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竹内氏が語る「正統竹内文書」と北川氏が進めた「アートライン・プロジェクト」が導き出した古代日本史は非常によく似ています。
特にユーラシア大陸の西の方にいた「アマ族」「天孫族」が陸路と海路の二つのグループに分かれて日本を目指した点、彼らが目指したのは、人類の進化を促し、真の繁栄に導くことであった点なども、ほぼ一致しています。
そのため、私が2003年に竹内氏から、スメル人が陸路と海路に分かれて、日本にやって来たのだという話を聞いたとき、すぐに北川氏らの主張を思い出したので、「その話は聞いたことがある」と竹内氏に言ったら、竹内氏がひどく驚いたことを覚えています。
もっとも私は当時、「宇宙人と交信している人からその“日本人の歴史”を聞きました」などとは言えなかったので、詳しくは説明しませんでしたけどね(笑)。
では、その二つの主張の共通点を列挙しましょう。
まずどちらも、アマテラスとスサノオの誓約が、日向族の女王と出雲族の王との政略結婚であったことを看破しています。
次に、大年が三輪山のニギハヤヒであることを見抜き、ニギハヤヒこそ日本国(大和王国)の初代天皇であるとしています。
ところが日向族によってニギハヤヒは封印され、歴史から消されてしまったというところも、竹内氏の主張と同じですね。
プロットはほぼ同じ。ですが、一点だけ全く違う点があるんですね。
それは、日向族が海ルートではなく陸ルートで、出雲族は東南アジアの海ルートでそれぞれ日本に渡ってきたとしている点です。スサノオが陸ルート、アマテラスが海ルートとする「正統竹内文書」とは全くの逆です。
ここに何かの誤作動を感じるんですね。
ほぼ同じ内容なのに、肝心の部族が入れ替わっている。
何かをすり替えたのではないかという疑いがあるわけです。
その点は拙著『誰も知らない世界の御親国日本』で示唆したとおりです。
ちなみにその本の「はじめに」で私が書いた「歴史学者でも考古学者でもない人」というのは、北川氏のことです。あえて実名は伏せてあります。
最近は竹内氏が神武天皇に関する口伝を全部明かさなかったこともあり、神武天皇の出自に絡むすり替えがあったのではないかとも思うようになりましたが、これはまた別の機会にお話ししましょう。
とにかく、「アートライン・プロジェクト」では、捻じ曲げられ、改ざんされた「古代日本の創成史」を正す必要があるとして、1996年に『アーリオーン・メッセージ』が出版されました。
消された王ニギハヤヒなど出雲族に対して日向族が仕掛けた封印を解き放ち、真の歴史を日本人に知らせるべきだと主張したわけです。
そこには、アリオンのこんなメッセージも書かれています。
「日向の封印は、それぞれ封印された地域に住む人が、自分で気づき、解きに行くだろう。三四五の封印は日向の手によってかけられたのだから、日向の手によってしか解くことができない。日向の血を受け継いだ者が、この本を読み三四五の封印の知恵を得たら、四の辺上にあるたった一つのポイントに直観で気づき、自らそこへ行くだろう」
難解なメッセージですが、要は「日向族の封印は日向族の手によってのみ解くことができる」ということに尽きます。
竹内氏はまさに、「アマテラスの日向族の血を受け継いだ者」ですよね。
この宇宙の大きな動きがあったからこそ、竹内氏は極秘口伝の封印を解かなければならなかったとも解釈できるわけです。
(続く)
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