5:00 会館集合。乗り合わせはしないで、各自の車で嘉例沢森林公園キャンプ場に向かう。トイレは閉鎖中であった。
今日は歩荷訓練。自己申告でザックの重量を発表する。自分は精確に秤量していないが、12~13kgになったと思う。歩荷訓練にしては、軽いと思われたようだ。
これでも登攀具、テント、料理器具(とカップ麺)、ツエルトと救急用具、雨具、アイゼン・ピッケル、水などが入っている。しかし、なかなか重たくすることができなかった。
5:44 745m 出発。登山道をゆっくりと登り出す。曇り空、風あり。
6:02 稜線に出た。汗だくだ。5分の距離の鋲ヶ岳には向かわず南進する。
道沿いのコシアブラは、全ての芽が摘まれている。そんなことをしたら枯れるではないか。
6:04 天池。残雪に埋もれている。
6:16 のぞき。宇奈月の温泉街が見下ろせた。Dさんはここまで花火を観に来たことがあるとか。
6:30 雪が出てきた。
6:44 968m 休憩。顔の周りに飛び交うブヨがうるさい。K山岳会のF川さんが追いついた。僧ヶ岳を目指すとか。
7:01 ブナ林の斜面を詰めていく。
7:05 1000m地点の展望台。富山湾が一望できる。今月に設置されたばかりの角材ベンチが真新しい。
7:31 1163m 何回か雪斜面をキックステップで登ってきたが、歩きにくいのでここでついにアイゼンを装着する。
この先、雪が切れたとしても、アイゼンは着けたままで歩くことにした。周囲は雪が残るブナの林。新緑の緑が鮮やかだ。
7:56 雪がべったり。ここまで残雪が多いとは思っていなかった。
8:06 宇奈月尾根の林道。
8:22 1274m 烏帽子山。きつい。汗がダラダラ流れる。僧ヶ岳まで行ける気がしない。霧のため眺望はない。
8:40 濃霧の中をひたすら歩く。
この烏帽子尾根の長さは、2019年正月山行(2018/12/31-2019/1/3)時に歩いた記憶を思い起こすものであった。
一日目
二日目
三日目
四日目

9:11 烏帽子尾根登山口付近。残雪が多くて、林道も登山口も分からない。ジオグラフィカで林道を横切ったことを確認した。
自分はここで引き返すと言ったが、リーダーになだめすかされて、先に進むことになった。
10:15 1562m 宇奈月尾根登山道との分岐付近。竹竿が落ちている。正月山行のものか。
今度こそ、自分は引き返すことにした。単独下山は許されず、Nとさんがついてくれた。
休憩していたら濃霧はついに雨になった。雨具を着た。
あれっw 我慢できんかった。
10:37 2名は下山。3名は僧ヶ岳を目指していった。
雨だし景色ゼロだし、もうこれ以上先に進んでも、得るものは乏しいと思った(個人的な感想です)。
視界不良かつトレースは雨で融けて不明瞭だ。そのためルートファインディングが難しい。
地形の変化点(斜度が変わる、尾根が曲がる)では、ジオグラフィカで何度も進行方向を確認する。
11:10 烏帽子尾根登山口。風あり。下山途中で雨具を脱いだ。汗と雨で全身ぐしょぐしょである。動き続けているので、寒くないのが救いだ。
11:38 烏帽子山。霧雨。下山開始からここまで一時間、ペースはよろしい。
水平距離は半分近くまで移動した。あと一時間半くらいかと思ったが、そこまで甘くはなかった。
1232m地点は尾根が広く、進行方向が大きく変わるポイントなので、ルート取りがとても難しい。今日のような雪原で濃霧だったら、GPSがないと下山できないのではと思う。
下山途中で下から人の声が聞こえた。こちらはホーホーと声を出してみた。単独男性が現れた。
「後は帰るだけです」と言って、我々が下ってきた方へ登っていった。は?ルートを把握しているのだろうか。数日後に北日本新聞の記事にならないことを祈る。
12:15 登りでアイゼンを着けた地点。この先にも雪渓があるので、そのまま歩く。時々現れる登山道を頼りにして、標高を下げていく。
全身が濡れたらさすがに雨具を着ないと危ないと思い、再び着る。風が吹いていないので耐えられる。
12:39 1000m地点の展望台。
この先、アイゼンを外して、適当な場所からコシアブラを摘み始める。メガネに水滴が付いてしまい、とても見えにくいのだが、山菜ハンター(何)の経験と勘で、歩きながらコシアブラをロックオンする。
雨中行軍は気分がブルーになる。黙々と歩き続ける。
13:28 稜線からキャンプ場へ下る地点。鋲ヶ岳はスルーした。
13:39 駐車場に到着。雨天の登山道は滑りやすく、尻もちをついたのでザックは泥だらけ。
車は出発時から3台増えた。K山岳会の方と、すれ違った単独男性と、あとは誰?
Nとさんともども全身が濡れたので、反省会は省略して帰宅の途につく。シャワーを浴びたい。
林道は濃霧、ライトを点けて走る。牧場まで下りて来たら視界が利いてきた。
本日食べたものは、行きの車中での総菜パンと缶コーヒーのみ。行動中は、PETボトルのお茶とか水だけを摂取していた。
それで歩き続けられたのは、ゾーンに入っていたからではないか。敢えて摂取量を減らして、ゾーンに入ろうとしていたところはある。
汗は出たが、ばてることはなかった。特に下山時は、休憩少な目でひたすら歩き続けることができた。まあ雨が降っていて、立ち止まると身体が冷えるからなのだが。
今回の歩荷訓練は、途中で引き返してしまったので、中途半端な結果になった。個人山行でも、重量物を担いで登山をしておきたい。
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