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2007.06.21
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カテゴリ: 不思議な世界
コナン・ドイルの心霊研究3


ここに来てドイルの関心は、物質科学が知らないエネルギーが存在するかしないかといった表面的な問題ではなく、心霊現象によってもたらされるメッセージへと移っていく。ドイルはそのメッセージを、この世とあの世の壁を突き崩し、この未曾有の苦難の時代を生きる人類に用意された、霊界からの希望と導きの呼びかけ、すなわち 新しき啓示 であると考えた。ドイルは心霊現象の宗教的側面に惹かれたのである。

そうは言っても、ドイルはキリスト教など既存の宗教に傾倒していったのではない。むしろ既存の宗教の問題点を指摘、その教義を霊界からのメッセージと比較・検証していった。そして、世界中のあらゆる種類の宗教が様々なタイプの人間の心に訴える体系を確立するための共通の基盤として心霊研究を位置づけたのであった。

では、その新しき啓示が描く死後の世界とはどういうものだったのだろうか。幸いなことに、世界中の学者や研究家が交霊界や実験会に参加して、死後の世界の膨大な情報をもたらしてくれていた。しかも霊媒を通して得られた情報は、基本的に一致していたのである。ドイルがそうした霊界との交信記録によって得た、 死後の世界の実相 を箇条書きしてみよう。

・死ぬという現象には痛みを伴わず(もちろん生きている間は痛みがある)、死後は想像もしなかった安らぎと自由を覚える。

・やがて自分が、肉体とそっくりの霊的身体をまとっていることに気づく。しかも、地上時代の病気も障害も完全に消えている。

・死後しばらくは物的波動の世界にいるため霊体と肉体の双方が意識されるが、その後急速に物的波動が薄れて霊的波動を強く意識するようになる。



・自分の遺体の周りに集まってきている人の中に、既に他界しているはずの人たちがいることに気づく。彼らは生身の人間と同じように手を握ったり、頬に口付けしたりして「ようこそ」と出迎えてくれる。

・しばらくすると、際立って光輝にあふれた人物が近寄ってきて、「私の後をついてきなさい」と告げる。後を追うと、壁や天井を突き抜けてゆき、新しい世界での生活が始まる。

・新しい世界での生活が始まる前に、地上時代の悪影響を取り除くための期間、つまり忘却の期間として、大なり小なり睡眠状態を体験する。
(続く)





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最終更新日  2007.06.21 12:05:36
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Re:超常現象の研究44(06/21)  
ほわいと さん
白山菊理姫さん、こんにちは。

「死後の世界の実相」を真剣に拝読いたしました。

肉親の旅立ちをおもう時、国宝 阿弥陀二十五菩薩来迎図(早来迎)鎌倉時代(知恩院所蔵)の絵が思い浮かびます。べつの世界から迎えに来られ、旅立ったのだと。
半面、夢の中で、「僕は死んでいない」と話す次兄(急性心不全で他界)の声を何度も聴いてます。姉も私と同じ夢を何度もみたと話してました。
(2007.06.22 00:25:22)

Re[1]:超常現象の研究44(06/21)  
白山菊理姫  さん
ほわいとさん
おはようございます。

>「死後の世界の実相」を真剣に拝読いたしました。

随分端折っておりますが、エッセンスだけは押さえたつもりです。

>肉親の旅立ちをおもう時、国宝 阿弥陀二十五菩薩来迎図(早来迎)鎌倉時代(知恩院所蔵)の絵が思い浮かびます。べつの世界から迎えに来られ、旅立ったのだと。

象徴的な絵ですね。別の世界からのお迎えは、形式は違っても、本当にあるのだと思います。

>半面、夢の中で、「僕は死んでいない」と話す次兄(急性心不全で他界)の声を何度も聴いてます。姉も私と同じ夢を何度もみたと話してました。

肉体の活動は停止しても、意識は死後も間断なく続きますから、お兄様は「死んでいない」と言われたのだと思います。「死は終わりではないので、悲しまないで。僕はこちらの世界で元気だから」というメッセージを伝えたくて、夢枕に立たれたのかもしれませんね。 (2007.06.22 08:52:02)

超常現象の研究44   
furafuran  さん
白山菊理姫さん
こんばんは。

こどものころにたくさん読んでいたコナン・ドイルの本の世界は、きっとこんな研究の中から生まれたものもたくさんあったのでしょうね。

当時の研究家として、たどり着いた先が、当時の宗教観や価値観とはかけ離れていた部分もあるのですね。

私の母が、子どものころに話してくれた話に、お花畑と川の対岸にいる亡くなってしまった親族と、自分が立っている場所の背中側から呼ぶ一緒に生活している家族の姿なき声のことがありますが、個人的に『やっぱりそうか!!』と思ってしまっています。 (2007.06.22 22:56:28)

Re:超常現象の研究44(06/21)  
白山菊理姫  さん
furafuranさん
こんばんは。

>こどものころにたくさん読んでいたコナン・ドイルの本の世界は、きっとこんな研究の中から生まれたものもたくさんあったのでしょうね。

冷静な観察力と推理力があったからこそ、名探偵ホームズが生まれ、同時に心霊研究を続けることができたのだと思います。スピリチュアルな観点から、ホームズ・シリーズを読むのも面白いかもしれませんね。

>当時の研究家として、たどり着いた先が、当時の宗教観や価値観とはかけ離れていた部分もあるのですね。

宗教(キリスト教)とは一線を画しているところが、ドイルらしいと言えばらしいですね。ドイルの著作の中には、あの中世の暗黒時代や多くの戦争を生み出したキリスト教に対する不信感があるように思います。

>私の母が、子どものころに話してくれた話に、お花畑と川の対岸にいる亡くなってしまった親族と、自分が立っている場所の背中側から呼ぶ一緒に生活している家族の姿なき声のことがありますが、個人的に『やっぱりそうか!!』と思ってしまっています。

その人が育った文化的背景によって異なるようですが、臨死体験をした場合、あの世とこの世の間に流れるという「三途の川」に似た場所が、どこの文化にも例外なく出てくるようです。西洋文明では、川と同じ役割を果たすのがトンネルでしょうか。川やトンネルの向こう側に既に亡くなった人がいて、こちら側には生きている人たちがいて、自分に呼びかけてくるという図式も、普遍的なように思われます。 (2007.06.22 23:54:42)

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