから現実の世界へと移行しようとしているのかも?」と書いたけど現実的な苦難の時期が終わると共に、譜歌旅ファンタジー路線へ?いや、ファンタジーと現実とが結び付いた瞬間なのかもしれんな。アッサリ過ぎる退場となった田邊教授。万太郎との対比をもっとバッチリ描いていたら面白かっただろうにな。表面上は正反対、でも底の底には同じものが流れている…みたいな。万太郎が浮世離れした人物でなく、もっと世俗的な部分が大きかったら教授の様になっていたかもしれない…みたいな。それでも、教授が頑張って礎を築いたから今の万太郎がある…みたいな。さようなら、教授。☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3979-c7c299f5☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ オオシマノジギク菊の花パイ胎菊>菊花茶
2023.08.27
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今週、「おお!」と喜びの声が上がったのは寿恵子であり、寿恵子の影響を受けたといえる聡子。新しい女性の姿を前面に出している。つーか、単純にカッコイイよね、2人共!その分、男たちが小さく見える。田邊教授に関しては意図的なのかもしれないけど万太郎もちょっと…と思ってしまったぞ。いいのか?だって、物語的には万太郎VS田邊教授こそが面白いと思うから。まあ、それを際立たせるための2人の妻の”成長”なのかもしれんけども。…ひじゅにですが何か?「初めて見ました、教授のあんな顔」by野宮第20週『キレンゲショウマ』まずは長屋の人々―丈之助さんだけでなく他の人々も次々と去って行く。それだけ年月が経ったことの証だし万太郎達だけでなく周囲の人々にも人生があるという表現だしある意味、吹き溜まりの様だった長屋から明るい方向へと旅立って行くわけだからハッピーエンドとも言えるし…そんな風に群集劇にするのが朝ドラには似合うというのが私の持論(ちゅーたら大袈裟過ぎるけど)だし…別に批判する気はないのだけど何だかちょっと唐突というかえっ、何で今!?早過ぎん!?…なんて思ってしまった。単純に寂しいってことかな?(笑)逆にいうと、万太郎たちだけ取り残されたわけでこれが今後の物語に影響を及ぼすことになるのかな?そして、寿恵子&聡子―上記した様にカッコイイから良し>ぉたださ、寿恵子の場合は逞しいの一言というか(笑)悪くすると暗いドラマになってしまいそうなところあるいは、万太郎のワンマンぶりが目立ってしまい寿恵子の苦労が強調されてしまうところ明るく強く清々しい印象まで与える描かれ方でとても良い。聡子に関してはキャラとして成長が伺えて好感度もマシマシなんだけど先行きのフラグっぽくもありそう思うと、ちょっと悲しいなあ…いや、「っぽくもあり」は不要か。誕生日のプレゼントが家族で過ごすことであり行き先が海…なんてさフラグ以外の何物でもないじゃん。悲しいなあ…悲しいと感じてしまうのは悪役的扱いではあるとはいえ田邊教授もまた魅力的な人物だからだよなあ。「あなたが始めたんです」という聡子の台詞にある通り万太郎より先に田邊教授がいたんだよなあ。あちこち手を出し過ぎたというかこの世の栄光というか権威を追い求め過ぎたのだよね。プライドとか上昇志向とか色々あるだろうけどそういう時代でもあったのじゃないかな。そうでなければ地位を築くことができなかった。万太郎は逆に何もなくただ植物に対する愛だけで前進してきたしそれは理想的と言えるし結果的に成功するのだけれど大学への出入りを許され、多くの資料の助けを得たのが大きかったわけでそれは教授のおかげだもんなあ。教授としては、純粋に愛だけで突っ走れる万太郎が羨ましかったかもしれない。教授はコミュ障と言ってしまったら酷かもしれないけど、近いものはあるよね。でも、万太郎は人たらし(笑)だから、植物採集旅行でお教授は今迄になく明るい笑顔で生き生きとしていた。今迄追い求めてきたものを全て失った後で植物学が唯一残されたものだった…という以上のものだった。万太郎と同じ状態になった…なれた…という感じ。それが、まんまフラグにばっているからとても悲しい。万太郎と田邊教授の対比を、もっとじっくりと描いてほしかったなあ。寿恵子も聡子も長屋の人々も良いんだけどもこの2人にもっと重点を置くことはできなかったのかなあ。見応えあった気がするけどなあ。求め過ぎ?たださ、史実によれば牧野富太郎氏はリアル田邊教授である矢田部良吉氏を酷評しているらしい。まさにこのキレンゲショウマの件で。キレンゲショウマを提出したのはリアル山元虎鉄である吉永虎馬氏。なのに彼の名前を矢田部氏は学名に加えなかった―レンゲショウマに似た黄色い花ということでキレンゲショウマと呼んだわけだけど全く違う科の植物だと判明した後もこの名前を変えようとしなかった―日本語による学名にしたのも、世界で通じる言語ではないため好ましいことではない―…等の理由によるらしい。ドラマでは虎鉄がキレンゲショウマを送ったのは万太郎。その前のヤッコソウの時に万太郎は彼の名前を学名に加えた。日本語の学名については「日本の植物学史上に残る宣言でした」と肯定している。そもそも、大学では英語を主に話し国語・国字改良運動に取り組んでいたという教授が学名を日本語で…というところが意味深いしな。ドラマは田邊教授を魅力的に描くことをテーマの一つにしている?皆が皆、実は良い人!…というのは朝ドラにはよくある(つーか、主流)ことえ今作もずっとその路線で行っているけど単純に朝ドラ”お約束”に則っているのではなく全ては田邊教授のためだったりして?>ぉ☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3978-fbf71ec9☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ キレンゲショウマレンゲショウマわれらの牧野富太郎!(いとうせいこう)
2023.08.20
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寿恵子を笹に例えるとは粋だな、万太郎!一目惚れしたのは、やはり美人だからってのが大きいだろうし鹿鳴館のシーンでは生けられていた薔薇の美しさに万太郎が目を留めた後でドレス姿の寿恵子が登場して、やはり美しさを強調していた印象。でも、今は笹に例えて「生きる強さ」を絶賛している。つまり内面の美しさを一番に認めている。そういうのって素敵だよね。…ひじゅにですが何か?「槙野にご執心なのはあなた様ではございませんか」 by寿恵子↑田邊教授の件は、ここが落としどころなのだろうね第19週『ヤッコソウ』園子が亡くなって、千歳が誕生。園子命名の時は植物からの発想だったけど千歳の場合は長生きしてほしいとの願いから…ちょっとシンミリするな。でも、後遺症というか、先週アレコレ起きた不幸の影はここに集約されたというか、集結したというか…って感じですっかり元通りの万太郎&寿恵子である。いやいや、いつまでも引きずっているわけにはいかないし視聴者としても、いつまでも暗い話なのは嫌だけどさ(笑)少しずつ立ち直って行く姿をまんま描くよりも内面に傷は抱えつつも明るく自分の道を行く姿の方が好ましいっちゃー好ましいか。何故こんなことを気にするかというとひじゅにの身近にもアレコレ起きて軌道修正はなかなか上手く行かないもんだからさ。特に精神面でね。やはり、進むべき道をしっかりと見つめているからだよね。そこは大いに見倣わないとな。ところで再び上昇気流に乗ってきた万太郎に対し田邊教授側に影が差して来た様子…新聞小説で、あれほどの騒動が起きるものなのか?…っちゅー気もするけど昔はかなり人気を博したらしいし社会現象も起こしやすかったみたいだね。現代だったら、週刊誌とかTVに相当?サスペンスドラマでは、そこから騒動が…というのはよくあるパターン。新聞社を訴えたということでこの騒動そのものは、これで終わりなのかもしれないけど問題は、田邊教授は世間的にあまり評判はよろしくなさそう…っちゅーか、敵が多そうってことと女子教育には、まだまだ世間の理解は得られていないということだな。前者は、万太郎との一件を収束させるための一歩となるのだろう。実際には他にも色々抱えていそうだけど。国語・国字改良運動とか、女子教育に関しても西洋主義をこじらせ…じゃなくって、強行してた感じだし苦々しく思っていた人は多そうだものね。後者は、女性の問題というとドラマ的には綾を思い出す。綾は伝統に逆らい女性でありながら蔵元となりでも、結局は峰屋を潰してしまった。いや、綾のせいじゃないということは分家の皆も認め慰めてくれたけど物語的にはそう受け取れる要素もあるのは確か。新種を作ったり、火入れの時期を変えさせた、その直後の腐造だったからね。綾自身は「どこでも生きていけるじゃがね」と、希望を取り戻した様子だった。女性問題も、そこに重ねて行くのかな。いや、やはり ←今回は「やはり」多用(笑)新しい女性像という点で一番重きが置かれるのは寿恵子だろう。万太郎のパートナーとして竹雄から寿恵子にバトンタッチしたことも象徴的だし(男性から女性へ)今度は綾からバトンタッチ。まあ、綾は伝統を覆したことや、働く女性という点で分かり易い立場にあったので目立っただけで寿恵子も鹿鳴館でドレスを着たり外国人にダンスを習ったりと今迄にない生き方をしてきたわけだしね。主人公の配偶者ってことで単にサポート役として描かれていても別におかしくはないっちゅーか、今迄の朝ドラでは寧ろ定番。ある意味、朝ドラ”お約束”でも、単に”夫唱婦随”ってことなら、それは古き良き女性像に過ぎない。ヲタクっぽいところとか、万太郎を「押し」にしているところとか文字通り万太郎の背を押しているところとか(笑)結構、工夫した描き方をしていると思う。まあ、そこを前面に押し出してるってほどでもない感じなんだけどそこは主人公じゃないからなあ…あくまでも。☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3977-3cf11cbc☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ やっこさん胴乱をかついで新聞小説の時代
2023.08.12
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先回、ファンタジーから現実の世界へと移行?と書いたけど一気に話が暗くなってきたなあ…娘さんが亡くなったのも実家が経営破綻したのも事実だから仕方ない。実話ベースである以上いつか描かなければならないことだった。ただ、こんなに連続して起きたのかどうかまでは知らん。ドラマ的演出のため、ここに集結させたのかもしらん。知らんけど>ぉ子供さんに関しては、実際には13人中6人が早世しているとか―朝ドラだから、そこまでは描かない気がするけどどうなのだろう……ひじゅにですが何か?「ズギャン!」by竹雄第18週『ヒメスミレ』久しぶりの竹雄登場。万太郎が寿恵子に出逢った時の言葉>これもまたオノマトペ?を再現したりして綾と仲睦まじくて良かった…と思った矢先ズギャン!…ではなくズドン!と突き落とすのもドラマのセオリー?チラッと聞いたところによると家業を畳むことになったのは同じだけれど実話では牧野富太郎さんにお金を送り続けたためにそこまで追い詰められる結果になってしまったらしい。ドラマの万太郎も、お坊ちゃま気質を残してはいるもののさすがに実家を追い込んだ形にしては主人公として難だとの判断で腐造を出したという峰屋側の原因にしてお茶を濁したのかしらん?でも、峰屋は綾の”夢”として描かれてきたからこういう形での終焉は何だか後味悪いなあ…園子ちゃんは園子ちゃんを演じた子役の演技力が印象に残った。名子役を発掘するのも朝ドラ”お約束”?演技力というより、演出家の扱い方や撮影の仕方が上手い…ってことなのかもしれないけどね。久しぶりの分家の皆さん登場。こーいう時は善人化するのも朝ドラ”お約束”もしくは『らんまん』流?資金援助を断ったのは仕方ないよ。彼らには彼らの生活があり、抱えている人々もいる。はっ!ここここれってリアル峰屋(富太郎氏の実家@岸屋)への皮肉!?綾も竹雄もすぐに路頭に迷う…というわけではなく2人ならナントカやっていけるという話だからね。綾のせい、また女という立場のせいにはせず「おまんはこの峰屋を殿様の酒蔵峰屋のままで幕を引いた ばあ様もご先祖も・・、さぞ喜んじゅうじゃろう」という言葉で綾を労っているのも良い。峰屋=綾の夢だったわけだから、この言葉は少しだけ慰めになっただろう。だけど、実際の岸屋は人手に渡っているんだよね。はっ!ここここれも実は皮肉!?ま、まあ、それはともかく…万太郎は万太郎で、娘の死という辛い現実が―主人公にとっては、これ以上の不幸はないだろうに意外とアッサリめの描き方にしたのはさすがに子供の死を真っ向から描くのは朝ドラとして躊躇われたか。こちらも、子供の死をじっくり観たいとは思わんしな…これからは這い上がるしかない。また明るい展開に戻るかも。次は田邊教授の善人化?☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3976-9ceb7258☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ ヒメスミレいぶりたけのこ寿限無
2023.08.05
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ネガティブだった福治が万太郎との出逢いにより少しポジティブになっていく―万太郎の人たらしぶり朝ドラ主人公ならではの周囲への影響力群像劇っぽさ…等を表す一つのエピとしか捉えていなかったけどこのネガティブ発言が試練に見舞われつつある万太郎の人生の予告にもなっていたのね群像劇=変奏曲としてドラマに纏まりをつけようとの算段?…ひじゅにですが何か?「良い事があった分、良くねえ事も起きるぞって」by福治第17週『ムジナモ』池に落ちれば新種の植物に出逢っちゃう万太郎。植物を愛しているだけでなく植物からも愛されている…という感じ。周囲の人々も彼に感化され人間的にも良い面が出て来るし自分の道も見つける。そんな良い事だらけだった万太郎に遂に落ちた雷。東大への出入り禁止!共著にしなかったことで怒る田邊教授は狭量というか、ナントカの穴が小さいという気もするけど万太郎がそこを配慮しなかったというのも世間知らずのお坊ちゃまの域を抜け出せていないという気もする。媚びろというんじゃないけどさ。教授のおかげ、植物学教室のおかげという面は大きいのだから感謝の気持ちがあれば何らかの形で表そうとしたのでは…と、ちょっと思ってはしまう。まあ、良くも悪くも、それが万太郎!とは思うけどね。何しろ彼は浮世離れした人だから(笑)良く言えば純粋過ぎて、とにかく植物が主体なのでそんな世間的なことは頭にも浮かばないのかもしれない。悪く言えば―経済的には、以前は竹雄、今は寿恵子そして実家が支えてくれた。私生活では十徳長屋の面々が親切を示してくれるし研究の面では野田、里中、徳永、大窪そして藤丸や波多野がガッツリ協力してくれている。印刷所の皆だってそうだし初期の頃、週の名物だった(?)天狗@坂本龍馬に始まる癖の強い人々が万太郎を励ましてくれた。そうした素敵な出来事が一方では仇となって万太郎を鈍感にしてしまったとは言えるかも?だって本来なら自分一人の裁量でアレコレこなさなければならないところ皆の支えの上で研究に没頭することができたのだから。それらを当たり前と思っているとしたら傲慢な印象になってしまうのでさすがにそこまでではないだろう。ただ、物質的なものに患わずに済んだ分苦労はしたとはいえ植物に関する部分にだけ携わっていられた分万太郎を、より”浮世離れした人”にしてしまったのかもね。まあ、実在の牧野富太郎氏がどうだったのかは知らんけど。ある意味、それらってファンタジーみたいなものだし物語としては素敵だよね。万太郎も彼らに良い影響を与えるという点でお返ししていると言えるしそのまま全てがトントン拍子に行っちゃう物語でも楽しいと思う。でも、ドラマはファンタジーから現実の世界へと移行しようとしているのかも?☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3975-1331253a☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ クッキー缶 バイカオウレン【ふるさと納税】<佐川のおすすめ!定期便(全10回)完全版 ブルーレイ BOX3【Blu-ray】(オリジナル花瓶&エコバッグ)
2023.07.31
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藤丸は休学して万太郎の植物採集旅行に同行。フラれた波多野は野宮とくっつくことに…じゃなくてパートナーを組んで研究を進めることに。まるで朝ドラ最終回の様に上手いこと纏まる周囲>こらこら基本的に群像劇が朝ドラにはふさわしいと思っているのでこういう感じは悪くはないけどね。それに、藤丸も波多野もモデルがいるらしいから2人が進むこれからの道も描いておかないとな。…ひじゅにですが何か?「寂し過ぎて死にそうだったのに」by波多野↑これを言わせたくてウサギを出したのか?まあ、実際にはウサギが寂しいと死んでしまう―というのは都市伝説らしいッス。第16週『コオロギラン』ちなみに藤丸のモデルは、田中(旧姓:市川)延次郎日本の近代菌類額の創始者のひとり波多野のモデルは、池野成一郎日本の植物形態学の先駆者だそうですぜ。結婚前は朝ドラ”お約束”に当て嵌まるほど少女マンガっぽくはなかったけれど…いや、ある意味、かなり少女マンガ味があったと言えるかな?ともかくも、それなりに可愛らしくもありお互いが惹かれ合っていく様子が伝わってはきたけれど結婚後は特にイチャイチャするわけでもなくイキナリ所帯じみるわけでもなく苦労を前面に出してシリアスに描くわけでもなくナンダカヨクワカラナイ…そんな万太郎&寿恵子。でもまあ、ここでイキナリ万太郎がマイホームパパなんかになっちゃったら逆に興醒めだよね(笑)万太郎はやはり、浮世離れした人物でい続けてくれないと。その分、寿恵子の方は生活が家事とか、これからは育児とか、”現実”が押し寄せてくるから夢見てばかりはいられないもんなあ…だから2人の描写が対照的といって良いくらい違っているのは仕方ないかも。子供の名前をアレコレ考えたりちょこちょこ手紙を寄こしたり万太郎の方も、彼なりの愛情を表現しているから一見、ズレている様で良い夫婦ってことだよね、きっと。寿恵子に寂しい思いをさせて出かけた植物採集旅行でまたもや新種を発見する万太郎。子供の名付けの次は、植物の名付け。この2つを重ねて、公私共に順調なことを主張?それとも浮世離れした万太郎と人間万太郎の両面を強調?ももももしかして大いなる皮肉?☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3974-01d8806a☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ 出産祝いおなまえBOX「君の名前は何ですか?」
2023.07.22
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大窪助教授が心情を吐露。やはり、周囲がどんどん良い人化。その分、田邊教授が際立つ仕掛け?…ひじゅにですが何か?「私、本気です」by寿恵子第15週『ヤマトグサ』万太郎を支える役割は竹雄も寿恵子も同じ…かと思ったら寿恵子の方が男っぽいというか(笑)石版印刷機を買っちゃうなんて大胆!長屋の壁を壊すところは『ちりとてちん』をちょびっと思い出した。意味合いは全然違うけど(笑)まずは生活を支えなきゃ…ってことで働く姿を強調するのかとばかり。特に女性って、そういう使われ方が多い気がする。竹雄もレストランで働く様子が何度か出て来た。でも、直接的に万太郎の”道”に関わるとは。史実は知らんけど、ドラマとして見た場合万太郎自身が印刷機を買うなんて言い出したら彼の浮世離れした部分が前面に出てその分、寿恵子の苦労が強調され視聴者の反感を買いかねないところ寿恵子が言い出しちゃうということで緩めるというK.U.F.U.(工夫)?何ちゅーかさ朝ドラでは配偶者は主人公のサポート役に徹する場合が多いよね。女性が主人公の場合は夫が、男性が主人公の場合は妻が。男性が主人公の作品は少ないせいか妻を”ヒロイン”として目立たせようとする傾向はあるけどそれでも物語上は主人公メインで妻はサポート役。『マッサン』ではエリーが可愛くて華やかで十分ヒロインしてたけど物語を動かすのはマッサンだった。『エール』では音が同じ音楽の道を目指しているということで2人肩を並べて歩んでいく姿を描くのかと期待したけど結局、音楽には挫折してしまい、後はひたすら支え励ます役。家庭内では中心になるから仕事パートとはまた別のヒロインのドラマになるけどね。それに縁の下の力持ち的存在であるのは事実で大きな意味で2人並んで歩んでいるのではあるけどね。でも、今作の場合は、それともちょっと違って寿恵子はもうちょい仕事パートというか、メインの物語にググっと食い込んでくる感じ?前半で竹雄を出していたせいもあるな。寿恵子は少しばかり差別化を図っているというか。だからこそ、結婚前の彼女はヲタク・キャラにしていたのだな(笑)最初からずっと”新しい時代”を強調してきた。女性が強くなる時代を。前半では、綾がその代表だったから後半は寿恵子とは思ったけどその割には結婚後はちょっと大人しくなったというか(笑)従来の女性キャラになっちゃったのかな…という気もしていた。でも、やはり違った。まあ、これからどうなるか分からないけどさ。結局、サポート役で終わっちゃう可能性もあるわけだけど今回、ちょっとばかり期待したくなった。だって、ほらひじゅにも女の端くれだからさ(笑)さて、田邊教授以外は全てを見方につけた万太郎。さすが人たらし(笑)孤立する田邊教授と対照的。そして、早くも新種発見する万太郎。「ヤマトグサ」名付け親になるという夢が早速叶った。戸隠草の件で一悶着あり自分の名前が使えなくなる田邊教授と対照的。なかなか残酷な描き方だな…☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3973-9f776649☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ 牧野富太郎の植物図鑑花と恋してお任せ3種>牧野富太郎博士の出身地から発送!
2023.07.16
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オープニングのアニメに寿恵子が加わったね。植物達の間を飛び交う妖精化した万太郎に人間界に置いて行かれるのでもなく遠くから見守るだけなのでもなくスッと追い付いて寄り添う姿が良い。竹雄が一緒でなくなったのは寂しいけど彼の代わりではなく寿恵子ならではの歩み方って感じでまさに新章の始まり。…ひじゅにですが何か?「岩に見えても、かる焼きかもしれません」by寿恵子第14週『ホウライシダ』久々に佑一郎登場。ごめん、存在を忘れかけてた>ぉ渡米するとのことだから、またしばらく出て来そうにない…2人の子\交流が描かれるのは当分先?「教授が言うところの”虫けら”らあがこの国を変える底力を持っちゅうがじゃ」これを言わせたかっただけ?万太郎はまさにこうなるだろうからさ。「俺ら若造が先生と呼ばれて正直怖うてたまらんかった」田邊教授側の気持ちも代弁?勿論、田邊教授は「若造」ではないけどないから余計に複雑かもしれない。実際、教授の内面が少しばかり描かれ始めたものね。奥さんに対して、いわゆる男尊女卑の態度でいるのかと思わせて奥さんは萎縮しているわけではなく寧ろ「カワイイ」という目線でいる(笑)まあ、今迄のこのドラマのパターンからいうと奥さんの心の広さを見せつけて古い時代の男性VS新しい時代の女性としていると解釈することもできるけど(笑)その後の夫婦2ショットを見ると教授ったら、やっぱ素顔は優しい人なんじゃん!って印象だったよね。朝ドラらしく『らんまん』ワールドは基本的に良い人ばかり…ってことかと。万太郎への態度、植物標本への拘り、花も種もないシダが好き…等からして教授は教授ならではの信条や野心や、それ故の辛い経験があって今の様になってしまったのだろう。その代表例(?)として「破門草事件」があるみたいだけど―史実は知らんがドラマの様子では「泥棒教授」と罵倒するのはちょっと違うんじゃ?…と思えた。以前の”雷をバックにした田邊教授の図ぅ”で仄めかされた黒い教授の印象とは、ちょっと違うよね?…甘い?このエピソードのオチをどうつけるか、にかかってくるな。そして、それが今後の万太郎と教授の関係に重なって行くのだろうし。でも、大丈夫!『らんまん』は良い人ワールドだから(笑)万太郎は植物図鑑発行に向けて頑張る模様。植物が好きで好きで…というヲタクな面、もしくは浮世離れした面が当時としては途方もないことだったかもしれないにしろしっかりと地に足を付けて歩んで行くことに変わって行く。夢から現実への移行って感じ?批判ではなく、寧ろカッコイイと思うし当然とも思うよ、勿論。何故か、ちょっぴり寂しい気もしちゃうけど>ぉ☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3972-21e377d4☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ ホウライシダプラントハンターザ・羽根枕
2023.07.08
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恋話には力を入れている風なのに結婚式シーンといったらドラマのハイライトなのにヒロインを演じる女優は総じて美人なのに何故か花嫁姿がイ・マ・イ・チっちゅーのも朝ドラ”お約束”!個人的に歴代(ちゅーても自分が観始めてから)ヒロインの中で最高美女だと思っている比嘉愛未@『どんど晴れ』でさえ微妙…だった>スマソところが!今作は違った。寿恵子ったらマジ綺麗!!こんなところも王道の様に見せかけてスルッと”お約束”外ししてくれるさすがの『らんまん』(笑)…ひじゅにですが何か?「らんまんじゃ」byタキ第13週『ヤマザクラ』先週からフラグ立ちっぱなしだった、お祖母ちゃん。唐突に出て来た感のあるヤマザクラの病気とシンクロさせるであろうことはバレバレだったけどあの最後のシーンに行き着くためだからな。許す!>ぇ何とか治す方法はないかと万太郎が皆に連絡するところは今迄の彼の人間関係が良い感じに表れているからこれもまた良し。それに結局、治せなかった…ってのが良い。お祖母ちゃんと重ねているのだから治らなくて当たり前なんだけどでも、安易な脚本だったら万太郎の”おかげ”でヤマザクラは元気になりました!ってなことになりお祖母ちゃん@人間の命の儚さと対比させる―というファンタジーな結末にしていた可能性も…ないか(笑)とにかく、この治らないってのが良かった。ヤマザクラも人間も死んでいく―時代も移り変わって行く―その冷酷な現実を提示しその後で、接ぎ木された若枝が示される。昔なら長男@万太郎が後継ぎになるところを女性であり、本家の人間ではない綾が継ぐ。番頭の息子である竹雄と恋愛結婚して。古い時代が去り、新しい時代が到来したことを分かり易く描いている。古い時代を象徴するお祖母ちゃんも女性であるということでより強調している感じがするよね。咲き誇るヤマザクラを背景に綾が槙野家にやって来た日の回想シーンを描いたのもまさに”象徴”って感じ(笑)そこで終わっても良いのに現在のお祖母ちゃんを移さずナレ死にしちゃえば美しいままなのに…と一瞬思ったけどいや、若く元気で美しかった過去と年老いて死に面している今を対比させることが必要だってことなのだろう。そんな悲しみを背負いながらも>背負っているが故に毅然としたお祖母ちゃんは昔よりももっと綺麗だった。だから、そこで終わっても良いのに…と、また思ってしまったけどいや、万太郎の姿を見せないとね。主人公だから…というだけでなく新しい時代を生きて行く万太郎をここで映すべきだってことなのだろう。今迄に描かれてきたエピソードはみな根底はそこを描いていたわけだし。ところで登場人物は皆、基本的に善人…というのもまた朝ドラ”お約束”でさすがの外し屋(ぇ)『らんまん』もそこはしっかり踏襲。コミカルな悪役って感じの分家の人々も変に善人化することはなかったものの>そこは却って良い分家ならではの悲哀を吐露して人間味を出したのが良かったよね。そこにもまた「時代」を重ねているわけだけどそれよりも人間的弱さが出ていたのが良かった。第一話の感想に書いたけど個人的に勝手に抱いている牧野富太郎さんのイメージは浮世離れしているだった。ドラマでは、確かにそういうキャラ作りな面はあるものの時代の移り変わり、女性の社会進出、自由…といったものと絡めて描くことによって万太郎の生き方を積極的で望ましいものに見せて来たという印象。まさに「新しい時代」の申し子というか。時代がハッキリ変わったと示された今これからの万太郎は、個人というか個性というかまあ、いわば浮世離れしている面が強調されていくのかな?考え過ぎ?☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3971-d082099a☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ ヤマザクラ起き上がりこぼしマキノジン スエコザサ
2023.07.01
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お祖母ちゃん完璧にフラグが立ったな悲しいなあ…でも、世代交代しなくちゃな松坂慶子さん朝ドラでは今作の前にも『ゲゲゲの女房』『あさが来た』『まんぷく』…と出演が続いたけど全部、感じが良かったな。まあ、みんな似た様なキャラと言えなくもないけど(笑)でも、みんな好きだな。…ひじゅにですが何か?「空が晴れたら立ち上がるがじゃ」by竹雄第12週『マルバマンネングサ』高藤の公開処刑の後堀井のナイス演技を挟んで万太郎&寿恵子の結婚に向けて事態は着々と進む。まずは寿恵子―万太郎の部屋の様子を見ても、呆れるどころか「冒険」と喜ぶ。さすがヲタク!…じゃなくて柔軟というか心が広いというか単に恋は盲目的な感覚ではなく、結構現実的な見方もしているしかつ前向きで良いな。まさかの(?)堀井がツッコミ役とは(笑)しかも、最終的には彼も寿恵子に励まされているし。「完結した物語」万太郎だけでなく、彼もまた生涯をかけて夢を完結させるのだろう。”白梅堂”は閉店―文太は故郷へ。まつも彼に付いて行くことに。ここもまた世代交代っちゅーか万太郎&寿恵子が旅立っていくのに妨げになるというか後ろ髪引かせる様なものが何もなくなるのがサッパリしていて良い。ところで、文太の故郷は群馬の伊香保温泉ですってよ、奥様!前作『舞いあがれ!』でも水島学生が群馬出身だったし>やっぱ郷里に帰ったし主題歌も群馬出身のback numberだったしあ、そうそう、マンガ『ダンダダン』(龍幸伸)にも明らかに伊香保温泉をモデルにした町が出て来たし時代は今や群馬県!?>違うと思うそして、峰屋―ここまでに半年ワープしちゃったところは驚いたけど(笑)あのままでは交際期間0になっちゃうから現代感覚からすると浅く感じられてしまうから?綾は相変わらずカッコイイ。彼女の生き様を際立たせるためにも、お祖母ちゃんは退場しなければならない…なんて言ったら冷たい?綾と寿恵子に”新しい女性”を象徴させるのだろうから2人共、単に従順で耐える女…像にとどまらず自分で自分の生き方を選んでいるところが面白い。それでも寿恵子は万太郎を支えるのが中心になるのかもしれないし綾の方は竹雄が支える側に立つのかもしれない。その違いも面白い。それにしても、お祖母ちゃん…万太郎達に傍にいてほしいのにそれが最後の望みでありある意味、初めての自分のための望みなのに寿恵子の提案で万太郎も故郷に暮らす決意をするところだったのにお祖母ちゃんの方から東京に戻る様に行ってしまうとは…ベタっちゃーベタだけど>こらこらお祖母ちゃんの心意気が表れていて良かったよ。好感度アップだよ。でも、それってフラグでしかないじゃん(涙)人たらしの万太郎は逆に出逢った人達からいつも背中を押される。天狗@坂本龍馬からずっと。天狗の存在感が強烈過ぎて霞みがちだったけどお母さんも同様ではあるね。そして今度は、お祖母ちゃんがその役目を担うわけだな。☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3970-90cefbde☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ マルバマンネングサ1~10巻バイカオウレン滝沢馬琴 江戸和本 実物
2023.06.25
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対比的に描かれてきた万太郎と寿恵子それぞれが自分の生きるべき道を見出した時2つに分かれていた世界が一つになる―朝ドラの恋話としては、かなり良い出来…と思うのは私だけ?夢に向かう道と恋話とを綺麗にドッキングさせた…と言えると思う(多くの朝ドラは逆に分離しがちだったよね)…ひじゅにですが何か?「私のままで何故いけないんですか?」by寿恵子第11週『ユウガオ』時代の流れもあるけど、今日にも通じる女性の生き方を高知編では、綾東京編では、寿恵子を通して描いているところも良い感じ。どちらでも、万太郎は自分の夢に向かって邁進しているのに対し綾も寿恵子も女性であるが故に壁にぶつかった。前者では親戚後者では高藤が分かり易い悪役になっている。親戚達はコミカルなキャラだったのに対し高藤は居丈高でマジ嫌な奴になっている>それでも笑えるけどという違いはある。高藤は一見、女性に新しい道を開いてくれているかの様で実際には妾にしようとしているだけだもんな。妻のことは平気で悪口言うし。ドレスもダンスも自分に都合良く操るためのツールに過ぎないって感じで養女の話では本性バレバレ(笑)確かにそれまでの時代では当たり前の手順だっただろうけどそれに拘ることで、つまりは彼自身が昔の考えや価値観のままいわゆる旧”男社会”の悪いとこだけ集めた様な「みっともない」男だと露呈している。そんな彼の矛盾を指摘し去って行く女性達の姿で新しい女性達の生き方がシンプル&コミカルに示されていてスカッとしたざます。真の悪人が存在しない「良い人ワールド」なのも朝ドラ”お約束”『らんまん』も全体的にはそんな感じ。その中で親戚と高藤は例外っぽいけどどちらもギャフン!となって笑われてオシマイになっているから軽減されているっちゅーか、「真の」という程の悪ではないってことなのかな?徳永助教授も本当は良い人って様子になってきたしね。田邊教授の万太郎の扱いに良心を痛めているし窓辺の花に手を伸ばそうとしたところは田邊教授より純粋に植物を愛しているんだな…って印象だったし文学が好きってとこなんて好感持てる。万太郎に対しいつかはデレる…とは思っていたけれどあ、そこで?と思った(笑)万葉集を口にする徳永助教授に万太郎が下の句を答えるところ人柄だけでなく>ましてや暴走するのではなく万太郎の方も教養があるってのがベースになっているところが朝ドラらしくなくて好きざます。ラストは週タイトル『ユウガオ』を回収。ユウガオというと、かんぴょうを思い浮かべてしまうので白く美しい花を強調したのは新鮮だった>ひじゅにだけ?☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3969-60cb24ee☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ ユウガオ花と恋しておひめさま図鑑
2023.06.18
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万太郎と寿恵子それぞれ自分の道を歩み出す―ちゅーことで2人を対比させる様な描き方お互いがお互いの背中を押すといった形で始まったのでその顛末を並行して描くのは興味深い万太郎メインでは、ちょっと地味だし一般受けし難いかもしれないところを寿恵子パートにも重きを置くことで、華やかさも加わるし恋話で多くの視聴者を引っ張る…という計算?…ひじゅにですが何か「わしは消えんと思います」by万太郎第10週『ノアザミ』毎週、癖の強い人物が登場する―というパターンは今週も健在。でも、そんな中で、万太郎自身の個性がどんどん際立ってきている。つまりは、成長しているということなのだろうけどそこを説明臭くなく、エピソードで自然に見せて行くのが良いね。個性的な人物だらけの中をかいくぐり最終的には皆と仲良くなっちゃう、人たらし(?)な万太郎がカワイイ。仕事覚えが早く、「器用」だと褒められるところは朝ドラ的にはちょっと新鮮。だって、朝ドラ・ヒロインは不器用が多くトンデモナイ失敗をしでかすのが”お約束”。例えば、鍋を引っくり返して中身を派手にぶちまけるとかね(笑)。一生懸命なあまり…という健気さアピールの場合もあれば他のことに気を取られボーっとしていることの表現だったりもするけど。今週は印刷所編―「写すことには限界がある」初っ端から画工の岩下に喧嘩を売っちゃう万太郎。実際には、石版印刷そのものへの喧嘩だけど。手塚治虫がデビューした頃さすがに石版印刷ではなかったものの描き版とかいって、元の絵を職人がトレースしたものを印刷するという方法だったそうだ。トレースの上手い下手も当然あるし職人自身の絵の癖が出てしまったりもするしどうしても元絵とは違うものになってしまったらしい。だから、万太郎の気持ちはよく分かる。でも、職人側にもプライドがあるわけでここですぐにぶつかり合って騒動が起きるという安易な展開にしなかったのは、さすがッス。双方の気持ちを描いた上で技術的なものは移り変わっていくもの―でも、携わる者達の意欲や志は変わらない―という結論にしたのは良かった。万太郎の絵についても「本物を伝えるための手立てとしての絵」という評価になったのも上手い結論。寿恵子の方は心地良いサクセスストーリーとはならず高藤の妾になるという話に発展。いや、最初からそういう結論ありきだったわけだけどさ。男性は自分の道を真っ直ぐに歩んで行けるのに女性はそうするチャンスが訪れたかの様に見えても最後に辿り着くのはこんなものしかない。悲しいよなあ…とはいえ、まだ選択肢は残っていてその分だけ、それ以前の女性よりは自由になったってことかなあ。寿恵子の選ぶ道は2つあることがラストの唐突に(さり気なく…というべき?)登場したヤジロベエに象徴されている。通行人を見下し追い払いながら疾走する馬車とその前を平気で横切り>つーか、見えてない(笑)ノアザミに駆け寄る万太郎という分かり易い対比。寿恵子はノアザミの様に美しいけれど、周囲には迎合しないトゲも装備している。☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3968-7f5f515d☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ ノアザミ水ようかん石版印刷風ポスター(カリフォルニア州立公園 地図)
2023.06.09
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ゆうさん…故郷の話、過去の話をしてくれたのは今迄は一切口にしなかった、という前振りがあった分深みも加わったし、内容も切ないものであったけど初恋の人と一度だけ思いを遂げてその後、その人が結婚して自分は故郷を出て茶屋で働いて薬種問屋と結婚してそれから出産してその子は実は初恋の人の子供…っちゅーことみたいだけど夫には気付かれてないってことはお腹が目立つ前に結婚したってことだからその僅かな月日の間にこんなにも目まぐるしく事態が進展したってこと?内容よりスピード感が驚きッス姐さん、尊敬するッスそれとも初恋の人の子だとは到底考えられないのにそう思い込まずにはいられない哀しい女心ってこと?…ひじゅにですが何か?「草花が好きな人が人間の事で悩んでいる」byりん↑ さすが、りんさん一言で綺麗に纏めたな第9週『ヒルムシロ』植物への愛情の点でも世間知らずのお坊っちゃまという点においても浮世離れを体現してひじゅにの牧野富太郎イメージを裏付けてくれる(?)親切仕様の万太郎が大学での疎外感に悩まされていたと思ったら今度は何と恋煩い。明るく楽しい植物との恋に比べ人間との恋は暗くて辛い…つまりは、人間になりつつあるっちゅーか人間として成長しつつある万太郎の図ぅ?カエルが人間に戻るこれもまた伏線回収?>伏線言うんか?鹿鳴館で顔を合わせる万太郎と寿恵子。目配せひとつで別室に移るなんてすっかり通じ合ってるじゃん。ちょびっと『風と共に去りぬ』のワンシーンを思い出させる>そうか?新しい世界を見たい寿恵子の背中を押したのは万太郎。自分ならではの植物学を極めるという、行くべき道を万太郎が目覚めるきっかけを与えてくれたのは寿恵子。そういう関係性も素敵だしそうして全く違うに足を踏み出したかと思ったらその先でこんな形で出逢う…ってのも面白い。田邊教授繋がりだから視聴者にはバレバレだったけど(笑)万太郎の“夢”を中断させるのでも分離させるのでもなくそれを叶えたらプロポーズすると本人のいないところで宣言するのが万太郎らしくて良い。そんな風に飄々と、かつ確実に前進して行く万太郎。人間味が出てきただけでなく、それに伴い成長も伺える。「綺麗じゃ」ドレス姿の寿恵子に連発する天然ぶりと「監督」大窪を上手いこと乗せちゃう策士ぶり賢いというのか如才ないというのか(笑)もう十分一人で歩んで行けるな。じきに寿恵子というパートナーもできるわけだし…とすると竹雄はどうなるのだ、竹雄は!?生活費のためとはいえ就職したために常に万太郎と一緒にいることはできなくなり自分の中では病弱なお坊っちゃまのままなのに周囲から万太郎は強いと諭される…という何だか悲しさが漂ってきた竹雄。そろそろ袂を分かつ時期が来ているのかな?あ、でも、綾がいるし。綾と結婚して峰屋を継ぐという道があるし。その方が竹雄にとっては幸せだろうな。良かったね、竹雄! ←決めつけている万太郎が“夢”に邁進するのを金銭的に援助するゴッホを支えた弟のテオみたいで良いじゃん。…あ、でも、酒造所は危ないんだっけ。☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3967-6f0cf802☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ 連雀爛漫(れんじゃくらんまん) ブローチ夏の最後のバラ(サラ・ブライトマン)舞踏会のレッスンへ
2023.06.02
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何が残念かってあの牡丹の葉を模した新作菓子あまり美味しそうに見えなかっ…>こらこらこらっ…ひじゅにですが何か?「わしの植物学!」by万太郎第8週『シロツメクサ』今週は逆転の週?万太郎が寿恵子の背中を押したかと思ったら寿恵子のおかげで万太郎が自分の進むべき道を見つけた。まあ、ここは微笑ましい。つーか、ここは、万太郎に寿恵子の手を握らせることで恋話の進展を期待させておいて、実は…というハグラカシも含まれていたわけで、二重の逆転?万太郎らしさが出ていて、やはり微笑ましい。それに、そんな万太郎に「馬琴先生」を寿恵子は感じたみたいだし。大学で疎外感を抱いていた万太郎に藤丸と波多野という友人ができた。徳永達を分かり易い敵対者に描いているため2人も彼らの側…みたいに見せかけておいて実は、それぞれ夢を持つ仲間だった…という逆転。これも微笑ましい。竹雄と新しい出発に心弾ませた牛鍋を今日は藤丸、波多野、そして堀井と4人で囲む。それぞれの夢を叶えるため雑誌を作ろうと盛り上がる様子もこれまた微笑ましい。不穏なのは田邊教授。一番の理解者かと思われたのに今日は背後に『Outside Cassle』(作詞作曲:ムン・ヒジュン)の様な雷音。↑分かり難いにも程がある例えどうせ、ひじゅにはヲタクさ。万太郎も寿恵子もヲタクだから良いのさ>ぉまあ、『らんまん』ワールドはヲタク率が極めて高いからな。田邊教授はさしずめ西洋ヲタク。やたら英語を使うところは、現代感覚ではちょっと笑えるのだが当時としては大真面目。日本語は漢字を廃止すべしと考えているほどに分かり易い偏見の持ち主だということが示された。標本に関しても完璧主義が高じたあまり、かなり偏った見方になっている。それを万太郎の自由奔放で愛に基づいた感性に解され真の意味での同士になっていくんじゃ…と期待していたわけだけどいや、最終的にはそうなるのだと思っているのだけれど今のところは何だか黒いモヤモヤが立ち上り始めたな。この黒さが似合う様にまた英語混じりの会話が滑稽になり過ぎない様にもしかしたら、後に仲間となった時にユーモアで包める様にイケメンかつ、お笑いも似合う要潤を起用?>ぉ寿恵子の方も、彼女に惹かれたっぽい男性が登場したし物語が急速に進み出したという印象。まあ、確かに、そういう時期ではあるな。今回は牛鍋に同席できなかった竹雄もレストランではモテモテの様子だし彼は彼の居場所を見つけたと言って良いのかな?少なくとも、主人公をサポートするだけの都合の良い存在に留まらず彼は彼の“世界”を示しているところは良いよね。☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3966-a7dccd1c☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ シロツメクサ鹿鳴館 恵みのしずくオリジナル普及版 牧野日本植物圖鑑
2023.05.27
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下に見られていた人が思わぬ時に才能や実力を披露し皆を驚かせる…よくある展開ではあるけど絶対に盛り上がる。しかもさ、持って生まれたものばかりでなく凄く努力してきたことも分かっているから(本人は楽しんでやってきたことであるけど)超絶スカッとする。いいぞ、万太郎!…ひじゅにですが何か?「せいぜい頑張れ!」by堀井 ↑堀井さん、かわええ~!いいヤツじゃん!気に入ったぞ!君も頑張れよ! ↑上目線第7週『ボタン』今週の癖強キャラは田邊教授。今迄、色んな“変な人”が登場したし今や周り中が“変な人”だらけだから(笑)田邊教授が特別変には見えないけど。英語を多用するところは今の感覚では却ってダサ…>こらこらでも、あの時代ではスマートに見えたんだろうなあ…まあ、イケメンだからOK>ぉつーか、『らんまん』ワールドはイケメンと美女だらけだけどね。ここは朝ドラ“お約束”外見が麗しく中身が変人…てところは独自?いや、やはり“お約束”か。でも、これぞ腐女子好み(笑)そこが『らんまん』と言えるかも?ともかくもお馴染み(?)の格好にチェンジした万太郎。まさに戦闘服。竹雄も洋装になるっぽいし。これから物語が本格的に進んで行くという印のよう。田邊教授と万太郎がジョン万次郎で繋がったのもそこを象徴&強調していると思う。恋話も同時に進行していく様子だけど朝ドラ“お約束”では、この2つは分離するもの。だから、ひじゅに的には恋話が始まると萎えるんだけど(笑)でも、今作は上手く絡み合っていきそうな予感。寿恵子が最初からサポート役ではないしたまたま同じ道を歩む同士だったというわけでもなく全く違う夢を持っている。逆に万太郎がサポートしてやれる分野ではないし全く違う故に関わり合わないというわけでもなく自分と重ねた万太郎が寿恵子の背中を押す結果になっている。何か良い立ち位置だなって気がする。寿恵子が手に持つかる焼きに万太郎が無邪気に齧り付く…という描写が良い。これもまたフード理論?子供時代、母親の好きな花の絵を描いて贈ったのと今回、寿恵子の好きな花の絵を描いて贈ったのが良い対比というかリンクというかになっていて尊い>語彙力↑ちょいと若者っぽい文体にしてみました>どこが?☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3965-f986321b☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ 牧野富太郎の植物画で愉しむ大人の四季ぬり絵かるめ焼きふたごの卵
2023.05.22
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何と、寿恵子はヲタクなのか!?」腐女子なのか!?今週の”癖強キャラ”はヒロインなのか…何て斬新(笑)…ひじゅにですが何か?「尊い」by寿恵子第6週『ドクダミ』「尊い」がヲタク用語として使われる様になったのは比較的最近だと思うけど「尊い」という言葉そのものは昔から存在しているわけだからここでこの言葉を寿恵子のキャラ付けのために使うとはなかなか面白いじゃね~かよ、おい>ぉちなみに、ひじゅには煉獄さん尊い!!!!!でございます。心が痛くて『無限列車』ブルーレイ買ったのに観られないし『刀鍛冶の里編』録画はしてるけど観られないんだよぉ‥↑どーでもよろしいちゅーことで、東京編スタート。竹雄は従者から相棒に昇格。(何かRPGみたい)佑一郎、再登場。(中村蒼さんなのもあって幼馴染3人が『エール』を思い出させる)野田先生と里中先生も再登場。(これからの活躍に期待)十徳長屋の住民も個性的な面々。(何か物凄く朝ドラらしい)寿恵子で今週を締めるところもね。ヒロインとの再会を変に引っ張らなくて良かった。万太郎がヲタクお坊ちゃまなのでヒロインはしっかり者タイプかと思ったらいや、多分しっかり者ではあるのだろうけど腐女子だってとこが非常に良いわ(笑)ヲタクお坊ちゃまと書いたけれど「見くびるな!」と倉木を怒鳴りつけたところはカッコよかったぜよ。お祖母ちゃん、綾と続いて、芯の強さを見せつけて血筋だなあ…と、頼もしいというか何か嬉しい。その後の、倉木の子供が熱を出して云々…ってのはよくある展開で特に面白味はなかったけど>こらこらでも、万太郎が子供時代ちょくちょく熱を出していた設定が生かされているしその後スルスル事態が動いて行ったわけだからOK(笑)それにしても万太郎@神木君表情がコロコロ変わるし、全身で演技していて好感度大。竹雄@志尊さんも面白い。寿恵子との再会シーンで、クルクル動く神木君の背後でニコニコしているのが何とも良い感じ。寿恵子も腐女子っぽいのがミソ。 ←まだ言ってる朝ドラの恋話って、個人的にイマイチなのが多く物語の流れが中断しちゃたりするので気が乗らないんだけど今回は男女共に癖が強いので楽しめるかも?周囲も癖強だしもしかして、いわゆる“普通の人”は竹雄だけ?そうか、竹雄は『ちびまる子ちゃん』のタマちゃんなのね(笑)「峰屋は若の財布やない」これは後々響いてくるんだろうなあ…ここだけは不穏。綾が辛い思いをするのは嫌だからなあ…でも、万太郎の金銭感覚じゃ竹雄の稼ぎだけじゃやって行けなそう。それでも、これからの万太郎の歩みにはワクワクするなあ。☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3964-08625454☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ ドクダミ八犬伝お土産に買ってカエル!?
2023.05.13
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月…じゃなくて、童磨…じゃなくて ←シツコイ?逸馬さん、ゴメンよお!「第1週の坂本龍馬から始まった法則にはちょっと当てはまらないかな」…なんて先回書いちまってさ。実在の人物をモデルにしているわけではなさそうなので(ひじゅにが気付かないだけかもしらんが)竜馬達とはちょい異なると思ったんだけどさ当時の自由民権運動に携わっていた人達全ての象徴!と考えれば、立派に仲間入り。つーか、君も万太郎に影響を与えた癖のある人物そのものだよ!それを強調するかの様に一陣の風。舞いあがる手ぬぐい(?)それはちょっと天狗@龍馬を思い出させる。そして、それに導かれた視線の先に広がるのは群れ成して咲くキツネノカミソリ。着物の色も色から連想される熱い情熱も一輪だけでなく大勢の仲間が集まっているところもまさに逸馬だ。…ひじゅにですが何か?「涙が出るほど嬉しゅうございます」by綾第5週『キツネノカミソリ』綾、かっけー!お祖母ちゃんもカッコイイしな。「こんな能無し猿を間違えて逮捕する警察も能無し!」なんて言えちゃうなんて素敵。そして、反感や嫌味の中でこれは自分が生きたい道だと初めはおどおどと、次第に力強く宣言する綾。槙野家の女性達は凛として強い。いやいや、槙野家だけじゃない。民権ばあさんも素敵。懐が深いというか、やはり母親の様な心の広さ。そこは男性にはない部分と言えるかな。女性は元々強いのさ。男尊女卑だった時代にも色んな自由を奪われていた中でも。そこをちゃんと描いているところが良いね。朝ドラ”お約束”の一つにヒロインに都合良く動かされる人物が何故か存在する…というのがある。よくあるのがヒロインが母親であることと夢に向かって邁進する女性であることと両立させるのが難しい生き方を楽々両立させるために善意で子供を預かってくれる人が現れる…というのがある。そりゃあ、そうした善意の持ち主もいるかもしれないけどさドラマ内の扱いはあまりにもあまりにも…まるでその人の人生なんてないかの様でただただ使いまくられるだけ。それでいてヒロインのみが子育てを褒めまくられる。だから脚本家によっては綾をそう描いていた可能性大だしそしたらツッコミが入るのは必須ながらもまあ、朝ドラだしねって感じで、まかり通ってもいたと思う。でも、綾が子供の頃に倉に入ってしまった時万太郎と同じ様にファンタスティックな描写がされた。綾にとっての”夢”であり”道”が示された。決して万太郎の代わりではなく押し付けられたわけでもなく綾自身の生き方として描かれているのが素敵。そこに逸馬達の自由民権運動が重なるところも良い。人間には神から与えられた自由意志がある。こうして、万太郎も綾も自分で選んだ道を行く。とすれば、今度は竹雄の番。単純ひじゅには単純に竹雄は綾と結婚して酒造りに携わる…のだと思っていた。そうではなく、万太郎と共に行くことを選んだのが、これまた良いね。まあ、まだしばらく万太郎&竹雄のコンビを見て行きたいしな。l長男である万太郎女性である綾雇われ人である竹雄…当時としては大きなハンデがある中で三者三様に自分の道を貫くのが素敵。☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3963-bd6cfebf☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ キツネノカミソリ牧野富太郎の植物図鑑俺が何者かは俺が決める
2023.05.07
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出たっ!童磨…じゃなかった、早川逸馬!声優(だけじゃないけど)には詳しくないんだけど昔観たアニメ『デスノート』で主人公@夜神月の声の演技に凄く感心したのを覚えている。原作では表面上はクールに徹している印象だった月の内面の下品さイヤラシサ、弱くて卑小な部分を声で表現していて声優スゲエ!と思ったのだった。その月役の声優が今回、早川逸馬役の宮野真守さんというわけで何だか感慨深い私なのでした>ぉ…ひじゅにですが何か?「そういう人間が今ここにいる」by万太郎第4週『ササユリ』第4週で万太郎に影響を与える癖のある人物はジョン万次郎!あ、早川逸馬もそうだけど(笑)こちらは特にモデルがいるわけではないらしい。(板垣退助という説もあるらしいけど…名前が違い過ぎる)そうすると第1週の坂本龍馬から始まった法則にはちょっと当てはまらないかな。バディになったりして?そこまで万太郎は自由民権運動には関わらないかな?東京にも寿恵子にも植物学にも別れを告げた万太郎。そんな彼の心を解放したのがジョン万次郎。あ、早川逸馬もだけど(笑)でも、まあ彼は「自由」とそれを体現する「ジョン万次郎」へと万太郎を導く役割。イエス・キリストのための道を整えたバプテストのヨハネ的?シーボルトに憧れて覚醒するのではなくシーボルトではなく自分がやるべき!と発奮しちゃうところが万太郎らしいと言えるかも。ちょっと新鮮に感じたのが万太郎が暴走し周囲が翻弄される…というイカニモ朝ドラな展開ではなく竹雄が、自分が万太郎を抑えつけてきたと後悔するところ。まあ、これから万太郎は暴走しそうだけども(笑)竹雄が今度は彼の背中を押す側に回るのだろうな。ちゅーことは、竹雄の恋は成就しそう。良かったね、竹雄! ←決め付けている実話では、牧野富太郎さんは綾に相当する人と結婚したらしい。その後、別れて寿恵子に相当する人と再婚するわけだけどドラマではそこは省くんだろうな。「自由」に向かう物語の流れにそぐわないし。綾の幸吉への思いは悲しい結果になってしまったけど優しくしてくれる竹雄に惹かれるのは自然な流れだし万太郎と離婚した後も家業を守り続け万太郎に財産を食い潰されるという生涯よりも竹雄と一緒になって、念願だった酒造りに邁進しつつ夫婦で万太郎を応援する…という生き方の方が明るくて楽しいよね。良かったね、綾! ←決め付けているそれにしても、幸吉。幸吉って一体…という気もするけど(笑)彼にしてみれば逆らえない相手だし酒造りへの純粋な気持ちがあっただけかもしれないし簪を返したところは、綾にとってはときめきポイントだったけど彼としては逆に幼い日の淡い恋心への決別の意味があった…のかもしれない>そうなのか?返した簪買った櫛そこに幸吉と竹雄の違いを象徴させているのだろう。そんな彼に「気ぃ持たせやがって〜!」と怒るのではなく>ぇ酒造りに利用して悪かったと後悔する綾には好感が持てる。男性、女性、恵まれている者、虐げられてきた者色んな人の色んな人生がある中でそれを切り開き、自分が本当に望む道を貫こうとするのは傲慢なのか「自由」なのか…?今週のタイトルは『ササユリ』花言葉は「上品」「希少」だそうだ。万太郎は当時としては希少な道を歩むことになるけどそこにあるのは傲慢というより上品ということなのかな?万太郎の人生は「自由」を象徴するものとなるのだろうけど。綾と竹雄もそうなるのだろうな。なかなか楽しみ。☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3962-5bd1c5b6☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ ササユリ>アートフォト芋けんぴ 塩けんぴセットシーボルト日本植物誌
2023.04.28
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天狗@坂本龍馬蘭光先生に続き第3週は野田基善先生(モデル:小野職愨)里中芳生先生(モデル:田中芳男)と、またもや浮世離れした人物が登場ええぞええぞ!>ぇ…ひじゅにですが何か?「ありがとう!友よ!」by野田第3週『ジョウロウホトトギス』色々な人と出逢って成長していくーそれは勿論、定番っちゅーか、当然のことなんだけどその中でも特に影響を与える人物が癖の強い人物でその週を象徴するかの如く登場するというのが結構ひじゅに好みぜよ。まあ、今週のメインは西村寿恵子との出逢いの方だろうけど。龍馬とは山椒餅蘭光先生とは焼き魚寿恵子とは、かる焼き…とフード理論もバッチリ?かる焼きって、カルメ焼きのことかと思ってたけど「軽焼煎餅(せんべい)の略。糯米(もちごめ)を洗って20日ほど水に浸け、白砂糖を加えて餅(もち)に搗(つ)きなまこ形につくってかき餅のように薄く切り、銅鍋(どうなべ)で焼く。また、糯米粉に砂糖を加えて水でこね、いったん蒸して糖蜜(とうみつ)を加え麺棒(めんぼう)でのしてさまざまな形に切り、鉄板にのせて焼く。膨れて歯ざわりの軽やかなのが喜ばれ、江戸時代初期から流行した菓子」という文章が見つかったので、これなのかも。下戸→カエルという発想は面白いんだか面白くないんだかよくわからないけど>ぉ万太郎の個性が出ていることとかる焼きの「か」と掛けているのかと思うと微笑ましいと言えるかも?>そうか?チラリ耳にしたところによるとかる焼きを買って食べるシーンで竹雄にやらなかった…というのが話題になっているとか。笑えるツッコミなのか批判なのか知らんけど(笑)最初のシーンでは、ひじゅにもちょっと思った。まだ代金を払う前に齧り付いたところからして万太郎のお坊っちゃまぶりを表現したのだろうな。竹雄も食べたかったかもしれないけど自分の分を買うわけにもいかないし。そこらへんは2人の立場の違いを表している。その後、万太郎に振り回される竹雄の図ぅが続き竹雄の心情もちょこっと語られ2人の人間性と関係性が少し掘り下げられたよね。最後の夜に、竹雄の提案で牛鍋屋に行き2人で食べて喜んでいるシーンはホッとするものがあった。…これもまたフード理論。かる焼きの話に戻ると最後に買うシーンで竹雄の分を買わなかったのはあれは、かる焼きのためではなくて寿恵子逢うためだからあそこで二人分買っちゃったら意味ないじゃん(笑)そういうわけで>どういうわけだ?「金色の道」という面でも初恋という意味でも東京に大きな“理由”を見出してしまった万太郎。結局はこの2つを選ぶことになるハズ。探しても逢えず、それでも諦めきれずに戻ったらそこに寿恵子がいたーそれが、恋愛面だけでなく今後の万太郎の生き方そのものを象徴している。浮世離れの万太郎は心はどこまでも飛び立って行けるけど現実の世界に生きる身体は色んなものに縛られている!それをどんな風に乗り越えて行くのか興味がわくな。来週もまた癖の強い人物との出逢いがあるのだろうか?だったら楽しみ。☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3961-af7805b2☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ ジョウロウホトトギスかえる和三宝司牡丹、純米吟醸 「花と恋して」
2023.04.22
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池田蘭光先生のモデルは儒学者 伊藤蘭林だそうだ。国学・漢学だけでなく、天文、科学、文学、音楽等多方面に通じ、文武両道の人。「名教館」廃止後も家塾を開いて終生教鞭を取り続けた…とか。寺脇康文さんは、あまりドラマを観ないひじゅににとって>スマソ薫ちゃん@『相棒』のイメージが強かったのだが『おひさま』のお父さん役が感じ良くてこれって、あり!と思ったのだった。今作の蘭光先生もあり!と思う。…ひじゅにですが何か?「心が震える先に金色の道がある」by蘭光第2週『キンセイラン』 第1週は天狗@坂本龍馬第2週は蘭光先生@伊藤蘭林…とやはり、どこか浮世離れしているというか(笑)常識には縛られない印象強い人物との出逢いがありそれに負けない万太郎の個性と成長と万太郎の「金色の道」が少しずつ見えて来るのが爽やかであり快い。時代の変化も物語に溶け込ませているのが良いよね。名教館で武家の子供達に絡まれたりお弁当は万太郎の方が豪華だったり名教館が廃され小学校となったり…と万太郎自身に直接関わることは当然としても綾が女性の立場を嘆いたり彼女は彼女で酒造りに興味を抱いていたり(それが彼女の「金の道」かもしれない)隠居する塚田様寂しさで呆けた様になる、お祖母ちゃん小学校が始まって綾も勉強できる様になったけれど竹雄も佑一郎も行けない...etc.ナレーションで済ませるのではなくいきなり大騒ぎが起こるのでもなくそれぞれの人の上にそれぞれの形で降りかかる。時代の変化は万太郎にとって良い影響もあれば>家業を継ぐのでなく自分の道を選べるあまり良くない影響もある>名教館ではもう学べないところで蘭光先生と万太郎と佑一郎の小さな旅映画『スタンドバイ三―』を思い出してしまった。仁淀川を中心とした美しい光景焚火で焼く川魚さり気なく話される佑一郎の事情…そして見つかるキンセイラン。ファンタジーと現実の交差。小学校を辞めてしまう万太郎。小学校は、綾にとっては明るい希望なのに万太郎にとっては逆。変に反抗して飛び出したり負け犬の様に閉じ籠ったり…ではなく英語でスラスラと答えるところが面白い。名教館初日の時との対比。それだけ万太郎は名教館で学んできたわけで彼が小学校に失望してしまうのも分かる。同時に、彼はそれだけ成長してきたわけで小学校という枠に囚われる必要はないということも。何か、やっぱね、既視感ちゅーかテンプレちゅーかイマイチ新鮮味は感じられないんだけどベタちゅーより王道って言いたい。これでいいんだよ感(笑)ハマってはいないけど好感持てる。万太郎の金色の道を見て行きたい共に歩んで行きたいという気持ちになる。☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3960-1bf05ad6☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ本草綱目 彩色図鑑【ふるさと納税】ラフティング券”奇跡の清流 仁淀川” ラフティングのツアー牧野富太郎の植物画で愉しむ 大人の四季ぬり絵
2023.04.15
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ひじゅにとしては一番気になったのは山椒餅だったのだが>らしい?ネット検索してみたら高知県佐川町では昔から、おやつ感覚で親しまれていた餅で玄米を煎ってから石臼ですりつぶした特製の粉に山椒の粉を練り込んで作るのだそうだ。でも、最近はあまり作られなくなり地元でも知らない人が多いとかで…『らんまん』で全国的な人気になってほしいッスね。…ひじゅにですが何か?「皆、自分の務めを持って生まれてくるがじゃき」by龍馬 第1週『バイカオウレン』まあ、悪くないんじゃないの?…と、エラソウな感想(笑)モデルとなる植物学者の牧野富太郎さんのことはほとんど知らないのだけど何となく浮世離れした人ってイメージがある。これって、ひじゅに的には誉め言葉。そういう感じの人って好き。タイトルバックの妖精化したかの様な神木君を見るとその浮世離れしたイメージを上手く表現してくれそう。天狗との出逢いも、そのイメージを強くしている。まるきりのファンタジーではなく天狗の正体は坂本龍馬っちゅーところも。第1週は子供時代。初登場シーンから既に植物に興味津々だった万太郎が「わしはこの花の名前が知りたい」と決意するまでの物語。そこに至るまでに色んなことを経験するわけで一番大きいのは母親の死なのだろうけどそれを大きな山としてそれを彩る他のエピソードが配置されている…のだと思うのだけれど実際、バイカオウレンは母親が一番好きな花ということになっているし母親のために花の絵を描く様になったわけだし(牧野さんの植物画は素晴らしいものな)その花を探しに行って姉と竹雄と3人が終結するところが象徴的だし綺麗に纏まっていると思うのだけれど天狗とのファンタジックなシーンが一番印象的だったので母親を中心とした現実のシーンが薄れてしまった気がする。天狗=おディーン様だから!かもしれんが(笑)でもドラマとしてどうなのかは知らんけれども浮世離れしている…というイメージを念頭にして観るとうむ、これでいい!という気持ち。ラストシーンで、万太郎が決意したところで背景が花で埋まる演出がそれを証明している…と思うぜよ。天狗が実在の人物である坂本龍馬だったというオチに加え雪の中で花を見つけるというファンタジー的展開が違う花だったというオチになるところなども現実の世界に存在しながら、自分の世界に生きているまさに浮世離れした様子を強調している様に思う。穿ち過ぎ?ひじゅに的には、そこが面白いと思った。それがないと、既視感あるあるなエピソードばかり…と感じてイマイチだったかも?まあ、天狗との出逢いにしたって、新鮮さはなかったけどさ>スマソでも、浮世離れした人物にはああいうエピソードが必要だよね。だから、少なくとも今は合言葉は浮世離れ!(笑)脚本:永田育恵演出:渡邊良雄、津田温子、深川清志音楽:阿部海太郎主題歌:あいみょん『愛の花』語り:宮崎あおい出演:槙野万太郎:神木隆之介(幼少期:森優理斗、9~12歳:小林優仁)丈雄:志尊淳(幼少期:井上涼太、13~16歳:南出凌嘉)槙野綾:佐久間由衣(幼少期:太田結乃)坂本龍馬:ディーン・フジオカ☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3959-df3c9127☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ 牧野富太郎 植物画風呂敷 バイカオウレンドラマガイドpart1【ふるさと納税】<牧野富太郎ゆかりの植物 案内 説明 >
2023.04.07
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