天の王朝

天の王朝

PR

×

プロフィール

白山菊理姫

白山菊理姫

フリーページ

ハーバード経済日誌


ハーバード経済日誌(2)


ハーバード経済日誌(3)


ハーバード経済日誌(4)


ハーバード経済日誌(5)


ハーバード経済日誌(6)


古代飛騨王朝を探して


海外でのダイビングあれjこれ


海外でのダイビングあれこれ2


海外でのダイビングあれこれ3


驚異のガラパゴス(1)


驚異のガラパゴス(2)


驚異のガラパゴス(3)


歴史箱


山口博教授の講演録


古典SFの世界


富山サイエンス・フィクションの世界


ETとの交信は可能か


不思議な世界


不思議な世界2


不思議な世界3


不思議な世界4


不思議な世界5


不思議な世界6


不思議な世界7


不思議な世界8


フォト・ギャラリー


雑感


誰がケネディを殺したか


誰がケネディを殺したか2


誰がケネディを殺したか3


誰がケネディを殺したか4


カストロが愛した女スパイ1


カストロが愛した女スパイ2


カストロが愛した女スパイ3


カストロが愛した女スパイ4


カストロが愛した女スパイ5


カストロが愛した女スパイ6


カストロが愛した女スパイ7


カストロが愛した女スパイ8


カストロが愛した女スパイ9


カストロが愛した女スパイ10


カストロが愛した女スパイ11


出雲族と大和族の話(パート1)


出雲族と大和族の話(パート2)


サイド自由欄

設定されていません。
2026.03.21
XML
カテゴリ: 不思議な世界
この高校二年の夏に、私の人生における大きな転機が訪れます。
一年生部員の“反乱”が起きるわけです。
もっともそれは、理に適った反乱でもありました。

学生生活を進めるうえでの高校の野球部の欠陥は、実は期末試験中に試合があることです。
通常、期末試験期間中およびその一週間前の部活動は休止となるのですが、大会があるときは例外扱いされて、一週間前であろうと期末試験中であろうと、毎日練習が続きます。

当然のことながら、「勉強も運動もできる布施君」という「世を忍ぶ仮の姿」を演じきっている私にも、勉強と運動部の両立はかなり負担になって襲ってきます。
一年生の時などは期末試験の直前、練習中に過労で倒れて、救急車で病院に運ばれたことがあったくらいです。
過労で練習中に倒れるなどということは初めての体験でしたから、自分でも驚いたわけですが、コーチ陣や監督はもっと心配して顔が引きつっていたと思います。
一人は「部活動中に野球部員が過労死」という新聞の見出しが浮かんで、冷や汗をかいたと話していました。


しかも一年生だけという特例で。

一年生の中にも一人か二人レギュラーの選手はいたはずです。
ところが彼らも練習に出てこないで、我々二年生(確か8人)と三年生の2人のみがその期間中も練習を毎日続けました。
これでうまくいくはずがありませんね。
私の中では、それまで封印していた首脳陣に対する不信感が芽生えます。

そこに追い打ちをかけるようなことが起こります。
期末試験が終わった翌日か二日目に夏の大会の一回戦があり、半ば理不尽に対する「怒り」を原動力にして、相手を三安打の一失点に抑える快投を演じて、3対1で都立の高校を破りました。
いつものように9回を一人で投げ切りましたから、150球くらいは投げたと思います。

期末試験もあり、体力的にも精神的にもへとへとになっていましたから、「これでようやく家に帰って休める」と思っていた私に、監督が「さあ、これからグラウンドに戻って練習だ!」というわけです。
「練習?」――一体何を言っているのか。今必要なのは休息であって、練習ではないという怒りがふつふつと沸き上がります。

この監督の言葉で私はブチギレました。


試合後、グラウンドに戻って練習が始まると、沸騰点を明らかに超えていた私は、すでに150球以上投げていたにも関わらず、これ見よがしに全力でキャッチャーめがけてボールを投げ込みました。
何球投げたかはもう覚えていません。
それを見かねた三年生の先輩が「おい、布施。もうやめろ、投げるな。投げたふりだけしておけ」と諭しに来ます。
でも、時すでに遅し。その時までに私の肩は壊れておりました。

次の試合は惨敗します。

その夏を最後に、私は野球部とは決別します。

その理不尽さの犠牲になったのは、私だけではありません。
二人いる先輩のうちの一人が進学できず留年、私の隣のクラスに落ちてきました。
我々の代も一人が留年し三年生をもう一度やり直し、もう一人は卒業もできませんでした。

まあ、社会に出ればこのくらいの理不尽はそこら中にあるでしょうから、いい予行練習だったとみるべきでしょう。
少なくとも今はそう考えております。
(続く)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2026.03.21 12:41:25
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

キーワードサーチ

▼キーワード検索

コメント新着

MartaTek@ President The US president raged at NATO allies o…
立山の百姓@ 尖山について はじめまして。 尖山の近くで農園を営ん…
simo@ Re:新刊『UFOと交信すればすべてが覚醒する』の解説(03/21) こんにちは。初めまして。 昨年妻が海で撮…
たぬき@ Re:ニニギの兄に祭り上げられたホアカリの正体(03/12) ホアカリ。 徐福が秦の始皇帝の使節を隠れ…

カレンダー

バックナンバー

・2026.07
・2026.06
・2026.05
2026.04
2026.03
2026.02
2026.01
2025.12
2025.11
2025.10

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: