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2006.04.19
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カテゴリ: メディア
UFOに遭遇


それがUFOライブラリーの 荒井欣一館長 との最初の出会いであった。荒井館長は元陸軍航空少尉。本業はビル賃貸業だが、1940年代に相次いで起きたUFO目撃事件に触発されて、1955年7月1日に「日本空飛ぶ円盤研究会」を発足させ、代表に就任した。この研究会の顧問には、日本のロケット開発の父と呼ばれた糸川英夫や、徳川夢声(当時テレビやラジオで活躍した講談師)、会員には三島由紀夫や星新一、黛敏郎、石原慎太郎らの顔が並んだ。

荒井氏は五六年には機関紙「宇宙機」を創刊。その後も出版、講演、展示会などを通じてUFO問題を広く一般にアピールして日本のUFO研究の草分けとして活躍した。ただし一時期は1000人にも達した会員数も次第に減少し、私が荒井氏に会った1983年には活動はかなり下火になっていたようだ。

荒井氏は講演会で、写真パネルを使いながら、こうしたUFO研究の歴史について説明した。講演後もUFOの話がはずみ、荒井氏とはすっかり打ち解けることができた。荒井氏自身はUFOを目撃したことはないそうであった。荒井氏によると、立山は結構目撃情報が多いので期待していたが、天気が悪くて残念であったと話していた。

UFOは目撃できなかった。だが、原稿はもうとっくに送ってあったので、ホテル立山でのんびりとした夜を過ごすことができた。ちなみにこの取材は俗に言う「アゴ足付き」で、食事も宿泊代もすべて主催者の富山地方鉄道もち(企業などの主催者がこうした取材の便宜を図ることはよくある)。これもまた、新聞記者の(悪しき)特権であった。
(続く)





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最終更新日  2006.04.19 10:57:42
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