やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2020/05/03
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カテゴリ: 過去の山行記録
10年前の記録では、写真のみ掲載
しているので、今回当時のメモを
書き起こしてみた。

5:00 前泊、会館起床。


6:10 馬場島到着。駐車場の脇まで雪が残る。
剱沢で40cm、早月小屋で10cmの降雪とのこと。
徹さんよりコーヒーをごちそうになりつつ朝食。
警備隊派出所には金山隊員、小薬隊員。
7:20 白萩川に向けて出発。
メンバーはN島、S竹、やまやろう。


堰堤上から白萩川左岸に渡る。

8:20 960m 白萩取入れ堰堤。


堰堤上は渡渉することが多いが、
2010年はスノーブリッジが架かって
おり、足を濡らすことなく渡れた。


もう渡渉のおそれはない。


日差しの中に出ていく。
奥に小窓尾根ドームが見える。

9:05 1050m 池ノ谷出合い。

9:15 1095m 雷岩。
水流が出ているが、スノーブリッジ
で渡れる。

9:40 1205m 休憩。
奥の雪渓は中仙人谷と大窓。


11:05 1500m 三の又にて休憩。
谷から風が吹き上がる。


三の又からは西仙人谷に入り、
小窓を目指す。


小窓が見えた。下部側壁より雪崩。
デブリの横を通過。


12:20 1720m 白萩川フランケ
5ルンゼ。2008年のGWは、ここを
詰めて反対側のニードル沢を下降した。
2008剱岳GW合宿一日目
2008剱岳GW合宿二日目
2008剱岳GW合宿三日目


新雪ラッセルにより進みが遅く、
体力が奪われる。

雪崩誘発の危険もあったが、硬くて
歩きやすいデブリ上を選んで登高する。



後続でも歩きが疲れる。新雪は顆粒状で
保持力がない。


ごぼるごぼる。空荷ラッセルでトレースを
付けてもザクザクと崩れていってしまう。


小窓に近づくとガスの中に入る。
ゴールの見えない不安。足元の
雪が崩れるのでペースが上がらない。


疲労だけが蓄積していく。なかなか足が
前に出なくなってきた。左に岩が出てきた。

幕営地を探すため荷物を置いて偵察する。
上部はガスで見えない。目を付けておいた
岩陰に決めた。シュルンドを削り、何とか
エスパースを張る。


17:00 2255m 全員がテントに入る。
9時間の行動。初日から非常に疲れた。

酒の肴はイカ塩辛、豆、ホタルイカ干物。
夕食は親子丼とみそ汁。

てきめんに酒が効く。眠くなった。
細雪が時折テントを叩く。少し吹き
溜まったか。



一日目
二日目
三日目
四日目





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Last updated  2020/05/10 06:55:16 PM


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