やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2018/07/22
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カテゴリ: 沢登り
G会の長い歴史の中で考案された


図は、三人以上で左岸から右岸へ移動する場合。
水流は図の上方から下方に流れている。


(1)左岸上流にメインロープ末端を固定する。
下流側末端には補助ロープを環付きカラビナで
連結する。


(2)第一徒渉者はメインロープに環付き
カラビナを掛け、下流へ斜めに徒渉する。



(3)第一徒渉者が流された場合は、確保者が
メインロープを引くことで徒渉者を左岸に
回収することができる。


(4)第一徒渉者が右岸にたどり着いたら、
上流に移動してメインロープを仮固定する。


(5)左岸の末端固定を外して右岸へ回収、
末端を左岸上流に固定する。


(6)右岸にロープが固定された状態。


(7)第一徒渉者は下流に移動してロープ末端を
仮固定する。補助ロープのカラビナをメイン
ロープ中間に掛け直す。



左岸に引き戻す。


(9)「くの字」が右岸に渡った状態。


(10)中間徒渉者はメインロープに環付き
カラビナを掛けて、下流へ斜めに徒渉する。


(11)第一徒渉者はメインロープを引いて

補助ロープを繰り出す。


(12)中間徒渉者が右岸に渡った状態。
徒渉者の人数分(10)~(12)を繰り返す。


(13)最終徒渉者は補助ロープを回収し、
メインロープに環付きカラビナを掛ける。


(14)第一徒渉者はメインロープを引いて
最終徒渉者を手繰り寄せる。


(15)全員徒渉完了。

先日の沢訓練 ​のおさらい。

メインロープの他に補助ロープを使う
煩雑さはあるものの、流星法に比べて
安全性は高まる。水流が強い場合は
こちらを推奨する。





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Last updated  2018/07/22 01:17:34 PM


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