やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

< 新しい記事

新着記事一覧(全8533件)

過去の記事 >

2018/12/23

Ｇ会新人向けのかんじき歩きの練習を大品山でやってみた。

テーマ：山登りは楽しい(12692)

カテゴリ：登山

初滑りが気になる季節になったが、新人がどっと

やまやろうが言いだしっぺで、Ｓ竹会長が集会で
取りまとめ。参加者は七名。Ｓ竹会長、山ちゃん、
三し君、Ｔ中さん、ｈ田さん、ｏ崎さん、
やまやろう。

6:00　魚津IC集合。会長とやまやろうのクルマで、
あわすのスキー場へ向かう。Ｔ中さんは現地集合。
立山駅で用を済ませてあわすのの駐車場へ。

7:42　出発。駐車場のアスファルトはむき出し、
ゲレンデは雪と草の斑模様。

ツボ足でガンガン高度を稼ぐ。やまやろうは始め
から飛ばしたが、高血圧にはつらいよ。血管が
切れるかと思った。写真のようにゲレンデには
雪がない。

8:15　リフト上に到着。雨がぱらぱら。この後も
降ったり止んだりが続く。雨具を着るのか我慢する
のか微妙な感じで悩ましい。

やまやろうはモンベル・グラッグジャケットのまま
で最後まで行動した。インナーは乾いていた！

導水管の階段を直登した。

途中にはハシゴもあった。歩荷訓練で参加した
山ちゃんとＴ中さんは、背中に20kg近い荷物を
担いでいた。何とか上がってくれたが、帰路は危険
なので脇の夏道を下ることにしよう。

なるので、ワカンを付ける。なんのせ初めての人も
いるのでじっくり説明する。

メーカーによって足首からバンドを締めるか、爪先
からバンドを締めるかの違いがある。どちらが
緩みにくいか確認したことはないが、統一して
もらいたいものだ。

山スキーのルートを使って登る。ワカンの踏み方は
山ちゃんが主に説明し、細かなことをやまやろうが
個別に伝える。

登るにつれて、今年二月のラッセル訓練を思い
出した（一日目、二日目）。

踏み跡が続いていると思ったら、クマのもので
あった。爪の形がくっきりで、大きさからもサル
ではないと分かる。雪が少なくて冬眠できないの
かな。

9:57　1229mピークの手前。休憩には早いと、
Ｓ竹会長と言い合っていたが、みんなザックを雪面
に下ろして食べたり飲んだりしている。

そこは風が当たって寒いのではないか。休憩ひとつ
取っても、その場所選定は厳しく見定めなければ
ならないのですよ。

キャピキャピ系の五名とストイック系の二名
（会長とやまやろう）にルートが分かれる。
ワカンの訓練がてら、好きに歩いてくれ。

我々は会話もせず、ひたすら真っ直ぐ高みを
目指した。それがいつものＧ会。

弥陀ヶ原方面。雲は低いがまだ見えた。この後は
空は灰色になり景色どころではなくなった。

10:49　大品山。三角点はさらに西方だがもういい
だろうと。南方からの風を避けるように窪地に
ツェルトを張って後続を待つ。

エスビットとポケットストーブを使いシェラカップ
で湯を沸かす。会長はカップうどんを持参しながら
湯沸し道具は他力本願。

やまやろうがコーヒーを作るために道具を持って
来ていたからよかったものの。が、おらは肝心な
コーヒーを忘れた。後からｈ田さんに貰う（嬉）。

エスビット2かけらで、水200mlが沸騰する感じ。
それを二回戦してカップうどんを作った。その後で
コーヒー。寒さを感じたら1かけらずつ投入した。

ツェルトをかぶり火を熾すだけで、暖かさをかなり
感じる。エスビットの簡便さを今回かなり実感する
ことができた。常用してみたい。

会長と話が盛り上がっていたのだが、下りませんか
の声がかかる。ツェルトの中はそれだけ快適なので
ある。

11:58　下山。ワカンの下りは、トレースよりも
新雪を踏んだ方が楽な時もあるわな。

前に後ろに下山者を見ていたが、最終的にはラスト
についた。

12:37　貯水池脇。ワカンを外す。おらのバンドは
途中で外れてしまった。本番の正月山行でなくて
良かった。行動中にちまちまバンドをいじるなんて
寒くてできないから。ここでしっかり直しておく。

13:07　リフト上。うはー雪がないわな。

リフト周辺。

スノードルフィンコースをがしがし下る。いやー
まじで速い、足への負担が少ないから走ったよ。
他の人も速かったけどね。

13:32　駐車場。予定よりも早い下り。立山駅に
寄ってから、スーパー農道を走る。

14:50　魚津IC到着。

今回のかんじき歩きは、湿雪の春山ライクな内容で
あった。つまり楽。一発踏めば足場になるから。

ハイシーズンの踏んでも踏んでも足場にならない
フカフカ新雪での訓練もやるべきだと思うが、
それって本番の山行だよね。

目の前の雪壁を水平に持ったストックで崩して、
それをヒザで足元に潰して足場にするという作業を
新人には体験してもらいたい。いつかね？

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう