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2005.08.20
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カテゴリ: 米外交史
前回までのあらすじ
1959年3月、カストロの招待で再びキューバに戻ったロレンツは、カストロと愛し合うようになり、やがて妊娠する。ところがカストロは内政で忙しく、ロレンツと疎遠になってしまう。苛立ちを募らせるロレンツにCIA工作員のフランク・スタージスが接近。10月中旬、ロレンツは部屋から拉致され、陣痛促進剤により赤ん坊を出産。その際、敗血症を患い急きょ、治療のためニューヨークに戻ることになった。そこでロレンツを待ちうけていたのは、CIAとFBIによる新たな陰謀であった。

マインドコントロール2
それから何ヶ月も、ロレンツに対するマインドコントロールの実験は続けられた。新聞などの情報は制限され、FBIやCIAが望まないような情報を提供するおそれがある人々には合わせてもらえなかった。実験グループの望みどおりの言動や態度を取れば、何がしかのご褒美がもらえた。

面会が制限され、常に監視されたロレンツは不機嫌になり、殻に閉じこもるようになった。ロレンツはカストロに会いたかった。時々、気が狂いそうになった。

実験グループのエージェントたちは、徐々にロレンツに対し友だちのように接するようになった。彼らはFBI捜査官のフランク・オブライエンとフランク・ランドクィストの二人のフランク、それに彼らの上司でCIAの工作にも関与していたアレックス・ロークらであった。孤独で孤立していたロレンツにとって、やがて彼らは家族同然の存在になっていった。これもマインドコントロールのテクニックの一部であった。

とくにロレンツは、アレックス・ロークに惹かれていった。ロークがロレンツに対して見せた同情と悲しみは本心からのように思えた。ロークは敬虔なカトリック教徒で、「共産主義というのは、神を否定する悪なのだ」と、ロレンツに繰り返し説明した。ロークによると、カストロは反キリストで、ハバナはハルマゲドン(善と悪による最終戦争の地)であった。

彼らはカストロを「共産主義の虐殺者」「赤ん坊殺し」などと呼んだ。そして、ロレンツが悪のカストロを殺しても、神は許してくれるであろうと何度も説いた。カストロは革命の邪魔になるからロレンツの赤ん坊を殺したのだとも言った。ロレンツは乱暴に扱われたので、もう二度と子供を産めないかもしれないという医者のメモも見せられた。

ロレンツは、ビタミン剤であると言われて錠剤も飲まされていた。飲むと思考が鈍り、抵抗力を奪われた。見えない邪悪の力がロレンツを追い詰めていくようであった。
(続く)





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最終更新日  2005.08.20 09:17:43
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ドラマティックですね  
物語ではよくある世界。でも、これが現実なら、おそろしい世界です。 (2005.08.21 10:34:22)

Re:ドラマティックですね(08/20)  
白山菊理姫  さん
ヤンチャリカ9971さん
おはようございます。

>物語ではよくある世界。でも、これが現実なら、おそろしい世界です。

アメリカ外交史を丁寧に追っていくと、本当に恐ろしい世界だなと思います。六〇年代にはコンゴとドミニカの指導者がCIAの工作の一貫で殺されていますね。カストロは何とか暗殺を免れました。一般に発表されているのはごく一部。影でどんなにひどいことをやってきたかは、隠されています。おそらくロレンツのような境遇の人たちも大勢いたのではないでしょうか。国家が個人の自由を奪い、戦争ゲームやプロパガンダの駒にしてしまうわけです。私にはロレンツが真実を述べていると思われます。 (2005.08.21 11:14:22)

イギリスもそう  
ダイアナ妃も巻き込まれたのでしょうね。 (2005.08.22 10:24:49)

Re:イギリスもそう(08/20)  
白山菊理姫  さん
ヤンチャリカ9971さん
おはようございます。

>ダイアナ妃も巻き込まれたのでしょうね。

あれも怪しい事件ですね。MI5だかMI6が絡んでいる可能性が極めて高いです。ある民放に出演したマクニールらの外国人超能力者が三人とも、ダイアナは殺されたと言っていましたが、本当に殺されたのかもしれませんね。あの女王陛下ならやりそうなことです。
(2005.08.22 10:46:39)

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