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2005.03.17
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カテゴリ: 不思議な世界
UFOの目撃7

岡美行はシュールレアリズム(超現実主義)の画家である。しかし、「超現実」であるのは、彼の絵だけではないらしい。彼が体験したと主張するUFOとの遭遇は、完全に(そして文字通り)宇宙の彼方まで「飛んで」いる。

最近では、大槻ケンヂが『のほほん人間革命』(宝島社)や自分の番組で取り上げるなど岡美行が脚光を浴びたが、岡は1970年代からUFOコンタクティーであると公言してはばからなかった。横尾忠則の「お友達」でもある。

私は1980年代に、東京・自由が丘のそばにある岡美行の自宅に取材に行った。けちなのか貧乏なのかわからなかったが、暗くなっても電気をつけず(あるいは電気を止められていたのかもしれない)、ろうそくに火をともし、その周りに鏡を立てて、明るさを増幅させていた。私は図らずも「なるほど、うまくやるものだな」と感心してしまったのを覚えている。ただし、家の中はいっそう不気味になり、UFOの話なのか怪談なのかわからなくなってしまった。

岡美行の話はそれだけ不気味であった。

岡が最初にUFOを見たのは、1945年5月24日午前1時から同3時ごろ。空襲警報が激しく鳴り、周囲の家が火の海になったとき空を見上げると、B29爆撃機の下をオレンジ色の光体がフラフラと飛んでいた。その後、母親の実家がある和歌山・由良に疎開しているとき、友人と流星観測中に白い物体が頭上を飛んで行き、乳房山の山頂付近で急上昇するのを目撃している。

その二回の目撃後、25年以上経ってから岡は第三回目の目撃をする。その兆しは1973年9月ごろから始まった。身の回りで次から次へと不思議なことが起こりはじめたのだ。ちょうど絵画の作品展で忙しい時分だった。

まず、「ヨッチャン」と岡を呼ぶ声が耳の中で聞こえるようになった。台所や本棚のガラスがバーンと音を立てるようになった。外でドドーンと音がすることもあった。そして、同年12月2日の午前1時から4時にかけて、とうとう事件が起きた。
(続く)=文中敬称略





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最終更新日  2005.03.17 09:21:59
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