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MSN自動車の特集「マイスターの逸品」シリーズから・・・ これは、SUBARUインプレッサの登場です。
WRC(世界ラリー選手権)をはじめとしたスバルのモータースポーツと、そのコンプリートカーを手がけるSTI(スバルテクニカインターナショナル)。レースで勝つために妥協を許さぬ姿勢は、現在のクルマづくりにも着実に受け継がれている。「tuned by STI」を意味する「tS」。「WRX STI tS」は、その「tS」シリーズの中でもスペシャル中のスペシャルな仕様として、開発陣の走りへの熱い魂が込められている。 自分たちのクルマづくりの中心には、つねに「人」があるとSTIは考えている。彼らが生み出すクルマは確かに「モノ」だが、設計の現場において最も強く意識するのは、あくまでクルマに乗る「人」。STIのコンプリートカーに乗るオーナーがステアリングを握った瞬間、何を感じ、どんな時を過ごすかを考えているのだ。 インプレッサ「WRX STI tS」に採用されたカーボンルーフは、カーボンファイバー(炭素繊維複合材)において世界トップレベルのシェアを誇る東レとスバル、STI、そして富士重工業航空宇宙カンパニーの技術と知見が結実して生まれた。スチール製よりもルーフ単体で5kg軽くなるカーボンルーフは、走りの純度を究極まで高める。炭素繊維複合材は軽量かつ高強度だが高価なため、使用はF1などのレーシングカーやごく一部のスーパーカーなどに限られてきた。インプレッサ「WRX STI tS」は限定車とはいえ、販売台数400台に達する市販車のため製造ラインでの生産が欠かせない。そこで、富士重工業の航空宇宙カンパニーが持つ、炭素繊維複合材の設計ノウハウや技術陣の知見をクルマづくりに反映させ、コストを抑える成形工法を確立したのだ。クルマの走りを決める軽量化、低重心化を追求した結果、市販車では数少ないカーボンルーフの採用へと行き着いた。
ベース車のインプレッサ「WRX STI」4ドア自体が、一級のスポーツセダンである。さらに「WRX STI tS」は、シャーシを中心にSTI独自のスパイスを加えることで、強靱(きょうじん)かつしなやかな走りを獲得している。STIのノウハウが凝縮されたチューニングとして、倒立式フロントストラットとスプリング、リヤダンパーとスプリングを用意。他にもSTI製のパーツを数多く装備することで、ステアリングの応答性向上や、リヤサスペンションがしなやかに動き、路面に追随する効果をもたらしている。 こうしたパーツやチューニングの中には、わずかな性能の違いしかもたらさないものもある。しかし、そのわずかな違いを積み重ねていけば、オーナーの感覚に大きな違いをもたらすことをSTIは知っている。すべては、STIらしい"強靱でしなやか"という、相反する走りの理想を実現するために。
走りの純度を高めるためには、人車一体のステアリングが欠かせない。STIの中でも「tS」を冠するインプレッサ「WRX STI tS」には、背中を押されるような圧倒的な加速に加え、右足に即反応するハイレスポンスな加速フィーリングが味付けされている。 インプレッサ「WRX STI specC」と同様に、水平対向エンジンにボールベアリングツインスクロールターボを組み合わせたことによるピークパワーの向上は、数値でもはっきりと分かる。しかし、スバルとSTIのエンジニアがこだわったのは、それだけではない。小気味よくシフトチェンジが決まる6速MTによるドライバーの右足と直結したような加速フィーリングは、特別なドライビングエクスペリエンス以外の何物でもない。スバルとSTIのクルマづくりの目に見えない効果だ。スポーツカーの"速さと気持ちよさは一体である"というSTIの信念は、このクルマにも例外なく貫かれている。
"デザインは機能に従う"という名作の方程式どおり、インプレッサ「WRX STI tS」のスタイリングには、走りの純度を極めるという目的がある。それはインテリアにおいても同じだ。ドライバーズシートに収まり、赤いプッシュエンジンスイッチを押すまでの動作で、気分が高揚することをSTIは熟知しているのだ。 STIオリジナルの本革製アクセスキーカバーは、スポーツカーらしいレッド。キーを握ってドアのロックを解除し、「tS」のロゴが刻印されたサイドシルプレートをまたぎ、RECARO製バケットタイプフロントシートに腰をおろす。赤いステッチに加え、黒刺しゅうでSTIのロゴが施されたシートは、スパルタンな造形美を表現。体にピッタリとフィットし、スポーツドライビングでも無駄な動きを生じさせない。 そして、赤いプッシュエンジンスイッチに手を伸ばし、エンジンに火を入れる。STI製の本革巻シフトノブを1速に入れたら、いよいよ、特別なドライビングエクスペリエンスのスタートだ。


オーナーは、視覚、触感、そして聴覚からも特別なコンプリートカーを手に入れたことを実感するに違いない。
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