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2006.01.16
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カテゴリ: 不思議な世界
▼エピローグ1


「下院特別委員会設置当初は、委員のほとんどがケネディ暗殺は陰謀であったと信じていた。委員会はきっとその陰謀を解明することができると思っていた」と、ダウニングは当時を振り返る。

しかし、委員会にも限界があった。委員長であったダウニングも、議員としての任期が途中で終わってしまい、委員長職を他の議員に譲らなければならなくなった。委員の入れ替えも何度かあった。

委員会の長期にわたる調査活動に比べて、議員の任期が短すぎたのかもしれない。その中で、CIAの息のかかった議員が委員会に忍び込む透き間が生じたのかもしれないし、あるいはウォーレン委員会のときと同様に巧妙な誘導がなされ、意図的な報告書が作成されたのかもしれない。ロレンツ証言から約8ヶ月経った79年1月に出された下院特別調査委員会の報告書は、致命傷を与えたのはオズワルドだが、オズワルド以外に狙撃手がいた疑いもあるという、陰謀の可能性をにおわせる程度の内容で終わってしまった。

「(報告書は)今ひとつ踏み込みが足らず、失望した。はぐらかされた感じだった」と、顔をゆっくりと横に何度も振りながらダウニングは言った。そこには、及ばなかった自分の力を悔やむ姿がかすんで見えた。

委員会で発言したロレンツはその後、どのような人生を歩んだのであろうか。
自伝を読むと、その後もしばらくは波乱の人生が続いたようだ。CIAからたびたび嫌がらせを受けた。命を狙われたこともあったという。

1979年10月にカストロが国連で演説するためにアメリカを訪問したとき、その危機が訪れた。シークレット・サービスの男たちが、ロレンツにアメリカから出て行くよう告げた。カストロが訪米する数日前には、当時住んでいたコネティカット州のロレンツの家に銃弾が撃ちこまれ、馬や豚やヤギなど飼っていた動物が殺された。

ロレンツは子供とカナダのモントリオールまで車で逃れ、当地のキューバ大使館に保護を求めた。保護を受けていた二日間、キューバ大使館の外では、武装した情報部員がロレンツを監視していた。


(続く)





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最終更新日  2006.01.16 10:12:37
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Re:カストロが愛した女スパイ169(01/16)  
ロレンツの強さに感心してしまいます。そうならざるを得なかったのでしょうけれど。 (2006.01.16 13:07:22)

Re:カストロが愛した女スパイ169(01/16)  
ほわいと さん
白山菊理姫さん こんにちは。

実は、エピローグもたいへん楽しみにしておりました。
続く、とありホッとしております。

『「竹内文書」の謎を解く』のご著書、第一部と第三部は3度拝読いたしました。とにかく膨大な時間をかけて調査された集大成ですね。「封印された超古代史」は、20年の歳月を経ても白山菊理姫さんから薄らぐことは無かったわけですね。富山には私も結構長く生活いたしましたので、特に、第一部は地名や方角がよく理解できました。
(平村には、私も調査で何度か訪れたことがあります。一つの手がかりは得たのですが、しかし、気の遠くなるような、雲をつかむような壁に突き当たり、結局は中断してしまいました)。

「封印された古代史」の謎を解くことは、並々ならぬ情熱が必要なことですね。ご著書、これからもまだまだ何度も拝読したく存じます。大切な一冊となりました。ありがとうございます! (2006.01.16 16:03:12)

Re[1]:カストロが愛した女スパイ169(01/16)  
白山菊理姫  さん
ヘリオトロープの小部屋さん
こんばんは。

>ロレンツの強さに感心してしまいます。そうならざるを得なかったのでしょうけれど。

強靭な精神力の持ち主ですね。何度も命を狙われて、よく生き残ったものです。そのような星の下に生まれたとしか言いようがありません。 (2006.01.16 21:45:50)

Re[1]:カストロが愛した女スパイ169(01/16)  
白山菊理姫  さん
ほわいとさん
こんばんは。

>実は、エピローグもたいへん楽しみにしておりました。
>続く、とありホッとしております。

やはり委員会での証言録より、ロレンツの実際の人生がどうなったかに興味がありますよね。あと何回続くか、まだ書いてないのでわかりません(多分2,3回?)が、この後ロレンツはカストロとキューバで再開を果たし、そこで物語も本当に終わります。長期間にわたるご愛読、ありがとうございました。

>『「竹内文書」の謎を解く』のご著書、第一部と第三部は3度拝読いたしました。とにかく膨大な時間をかけて調査された集大成ですね

まったく、竹内文書とその古代遺跡に出合う為に富山支局に赴任したようなものです。東経一三七度一一分の羽根のラインなどまさに、私でなければ発見できなかったかもしれないと思われるほど、衝撃的な出来事でした。

矛盾する表現ですが、いわゆる一般に知られている竹内文書は偽書ですが、われわれの知らない、ものすごい真実が竹内文書に隠されています。

>(平村には、私も調査で何度か訪れたことがあります。一つの手がかりは得たのですが、しかし、気の遠くなるような、雲をつかむような壁に突き当たり、結局は中断してしまいました)。

天柱石に行かれたということでしょうか。天柱石は時々雲に隠れてしまいますので、「雲をつかむような壁」になってしまうのかもしれませんね。霊能力者が10月の天柱石の例祭に参加すれば、きっと何か手がかりを得られると確信しています。

>「封印された古代史」の謎を解くことは、並々ならぬ情熱が必要なことですね。ご著書、これからもまだまだ何度も拝読したく存じます。大切な一冊となりました。ありがとうございます!

こちらこそ、ありがとうございます。まだ取材が進んでいませんが、続編もご期待ください。 (2006.01.16 22:32:08)

Re:カストロが愛した女スパイ169(01/16)  
ほわいと さん
白山菊理姫さん こんばんは。

平村への調査はルーツを求めての全く私的なもので、天柱石へは残念ながら行っておりません。両親の先祖は、400年前までは分かるのですが、それ以前が分からず、細々と調査をしておりました。能登の折戸から移り住んだ説もあり、平家の落ち武者説もありで、平村へも足を運んだ次第です。そこで得たことは、実家のある新潟市西部と平村の酷似した習慣があったことでした。しかし、言葉の発音も違いますし、それ以外の接点は何も無く、距離的に判断いたしましても無関係と思われます。室町時代に石川県から新潟市へ移りましたお寺の檀家なのですが、過去帳が焼失しており、辿れません。調査、報告を楽しみに待っていてくれた両親も他界し、喜んでくれる人もいなくなり、住まいも名古屋となりまして、調査は打ち切り状態です。

全くの無関係なコメントを長々と書かせて頂きまして、本当に申し訳ございません。  (2006.01.16 23:52:25)

Re[1]:カストロが愛した女スパイ169(01/16)  
白山菊理姫  さん
ほわいとさん
おはようございます。

>全くの無関係なコメントを長々と書かせて頂きまして、本当に申し訳ございません。 

いいえ、とんでもない。そうですか、ルーツ調査だったのですね。確かに、自分の家系を遡るのは大変な作業ですね。

ちょっと話は異なりますが、私は羽根という地名のルーツを探したことがあります。語源は古代南洋語の「パニ」から来ているのではないかとの説が有力です。しかし、いつごろからそのような地名がついているかに関しては、戦国時代ぐらいまでしか遡ることができませんでした。ほんの500年前のことでも、わからないことが多いですね。 (2006.01.17 09:59:37)

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