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2007.07.07
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カテゴリ: 不思議な世界
プロローグ:前世を知る旅2
ユースホステル へどのようにたどり着いたのか、その晩、いったいどうやって空腹を満たしたのか、その記憶に行き当たらない。次に出てくる記憶は、ユースホステルの居間にある 暖炉 のそばで、冷たい海風にさらされ冷え切った体を温めるシーンであった。

午後8時か9時ごろだったと思う。私は暖炉の前に置かれたテーブルの前に座っていた。テーブルの向かいの席には、アメリカの中西部でラジオのディスクジョッキーをやっていたという30歳近いアメリカ人の男性が座っており、私と会話をしている。私の右横の暖炉のすぐそばには、ドイツから来たという、私と同じ20代前半ぐらいのメガネをかけた若い女性が床に座って本を読んでいた。

外は相変わらず、海風がビュービューと吹きすさんでいるようだった。暖炉の火が時折、バチッと大きな音を立てる。薪が弾けたのだ。

そこへ別のドイツ人の若者が現われて、紅茶を入れたので飲まないか、と私たちに勧めた。私たちは喜んでお茶をご馳走になる。

紅茶からは、ほのかに湯気が立ち昇っていた。私は紅茶に口をつける。暖かいエネルギーが全身に染み渡る。紅茶には濃厚な ミネラル の味が溶け込んでいた。「ミネラルを含んでいるね」と私が言うと、前に座っていたアメリカ人は同意してうなずいた。

赤々と燃える暖炉、風の音、紅茶の香り、ミネラルの味、何気ない会話――。何だろうこの感覚は。その瞬間、言いようのない感情が過去の彼方から私に押し寄せてくるのを感じた。懐かしく、そして圧倒的な感覚。



私にとって、それは初めての経験であった。一杯の紅茶から広がった未知の世界。 前世の記憶 だろうか。鮮明な記憶ではなかった。それがいつの時代なのか。私たちは10世紀ごろこの地を支配していたバイキングだったのか、あるいはもっと古く、ケルトの血を引くものだったのか。暖炉のそばで本を読んでいる女性も、目の前に座っている男性も、紅茶を持ってきてくれた若者も、いったい誰なのか、かつて私とどのような間柄にあったのか、いっさいわからなかった。それでも確かなことは、私は彼らを知っているという漠然だが、確信に満ちた感覚が存在することであった。

今から思うと、それは時空を超えた音叉の 共鳴現象 のようなものだったのではないかと私は考えている。ふとしたきっかけで、過去や未来に存在する、私の魂が共鳴を起こす。その振動が魂を揺さぶり、過去世や未来世が喚起されるのだ。

あくまでも主観的な体験である。他人を説得できるだけの確証があるわけでもない。しかし私にとって、あの北の海の果てにある島で暖炉の前で起きた現象は、紛れもなく「前世の記憶」との出会いであった。
(続く)





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最終更新日  2007.07.07 11:43:36
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