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これは、朝日のドラクに登場している「大人のお稽古~シングルモルト一日講座」の一節です。先生は、作家の土屋守さん。シングルモルトがブームになっているとのことで、もっとシングルモルトを知ろうと講座開設の運びとなったと書いてあります。それはともかく、この講座から。シングルモルトの魅力をもう少し並べてみます。
先生自らがスコットランドのすべての蒸留所を何度も訪ね、ポットスチル(単式蒸留釜)の形状、発酵槽の大きさ、仕込み水の水源、麦芽を乾燥させるために燃やすピート(泥炭)の採取場、熟成させる木樽……と、蒸留所によって何が違うのかを、次々に説明していく。 「こうした製造工程の要素が複雑にからみあって、シングルモルトの個性、多様性をつくりだしているんです」
アイラ島のウイスキーのスモーキーな香りは、ピートによるものだそう。 「アイラ島の土地はピートでほぼ覆われています。また、泥炭化が早いので、尽きることはありません」と先生。シングルモルトの味わいは、その土地の風土がつくりあげるものなのだ。
「ARDBEGをテイスティングしてみましょう。香りは、強烈なスモーク、たき火、海のオゾン……とても特徴的ですね。スモーキーさの中に海のシーブリーズのアクセントが入っています」
いかがですか。これは記事の断片だけ紹介していますので、解かり難いかもしれませんが。シングルモルトが、なぜ希有な高価な酒なのか。少し理解できるのではないでしょうか。
なぜ、こんな記事を書いたか。それは続編に続きます。
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