やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2022/07/04
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カテゴリ: 登山
富山県警山岳警備隊直伝の、搬送方法を紹介しよう。

基本的には安全地帯までの移動となる。せいぜい数十メートルの距離。あとは警備隊やヘリコプターに任せるしかない。素人が何時間もかけて人間を下ろすことなんて無理だろう。


120cmのスリング一本で、人を担ぐことはできる。やってみたが、非力なやまやろうでも大人の男性を担いで歩くことができた。

平地だからだねえ、これが斜面だったら介助が必要だろうし、交代頻度も高そうだ。

いずれにせよ、こういう搬送方法があることを知っておくことは大切だ。


雨具上下をつないで担ぐ方法。雨具上下を結ぶには、カラビナを巻き込んでスリングでクローブヒッチする。そして雨具の手足を本結びする。2つの輪ができるので、そこに負傷者の脚を入れて担ぐ。

120cmスリングと雨具上下で、担ぎ具合を比較してみる。安定感は雨具上下の方が良い。面で身体を抑えるから。

雨具と120cmスリングの併用はさらに安定する。単品使用だと、担いだ時に負傷者が後方に剥がれる感じがするのだ。併用により搬送者と密着するので安定する。

負傷者の脚を両脇から押し上げるように2名が介助すると、搬送者は立ち上がりやすくなる。





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Last updated  2022/07/04 09:21:50 PM


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